JP4687562B2 - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大きくは複写機、プリンタ、印刷機、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置に用いて好適なシート供給装置に関する。
近年では、記録媒体の多様化に伴って、普通紙以外のシート、例えば厚紙、OHPシート、トレーシングペーパーなどの他に、カラー化の市場要求に応えるためにシートの表面に白色度や光沢を出すためのコーティング処理を施したコート紙や光沢紙などのシートに画像を形成する機会が増えている。このうち、OHPシート、トレーシングペーパー、コート紙、光沢紙は、普通紙と比べてシート表面の平滑度が高いため、複数枚のシートを重ね合わせて積載したときに、シート間に作用する密着力が普通紙よりも大きくなる。
一般に、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、トレイに収容したシートを1枚ずつ分離して搬送しているものの、トレイに積載しているときのシート間の密着力が大きくなると、シートの分離性が悪化する。その結果、トレイからシートを供給(給送)するときに、複数枚のシートが重なった状態で送られる重送や、シートの搬送遅れなどのミスフィードが発生しやくなる。
そこで従来においては、トレイに収容されたシートの端部にエアーを吹き付けることにより、シート間へのエアーの流れ込みによってシート間の密着を解くシート分離技術が提案されている。また、これに関連する技術として、シートの積載方向でエアーの吹き付け位置を変化させる技術が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
具体的には、3つの方式が提案されている。第1の方式は、エアー吹き付け手段とシートとの間にエアー遮断手段を設け、このエアー遮断手段をシート積載方向に移動させる方式である。第2の方式は、エアー吹き付け手段をシート積載方向に移動させる方式である。第3の方式は、シートを積載するシート積載手段をシート積載方向に移動させる方式である。
特開平11−5643号公報 特開2003−176051号公報
しかしながら、上記3つの方式を採用した従来技術は、いずれの方式でも、移動のための複雑な機構や、この機構を配置するためのスペースが必要になる。このため、装置の高コスト化や大型化を招いてしまう。また、第3の方式では、シート供給時にシートの最上位高さを予め決められた高さに合わせる必要があるため、シートの供給動作と、エアーの吹き付けによるシートの分離動作を独立して行えないという欠点がある。したがって、高い生産性に対応するには、シート積載手段の移動を高速で行なう必要がある。このため、移動のための駆動機構に高パワーと高耐久が要求される。したがって、装置の高コスト化や大型化を助長することになる。
本発明に係るシート供給装置は、シートを積載状態で収容するシート収容手段と、このシート収容手段からシートを供給するシート供給手段と、シート収容手段に収容されたシートの端部にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、このエアー吹き付け手段からのエアーの吹き付けによって浮揚するシートが突き当たる突き当て部を有し、エアー吹き付け手段によって吹き付けられるエアーの流れを制御することにより、突き当て部に突き当たったシートの上面に上向きの引き込み力を作用させるエアー流制御手段とを備え、さらに、前記エアー流制御手段をシートの積載方向に変位可能に弾性体で形成し、前記浮揚するシートを前記突き当て部に突き当てた際に、前記エアー流制御手段から前記シートに加わる荷重を調整する荷重調整手段を備え、又は前記エアー流制御手段の下側に当該エアー流制御手段と連動してエアー流を制御するエアー流制御補助部材を設けることを特徴とするものである。
本発明に係るシート供給装置においては、エアー吹き付け手段からのエアーの吹き付けによって浮揚するシートをエアー流制御手段の突き当て部に突き当てるとともに、エアー吹き付け手段から吹き付けたエアーの流れをエアー流制御手段で制御して、突き当て部に突き当たったシートの上面に上向きの引き込み力を作用させることにより、突き当て部に突き当たったシートが上向きの引き込み力を受けて変形する。その際、浮揚シートのなかで1枚目のシートと2枚目のシートが密着していた場合は、1枚目のシートと2枚目のシートの変形量に差が生じる。この変形量の差により、1枚目のシートと2枚目のシートの端部に隙間が生じ、この隙間にエアー吹き付け手段からのエアーが吹き込むことにより、1枚目のシートと2枚目のシートが分離される。
