JP2009282085A - 光学装置およびこれを備えた画像表示装置 - Google Patents

光学装置およびこれを備えた画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】観察者の眼の網膜の高解像度の撮像画像を得ることができ、この撮像画像の情報を元に観察者に高精細の高速で動く画像に対応することができる光学装置およびこれを備えた画像表示装置を提供する。
【解決手段】レーザ光源11と、出射されたレーザ光12を走査する走査部13と、この走査部13から出射される走査光14を観察者の瞳15に偏向して導く光偏向部16とからなる走査光学部17と、網膜18aからの戻り光18bを受光する受光光学部19と、その出力信号により走査光学部17を制御する制御部20とを備え、この受光光学部19は、戻り光18bの直交する2つの偏光成分を分離して少なくともいずれかの偏光成分の光量を検出することにより、制御部20が網膜18aのそれぞれの位置での光学情報を得て、この光学情報に基づき観察者の眼18の網膜18aにレーザ光12を照射している。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼の網膜の光学的な特性を詳細に測定できる光学装置と、この光学装置を備えて人が眼で鮮明な画像を観察することができるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などの画像表示装置に関する。
ヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」とする)などに用いる画像表示装置は、個人用携帯ディスプレイ端末のうちのひとつの画像表示装置であり、そのウェアラブル性の観点から眼鏡形態などによる構造が一般的に適用されている。このようなHMDなどの画像表示装置には、例えば眼鏡形態のレンズに相当する部分をスクリーンなどに仮定して、その部分にレーザ光を2次元的に走査して、観察者の眼の網膜に直接描画して画像表示を行っているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここでは、スクリーンに相当する瞳伝送レンズに裏面反射鏡または表面反射鏡からなる反射鏡を用い、これらをフレネルレンズなどで構成することにより光学系全体の厚さを抑えてより小型軽量にしてウェアラブル性に富む構造としている。
ところで、このようなレーザ走査方式のHMDにおいては、レーザ光源やレーザ走査部を眼前ではなく側頭部に配置した場合、または画角を広くして大画面表示とした場合に、レーザ光源からスクリーンを介して網膜へと至る光路は、各画素により空間的に異なっている。すなわち、光路に配置したミラーなどの偏光手段でのビームの入射角、反射角、波面形状およびスポットサイズが、各画素により大きく異なってくる。したがって、レーザ光源から一定の波面形状およびスポットサイズのビームを出力しても、観察者である人の眼に到達するビームの波面形状およびスポットサイズなどの特性は、画面内の画素によって異なる。その結果、各画素サイズにばらつきが生じる、または画素サイズが許容範囲を超えるなどの課題が生じていた。
このような課題を解決するために、レーザ走査方式の画像表示装置に含まれる観察者の眼の方に走査されるレーザ光を偏向する光学手段において、この光学手段の位置を変化させることに対応してレーザ光の波面曲率を目標値となるように補正する曲率補正手段を有する画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。このことにより、レーザ光が照射される光学手段の照射位置によりレーザ光の波面曲率などの光学特性が変化する度合いが異なるにもかかわらず、光学特性が補正されて観察者に正確な画像を認識させることが容易となるとしている。
一方、レーザ光を装置の観察者、すなわち被検眼者の眼底の網膜に2次元的に走査して、その戻り光を受光して眼の波面収差を検出する波面検出部と、この検出結果に基づいて波面収差を補償する波面補償部とを有する眼科撮像装置が示されている(例えば、特許文献3参照)。戻り光の波面収差による撮像画像の画質低下を防止するために、波面収差を補償して解像度の高い撮像画像を得ることができるとしている。
特開2000−221441号公報 特開2004−191946号公報 特開2007−14569号公報
しかしながら、上記で説明した従来技術においては、光学特性が補正されて観察者に正確な画像を認識させることはできるものの光学特性を調整する処理が複雑であり、高精細の高速で動く画像に対応することが難しいという課題があった。
