JP4686612B2 - ワイヤロープ探傷装置 - Google Patents

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Description

この発明はエレベータ等の乗りかごを吊り下げるワイヤロープの破損や素線の断線(以下、ワイヤロープ損傷部と呼ぶ)を検出するワイヤロープ探傷装置に関するものである。
従来、ワイヤロープ探傷装置としては、ワイヤロープに対向して近接配置された少なくとも2つの磁極を有した励磁鉄心と、励磁鉄心に埋設された励磁用永久磁石と、2つの磁極間に配設された検出コイルとから構成され、2つの磁極によりワイヤロープを磁気飽和させることにより、素線切れなどの損傷部から漏洩磁束を発生させ、これを検出コイルで検出して、ワイヤロープ損傷部を検知するもので、検出コイルを所定の間隔をおいて2個配設し、これらの出力の差分をとることにより、共通に重畳されたノイズを相殺しS/Nを高める技術があった。
特開平9−210968号公報 特開平9−145678号公報
特許文献1に記載されたワイヤロープ探傷装置は、S/N向上のために2個の検出コイルを使用している。損傷部から発生する漏洩磁束量は、ロープ全体を飽和させている主磁束に比べ微小であり、その分布範囲も損傷部近傍に限定されている。一方、検出コイルの、一定の鎖交磁束量に対する誘起電圧はターン数に比例する。しかし、漏洩磁束の分布しない領域にコイルを配置しても有効な鎖交磁束が得られないため、コイル寸法はある一定の大きさ以下に制限される(一定の大きさとは、ワイヤロープ径およびワイヤロープ素線径に依存する値)。この一定以下の寸法で可能な限りターン数を大きくすることが、コイル設計上の重要なポイントとなるため、検出コイルに使用される線材は一般的に直径数十μmの極細電線が使用される。またこれらのコイルは、ワイヤロープ損傷部の検出可能範囲を広げるため、ロープを包む方向に略U字状に曲げ成形されることが多い。
極細電線を、巻き乱れなく巻回し、断線させることなく略U字状に成形するためには、専用の装置や治具、さらに技能を修得した作業者と相応の作業時間が必要となり、その結果、コイルはワイヤロープ探傷装置を構成する各部品の中で、加工費の比較的高価な部品となる。然るに、特許文献1に記載されたワイヤロープ探傷装置のように、S/N向上のために検出コイルを2個配置することは、ワイヤロープ探傷装置の製造コストを押し上げる要因の一つとなり、そのコスト低減策が課題となっていた。また、検出コイルを2個配置することにより、ワイヤロープ探傷装置の寸法がロープ長手方向に拡大するため、小型化の阻害要因の一つなっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、検出コイルの配置数が1個でも高いS/Nを実現できるワイヤロープ探傷装置を得ることを目的とする。
この発明に係わるワイヤロープ探傷装置は、ワイヤロープの軸方向所定区間に主磁束を形成する磁化器と、前記所定区間内においてワイヤロープ損傷部より発生する漏洩磁束を検出する検出コイルとを有し、前記検出コイルに鎖交する漏洩磁束の磁路上に強磁性体からなる磁路部材が介在し、漏洩磁束の流入口及び流出口となる前記磁路部材の少なくとも一方の端部が、前記検出コイルと前記ワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が前記検出コイルの中心に関し非対称な関係にあって、前記検出コイルと前記ワイヤロープの間に挟まる構造を有するものである。
また、この発明に係わるワイヤロープ探傷装置は、ワイヤロープの軸方向所定区間に主磁束を形成する磁化器と、前記所定区間内においてワイヤロープ損傷部より発生する漏洩磁束を検出する検出コイルとを有し、前記検出コイルに鎖交する漏洩磁束の磁路上に強磁性体からなる磁路部材が介在し、漏洩磁束の流入口及び流出口となる前記磁路部材の少なくとも一方の端部が、前記検出コイルと前記ワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が前記磁路部材の前記開口部の中心に関し非対称な関係にあって、前記検出コイルと前記ワイヤロープの間に挟まる構造を有するものである。