本発明のシート供給装置によれば、エアーの吹き付け位置を変化させるための複雑な移動機構を用いることなく、シートを確実に分離して供給することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。図示した画像形成装置1は、画像読み取り装置2及び外部機器(パーソナルコンピュータ等)3と通信回線4によって接続された受信部5と、この受信部5で受信した画像データに基づいて画像書込部6を制御する画像記録制御部7と、画像書込部6によって静電潜像が書き込まれるドラム状の像担持体(感光体ドラム)8と、像担持体8の円周方向に沿って配設された帯電器9、現像器10及びクリーナー11と、像担持体8に形成されたトナー画像をシートに転写する転写ロール12と、シートに転写されたトナー画像を定着させる定着器13と、定着器13でトナー画像の定着がなされたシートを排出する排出ロール14と、排出ロール14によって排出されたシートを受ける排出トレイ15と、像担持体8及び転写ロール12の対向位置(ニップ位置)に向けてシートを搬送するシート搬送部16と、画像形成に使用されるシートを積載状態で収容する複数のシート収容部(シート収容トレイ)17と、このシート収容部17からシートを供給するシート供給部18とを備えた構成となっている。このうち、画像読み取り装置2は、画像形成装置1の一機能部として存在するものであってもよいし、画像形成装置1とは別個の機能部として存在するものであってもよい。
〈第1実施形態〉
図2は本発明の第1実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。シート供給装置は、上述したシート収容部17、シート供給部18のほかに、エアー吹き付け部19を用いて構成されている。シート収容部17は、所定枚数(複数枚)のシート(シート束)を収容可能な空間を有するとともに、この空間内でシートを積載して支持するボトムプレート17Aを備えている。ボトムプレート17Aは、図示しない昇降機構により昇降可能に支持されている。シート収容部17では、ボトムプレート17Aの主面(上面)と平行にシートが支持される。したがって、シート収容部17におけるシート積載方向(図2のZ方向)は、ボトムプレート17Aの主面と直交する方向となる。
シート供給部18は、シート収容部17の前側(シートの送り出しが行なわれる側)に配置されている。シート供給部18は、シート収容部17のボトムプレート17Aに積載されたシートを、最上位のシート(以下、「トップシート」とも記す)から順に供給するものである。シート供給部18は、ピックアップロール20、フィードロール21及びリタードロール22を用いて構成されている。
ピックアップロール20は、図示しないロール昇降機構によって昇降可能に支持されている。ピックアップロール20は、シート収容部17に収容されたシート23を供給する際に下降してシートの最上面に接触し、この接触状態で図中矢印方向に回転することにより、シート収容部17からシート23を呼び出すものである。シートの最上面とは、シート収容部17に収容されたシートのなかで、シート積載方向の最上位に配置されたシート(トップシート)の上面をいう。
フィードロール21は、図中矢印方向に回転することにより、ピックアップロール20によって呼び出されたシート23を、リタードロール22との間でニップしつつ上記シート搬送部16に向けて送り出すものである。
リタードロール22は、ピックアップロール20によってフィードロール21との間(ニップ位置)に呼び出されたシート23の下面側に接触し、この接触状態で下面側のシートに適度な摩擦抵抗力(ブレーキ力)を付与することにより、シートの重送を抑制するものである。
エアー吹き付け部19は、シート収容部17に収容されたシート23の端部にシート面方向からエアーを吹き付けるものである。シート面方向とは、シート収容部17に収容されたシートの面と平行な方向をいう。したがって、シート収容部17に収容されたシート23の姿勢が水平であれば、エアー吹き付け方向は水平面に沿う方向となる。エアー吹き付け部19は、例えば、エアー流の発生源となる送風機と、この送風機で発生させたエアー流を導くエアーダクトと、このエアーダクトで導いたエアー流を吹き出すノズルとを用いて構成されるものである。
エアー吹き付け部19は、シート収容部17の前側に配置されている。また、エアー吹き付け部19によるエアーの吹き付け方向は、シート供給部18によるシートの供給方向(図2のY矢視方向)と反対方向(逆向き)に設定されている。すなわち、シート収容部17に収容されたシート23をシート供給部18のピックアップロール20で送り出すときに、シート23はピックアップロール20の回転にしたがって図中左方向に移動するのに対して、エアー吹き付け部19からは図中右方向に向かってエアーが吹き付けられる構成となっている。したがって、エアー吹き付け部19からのエアーは、シート23の前端部(図2のY矢視方向を向いて配置されるシート23の端部)に吹き付けられることになる。また、エアー吹き付け部19によるエアーの吹き付け高さは、シート収容部17のボトムプレート17に積載されたシート23のうち、少なくとも上層部のシート23にエアーが吹き付けられる条件で設定されている。
シート収容部17の前側には上下一対のシートガイド24,25が設けられている。一対のシートガイド24,25は、シート収容部17からピックアップロール20によって呼び出されたシート23を、フィードロール21とリタードロール22のニップ位置に導くように案内するものである。上側シートガイド24は、エアー吹き付け部19から吹き付けられるエアーの流れを制御するエアー流制御手段を兼ねるものである。上側シートガイド24には、図3及び図4にも示すように、リブ構造をなす突き当て部26が設けられている。突き当て部26は、エアー吹き付け部19によるエアーの吹き付け方向と直交するシート面方向(図2の奥行き方向)に所定の間隔で複数設けられている。
