JP4682470B2 - スキャン型ディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用者の頭部に装着して使用するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に好適するスキャン型ディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
HMDは、従来より、テレビ番組や映画の視聴用を主目的にして市販されている。HMDに採用されている表示方式の原理は、液晶ディスプレイなどの2次元平面ディスプレイからの映像を、光学系を用いて使用者の目に導いて知覚させる仕組みである。この構成の場合、頭部に固定された装置を基準として常に固定された映像が与えられるだけであった。このため、使用者が視線を動かしたり、頭を振ったりしても、見える映像は変化しないことから、使用者に不快感を与えることがあった。
【0003】
これに対して、使用者の視線を検出したり、使用者の頭部が向いている方向を検出したりして、その検出結果に応じて映像を変化させる方式が考えられる。ここで、頭部が向いている方向を検出する装置として、磁気センサやジャイロセンサを使用する装置がある。また、視線を検出する方法として、強膜反射法や角膜反射法やサーチコイル法等があり、いずれも視線検出装置として実際に市販されている。しかし、上述したような視線検出装置や頭部方向検出装置を、HMDに組み込んだ構成は、民生品としては市販されていない。これは、従来の視線検出装置や頭部方向検出装置は、十分に小型化されていないので、それらをHMDに組み込むと、全体の構成が大型化してしまい、実用に適しないためであると推定される。
【0004】
さて、近年になって、HMDにスキャン型ディスプレイ装置を使用することが考えられている。このスキャン型ディスプレイ装置においては、ちょうどブラウン管の内部において電子銃からスクリーンに2次元的にラスタスキャンすることによって映像を投影することと同様にして、レーザのような点光源から光線を何らかの投影面上に直接2次元走査させて画像を表示して知覚させている。このディスプレイ装置は、2次元的な大きさを持つディスプレイが不要となるので、高画質・高精度の画像を小型軽量の装置で実現する場合に好適するものと考えられる。従って、HMDのような頭部に装着する小型のディスプレイに上記スキャン型ディスプレイ装置を適用すると、その優位性が発揮されると予想される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記スキャン型ディスプレイ装置に視線検出装置を組み込もうとした場合、従来の構成では、スキャン型ディスプレイ装置の光学系とは別に視線検出装置の光学系を備える必要があり、全体の構成が大きくなってしまい、あまり小型化できない。
【0006】
また、スキャン型ディスプレイ装置を最も小型化した構成として、使用者の眼の網膜に直接投影して知覚させるようにした構成が考えられている。しかし、この構成の場合、原理的に射出瞳が小さい、即ち、正常な像を知覚するために使用者の瞳が位置すべき領域が小さいので、視線を動かすことにより眼球が移動すると、映像が歪められたりして見えなくなることが指摘されている。これを防ぐには、移動する眼球の位置を検出して(即ち、視線を検出して)、それに合わせて表示画像を移動させるようにすれば良い。このような対策を実現するためには、視線検出装置を組み込むように構成すれば良いが、小型・軽量化を損なってしまうという問題点が発生する。
【0007】
そこで、本発明の目的は、スキャン型ディスプレイ装置に視線検出装置を組み込みながら、全体の構成の小型・軽量化を実現することができるスキャン型ディスプレイ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、画像投影面に特定波長の光のみを特定方向に反射する機能を有するホログラフィック光学素子を設置し、前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、前記ホログラフィック光学素子により使用者の眼球へ反射されるように構成したので、小型・軽量化を実現することができる。
【0009】
また、請求項2の発明のように、光源から射出された光を光走査手段により使用者の頭部付近の投影面上に走査することにより像を生じさせて知覚させるスキャン型ディスプレイ装置において、前記スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、前記光走査手段の反射鏡上に、特定波長の光のみを特定方向に反射する機能を有するホログラフィック光学素子を配設し、前記ホログラフィック光学素子により前記不可視光線のみが反射され、前記反射鏡により前記可視光線が反射されるように構成されていることが好ましい。
【0010】
また、請求項3の発明のように、光源から射出された光を光走査手段により使用者の頭部付近の投影面上に走査することにより像を生じさせて知覚させるスキャン型ディスプレイ装置において、前記スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、可視光線用の画像反射面とは別の反射面により使用者の眼球へ反射されるように構成されていることがより一層好ましい。
【0011】
