JP4690694B2 - 空気圧縮機 - Google Patents

空気圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP4690694B2
JP4690694B2 JP2004312056A JP2004312056A JP4690694B2 JP 4690694 B2 JP4690694 B2 JP 4690694B2 JP 2004312056 A JP2004312056 A JP 2004312056A JP 2004312056 A JP2004312056 A JP 2004312056A JP 4690694 B2 JP4690694 B2 JP 4690694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
motor
value
tank
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004312056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006125237A (ja
Inventor
良雄 飯村
博明 折笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2004312056A priority Critical patent/JP4690694B2/ja
Priority to CNB2005101166113A priority patent/CN100476208C/zh
Priority to IT000757A priority patent/ITTO20050757A1/it
Priority to US11/258,018 priority patent/US7476088B2/en
Publication of JP2006125237A publication Critical patent/JP2006125237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4690694B2 publication Critical patent/JP4690694B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/08Regulating by delivery pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

本発明は、釘打機等の空気工具を駆動する圧縮空気を生成する空気圧縮機に関する。
一般に、空気工具を駆動する空気圧縮機は、モータの回転運動をクランク軸を介してシリンダ内のピストンの往復運動として変換し、ピストンの往復運動によりシリンダの吸気弁から吸い込んだ空気を圧縮するように構成されている。シリンダ内で圧縮された圧縮空気は排気弁からパイプを通して空気タンクに吐出され、このタンク内に貯留される。釘打機等の空気工具は、このタンク内に貯留された圧縮空気を利用して動作するものである。
このような従来の空気圧縮機には、まれに圧縮空気の生成能力が大きい大型の空気タンクを有する据置型のものがあるが、一般的には建築現場等に搬入して運転させることから、比較的小型の空気タンクを持った可搬型のものが多い。このため、空気タンクからの圧縮空気の吐出量が少ない、即ち圧縮空気の生成能力が比較的少ないもので、出来るだけ小型で可搬性に優れたものが要求されている。
また、空気圧縮機は、安全上の理由からタンク内の圧力が上限である所定値に達するとモータを停止させると共に、空気工具の使用によりタンク内の圧力が下限である所定値よりも下がったときモータを再起動させるような機能をもっている。この機能は空気タンク内の圧力を圧力センサで検出し、そのセンサからの信号に対応してモータの電源をオン・オフ制御することにより実現されている。
図5は、従来の空気圧縮機の動作中における圧縮空気を貯留するタンク内の圧力を示すもので、縦軸はタンク内の圧力P(MPa)を、横軸は時間T(min)をそれぞれ示す。また、Poffはモータ停止圧力を示し、Ponはモータ再起動圧力を示す。更に、PLは、タンク内の圧力の低下により釘打機等の空気工具の動作が不能となる作業限界圧力である。
このような従来技術において、モータ再起動圧力Ponは、モータ停止圧力Poffに対しある程度の差を持つように設定している。この値は、例えば、Pon<(0.9×Poff)なる値に設定している。この理由は、モータ停止圧力Poff点でモータが停止した後、タンク内の温度の下降及び空気漏れ等によりタンク内の圧力は緩やかに低下するので、PoffとPonの差が小さい場合、空気工具を使わない状態でもモータは頻繁に起動と停止とを交互に繰り返す発振状態になるので、これを防止するためである。
図5において、圧縮空気の消費量が無く、タンク内の圧力がゼロの状態でモータを起動すると、タンク内の圧力は上昇し、モータ停止圧力Poffに達したa点でモータは停止する。モータが停止した直後から圧縮空気の消費量の少ない空気工具を連続的に使用すると、タンク内の圧力は比較的緩やかに下降し、モータ再起動圧力Ponに達したb点でモータは再起動する。そしてタンク内の圧力が再び上昇し、モータ停止圧力Poffに達したc点でモータは停止する。c点でのモータ停止直後から、圧縮空気の消費量が大きい空気工具を連続的に使用すると、タンク内の圧力は急激に下降し、Ponに達したd点でモータは再起動する。しかしながら、可搬型の小型圧縮機の場合、圧縮空気の生成量がその消費量に追いつかず、タンク内の圧力は下降し続け、遂にはe点で作業限界圧力PLに達し、作業の継続はできなくなる。この場合、作業を中断し、タンク内の圧力が上昇するのを待って次の作業をしなければならない。
従来、この問題を解決するため、モータ停止圧力Poffを高めに設定し、圧縮空気の利用可能空気量を多くする手法が採られている。
例えば、タンク容積が10リットルの空気圧縮機において、作業限界圧力PLが2.0MPaとすると、モータ停止圧力Poffを、3.0MPaから3.5MPaに増加したときの利用可能空気量(大気圧換算)の変化は、100リットルから150リットルに増加する。即ち、モータ停止圧力Poffを3.0MPaから3.5MPaに上げることにより、利用可能空気量は50%増加することができる。
しかしながら、従来の小形な空気圧縮機で、モータ停止圧力Poffを上げると、圧縮空気を生成するためのシリンダ内の圧力が高くなるので、シリンダ内壁とピストンリングとの摩擦力が増加する。また、圧縮空気を生成するピストンの駆動トルクが大きくなるので、モータ等に使用されるボールベアリング、ニードルベアリング等の軸受の受ける荷重が大きくなる。
このため、従来技術においては、タンク内圧力のモータ停止圧力Poffを上げることによって利用可能空気量を増加させ、圧縮空気の消費量が大きい空気工具の連続使用可能時間を向上させようとすると、空気圧縮機の寿命が短くなってしまうという問題があった。
