JP4682526B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、本発明では感光体が所定の周長を有する無端構造とされている。
さらに、テストパターン形成手段は、どのようなテストパターンを形成してもよいが、請求項2に記載のように、複数のテストパターンを周期的に形成することが望ましい。特に、この場合には、画像形成条件設定手段は、ゴースト検知手段による検知により、テストパターンの形成周期と一致する周期にて現像剤が検知された場合に、被転写部材若しくは搬送部材に現像剤があるものとみなして転写バイアスを設定するよう構成することが好ましい。
なお、本発明でいう「ほぼ全域」とは、現像剤像を形成可能な最大幅の大部分が露光されていればよいため、全領域のうちの80%以上の領域を占めていればよいものとする。
さらに、請求項5または請求項6に記載の画像形成装置において、画像形成条件設定手段は、請求項8に記載のように、ゴースト検知手段による検知結果に基づいて、非描画領域に現像剤がないと判定した場合には、転写位置にて感光体との間に印加される転写バイアスが小さくなるように制御することが望ましい。
また、請求項8に記載の画像形成装置において、画像形成条件設定手段は、請求項9に記載のように、転写バイアスを制御した後に、制御された転写バイアスにて、再びテストパターン形成手段による画像形成動作を繰り返し実行し、非描画領域に現像剤があると判定した場合に、最後に現像剤がないと判定したときの転写バイアスを画像形成手段により画像形成を行う際の転写バイアス値に設定することが好ましい。
また、請求項1〜請求項9の何れかに記載の画像形成装置において、画像形成手段は少なくとも現像手段を複数備え、各現像手段によりそれぞれ現像剤像を形成し、テストパターン形成手段は、画像形成手段を用いて、各現像手段による画像形成動作を順次行うよう設定されている場合には、請求項10に記載のように、ゴースト検知手段は、各非描画領域における現像剤の有無を検知し、画像形成条件設定手段は、ゴースト検知手段による検知結果に基づいて、非描画領域にて画像形成動作を行った画像形成手段を構成する転写手段による転写バイアスを設定するよう構成されていることが望ましい。
また、請求項10に記載の画像形成装置において、テストパターン形成手段は、各現像手段により形成するテストパターンとして、どのようなテストパターンを作成してもよいが、テストパターン形成手段は、請求項11に記載のように、画像形成手段を用いて、少なくとも一部分が複数の現像剤を重ねて形成されたテストパターンを形成することが好ましい。
また、請求項11に記載の画像形成装置において、テストパターン形成手段は、請求項12に記載のように、画像形成手段を用いて、ある現像手段により現像され、感光体と被転写部材若しくは搬送部材との接触部分において、それぞれが略平行に配置された複数のテストパターンと、テストパターンの描画前に異なる現像手段により現像され、複数のテストパターンを塗りつぶす大きさを有するテストパターンとを形成することが好ましい。
また、請求項10〜請求項12の何れかに記載の画像形成装置において、画像形成手段が、各現像手段による現像剤像を順に重ねて画像を形成するよう構成されている場合には、請求項13に記載のように、テストパターン形成手段は、転写バイアスの設定対象となる現像手段の中で、画像を形成するときに先に使用する現像手段を選択し、先に使用する現像手段を用いて画像形成動作を行い、ゴースト検知手段による検知の終了後に、順次、次に使用する現像手段を選択し、次に使用する現像手段を用いた画像形成動作を行い、ゴースト検知手段は、各現像手段を用いた画像形成動作が終了する度に、各非描画領域における現像剤の有無を検知するよう構成されていることが好ましい。
さらに、請求項16または請求項17に記載の画像形成装置において、光学センサは、請求項18に記載のように、画像形成手段が形成する画像の濃度を補正するために形成されるテストパターンの濃度を測定する濃度検出センサの機能を兼ね備えることが望ましい。
また、請求項1〜請求項18に記載の画像形成装置において、テストパターン形成手段は、請求項19に記載のように、前記画像形成手段が形成する画像の濃度を補正する処理を行う際に、ゴースト検知のための画像形成動作を行うことが望ましい。
従って、このような画像形成装置によれば、濃度補正を行なう際に転写バイアスを調節するので、効率的に適切な転写バイアスを設定することができる。
図1において、プリンタ1は、後述する4つの画像形成ユニット20(本発明でいう画像形成手段)が水平方向に並んで配設された所謂横置きタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング5に、記録用紙3を給紙するための給紙部9、給紙された記録用紙3に画像を形成するための画像形成部4、画像が形成された記録用紙3を排紙するための排紙部6、および、本プリンタ1の作動を制御する制御部90を備えている。
そして、このスキャナユニット41では、レーザ発光部から発光されるレーザ光が感光体ドラム62に走査されて照射され、感光体ドラム62の表面に静電潜像を形成する。
現像剤ホッパ56は、現像ケーシング55の内部空間として形成されている。そして、この現像剤ホッパ56には、各画像形成ユニット20毎に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の現像剤が収容されている。
