JP2004120253A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の種類によって好まれる色味を再現したカラー画像を出力することができる画像処理方法及び画像処理装置を提供する。
【解決手段】入力プロファイル読出部202は、カラー画像を入力した入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを入力プロファイル記憶部204から読み出す。また、出力プロファイル読出部205は、好み選択部106によって指定された複数の色味に関する複数のプロファイルデータを出力プロファイル記憶部207から読み出す。さらに、出力プロファイル合成部203で、読み出された複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する。そして、カラーマッチング処理部201で、生成された一のプロファイルデータに基づいてカラー画像のカラーマッチング処理が行われる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像の種類に応じて再現する色特性を変換する画像処理方法及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、画像中のシーンの種類に応じて、一般に好まれる色が異なるということが知られている。例えば、人物画像と風景画像とを比較した場合、一般的に風景画像の階調特性は人物画像に比べガンマ値が高いので、彩度も高いような再現が好まれるとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通常のカラーマッチングでは、写真出力用のカラープロファイルが一種類しか用意されていなかった。そのため、人物写真や風景写真をプリンタによって出力した場合、中庸な画質しか得られず、時として、この出力画質がクレームの対象となることがあった。
【0004】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、画像の種類によって好まれる色味を再現したカラー画像を出力することができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、入力デバイスと出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置において、前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを記憶する入力プロファイル記憶手段と、カラー画像を入力した前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを前記入力プロファイル記憶手段から読み出す第1のプロファイル読み出し手段と、前記出力デバイスから出力するカラー画像に関して複数の色味を指定する指定手段と、前記複数の色味のそれぞれについての前記出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する出力プロファイル記憶手段と、前記指定手段によって指定された前記複数の色味に関する複数のプロファイルデータを前記出力プロファイル記憶手段から読み出す第2のプロファイル読み出し手段と、読み出された前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成手段と、生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、複数の入力デバイスと複数の出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置において、前記複数の入力デバイスの入力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する入力プロファイル記憶手段と、カラー画像を入力した一の入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを前記入力プロファイル記憶手段から読み出す第1のプロファイル読み出し手段と、前記カラー画像を出力デバイスから出力させるときの複数の色味を指定する指定手段と、複数の色味のそれぞれについての前記複数の出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する出力プロファイル記憶手段と、前記カラー画像が出力される出力デバイスに関するプロファイルデータであって、前記指定手段によって指定された前記複数の色味に関する複数のプロファイルデータを前記出力プロファイル記憶手段から読み出す第2のプロファイル読み出し手段と、読み出された前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成手段と、生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
さらに、本発明に係る画像処理装置は、前記指定手段が、さらに前記複数の色味の影響の度合いを指定し、前記合成手段が、前記影響の度合いを用いて前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成することを特徴とする。
【0008】
さらにまた、本発明に係る画像処理装置は、前記指定手段によって一種類の色味のみが指定された場合、前記第2のプロファイル読み出し手段は、前記出力プロファイル記憶手段から一のプロファイルデータのみを読み出し、前記合成手段は、合成処理を行わずに、前記第2のプロファイル読み出し手段が読み出した前記一のプロファイルデータを前記カラーマッチング手段に送出することを特徴とする。
【0009】
