JP4687325B2 - 画像処理方法、画像処理装置、及び、プログラム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、画像処理方法、画像処理装置、及び、プログラムに関する。特に、本発明は、原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理方法、画像処理装置、及び、プログラムに関する。
原画像に対して画像編集処理をして編集画像を生成する画像処理装置において、画像編集処理の履歴を記憶する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1に記載の画像処理装置においては、画像編集処理後に、画像編集処理の履歴を編集し、当初の編集画像に対して再編集をすることができる。
特開2001−243487号公報
しかしながら、画像を表現する色空間は複数あり、原画像に設定されている色空間と、画像編集処理に用いる色空間とが異なる場合がある。この場合に、原画像に設定されている色空間を用いて画像編集処理の履歴に基づく編集画像を再生すると、画像編集処理時の色空間と再生時の色空間が異なるので、原画像と編集処理との色が整合せず、画像編集処理時の編集画像を忠実に再生できない不具合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理装置を制御するプログラムであって、画像処理装置に、原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得する手順、原画像に対して画像編集処理を行う手順、画像編集処理に用いる色空間を識別する色空間識別情報と、編集処理に用いた色の指定を含み、画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、原画像に対応付けて生成する手順、編集履歴情報から色空間識別情報を読み出し、原画像について取得された色空間識別情報と編集履歴情報から読み出された色空間識別情報とが一致しない場合に、同一の色空間に変換する手順、及び、色空間の変換後に、原画像に対して編集履歴情報に基づいた画像編集処理を再生して編集画像を生成し、出力する手順を実行させる。これにより、原画像の色空間と編集履歴情報の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間の整合性を図るので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像を生成し、出力することができる。
編集画像を出力する手順は、編集画像を出力する色空間を示す色空間識別情報の指定を受け取った場合に、受け取った色空間識別情報により識別される色空間に、編集画像を変換して出力する手順を有してもよい。これにより、原画像の色空間と編集履歴情報の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間の整合性を図るので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像を生成し、指定された色空間に応じて、出力することができる。
色空間を変換する手順において、原画像の色空間を、編集履歴情報の色空間へ変換してもよい。これにより、原画像の色空間と編集履歴情報の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間を画像編集処理を施したときの色空間に揃えるので、ユーザが施した画像編集処理をより忠実に再生して編集画像を生成し、出力することができる。
色空間を変換する手順において、編集履歴情報の色空間を、原画像の色空間へ変換してもよい。これにより、原画像の色空間と編集履歴情報の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間を原画像の色空間に揃えるので、原画像の色空間を採用して、ユーザが施した画像編集処理を再生して編集画像を生成し、出力することができる。
色空間を変換する手順において、編集履歴情報の色空間、及び、原画像の色空間を、編集履歴情報の色空間、または、原画像の色空間と異なる第三の色空間へ変換してもよい。これにより、原画像の色空間と編集履歴情報の色空間が異なっていても、上記第三の色空間に揃えるので、出力先の色空間に応じて、ユーザが施した画像編集処理を再生して編集画像を生成し、出力することができる。
画像編集処理を行う手順は、原画像の一部を抽出し、原画像の他の一部に貼り付けるパッチ処理を含み、編集履歴情報を生成する手順は、パッチ処理において抽出した原画像の一部のビットマップデータに対応付けて、パッチ処理において用いられている色空間を示す色空間識別情報を編集履歴情報に含めてもよい。これにより、一の原画像に対して異なる複数の色空間において画像編集処理を施した場合であっても、施した画像編集処理を各色空間に応じて再生できるので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像を生成し出力することができる。