なお、このようにしてトナー像を重ねるために、プリンタ1の制御部90は、上記潜像形成処理部により、搬送ベルト68の回転周期と、各画像形成ユニット20の配置間隔とに基づいて、各スキャナユニット41を駆動するタイミングを制御する。そして、制御部90は、各感光体ドラム62に静電潜像を形成し、各色のトナー像を形成し、さらに各色の転写ポイントにて、トナー像を記録用紙3に転写する。
また、濃度補正モードを実行する際には、前述の通常印字モードにて入力される画像データの代わりに、テストパターン用潜像形成処理部(プログラム)によるテストパターン形成データを使用して、通常印字モードと同じ手順にてテストパターンとしてのトナー像(以下、テストパターンと称する)73を記録用紙3に形成する。
なお、逆転写トナーは、各色の画像形成ユニット20において、可視像を記録用紙3へ転写する際に、上流側から2番目以降のマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)では、その画像形成ユニット20よりも上流側にある各画像ユニット51で記録用紙3に既に転写されているトナーが、画像形成ユニット20の感光体ドラム62に転移することにより発生するものであり、一旦、記録用紙3に転写されたトナーが本来の帯電極性とは逆の極性に帯電することによって発生するものと考えられており、その発生のメカニズムは正確には解明されていないが、転写バイアスが強いほど逆転写トナーが多く発生し、また、記録用紙3に既に転写されているトナーの帯電量が高い(上流側にある画像形成ユニット20の転写バイアスが強いほど帯電量も高くなる)と、逆転写トナーの発生量が増加することがわかっている。
即ち、上記のような場合には、本来トナー像が形成されるべきではない位置にトナー像が形成されてしまうのである。なお、このように、本来が形成されるべきではない位置に形成されるトナー像のことを、一般的にゴースト(転写残トナーが原因であれば転写残ゴースト、逆転写トナーが原因であれば逆転写ゴースト)またはゴースト画像と呼んでいる。
一方、転写ローラ61は、定電圧制御ではなく、転写ローラ61へ流れる電流が一定になるような定電流制御がなされる。ここで、転写ローラ61に印加する転写バイアスを定電圧制御にしないのは、感光体ドラム62に形成されたトナー像を転写する際には、感光体ドラム62と転写ローラ61との間に記録用紙3が存在し、この記録用紙3の厚みが一定ではない可能性があるためである。つまり、記録用紙3の厚みが異なれば、感光体ドラム62から転写ローラ61へ流れる電流値が異なるため、転写されるトナー像の画質が変化してしまうのである。また、環境の変化や耐久的な変化によって、転写ローラ61や搬送ベルト68等の抵抗値が変化すると、それに伴って転写性(転写性能)が変わってしまうからである。
本実施形態における現像ローラ52に付着したトナーは、正帯電性のトナーであるため、電位の高いほうから電位の低いほうへ移動する特性を有している。このため、図3(a)に示すように、感光体ドラム62表面に接触した際に、感光体ドラム62表面の露光された箇所へ移動する。そして、このトナーは、感光体ドラム62が回転し転写ローラ61に接触する記録用紙3と接触した際に、感光体ドラム62の露光箇所(+200V)と記録用紙3表面の電位との電位差により記録用紙3に転写される。
この転写バイアスは、前述のように、転写ローラ61に流れる電流値を一定にするよう制御される。このため、転写ローラ61の電位は、感光体ドラム62における転写ローラ61(詳しくは記録用紙3)との接触部分の平均電位に影響される。つまり、感光体ドラム62における転写ローラ61との接触部分の平均電位が低ければ、転写ローラ61の電位も低くなり、感光体ドラム62における転写ローラ61との接触部分の平均電位が高ければ、転写ローラ61の電位も高くなる。
本実施形態では、転写残ゴーストが発生するか否かの確認を、図6(a)〜図6(d)に示される各色用の転写残ゴースト検出用のテストパターンに基づいて行い、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれでも転写残ゴーストが検出されなかった場合には、さらに、逆転写ゴーストが発生していないか否かがチェックされる。
そして、S320に移行し、S320では、S317にてゴーストが検出されたか否かを判定する。S317にてゴーストが検出されていればS380に移行し、S317にてゴーストが検出されていなければ、S330に移行する。
S200では、通常印字モードにてカラー像を生成する際に最後に選択する画像形成ユニット20の色であるブラックを選択しているか否かを判定する。ブラックを選択していない場合には、S210に移行し、通常印字モードにてカラー像を生成する際に、現在選択中の色の直ぐ下流側に位置する色を選択し、次いで、S215では、S210にて選択した色の画像形成ユニット20における転写バイアスを元の設定値に戻す。即ち、S310にて、3分の1程度に少なくした転写電流値を元の設定値に戻す。そして再び、S315に移行して、上記と同様の処理を繰り返す。
さらに、制御部90は、相対移動方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも大きなテストパターンを形成する場合に、相対移動方向と直交する方向の長さが、記録用紙3に形成可能なトナー像(現像剤像)の最大幅のほぼ全域を占める大きさのテストパターンを形成するよう構成されている。