この発明のワイヤロープ探傷装置によれば、漏洩磁束の流入口及び流出口となる磁路部材の少なくとも一方の端部が、検出コイルとワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が前記検出コイルの中心に関し非対称な関係にあって、検出コイルとワイヤロープの間に挟まる構造を有するので、検出コイルに生じる誘起電圧波形に含まれる高調波成分の振幅が大きくなり、この高調波成分は基本波に対し一定の位相関係を保つため、損傷により発生する誘起電圧の波形形状に、一定の特徴を与えることができ、検出コイルの配置数が1個でもS/Nの高い損傷検知を実現できる。
また、この発明のワイヤロープ探傷装置によれば、漏洩磁束の流入口及び流出口となる磁路部材の少なくとも一方の端部が、検出コイルとワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が磁路部材の前記開口部の中心に関し非対称な関係にあって、検出コイルとワイヤロープの間に挟まる構造を有するので、検出コイルに生じる誘起電圧波形に含まれる高調波成分の振幅が大きくなり、この高調波成分は基本波に対し一定の位相関係を保つため、損傷により発生する誘起電圧の波形形状に、一定の特徴を与えることができ、検出コイルの配置数が1個でもS/Nの高い損傷検知を実現できる。
この発明の実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置の外観を示す斜視図である。 図1のワイヤロープ探傷装置の保護プレートを外したときの外観を示す分解斜視図である。 図1のB−B線から見たワイヤロープ探傷装置を示す断面図である。 図1のA−A線から見たワイヤロープ探傷装置を示す構成図であり、ワイヤロープの中心軸を含む平面で切ったときの、ワイヤロープの損傷部付近の磁束の流れを示す。 実施の形態1の損傷検出部における磁路部材及び検出コイルを示す断面図である。 特許文献1において、損傷部が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示す説明図である。
特許文献2において、損傷部が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示す説明図である。 実施の形態1において、損傷部が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示する説明図である。 実施の形態1において、損傷部が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示する説明図である。 図6〜図9における損傷部がそれぞれ(a)〜(e)の位置にあるときの検出コイルに鎖交する磁束量を示す波形図である。 図6〜図9における検出コイルに生じる誘起電圧波形を示す波形図である。 図11の波形に関する周波数分析結果を示す図である。
図12に記載の各周波数成分の位相関係を示す図である。 実施の形態1における検波器を示す構成図である。 ある参照波形hに対し、それとは異なるノイズ信号、参照波形hと同一の損傷信号、ノイズ信号と損傷信号の和を(1)式で演算した結果を示す図である。 実施の形態2におけるワイヤロープ探傷装置を示す構成図である。 実施の形態2における損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイルに鎖交する磁束量を示す波形図である。 実施の形態2における検出コイルに生じる誘起電圧波形を示す波形図である。
図18の波形に関する周波数分析結果を示す図である。 実施の形態3におけるワイヤロープ探傷装置を示す構成図である。 実施の形態3における損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイルに鎖交する磁束量を示す波形図である。 実施の形態3における検出コイルに生じる誘起電圧波形を示す波形図である。 図22の波形に関する周波数分析結果を示す図である。 実施の形態4におけるワイヤロープ探傷装置の構成図である。