さらにまた、本発明に係る画像処理装置は、前記指定手段が、頂点がそれぞれの色味の影響の度合いを表現した多角形の辺上の一点を指定するユーザインタフェースであって、指定された辺の両端からの距離に応じて2つの色味の影響の度合いを指定することを特徴とする。
【0010】
さらにまた、本発明に係る画像処理装置は、前記複数の色味が、人物画像に好適な色味、風景画像に好適な色味及びその他の色味であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の概略の構成を示すブロック図である。本実施形態では、図1に示すような画像処理装置を用いて、画像の種類によって好まれる色味を再現したカラー画像を出力する。
【0013】
図1において、102は、プロファイル等の情報データを記憶するROMである。また、107は、CCDセンサを含むイメージスキャナ等の画像読取装置、ホストコンピュータ、SVカメラ、ビデオカメラ等の外部機器からインタフェースを介して画像を入力する入力デバイスである。さらに、108は、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ、ドットプリンタ等の出力デバイスであり、画像を出力する。
【0014】
一方、104は、出力デバイス108の設定や入力デバイス107からデータの入力を行う操作部である。また、105は、カラーマッチング処理を含む画像処理を行う画像処理部である。さらに、106は、画像処理部105の処理結果や操作部104で入力されたデータ等を表示するモニタである。さらにまた、103は、各種制御プログラムや操作部104から入力されるデータの作業領域及び一時待避領域であるRAMである。
【0015】
また、101はCPUであり、ROM102に記憶されている情報データや、制御プログラム、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という。)、カラーマッチング処理モジュール、デバイスドライバ等に従って、RAM103、操作部104、画像処理部105、モニタ106、入力デバイス107、出力デバイス108の各種制御を行う。
【0016】
次に、画像処理部105の詳細な構成や動作について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る画像処理装置におけるカラーマッチング処理モジュールに基づき実行される画像処理部105での処理の流れを示すブロック図である。
【0017】
図2において、201は、カラーマッチング処理を行うカラーマッチング処理部であり、OSを介して入力された入力デバイス107に依存したデータを出力デバイス108に依存したデータに変換する。204は、ROM102に設けられた入力プロファイル記憶部であり、本実施形態に係る画像処理装置にあらかじめ接続されている入力デバイス107の入力特性を記述した複数の入力プロファイルデータを記憶している。
【0018】
202は、入力プロファイル読出部であり、本実施形態に係る画像処理装置に接続されている複数の種類の入力デバイス107の内、どの入力デバイスによる入力であるかを示す「入力デバイスの種類」が入力されると、その種類に対応する入力デバイス107の入力特性が記述された入力プロファイルデータを入力プロファイル記憶部204より読み出す。
【0019】
206は、好み選択部であり、複数種類の画像名の中から好みの色味の画像名を指示する。207は、ROM102に設けられた出力プロファイル記憶部であり、この画像処理装置にあらかじめ接続されている出力デバイス108の各種設定に応じた出力特性と、その各々に対し画像の好みを記述した複数の出力プロファイルデータとを記憶している。
【0020】
205は、出力プロファイル読出部であり、本実施形態に係る画像処理装置に接続されている複数の種類の出力デバイス108の内、どの出力デバイスによって出力するかを示す「出力デバイスの種類」、その種類の対応する出力デバイスに設定されている「記録メディアの種類」、「設定されている2値化方法」、「解像度」及び出力する際に用いる「インクの種類」等が入力されると、その種類に対応する出力デバイス108及び各種設定、好み選択部206により指定された「画像名」によって、各設定毎に用意された画像出力プロファイル208、209、210から1つ若しくは2つの出力プロファイルデータを出力プロファイル記憶部207より読み出す。
【0021】
203は、出力ファイル読出部205によって読み出された2つの出力プロファイルデータを合成する出力プロファイル合成部である。プロファイルの合成に当たっては好み選択部206から入力された合成比率に基づいて合成され、合成によって1つにされた出力プロファイルデータはカラーマッチング処理部201に送られる。尚、出力ファイル読出部205によって出力プロファイルデータが1つだけ読み出された場合は、そのままカラーマッチング処理部201に出力する。
【0022】
すなわち、本実施形態は、入力デバイスと出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置である。ここで、入力プロファイル記憶部204は、入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを記憶し、入力プロファイル読出部202は、カラー画像を入力した入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを入力プロファイル記憶部204から読み出す。一方、好み選択部206は、出力デバイスから出力するカラー画像に関して複数の色味を指定する。また、出力プロファイル記憶部207は、複数の色味のそれぞれについての出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶し、出力プロファイル読出部205は、好み選択部106によって指定された複数の色味に関する複数のプロファイルデータを出力プロファイル記憶部207から読み出す。さらに、出力プロファイル合成部203で、読み出された複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する。そして、カラーマッチング処理部201で、生成された一のプロファイルデータに基づいてカラー画像のカラーマッチング処理が行われる。
