JP4690068B2 - 環境効率算出システム及び環境効率算出プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば製品の生産工程における環境負荷をもとに、該生産工程における環境効率を評価するための環境効率算出システム及び環境効率算出プログラムに関するものである。
近年、環境問題に対する関心が高まるにつれ、製品の生産工程において発生する環境負荷の低減が求められている。そして、環境負荷を算出する手法・システムとしては、上記生産工程も含めた製品に関わる全ての工程で発生する環境負荷を計測・算出するライフサイクルアセスメント(以下、LCAと称す)と呼ばれる手法や、特許文献1に記載されているような環境負荷算出システムが従来より知られている。
特開平11−161709号公報
ここで、LCAについて説明する。LCAとは、製品の一生を通して環境に与える負荷を計測・算出する手法であって、製品の原材料の採取から生産、流通、使用を経て廃棄・リサイクルまでの全ての過程・工程における環境負荷を算出し、評価する手法である。
また、特許文献1に記載の環境負荷算出システムは、製品の生産工程を、原材料の採取工程、その精製工程、部品や半製品の加工工程、組立工程等に分類するとともに、各工程における環境負荷を夫々算出し、ネットワーク等を利用して集計することで製品の生産工程における環境負荷の合計を算出するものである。
環境負荷のより低い(すなわち、環境に優しい)製品を生産したり、環境負荷の低い生産工程を実現することは重要な問題ではあるものの、そのような製品を生産したり生産工程を実現することで、生産効率の著しい悪化やコスト高を招くのであれば、そのような製品や生産工程は極めて実用性に乏しいと言える。そこで、環境負荷とともに生産工程における生産効率等の付加価値を同時に算出・評価することが可能なシステム及びプログラムが求められている。
しかしながら、LCAや特許文献1の環境負荷算出システムでは、環境負荷の算出・評価こそ可能であるものの、付加価値をも同時に評価することはできない。
そこで、本発明は、上述したような問題に鑑みなされたものであって、環境負荷とともに付加価値をも同時に評価するための環境効率算出システム及び環境効率算出プログラムを提供しようとするものである。
上記課題を達成するために、請求項1に記載された発明は、製品の生産工程における環境効率を算出するための環境効率算出システムであって、生産工程毎の加工データを算出するための加工データ算出手段と、生産工程毎の付加価値に係るデータを算出するための付加価値データ算出手段と、前記加工データ算出手段によって算出された生産工程毎の加工データを基に生産工程において発生した環境負荷の総和を演算するための環境負荷総和量演算手段と、前記付加価値データ算出手段によって算出された生産工程毎の付加価値に係るデータを基に付加価値の総和を演算するための付加価値総和量演算手段と、その付加価値総和量演算手段によって算出された付加価値の総和と前記環境負荷総和量演算手段によって算出された環境負荷の総和とに基づいて環境効率を演算するための環境効率演算手段と、前記各データ及び演算手段による演算値を記憶するための記憶手段と、前記環境効率を出力するための出力手段とを備えており、前記環境効率演算手段が、前記付加価値総和量演算手段によって算出された付加価値の総和と前記環境負荷総和量演算手段によって算出された環境負荷の総和との比として環境効率を演算することを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明は、請求項1の発明において、少なくとも下記の演算式で演算される生産効率を付加価値の総和として得ることを特徴とするものである。
演算式:(生産効率)=1/Σ(生産工程における各加工機での加工時間)
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2の発明において、少なくとも下記の演算式で演算される段取り効率を付加価値の総和として得ることを特徴とするものである。
演算式:(段取り効率)=1/(生産工程における段取り回数の総和)