上側シートガイド24の本体部は、全体的に略L字形の板状に形成されている。これに対して、各々の突き当て部26は、上側シートガイド24の本体部から部分的に下方に突出する状態で形成されている。また、各々の突き当て部26は、上側シートガイド24の下面(下側シートガイド25やシート収容部17に収容されたシート23と対向する側の面)に形成されている。各々の突き当て部26は、シート供給が行なわれていない場合(換言すると、エアーの吹き付けが行われていない場合)には、シート23の最上面から離間した状態に配置される。また、シート幅方向で隣り合う2つの突き当て部26の間には、上側に凹状にへこんだ状態の凹部27が介在している。凹部27は、後述するエアーの吹き付けによって上層部のシート23が浮揚したときに、最上位のシート23との接触を避けてシートの変形を許容するためのものである。シート幅方向とは、シート供給方向に直交するシート面方向をいう。
一方、下側シートガイド25には開口部28が設けられている。。また、開口部28は、シート供給方向Yに直交するシート幅方向に1つあるいは複数並べて設けられている。上述したエアー吹き付け部19は、下側シートガイド25の開口部28に接続され、この開口部28を通してエアーを吹き出す構成となっている。
上記構成からなるシート供給装置において、シート収容部17内のボトムプレート17Aに積載された複数枚のシート23をシート供給部18によって供給する場合は、それに先立ってエアー吹き付け部19からシート21の前端部にエアーを吹き付ける。このとき、エアー吹き付け部19から吹き付けられたエアーの流れは、上側シートガイド24によって制御される。このエアー流の制御によって、エアー吹き付け部19から吹き付けられたエアーの一部は、上側シートガイド24とシート23との間を通過するように流れる。また、エアーの吹き付けによって上層部のシート23の間にエアーが流れ込むと、そこでシート間の密着が解かれるとともに、シート間へのエアーの流れ込みによって上層部のシート23に揚力が作用し、この揚力を受けて上層部のシート23が浮揚した状態になる。このとき、シート間の密着力が強いシートの場合は、その密着が解けずにシート束の状態で浮揚することになる。
こうして上層部のシート23が浮揚すると、当該浮揚するシート23のうち、最上位のシート23がシート幅方向で上側シートガイド24の突き当て部26に部分的に突き当たった状態となる。また、エアー吹き付け部19から吹き付けられたエアーの一部は、上側シートガイド24によるエアー流の制御により、突き当て部26に突き当たったシート23の上面に沿って凹部27を通り抜けるように流れる。つまり、突き当て部26に突き当たったシート23と上側シートガイド24の本体部との間に、突き当て部26の突出寸法に応じたエアー流路が形成される。そして、このエアー流路を流れるエアーによって凹部27に負圧が発生する。この負圧は、突き当て部26に突き当たったシート23の上面に上向きの引き込み力F(図4参照)となって作用する。このため、突き当て部26に突き当たったシート23は、負圧による上向きの引き込み力Fを受けて部分的に変形する。
このように突き当て部26に突き当たったシート23を上向きの引き込み力Fによって変形させることにより、浮揚シートのなかで1枚目のシートと2枚目のシートが密着していた場合は、1枚目のシートと2枚目のシートの変形量に差が生じる。この変形量の差により、1枚目のシートと2枚目のシートの端部に隙間が生じ、この隙間にエアー吹き付け部19からのエアーが吹き込むことにより、1枚目のシートと2枚目のシートが分離される。このため、密着力が強いシートであっても、1枚ずつ分離して供給することができる。
また、突き当て部26に突き当たったシート23と上側シートガイド24との間にエアー流路を形成するにあたっては、図5に示すように、上側シートガイド24の本体部分の端部を水平面基準で角度θの傾斜をつけて折り曲げるとともに、その折り曲げ部分に設けた突き当て部26の最下部を水平面と平行に形成し、これによってエアー流の上流側から下流側に向かって流路の断面積が徐々に大きくなるようにエアー流路を形成することにより、そこを通り抜けるエアーの流速がさらに速まる。したがって、突き当て部26に突き当たったシート23を上向きに引き込む力が大きくなる。このため、突き当て部26に突き当たったシート23を容易に変形させて、シートの分離効果を高めることができる。
〈第2実施形態〉