加えて、制御部90は、相対移動方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも大きなテストパターン、さらには相対移動方向と直交する方向の長さが、記録用紙3に形成可能なトナー像(現像剤像)の最大幅のほぼ全域を占める大きさのテストパターンを形成した場合に、濃度検出センサ71による検知結果に基づいて、非描画領域にトナーがあると判定した場合には、転写位置にて感光体ドラム62との間に印加される転写バイアスが小さくなるよう制御する構成にされている。
また、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターンを形成するよう構成されている。
また特に、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターンを形成する場合に、相対移動方向と直交する方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成するよう構成されている。
さらに、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターン、さらには相対移動方向と直交する方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成した場合に、濃度検出センサ71による検知結果に基づいて、非描画領域にトナーがあると判定した場合には、転写位置にて感光体ドラム62との間に印加される転写バイアスが大きくなるように制御するよう設定されている。
また、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターン、さらには相対移動方向と直交する方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成した場合に、転写バイアスを制御した後に、制御された転写バイアスにて、再び制御部90による画像形成動作を繰り返し実行し、非描画領域にトナーがないと判定した場合に、このときの転写バイアスを画像形成手段により画像形成を行う際の転写バイアス値に設定するよう構成されている。
さらに、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターン、さらには相対移動方向と直交する方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成した場合に、濃度検出センサ71による検知結果に基づいて、非描画領域にトナーがないと判定した場合には、転写位置にて感光体ドラム62との間に印加される転写バイアスが小さくなるように制御することが望ましい。
また、制御部90は、記録用紙3の搬送方向と平行な方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターン、さらには相対移動方向と直交する方向の長さが、転写位置における感光体ドラム62と記録用紙3との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成した場合に、濃度検出センサ71による検知結果に基づいて、非描画領域にトナーがないと判定した場合には、転写位置にて感光体ドラム62との間に印加される転写バイアスが小さくなるよう転写バイアスを制御した後に、制御された転写バイアスにて、再び制御部90による画像形成動作を繰り返し実行し、非描画領域にトナーがあると判定した場合に、最後にトナーがないと判定したときの転写バイアスを画像形成手段により画像形成を行う際の転写バイアス値に設定するよう構成されている。
また、画像形成手段は少なくとも現像ローラ52を複数備え、各現像ローラ52によりそれぞれトナー像を形成し、制御部90は、画像形成手段を用いて、各現像ローラ52による画像形成動作を順次行うよう設定されている。また、濃度検出センサ71は、各非描画領域におけるトナーの有無を検知し、制御部90は、濃度検出センサ71による検知結果に基づいて、非描画領域にて画像形成動作を行った画像形成手段を構成する、帯電器31、スキャナユニット41、現像ローラ52、および転写ローラ61の少なくとも何れか1つに対する画像形成条件を設定するよう構成されている。
従って、このようなプリンタ1によれば、より厳しい条件のときにも非画像領域にトナーが検知されないような転写バイアスを設定することができる。
また、画像形成手段は、各現像ローラ52によるトナー像を順に重ねて画像を形成するよう構成されており、制御部90は、画像を形成するときの初めに使用する現像ローラ52を選択し、初めに使用する現像ローラ52を用いて複数回の画像形成動作を行い、前記濃度検出センサ71による検知の終了後に、順次、次に使用する現像ローラ52を選択し、該次に使用する現像ローラ52を用いた画像形成動作を行うよう構成されている。そして、濃度検出センサ71は、各現像ローラ52を用いた画像形成動作が終了する度に、各非描画領域におけるトナーの有無を検知するよう構成されていることが好ましい。
従って、このようなプリンタ1によれば、レジストレーションセンサをさらに設ける必要がないため、コスト削減をすることができる。
従って、このようなプリンタ1によれば、濃度検出センサをさらに設ける必要がないため、コスト削減をすることができる。
従って、このようなプリンタ1によれば、濃度補正を行なう際に転写バイアスを調節するので、効率的に適切な転写バイアスを設定することができる。
例えば、図6(a)〜図6(d)に示される転写残ゴースト検出用テストパターンは、必ずしも図示されるようなテストパターンに限定される必要はなく、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各パターンが感光体ドラム62の1周分に収まるようなパターンであってもよい。また、必ずしもテスト専用のパターンである必要もなく、ゴースト検出が可能であれば、どのようなパターンであってもよい。