また、この課題とも関係するが、戻り光の波面収差の補償や波面曲率の補正を行っても、レーザ光が眼の網膜で反射するときにその一部が散乱光となって眼の網膜の光学特性を示す戻り光のS/N比を低下させる。その結果、戻り光による解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができず、また、この撮像画像の情報をフィードバックして観察者の眼に高精細の映像を投影できないという課題を生じていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、観察者の眼の網膜の高解像度の撮像画像を得ることができ、この撮像画像の情報を元に観察者に高精細の高速で動く画像に対応することができ、これらの処理も簡単な光学装置およびこれを備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学装置は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ光を走査する走査部と、この走査部から出射される走査光を観察者の瞳に偏向して導く光偏向部とからなる走査光学部と、上記観察者の眼の網膜からの戻り光を受光する受光光学部と、この受光光学部からの出力信号により上記走査光学部を制御する制御部とを備えた光学装置であって、上記受光光学部は、上記戻り光の直交する2つの偏光成分を分離する偏光分離部を有し、上記2つの偏光成分のうち少なくともいずれかの偏光成分の光量を検出することにより、上記制御部が上記網膜のそれぞれの位置での光学情報を得て、この光学情報に基づき上記観察者の眼の網膜に上記レーザ光を照射している構成からなる。
このような構成とすることにより、散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜の光学特性を反映した戻り光を高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。
また、光偏向部は、基板とこの基板上の少なくとも一部に形成されたホログラムミラーとからなる構成としてもよい。
このような構成とすることにより、小型で軽量な光学系を簡単に構成することができ装置を小型、軽量および薄型化することができる。
また、受光光学部は、2つの偏光成分のうち走査光と同じ偏光成分の光量を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜の光学特性を反映した戻り光を高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。
また、受光光学部は、2つの偏光成分のうち走査光と直交する偏光成分の光量を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、網膜の視野中心部ではなく視野周辺部において網膜からの戻り光が瞳を通過しないときに散乱光をS/N比よく検出することができる。したがって、散乱光の検出信号が正確に得られることから解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。
また、受光光学部は、網膜の中心部からの戻り光の2つの偏光成分のうち走査光と同じ偏光成分の光量を検出し、網膜の周辺部からの戻り光の2つの偏光成分のうち走査光と直交する偏光成分の光量を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、網膜の中心部および周辺部の光学特性を反映した戻り光を高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。
また、戻り光のうち走査光と同じ偏光成分の光量と観察者の眼の中心軸に対する走査光の走査角との時間変化情報をもとに観察者の視線を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、観察者の視線に対応した網膜上の正しい位置の像を取得することができるので、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。
また、レーザ光源は、少なくとも赤色レーザ光源、緑色レーザ光源および青色レーザ光源からなるRGB光源である構成としてもよい。
このような構成とすることにより、色再現性がよく小型で低消費電力の光学装置を実現することができる。
また、中心波長が750nm以上、1500nm以下のレーザ光源をさらに備え、このレーザ光源から出射される検出用レーザ光の偏光成分を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、検出用レーザ光により解像度の高い網膜の光学特性を反映した撮像画像を得ることができる。
また、本発明の画像表示装置は、映像信号を受信する受信部と、受信部により受信した映像信号を元にレーザ光源を変調する変調部と、レーザ光源を含む光学照射装置とを備え、光学照射装置は上記記載の光学装置であって、観察者の眼の網膜に映像を投影している構成からなる。
このような構成とすることにより、高速で高精細の動画像を表示する画像表示装置を実現することができる。なお、戻り光を高いS/N比で検出することができるので散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜の光学特性を検出することができる。したがって、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができるので、高精細の動画像を表示する画像表示装置を実現することができる。