図6は本発明の第2実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。この第2実施形態に係るシート供給装置においては、上記第1実施形態と比較して、特に、上側シートガイド24の構成が異なっている。図7(A)は本発明の第2実施形態で採用した上側シートガイド24の全体形状を示す斜視図であり、図7(B)は本発明の第2実施形態で採用した上側シートガイド24をエアー吹き付け方向から見たときの断面図である。この図7(A),(B)から分かるように、上側シートガイド24には湾曲部29が一体に形成されている。湾曲部29は、エアー吹き付け方向に沿ってトンネル型に形成されている。また、湾曲部29は、エアー吹き付け方向から見て上向きの円弧状に湾曲した状態で形成されている。上側シートガイド24は、シート幅方向で湾曲部29の両側をそれぞれ突き当て部30としている。
この第2実施形態に係るシート供給装置においては、エアー吹き付け部19からのエアーの吹き付けによって浮揚したシート23が上側シートガイド24の突き当て部30に突き当たり、この突き当たったシート23の上面に沿って湾曲部29のトンネル部分をエアーが流れることにより、当該シート23の上面に負圧の発生による上向きの引き込み力Fが作用する。このため、突き当て部30に突き当たったシート23は、上向きの引き込み力Fを受けて部分的に変形する。したがって、上記第1実施形態と同様の原理で、1枚目のシートと2枚目のシートを分離することができる。
また、突き当て部30に突き当たったシート23と上側シートガイド24との間にエアー流路を形成するにあたっては、図8(A),(B)に示すように、上側シートガイド24の湾曲部29の湾曲面にエアー吹き付け方向で角度θの傾斜をつけ、これによって流路の断面積がエアー流の上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるようにエアー流路を形成することにより、そこを通り抜けるエアーの流速がさらに速まる。したがって、突き当て部30に突き当たったシート23を上向きに引き込む力を増大させて、シートの分離効果を高めることができる。
〈第3実施形態〉
図9は本発明の第3実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。この第3実施形態に係るシート供給装置においては、上記第1実施形態と比較して、特に、上側シートガイド24の構成が異なっている。すなわち、本発明の第3実施形態で採用した上側シートガイド24は、その本体部分が適度な可撓性をもつように、例えば、薄いシート状の部材(例えば、マイラーフィルム等)を用いて構成されている。シート供給方向の下流側に位置する上側シートガイド24の一端部は、フィードロール21の近傍の固定部31で固定されている。また、上側シートガイド24の他端側(自由端側)には、上記第1実施形態と同様に、リブ構造をなす突き当て部26が設けられている。この突き当て部26は、シート供給が行なわれていない場合(換言すると、エアーの吹き付けが行なわれていない場合)には、シート23の最上面に接触又は近接した状態で配置される。
この第3実施形態に係るシート供給装置においては、エアー吹き付け部19からエアーを吹き付ける前は、図10(A)に示すように、上側シートガイド24の突き当て部26がシート23に接触していなくても、エアー吹き付け部19からエアーを吹き付けた状態では、図10(B)に示すように、上側シートガイド24の本体部分がエアーの吹き付け圧を受けて円弧状に撓むとともに、エアーの吹き付けによって浮揚したシート23が突き当て部26に突き当たった状態となる。このため、上記第1実施形態と同様に、突き当て部26に突き当たったシート23の上面に負圧の発生による上向きの引き込み力が作用し、この引き込み力を受けてシート23が部分的に変形する。したがって、上記第1実施形態と同様の原理で、1枚目のシートと2枚目のシートを分離することができる。上側シートガイド24は、その本体部分が適度な可撓性をもつように構成した為、最上位シートの停止位置がばらついた場合でも上側シートガイド24が変形することで最上位シートの高さに追従することが可能である。よって、突き当て部26と最上位シートの浮揚方向の間隔をより小さく設定することができる為、より小さいエアーの力で積載状態のシートを突き当て部に突き当てることが可能となる。
また、突き当て部26に突き当たったシート23と上側シートガイド24との間にエアー流路を形成するにあたっては、図11に示すように、エアー流の上流側から下流側に向かって突き当て部26の突出寸法が徐々に大きくなるようなリブ形状を採用し、これによって流路の断面積がエアー流の上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるようにエアー流路を形成することにより、そこを通り抜けるエアーの流速がさらに速まる。したがって、突き当て部26に突き当たったシート23を上向きに引き込む力を増大させて、シートの分離効果を高めることができる。
〈第4実施形態〉