さらに、本実施形態においては、横置きタイプのダイレクトタンデム方式のカラーレーザプリンタに本発明を適用したが、特にこのような構成に限らず、例えば、感光体ドラム62がベルト状に構成されていてもよいし、感光体ドラム62から中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中間転写媒体を介して記録用紙3にトナー像を転写するよう構成されていてもよい。
さらに、本実施形態では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックについて、その何れか1つでもゴーストの発生が検出された場合には、全ての画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを対象として転写バイアスの最適化処理を実行するようにしたものであるが、必ずしも全ての現像手段を対象としなければならないというものではなく、例えば、イエローでゴーストの発生が検出された場合には、全ての画像形成ユニット20について転写バイアスの最適化処理(画像形成条件の再設定)を行うが、シアンでゴーストの発生が検出された場合であれば、それより上流側に位置するイエローとマゼンタの画像形成ユニット20Y,20Mについては、転写バイアスの最適化処理を行わず、現在設定されている転写電流値をそのまま維持し、シアンとブラックの画像形成ユニット20C,20Kについてのみ転写バイアスの最適化処理を行うようにしてもよい。
本実施例における各画像形成ユニット20は、各画像形成ユニット20に備えられた感光体ドラム62が搬送ベルト68に対して接離自在になるように上下方向に移動可能に構成されている。なお、各ユニット20は、感光体ドラム62および現像カートリッジ51等を含めてユニット全体が一体的に移動可能に構成されている。
以上のように説明したプリンタ2においては、濃度検出センサ71によって非画像領域のトナーの有無を検知する際に、制御部90によりテストパターンが形成される感光体ドラム62より下流側に位置する感光体ドラム62と記録用紙3を離間させるよう構成されている。
Claims (19)
- 所定の周長を有する無端構造の感光面を有する感光体を帯電させる帯電手段と、
前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
前記感光体に形成された静電潜像を現像剤により可視像化して現像剤像を形成する現像手段と、
予め定められた転写位置にて、前記感光体との間に転写バイアスを印加することにより、前記感光体上の現像剤像を前記感光体の周回方向に相対移動する被転写部材若しくは搬送部材上に転写する転写手段と、
を有する画像形成手段を備えた画像形成装置であって、
前記画像形成手段を用いて、前記被転写部材若しくは被転写部材を搬送するための搬送部材上に現像剤像を転写する画像形成動作を行うことにより、前記被転写部材若しくは搬送部材上にテストパターンとしての現像剤像を形成し、次いで、前記感光体上で前記現像剤像を形成した領域の少なくとも一部を使用して、前記被転写部材若しくは搬送部材上において前記テストパターンの形成位置よりも前記感光体の周長分だけ前記感光体の相対移動方向後方に、現像剤像が形成されない非描画領域を形成するテストパターン形成手段と、
前記非描画領域における現像剤の有無を検知するゴースト検知手段と、
該ゴースト検知手段による検知結果に基づいて、前記非描画領域に現像剤があると判定した場合には、前記転写位置にて前記感光体との間に印加される転写バイアスが大きくなるように設定する画像形成条件設定手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、複数のテストパターンを周期的に形成し、
前記画像形成条件設定手段は、該ゴースト検知手段による検知により、前記テストパターンの形成周期と一致する周期にて前記現像剤が検知された場合に、前記被転写部材若しくは搬送部材に前記現像剤があるものとみなして前記転写バイアスを設定すること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記相対移動方向と平行な方向の長さが、前記転写位
置における前記感光体と前記被転写部材若しくは搬送部材との接触部分の同方向の長さよりも大きなテストパターンを形成すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記相対移動方向と直交する方向の長さが、前記被転写部材に形成可能な現像剤像の最大幅のほぼ全域を占める大きさのテストパターンを形成すること
を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記相対移動方向と平行な方向の長さが、前記転写位置における前記感光体と前記被転写部材若しくは搬送部材との接触部分の同方向の長さよりも短く、それぞれが略平行に配置された複数本のテストパターンを形成すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記相対移動方向と直交する方向の長さが、前記転写位置における前記感光体と前記被転写部材若しくは搬送部材との接触部分の同方向の長さの一部分を占める大きさのテストパターンを形成すること