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態においては、原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理方法であって、原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得し、原画像に対して画像編集処理を行い、画像編集処理に用いる色空間を識別する色空間識別情報と、編集処理に用いた色の指定を含み、画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、原画像に対応付けて生成し、編集履歴情報から色空間識別情報を読み出し、原画像について取得された色空間識別情報と編集履歴情報から読み出された色空間識別情報とが一致しない場合に、同一の色空間に変換し、色空間の変換後に、原画像に対して編集履歴情報に基づいた画像編集処理を再生して編集画像を生成し、出力する。これにより、第一の形態と同様の効果を得ることができる。
上記課題を解決するために、本発明の第3の形態においては、原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理装置であって、原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得する色空間情報取得部と、原画像に対して画像編集処理を行う画像編集処理部と、画像編集処理に用いる色空間を識別する色空間識別情報と、編集処理に用いた色の指定を含み、画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、原画像に対応付けて生成する編集履歴生成部と、編集履歴情報から色空間識別情報を読み出し、原画像について取得された色空間識別情報と編集履歴情報から読み出された色空間識別情報とが一致しない場合に、同一の色空間に変換する色空間変換部とを備え、画像編集処理部は、色空間変換部による色空間の変換後に、原画像に対して編集履歴情報に基づいた画像編集処理を再生して編集画像を生成し、出力する。これにより、第一の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、画像処理装置10を一例で示す。画像処理装置10は、原画像110に画像編集処理を施した編集画像120を生成する。画像処理装置10は、例えば、画像編集処理の一例としてレタッチ処理を施したレタッチ画像を生成することができる。
画像処理装置10は、原画像110を画像編集処理した編集画像120を生成する画像処理装置10を制御するプログラムを実行する本体12を備える。画像処理装置10は、表示画面を有しユーザに対して本体12からの出力に基づく表示をするディスプレイ14と、ユーザから本体12に対する入力手段の一例としてのキーボード16及びマウス18とを備えていることが好ましい。デジタルカメラ30及びスキャナ40は、原画像110を読み込む手段の一例として、本体12と接続される。
本体12はハードディスク及びメモリ(RAM)を備え、例えば、デジタルカメラ30又はスキャナ40から読み込まれた原画像110をハードディスク等に格納する。本実施形態は、画像編集処理を施した編集画像120を出力する場合において、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し、出力することができる画像処理装置10を提供することを目的とする。
図2は、本体12のブロック図を一例で示す。本体12は、デジタルカメラ30又はスキャナ40から取得した原画像情報を格納する画像格納部100と、原画像110を表現する色空間を識別する色空間識別情報(以下、「原画像色空間ID」という。)を取得する色空間情報取得部300と、原画像110に対して画像編集処理を行う画像編集処理部400と、画像編集処理に用いる色空間を識別する色空間識別情報(以下、「編集色空間ID」という。)を含み、画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報130を、原画像110に対応付けて生成する編集履歴生成部500と、編集履歴情報130から編集色空間IDを読み出し、原画像110について取得された原画像色空間IDと編集履歴情報130から読み出された編集色空間IDとが一致しない場合に、同一の色空間に変換する色空間変換部600と、同一の色空間に変換する色変換情報210を格納する色変換情報格納部200とを備える。
画像格納部100は、さらに、編集履歴情報130を原画像110に対応付けて格納する。画像格納部100は、具体的には、原画像110を識別する原画像識別情報(以下「画像ID」という。)に対応付けて、編集履歴情報130を格納する。なお、画像格納部100については、図4においても説明する。
画像編集処理部400は、さらに、原画像110又は編集画像120をディスプレイ14に出力する。また、画像編集処理部400は、キーボード16又はマウス18を介してユーザから画像編集処理に係る入力を受け付ける。そして、画像編集処理部400は、例えば、ユーザからの入力を受け付けて、原画像110の一部を抽出し他の部分に貼り付けるパッチ処理を含む画像編集処理を行う。