【0023】
尚、本実施形態の画像処理装置は、複数の入力デバイスと複数の出力デバイスとに接続可能でもあり、この場合、入力プロファイル読出部202は、カラー画像を入力した一の入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを入力プロファイル記憶部204から読み出す。また、出力プロファイル記憶部207は、複数の色味のそれぞれについての複数の出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する。そして、出力プロファイル読出部205は、カラー画像が出力される出力デバイスに関するプロファイルデータであって、好み選択部206によって指定された複数の色味に関する複数のプロファイルデータを出力プロファイル記憶部207から読み出す。
【0024】
また、本実施形態に係る画像処理装置は、好み選択部206が、さらに複数の色味の影響の度合いを指定し、出力プロファイル合成部203が、影響の度合いを用いて複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成することを特徴とする。
【0025】
さらに、本実施形態に係る画像処理装置は、好み選択部206によって一種類の色味のみが指定された場合、出力プロファイル読出部205は、出力プロファイル記憶部207から一のプロファイルデータのみを読み出し、出力プロファイル合成部203は、合成処理を行わずに、当該一のプロファイルデータをカラーマッチング処理部201に送出することを特徴とする。
【0026】
図3は、本実施形態に係る画像処理部105内の好み選択部206のユーザインタフェースの概要図である。本実施形態では、画像名を3種類とした場合を用いて説明したものであり、三角形の頂点301には画像A(人物)、302には画像B(風景)、303には画像C(その他)を配置したシームレスのスライドスイッチを示したものである。
【0027】
図3に示す好み選択部206において、307は好みを選択するための好み選択スイッチであり、操作部104(例えば、パーソナルコンピュータ等の光学マウス)の操作と連動する。そこで、この好み選択スイッチ307を使って三角形の頂点301を指定した場合は、画像A(人物)が指定される。同様に、302を指定した場合は画像B(風景)が、303を指定した場合は画像C(その他)が指定される。
【0028】
このように3つのケースのみ指定された場合(各頂点のいずれかが指定された場合)、そのプロファイル名が出力プロファイル読出部205に送られる。したがって、このようなケースでは、出力プロファイル合成部203ではプロファイルの合成は行われず、指定された出力プロファイルがそのままカラーマッチング処理部201に転送される。
【0029】
一方、図3の好み選択スイッチにおける三角形の頂点以外が指定された場合は以下の通りである。
【0030】
(1)頂点301と頂点302を結ぶ線分304の間の場合
画像A(人物)と画像B(風景)の2つのプロファイル名を出力プロファイル読出部205に、その合成比率を出力プロファイル合成部206に転送する。出力プロファイル読出部205は、出力プロファイル記憶部207から出力デバイスの種類と画像A(人物)に対応する出力プロファイルと画像B(風景)に対応する出力プロファイルが2つと、その合成比率とを出力プロファイル合成部203に転送する。出力プロファイル合成部203は、転送されてきた2つのプロファイルと合成比率とを用いてプロファイルの合成を行い、合成された1つの出力プロファイルをカラーマッチング処理部201に転送する。尚、本実施形態では、合成比率は線分304上で指定された位置関係から求める。
【0031】
例えば、頂点301から距離2、頂点302から距離3のところにユーザが好み度合いを指定した場合、このユーザは画像A(人物)に3、画像B(風景)に2の割合の好みを指定したこととする。したがって、この場合には、2つのプロファイル名と同時に、好みの度合い、すなわちプロファイルの合成比率α:βを出力プロファイル合成部203に転送する。ここで、合成比率の算出は次に示す、簡単な方法によって求められる。
【0032】
α = Len − Dist
β = Dist
但し、αは画像Aの合成比率、βは画像Bの合成比率、Distは線分304上の頂点301からの距離、Lenは線分304の長さである。
【0033】
(2)頂点302と頂点303を結ぶ線分305の間の場合
画像B(風景)と画像C(その他)の2つのプロファイル名を出力プロファイル読出部205に、その合成比率を出力プロファイル合成部206に転送する。出力プロファイル読出部205は、出力プロファイル記憶部207から出力デバイスの種類と画像B(風景)に対応する出力プロファイルと画像C(その他)に対応する出力プロファイルが2つと、その合成比率とを出力プロファイル合成部203に転送する。出力プロファイル合成部203は、転送されてきた2つのプロファイルと合成比率とを用いてプロファイルの合成を行い、合成された1つの出力プロファイルをカラーマッチング処理部201に転送する。尚、本実施形態では、合成比率は線分305上で指定された位置関係から求める。
【0034】