実施の形態4における損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイルに鎖交する磁束量を示す波形図である。 実施の形態4における検出コイルに生じる誘起電圧波形を示す波形図である。 図26の波形に関する周波数分析結果を示す図である。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置について、図1から図14までを参照しながら説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置の外観を示す斜視図である。なお、以降では、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。図1には、ワイヤロープ1とワイヤロープ探傷装置2とが示されている。図2は図1のワイヤロープ探傷装置の保護プレート6を外したときの外観を示す分解斜視図である。図2には、バックヨーク3と、励磁用永久磁石4a,4bと、支持台5と、ワイヤロープ探傷装置から外した保護プレート6と、磁路部材7と、検出コイル8が示されている。なお、ワイヤロープ探傷装置2の磁化器は、ワイヤロープ1の軸方向の所定区間に主磁路を形成するためのものであり、鉄などの強磁性体を材料とするバックヨーク3と、このバックヨーク3の両端上に互いにその極性を逆にして配置された一対の励磁用永久磁石4a,4bとから構成されている。
図3は図1のB−B線から見たワイヤロープ探傷装置を示す断面図である。図4は図1のA−A線から見たワイヤロープ探傷装置を示す構成図であり、ワイヤロープ1の中心軸を含む平面で切ったときの、ワイヤロープの損傷部付近の磁束の流れを示す。図4には、ワイヤロープ1と、バックヨーク3と、励磁用永久磁石4a,4bと、支持台5と、磁路部材7と、検出コイル8と、損傷部10と、主磁束12と、漏洩磁束13とが示されている。なお、ワイヤロープ探傷装置2の損傷検出部は、磁路部材7と検出コイル8から構成されている。
図5は実施の形態1の損傷検出部における磁路部材7及び検出コイル8を示す断面図である。実施の形態1では、磁路部材7は、ロープと対向する面において、一部の開口部を除き、検出コイルを概ね覆い隠すように折爪部14を有している。図6,図7はそれぞれ特許文献1(従来),特許文献2(従来)において、損傷部10が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示す説明図である。図8,図9はこの発明の実施の形態1において、損傷部10が損傷検出部近傍を通過するときの、漏洩磁束の流れ方を示す説明図で、図8の(a)〜(d’)から図9の(d)〜(e)へ連続した説明図である。図10は図6〜図9における損傷部10がそれぞれ(a)〜(e)の位置にあるときの検出コイル8に鎖交する磁束量を示す波形図である。
図11は図6〜図9における検出コイル8に生じる誘起電圧波形を示す波形図で、図10の磁束量を示す波形を
時間微分したものの符号を反転させたものである。なお、図11に示す単位時間とは、図6〜図9に示す損傷部10が(a)〜(e)まで移動するときの時間を1としたもので、1単位時間は左右非対称に見えるが、横軸0点がピーク位置からずれていることによるもので、微分により時間軸がずれたことに基因している。図12は図11の波形に関する周波数分析結果を示す図である。図12の基本周波数(=1)は、単位時間の逆数である。図13は図12に記載の各周波数成分の位相関係を示す図である。単位は「度」である。図13に示すように、高調波成分の量的な違いに加えて位相でも従来例に比べて特徴がある。この両方から図11の折爪付磁路部材の波形に示すような特徴的な波形形状を有することになる。図14は実施の形態1における検波器を示す構成図である。
次に、この実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置の動作について、図面を参照しながら説明する。ワイヤロープ探傷装置2は、磁化器によりワイヤロープ1の軸方向所定区間に主磁路を形成する。強磁性体で構成された磁路部材7は、そのワイヤロープ中心軸に関する断面形状が日の字又は8の字の一部に開口部を持つ形状となっており、その開口部を除き、ワイヤロープ1と検出コイル8の間には磁路部材7が介在している。このワイヤロープ1と検出コイル8の間に挟まれる空間に介在する磁路部材7の一部を、ここでは便宜上、折爪部14と呼ぶ。磁路部材7は励磁用磁石4a,4bから等距離となる位置に配設されている。図3は磁路部材7をワイヤロープ1を垂直に切る断面で切った断面図であるが、磁路部材7は損傷検出可能な範囲を可能な限り広げるため、略U字形状となっている。