図12は本発明の第4実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。この第4実施形態に係るシート供給装置においては、上記第1実施形態と比較して、特に、上側シートガイド24の構成が異なっている。すなわち、本発明の第4実施形態で採用した上側シートガイド24は、フィードロール21近傍の枢軸32を中心に揺動自在に支持されたボックス構造をなし、枢軸32と反対側になる自由端でピックアップロール20の回転軸33を保持している。つまり、ピックアップロール20は、ボックス構造をなす上側シートガイド24とともに枢軸32を中心に揺動可能に設けられている。また、上側シートガイド24には、上記第1実施形態と同様にリブ構造をなす突き当て部26が設けられている。この突き当て部26は、シート供給が行なわれていない場合(換言すると、エアーの吹き付けが行なわれていない場合)には、ピックアップロール20とともにシート23の最上面から離間した状態で配置される。
この第4実施形態に係るシート供給装置においては、エアー吹き付け部19からのエアーの吹き付けによって浮揚したシート23が上側シートガイド24の突き当て部26に部分的に突き当たり、この突き当たったシート23の上面に負圧の発生による上向きの引き込み力が作用する。このため、突き当て部26に突き当たったシート23は、上向きの引き込み力を受けて部分的に変形する。したがって、上記第1実施形態と同様の原理で、1枚目のシートと2枚目のシートを分離することができる。
また、突き当て部26に突き当たったシート23と上側シートガイド24との間にエアー流路を形成するにあたっては、図13に示すように、上側シートガイド24の下面部を水平面基準で角度θの傾斜をつけて配置するとともに、その下面部に設けた突き当て部26の最下部を水平面と平行に配置し、これによって流路の断面積がエアー流の上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるようにエアー流路を形成することにより、そこを通り抜けるエアーの流速がさらに速まる。したがって、突き当て部26に突き当たったシート23を上向きに引き込む力を増大させて、シートの分離効果を高めることができる。
〈第5実施形態〉
図14は本発明の第5実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。この第5実施形態に係るシート供給装置においては、上記第1実施形態と比較して、特に、エアー吹き付け部19の構成が異なっている。すなわち、本発明の第5実施形態で採用したエアー吹き付け部19は、第1のエアー吹き付け部191と、第2のエアー吹き付け部192とを用いて構成されている。第1のエアー吹き付け部191と第2のエアー吹き付け部192は、シート積載方向で異なる位置に配置されている。すなわち、第1のエアー吹き付け部191は、シート積載方向で第2のエアー吹き付け部192よりも上方に配置されている。
さらに詳述すると、第1のエアー吹き付け部191は、第2のエアー吹き付け部192からのエアーの吹き付けによって浮揚したシート23を分離させるのに適した位置に配置され、第2のエアー吹き付け部192は、シート収容部17に収容されたシート23を浮揚させるのに適した位置に配置されている。具体的には、第1のエアー吹き付け部191は、突き当て部26に突き当たったシート23と上側シートガイド24の本体部分との間にエアー流路を形成するにあたって、このエアー流路と同じ高さにエアーを吹き出すように配置されている。また、第2のエアー吹き付け部192は、シート供給時に上層部のシート23が配置される高さから、突き当て部26の最下部が配置される高さまでの範囲にエアーを吹き出すように配置されている。
各々のエアー吹き付け部191,192は、それぞれ独立したエアー吹き出し用のノズルを有するもので、このノズルを下側シートガイド25の開口部28に個別に接続することにより、開口部28の上側と下側からそれぞれ水平にエアーを吹き出す構成となっている。エアー流の発生源となる送風機は、各々のエアー吹き付け部191,192で共通に構成してもよいし、別個に構成してもよい。各々のエアー吹き付け部191,192で送風機を共通化する場合は、この送風機からダクトでそれぞれに対応するノズルにエアー流を導くようにすればよい。また、ノズルから吹き出すエアーの流速や流量は、ノズルの開口面積で調整すればよい。また、送風機を別個に構成する場合は、各々の送風機でエアーの流速や流量を個別に調整すればよい。
このようにエアーの吹き付け位置がシート積載方向で異なる2つのエアー吹き付け部191,192によってエアー吹き出し部9を構成することにより、シート積載方向において、シート収容部17に収容したシート23を浮揚させるのに適した位置と、浮揚したシート23を突き当て部26との突き当てによって分離させるのに適した位置から、それぞれエアーを吹き付けることができる。このため、シートの浮揚とシートの分離を効率良く行なうことができる。また、各々のエアー吹き付け部191,192から吹き出すエアーの状態(流速など)を、シートの浮揚に適した状態とシートの分離に適した状態に分けて独立に設定することが可能となる。
なお、ここでは2つのエアー吹き付け部191,192によってエアー吹き付け部19を構成したが、本発明はこれに限らず、シート積載方向でエアー吹き付け部を3つ以上に分けて構成してもよい。また、ここでは上記第1実施形態との比較でエアー吹き付け部19の構成の違いを説明したが、いずれの実施形態でも複数のエアー吹き付け部を用いた構成を採用することが可能である。
〈突き当て部の配置例〉