従って、本発明の一つの目的は、空気圧縮機の寿命及び性能を低下させない圧縮空気生成部を駆動するモータの制御技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、特に可搬型の空気圧縮機において、タンク内に貯留する圧縮空気のモータ停止圧力(Poff)を上げることによって、空気圧縮機に接続される空気工具の連続使用可能時間を長くすることにある。
本発明の上記及びその他の目的ならびに新規な特徴は、以下の本明細書の記述及び添付図面から更に明らかにされる。
上記の目的を達成するために本発明は、圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し前記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部と、前記タンク部内の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサとを有し、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記タンク部内の圧力が所定のモータ停止圧力値(Poff)まで上昇したとき前記モータを停止させ、該モータの停止後に前記タンク部内の圧力が所定のモータ再起動圧力値(Pon)まで低下したとき前記モータを起動させるように制御する空気圧縮機であって、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記モータの停止中の前記タンク部内の圧力(P)の所定時間(ΔT)に対する圧力変化率(ΔP/ΔT)を求め、該圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも大きいことが検出されたときは、前記タンク部内の圧力(P)がモータ再起動圧力値(Pon)まで低下する前に前記モータを再起動し、前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも小さいときは、前記タンク部内の圧力(P)が前記モータ再起動圧力値(Pon)まで低下してから、前記モータを再起動すると共に、前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも大きいことが検出されたときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を、予め設定した値よりも大きい圧力値に再設定し、その後、前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも小さいことが検出されたときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を再設定した値から予め設定した小さい値に戻すように再設定するように制御することに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し前記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、該駆動部を制御するための制御回路部と、前記タンク部内の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサとを有し、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記タンク部内の圧力が所定のモータ停止圧力値(Poff)まで上昇したとき前記モータを停止させ、該モータの停止後に前記タンク部内の圧力が所定のモータ再起動圧力値(Pon)まで低下したとき前記モータを起動させるように制御する空気圧縮機であって、前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記モータの停止中の前記タンク部内の圧力(P)の第1の所定時間(ΔT1)に対する第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)と、第1の所定時間(ΔT1)よりも長い第2の所定時間(ΔT2)に対する第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)を求め、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)が第1の所定値より大きいとき、又は前記第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が第2の所定値よりも大きいときは、前記タンク部内の圧力(P)がモータ再起動圧力値(Pon)まで低下する前に前記モータを再起動し、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)及び第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が、それぞれ前記第1の所定値及び第2の所定値より小さいときは、前記タンク部内の圧力(P)が前記モータ再起動圧力値(Pon)まで低下してから前記モータを再起動するように制御することにある。
本発明の他の特徴は、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)が第1の所定値よりも大きいとき、及び/又は第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が第2の所定値よりも大きいときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を設定された値よりも大きい圧力値に再設定し、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)及び第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が、それぞれ前記第1の所定値及び第2の所定値より小さいときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を設定された値よりも小さい圧力値に再設定するようにしたことにある。
上述した本発明の特徴によれば、タンク部内の圧縮空気の圧力低下率が所定値より大きい場合、モータを直ちに起動させてタンク部内の圧力が所定のモータ停止圧力値(Poff)に上昇したときにそのモータを停止させ、一方、その圧力低下率が所定値以下の場合、タンク部内の圧縮空気の圧力が所定のモータ再起動圧力値(Pon)に下降したときにモータを起動させ、タンク部内の圧縮空気の圧力が前記モータ停止圧力値(Poff)より低い所定圧力値に上昇した時点でモータを停止させるように制御する。従って、圧縮空気の消費量が少ないときは、モータ停止圧力を下げることにより、高圧でのモータ駆動を止め、その結果、駆動部のシリンダ内壁とピストンリングの摩耗及び軸受部の荷重を低減でき、空気圧縮機の寿命を長くできる。