画像編集処理部400は、さらに、色空間変換部600による色空間の変換後に、原画像110に対して編集履歴情報130に基づいた画像編集処理を再生して編集画像120を生成し、ディスプレイ14に出力する。これにより、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間の整合性を図るので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し、出力することができる。
色変換情報格納部200は、色変換情報210として、変換元の色空間を示す元色空間IDと、変換先の色空間を示す先色空間IDとに対応付けて、ルックアップテーブル(LUT)を格納する。ルックアップテーブルは、変換後の色空間で表現されるべき原画像110の色と、変換前の色空間で表現されるべき原画像110の色とを、一致、又は、近似させる画素値の変換表を含む。
色空間変換部600は、編集画像120を出力する色空間を示す色空間識別情報の指定を受け取った場合に、受け取った色識別情報により識別される色空間に、編集画像120を変換して出力する。これにより、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間の整合性を図るので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し、指定された色空間に応じて、出力することができる。なお、色変換情報格納部200にかえて、色空間変換部600が、色変換情報210を格納してもよい。
編集履歴生成部500は、パッチ処理において抽出した原画像110の一部のビットマップデータに対応付けて、パッチ処理において用いられている編集色空間IDを編集履歴情報130に含めて編集履歴情報130を生成する。これにより、一の原画像110に対して異なる複数の色空間において画像編集処理を施した場合であっても、施した画像編集処理を各色空間に応じて再生できるので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し出力することができる。
記憶媒体20は、画像格納部100、色変換情報格納部200、色空間情報取得部300、画像編集処理部400、編集履歴生成部500、及び色空間変換部600の動作を行わせるプログラムを格納する。本体12は記憶媒体20に格納された上記プログラムをインストールすることにより、色空間変換部600等の動作を行わせてもよい。さらに、他の方法として、本体12は、そのようなプログラムを、通信回線を介して取得してもよい。
なお、色空間とは、例えば、sRGB(standard RGB)、Adobe(登録商標)RGB、CIE1976(L*a*b*)表色系等をいう。また、原画像色空間ID、及び、編集色空間IDは、原画像110、及び、編集画像120が表現されるべき色空間を示すプロファイル(例えば、ICCプロファイル)として扱うことができる。
図3は、原画像110又はレタッチ画像を模式的に示す。例えば、図3(a)は、画像ID「G0001.JPG」で識別される原画像110、図3(c)及び図3(d)は、原画像110にパッチ処理を施した編集画像120、122を模式的に示す。
画素領域402はパッチ処理を施す領域、画素領域404はパッチ処理に用いるビットマップを抽出する領域、Xは画素領域402に存在するある画素の座標、Yは画素領域404に存在するある画素の座標を示す。なお、画素領域402は、被写体(富士山)に写り込んだ撮像者の指が撮像されている領域を示す。
図4は、画像格納部100に格納された情報の一例を模式的に示す。図4(a)は、画像格納部100が格納する原画像110に関する情報を模式的に示す。図4(a)に示す例において、画像格納部100は、画像ID「G0001.JPG」に対応付けて、原画像色空間ID「A−RGB」、及び、原画像110を示す情報(ビットマップ等)を格納する。
図4(b)は、画像格納部100が格納する編集履歴情報130を示す。図4(b)に示す例において、画像格納部100は、編集画像120に関する編集履歴情報130を格納する。具体的には、画像格納部100は、画像ID「G0001.JPG」に対応付けて、画像編集処理の種類「レタッチ処理」、編集色空間ID「S−RGB」、及び、編集の内容を格納する。編集の内容の一例は、パッチ処理を施した各画素の座標、及び、バッチ処理に用いた画素値である。
以下、原画像色空間ID「A−RGB」又は編集色空間ID「A−RGB」により識別される色空間を「A色空間」という。原画像色空間ID「S−RGB」又は編集色空間ID「S−RGB」により識別される色空間を「S色空間」という。A色空間における、座標Xの画素値を「X_A(R、G、B)」という。S色空間における、座標Xの画素値を「X_S(R、G、B)」という。ここで、R、G、Bは、例えば、0から255までの整数であってもよい。
図5は編集履歴情報130を格納する動作の一例をフローチャートで示す。本フローチャートは、図3(a)の原画像110が選択されることにより開始する。なお、本フローチャートの開始時に、画像格納部100は、図4(a)の原画像110に関する情報を格納しているものとする。
