JP4689801B2 - アミノチアゾール誘導体の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アミノチアゾール誘導体の新規な製造方法を提供する点にある。
【0002】
【従来技術】
チアゾールは多くの天然物や医薬、農薬の合成中間体であり、分析の試薬としても用いられている有用な化合物である。アミノチアゾールを合成するにはチオ尿素を用いるHantzsch合成が最も一般的であるが、チオ尿素は弱い発ガン性物質であるなどの問題点もあり、H2NSCNとケトンを用いる方法〔Von E.Schmits,H.Striegler,J.Prakt.Chem.,312,359(1970)〕やH2NCNとエナミンを用いる方法〔Von K.Gewald,H.Spies,R.Mayer,J.Prakt.Chem.,312,776(1970)〕などが報告されている。最近ではアミジノチオ尿素とα−ハロケトンを用いる方法も開発されている〔R.Binu,S.Deepa,K.N.Rajaskharan,Synth.Commun.,28,3625(1998)〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、アミノチアゾール誘導体の新規な製造方法を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1は、下記一般式(1)
【化4】
(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、置換基を有することもあるアリール基およびヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、R6は水素、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基および置換基をもつこともあるアリール基またはヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、X1はハロゲンである。)
で示されるフェナシルハライドに、
(i)シリカゲルに担持したチオシアン酸のアルカリ金属塩
および
(ii)アルミナに担持した下記一般式(2)
【化5】
(式中、R7は水素、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、置換基を有することもある脂環基および置換基を有することもあるアリール基、脂環基またはアルケニル基よりなる群から選ばれた基である。)
で示されるアミン酢酸塩
を加えて反応させることを特徴とする下記一般式(4)
【化6】
(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、水素、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、置換基を有することもあるアリール基およびヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、R6は水素、アルキル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基および置換基をもつこともあるアリール基またはヘテロアリール基よりなる群から選ばれた基であり、R 7 は水素、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、置換基を有することもある脂環基および置換基を有することもあるアリール基、脂環基またはアルケニル基よりなる群から選ばれた基である。)
で示されるアミノチアゾール誘導体の製造方法に関する。
本発明の第2は、前記R 1 、R 2 、R 4 、R 5 がいずれも水素であり、R 3 が水素またはアルキル基であり、R 6 が水素またはフェニル基であり、R 7 は水素または5員脂環基である請求項1記載のアミノチアゾール誘導体の製造方法に関する。
【0005】
前記R1〜R5のアルキル基、アルコキシ基あるいはアルキルアミノ基におけるアルキル鎖は、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキルであることができる。また、置換基を有することもあるアリール基やヘテロアリール基における置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基、同アルコキシ基、同アルキルアミノ基などであることができる。
【0006】