上述した本発明の(3)項の特徴によれば、比較的短い時間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)によって、空気消費量の比較的多い状態を早い時期に検出できる。一方、比較的長い時間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)によって、空気工具を断続的に使用する場合など短い時間(ΔT1)では検出できない比較的大きい圧力低下(ΔP2)を、比較的長い時間(ΔT2)で検出できる。これによって、効率の良い圧力制御が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図4を参照して詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
図1は本発明の空気圧縮機の外観を示す正面図、図2は本発明の空気圧縮機に従う電気的系統及び機械的系統を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明にかかる空気圧縮機1は、圧縮空気を貯留するタンク部10と、該タンク部10内の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサ11と、圧縮空気を生成する圧縮空気生成部20と、該圧縮空気生成部20を駆動するためのモータ30a(図2参照)を有する駆動部30と、筐体内に構成され、駆動部のモータ30aの起動・停止(オン・オフ)を制御する制御回路部33を具備している。
タンク部10は、紙面を横切る方向において並行に配置された一対の円筒状タンク10Aより構成され、圧縮空気を貯留する。圧縮空気は圧縮空気生成部20で生成され、その吐出口よりパイプ(空気流通路)21を通してタンク10Aに供給される。供給された圧縮空気は、タンク10A内で、例えば2.0〜3.5 MPaの圧力を有する。
タンク10Aの一部には安全弁10Bが取り付けられており、タンク10A内の圧力が異常に高くなったときに、その圧縮空気の一部を外部に吐出させて異常な圧力上昇を防止している。また、タンク10Aには、一対の圧縮空気取出口18及び19が設けられている。それら圧縮空気取出口18及び19は、減圧弁12及び13を介してカプラ(流体継手)14及び15に接続されている。カプラ14及び15には、釘打機等の空気工具41及び42(図2参照)がエアホースによって接続される。
減圧弁12及び13は、入口側(タンク側)の圧縮空気の圧力の大きさにかかわらず、出口側(カプラ側)の圧縮空気の最高圧力を一定に抑える機能を持つ。例えば、減圧弁12、13が最高圧力2.0MPaのものを使用した場合、タンク10A内の圧縮空気の圧力が2.0MPa以上であっても、減圧弁12、13からは2.0MPa以下の圧縮空気しか出力されない。従って、減圧弁12及び13の出口側からは、タンク10A内の圧力にかかわらず、上記の最高圧力以下の圧力を持つ圧縮空気が得られる。
減圧弁12及び13には圧力計16及び17が取り付けられており、減圧弁12及び13の出口側の圧力をモニタできるように構成されている。
圧力センサ11は、タンク10Aの一部に取り付けられ、タンク10A内の圧縮空気の圧力を検出する。この検出信号は後述の制御回路部33に送られ、図2に示した駆動部30のモータ30aを起動または停止させるためのモータ駆動回路30bを制御する。
圧縮空気生成部20は、モータ30aの回転運動を往復運動に変換し、図示しないピストンを往復させて圧縮空気を生成する構造となっている。即ち、シリンダ内でピストンを往復運動させ、シリンダの吸気弁からシリンダ内に引き込まれた空気を圧縮することにより圧縮空気を加工し、その圧縮空気をシリンダヘッドに設けられた排気弁からパイプ21に吐出させて、パイプ21を通してタンク10Aに貯留させるものである。例えば、このような圧縮空気生成部(圧縮機本体)の構造は、本願と同一出願人により出願された、公開特許公報「特開平11−280653号公報」に開示された技術を適用できる。
空気圧縮機1には、電源コード1aを介して商用交流電源(例えば、100V、50/60Hzの単相交流電源)31が供給される。
図2に示す空気圧縮機のブロック図において、商用電源31は主スイッチ32を介して電源回路34に供給される。電源回路34は、交流電源31を整流するための整流回路を含み、制御回路部33及び駆動部30に直流電源を供給する。
駆動部30に備えられたモータ30aは、例えば直流モータから成り、モータ駆動回路30bにより、モータ30aが駆動される。モータ駆動回路30bは制御回路部33によって制御され、この制御回路部33によってモータの駆動回路30bがオンされればモータ30aは起動し、逆に、モータの駆動回路30bがオフされればモータ30aは停止するように制御される。
制御回路部33はマイクロコンピュータ33aから構成される。このマイクロコンピュータ33aは、演算、制御プログラムを実行する中央処理装置CPU、CPUの制御プログラム等を格納するリードオンリメモリROM、CPUの作業領域やデータの一時記憶領域などとして利用されるランダムアクセスメモリRAM、タイマTIM、及び入出力ポートIOPなどの機能ブロックから構成され、これらは内部バスBUSによって相互に接続されている。このマイクロコンピュータ33aの機能ブロックの構成自体は半導体集積回路技術によって半導体基板上に形成された周知のIC(集積回路装置)を適用できる。
タンク10Aに取り付けられた圧力センサ11の検出信号はマイクロコンピュータ33aの入出力ポートIOPに入力され、ROMに内蔵された制御プログラム及びRAMに記憶されたデータに基づいて、CPUにより上記モータの駆動回路30bを制御して、モータ30aを起動または停止(オンまたはオフ)させる。
次に、図3に示したフローチャートを参照して、制御回路部33(マイクロコンピュータ33a)に設定された空気圧縮機の動作プログラムについて説明する。
主スイッチ32(図2参照)をオンさせてスタートさせた後、ステップ100に進む。
まず、ステップ100において初期設定を行い、モータの駆動回路30bをオフにしてモータ30aを停止状態にし、タンク10A内圧力のモータ停止圧力であるモータ停止圧力Poff2を、Poff2=3.5MPaに設定する。
次にステップ101において、圧力センサ11によって検出された圧力データであって、1秒経過毎に順次60秒まで変化する60個の圧力データを記憶する61個のRAMの圧力データメモリ配列P(0)〜P(60)を0(初期値)にクリアする。このRAMのメモリ配列P(0)〜P(60)は、後述する3秒間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)と、60秒間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)とを1秒毎に算出するためのものである。即ち、モータ停止期間中に短時間にタンク10A内の大量の圧縮空気が消費される場合と、長時間に渡って比較的大量の圧縮空気が消費される場合と、圧縮空気の消費量が少ない場合との3者を識別するために使われる。ステップ101のデータ配列の初期化が完了したら、ステップ102で、モータが回転する。