色空間情報取得部300は、原画像色空間IDを取得する(S100)。この場合にまず、色空間情報取得部300は、画像編集処理を施すべき原画像110をユーザに選択させる、非図示の画像選択画面をディスプレイ14に表示する。色空間情報取得部300は、例えば、キーボード16又はマウス18を介して、画像ID「G0001.JPG」を受け付ける。色空間情報取得部300は、画像格納部100を参照して、選択された画像ID「G0001.JPG」に対応付けられた原画像色空間ID「A−RGB」を取得する。色空間情報取得部300は、取得した原画像色空間ID「A−RGB」をメモリ(共有メモリ、以下同じ。)上に出力することが好ましい。つまり、色空間変換部600、画像編集処理部400等の各機能は、このメモリにアクセスすることができる。
色空間情報取得部300は、さらに、画像格納部100に格納から、図4(a)に示す原画像110に関する情報を読み込む。色空間情報取得部300は、読み込んだ情報を解釈してメモリ上に出力する。つまり色空間情報取得部300は、図3(a)に示す原画像110を示す情報(ビットマップ等)をメモリ上に展開する。
色空間変換部600は、画像を出力する色空間を示す色空間識別情報の指定をユーザから受け取ったか否か判断する(S102)。この場合にまず、色空間変換部600は、色空間IDをユーザに指定させる、非図示の色空間指定画面をディスプレイ14に表示する。ユーザが、キーボード16又はマウス18を介して、画像を出力する色空間を示す色空間識別情報を指定した場合は、色空間変換部600は、ユーザによって指定された色空間IDを受け取る。なお、このユーザによって指定された色空間IDは、後述するステップS106における画像編集処理の編集色空間IDとして用いられる。
ステップS102において、色空間変換部600は、画像を出力する色空間の指定を受け取ったと判断した場合(S102:Yes)、色空間変換部600は、指定された色空間識別情報により識別される色空間に、原画像110を変換する(S104)。より詳しくは、色空間変換部600は、色変換情報210を参照して、指定された色空間識別情報(編集色空間ID)により識別される色空間に、メモリ上に展開されている、図3(a)に示す原画像110のデータ(ビットマップ)を変換する。
具体的には、指定された色空間識別情報(編集色空間ID)が「S−RGB」であったとき、色空間変換部600は、図4(a)に示す原画像色空間ID「A−RGB」に従ってA色空間で表現されるべき画素値でメモリ上に展開されている原画像110を示す情報(ビットマップ等)を、S色空間で表現されるべき画素値に変換する。
仮に、色変換情報210として、A色空間の画素値(100、100、100)をS色空間の画素値(90、90、90)に変換することとされている場合に、色空間変換部600は、原画像の座標XのA色空間における画素値X_A(100、100、100)をS色空間における画素値X_S(90、90、90)に変換する。
一方、ステップS102において、色空間変換部600は、画像を出力する色空間の指定を受け取っていないと判断した場合(S102:No)、ステップS104を飛ばして、ステップ106を実行する。なお、この場合には、原画像色空間ID「A−RGB」は、後述するステップS106における画像編集処理の編集色空間IDとして用いられる。
画像編集処理部400は、原画像110に対して画像編集処理を行う(S106)。より詳しくは、画像編集処理部400は、パッチ処理等の画像編集処理をユーザに施させる、非図示の画像編集処理画面を表示する。また、画像編集処理部400は、メモリ上に展開されている原画像110のデータ(ビットマップ)を、編集色空間IDにより識別される色空間で、画像編集処理画面に表示する。
すなわち、原画像色空間ID「A−RGB」の原画像110を画像編集処理する場合において、色空間変換部600がユーザから編集色空間ID「S−RGB」の指定を受け取った場合には(S102:Yes)、画像編集処理部400は、S色空間における画素値に変換(S104)された原画像110を示す情報(ビットマップ等)を、S空間において表示する。一方、色空間変換部600がユーザから指定を受け取っていない場合には(S102:No)、A色空間における画素値のままの原画像110を示す情報(ビットマップ等)を、A色空間において表示する。
なお、画像編集処理部400は、パッチ処理、シャープネス処理等の画像編集処理の種類をユーザに選択させる「修正ツール」ボタンをこの画像編集処理画面に表示することが好ましい。
画像編集処理部400は、原画像110を画像編集処理画面に表示しつつ、画像編集処理を行う。例えば、画像編集処理部400は、ユーザから入力により、図3(a)に示す原画像110から図3(c)に示す編集画像120を生成するレタッチ処理を施す。より詳しくは、図3(b)が示すように、画像編集処理部400は、ユーザから入力により、画素領域404のビットマップデータを抽出する。
画像編集処理部400は、ユーザから入力により、抽出されたビットマップを用いて画素領域402に対してパッチ処理を施す。図3(c)は、このパッチ処理を施した編集画像120を示す。