ここで、ワイヤロープ1の損傷部10が損傷検出部に近づき、検出コイルに磁束が鎖交する過程を図6〜図9を用いて説明する。まず、図6すなわち特許文献1による検出コイル8への磁束の鎖交の様子について説明する。図6(a)のように、損傷部より発生する漏洩磁束13の一部が、検出コイル8の一端に重なるとき、検出コイル8を構成する環状電線のうち、磁束が鎖交している電線にのみ誘起電圧が生じる。その後、電線に鎖交する漏洩磁束量は順次増加していき、漏洩磁束13と検出コイル8の位置関係が図6(b)のようになったとき、検出コイル8に鎖交する磁束量は最大となる。さらに漏洩磁束13が移動し、漏洩磁束13と検出コイル8の位置関係が図6(c)のようになったとき、鎖交磁束量は一旦ゼロになり、さらに漏洩磁束13が移動し、漏洩磁束13と検出コイル8の位置関係が図6(d)のようになったとき、鎖交磁束量は極性を異にして再び最大となり、以後、図(e)のように漏洩磁束13が検出コイル8から遠ざかるにつれて鎖交磁束量は減少していく。
以上で述べた鎖交磁束量の変化の様子を図10の破線に示す。同様に、特許文献2に記述のあるE型断面の磁路部材を使用した場合の漏洩磁束の様子を図7(a)〜図7(e)に示す。強磁性体である磁路部材7が介在するため、特許文献1に比べ鎖交磁束量が大幅に増加するが、鎖交磁束量の変化の様子は以下に述べる実施の形態1のものに比べ穏やかとなる。E型断面の磁路部材を使用した場合の鎖交磁束量の変化の様子を図10の一点鎖線に示す。
さて、実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置2による、検出コイル8への磁束の鎖交の様子について説明する。図8(a)のように、損傷部10より発生する漏洩磁束13の一部が、磁路部材7の一端に重なり始めたとき、漏洩磁束13の磁路として、検出コイル8に鎖交するルート13bと、折爪部14を通り検出コイル8に鎖交せずにワイヤロープ1に戻るルート13aが存在するため、検出コイル8における磁束の増加速度は特許文献2に比べ鈍くなる。しかし、漏洩磁束13が移動し、図8(a’)のように損傷部10が磁路部材7の開口部付近に近づいたとき、漏洩磁束13の多くが検出コイル8に鎖交するルート13bに切り替わるため、検出コイル8に鎖交する磁束量が急激に増加する。
その後、損傷部10が磁路部材7の開口部に対向する位置すなわち図8(b)の位置に移動したとき、検出コイル8に鎖交する磁束量は最大となる。さらに損傷部10が移動し、磁路部材7との位置関係が図8(b’)のようになったとき、漏洩磁束の一部が折爪部14を通るルート13aに切り替わるため、鎖交磁束量が急激に減少し、損傷部10が磁路部材7の中心すなわち図8(c)の位置に移動したとき鎖交磁束量は一旦ゼロになる。以後の変化は、磁束の極性を逆にして、これまでの変化の逆手順をたどる。損傷部10が移動し、図8(d’)を経て磁路部材7との位置関係が図9(d)のようになったとき、鎖交磁束量は極性を異にして再び最大となり、以後、図9(e’)を経て、図9(e)のように漏洩磁束13が検出コイル8から遠ざかると、漏洩磁束の一部が折爪部を通るルート13aに切り替わるため鎖交磁束量は急激に減少する。実施の形態1における鎖交磁束量の変化の様子を図10の実線に示す。
検出コイル8の両端には、鎖交磁束量の時間微分に比例した誘起電圧が発生する。検出コイルのターン数を等しくした場合の、特許文献1,特許文献2,実施の形態1による誘起電圧波形を図11に示す。上述のように、実施の形態1におけるワイヤロープ探傷装置2の検出コイル8に鎖交する磁束の時間的変化は、折爪部14を有する磁路部材7の存在により特許文献1,特許文献2に比べ急峻となり、さらに鎖交磁束量の絶対値も大きいため、ワイヤロープ探傷装置2の検出コイル8に発生する誘起電圧の変動が激しくなる。図12は図11の波形に含まれる各周波数別の振幅、図13は時刻0における各周波数別の位相関係を示す図である。
ここでは、損傷部10が損傷検知部に差し掛かる手前から、損傷検知部を抜け終わる(図6〜図9における(a)〜(e)間)までの時間の逆数を基本周波数とし、その値を1としている。図12で明らかなように、ワイヤロープ探傷装置2の検出コイル8に発生する誘起電圧波形においては、実施の形態1が特許文献1,特許文献2に比べ基本波に対する高次成分の比率が大きい。この高次成分は磁路部材7の折爪部14に起因して発生したものであり、基本波との位相関係は折爪部14の形状により決定されるため、損傷部10の通過により検出コイル8に発生する誘起電圧波形は、他のノイズにはない特徴をもつことができる。