ステップ103において、1秒周期でタンク10A内の圧縮空気の圧力を検出し、新データを圧力データメモリ配列P(0)〜P(60)に順次取り込む。
ステップ104において、直列接続されたデータメモリ配列P(0)〜P(60)内で圧力データの移動を行う。即ち、データメモリ配列の最後のメモリP(60)に格納されていたデータを廃棄し、メモリP(59)に格納されていたデータをメモリP(60)に移し、メモリP(58)に格納されていたデータをメモリP(59)に移し、同様にして、メモリP(0)に格納されていたデータをP(1)に移し、新しいデータをメモリP(0)に格納する。
ステップ105において、最新のタンク10A内の圧力が記憶されたメモリP(0)の圧力データが、モータ停止圧力Poffより大きいか否かを判定し、YESの場合、即ちP(0)>Poffの場合、ステップ106に進みモータ30aの停止の設定をしてステップ103に戻る。逆に、判定がNOの場合、即ち、P(0)≦Poffの場合、ステップ107にてモータの運転状態を判定する。
ステップ107にて、モータ30aの回転がある場合(YESの場合)、ステップ103に戻る。逆に判定がNO(停止)の場合、ステップ108に進む。
ステップ108にて、短時間(3秒間)の圧力低下率の大小を判定し、判定がYESの場合、即ち、圧力低下率(P(3)−P(0))/3>0.0125MPa/secとなる場合、タンク10A内の圧縮空気の消費量が多いと判断されるので、タンク10A内の蓄積空気量を多くするために、ステップ109にて、モータ停止圧力PoffをPoff2=3.5MPaに設定し、ステップ114にてモータ30aを停止状態から回転状態に設定してステップ103に戻る。
ステップ108の判定がNOの場合、即ち、圧力低下率(P(3)−P(0))/3 ≦0.0125MPa/secの場合、短時間における圧縮空気の消費量は少ないと判断されるが、長時間に渡る消費量は多いかも知れないので、ステップ110にて長時間(60秒間)の圧力低下率の大小を判定する。
ステップ110にて、判定がYESの場合、即ち、長時間の圧力低下率(P(60)−P(0))/60>0.4MPa/min(=0.0067MPa/sec)の場合、圧縮空気の消費量が多いと考えられるので、タンク10A内の蓄積空気量を多くするために、ステップ111にて、モータ停止圧力PoffをPoff2=3.5MPaに設定し、ステップ114にてモータを停止状態から回転状態に設定してステップ103に戻る。
ステップ110の判定がNOの場合、即ち、長時間の圧力低下率(P(60)−P(0))/60≦0.4MPa/min(=0.0067MPa/sec)の場合、空気消費量は少ないと考えられるので、ステップ112にてタンク10A内の圧力P(0)がモータ再起動圧力Pon=2.6MPaまで低下したかどうかを判定する。
ステップ112にて、判定がYES、即ちタンク内の圧力がモータ再起動圧力Pon=2.6MPaより下回ったと判断されるので、ステップ113にてモータ停止圧力Poffを上記モータ停止圧力値Poff2=3.5MPaより低い所定値Poff1=3.0MPaに設定して、ステップ114にてモータ30aを停止状態から回転状態に設定してステップ103に戻る。ここでモータ停止圧力Poffを、Poff2=3.5MPaより低い所定値Poff1=3.0MPaに設定する理由は、圧縮空気の消費量の少ない場合は、タンク10A内の蓄積空気量が少なくても支障ないと判断し、モータ停止圧力Poffを下げることによって、ピストンリング等への無駄な荷重を避けて空気圧縮機の寿命を延ばすためである。
ステップ110にて、判定がNOの場合、即ち、タンク内の圧力がモータ再起動圧力Pon=2.6MPaより大きいときは、圧縮空気量の過不足無しと判断されるので、何もせずにステップ103に戻る。
次に、上述したフローチャート(図3参照)に従った空気圧縮機の動作例について図4を参照して説明する。図4は、縦軸にタンク10A内の圧縮空気の圧力(タンク内圧力)P(MPa)及びモータ30aに流れる駆動電流Idを示し、横軸に時間T(min)を示したものである。
図4において、Poff1及びPoff2は、図3を参照して説明したモータ停止圧力を示す。即ち、上述したように、圧縮空気の消費量が比較的多く、タンク10A内の圧縮空気の圧力低下率(ΔP/ΔT)が所定値より大きい値で減少した場合、モータ30aの回転(起動)によりその圧力を上昇させるが、タンク10A内の圧縮空気の圧力が予定された所定値に達したときモータ30aを停止させなければならない。このモータを停止させるときの圧力の所定値が、モータ停止圧力Poff1及びPoff2である。モータ停止圧力Poff2は、3.5MPaに設定され、モータ停止圧力Poff1は、Poff2=3.5MPaより低い値3.0MPaに設定されている。
一方、Ponは、モータ再起動圧力を示す。即ち、圧縮空気の消費量が比較的少なく、タンク10A内の圧縮空気の圧力低下率(ΔP/ΔT)が所定値より小さい値で減少した場合、モータ30aを起動させることなく、タンク10A内の圧縮空気の圧力がモータ再起動圧力である所定値に降下するのを待ってモータ30aを起動させるが、このモータを起動させるときの圧力の所定値が、モータ再起動圧力Ponである。上述のとおり、Pon=2.6MPaに設定されている。
PLは作業限界圧力である。即ち、タンク10A内の圧縮空気の圧力が釘打機等の空気工具に利用できる限界値であることを示す。本実施形態の空気工具では、PL=2.0MPaに設定されている。
なお、図4において、点線で示したタンク内の圧力の経時変化は、圧力低下率(ΔP/ΔT)を検出しないで制御する従来方式による特性を示す。
図4において、a点の状態は、タンク10A内の圧縮空気の圧力PがPoff2=3.5MPaまで上昇し、モータ30aが停止している状態である。
a点から、例えば短時間での圧縮空気の消費量が比較的多い釘打機による大径釘の連続釘打ちが始まる場合について見ると、大量に圧縮空気が消費されるため、タンク内の圧力は急速に低下する。この場合、図5に示したような従来の制御方式に従うとき、消費時のタンク内圧力の圧力低下率(ΔP/ΔT)は無視されて制御されるので、タンク内の圧力はa点からb´点まで急速に低下し、b´点でモータ再起動圧力Ponに達するとモータ30aが再起動する。従って、タンク内の圧力の低下は緩和されるものの、圧力低下の現象は依然として継続し、c´点で作業限界圧力PLに達し、釘打機の使用ができなくなる。従って短時間消費量が多い釘打機の連続作業時間はa点からc´点となる。