また、走査光の一部を反射光として反射する反射体と、反射光のスポットサイズを検出する光検出部と、走査光のビーム形状を制御するビーム形状調節部とをさらに備え、ビーム形状調節部は、光検出部からの出力信号を元に走査光のビーム形状を変化させて網膜上のスポットサイズを規定値以下に制御する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、高速で、かつ高精度の光学調整をすることができるので、高速で高精細の動画像を表示する画像表示装置を実現することができる。また、網膜よりも反射率の大きい反射体からの反射光を利用しているので、光学調整が精度よく確実にすることができ、外乱やビームの一部が遮蔽されるなどの影響に対して光学特性などを安定化することができるので観察者に正確で鮮明な画像を認識させることができる。
本発明は、散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜の光学特性を反映した戻り光を高いS/N比で検出することができ、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができる。また、この撮像画像により高速で、かつ高精度の光学調整をすることができるので、高速で高精細の動画像を表示する画像表示装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1にかかる光学装置10の概略構成図を示す。
本実施の形態1の光学装置10は、レーザ光源11と、このレーザ光源11から出射されたレーザ光12を走査する走査部13と、この走査部13から出射される走査光14を観察者の瞳15に偏向して導く光偏向部16とからなる走査光学部17とを備えている。そして、光学装置10は、観察者の眼18の網膜18aからの戻り光18bを受光する受光光学部19と、この受光光学部19からの出力信号により走査光学部17を制御する制御部20とを備えている。
この受光光学部19は、図1に示すように戻り光18bの直交する2つの偏光成分を分離する偏光分離部21を有し、2つの偏光成分のうち少なくともいずれかの偏光成分の光量を検出することにより、制御部20が網膜18aのそれぞれの位置での光学情報を得て、この光学情報に基づき観察者の眼18の網膜18aにレーザ光12を照射している。なお、戻り光18bは、偏光分離部21の偏光ビームスプリッタ21aにより2つの偏光成分、P偏光およびS偏光に分離されてそれぞれ受光光学部19の2つの受光素子19a、19bで光量が検出されている。
また、図1に示すように光偏向部16は、基板16aとこの基板16a上の少なくとも一部に形成されたホログラムミラー16bとからなる。このホログラムミラー16bは、例えば走査光14(14a、14b)が所定の大きさのスポットサイズ14cで2次元のホログラムミラー16bの面上の各位置に走査されたときに、平行な走査光14dが観察者の瞳15に向けて光偏向部16から走査されるように形成されている。
このような構成とすることにより、小型で軽量な光学系を簡単に構成することができ装置を小型、軽量および薄型化することができる。
次に本実施の形態1の光学装置10の主な光学的な動作について具体的に説明する。ここでは左右対称な光学系のうち、図1に示すように左側の光学系を例としてその動作について説明する。
図1に示すようにレーザ光源11は、少なくとも赤色レーザ光源(以下、「R光源」とする)11R、緑色レーザ光源(以下、「G光源」とする)11Gおよび青色レーザ光源(以下、「B光源」とする)11BからなるRGB光源である。ここで、R光源11RおよびB光源11Bには、波長650nmおよび波長450nmのレーザ光を出射する半導体レーザを用い、G光源11Gには、波長530nmのレーザ光を出射する半導体レーザ励起のSHGレーザを用いている。
このような構成とすることにより、色再現性がよく小型で低消費電力の光学装置10を実現することができる。
R光源11R、G光源11GおよびB光源11Bから出射されたレーザ光は、コリメートレンズ11aによりそれぞれ平行光線に変換されてダイクロイックプリズム11bに入射したのちにレーザ光12として1つにまとめられてダイクロイックプリズム11bから出射する。そして、レーザ光12は反射ミラー13aで反射されて走査部13に導かれ、反射ミラー13aの上部または下部より光偏向部16のホログラムミラー16bの面状に2次元方向に走査光14として所定のスポットサイズで走査される。そして、走査光14はホログラムミラー16bにより偏向されて観察者の眼18の瞳15から入射して網膜18aに映像として投影されることになる。なお、ここで走査部13には、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーを用いて走査光14を精度よくホログラムミラー16bの面状に2次元的に走査している。