そこで、測定され検出コイル8に発生する誘起電圧に対し、前述の基本波成分および高調波成分の振幅・位相関係を反映した参照波形15を用意し、当該波形との相関検波を行うことにより、つまり、相関度を出力することにより、他のノイズ成分の影響を受けにくい損傷検出が可能となる。相関検波は、例えば図14のように、検出コイル8に生じた誘起電圧波形を増幅器18で増幅した後、A/D変換器19でデジタル化してx(k)を出力し、その後段に遅延素子16を用いたトランスバーサルフィルタ17を検波器とし、そのフィルタ係数に前述の参照波形15のhを反映することにより、y(k)を出力して実現できる。なお、20は乗算器、21は加算器である。
このとき、図14に示す出力波形y(k)は次式で表すことができる。但し、k,mは整数であり、Mは図14に示すように、トランスバーサルフィルタ17の複数個の遅延素子16のタップ数である。
Figure 0004686612
また、任意の波形は正弦波の和で表現できるので、x(k)は次式で表すことができる。(H≧0、E≧0、 p,qは整数、 Tは基本周期、 τはサンプリング周期、
φ,Ψは初期位相)
Figure 0004686612
(4)式は cos 関数の積の和であるが、正弦波の性質より、Mが十分大きく、τがTに比べ十分小さいとき、p≠qの項は0に近い値となる。また、p=qの場合でも、
Figure 0004686612
すなわち、検出コイル8から出る信号のサンプリング結果x(k) が参照波形h とおなじ周波数および位相の成分を含むとき、y(k)の値が大きな正の値となり、それ以外のときは小さな値となるため、y(k)は参照波形hとx(k)の類似度(相関度)を測る指標とすることができ、換言すれば、損傷信号を検出することができる。図15は、ある参照波形hに対し、それとは異なるノイズ信号、参照波形hと同一の損傷信号、ノイズ信号と損傷信号の和を(1)式で演算した結果を示す図である。なお、図15のy(k)欄の縦軸の単位は、mVであり、mVをデジタル化数値で置き換えて表している。図14により、検出コイルに発生する誘起電圧波形x(k)から、損傷により発生した誘起電圧のみを抽出し、その他のノイズ要因により発生した誘起電圧を除外することができ、単独コイルのみで高いS/Nを実現することができる。
このように、実施の形態1のワイヤロープ探傷装置では、検出コイルに鎖交する漏洩磁束の磁路上に強磁性体からなる磁路部材が介在し、漏洩磁束の流入口及び流出口となる磁路部材の少なくとも一方の端部が、検出コイルとワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、検出コイルとワイヤロープの間に挟まる構造を有するものである。そのため、損傷部より発生した漏洩磁束を、その伸びた磁路部材(折爪部)で誘引し、検出コイルとの鎖交タイミングを一定時間内に集中させることにより、折爪部を有しない従来のワイヤロープ探傷装置に比べ、損傷部通過時の誘起電圧が急峻に変化する特徴をもつ。換言すれば、誘起電圧波形には、基本波成分に加え、振幅の大きな高調波成分が重畳される。この基本波成分と高調波成分の周波数と位相の関係は、損傷部の通過速度と磁路部材の形状により決定され、誘起電圧に重畳される他のノイズ成分にない特徴を有するため、この特徴を反映した参照波形をもつ検波器を用意し、この波形との相関検波を行うことにより、2個の検出コイルを配置することなくS/Nの高い損傷検知を実現できる。
実施の形態2.
図16は実施の形態2におけるワイヤロープ探傷装置を示す構成図であり、ワイヤロープ1の中心軸を含む平面で切ったときの、ワイヤロープの損傷部付近の磁束の流れを示す。図17は損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイル8に鎖交する磁束量を示す波形図である。図18は検出コイル8に生じる誘起電圧波形を示す波形図であり、図19は図18の波形に関する周波数分析結果を示す図である。
実施の形態2では、図16に示すように、磁路部材7に使用する強磁性体を実施の形態1の約半分としたような断面形状のものを使用してもよい。このとき、検出コイル8に発生する誘起電圧は、図18に示すような波形となり、図19の周波数分析結果より、基本成分に対し2倍の高調波成分が重畳されることが波形上の特徴となることがわかる。実施の形態2は磁路部材の使用量が半減するため、さらに製造コストを低減させることができる。
実施の形態3.