請求項4に記載された発明は、コンピュータにおいて、製品の生産工程における環境効率を算出するための環境効率算出プログラムであって、生産工程毎の加工データを算出する第一のステップと、生産工程毎の付加価値に係るデータを算出する第二のステップと、前記第一のステップにおいて算出された生産工程毎の算出された生産工程毎の加工データを基に生産工程において発生した環境負荷の総和を演算する第三のステップと、前記第二のステップにおいて算出された生産工程毎の付加価値に係るデータを基に付加価値の総和を演算する第四のステップと、前記付加価値の総和と前記環境負荷の総和との比として環境効率を算出する第五のステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項4の発明において、第四のステップを、下記の演算式で求められる生産効率を付加価値の総和として算出するステップとしたものである。
演算式:(生産効率)=1/Σ(生産工程における各加工機での加工時間)
請求項に記載された発明は、第四のステップを、請求項4、または請求項5の発明において、下記の演算式で求められる段取り効率を付加価値の総和として算出するステップとしたものである。
演算式:(段取り効率)=1/(生産工程における段取り回数の総和)
本発明によれば、製品の生産工程において発生した環境負荷と付加価値とを同時に評価することができる。したがって、環境負荷と付加価値との両者の観点から、より適正な生産工程を模索することができ、ひいては企業戦略における方向性等を示すことができる。
また、付加価値として生産効率を採用することにより、環境を意識した上でのより生産効率の良い生産ラインの構築や設備計画等を可能とする。さらに、付加価値として段取り効率を採用することにより、環境を意識した上でのより製品精度の高い生産ラインの構築や設備計画等を可能とする。すなわち、これらの付加価値と環境負荷とを同時に評価する環境効率算出システムは、極めて実用性の高いシステムであると言える。
以下、本発明の一実施形態となる環境効率算出システム及び環境効率算出プログラムについて図面を基に説明する。
図1は、環境効率算出システム2を含んだ生産システム1の概要を示した説明図である。
生産システム1は、旋盤やマシニングセンタ等の各種加工機3、3・・と、環境負荷を算出する環境負荷算出システム4と、環境効率を算出する環境効率算出システム2とからなるものであり、加工機3、3・・、環境負荷算出システム4、及び環境効率算出システム2は、相互に各種データを通信可能にネットワーク接続されている。尚、該ネットワーク接続は無線であってもよいし、有線であってもよい。
環境効率算出システム2は、各種データを送受信するための送受信手段、各種データを記憶するための記憶手段、各種データを基に演算を行う演算手段、入力手段や表示手段(出力手段)等を備えており、環境負荷算出システム4から送信される環境負荷データを基に環境効率を算出し、算出した環境効率等に係るデータをオペレータに提供する。
一方、環境負荷算出システム4も、環境効率算出システム2と同様に、送受信手段、記憶手段、演算手段、入力手段、及び表示手段等を備えており、各加工機3から送信される加工データ、オペレータにより入力されるリソースデータを基に環境負荷等を算出するとともに、算出した環境負荷等からなる環境負荷データを環境効率算出システム2へと送信する。
また、各加工機3は、たとえば旋盤やマシニングセンタ、複合加工機等であって、オペレータにより入力・設定される工具データや被削材データ、製品データ等のリソースデータを基に製品の加工を行うとともに、各工具毎の工具摩耗量、切削量、切削油使用量等といった加工データを計測・算出する加工データ算出手段(演算手段)を備えている。さらに、加工時間や段取り回数等といった付加価値に係るデータの計測・算出も行う付加価値データ算出手段(演算手段)も備えている。そして、各算出手段によって算出された加工データ及び付加価値に係るデータを環境負荷算出システム4へと送信するための送受信手段も備えている。
上述したような生産システム1において、環境効率は以下のようにして算出される。
まず、製品の生産に際し、使用される工具に係る工具データ(工具の種類やその径、形状等)、被削材データ(被削材の種類や形状等)、各加工機3における加工条件データ(主軸の回転数や被削材の送り速度、被削材に対する切り込み量等)等からなるリソースデータを各加工機3に入力する。そして、各加工機3において製品の加工を行う。
各加工機3は、各加工機3において加工を行った際の加工データを計測・算出するとともに、該加工データを環境負荷算出システム4へと送信する。また同時に、付加価値に係るデータ(加工時間や段取り回数等)も計測・算出し、加工データと一緒に送信する。