を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成条件設定手段は、前記転写バイアスを制御した後に、該制御された転写バイアスにて、再びテストパターン形成手段による画像形成動作を繰り返し実行し、前記非描画領域に現像剤がないと判定した場合に、このときの転写バイアスを前記画像形成手段により画像形成を行う際の転写バイアス値に設定すること
を特徴とする請求項1、請求項5、または請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成条件設定手段は、前記ゴースト検知手段による検知結果に基づいて、前記非描画領域に現像剤がないと判定した場合には、前記転写位置にて前記感光体との間に印加される転写バイアスが小さくなるように制御すること
を特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成条件設定手段は、前記転写バイアスを制御した後に、該制御された転写バイアスにて、再びテストパターン形成手段による画像形成動作を繰り返し実行し、前記非描画領域に現像剤があると判定した場合に、最後に現像剤がないと判定したときの転写バイアスを前記画像形成手段により画像形成を行う際の転写バイアス値に設定すること
を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成手段は少なくとも現像手段を複数備え、前記各現像手段によりそれぞれ現像剤像を形成するよう設定されており、
前記テストパターン形成手段は、前記画像形成手段を用いて、前記各現像手段による画像形成動作を順次行い、
前記ゴースト検知手段は、前記各非描画領域における前記現像剤の有無を検知し、
前記画像形成条件設定手段は、該ゴースト検知手段による検知結果に基づいて、前記非描画領域にて画像形成動作を行った画像形成手段を構成する転写手段による転写バイアスを設定すること
を特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記画像形成手段を用いて、少なくとも一部分が複数の現像剤を重ねて形成されたテストパターンを形成すること
を特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記画像形成手段を用いて、ある現像手段により現像され、前記感光体と前記被転写部材若しくは搬送部材との接触部分において、それぞれが略平行に配置された複数のテストパターンと、該テストパターンの描画前に異なる現像手段により現像され、該複数のテストパターンを塗りつぶす大きさを有するテストパターンとを形成することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成手段は、前記各現像手段による現像剤像を順に重ねて画像を形成するよう構成されており、
前記テストパターン形成手段は、転写バイアスの設定対象となる現像手段の中で前記混色画像を形成するときに先に使用する現像手段を選択し、該先に使用する現像手段を用いて画像形成動作を行い、前記ゴースト検知手段による検知の終了後に、順次、次に使用する現像手段を選択し、該次に使用する現像手段を用いた画像形成動作を行い、
前記ゴースト検知手段は、前記各現像手段を用いた画像形成動作が終了する度に、前記各非描画領域における現像剤の有無を検知すること
を特徴とする請求項10〜請求項12の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記画像形成条件設定手段は、前記ゴースト検知手段によって非描画領域の現像剤像の有無を検知する際、前記テストパターン形成手段によりテストパターンが形成される感光体よりも下流に位置する感光体と転写手段との間に印加される転写バイアスを、元々設定されているバイアスよりも小さくすることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 前記ゴースト検知手段によって非画像領域の現像剤の有無を検知する際に、前記テストパターン形成手段によりテストパターンが形成される感光体より下流側に位置する感光体と被転写部材若しくは搬送部材を離間させる離間手段を備えたことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
- 前記ゴースト検知手段は、前記被転写部材若しくは搬送部材上に発光部から照射された光を照射し、その反射光を受光部により受光することにより現像剤の有無を検知する光学センサを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項15の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記光学センサは、各現像器によって形成される現像剤像の位置ずれを検知するレジストレーションセンサの機能を兼ね備えることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記光学センサは、前記画像形成手段が形成する画像の濃度を補正するために形成されるテストパターンの濃度を測定する濃度検出センサの機能を兼ね備えること
を特徴とする請求項16または請求項17に記載の画像形成装置。 - 前記テストパターン形成手段は、前記画像形成手段が形成する画像の濃度を補正する処理を行う際に、ゴースト検知のための画像形成動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項18の何れかに記載の画像形成装置。
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