一方、図3に示した本発明の制御方式に従って、タンク内圧力の圧力低下率(ΔP/ΔT)を検出して制御する場合は、a〜b間で短時間(3秒間)における圧力低下率(ΔP1/ΔT1)(=(P(3)−P(0))/3)を検出する。この短時間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)が所定値(0.0125MPa/sec)より大きい場合、即ち、(P(3)−P(0))/3>0.0125MPa/secの場合、制御回路部33は、モータ停止圧力PoffをPoff2=3.5MPaに設定し、圧力低下率を検出した後、直ちにb点でモータ30aを再起動させる。このため、モータ30aの起動時期が早まるので、圧力低下率が緩和され、作業限界圧力PLに降下するまでの時点がc点となり、実線b〜cのようにタンク内の圧力の低下は緩和され、作業限界圧力PL(2.0MPa)に降下するまでの作業時間を長くできる。
このように、本発明に従えば、タンク10A内の圧縮空気の圧力に大きな圧力低下が検出されると、直ちにモータ30aが再起動するので、その時点からタンク内の圧力の低下は緩和される。このため、実線b〜cに沿ってタンク内の圧力が作業限界圧力PLに達するものの、従来の点線b´〜c´に沿う圧力低下に比較して連続作業時間を大幅に長くできる。
次に、d点において、長時間での圧縮空気の消費量が比較的多い釘打機による中径釘の連続釘打ちが始まると、上記a〜b〜cに沿う消費量より少ないが、長時間大量に圧縮空気が消費されるためタンク内の圧力は急速に低下する。 図5に示す従来方式によれば、タンク内圧力の圧力低下率(ΔP/ΔT)を検出しないで制御するので、タンク内の圧力がd点からe´点まで急速に低下し、e´点でモータ再起動圧力Ponに達するとモータ30aが再起動する。従って、タンク内の圧力の低下は緩和されるものの圧力低下の現象は依然として継続し、f´点で作業限界圧力PLに達し、釘打機の使用ができなくなる。従って、この場合の連続作業時間はd点からf´点までである。
一方、図3に示した本発明の制御方式に従って、タンク内圧力の圧力低下率(ΔP/ΔT)を検出して制御する場合は、d〜e間で長時間(60秒間)における圧力低下率(ΔP2/ΔT2)(=(P(60)−P(0))/60)を検出する。この短時間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)が所定値0.4MPa/min(=0.0067MPa/sec)より大きい場合、即ち、(ΔP2/ΔT2)=(P(60)−P(0))/60>0.4MPa/min(=0.0067MPa/sec)の場合、制御回路部33は、モータ停止圧力PoffをPoff2=3.5MPaに設定し、直ちにe点でモータ30aを再起動させる。
このため、モータ30aの起動時期が早まるので、実線e〜fに沿うようにタンク内の圧力の低下が緩和される。即ち、タンク内の圧縮空気の圧力に比較的大きな圧力低下が検出されると直ちにモータ30aが再起動するので、その時点からタンク内の圧力の低下は緩和される。従って、実線e〜fに沿ってタンク内の圧力の低下が作業限界圧力PLに達するものの、従来の点線e´〜f´に沿う圧力低下に比べて連続作業時間を長くできる。
次に、g点において、例えば圧縮空気の連続消費量が比較的少ない釘打機による小径釘の連続釘打ちが始まると、圧縮空気の消費量が少ないためタンク内の圧力は緩やかに低下する。この場合、タンク内圧力の短時間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)及び長時間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)が所定値(0.0125MPa/sec及び0.4MPa/min(=0.0067MPa/sec))より小さいので、圧力低下率(ΔP/ΔT)を検出しないで制御する従来方式と同様に、タンク内の圧力がg点からh点まで低下し、h点でタンク内のモータ再起動圧力Pon=2.6MPaに達すると、モータ30aを再起動させる。これによってタンク内の圧力の低下は緩和され、i点で釘打ち作業が終わるとタンク内の圧力は急激に上昇する。作業終了後、モータの再起動によりタンク内の圧力が上昇し、その圧力が所定値に達したとき、モータを停止させるが、本発明によれば、モータ30aを停止させるときのモータ停止圧力Poffは、従来のPoff2=3.5MPaより低い値Poff1=3.0MPaに設定される。この値は、例えば、Poff2の0.8〜0.9倍に設定される。
即ち、g〜hにおいて、タンク内圧力の圧力低下率((ΔP/ΔT)を検出しない従来方式の場合、モータ停止圧力Poffは圧力低下率の大小にかかわらず一義的にPoff2=3.5MPaに設定されるので、j´点でタンク内の圧力が3.5MPaに達したときにモータが停止する。一方、本発明に従えば、短時間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)及び長時間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)を検出し、その圧力低下率が所定値以下と判定した結果に基づいて、h点でモータ30aを再起動させると共に、モータ停止圧力の再設定を行い、モータ停止圧力PoffをPoff1=3.0MPaと変更するので、タンク内の圧力が、j点で3.0MPaに達するとモータが停止する。このために、タンク10A内の圧縮空気の消費量が少ない場合は、空気圧縮機は低い圧力で運転されるので、シリンダの摩耗や軸受類の荷重が小さくなり、空気圧縮機の寿命を長くすることができる。
以上の本発明の実施形態より明らかなように、本発明の空気圧縮機によれば、制御回路部は、タンク内の圧縮空気の圧力低下率を検出し、圧縮空気の消費量が少ない場合、即ち圧力低下率が所定値より小さい場合、モータ停止圧力(Poff)をPoff2より低い値Poff1に自動的に設定し直すので、空気圧縮機の負荷を軽減させて、その寿命を長くすることができる。
更に、本発明に従えば、圧縮空気の消費量が多い場合、即ちタンク内の圧縮空気の圧力低下率が大きい場合、モータを直ちに再起動させると共に、モータ停止圧力(Poff)を、上記圧縮空気の消費量が少ない場合のPoff1より大きい値Poff2に再設定することによって、空気圧縮機に接続される釘打機等の空気工具の連続使用可能時間を長くすることができる。このようにして、本発明は特に小型で可搬型の空気圧縮機に適用して著しい効果を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
上述の実施形態では、短時間の圧力低下率(ΔP1/ΔT1)の検出時間を3秒に設定したが、3秒以下の他の時間に設定しても良い。一方、長時間の圧力低下率(ΔP2/ΔT2)の検出時間は60秒に設定したが、空気工具の圧縮空気の消費量や作業時間に応じて60秒以上または60秒以下の他の時間に設定しても良い。また、短時間と長時間の両者の圧力低下率を使用しないで、単一の圧力低下率に基づいて制御しても良い。