この網膜18a上に投影された走査光14のスポットサイズ18dは、網膜18a上の焦点位置18cに焦点を結んだときに20μm以下であることが望ましい。これは、例えば水平方向の視野角が100度の場合に、水平方向に1000ドットの表示を行うために必要な大きさであり、スポットサイズ18dが合焦時に20μmを上回ると隣接するドット同士が重なり合い所定の解像度が得られない。
走査光14は、網膜18a上の焦点位置18cにおいてスポットサイズ18dに対応した網膜18aの凹凸や血管などの情報を光量、光量分布および偏光特性の変化などを光学的な情報として取得して、その一部が戻り光18bとしてレーザ光源11から走査部13を経由して光偏向部16に到達した経路を元に戻る。そして、戻り光18bはダイクロイックプリズム11bに入射したのちレーザ光源11には戻らずに偏光分離部21により互いに直行する2つの偏光成分、P偏光およびS偏光に分離されて受光光学部19の2つの受光素子19a、19bにより検出されている。このときに、レーザ光源11から出射されたレーザ光12の光量、光量分布および偏光特性を予め測定しておけば、走査光14が網膜18aに到達したのちの戻り光18bの光量、光量分布および偏光特性を測定することにより、走査光14が到達した網膜18aの凹凸や血管などの情報を光量、光量分布および偏光特性の変化などに置き換えた光学的な情報を取得することができる。
このような構成とすることにより、散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜18aの光学特性を反映した戻り光18bを高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜18aの撮像画像を高速で得ることができる。
また、このような光学的情報を取得するためには、例えばレーザ光源11から出射されたレーザ光12がダイクロイックプリズム11bに入射する入射部(図示せず)に偏光板(図示せず)などを配置してダイクロイックプリズム11bに入射するレーザ光12をP偏光の直線偏光のみにしてしまう。そして、このレーザ光12が走査光14として網膜18aに到達したのち戻り光18bとして戻ってきたときに偏光分離部21により互いに直行する2つの偏光成分、P偏光およびS偏光に分離されて受光光学部19の2つの受光素子19a、19bにより検出している。なお、検出を容易にするために2つの偏光成分は集光レンズ19cにより集光されたのちに受光光学部19で検出されている。
このときに、受光光学部19は、2つの偏光成分のうち走査光14と同じ偏光成分の光量を検出することとしてもよい。また、受光光学部19は、2つの偏光成分のうち走査光14と直交する偏光成分の光量を検出することとしてもよい。
このような構成とすることにより、散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜18aの光学特性を反映した戻り光18bを高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜18aの撮像画像を得ることができる。
ところで、戻り光18bの中には、走査光14の一部が角膜15a表面により反射されたP偏光や光学装置10を構成するさまざまな光学素子からの散乱光や外界からの迷光がランダム偏光となり混入する。また、網膜18aからの戻り光18bは、網膜18a上の位置によって偏光状態が異なることがあり、戻り光18bのうちP偏光の成分が多い場合には図1に示すように切り替え部20aによりP偏光を選択して検出し、S偏光の成分が多い場合にはS偏光を選択して検出する。このようにすると網膜18aの所定の位置の状態を検出する信号光としての戻り光18bの光量を余り減衰させることなく、信号光以外のノイズ成分の光を効果的に減少させることができる。また、偏光分離部21により2つの偏光成分であるP偏光とS偏光とに分離して出力信号を検出し、その差分を取ることによりランダム偏光などのノイズ成分をキャンセルして出力信号のS/N比を向上させることができる。
したがって、S/N比の良い信号検出を行うことができるので、この信号に基づき高速でS/N比が良い画像情報を取得することができる。また、このことに加えて集光性の良いレーザ光源11を使用しているので解像度の高い画像情報を取得することもできる。
図2に本発明の実施の形態1にかかる他の光学装置30の概略構成図を示す。図1に示す光学装置10に比べ、図2に示す光学装置30は、中心波長が750nm以上、1500nm以下のレーザ光源31をさらに備え、このレーザ光源31から出射される検出用レーザ光32の偏光成分を検出するところが異なっている。すなわち、検出用レーザ光32は所定の偏光成分、例えばP偏光のみの偏光成分からなり、出射されたのちにコリメートレンズ11cにより平行光線に変換されてダイクロイックプリズム11bに入射したのちにレーザ光12と同じ光路によりダイクロイックプリズム11bから出射する。