また、環境負荷算出システム4は、受信した加工データと入力されたリソースデータとから各加工機における生産工程において発生した環境負荷を算出するとともに、それら環境負荷の総和を算出する。さらに、環境負荷の総和や加工データ等を環境負荷データとして環境効率算出システム2へと送信する。尚、各加工機3からの加工データの送信や、環境負荷算出システム4からの環境負荷データの送信は、各データの算出次第適宜自動に行われてもよいし、受信側からの要求により送信するようにしてもよい。
そして、環境効率算出システム2は、受信した環境負荷データを基に環境効率を算出する。該環境効率は、数1に表される数式によって算出される。尚、付加価値とは、加工時間や製品精度、生産コスト、サービス等に基づく価値である。
Figure 0004690068
ここで、本実施の形態における環境効率算出システム2では、付加価値を「生産効率(EeT)」及び「段取り効率(EeP)」とした環境効率をそれぞれ算出するとともに、両者の総和によって該環境効率を評価する。生産効率とは、製品の加工時間に係る数値であって、生産効率及び生産効率を付加価値とした環境効率は、数2に表される数式によって算出される。尚、各機械の稼働時間とは、各加工機3における製品の加工時間と同義である。
Figure 0004690068
一方、段取り効率とは、生産工程における製品の段取り回数に係る数値であって、段取り効率及び段取り効率を付加価値とした環境効率は、数3に表される数式によって算出される。尚、段取りを行う度に製品の位置が基準点から僅かにでもズレることから、段取り効率によって製品精度を評価している。
Figure 0004690068
環境効率算出システム2は、以上のようにして各環境効率を求めるとともに、それぞれ求めた環境効率から数4に表される数式に基づいた評価を行う。該評価とは、「数4における数値がより大きくなる生産工程をより適正な工程である」とするものである。そして、該環境効率やその評価等は表示手段に表示される等してオペレータ(すなわち、ユーザ)に提示される。尚、w1、w2は、製品の種類や加工の状況に応じて適宜設定可能な係数である。
Figure 0004690068
上述したような環境効率算出システム2によれば、製品の生産工程において発生した環境負荷と付加価値とを同時に評価することができる。したがって、環境負荷と付加価値との両者の観点から、より適正な生産工程を模索することができ、ひいては企業戦略における方向性等を示すことができる。
また、付加価値として生産効率を採用することにより、環境を意識した上でのより生産効率の良い生産ラインの構築や設備計画等を可能とする。さらに、付加価値として段取り効率を採用することにより、環境を意識した上でのより製品精度の高い生産ラインの構築や設備計画等を可能とする。すなわち、これらの付加価値と環境負荷とを同時に評価する環境効率算出システム2は、極めて実用性の高いシステムであると言える。
ここで、環境効率算出システム2を利用した環境効率の評価の一実施例を示す。本実施例では、加工機3として、3軸の旋盤、3軸及び5軸のマシニングセンタ、及び5軸の複合加工機を利用する。そして、各加工機3における加工条件を表1に示す。
まず、製品を生産するにあたって生産工程1を構築した。図2は、生産工程1における製品の製作過程を示した説明図であり、図3は、製品の設計図である。尚、図2の(a)〜(d)が図3における部品1に相当し、図2の(e)〜(g)が図3における部品2に相当する。また、図2の(h)〜(i)は、部品1と部品2とを組み合わせたものであり、(i)が最終的な製品となる。
Figure 0004690068
そして、生産工程1に基づいて製品を生産したところ、表2に示されるような加工データを取得した。また、該加工データは環境負荷算出システム4へと送信され、環境負荷算出システム4にて表2に示されるような環境負荷が算出される。
Figure 0004690068
表2に示される加工データ及び環境負荷は、環境負荷データとして環境効率算出システム2へと送信される。環境効率算出システム2は、環境負荷データを受信すると、該環境負荷データに基づいて生産効率及び段取り効率を算出する。該生産効率及び段取り効率の算出態様を数5に示す。
Figure 0004690068
また、環境効率算出システム2は、算出した生産効率及び段取り効率をそれぞれ付加価値とした環境効率を算出する。該環境効率の算出態様を数6に示す。