更に、検出した圧力低下率と比較するための所定値(基準値)は、空気圧縮機のタンク容積及び圧縮空気の生成能力、あるいは空気工具の圧縮空気の消費量及び作業時間等を考慮して他の所定値に設定しても良い。
本発明に係る空気圧縮機の一実施形態の外観を示す正面図。 本発明に係る空気圧縮機の一実施形態を示すブロック図。 本発明に係る空気圧縮機の制御に用いられるプログラムの一実施形態を示すフローチャート。 本発明に係る空気圧縮機の一実施例の動作を説明するための圧力変化曲線図。 従来例に係る空気圧縮機の動作を説明するための圧力変化曲線図。
符号の説明
1:空気圧縮機 1a:電源コード 10:タンク部 10A:圧力タンク
10B:安全弁 11:圧力センサ 12、13:減圧弁
14、15:カプラ 16、17:圧力計 18、19:取出口
20:圧縮空気生成部 21:パイプ 30:駆動部 30a:モータ
30b:モータ駆動回路 31:電源 32:主スイッチ
33:制御回路部

Claims (3)

  1. 圧縮空気を貯留するタンク部と、
    圧縮空気を生成し前記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、
    該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、
    該駆動部を制御するための制御回路部と、
    前記タンク部内の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサとを有し、
    前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記タンク部内の圧力が所定のモータ停止圧力値(Poff)まで上昇したとき前記モータを停止させ、該モータの停止後に前記タンク部内の圧力が所定のモータ再起動圧力値(Pon)まで低下したとき前記モータを起動させるように制御する空気圧縮機であって、
    前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記モータの停止中の前記タンク部内の圧力(P)の所定時間(ΔT)に対する圧力変化率(ΔP/ΔT)を求め、
    該圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも大きいことが検出されたときは、前記タンク部内の圧力(P)がモータ再起動圧力値(Pon)まで低下する前に前記モータを再起動し、
    前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも小さいときは、前記タンク部内の圧力(P)が前記モータ再起動圧力値(Pon)まで低下してから、前記モータを再起動すると共に、前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも大きいことが検出されたときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を、予め設定した値よりも大きい圧力値に再設定し、その後、前記圧力変化率(ΔP/ΔT)が所定値よりも小さいことが検出されたときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を再設定した値から予め設定した小さい値に戻すように再設定するように制御することを特徴とする空気圧縮機。
  2. 圧縮空気を貯留するタンク部と、
    圧縮空気を生成し前記タンク部に供給するための圧縮空気生成部と、
    該圧縮空気生成部を駆動するためのモータを有する駆動部と、
    該駆動部を制御するための制御回路部と、
    前記タンク部内の圧縮空気の圧力を検出するための圧力センサとを有し、
    前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記タンク部内の圧力が所定のモータ停止圧力値(Poff)まで上昇したとき前記モータを停止させ、該モータの停止後に前記タンク部内の圧力が所定のモータ再起動圧力値(Pon)まで低下したとき前記モータを起動させるように制御する空気圧縮機であって、
    前記制御回路部は、前記圧力センサの検出信号に基づき、前記モータの停止中の前記タンク部内の圧力(P)の第1の所定時間(ΔT1)に対する第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)と、第1の所定時間(ΔT1)よりも長い第2の所定時間(ΔT2)に対する第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)を求め、
    前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)が第1の所定値より大きいとき、又は前記第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が第2の所定値よりも大きいときは、前記タンク部内の圧力(P)がモータ再起動圧力値(Pon)まで低下する前に前記モータを再起動し、
    前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)及び第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が、それぞれ前記第1の所定値及び第2の所定値より小さいときは、前記タンク部内の圧力(P)が前記モータ再起動圧力値(Pon)まで低下してから前記モータを再起動するように制御することを特徴とする空気圧縮機。
  3. 請求項2において、前記制御回路部は、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)が第1の所定値よりも大きいとき、及び/又は第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が第2の所定値よりも大きいときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を設定された値よりも大きい圧力値に再設定し、前記第1の圧力変化率(ΔP1/ΔT1)及び第2の圧力変化率(ΔP2/ΔT2)が、それぞれ前記第1の所定値及び第2の所定値より小さいときは、前記モータ停止圧力値(Poff)を設定された値よりも小さい圧力値に再設定することを特徴とする空気圧縮機。
JP2004312056A 2004-10-27 2004-10-27 空気圧縮機 Active JP4690694B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312056A JP4690694B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 空気圧縮機