編集履歴生成部500は、編集履歴情報130を生成する(S108)。より詳しくは、編集履歴生成部500は、まず、画像編集処理部400から、画像ID、画像編集処理の種類、編集色空間ID、及び、ユーザが施した編集の内容等の情報を取得する。
例えば、画像編集処理部400が、図3(a)から図3(c)に示すパッチ処理を、S空間において施した場合には、編集履歴生成部500は、画像ID「G0001.JPG」、画像編集処理の種類「パッチ処理」、編集色空間ID「S−RGB」、及び、編集の内容を取得する。この編集の内容の一例は、「画素領域402の各画素の座標」及び「その座標における編集後の画素値」であり、画素値は上記編集色空間IDにより示される色空間における値である。
そして、編集履歴生成部500は、取得した情報に基づいて、編集色空間IDを含み、ステップS106における画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報130を、画像IDに対応付けて生成する。編集履歴生成部500は、メモリ上に、編集履歴情報130を生成することが好ましい。
例えば、画像編集処理部400が、図3(a)から図3(c)に示すパッチ処理を、S空間において施した場合には(S106)、編集履歴生成部500は、画像編集処理の種類「パッチ処理」、編集色空間ID「S−RGB」、及び、編集の内容「画素領域402の各画素の座標」及び「各画素の置き換える画素値」を、画像ID「G0001.JPG」に対応付けて生成する。これにより、一の原画像110に対して異なる複数の色空間において画像編集処理を施した場合であっても、施した画像編集処理を各色空間に応じて再生できるので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し出力することができる。
なお、編集履歴生成部500は、ユーザからの指示に基づいて、編集履歴情報130を生成してもよい。具体的には、画像編集処理部400は、例えば、編集履歴情報130を生成させる旨のユーザからの入力を受け付ける「履歴生成」ボタンを配置した上記画像編集処理画面に表示し、画像編集処理部400がこの入力を受け付けた場合に、編集履歴生成部500は編集履歴情報130を生成してもよい。
また、編集履歴生成部500は、これに加え、又はこれに代えて、所定のタイミング(例えば60秒毎)で編集履歴情報130を生成してもよい。この所定のタイミングは、例えば、ペイント処理は30秒、彩度変更(低下又は強調)は60秒等と画像編集処理の種類に応じた時間であってもよい。
また、編集履歴生成部500は、これらに加え、又は、かえて、画像編集処理の種類を切り替えた場合に、編集履歴情報130を生成してもよい。例えば、ステップ106において、上記「修正ツール」ボタンがユーザによってクリックされた場合に、編集履歴情報130を生成してもよい。
画像編集処理部400は、画像編集処理が終了したか否か判断する(S110)。より詳しくは、画像編集処理部400は、例えば、画像編集処理を終了させる旨のユーザからの入力を受け付ける「終了」ボタンを配置した上記画像編集処理画面に表示し、この入力を受け付けた場合には、画像編集処理は終了したと判断する。
ステップS110において、画像編集処理部400は、画像編集処理は終了したと判断した場合(S110:Yes)、画像格納部100は、編集履歴生成部500により生成された編集履歴情報130を読み込み、画像IDに対応付けて格納する(S112)。ここで本フローチャートは終了する。
例えば、画像編集処理部400が、図3(a)から図3(c)に示すパッチ処理を、S空間において施した場合には(S106)、画像格納部100は、例えば、図4(b)に示す編集履歴情報130(レタッチ処理1)を格納する。なお、画像格納部100は、ハードディスクに編集履歴情報130を格納することが好ましい。
一方、ステップS110において、画像編集処理部400は、画像編集処理は終了していないと判断した場合には(S110:No)、ステップS106に戻る。ただし、画像編集処理部400は、既に表示した上記画像編集処理画面を再び表示しなくてもよい。
なお、画像処理装置10は、非図示の表示部を備えてもよい。そして表示部は、上記画像選択画面、上記色空間指定画、及び、上記画像編集処理画面を表示してもよい。この場合、色空間情報取得部300は、この表示部を介して、ユーザに選択された原画像110の画像IDを受け付ける。色空間変換部600及び画像編集処理部400も同様でよい。また、上記画像選択画面、上記色空間指定画、及び画像編集処理画面は、ひとつの画面であってもよい。
図5に示すフローチャートに基づいて画像を編集した後に、編集画像120を再生する場合に、原画像色空間ID「A−RGB」と編集色空間ID「S−RGB」が一致しないと不具合が生じる。この不具合を説明するべく、仮に、図3(a)に示す原画像110における座標Yの色が、A色空間においてY_A(200、200、200)で表現され、一方、S色空間においてY_S(180、180、180)で表現されるとする。
