JP4682506B2 - 集魚方法とそのための照明方法及びシステム並びに漁船 - Google Patents

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本発明は、漁船において海面を光照射して集魚する方法とそのための照明方法及びシステム並びに漁船に関するものである。
従来から、漁船における集魚のための照明・配光には、漁火(かがり火)を使う方法があった。その後、光源すなわち集魚灯として、オイル灯やガス灯に替わり、自熱灯、水銀灯を経て、現在では、より効率の高いメタルハライドランプが使われている。集魚灯を使う代表的な漁業はイカ釣り漁である。沿岸で操業する20トンクラスのイカ釣り漁船の場合、集魚灯の消費電力は自主規制にて上限(180kW)が決められている。
その照明のために、裸のメタルハライドランプ(3kWが主流)を60灯程、漁船の長手方向中心軸上の甲板から2〜3m上部に、金属フレームとワイヤにて吊り下げているのが一般的である。
また、照明効率の向上と漁船の燃費改善を図るために、青色発光ダイオードによる面状光源を用いた集魚灯が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−134967号公報
上記のような裸のランプを使用した照明方法においては、次の問題があった。
(1)不均一な水中配光・・・従来の照明方法では、水中には漁船の舷と平行方向に均一で比較的多くの光が届くが、漁船の前後方向には不均一かつ比較的弱い光しか届かない。集魚灯として最適な配光になっているかどうか問題である。
(2)発電エネルギーの浪費・・・裸のメタルハライドランプでは、上方へ漏れる光が大部分を占め、上方へ漏れた光は人工衛星からも確認できる程である。下方向へ放たれる約50%の光についても、海面での全反射、甲板での反射などを考えると、凡そ8割は水中以外へ照射されている。つまり、裸ランプはその光の約9割を無駄にしているとも言える。一方、合計180kWの集魚灯を積んだ漁船の場合、発電の燃料は1日1,000リットル必要とされている。この燃料のほとんどは空へ光を無駄に放つために使われていることになる。エネルギーの無駄であるだけでなく、相当の二酸化炭素が排出されていることにもなる。
(3)光害・・・サーチライトはもちろん屋外の照明から夜空に漏れる強い光は、星を見え難くするとして、「ダークスカイ運動」などの非難の的となっている。イカ釣り漁船の180kWという光の量は、小さな球場一つ分の照明光に相当する。このような光は人工衛星からも観測されるほどである。そのため、光害の原因の一つがイカ釣り漁船の漁火であると問題視されつつある。
(4)紫外線照射・・・裸のメタルハライドランプから出る紫外線が、漁師の健康(日焼けなど)に影響を及ぼす可能性を持っている。
また、上記公報に記載されたLED面光源を用いた集魚灯においても、効率良く集魚するための配光についての開示はない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、光源からの配光を改善して、魚やイカの誘引効果及び水中への照明効率を高め、誘引した魚やイカの捕獲効率の向上が図れる集魚方法とそのための照明方法及びシステム並びに漁船を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、漁船近傍の海面を光源により漁船の左右舷側方向及び前後方向に照射して集魚する集魚方法において、前記光源としての集漁灯ランプが舷の左右及び前後に複数配置され、このランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上ほぼ均一になるようにしたことを特徴とする。
上記において、漁船下方の水中の照度が暗くなるように配光すればよい。
また、本発明は、光源に前面ガラス付きの投光器を用いて上記の集魚方法を実施する照明方法である。
また、本発明は、上記の集魚方法を実施するに際し、魚やイカが漁船付近に集まるに連れ、漁船付近に魚やイカを寄せ集めるように水中における照明の範囲及び光量を可変することを特徴とする照明方法である。
また、本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの集魚方法を実施するための照明システムであって、前記集漁灯ランプが、当該ランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるように、漁船の舷の左右及び前後に複数配置されてなるものである。
また、本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかを実施するための漁船であって、前記集漁灯ランプが、当該ランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるように、漁船の舷の左右及び前後に複数配置されてなるものである。