Figure 0004690068
次に、同様の製品を生産するにあたって、部品点数を減らした生産工程2を構築し、上記生産工程1と比較する。図4は、生産工程2における製品の製作過程を示した説明図であり、図5は、製品の設計図である。尚、図4(c)が最終的な製品となる。
そして、生産工程2に基づいて製品を生産したところ、表3に示されるような加工データを取得した。尚、該加工データは環境負荷算出システム4へと送信され、環境負荷算出システム4にて表3に示されるような環境負荷が算出される。
Figure 0004690068
そして、表3に示される環境負荷データを基に環境効率算出システム2において生産効率及び段取り効率を算出する。さらに、該生産効率及び段取り効率をそれぞれ付加価値とした環境効率を算出する。生産効率及び段取り効率の算出態様を数7に、環境効率の算出態様を数8に示す。
Figure 0004690068
Figure 0004690068
ここで、数6及び数8によって算出される環境効率を基に、生産工程1と生産工程2とのどちらがより適性な生産工程であるかを評価する。該評価態様を数9に示す。尚、本実施例においては、w1:w2=1:1とする。
Figure 0004690068
数9に示されるような評価の結果、(生産工程2の環境効率)>(生産工程1の環境効率)であることがわかるため、部品点数を減らした生産工程2は、生産工程1よりも環境効率において改善されていると判断することができる。
一方、同様の製品を生産するにあたって、生産工程2と同様の製作過程はたどるものの、使用する加工機3を異ならせた(具体的には、旋盤及びマシニングセンタの代わりに複合加工機を利用する)生産工程3を構築する。そして、生産工程3に基づいて製品を生産したところ、表4に示されるような加工データを取得した。また、環境負荷算出システム4において表4に示されるような環境負荷が算出された。
Figure 0004690068
また同様に、表4に示される環境負荷データを基に環境効率算出システム2において生産効率及び段取り効率を算出する。さらに、該生産効率及び段取り効率をそれぞれ付加価値とした環境効率を算出する。生産効率及び段取り効率の算出態様を数10に、環境効率の算出態様を数11に示す。
Figure 0004690068
Figure 0004690068
そして、数8及び数11によって算出される環境効率を基に、生産工程2と生産工程3とのどちらがより適性な生産工程であるかを評価する。該評価態様を数12に示す。
Figure 0004690068
数12に示されるような評価の結果、(生産工程3の環境効率)>(生産工程2の環境効率)であることがわかるため、旋盤及びマシニングセンタに代えて複合加工機を利用した生産工程3は、生産工程2よりも環境効率において改善されていると判断することができる。
ここで、上記生産工程1〜3における環境効率を表5に示す。尚、「初期段階」は生産工程1に、「部品削減」は生産工程2に、「加工法の考慮」は生産工程3にそれぞれ相当する。
Figure 0004690068
表5から、生産工程3は、生産工程1と比較して環境効率が大きく改善されていることがわかる。このような比較評価を行うことで、より環境に優しい(環境負荷が小さい)上、生産効率・製品精度等の付加価値の高い生産工程を構築することができる。
尚、本発明に係る環境効率算出システム及び環境効率算出プログラムは、上記実施の形態の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
たとえば、上記実施の形態では、付加価値として生産効率と段取り効率とを採用しているが、製品の生産にかかるコストやサービスにかかるコスト等を考慮した付加価値を採用することも当然可能である。また同様に、環境負荷を算出する際に利用する加工データとして上記した各工具での加工時間や工具摩耗量、切削油使用量以外に、加工機の使用電力量や切屑生成量を計測・算出するようにしても何ら問題はない。
さらに、上記実施の形態では、加工データを計測・算出するにあたって、実際に加工機による加工を行っているが、製品を生産する際の切削量等から加工データを推量することもできる。そして、このように推量された加工データを環境負荷算出システムに入力してやれば、環境効率算出システムにおいて実際に加工を行うことなく環境効率をシミュレートすることができる。