上記仮定において、図3(c)に示す編集画像120が画像格納部100から再び表示されるとき、原画像色空間ID「A−RGB」と編集色空間「S―RGB」とが異なったままであると、編集履歴情報130の編集処理における画素値も原画像の色空間であるA色空間であると解釈され、図3(d)に示す編集画像122が再生される。例えば、編集履歴情報130のパッチ処理に含まれるS色空間の画素値Y_S(180、180、180)の数値がそのまま、原画像110の色空間におけるA色空間の画素値Y_A(180、180、180)と解釈されて、編集画像122が再生される。これにより、画像が最終的にA色空間で表現される場合に、図3(d)に示すように、再生された編集画像122において、X座標の色を画素値Y_S(180、180、180)で置き換えることによりパッチ処理するので、原画像110におけるY座標の画素値Y_A(200、200、200)と上記X座標の画素値X_A(=Y_S)とが一致せず、互いに異なる色として表現される。従って、図3(c)に示す編集画像120を再生すべきところ、図3(d)に示す編集画像122が再生されるという不具合がある。
そこで、本実施形態は、原画像色空間ID「A−RGB」と編集色空間ID「S−RGB」が一致していない場合であっても、所望の編集画像120を再生する。
図6は、編集画像120を再生して出力する動作の一例をフローチャートで示す。本フローチャートは、図3(c)に示す、編集画像120が選択されるところから開始する。なお、本フローチャートの開始時に、画像格納部100は、図4(a)に示す、原画像110に関する情報、及び図4(b)に示す編集画像120に関する編集履歴情報130(ただし、簡略化のためにレタッチ処理1について説明する)を格納しているものとする。
色空間情報取得部300は、原画像色空間IDを取得する(S200)。この動作は、図3に記載したステップS100と同様なので説明を省略する。具体的には、色空間情報取得部300は、図4(a)に示す原画像色空間ID「A−RGB」を取得する。
色空間情報取得部300は、さらに、図4(a)に示す原画像110に関する情報、及び、図4(b)に示す編集画像120に関する編集履歴情報130(ただし、レタッチ処理1)を読み込む。色空間情報取得部300は、読み込んだ情報を解釈して、メモリ上に出力する。色空間情報取得部300は、これにかえて、原画像110に関する情報等を色空間変換部600に供給し、色空間変換部600は、供給された情報を解釈して、メモリ上に展開してもよい。
色空間変換部600は、編集色空間IDを読み出す(S202)。より詳しくは、色空間変換部600は、メモリ上に展開されている編集履歴情報130から編集色空間IDを読み出す。具体的には、色空間変換部600は、図4(b)に示す編集色空間ID「S−RGB」を読み出す。
色空間変換部600は、読み出した編集色空間IDとメモリ上に展開されている原画像色空間IDが一致するか否か判断する(S204)。ステップS204において、色空間変換部600は、編集色空間IDと原画像色空間IDが一致しないと判断した場合(S204:No)、色空間変換部600は、色変換情報210を参照して、原画像110の色空間を、編集色空間IDにより識別される色空間へ変換する(S206)。
具体的には、画像編集処理部400がS色空間において図3(a)から図3(c)に示すパッチ処理をした場合には(S106)、図4(b)に示す編集色空間ID「S−RGB」と、図4(a)に示す原画像色空間ID「A−RGB」は一致しないので(S204:No)。よってこの場合に、色空間変換部600は、色変換情報210を参照して、メモリ上に展開されたA色空間で表現されるべき原画像110を示す情報(ビットマップ等)の画素値を、S色空間で表現されるべき画素値に変換する。例えば、色空間変換部600は、図3(b)に示す原画像110の座標Yの画素値Y_Aを画素値Y_Sに変換する。
ステップS206において上記形態に代えて、色空間変換部600は、編集履歴情報の色空間を、原画像色空間IDにより識別される色空間へ変換してもよい。
一方、ステップS204において、色空間変換部600は、編集色空間IDと原画像色空間IDが一致したと判断した場合(S204:Yes)、ステップS206を飛ばして、ステップ208を実行する。
画像編集処理部400は、編集履歴情報130に基づいて画像編集処理を再生する(S208)。画像編集処理部400は、具体的には、メモリ上に展開された原画像110を示す情報(ビットマップ等)と、編集履歴情報130に基づいた画像編集処理を再生する。つまり、画像編集処理部400は、メモリ上に、編集画像120を示す情報(ビットマップ等)を生成する。
例えば、ステップS208において、画像編集処理部400は、S色空間で表現されるべき画素値の原画像110を示す情報(ビットマップ等)と、S色空間で施した編集履歴情報130に基づいて編集画像120を再生する。これにより、編集履歴情報130のパッチ処理に含まれるS色空間の画素値Y_S(180、180、180)の数値がそのまま、編集画像120におけるX座標のS色空間の画素値X_Sに置き換わることによりパッチ処理される。これにより、図3(c)に示すように、所望の編集画像120が再生される。
次に、色空間変換部600は、画像を出力する色空間の指定を受け取ったか否か判断する(S210)。この動作は、図5に記載したステップS102と同様なので説明を省略する。