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1)魚やイカの誘引効果の向上
魚やイカが光に集まる性質を利用して、遠方又は深い場所にいる魚やイカ、又は魚やイカの餌となる小魚やプランクトンを漁船の針や網の届く範囲に誘引するが、その際に、漁船の前後方向の少なくとも一方にも光が照射されるように配光したので、漁船の従来よりも多くの方向から魚やイカを誘引することができる。
(2)水中への照明効果の向上
漁船の前後方向にも光が照射されるように配光したことで、漁船の前部や後部でも餌となる小魚、疑似餌などが、獲物(魚やイカ)に見えやすくなり、漁船前部及び後部での釣機の釣り上げ量を増加することが期待できる。
(3)水中での光バリア効果の向上
例えば、イカを漁獲するとき、集魚灯を用いて釣り上げられた場合でも、イカは暗順応状態であることが知られている。また、イカは光に集まる性質がある一方、余り強い光は嫌うことも知られている。このことから、従来の集魚灯において、集魚灯の光が漁船の左右では舷と平行に水中に入り込み、明るい部分ができ、光が届かない漁船下部では比較的暗い部分ができる。イカは夜、水深100m以上の深いところにいて、漁船の集魚灯に誘引され、漁船に近づき、かつ上昇するが、明順応するような強い光は好まないため、漁船の下部の比較的暗い部分に身を寄せる。この暗い部分から漁船の左右に逃げようとしても、そこは集魚灯で明るく照らされているため、イカは暗い漁船下部に留まらざるを得ない(光のバリア効果)。結果的に漁船下部にはイカの密度が高い領域ができる。そこに疑似餌を下ろせば、効率良くイカを釣り上げることができる。ところが、従来の集魚灯では、漁船の前後方向に十分な光が照射されていないため、折角、漁船下部の暗い部分に集まったイカが、漁船の前後方向の暗い方には容易に逃げてしまう。
この点、本発明では、集魚灯の光を漁船の前後方向にも照射し、漁船の従来よりも多くの方向に渡って周りの水中に効率良く、かつ広範囲に入射する強い光(誘引効果)とするとともに、漁船下部の水中にイカが好むような暗い領域を作り、その明部と暗部の境界にくっきりとした照度差ができるようにし、さらに、配光による水中の明部(光のバリア)が、漁船を中心とした水平の略長円状の線上の照射部でほぼ均一になるようにしたので、漁船下部に集まった魚やイカが逃げ難くなり、かつ前後方向からもイカを誘引することができ、集魚に効果的な配光が得られる。
(4)紫外線カット
紫外線カット機能を持つ前面ガラス付きの投光器を集魚灯として使うことで、甲板上で作業する乗組員が浴びる紫外線量を低減できる。
(5)魚やイカの行動及び行動範囲の制御による漁獲の増大
集魚灯による照明範囲及び光量を、魚やイカが集まってくるに連れて変化させることで、イカ等の行動を制御したり、水中の光のバリアで行動範囲を狭めたりすることが可能と考えられる。例えば、イカを遠方から誘引する段階では、集魚灯は、より遠くの海中を照らし、イカの群れが近づいてくるに連れ、漁船下部水中の暗部のエリアを狭めるように、より近くの海中を照らす。これにより、漁船下部のイカの密度がより高まるので、そのエリアから釣れるイカの量が増大することが期待できる。
以下、本発明による集魚方法と照明方法及びシステム並びに漁船の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、漁船の集魚灯にイカが集まるメカニズムを示している。漁船1に搭載された光源2(集魚灯ランプ)は、漁船1の周りの海面Sを照射する。比較的強い光で照射され明るいエリアA(斜線で示す)と、漁船1の下方の略錐体状の暗いエリアBとを形成する。当初、イカ類10は深い所に居て、光に誘われて上がって来るが、強い光を嫌って、漁船1の下にできた暗いエリアBに集まり、そのエリアから出られなくなる。光源からの光は、カーテンのようになって水中に明暗の境界を形成し、イカにとってバリアとなる。
図2は、本発明の実施例1による漁船1の光源(集魚灯ランプ)の配置構成を示している。集魚灯ランプ20は、漁船1の甲板上適宜の高さ位置であって、舷の左右、及び前後(1fは船首、1eは船尾)に複数配置し、漁船1周りの水中の照度分布を均一に近づけた。すなわち、集魚灯ランプ20からの光は、漁船1の前後方向及び左右方向に配光され、この配光により、漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船1を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるようにし、また、漁船1下方の水中の照度は暗くなる。集魚灯ランプ20としては、メタルハライドランプを用いる。集魚灯ランプ20は、金属フレームに沿って渡されたワイヤ2wに吊るされている。ランプの安定器は、甲板下の収納室に収められる。