図15(A)〜(I)は突き当て部26の配置例を示す平面図である。まず、図15(A)の配置例では、シート幅方向の中心部から均等な距離を隔てた位置にそれぞれ突き当て部26を配置している。また、図15(B)の配置例では、シート幅方向の中心部と両端部にそれぞれ突き当て部26を配置しており、図15(C)の配置例では、シート幅方向の両端部に平面視ハ字形に突き当て部26を配置している。特に、2つの突き当て部26を平面視ハ字形に配置した場合は、エアー流路の面積がエアー流の上流側から下流側に向かってシート幅方向にも徐々に拡大することになるため、そこを通り抜けるエアーの流速をさらに速めることができる。
また、上記図15(A)〜(C)の配置例では、いずれもエアー吹き付け部19からエアーが吹き付けられるシート23の前端部を跨ぐ状態で突き当て部26を配置している。これに対して、図15(D)〜(F)の配置例では、いずれもエアー吹き付け部19からエアーが吹き付けられるシート23の前端部を跨ぐことなく、当該シート23の前端部よりもエアー吹き付け方向でエアー流の下流側に突き当て部26を配置している。このように突き当て部26を配置した場合は、エアーの吹き付けによってシート23を浮揚させたときに、浮揚したシート23の前端部が突き当て部26との突き当てによって上から押さえ込まれることがない。このため、シート23の前端部を隙間が生じやすい状態に維持することができる。
また、上側シートガイド24には、例えば、シートガイドに固定された半球状の部材又は球状のコロを用いて突き当て部26を設けることも可能である。その場合の突き当て部26の配置として、図15(G)に示す配置例では、シート幅方向の中心部から均等な距離を隔てた位置にそれぞれ突き当て部26を配置している。また、図15(H)の配置例では、シート幅方向の中心部とそこから均等な距離を隔てた位置にそれぞれ突き当て部26を配置している。また、図15(I)に示す配置例では、シート幅方向の中心部から均等な距離を隔てた位置にそれぞれ突き当て部26を配置し、さらにその外側にエアー吹き付け方向の下流側に位置をずらして突き当て部26を配置している。このようにコロを用いて突き当て部26で構成した場合は、エアーの吹き付けによってシート23を浮揚させた場合に、突き当て部26とシート23との摩擦抵抗が低減するため、シートのスキュー防止やジャム防止、さらにはシート面の傷防止などの効果が得られる。また、図15(I)に示す配置例を採用した場合は、エアーが吹き付けられるシート23の端部でシートコーナー部分がめくれやすくなる。このため、シートの変形によって隙間が生じやすくなり、シートの分離性が高まる。
〈第6実施形態〉
図16は本発明の第6実施形態に係るシート供給装置の構成を示すもので、(A)はその側面図、(B)はその平面図である。この第6実施形態に係るシート供給装置においては、上記第1実施形態と比較して、特に、上側シートガイド24の構成が異なっている。すなわち、本発明の第6実施形態で採用した上側シートガイド24は、枢軸34を中心に揺動自在に支持されている。枢軸34は、シート幅方向で対向する一対のサイドフレーム35に固定状態で設けられている。上側シートガイド24は、一対のサイドフレーム35の間に架け渡す状態で、シート幅の全幅にわたって設けられている。また、上側シートガイド24は、枢軸34に回転自在に嵌め込まれた筒状部36と、この筒状部36からシート供給方向(図の左方向)に延出するアーム部37とを一体に有している。各々のアーム部37の延出端には、錘38が取り付けられている。
錘38は、エアー吹き付け部19からのエアーの吹き付けによって浮揚したシート23を突き当て部26に突き当てた際に、上側シートガイド24からシート23に加わる荷重を調整する荷重調整手段を構成するものである。この構成においては、枢軸34を支点とした力のバランス(釣り合い)によって上側シートガイド24の姿勢が保持される。このため、エアーの吹き付けによって浮揚したシート23を突き当て部26に突き当てた際に、上側シートガイド24からシート23に加わる荷重は、錘28の重さや支点からの距離をパラメータとして調整することができる。
したがって、例えば、エアー吹き付け部19からエアーを吹き付けていない状態で、上述した力のバランスにより、トップシート23と突き当て部26との間に1mm程度の隙間が確保されるように、錘28の重さや支点からの距離を適宜設定することにより、エアー吹き付け部19からのエアーの吹き付けによってシート23を浮揚させた際に、突き当て部26との突き当てによってシート23に加わる上側シートガイド24の自重をほぼゼロにすることができる。したがって、シート23に加わる荷重を極力小さくすることができる。また、上側シートガイド24を回動可能に構成した為、最上位シートの停止位置がばらついた場合でも上側シートガイド24が変形することで最上位シートの高さに追従することが可能である。よって、突き当て部26と最上位シートの浮揚方向の間隔をより小さく設定することができる為、より小さいエアーの力で積載状態のシートを突き当て部に突き当てることが可能となる。よって、突き当て部26と最上位シートの浮揚方向の間隔をより小さくあるいはほぼゼロに設定し、かつシート23に加わる荷重を極力小さくすることが可能となる。