例えば、頂点302から距離2、頂点303から距離3のところにユーザが好み度合いを指定した場合、このユーザは画像B(風景)に3、画像C(その他)に2の割合の好みを指定したこととする。したがって、この場合には、2つのプロファイル名と同時に、好みの度合い、すなわちプロファイルの合成比率α:βを出力プロファイル合成部203に転送する。ここで、合成比率の算出は次に示す、簡単な方法によって求められる。
【0035】
α = Len − Dist
β = Dist
但し、αは画像Bの合成比率、βは画像Cの合成比率、Distは線分305上の頂点302からの距離、Lenは線分305の長さである。
【0036】
(3)頂点301と303の線分306の間の場合
画像A(人物)と画像C(その他)の2つのプロファイル名を出力プロファイル読出部205に、その合成比率を出力プロファイル合成部206に転送する。出力プロファイル読出部205は、出力プロファイル記憶部207から出力デバイスの種類と画像A(人物)に対応する出力プロファイルと画像C(その他)に対応する出力プロファイルが2つと、その合成比率とを出力プロファイル合成部203に転送する。出力プロファイル合成部203は、転送されてきた2つのプロファイルと合成比率とを用いてプロファイルの合成を行い、合成された1個の出力プロファイルをカラーマッチング処理部201に転送する。尚、本実施形態では、合成比率は線分306上で指定された位置関係から求める。
【0037】
例えば、頂点303から距離2、頂点301から距離3のところにユーザが好み度合いを指定した場合、このユーザは画像C(その他)に3、画像A(人物)に2の割合の好みを指定したことになる。したがって、この場合には、2つのプロファイル名と同時に、好みの度合い、すなわちプロファイルの合成比率α:βを出力プロファイル合成部203に転送する。ここで、合成比率の算出は次に示す、簡単な方法によって求められる。
【0038】
α = Len − Dist
β = Dist
但し、αは画像Cの合成比率、βは地域Aの合成比率、Distは線分306上の頂点303からの距離、Lenは線分306の長さである。
【0039】
すなわち、本実施形態に係る画像処理装置では、画像処理部105内の好み選択部206のユーザインタフェースは、頂点がそれぞれの色味の影響の度合いを表現した多角形の辺上の一点を指定するユーザインタフェースであって、指定された辺の両端からの距離に応じて2つの色味の影響の度合いを指定することを特徴とする。また、本実施形態に係る画像処理装置では、複数の色味が、人物画像に好適な色味、風景画像に好適な色味及びその他の色味であることを特徴とする。
【0040】
ここで、出力プロファイル合成部203における処理の詳細について説明する。出力プロファイル読出部205によって読み出されたプロファイルと、好み選択部206より転送された合成比率に基づき、出力プロファイル合成部203では、以下に示す簡単な計算によって、新たなプリンタプロファイルを作成する。ここでは、好み選択部206において「好み選択スイッチ」によって頂点301と頂点302を結ぶ線分304の間が選択された場合について説明する。
【0041】
まず、頂点301と頂点302との間が選択されたことにより、画像A(人物)と画像B(風景)の出力プロファイルが指定され、出力プロファイル読出部205からこの2つのプロファイルが転送されてくる。そして、好み選択部206から合成比率α及びβも同時に転送されてくる。例えば、α=2、β=3とすると、この場合の合成プロファイルは次に示すようになる。
【0042】
P =PA × α/(α+β) + PB × β/(α+β)
但し、Pは合成プロファイル、PAは画像Aの出力プロファイル、PBは画像Bの出力プロファイルである。
例えば、画像Aの出力プロファイルの色度点をL*a*b*(50,10,30)、画像Bの出力プロファイルの色度点L*a*b*をL*a*b*(52,12,32)とした場合、合成プロファイルの色度点は下記の計算に基づいて、L*a*b*(51.2,11.2,31.2)となる。但し、色度点はCIEL*a*b*色空間における色度点を表している。
【0043】
L* = 50×2/(2+3)+52×3/(2+3)
a* = 10×2/(2+3)+12×3/(2+3)
b* = 30×2/(2+3)+32×3/(2+3)
尚、上記変換例は、プリンタプロファイルの代表点一点についてのみ記述したが、実際には、プリンタプロファイルの格子点全点(通常の格子点の数は9×9×9=729点程度)に対し合成計算を行うことで合成プロファイルは作成されることになる。
【0044】
図4は、本実施形態におけるプリンタプロファイルの概略の構成を示す図である。図4に示すように、本実施形態におけるプロファイルは、各種プロファイルに関する基本情報が記述されているヘッダと、カラーマッチング処理に用いられる情報が記述されているテーブルとを有している。ヘッダには、例えば、ID情報、バージョン情報、デバイスの基本的なタイプを示すデバイスクラス情報等が格納されている。また、テーブルには、デバイス依存のないPCS空間における画像データBをあるデバイスの色空間に依存した画像データAに変換する処理に関する色処理パラメータが記載されている「B to A」情報、あるデバイスの色空間に依存した画像データAをデバイス依存のないPCS空間での画像データBに変換する処理に関する色処理パラメータが記載されている「A to B」情報が格納されている。
【0045】
これらの「B to A」情報及び「A to B」情報は、カラーマッチング処理モジュールがサポートしているカラーマッチング方法(色味優先カラーマッチング(Perceptual)、測色的一致カラーマッチング(Colorimetric)、彩やかさ優先カラーマッチング(Saturation)の各々に対応して格納されている。
【0046】