本実施例においては、集魚灯ランプ20からの光を漁船1の左右方向だけでなく前後方向にも照射し、漁船1の全方向に渡って魚やイカを誘引できるとともに、漁船1下部の水中に暗い領域を作り、その明部と暗部の境界ができるようにしたので、漁船1下部に集まった魚やイカが逃げ難くなり、集魚効果が高まる。
図3は、本発明の実施例2による漁船1の光源(集魚灯ランプ及び投光器)の配置構成を示している。この例では、漁船1の舷の左右に前記と同様の集魚灯ランプ20を複数配置し、舷の前後に投光器21を複数配置し、漁船1周りの水中の照度分布を均一に近づけた。投光器21は、ステンレス又はアルミから成る器具本体が反射板を兼ねる構造とし、この反射板によって光の利用効率が高まる。また、反射板の前面にはガラス板があり、紫外線を吸収し、これにより、作業者の日焼け防止になる。投光器21の光源としてはメタルハライドランプを用いていて、安定器は集魚灯ランプ20の安定器と共に甲板下の収納室に収められる。
図4は、本発明の実施例3による漁船1の光源(集魚灯ランプ及び投光器)の配置構成を示している。この例では、前記実施例2において、舷の前後に配置される投光器21を低い高さ位置に設けた。この種の投光器は重いことから、低い位置に設けることで、船の安定性を向上した。
図5は、本発明の実施例4による漁船1の光源(投光器又は灯具)の配置構成を示している。この例は、前記実施例1における集魚灯ランプ20に代えて、反射板付きの灯具又は投光器21を用いたものである。漁船1の前後にもランプを配置したことで、水中の配光を均一にすることができ、前記実施例と同様の効果が得られる。
図6は、本発明の実施例5による漁船1の光源(投光器)の配置構成を示している。この例は、前記実施例4と同等の投光器21を用い、船の舷に光の遮蔽物3を設けた。投光器21と遮蔽物3による光照射エリアAに対応するところは明部となる(図示では右舷、前部にのみ光照射エリアAを示しているが、左舷、後部にも同様のエリアがある)。これにより、水中の明部と暗部の境界の照度差が大きくなる。また、この遮蔽物3を可動として、明部と暗部の境界を移動制御できるようにしてもよい。
図7は、本発明の実施例6による漁船1の光源(投光器)の配置構成を示している。この例では、50W程度のショートアークHIDランプをプロジェクタ型の灯具に入れた小型の投光器23を用い、これを船の舷に取り付けた。投光器は、水中の配光を均一にするために、漁船の前後に重点的に配置している。この投光器23によれば、シャープな配光が得られ、暗部と明部の境界を際立たせることができる。
図8乃至図12は、本発明の実施例7乃至11による漁船1での集魚の照明方法を示している。これらの実施例は、いずれも漁船付近に魚やイカを寄せ集めるように水中における照明の範囲又は光量を可変するものである。
図8は、実施例7を示す。この実施例は、漁船1の支柱4に設けられた投光器21の向きを可変とされ、照射方向を変えることができる。最初は、同図(a)に示すように、漁船1から遠くを投光器21により照射して(エリアA1)、広範囲の魚やイカ類10を漁船付近におびき寄せる。イカは強い光を嫌うので、漁船1付近の暗い部分に入り込む。この時の水面での光の届く範囲は、同図(c)の斜線B1となり、漁船1を中心とした大きい略長円状となる。イカ類10が漁船1付近に集まってきたら、同図(b)に示すように、投光器21の向きを変えて照射方向を変える(エリアA2)。この時の光の届く範囲は、同図(d)の斜線B2となり、漁船1を中心とした小さい略長円状となる。これにより、イカ類10を釣り上げ易い漁船1の底部の暗部に追い込み閉じ込めることができる。漁船1の底には超音波により物体を検知するソナー7が設けられている。
図9は、実施例8を示す。この実施例は、漁船1の支柱4に設けられた投光器21の位置を可変とされ、照射範囲を変えることができる。投光器21は支柱4に伸縮可能な筒5に取り付けられている。これにより、最初は、同図(a)に示すように、投光器21は高い位置から遠くを照射し(エリアA1)、これにより、イカ類10が漁船1付近に集まってきたら、同図(b)に示すように、投光器21は低い位置から近くを照射する(エリアA2)。このような照明制御によっても上記と同等の作用が得られる。
図10は、実施例9を示す。この実施例では、漁船1の支柱4の高い位置と低い位置とにそれぞれ遠距離照射用と近距離照射用の2灯の投光器21,22が設けられ、照射距離を変えることができる。これにより、最初は、同図(a)に示すように、投光器21をオンして遠くを照射し(エリアA1)、その後、同図(b)に示すように、投光器22をオンして近くを照射する(エリアA2)。このような照明制御によっても上記と同等の作用が得られる。
図11は、実施例10を示す。この実施例では、投光器21は、同図(e)(f)に示されるように、ランプ21aと略放物面反射鏡21bとから成り、ランプ21aを略放物面反射鏡21bの焦点21cに対して前後移動可能とされ、ランプ21aの移動により照射範囲を可変とされている。最初は、同図(a)(e)に示すように、投光器21のランプ21aを焦点21cからずらせて、広い照射範囲を照らす(エリアA1)。その時、照射範囲は同図(c)の斜線B1となる。その後、同図(b)(f)に示すように、投光器21のランプ21aを焦点21cに一致させ、狭角の強度の高い光を照射する(エリアA2)。その時、照射範囲は同図(d)の斜線B2となる。このような照明制御によっても上記と同等の作用が得られる。