また、請求項4の発明のように、前記不可視光線と、画像情報を表示するための可視光線を、同一の光源から射出させるように構成することが好ましい。
【0012】
また、請求項の発明のように、前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、画像情報を表示するための可視光線と異なる経路で使用者の眼球へ照射されるように構成することが好ましい。更に、請求項の発明のように、前記画像投影面がハーフミラーであることが好ましい。更にまた、請求項の発明のように、前記不可視光線は赤外線であることが好ましい。また、請求項の発明のように、前記不可視光線の光源は、画像情報を表示するための可視光線の光源と並べて設置されていることがより一層好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例について、図1ないし図8を参照しながら説明する。まず、図3は、本実施例のスキャン型ディスプレイ装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。この図3に示すように、スキャン型ディスプレイ装置1は、光源2、光変調器3、光走査ユニット4、光走査ドライバ5、反射光学系6等を備えて構成されている。
【0017】
上記光源2は、図1に示すように、画像表示用の可視光線を射出する可視光光源7と、視線検出用の不可視光線である例えば赤外線を射出する赤外線光源8とから構成されている。これら可視光光源7及び赤外線光源8は、同一場所に並んで配置されている。
【0018】
上記光変調器3は、光源2(可視光光源7)からの可視光線を、使用者に与える映像情報に応じて変調する機能を有している。光走査ユニット4は、光変調器3からの光信号を2次元画像情報にする機能を有しており、走査運動するように設けられた光走査ミラー(反射鏡)9を備えている。光走査ドライバ5は、光走査ユニット4の光走査ミラー9を走査運動させるように駆動するものである。この場合、光走査ミラー9、光走査ユニット4、光走査ドライバ5から光走査手段10が構成されている。
【0019】
また、反射光学系6は、例えばハーフミラーからなる凹面鏡11を備えており、この凹面鏡11の反射面12が画像投影面を構成している。そして、この反射面12上に上記光走査ミラー9によって投影された2次元画像情報13は、使用者の眼球14の水晶体15により集光されて、眼球14内の網膜16上に結像されるように構成されている。これにより、使用者は、上記2次元画像情報13を知覚する。尚、図3において、符号17で示す2次元画像情報は、網膜16上の結像である。
【0020】
次に、上記スキャン型ディスプレイ装置1に組み込まれた視線検出装置18について説明する。この視線検出装置18は、いわゆる強膜反射法によって視線方向を検出する装置である。ここで、強膜反射法について、図4及び図5を参照して簡単に説明する。強膜反射法は、眼球14の表面の角膜(いわゆる黒目)19と強膜(いわゆる白目)20の境界で光の反射率が異なることを利用して眼球14の位置を検出する方法である。
【0021】
具体的には、図4及び図5に示すように、眼球14の表面の例えば4か所のスポットエリアA、B、C、Dに例えば赤外線を照射し、その反射光の光量を赤外線センサで測定し、その検出値(電圧値)によって、眼球14の位置を検出している。この場合、眼球14が左を見ている場合には、図4に示すように、4か所のスポットエリアA、B、C、Dの反射光の検出値は、それぞれ図4にて4つのグラフで示すようになる。そして、垂直方向A+Bの検出値と、水平方向C−Dの検出値が、図4にて2つのグラフで示すようになる。従って、これら垂直方向A+Bの検出値と水平方向C−Dの検出値によって、眼球14が左を見ているということを検出できるのである。
【0022】
これに対して、眼球14が中心を見ている場合には、図5に示すように、4か所のスポットエリアA、B、C、Dの反射光の検出値は、それぞれ図5にて4つのグラフで示すようになる。そして、垂直方向A+Bの検出値と、水平方向C−Dの検出値が、図5にて2つのグラフで示すようになる。従って、これら垂直方向A+Bの検出値と水平方向C−Dの検出値によって、眼球14が中心を見ているということを検出できるのである。
【0023】
さて、上記視線検出装置18は、図1及び図2に示すように、凹面鏡11の反射面12上に配設された例えば4個のホログラフィック光学素子21と、これらホログラフィック光学素子21の上方及び下方に位置して配設された例えば4個の赤外線センサ22とから構成されている。
【0024】
ホログラフィック光学素子21は、特定方向からの特定波長の光のみを特定方向に反射する機能を有している(この機能の詳細については後述する)。そこで、本実施例では、上記4個のホログラフィック光学素子21は、赤外線光源8から射出されて光走査ミラー9で反射して到来した赤外線だけを、使用者の眼球14の表面の所定の位置、具体的には、瞳近傍の角膜19と強膜20の境界付近(例えば図4及び図5に示すスポットエリアA、B、C、D)へ反射させるように設定されている。
【0025】
そして、眼球14で反射した赤外線は、上記4個の赤外線センサ22により検出され、これらの反射赤外線の検出結果に基づいて、使用者の視線方向が検出されるように構成されている。尚、可視光光源7から射出された可視光線も、上記赤外線と同様にして光走査ミラー9で反射してホログラフィック光学素子21に到来するが、ホログラフィック光学素子21は上記可視光線を反射しない。