ステップS210において、色空間変換部600は、画像を出力する色空間の指定を受け取ったと判断した場合(S210:Yes)、色空間変換部600は、指定された色空間識別情報により識別される色空間に、編集画像120を変換する(S212)。この動作は、図5に記載したステップS104と同様なので説明を省略する。ただし、色空間変換部600は、ステップS208において画像編集処理部400によって再生された編集画像120を示す情報(ビットマップ等)を、指定された色空間識別情報により識別される色空間に変換する。例えば、A色空間による出力が指定されている場合に、色空間変換部600は、S色空間で再生された図3(c)に示す編集画像120を色変換情報210に基づいて、A色空間に変換して出力する。なおこの場合に、変換後に出力される編集画像120は、図3(c)に近似した画像となる。
これにより、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間の整合性を図るので、ユーザが施した画像編集処理を忠実に再生して編集画像120を生成し、指定された色空間に応じて、出力することができる。
一方、ステップS210において、画像を出力する色空間の指定を受け取っていないと判断した場合(S210:No)、ステップS212を飛ばして、ステップ214を実行する。
画像編集処理部400は、編集画像120を出力する(S214)。そして本フローチャートは終了する。より詳しくは、画像編集処理部400は、メモリに展開されている編集画像120を示す情報(ビットマップ等)を用いて、例えば、ディスプレイ14の上記画像編集処理画面に、編集画像120を表示する。
なお、編集画像120がディスプレイ14に表示されている場合において、色空間変換部600は、色空間識別情報の指定を受け取ったと判断した場合(S210:Yes)、色空間変換部600は、メモリに展開されている編集画像120を示す情報(ビットマップ等)をさらに変換する(S212)。これにより、編集画像120をプリンタ等の出力装置に出力する場合には、当該出力装置のプロファイルに応じた色空間に編集画像120を変換することができる。
この場合(S210:Yes)、色空間変換部600は、メモリに展開されている編集画像120を示す情報(ビットマップ等)とは別のメモリ領域に、新たに変換する編集画像120を示す情報(ビットマップ等)を展開することが好ましい。
なお、色空間変換部600又は画像編集処理部400は、他の色空間に変換された原画像110又は編集画像120の画素値を、画像格納部100に格納してもよい。色空間変換部600又は画像編集処理部400は、変換された画素値を画像格納部100に格納させる旨をユーザから受け付ける、「保存」ボタンを上記色空間指定画等に表示し、この「保存」ボタンがクリックされた場合に、他の色空間に変換された原画像110又は編集画像120の画素値を、画像格納部100に格納してもよい。
以上、本実施形態によれば、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていても、これらの異なる色空間を画像編集処理を施したときの色空間に揃えるので、ユーザが施した画像編集処理をより忠実に再生して編集画像120を生成し、出力することができる。
また、他の実施形態として、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていた場合に、これらの異なる色空間を原画像110の色空間に揃えてもよい。これにより、原画像110の色空間を採用して、ユーザが施した画像編集処理を再生して編集画像120を生成し、出力することができる。さらにまた、原画像110の色空間と編集履歴情報130の色空間が異なっていた場合に、これらの異なる色空間をこれらの色空間と異なる第三の色空間へ変換することによって揃えてもよい。これにより、出力先の色空間に応じて、ユーザが施した画像編集処理を再生して編集画像120を生成し、出力することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
画像処理装置10を一例で示す。 本体12のブロック図を一例で示す。 図3は、原画像110又はレタッチ画像の表示を模式的に示す。 画像格納部100に格納された情報の一例を模式的に示す。 編集履歴情報130を格納する動作の一例をフローチャートで示す。 編集画像120を出力する動作の一例をフローチャートで示す。
符号の説明
10 画像処理装置、12 本体、14 ディスプレイ、16 キーボード、18 マウス、20 記憶媒体、30 デジタルカメラ、40 スキャナ、100 画像格納部、110 原画像、120 編集画像、122 編集画像、130 編集履歴情報、200 色変換情報格納部、210 色変換情報、300 色空間情報取得部、400 画像編集処理部、402 画素領域、404 画素領域、500 編集履歴生成部、600 色空間変換部

Claims (7)

  1. 原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理装置を制御するプログラムであって、前記画像処理装置に、