図12は、実施例11を示す。この実施例では、投光器21は、同図(c)に示されるように、ランプ前面一部を遮る状態と遮らない状態とを取り得る遮蔽板21dを有したものを用い、遮蔽板21dの移動で照射範囲を可変としている。最初は、同図(a)に示すように、遮蔽板21dにより投光器21の前面を遮っていない状態で、広い範囲を照射する(エリアA1)。その後、同図(b)に示すように、遮蔽板21dにより投光器21の前面一部を遮る状態とし、エッジの鋭い配光を作り、かつ、照射方向を変える(エリアA2)。このような照明制御によっても上記実施例10と同等の作用が得られる。
以上、実施例について説明したが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、例えば、漁船の前後方向への光の照射については少なくともその一方へ照射するば良いなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても、本発明に含まれる。
本発明による漁船の集魚灯にイカが集まるメカニズムを示す説明図。 (a)(b)(c)は本発明の実施例1による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図、平面図。 (a)(b)(c)は本発明の実施例2による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図、平面図。 (a)(b)(c)は本発明の実施例3による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図、平面図。 (a)(b)(c)は本発明の実施例4による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図、平面図。 (a)(b)は本発明の実施例5による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図、平面図。 (a)(b)は本発明の実施例6による漁船の光源の配置構成を示す前面図、側面図。 (a)(b)は、本発明の実施例7による漁船での集魚の照明方法を示す図、(c)(d)は、(a)(b)による照射範囲を示す図。 (a)(b)は、本発明の実施例8による漁船での集魚の照明方法を示す図。 (a)(b)は、本発明の実施例9による漁船での集魚の照明方法を示す図。 (a)(b)は、本発明の実施例10による漁船での集魚の照明方法を示す図、(c)(d)は、(a)(b)による照射範囲を示す図、(e)(f)は(a)(b)に対応した投光器の構成を示す図。 (a)(b)は、本発明の実施例11による漁船での集魚の照明方法を示す図。(c)は、投光器の斜視図。
符号の説明
1 漁船
10 イカ類
20 集魚灯ランプ(光源)
21,22,23 投光器(光源)

Claims (6)

  1. 漁船近傍の海面を光源により漁船の左右舷側方向及び前後方向に照射して集魚する集魚方法において、
    前記光源としての集漁灯ランプが舷の左右及び前後に複数配置され、このランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるようにしたことを特徴とする集魚方法。
  2. 漁船下方の水中の照度が暗くなるように配光することを特徴とする請求項1記載の集魚方法。
  3. 前記光源に前面ガラス付きの投光器を用いて請求項1又は請求項2記載の集魚方法を実施する照明方法。
  4. 請求項1又は請求項2記載の集魚方法を実施するに際し、魚やイカが漁船付近に集まるに連れ、漁船付近に魚やイカを寄せ集めるように水中における照明の範囲及び光量を可変することを特徴とする照明方法。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかの集魚方法を実施するための照明システムであって、前記集漁灯ランプが、当該ランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるように、漁船の舷の左右及び前後に複数配置されてなる照明システム
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかを実施するための漁船であって、前記集漁灯ランプが、当該ランプ配光による漁船の周りの水中における明るいエリアの照度が漁船を中心とした水平の略長円状の線上でほぼ均一になるように、漁船の舷の左右及び前後に複数配置されてなる漁船
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