【0026】
また、本実施例のスキャン型ディスプレイ装置1においては、可視光光源7から射出された可視光線と赤外線光源8から射出された赤外線は、光走査ミラー9上の同一点に照射され、走査運動される光走査ミラー9によって反射されて凹面鏡11の反射面(画像投影面)12に照射されるように構成されている。上記反射面12は、可視光線だけを全反射または一部反射して使用者の眼球14へ照射するものである。
【0027】
そして、上記構成の場合、光走査ミラー9が、赤外線及び可視光線をホログラフィック光学素子21へ照射するように反射する位置にあるときだけ、赤外線がホログラフィック光学素子21で反射されて使用者の眼球14の表面の所定の位置へ照射され、このときだけ、使用者の視線方向が検出されるように構成されている。これにより、赤外線が無闇に照射されない構成となるから、赤外線センサ22の精度を確保することができる。
【0028】
ここで、ホログラフィック光学素子21の機能について、図6ないし図8を参照して説明する。まず、図6は、透過型のホログラフィック光学素子の角度依存性を示している。この場合、波長が等しい光線1と光線2が透過型のホログラフィック光学素子に対して照射されているが、光線1の方向から照射された場合、ある特定の方向に回折されるのに対して、光線2の方向から照射された場合、そのまま透過する構成となっている。
【0029】
また、図7は、反射型のホログラフィック光学素子の角度依存性を示している。この場合、波長が等しい光線1と光線2が反射型のホログラフィック光学素子に対して照射されているが、光線1の方向から照射された場合、ある特定の方向に回折されるのに対して、光線2の方向から照射された場合、反射せずに透過する構成となっている。
【0030】
更に、図8は、ホログラフィック光学素子の波長選択性を示している。この場合、波長が異なる光線1と光線2がホログラフィック光学素子に対して照射されているが、外界からの光である光線1は、ホログラフィック光学素子をそのまま透過するが、表示デバイスからの光線2は、ホログラフィック光学素子により観察者の方へ回折されて、光線1と重なって観察者(使用者)に知覚されるように構成されている。
【0031】
このような構成の本実施例によれば、スキャン型ディスプレイ装置1の光学系(光走査手段10や反射光学系6等)を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置18を、スキャン型ディスプレイ装置1に組み込むように構成したので、小型・軽量化を実現することができる。この構成の場合、視線検出装置18は、使用者の瞳に不可視光線として赤外線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成されているので、視線方向の検出動作を使用者が知覚することがない。
【0032】
そして、上記実施例の場合、赤外線の光源8を、画像情報を表示するための可視光線の光源7と並べて(即ち、同一場所に)設置したので、装置全体の構成を小型化することができる。また、上記実施例においては、光走査手段10の凹面鏡(反射鏡)11上に、ホログラフィック光学素子21を配設するように構成したので、構成の小型化をより高めることができる。この場合、ホログラフィック光学素子21により赤外線のみが反射され、凹面鏡11の反射面12により可視光線が反射されるように構成したので、赤外線が無闇に照射されない構成となり、赤外線センサ22の精度を確保することができる。
【0033】
尚、上記実施例では、スキャン型ディスプレイ装置1の画像投影面をハーフミラーからなる凹面鏡11の反射面12としたが、これに限られるものではなく、スキャン型ディスプレイ装置の画像投影面を例えば使用者の網膜としても良い。このように構成すると、スキャン型ディスプレイ装置の構成を最も小型化することができる。
【0034】
図9は、本発明の第2の実施例を示す図である。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第2の実施例では、可視光光源7と赤外線光源8を、1つの光源23で置き替えるように構成したものである。この光源23は、その発光波長が可視光光源7及び赤外線光源8の発光波長を網羅している。そして、光源23と光走査ミラー9との間に、分光フィルタ24を配設している。この分光フィルタ24は、光源23から射出される光の中から可視光線と赤外線の波長に対応する光だけを分離して利用するためのものである。
【0035】
尚、上述した以外の第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2の実施例では、可視光光源7と赤外線光源8を1つの光源23で置き替えるように構成したので、構成をより一層小型化することができる。
【0036】
図10及び図11は、本発明の第3の実施例を示す図である。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第3の実施例では、表示画像を投影する反射面12の後方に、視線検出用の赤外線を反射する反射装置25を設けた。尚、反射装置25を反射面12の前方に配置しても良い。
【0037】