ここで、”Perceptual”は、写真等の画像に適したカラーマッチングであり、色の階調を重視している。また、”Colorimetric”は、ロゴ等の画像に適したカラーマッチングであり、測色的に一致した色を再現することを目的とする。さらに、”Saturation”は、グラフやCG(コンピュータグラフィックス)等の画像に適したカラーマッチングであり、色の鮮やかさを重視している。本実施形態では、図4に示したこれら色処理パラメータは、どのカラーマッチング方法に対応するかを区別するため、”Perceptual”には「01」、”Colorimetric”には「02」、”Saturation”には「03」という番号を付している。
【0047】
次に、図5、図6、図7及び図8を用いて、図4に示すプリンタプロファイルを用いた画像形成処理及びプレビュー処理に係るカラーマッチング処理について説明する。図5は、本実施形態におけるPCS→RGBの変換処理を説明するための図である。また、図6は、本実施形態に係る画像処理装置によるカラーマッチング処理手順の概要を説明するためのフローチャートである。さらに、図7は、本実施形態におけるモニタRGB→プリンタCMYK→モニタRGBの色変換処理の概要を説明するための図である。さらにまた、図8は、本実施形態におけるRGB→PCSの変換処理を説明するための図である。
【0048】
図6において、ステップS10とS20では、OSを介して、例えばDTPアプリケーション等で生成された入力画像を表示する表現する入力デバイスであるモニタの特性に依存したRGBデータ(モニタRGB)を、出力デバイスであるプリンタの特性に依存したCMYKデータ(プリンタCMKY)に変換する処理を実行する。この処理を実行するモジュールが「CMM1」である。
【0049】
この処理では、図7に示すように、まず、入力プロファイル読出部202によりモニタプロファイル42が読み出される。これにより、「A to B」情報43がCMM1に設定される。また、出力プロファイル読出部205によりプリンタプロファイル43が読み出される。これにより、指定されたカラーマッチング方法に応じた「B to A」情報46がCMM1に設定される。
【0050】
「A to B」情報43は、図5に示すように、入力デバイスであるモニタのガンマ特性に応じた逆ガンマ処理を行う3個の1次元LUT群30と、標準空間で定義されるRGBデータをXYZデータに変換する3×3マトリクス33とを格納している。尚、この場合、N次元LUT31及びM個の1次元LUT群32とを用いた処理は行われずにスキップされる。
【0051】
一方、「B to A」情報46には、図8に示すように、XYZ空間で定義された画像データをL*a*b*空間での画像データに変換する3×3マトリクス20と1次元LUT群21と画像データに指定されたカラーマッチングを行いプリンタの色再現範囲内に変換する3次元LUT22とプリンタの階調特性に応じたガンマ補正を行う1次元LUT群23とが格納されている。
【0052】
そして、CMM1では、「A to B」情報43に基づいて、モニタRGBをXYZデータ(PCSデータ)に変換する(ステップS10)。次に、「B to A」情報46に基づき、このXYZデータをプリンタCMKYに変換する(ステップS20)。
【0053】
ここで、当該画像処理が画像形成処理か否かを判断する(ステップS22)。その結果、画像形成処理の場合(Yes)、プリンタCMKYをプリンタのような出力デバイス108に出力し(ステップS25)、カラーマッチング処理を終了する。一方、プレビュー処理の場合(No)、引き続きステップS30〜S40の処理を行い、その処理結果として得られる画像データをステップS45でモニタ6に出力する。
【0054】
ステップS30〜S40では、CMM1によって生成された出力デバイスであるプリンタの特性に依存したCMYKデータ(プリンタCMKY)をプレビュー画像を表示するデバイスであるモニタに依存したRGBデータに変換する処理を実行する。この処理を実行するモジュールが「CMM2」である。
【0055】
まず、入力プロファイル読出部202によりプリンタプロファイル43が読み出される。これにより、指定されたカラーママッチング方法に応じた「A toB」情報45がCMM2に設定される。また、出力プロファイル読出部205によりモニタプロファイル42が読み出される。これにより、「B to A」情報44がCMM2に設定される。
【0056】
「A to B」情報45は、図5に示した手順に従って変換処理を行うために用いられるデータを有しており、プリンタの階調特性に応じたガンマ補正を行う1次元LUT群23を用いた変換処理の逆処理を行う1次元LUT群30、プリンタの色再現特性に基づき1次元LUT群30で処理されたCMYKデータをL*a*b*空間で定義されるデータに変換するために用いられるN次元LUT31、L*a*b*空間で定義されたデータをXYZ空間でのデータ(PCSデータ)に変換する1次元LUT群32、3×3マトリクス33を格納している。
【0057】
一方、「B to A」情報44には、3×3マトリクス33での変換処理の逆処理を行う3×3マトリクス20及び1次元LUT群30を用いた変換処理の逆処理に相当するモニタガンマ補正を行う1次元LUT群23が格納されている。
【0058】
そして、「A to B」情報45を用いてプリンタCMYKをXYZデータ(PCSデータ)に変換し(ステップS30)、「B to A」情報44に基づいて、PCSデータをモニタRGBに変換する。(ステップS40)尚、この結果は、モニタ6に出力される(ステップS45)。
【0059】
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態としては、画像設計パラメータ情報において、異なる出力色再現範囲を有する異なる出力媒体に対し、個別に最適化された画像設計パラメータ情報を持ち、任意の手段によって出力媒体の情報を獲得し、合成比率に関する情報(地域情報)、出力媒体情報、画像設計品質情報から、対応する画像設計パラメータ情報を獲得する構成をした画像処理装置が挙げられる。