前記R6におけるアルキル基は、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基であり、アルコキシ基は、炭素数1〜12の分岐していてもよいアルコキシ基であることができ、また、置換基を有することもあるアリール基やヘテロアリール基における置換基は、ハロゲン、炭素数1〜20の分岐していてもよいアルキル基、炭素数1〜12の分岐していてもよいアルコキシ基であることができる。また、アリール基としては、フェニル基、ナフチル基、アントラニル基などが挙げられ、ヘテロアリール基としては、ピリジル基、キノリル基、チエニル基、フラニル基などが挙げられる。
【0007】
前記R7におけるアルキル基やヒドロキシアルキル基におけるアルキルは、炭素数1〜4の分岐していてもよいアルキルであることができ、また置換基を有することもあるアリール基、脂環基またはアルケニル基における置換基は、アルキル基、ヒドロキシアルキル基であることができ、前記脂環基を形成する炭素数は3〜8であることができる。また前記アリール基の例は前記R6のアリール基の例と同様である。
【0008】
本発明において、前記R1〜R6はいずれも水素である場合の方が反応収率が高く、またR6がフェニル基の場合は、とくに、(ii)の成分としての一般式(2)で示されるアミン酢酸塩がアルミナに担持することにより充分高い収率を挙げることができる。
【0009】
前記一般式(1)で示されるフェナシルハライドの例としては、フェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−クロロ(またはブロモ)フェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−メチルフェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−フェニルフェナシルブロマイド、(o,mまたはp)−ピリジルフェナシルブロマイド、3,5−ジクロロ(またはジブロモ)フェナシルブロマイド、3,5−ジクロロ(またはジブロモ)フェナシルブロマイド、3,5−ジメチルフェナシルブロマイド、3,5−ジフェニルフェナシルブロマイド、3−メチル−5−フェニルフェナシルブロマイドなどを挙げることができる。
【0010】
前記一般式(2)で示されるアミン酢酸塩の例としては、酢酸アンモニウム、酢酸ヒドロキシアミン、酢酸ジフェニルアミン、酢酸モノメチルアミン、酢酸ジメチルアミン、酢酸モノエタノールアミンなどを挙げることができる。
【0011】
前記一般式(4)で示されるアミノチアゾール誘導体の例としては、2−アミノ−4−フェニルチアゾール、2−アミノ−4−フェニル−5−メチルチアゾール、2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)チアゾール、2−アミノ−4−(4−メチルフェニル)−5−メチルチアゾール、2−アミノ−4−ビフェニルチアゾール、2−アミノ−4,5−ジフェニルチアゾール、2−アミノ−4−フェニル−5−(4−メトキシフェニル)チアゾールなどを挙げることができる。
【0012】
前記触媒成分のシリカゲルへの担持手段は、何等特別の配慮をすることなく、一般のシリカゲルに水溶液系を用いて触媒成分を含浸した後、常法により乾燥すればよい。
【0013】
また、前記触媒成分のアルミナへの担持手段も何等特別の配慮を必要とせず、常法に従って実施すればよい。
【0014】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。
【0015】
実施例1(反応成分の調製)
(1)シリカゲル担持チオシアン酸カリウム(KSCN/SiO2)の調製法
チオシアン酸カリウム(12.15g、125mmol)を純水(100ml)に溶かし、均一にしたのちにシリカゲル(12.85g)を加え室温で30分攪拌した。これをロータリーエバポレーターで水を除去し、さらに150℃/15mmHgで2時間減圧乾燥した。
(2)アルミナ担持酢酸アンモニウム(NH4OOCCH3/Al2O3)の調製法
酢酸アンモニウム(3.85g、50mmol)をメタノール(80ml)に溶かし、均一にしたのちアルミナ(46.15g)を加え室温で30分攪拌した。これをロータリーエバポレーターでメタノールを除去し、固体にエーテルを加え5分攪拌したのち固体を濾取し、再びロータリーエバポレーターでエーテルを除去した。乾燥は室温/15mmHgで2時間行った。
(3)アルミナ担持R7NH3OOCCH3の調製法
R7が水素のもの、R7が5員脂環基のもの、およびR7がフェノール基のものをそれぞれR7NH3OOCCH3として用い、下記の方法によりアルミナに担持させた。
それぞれのアミン類の酢酸塩50mmolをメタノール80mlに溶かし、均一にした後、シリカゲル46.15gを加えて室温で30分撹拌した。以下、前項(2)と同様にメタノール除去、固体濾取、エーテル除去、乾燥を行い、目的物を得た。
【0016】
実施例2
一般式(1)のフェナシルハライドにおいて、
(a)R1〜R5がいずれも水素、R6も水素、X1がBrであるもの