図20は実施の形態3におけるワイヤロープ探傷装置を示す構成図であり、ワイヤロープ1の中心軸を含む平面で切ったときの、ワイヤロープの損傷部付近の磁束の流れを示す。図21は損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイル8に鎖交する磁束量を示す波形図である。図22は検出コイル8に生じる誘起電圧波形を示す波形図であり、図23は図22の波形に関する周波数分析結果を示す図である。
実施の形態3は、実施の形態1の磁路部材の断面形状を、検出コイル8の中心に関して非対称な形状に変更したものであり、W<Wである。このような断面形状とすることにより、損傷部が損傷検知部に差し掛かってから検出コイル8の中心に到達するまでの時間と、損傷部が検出コイル8の中心から損傷検知部を抜け出るまでの時間が異なり、前者の時間における誘起電圧の周波数と、後者の時間における誘起電圧の周波数が異なるため、それらの倍調波も合わせると、実施の形態3の誘起電圧は実施の形態1に比べより多くの高調波を含み、参照波形となる波形上の特徴がより顕著となるため、他のノイズ成分との区別が容易となり、S/N向上に貢献できる。図23の例では、第3調波の振幅は実施の形態1を下回るものの、第2,4,5,6,7,8,9調波が実施の形態1を上回る。
実施の形態4.
図24は実施の形態4におけるワイヤロープ探傷装置の構成図であり、ワイヤロープ1の中心軸を含む平面で切ったときの、ワイヤロープの損傷部付近の磁束の流れを示す。図25は損傷部が損傷検出部を通過したときの、検出コイル8に鎖交する磁束量を示す波形図である。図26は検出コイル8に生じる誘起電圧波形を示す波形図であり、図27は図26の波形に関する周波数分析結果を示す図である。
実施の形態4は、実施の形態2の磁路部材の断面形状を、磁路部材7の開口部に関して非対称な形状に変更したものであり、W1<W2である。このような形状とすることにより、損傷部が損傷検知部に差し掛かってから開口部に到達するまでの時間と、損傷部が開口部から損傷検知部を抜け出るまでの時間が異なり、前者の時間における誘起電圧の基本周波数と、後者の時間における誘起電圧の基本周波数が異なるため、それらの倍調波も合わせると、実施の形態4の誘起電圧は実施の形態2に比べより多くの高調波を含み、参照波形となる波形上の特徴がより顕著となるため、他のノイズ成分との区別が容易となり、S/N向上に貢献できる。図27の例では、第2調波の振幅は実施の形態2を下回るものの、第3,4,5,6,7,8調波が実施の形態2を上回る。
1 ワイヤロープ 2 ワイヤロープ探傷装置
3 バックヨーク 4 励磁用永久磁石
5 支持台 6 保護プレート
7 磁路部材 8 検出コイル
10 損傷部 12 主磁束
13 漏洩磁束 14 折爪部
15 参照波形 16 遅延素子
17 トランスバーサルフィルタ 18 増幅器
19 A/D変換器 20 乗算器
21 加算器

Claims (3)

  1. ワイヤロープの軸方向所定区間に主磁束を形成する磁化器と、前記所定区間内においてワイヤロープ損傷部より発生する漏洩磁束を検出する検出コイルとを有し、
    前記検出コイルに鎖交する漏洩磁束の磁路上に強磁性体からなる磁路部材が介在し、
    漏洩磁束の流入口及び流出口となる前記磁路部材の少なくとも一方の端部が、前記検出コイルと前記ワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が前記検出コイルの中心に関し非対称な関係にあって、前記検出コイルと前記ワイヤロープの間に挟まる構造を有するワイヤロープ探傷装置。
  2. ワイヤロープの軸方向所定区間に主磁束を形成する磁化器と、前記所定区間内においてワイヤロープ損傷部より発生する漏洩磁束を検出する検出コイルとを有し、
    前記検出コイルに鎖交する漏洩磁束の磁路上に強磁性体からなる磁路部材が介在し、
    漏洩磁束の流入口及び流出口となる前記磁路部材の少なくとも一方の端部が、前記検出コイルと前記ワイヤロープに挟まれた空間内に、他方の端部との間で開口部が介在して伸び、その伸び量が前記磁路部材の前記開口部中心に関し非対称な関係にあって、前記検出コイルと前記ワイヤロープの間に挟まる構造を有するワイヤロープ探傷装置。
  3. 前記ワイヤロープの損傷により前記検出コイルに発生する誘起電圧波形について、トランスバーサルフィルタのタップ数Mに関して、
    Figure 0004686612
    但し、mは整数
    を満たす参照波形hmと、
    測定した前記検出コイルの誘起電圧との相関度を出力し、
    前記ワイヤロープの損傷の有無を検出する請求項1又は請求項2記載のワイヤロープ探傷
    装置。
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