さらにまた、上記実施の形態では、環境効率算出システムを生産システムの一部としているが、上述の如くシミュレートを行うこと等を考慮して、環境負荷算出システムの演算手段や加工機に備えられている加工データ算出手段、付加価値データ算出手段等の各演算手段を環境効率算出システムに組み込む(すなわち、一の演算手段で構成する)ことも当然可能である。
加えて、上記実施の形態では、付加価値に係るデータ(加工時間や段取り回数)を加工データの一部としているが、加工データから独立させ、オペレータ等によって入力するように構成することも当然可能である。尚、環境効率算出システムでは、算出した環境効率を画面表示による出力ではなく、たとえば印刷媒体等で出力するようにしても何ら問題はない。
生産システムの概要を示した説明図である。 生産工程1における製品の製作過程を示した説明図である。 製品の設計図である。 生産工程2における製品の製作過程を示した説明図である。 製品の設計図である。
符号の説明
1・・生産システム、2・・環境効率算出システム、3・・加工機、4・・環境負荷算出システム。

Claims (6)

  1. 製品の生産工程における環境効率を算出するための環境効率算出システムであって、
    生産工程毎の加工データを算出するための加工データ算出手段と、
    生産工程毎の付加価値に係るデータを算出するための付加価値データ算出手段と、
    前記加工データ算出手段によって算出された生産工程毎の加工データを基に生産工程において発生した環境負荷の総和を演算するための環境負荷総和量演算手段と、
    前記付加価値データ算出手段によって算出された生産工程毎の付加価値に係るデータを基に付加価値の総和を演算するための付加価値総和量演算手段と、
    その付加価値総和量演算手段によって算出された付加価値の総和と前記環境負荷総和量演算手段によって算出された環境負荷の総和とに基づいて環境効率を演算するための環境効率演算手段と、
    前記各データ及び演算手段による演算値を記憶するための記憶手段と、
    前記環境効率を出力するための出力手段とを備えており、
    前記環境効率演算手段が、
    前記付加価値総和量演算手段によって算出された付加価値の総和と前記環境負荷総和量演算手段によって算出された環境負荷の総和との比として環境効率を演算することを特徴とする環境効率算出システム。
  2. 少なくとも下記の演算式で演算される生産効率を付加価値の総和として得ることを特徴とする請求項1に記載の環境効率算出システム。
    演算式:(生産効率)=1/Σ(生産工程における各加工機での加工時間)
  3. 少なくとも下記の演算式で演算される段取り効率を付加価値の総和として得ることを特徴とする請求項1または2に記載の環境効率算出システム。
    演算式:(段取り効率)=1/(生産工程における段取り回数の総和)
  4. コンピュータにおいて、製品の生産工程における環境効率を算出するための環境効率算出プログラムであって、
    生産工程毎の加工データを算出する第一のステップと、
    生産工程毎の付加価値に係るデータを算出する第二のステップと、
    前記第一のステップにおいて算出された生産工程毎の算出された生産工程毎の加工データを基に生産工程において発生した環境負荷の総和を演算する第三のステップと、
    前記第二のステップにおいて算出された生産工程毎の付加価値に係るデータを基に付加価値の総和を演算する第四のステップと、
    前記付加価値の総和と前記環境負荷の総和との比として環境効率を算出する第五のステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする環境効率算出プログラム。
  5. 第四のステップを、
    下記の演算式で求められる生産効率を付加価値の総和として算出するステップとした請求項4に記載の環境効率算出プログラム。
    演算式:(生産効率)=1/Σ(生産工程における各加工機での加工時間)
  6. 第四のステップを、
    下記の演算式で求められる段取り効率を付加価値の総和として算出するステップとした請求項4または5に記載の環境効率算出プログラム。
    演算式:(段取り効率)=1/(生産工程における段取り回数の総和)
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