したがって、検出用レーザ光32は、レーザ光源11から出射されたレーザ光12と同じ光路により走査部13、光偏向部16を経て走査光14の一部となって網膜18aに到達する。そして、検出用レーザ光32は、レーザ光12と同様に網膜18aの凹凸や血管などの情報を光量、光量分布および偏光特性の変化などを光学的な情報として取得して、その一部が戻り光18bとして往きの経路を元に戻り、受光光学部19によりその偏光成分の変化を検出されている。このことにより、制御部20が網膜18aのそれぞれの位置での光学情報を得て、この光学情報に基づき観察者の眼18の網膜18aにレーザ光12を照射している。
このような構成とすることにより、検出用レーザ光32により解像度の高い網膜18aの光学特性を反映した撮像画像を得ることができる。なお、検出用レーザ光32はレーザ光12と併用してもよく、レーザ光12とは別に単独で使用してもよい。
なお、このようなレーザ光源として、例えば780nmの波長の光ディスク用レーザや1μm帯の波長の光通信用レーザなどを使用することができる。
(実施の形態2)
図3に本発明の実施の形態2にかかる光学装置10の視線検出方法を示す概略構成図で、(a)は眼18の中心軸35に対して走査光14がほぼ平行に入射する場合に取り出される戻り光18bおよび戻り光18bのビームパターン36を示す図、(b)および(c)は眼18の中心軸35に対して走査光14が所定の角度で入射する場合に取り出される戻り光18bおよび戻り光18bのパターンを示す図である。
図3(a)に示すように観察者の眼18の瞳15に入射する走査光14が、眼18の中心軸35にほぼ平行に入射して網膜18aの焦点位置18cにスポットサイズ18dを結び、戻り光18bが入射した光路と同じ光路で反射されている。また、戻り光18bのビームパターン36は、入射する走査光14のビームパターン36aと同じパターンで反射される。
図3(b)は図3(a)に比べて走査光14が眼18の中心軸35から所定の角度だけずれて入射している。このときに戻り光18bは、さらに中心軸35からずれて網膜18aから反射して眼18から出射するが、瞳15の口径で制限されて円の一部の形状の図3(b)のようなビームパターン36aを示す。網膜18aでの反射光36bのビームパターン36cの一部が瞳15の口径で制限されて出射されないからである。このビームパターン36aには、網膜18aで反射されたランダム偏光のノイズが重畳されることになる。
図3(c)は図3(b)よりも走査光14が眼18の中心軸35からさらに所定の角度だけずれて入射している。したがって、戻り光18bが、さらに中心軸35からずれて網膜18aから反射して眼18から出射している。このときは、網膜18aで反射した戻り光18bは瞳15の口径の範囲内を通過しないのでビームパターン36cは外部に出射されずにランダム偏光のノイズ光だけが出射される。
図1に示す光学装置10において受光光学部19は、図3(a)から(c)に示す網膜18aの中心部37aからの戻り光18bの2つの偏光成分のうちの走査光14と同じ偏光成分の光量を検出している。そして、網膜18aの周辺部37bからの戻り光18bの2つの偏光成分のうち走査光14と直交する偏光成分の光量を検出するようにしてもよい。
このような構成とすることにより、網膜18aの中心部37aおよび周辺部37bの光学特性を反映した戻り光18bを高いS/N比で検出することができる。したがって、解像度の高い網膜18aの撮像画像を得ることができる。
また、戻り光18bのうち走査光14と同じ偏光成分の光量と観察者の眼18の中心軸35に対する走査光14の走査角との時間変化情報をもとに観察者の視線を検出する構成としてもよい。
このような構成とすることにより、観察者の視線に対応した網膜18a上の正しい位置の像を取得することができるので、解像度の高い網膜18aの撮像画像を得ることができる。すなわち、入射する走査光14と眼18の中心軸35との間の角度が大きくなるにしたがって、瞳15から取り出される戻り光18bの光量が小さくなる。したがって、この戻り光18bの光量の大きさや走査角の変化に対応して変化する光量を時間的な変化量として検出する時間変化情報をもとに観察者の視線を検出することもできる。
(実施の形態3)
図4に本発明の実施の形態3にかかる画像表示装置40の概略構成図を示す。
図4に示すように本実施の形態3の画像表示装置40は、例えば実施の形態1の光学装置10を光学照射装置として受信部41および変調部43を備えた構成としている。
すなわち、図4に示す画像表示装置40は、映像信号を受信する受信部41と、この受信部41により受信した映像信号を元にレーザ光源11を変調する変調部43と、レーザ光源11を含む光学照射装置10とを備えている。そして、光学照射装置10は実施の形態1および2に示した光学装置であって、観察者の眼18の網膜18aに映像を投影している。