このようにシート23に加わる荷重を軽減することにより、エアーの流れによって発生する負圧の作用でシート23を上向きに引き込む際に、シート23に加わる抵抗力を減少させることができる。このため、シート23の変形が容易になる。また、シート23の変形によって生じた隙間にエアーを吹き込むときに、突き当て部26に突き当たったままの状態でもシート23が容易に浮揚するようになる。このため、1枚目のシート(トップシート)と2枚目のシートが密着したまま浮揚した場合に、より小さな引き込み力で1枚目のシートを2枚目のシートから分離することが可能となる。
なお、ここでは、シート供給方向において、枢軸34を基準(中心)に突き当て部26を上流側(右側)、錘38を下流側(左側)に配置したが、これと反対に、図17(A),(B)に示すように、枢軸34を基準(中心)に突き当て部26を下流側(左側)、錘38を上流側(右側)に配置することも可能である。また、枢軸34、アーム部37及び錘38を用いた荷重調整手段の構成は、例えば図18に示すように、上記第2実施形態に適用することも可能である。
〈第7実施形態〉
図19は本発明の第7実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。この第7実施形態に係るシート供給装置においては、シート収容部17の一側部にエアー吹き付け部19’を設け、このエアー吹き付け部19’からシート23の側端部にエアーを吹き付ける構成としている。エアー流規制部材24’及びエアー流制御補助部材39は、それぞれ板状に形成されたものである。エアー流規制部材24には、上記上側シートガイド24の突き当て部26と同様の突き当て部26’が設けられている。エアー流規制部材24は、エアー吹き付け部19’から吹き付けられるエアーの流れを、エアー流制御補助部材39との間で規制しつつ制御するものである。エアー流規制部材24は、シートの側端の最上位シートの上部に設けられている。エアー流制御補助部材39は、エアー流規制部材24の下側に設けられている。エアー流制御補助部材39は、エアー吹き付け部19’のノズル19A’から吹き出すエアーの流れを、エアー流規制部材24との間で徐々に絞りつつ、狙いとするシート23の端部に導くように制御する。
エアー流制御補助部材39の一端部は枢軸40に回転自在に支持されている。また、エアー流制御補助部材39の他端部は、リンク機構41によってエアー流規制部材24’に連結されている。このため、枢軸34を支点として上側エアー流規制部材24’が揺動すると、これに連動するかたちで、エアー流制御補助部材39が枢軸40を支点に揺動する。したがって、エアー流規制部材24’の姿勢(向き)が変われば、これに連動してエアー流制御補助部材39の姿勢(向き)も変わる。すなわち、エアー流制御補助部材39は、エアー流規制部材24’と連動してエアー流を制御するものである。
このようにエアー流規制部材24’の下側にエアー流制御補助部材39を設けることにより、エアー吹き付け部19’のノズル19A’から吹き出すエアーを、狙いとするシート23の端部に集中的に吹き付けることができる。このため、エアー吹き付け部19’から吹き付けられるエアーを有効に利用することができる。
また、エアー流規制部材24’とエアー流制御補助部材39をリンク機構41を介して連結することにより、エアー流制御補助部材39の重さをエアー流規制部材24’で受けるようにしたので、上記第6実施形態と同様に、錘38’の重さや支点からの距離(アーム部37’の長さ)を適宜設定することにより、エアー吹き付け部19’からのエアーの吹き付けによってシート23を浮揚させた際に、突き当て部26’との突き当てによってシート23に加わるエアー流規制部材24’の自重をほぼゼロにすることができる。したがって、シート23に加わる荷重を極力小さくすることができる。
また、上述した上側シートガイド24又はエアー流規制部材24’に設けられる突き当て部26、26’の形状として、図20(A)に示すように、エアー吹き付け方向の上流側の端部を所定の曲率をもつラウンド形状とすることにより、エアー上流側のシート23の端部に向かって突き当て部26、26’が徐々に上側に退避したかたちとなる。このため、エアーの吹き付けによってシート23を突き当て部26、26’に突き当てた際に、エアーの流れによって生じる負圧でシート23の上面に上向きの引き込み力を作用させると、図20(B)に示すように、エアー吹き付け方向と直交するシート面方向から見て、シート23の端部が突き当て部26、26’の端部形状に倣って変形する。この場合も、1枚目のシートと2枚目のシートの変形量に差が生じ、これによって2枚のシートの端部に隙間が発生する。したがって、その隙間から2枚のシートの間にエアーが吹き込むことにより、1枚目のシートと2枚目のシートを分離することができる。また、シート23の端部を突き当て部26、26’で拘束しないため、シート23の端部を容易に変形させることができる。したがって、より良好な分離性能が得られる。