    前記原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得する手順、
    前記原画像に対して所定の色空間で所定の色を用いた第1の画像編集処理を行う手順、
    前記第1の画像編集処理を行った後に、前記第1の画像編集処理に用いた色空間を識別する色空間識別情報と、前記第1の画像編集処理に用いた色の画素値を含み、前記第1の画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、前記第1の画像編集処理を行う前の前記原画像に対応付けて生成する手順、
    前記編集履歴情報から読み出した前記色空間識別情報に基づいて、前記原画像について第2の画像編集処理を行う色空間と前記第1の画像編集処理を行った色空間とが一致しないと判断した場合に、前記編集履歴情報で指定された色を前記第2の画像編集処理を行う色空間の色に変換する手順、及び、
    前記色空間の変換後に、前記原画像に対して前記編集履歴情報に基づき、前記指定された色に代えて変換後の色を用いて前記第1の画像編集処理を再生して前記編集画像を生成する第2の画像編集処理を行い、出力する手順
    を実行させるプログラム。
  2. 前記編集画像を出力する色空間を示す色空間識別情報の指定を受け取った場合に、第2の画像編集処理を行った後に、受け取った前記色空間識別情報により識別される前記色空間に、前記編集画像を変換して出力する請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第2の画像編集処理を行う色空間は、前記原画像の色空間である請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記第2の画像編集処理を行う色空間は前記編集履歴情報の色空間、または、前記原画像の色空間と異なる第三の色空間であり、前記原画像の色空間を、前記第三の色空間へ変換する手順をさらに前記画像処理装置に実行させる請求項1または2に記載のプログラム。
  5. 前記第1の画像編集処理は、前記原画像の一部を抽出し、前記原画像の他の一部に貼り付けるパッチ処理を含み、
    前記編集履歴情報を生成する手順は、前記パッチ処理において抽出した前記原画像の前記一部のビットマップデータに対応付けて、前記パッチ処理において用いられていた前記色空間を示す色空間識別情報を前記第1の画像編集処理に用いた色空間を識別する色空間識別情報として編集履歴情報に含める請求項1乃至4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理方法であって、
    前記原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得し、
    前記原画像に対して所定の色空間で所定の色を用いた第1の画像編集処理を行い、
    前記第1の画像編集処理を行った後に、前記第1の画像編集処理に用いた色空間を識別する色空間識別情報と、前記第1の画像編集処理に用いた色の画素値を含み、前記第1の画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、前記第1の画像編集処理を行う前の前記原画像に対応付けて生成し、
    前記編集履歴情報から読み出した前記色空間識別情報に基づいて、前記原画像について第2の画像編集処理を行う色空間と前記第1の画像編集処理を行った色空間とが一致しないと判断した場合に、前記編集履歴情報で指定された色を前記第2の画像編集処理を行う色空間の色に変換し、
    前記色空間の変換後に、前記原画像に対して前記編集履歴情報に基づき、前記指定された色に代えて変換後の色を用いて前記第1の前記画像編集処理を再生して前記編集画像を生成し、出力する第2の画像編集処理を行う画像処理方法。
  7. 原画像を画像編集処理した編集画像を生成する画像処理装置であって、
    前記原画像を表現する色空間を識別する色空間識別情報を取得する色空間情報取得部と、
    前記原画像に対して所定の色空間で所定の色を用いた第1の画像編集処理を行う画像編集処理部と、
    前記第1の画像編集処理を行った後に、前記第1の画像編集処理に用いた色空間を識別する色空間識別情報と、前記第1の画像編集処理に用いた色の画素値を含み、前記第1の画像編集処理の履歴を示す編集履歴情報を、前記第1の画像編集処理を行う前の前記原画像に対応付けて生成する編集履歴生成部と、
    前記編集履歴情報から読み出した前記色空間識別情報に基づいて、前記原画像について第2の画像編集処理を行う色空間と前記第1の画像編集処理を行った色空間とが一致しないと判断した場合に、前記編集履歴情報で指定された色を前記第2の画像編集処理を行う色空間の色に変換する色空間変換部と
    を備え、
    前記画像編集処理部は、前記色空間変換部による前記色空間の変換後に、前記原画像に対して前記編集履歴情報に基づき、前記指定された色に代えて変換後の色を用いて前記第1の前記画像編集処理を再生して前記編集画像を生成し、出力する第2の画像編集処理を行う画像処理装置。
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