(b)R3がメチル基、R1、R2、R4、R5が水素、R6も水素、X1がBrであるもの
(c)R1〜R5がいずれも水素、R6がフェニル基、X1がBrのもの
(d)R1〜R5がいずれも水素、R6がメチル基、X1がBrのもの
を第一の反応成分とし、第二成分として、実施例1(1)で得られたKSCN/SiO2および実施例1の(2)で得られたNH4OOCCH3/Al2O3を用いた。
まず、第一成分1ミリモルをベンゼン10ミリリットルに溶かして均一溶液とした後、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)とNH4Ac/Al2O3 6gとを加えて80℃で6時間攪拌して反応させた。反応終了後、担持試薬である第二成分を濾別し、濾液はロータリーエバポレーターで濃縮後、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)により生成物を単離した。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
Ph:フェニル基、p−MePh:p−メチルフェニル基、以下同様
【0018】
<考察>
フェニル基のp−位にメチル基が入った場合には収率が低下した。これはブロモケトンがチオシアネート化された中間体が系内に残っていたので反応が完全に進行していないと考えられる。そこで反応時間を24hに延ばしたが収率の向上は見られなかった。2−ブロモベンジルフェニルケトンを用いた場合にはほとんど副生物がなく、良好な収率でチアゾール誘導体が得られた。α−ブロモプロピオフェノンの場合は生成物がほとんど得られず、チオシアネート化で止まってしまったものの他に副生物が生じていた。反応時間を延ばしても変化は見られなかった。
【0019】
その結果を表2に示す。
【表2】
第二成分のR7NH3OOCCH3もアルミナに担持した方がはるかに収率が高いことが判る。
【0020】
実施例3
一般式(1)のフェナシルハライドとして、R1〜R5のすべてが水素であり、R6がフェニル基であり、X1がブロムである下記式
【化7】
で示される2−ブロモベンジルフェニルケトンを用い、第二成分として、請求項1の(i)に当る成分として、実施例1の(1)で得られたKSCN/SiO2を用い、(ii)に当る成分として、実施例1の(3)で得られたR7NH3OOCCH3/Al2O3(担体あり)または、アルミナに担持させていないR7NH3OOCCH3(担体なし)をそれぞれ用いた。
【0021】
反応は実施例2の方法に準じて行った。2−ブロモベンジルフェニルケトン1ミリモル、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)、R7NH3OOCCH3/Al2O3 6gまたはR7NH3OOCCH3 6ミリモルをベンゼン10ミリリットル中、80℃で6時間攪拌下に反応させた。精製確認方法も実施例2に準じた。収率87%。
【0022】
実施例4
一般式(1)のフェナシルハライドとして実施例3で用いた2−ブロモベンジルフェニルケトンを用い、第二成分として請求項1の(i)に当る成分は、実施例1の(1)で得られたKSCN/SiO2を用い、(ii)に当る成分は、実施例1の(3)で得られたR7NH3OOCCH3/Al2O3を用いた。
【0023】
反応は実施例2の方法に準じて行った。2−ブロモベンジルフェニルケトン1ミリモル、KSCN/SiO2 1g(5ミリモル)、R7NH3OOCCH3/Al2O3 6gをベンゼン10ミリリットル中、80℃で6時間攪拌下に反応させた。精製、確認方法も実施例2に準じた。R7NH3OOCCH3/Al2O3におけるR7の種類、生成物、その収率は表3〜表4に示す。
【0024】
【表3】
* この場合のみ第二成分としてPhNH3Cl/Al2O3を用い、反応時間は12時間としたケースである。
【0025】
【表4】
** この場合のみ第一成分が下記式
【化8】
で示す化合物である。
【0028】
【発明の効果】
本発明により、医薬、農薬、写真材料などの中間体として有用なアミノチアゾール誘導体の新規な製造方法を提供できた。
Claims (2)
- 下記一般式(1)
で示されるフェナシルハライドに、
(i)シリカゲルに担持したチオシアン酸のアルカリ金属塩
および
(ii)アルミナに担持した下記一般式(2)
で示されるアミン酢酸塩
を加えて反応させることを特徴とする下記一般式(4)
で示されるアミノチアゾール誘導体の製造方法。 - 前記R1、R2、R4、R5がいずれも水素であり、R3が水素またはアルキル基であり、R6が水素またはフェニル基であり、R 7 は水素または5員脂環基である請求項1記載のアミノチアゾール誘導体の製造方法。
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