このような構成とすることにより、高速で高精細の動画像を表示する画像表示装置40を実現することができる。なお、戻り光18bを高いS/N比で検出することができるので散乱光の影響を受けることが少ない状態で網膜18aの光学特性を検出することができる。したがって、解像度の高い網膜の撮像画像を得ることができるので、高精細の動画像を表示する画像表示装置40を実現することができる。
図5に本発明の実施の形態3にかかる他の画像表示装置50の概略構成図を示す。
画像表示装置50は、画像表示装置40と比べて走査光14の一部を反射光17bとして反射する反射体17aと、反射光17bのスポットサイズ17c、17dを検出する光検出部51と、走査光14のビーム形状を制御するビーム形状調節部52とをさらに備えている。そして、ビーム形状調節部52は、光検出部51からの出力信号を元に走査光14のビーム形状を変化させて網膜18a上のスポットサイズ18dを規定値以下に制御している。ここで、ビーム形状調節部52はサーボミラー(図示せず)などを備えることにより、反射ミラー13aとダイクロイックプリズム11bとの間の光路長を変化させることにより走査光14のビーム形状を変化させている。
また、図5に示すように反射体17aは、光偏向部16の基板16a上に形成されたホログラムミラー16bに隣接して形成されたサーボ光発生用ホログラムミラー16fである。さらに、反射体17aはサーボ光発生用ホログラムミラー16fをホログラムミラー16bに多重化して形成してもよい。なお、走査光14は光偏向部16の偏向面16cにおいてスポットサイズ14cのビームサイズで眼18の方に偏向されている。
このような構成とすることにより、さらに小型で軽量な画像処理の光学系を簡単に構成することができるので高速で、かつ高精度の光学調整を実現することができる。また、観察者に正確な画像を認識させるための処理も簡単に行うことができる。
さらに、複数のホログラムミラーを多重化することにより光偏向部をさらに薄くすることができ、小型、軽量かつ薄型のHMDを実現することができる。
また、ここでは反射光17bは走査光14aがサーボ光発生用ホログラムミラー16fにより反射されて走査光14aとは逆進するものを利用して光検出部51により検出している。しかしながら、反射光17bは、走査光14(14a、14b)が観察者の瞳15の角膜または眼18の網膜18aの少なくともいずれかにより反射されたレーザ光を光検出部51において同様の方法によりそのスポットサイズ17c、17dにより検出して検出信号を得てもよい。
このよう構成とすることにより、画像表示装置50の光偏向部16の光学構成をさらに簡易にすることができる。また、網膜18aよりも反射率の大きい反射体17aからの反射光17bを利用しているので、光学調整が精度よく確実にすることができ、外乱やビームの一部が遮蔽されるなどの影響に対して光学特性などを安定化することができるので観察者に正確で鮮明な画像を認識させることができる。
図5に示すように反射光17bは走査光14とは逆進してダイクロイックプリズム11bに入射したのちに光検出部51に向けて出射される。そして、反射光17bは対物レンズにより絞られて光検出用の回折格子51aにより相補的なレンズ作用を与えられて2つの回折光51b、51cに分離されて検出される。このときに、回折格子51aから光検出部51上の2つの受光素子(図示せず)までの光学的な距離は等距離となるように配置されている。したがって、回折光51b、51cの受光素子上のスポットサイズ17c、17dは、走査光14が観察者の眼18の網膜18aに焦点を結ぶときには等しくなるように制御部20およびビーム形状調節部52により予め調整されている。
図6(a)および(b)は本実施の形態3にかかるホログラムミラーの例を示す図であり、図5に示す画像表示装置50の矢印53の方向から見た光偏向部16およびサーボ光発生用ホログラムミラー16fを示している。
図6(a)において光偏向部16に形成されたホログラムミラー16bには、反射体17aとして多重化されたサーボ光発生用ホログラムミラー16fが形成されている。なお、サーボ光発生用ホログラムミラー16fは、網膜18a上のスポットサイズ18dが最適値となるときに反射光17bを逆進させるレンズパワーより大きなレンズパワーとなる第1の反射型ホログラムミラー16gと、網膜18a上のスポットサイズ18dが最適値となるときに反射光を逆進させるレンズパワーより小さなレンズパワーとなる第2の反射型ホログラムミラー16hとからなる一対の反射型ホログラムミラーを少なくとも有する構成としてもよい。このときには、光検出部51の手前に配置された回折格子51aはレンズパワーを持たない単純な等間隔の回折格子としている。
このような構成とすることにより、光学調整を行うときのサーボ範囲をさらに拡大する、あるいはオフセットをさらに減少することができる。
また、走査光14は図6(a)に示すビーム走査方向54に走査して、偏向された走査光14は観察者の眼18に、サーボ光発生用ホログラムミラー16fで反射された反射光17bはサーボ光として光検出部51にそれぞれ導かれる。したがって、走査光14を偏向するビーム偏向領域55とサーボ光が発生する領域56が重なっている。