CNB2005101166113A CN100476208C (zh) 2004-10-27 2005-10-26 空气压缩机
IT000757A ITTO20050757A1 (it) 2004-10-27 2005-10-26 Compressore d'aria
US11/258,018 US7476088B2 (en) 2004-10-27 2005-10-26 Air compressor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312056A JP4690694B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 空気圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006125237A JP2006125237A (ja) 2006-05-18
JP4690694B2 true JP4690694B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=36461091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004312056A Active JP4690694B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 空気圧縮機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7476088B2 (ja)
JP (1) JP4690694B2 (ja)
CN (1) CN100476208C (ja)
IT (1) ITTO20050757A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3730788A1 (en) 2019-04-25 2020-10-28 Max Co., Ltd. Air compressor

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5205032B2 (ja) * 2007-10-31 2013-06-05 株式会社日立産機システム 空気圧縮装置および空気圧縮機本体の制御装置
US8021122B2 (en) * 2008-07-24 2011-09-20 Gatr Technologies Inflation control apparatus for an inflatable object with two chambers
JP5464399B2 (ja) * 2008-10-09 2014-04-09 日立工機株式会社 空気圧縮機
JP5698912B2 (ja) * 2010-03-05 2015-04-08 株式会社日立産機システム 圧縮機
JP5333319B2 (ja) * 2010-03-31 2013-11-06 日立工機株式会社 空気圧縮機
NZ602761A (en) * 2010-04-20 2015-04-24 Sandvik Intellectual Property Air compressor system and method of operation
US8641967B2 (en) * 2011-02-23 2014-02-04 Applied Silver, Inc. Anti-microbial device
EP2758668B1 (en) * 2011-09-22 2020-04-15 Koki Holdings Co., Ltd. Air compressor
US20130327419A1 (en) * 2012-02-22 2013-12-12 Applied Silver, Inc. Antimicrobial device
US20150275897A1 (en) * 2012-09-21 2015-10-01 Sandvik Surface Mining Method and apparatus for decompressing a compressor
CN103382929A (zh) * 2013-07-31 2013-11-06 博浪柯(浙江)机电制造有限公司 汽油动力空压机
US11618696B2 (en) 2013-08-15 2023-04-04 Applied Silver, Inc. Antimicrobial batch dilution system
US10640403B2 (en) 2013-08-15 2020-05-05 Applied Silver, Inc. Antimicrobial batch dilution system
JP2015065729A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日立工機株式会社 モータの起動制御装置および空気圧縮機
JP2015065730A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 日立工機株式会社 モータの起動制御装置および空気圧縮機
US10000881B2 (en) 2013-12-06 2018-06-19 Applied Silver, Inc. Method for antimicrobial fabric application
JP6220303B2 (ja) * 2014-03-27 2017-10-25 株式会社神戸製鋼所 圧縮装置および圧縮装置の制御方法
JP7010578B2 (ja) * 2015-08-07 2022-01-26 マックス株式会社 エアコンプレッサ
US20170050870A1 (en) 2015-08-21 2017-02-23 Applied Silver, Inc. Systems And Processes For Treating Textiles With An Antimicrobial Agent
US20200123700A1 (en) 2017-03-01 2020-04-23 Applied Silver, Inc. Systems and processes for treating textiles with an antimicrobial agent
US11466675B2 (en) 2017-03-30 2022-10-11 Eaton-Max, Inc. Air compressor and methods of operation
US10578089B2 (en) 2017-03-30 2020-03-03 Eaton-Max, Inc. Air compressor noise dampener
IT201700043015A1 (it) * 2017-04-19 2018-10-19 Abac Aria Compressa Compressore provvisto di pressostato elettronico e procedimento per regolare la pressione in un tale compressore.