【0060】
このような構成を有することによって、異なる出力媒体に対しても、合成比率に関する情報(地域情報)を反映した色変換処理を実現することができる。すなわち、本実施形態によれば、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、画像ごとの画像設計パラメータ情報をもち、それぞれに異なる画像における出力手段においても、画像情報を獲得し、対応する画像設計パラメータ情報による色変換プロファイルを作成し、入力信号に対して、最適化された出力信号に変換することをによって、常に、ユーザにおける画像の好みに対し最適な画像を獲得する色変換処理を実現することが可能となる。
【0061】
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態としては、異なる出力媒体における色再現範囲の違いに対しても出力画像における色味が同じように揃うように色変換を行う色変換パラメータとアルゴリズムを格納した画像設計パラメータ情報を持ち、合成比率に関する情報(地域情報)及び画像設計品質情報から、出力色域上情報より対応する画像設計パラメータ情報を獲得し、色変換処理を行う構成をした画像処理装置が挙げられる。
【0062】
このような構成を有することによって、異なる色再現範囲をもつ出力媒体に対しても出力画像における色味が同じように揃うような色再現性と、合成比率に関する情報(地域情報)を反映した色変換処理を実現することができる。
【0063】
<その他の実施形態>
尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0064】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0066】
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像の種類によって好まれる色味を再現したカラー画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態に係る画像処理装置におけるカラーマッチング処理モジュールに基づき実行される画像処理部105での処理の流れを示すブロック図である。
【図3】同実施形態に係る画像処理部105内の好み選択部206のユーザインタフェースの概要図である。
【図4】同実施形態におけるプリンタプロファイルの概略の構成を示す図である。
【図5】同実施形態におけるPCS→RGBの変換処理を説明するための図である。
【図6】同実施形態に係る画像処理装置によるカラーマッチング処理手順の概要を説明するためのフローチャートである。
【図7】同実施形態におけるモニタRGB→プリンタCMYK→モニタRGBの色変換処理の概要を説明するための図である。
【図8】同実施形態におけるRGB→PCSの変換処理を説明するための図である。
【符号の説明】
105 画像処理部
201 カラーマッチング処理部
202 入力プロファイル読出部
203 出力プロファイル合成部
204 入力プロファイル記憶部
205 出力プロファイル読出部
206 好み選択部
207 出力プロファイル記憶部
301、302、303 頂点
304、305、306 線分
307 好み選択スイッチ

Claims (13)

  1. 入力デバイスから入力され、出力デバイスから出力されるカラー画像の色味を変化させる画像処理方法であって、
    前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを取得する第1のプロファイル取得工程と、
    前記出力デバイスから出力するカラー画像に関して複数の色味を指定する指定工程と、
    指定された前記複数の色味のそれぞれについての前記出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを取得する第2のプロファイル取得工程と、
    前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成工程と、
    生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 複数の入力デバイスと複数の出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置の画像処理方法において、
    カラー画像を入力した一の入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを取得する第1のプロファイル取得工程と、
    前記カラー画像を出力デバイスから出力させるときの複数の色味を指定する指定工程と、
    前記カラー画像が出力される出力デバイスに関するプロファイルデータであって、前記指定工程によって指定された前記複数の色味に関する複数のプロファイルデータを取得する第2のプロファイル取得工程と、
    前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成工程と、
    生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  3. 前記指定工程が、さらに前記複数の色味の影響の度合いを指定し、
    前記合成工程が、前記影響の度合いを用いて前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理方法。
  4. 前記指定工程によって一種類の色味のみが指定された場合、
    前記第2のプロファイル取得工程は、一のプロファイルデータのみを取得し、