なお、上記第1〜第6実施形態においては、シート収容部17の前側にエアー吹き付け部19を設け、このエアー吹き付け部19からシート23の前端部にエアーを吹き付けるものとし、上記第7実施形態においては、シート収容部17の一側部にエアー吹き付け部19を設け、このエアー吹き付け部19からシート23の側端部にエアーを吹き付けるものとしたが、本発明はこれに限らず、シート収容部17の後側にエアー吹き付け部19を設け、このエアー吹き付け部19からシート23の後端部にエアーを吹き付けるものにも同様に適用可能である。
本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 図2の一部を拡大した図である。 上側シートガイドの突き当て部にシートが突き当たった状態をエアー吹き付け方向から見た図である。 本発明の第1実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 本発明の第2実施形態で採用した上側シートガイドの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 本発明の第3実施形態で採用した上側シートガイドのエアー吹き付け前後の状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 本発明の第4実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す概略図である。 本発明の第5実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 突き当て部の配置例を示す平面図である。 本発明の第6実施形態に係るシート供給装置の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態に係るシート供給装置の他の構成を示す図である。 本発明の第7実施形態に係るシート供給装置の構成を示す概略図である。 突き当て部の形状例を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、17…シート収容部、18…シート供給部、19…エアー吹き付け部、23…シート、24…上側シートガイド、25…下側シートガイド、26,30…突き当て部、29…湾曲部、34…枢軸、37…アーム部、38…錘、39…エアー流制御補助部材

Claims (3)

  1. シートを積載状態で収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段からシートを供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートの端部にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段からのエアーの吹き付けによって浮揚するシートが突き当たる突き当て部を有し、前記エアー吹き付け手段によって吹き付けられるエアーの流れを制御することにより、前記突き当て部に突き当たったシートの上面に上向きの引き込み力を作用させるエアー流制御手段とを備え
    前記エアー流制御手段を、シートの積載方向に変位可能に弾性体で形成したことを特徴とするシート供給装置。
  2. シートを積載状態で収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段からシートを供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートの端部にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段からのエアーの吹き付けによって浮揚するシートが突き当たる突き当て部を有し、前記エアー吹き付け手段によって吹き付けられるエアーの流れを制御することにより、前記突き当て部に突き当たったシートの上面に上向きの引き込み力を作用させるエアー流制御手段と
    前記浮揚するシートを前記突き当て部に突き当てた際に、前記エアー流制御手段から前記シートに加わる荷重を調整する荷重調整手段と
    を備えることを特徴とするシート供給装置。
  3. シートを積載状態で収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段からシートを供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートの端部にエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記エアー吹き付け手段からのエアーの吹き付けによって浮揚するシートが突き当たる突き当て部を有し、前記エアー吹き付け手段によって吹き付けられるエアーの流れを制御することにより、前記突き当て部に突き当たったシートの上面に上向きの引き込み力を作用させるエアー流制御手段とを備え
    前記エアー流制御手段の下側に、当該エアー流制御手段と連動してエアー流を制御するエアー流制御補助部材を設けたことを特徴とするシート供給装置。
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