上記反射装置25の反射面26は、赤外線のみを反射し、他の光線を透過させる機能を有しており、このような機能を有する反射鏡で反射装置25を構成すれば良い。また、凹面鏡11の反射面12は、可視光線のみを反射し、他の光線を透過させる機能を有しており、このような機能を有する反射鏡(例えばダイクロイックミラー)で凹面鏡11を構成すれば良い。尚、凹面鏡11の反射面12上には、ホログラフィック光学素子21は設けられていない。そして、反射装置25の反射面26上に、赤外線センサ22が設けられている。
【0038】
また、上述した以外の第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第3の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0039】
図12は、本発明の第4の実施例を示す図である。尚、第2の実施例及び第3の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第4の実施例では、第3の実施例において、可視光光源7と赤外線光源8を、1つの光源23で置き替えるように構成したもの、即ち、第2の実施例を組み合わせたものである。従って、第4の実施例によれば、第2の実施例及び第3の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0040】
図13は、本発明の第5の実施例を示す図である。尚、第3の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第5の実施例では、第3の実施例において、光走査ミラー9の上面(反射面)にホログラフィック光学素子27を配設した。このホログラフィック光学素子27は、赤外線光源8からの赤外線を、反射面と光源8との角度が特定の角度のときだけ、凹面鏡11及び反射装置25へ向けて反射するように構成されている。
【0041】
即ち、視線検出用の赤外線は、光走査ミラー9(ホログラフィック光学素子27)の反射面と赤外線光源8との角度が特定の角度のときだけ、使用者の眼球14に照射され、そのときだけ、視線方向の検出が実行されるように構成されている。
【0042】
尚、上述した以外の第5の実施例の構成は、第3の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第5の実施例においても、第3の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。また、第5の実施例によれば、視線検出用の赤外線が無闇に照射されない構成となる。
【0043】
図14は、本発明の第6の実施例を示す図である。尚、第2の実施例及び第5の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第6の実施例では、第5の実施例において、可視光光源7と赤外線光源8を、1つの光源23で置き替えるように構成したもの、即ち、第2の実施例を組み合わせたものである。従って、第6の実施例によれば、第2の実施例及び第5の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0044】
図15は、本発明の第7の実施例を示す図である。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第7の実施例では、凹面鏡11の反射面12の外側に、赤外線のみを反射する赤外線反射面28を設けた。具体的には、凹面鏡11として、第1の実施例よりも大きいものを用意し、その内面に、可視光線のみを反射する反射面12と、この反射面12の外側に位置して赤外線反射面28とを設けたものである。尚、赤外線センサ22は、赤外線反射面28上に配設している。また、ホログラフィック光学素子は設けていない。
【0045】
上記構成の場合、光走査ミラー9は、可視光線(及び赤外線)を反射面12に面走査させるときに、1回または複数回の面走査に1回程度、赤外線反射面28に向けて赤外線(及び可視光線)を反射させるように制御されている。従って、視線検出用の赤外線は、光走査ミラー9が赤外線反射面28に向けて反射しているときだけ、使用者の眼球14に照射されることにより、そのときだけ、視線方向が検出されるように構成されている。
【0046】
そして、上述した以外の第7の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、第7の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0047】
図16は、本発明の第8の実施例を示す図である。尚、第2の実施例及び第7の実施例と同一部分には、同一符号を付している。この第8の実施例では、第7の実施例において、可視光光源7と赤外線光源8を、1つの光源23で置き替えるように構成したもの、即ち、第2の実施例を組み合わせたものである。従って、第8の実施例によれば、第2の実施例及び第7の実施例とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すスキャン型ディスプレイ装置の上面図
【図2】スキャン型ディスプレイ装置の側面図
【図3】スキャン型ディスプレイ装置の斜視図
【図4】視線方向の検出原理を示す図
【図5】視線方向の検出原理を示す図
【図6】透過型のホログラフィック光学素子の角度依存性を示す図