    前記合成工程は、合成処理を行わずに、前記一のプロファイルデータを前記カラーマッチング工程に送出する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像処理方法。
  5. 前記複数の色味が、人物画像に好適な色味、風景画像に好適な色味及びその他の色味であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 入力デバイスと出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置において、
    前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを記憶する入力プロファイル記憶手段と、
    カラー画像を入力した前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを前記入力プロファイル記憶手段から読み出す第1のプロファイル読み出し手段と、
    前記出力デバイスから出力するカラー画像に関して複数の色味を指定する指定手段と、
    前記複数の色味のそれぞれについての前記出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する出力プロファイル記憶手段と、
    前記指定手段によって指定された前記複数の色味に関する複数のプロファイルデータを前記出力プロファイル記憶手段から読み出す第2のプロファイル読み出し手段と、
    読み出された前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成手段と、
    生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 複数の入力デバイスと複数の出力デバイスとに接続可能であって、画像の色味を変化させる画像処理装置において、
    前記複数の入力デバイスの入力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する入力プロファイル記憶手段と、
    カラー画像を入力した一の入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを前記入力プロファイル記憶手段から読み出す第1のプロファイル読み出し手段と、
    前記カラー画像を出力デバイスから出力させるときの複数の色味を指定する指定手段と、
    複数の色味のそれぞれについての前記複数の出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを記憶する出力プロファイル記憶手段と、
    前記カラー画像が出力される出力デバイスに関するプロファイルデータであって、前記指定手段によって指定された前記複数の色味に関する複数のプロファイルデータを前記出力プロファイル記憶手段から読み出す第2のプロファイル読み出し手段と、
    読み出された前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成手段と、
    生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記指定手段が、さらに前記複数の色味の影響の度合いを指定し、
    前記合成手段が、前記影響の度合いを用いて前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記指定手段によって一種類の色味のみが指定された場合、前記第2のプロファイル読み出し手段は、前記出力プロファイル記憶手段から一のプロファイルデータのみを読み出し、
    前記合成手段は、合成処理を行わずに、前記第2のプロファイル読み出し手段が読み出した前記一のプロファイルデータを前記カラーマッチング手段に送出する
    ことを特徴とする請求項6から8までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記指定手段が、頂点がそれぞれの色味の影響の度合いを表現した多角形の辺上の一点を指定するユーザインタフェースであって、指定された辺の両端からの距離に応じて2つの色味の影響の度合いを指定することを特徴とする請求項6から9までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記複数の色味が、人物画像に好適な色味、風景画像に好適な色味及びその他の色味であることを特徴とする請求項6から10までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. コンピュータに、入力デバイスから入力され、出力デバイスから出力されるカラー画像の色味を変化させるためのプログラムであって、
    前記入力デバイスの入力特性を記述したプロファイルデータを取得する第1のプロファイル取得手順と、
    前記出力デバイスから出力するカラー画像に関して複数の色味を指定する指定手順と、
    指定された前記複数の色味のそれぞれについての前記出力デバイスの出力特性を記述した複数のプロファイルデータを取得する第2のプロファイル取得手順と、
    前記複数のプロファイルデータを合成して一のプロファイルデータを生成する合成手順と、
    生成された前記一のプロファイルデータに基づいて前記カラー画像のカラーマッチング処理を行うカラーマッチング手順と
    を実行するためのプログラム。
  13. 請求項12記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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