US11852131B2 (en) * 2017-09-25 2023-12-26 Carrier Corporation Pressure safety shutoff
JP7200650B2 (ja) * 2018-12-14 2023-01-10 コニカミノルタ株式会社 物性測定装置および画像形成装置
JP7293869B2 (ja) * 2019-05-29 2023-06-20 マックス株式会社 空気圧縮機
US11320843B2 (en) * 2019-10-17 2022-05-03 Dongguan Hesheng Machinery & Electric Co., Ltd. Air compression system with pressure detection
JP7409186B2 (ja) * 2020-03-23 2024-01-09 マックス株式会社 空気圧縮機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104990A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Tokico Ltd 空気圧縮機
JPH02221691A (ja) * 1989-02-22 1990-09-04 Hokuetsu Kogyo Co Ltd コンプレッサ自動発停方法
JPH07167102A (ja) * 1993-12-17 1995-07-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 高圧ポンプにおける圧力制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11280653A (ja) 1998-03-31 1999-10-15 Hitachi Koki Co Ltd 可搬型圧縮機
DE102004007882B4 (de) * 2003-03-31 2009-12-10 Hitachi Koki Co., Ltd. Luftkompressor und Verfahren zu seinem Steuern
EP1465029B1 (de) 2003-04-01 2006-06-14 Festo AG & Co Steuergerät, Steuermodul, Modulbatterie und Steuerungssystem

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104990A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Tokico Ltd 空気圧縮機
JPH02221691A (ja) * 1989-02-22 1990-09-04 Hokuetsu Kogyo Co Ltd コンプレッサ自動発停方法
JPH07167102A (ja) * 1993-12-17 1995-07-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 高圧ポンプにおける圧力制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3730788A1 (en) 2019-04-25 2020-10-28 Max Co., Ltd. Air compressor
US11274674B2 (en) 2019-04-25 2022-03-15 Max Co., Ltd. Air compressor

Also Published As

Publication number Publication date
US7476088B2 (en) 2009-01-13
US20060110258A1 (en) 2006-05-25
CN100476208C (zh) 2009-04-08
CN1766334A (zh) 2006-05-03
ITTO20050757A1 (it) 2006-04-28
JP2006125237A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690694B2 (ja) 空気圧縮機
US8784070B2 (en) Air compressor
JP4069450B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
EP3779191B1 (en) Air compressor
US8894381B2 (en) Compressor capacity control method and device for controlling the capacity of a compressor
JP4033087B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
JP4009950B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
JP2005016330A (ja) 圧力スイッチ機構及びこれを用いた空気圧縮機
JP4009949B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
JP2004306230A (ja) クーラントポンプ装置およびドリル装置
JP4973857B2 (ja) 空気圧縮機
JP4395836B2 (ja) 空気圧縮機の制御方法
JP3985718B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
WO2019102631A1 (ja) 空気圧縮機
JP5263057B2 (ja) 空気圧縮機
JP5560837B2 (ja) 空気圧縮機
JP5077589B2 (ja) 空気圧縮機及びその制御方法
JP6676961B2 (ja) 空気圧縮機
JP2011064113A (ja) 自動圧力タンク式ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100407

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100422

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100618

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4690694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150225

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350