【図7】反射型のホログラフィック光学素子の角度依存性を示す図
【図8】ホログラフィック光学素子の波長選択性を示す図
【図9】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図11】図2相当図
【図12】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第6の実施例を示す図1相当図
【図15】本発明の第7の実施例を示す図3相当図
【図16】本発明の第8の実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
1はスキャン型ディスプレイ装置、2は光源、4は光走査ユニット、5は光走査ドライバ、6は反射光学系、7は可視光光源、8は赤外線光源、9は光走査ミラー、10は光走査手段、11は凹面鏡、12は反射面(画像投影面)、14は眼球、15は水晶体、16は網膜、18は視線検出装置、21はホログラフィック光学素子、22は赤外線センサ、23は光源、24は分光フィルタ、25は反射装置、26は反射面、27はホログラフィック光学素子、28は赤外線反射面を示す。

Claims (8)

  1. 光源から射出された光を光走査手段により使用者の頭部付近の投影面上に走査することにより像を生じさせて知覚させるスキャン型ディスプレイ装置において、
    前記スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、
    前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、
    前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、
    画像投影面に特定波長の光のみを特定方向に反射する機能を有するホログラフィック光学素子を設置し、
    前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、前記ホログラフィック光学素子により使用者の眼球へ反射されるように構成されていることを特徴とするスキャン型ディスプレイ装置。
  2. 光源から射出された光を光走査手段により使用者の頭部付近の投影面上に走査することにより像を生じさせて知覚させるスキャン型ディスプレイ装置において、
    前記スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、
    前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、
    前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、
    前記光走査手段の反射鏡上に、特定波長の光のみを特定方向に反射する機能を有するホログラフィック光学素子光学素子を配設し、
    前記ホログラフィック光学素子により前記不可視光線のみが反射され、前記反射鏡により前記可視光線が反射されるように構成されていることを特徴とするスキャン型ディスプレイ装置。
  3. 光源から射出された光を光走査手段により使用者の頭部付近の投影面上に走査することにより像を生じさせて知覚させるスキャン型ディスプレイ装置において、
    前記スキャン型ディスプレイ装置の光学系を共用しながら使用者の視線方向を検出する視線検出装置を組み込み、
    前記視線検出装置は、使用者の瞳に不可視光線を照射し、その反射光に基づいて視線方向を検出するように構成され、
    前記不可視光線は、画像情報を2次元的に表示するための光走査手段に対して一旦照射されてから使用者の眼球へ照射されるように構成され、
    前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、可視光線用の画像反射面とは別の反射面により使用者の眼球へ反射されるように構成されていることを特徴とするスキャン型ディスプレイ装置。
  4. 前記不可視光線と、画像情報を表示するための可視光線は、同一の光源から射出されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスキャン型ディスプレイ装置。
  5. 前記光走査手段により、画像投影面に反射された視線方向検知用の不可視光線は、画像情報を表示するための可視光線と異なる経路で使用者の眼球へ照射されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスキャン型ディスプレイ装置。
  6. 前記画像投影面がハーフミラーであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスキャン型ディスプレイ装置。
  7. 前記不可視光線は赤外線であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のスキャン型ディスプレイ装置。
  8. 前記不可視光線の光源は、画像情報を表示するための可視光線の光源と並べて設置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のスキャン型ディスプレイ装置。
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