一方、図6(b)において反射体17aは、ホログラムミラー16bの周囲の少なくとも一部に形成されたサーボ光発生用ホログラムミラー16fである。このときに、図6(b)に示すようにサーボ光発生用ホログラムミラー16fは、図6(a)と同様に第1の反射型ホログラムミラー16gと第2の反射型ホログラムミラー16hとからなる一対の反射型ホログラムミラーとして形成していてもよい。このときに、ビーム偏向領域55において、走査光14がビーム走査方向54aに走査されたのちに観察者の眼18に映像を投影している。また、サーボ光が発生する領域56において走査光14がビーム走査方向54bに走査されたのちに反射光17bが生成し、光検出部51により検出される。
このような構成とすることにより、光学調整を行うときのサーボ範囲をさらに拡大する、あるいはオフセットをさらに減少することができる。
図6(b)において、光偏向部16全体にRGB光および赤外光のうちの少なくともいずれかを走査してもよく、ビーム偏向領域55にRGB光を、サーボ光が発生する領域56に赤外光を走査してもよい。
本発明の光学装置および画像表示装置は、高速で、かつ高精度の光学調整をすることができる、あるいは高速で高精細の動画像を表示することができるので、小型で低消費電力のヘッドマウントディスプレイなどに有用である。
本発明の実施の形態1にかかる光学装置の概略構成図 本発明の実施の形態1にかかる他の光学装置の概略構成図 (a)本発明の実施の形態2にかかる光学装置の視線検出方法を示す概略構成図で、眼の中心軸に対して走査光がほぼ平行に入射する場合に取り出される戻り光およびそのビームパターンを示す図(b)眼の中心軸に対して走査光が所定の角度で入射する場合に取り出される戻り光およびそのパターンを示す図(c)眼の中心軸に対して走査光が所定の角度で入射する場合に取り出される戻り光およびそのパターンを示す図 本発明の実施の形態3にかかる画像表示装置の概略構成図 本発明の実施の形態3にかかる他の画像表示装置の概略構成図 本発明の実施の形態3にかかるホログラムミラーの例を示す図
符号の説明
10,30 光学照射装置(光学装置)
11,31 レーザ光源
11a,11c コリメートレンズ
11b ダイクロイックプリズム
11R 赤色レーザ光源(R光源)
11G 緑色レーザ光源(G光源)
11B 青色レーザ光源(B光源)
12 レーザ光
13 走査部
13a 反射ミラー
14(14a,14b) 走査光
14c,17c,17d,18d スポットサイズ
15 瞳
15a 角膜
16 光偏向部
16a 基板
16b ホログラムミラー
16c 偏向面
16f サーボ光発生用ホログラムミラー
16g 第1の反射型ホログラムミラー
16h 第2の反射型ホログラムミラー
17 走査光学部
17a 反射体
17b,36b 反射光
18 眼
18a 網膜
18b 戻り光
18c 焦点位置
19 受光光学部
19a,19b 受光素子
20 制御部
20a 切り替え部
21 偏光分離部
21a ビームスプリッタ
32 検出用レーザ光
35 中心軸
36,36a,36c ビームパターン
37a 中心部
37b 周辺部
40,50 画像表示装置
41 受信部
43 変調部
51 光検出部
51a 回折格子
51b,51c 回折光
52 ビーム形状調節部
53 矢印
54,54a,54b ビーム走査方向
55 ビーム偏向領域
56 サーボ光が発生する領域

Claims (10)

  1. レーザ光源と、
    このレーザ光源から出射されたレーザ光を走査する走査部と、この走査部から出射される走査光を観察者の瞳に偏向して導く光偏向部とからなる走査光学部と、
    前記観察者の眼の網膜からの戻り光を受光する受光光学部と、
    この受光光学部からの出力信号により前記走査光学部を制御する制御部とを備えた光学装置であって、
    前記受光光学部は、前記戻り光の直交する2つの偏光成分を分離する偏光分離部を有し、前記2つの偏光成分のうち少なくともいずれかの偏光成分の光量を検出することにより、前記制御部が前記網膜のそれぞれの位置での光学情報を得て、この光学情報に基づき前記観察者の眼の網膜に前記レーザ光を照射していることを特徴とする光学装置。
  2. 前記光偏向部は、基板とこの基板上の少なくとも一部に形成されたホログラムミラーとからなることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記受光光学部は、前記2つの偏光成分のうち前記走査光と同じ偏光成分の光量を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記受光光学部は、前記2つの偏光成分のうち前記走査光と直交する偏光成分の光量を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  5. 前記受光光学部は、前記網膜の中心部からの戻り光の前記2つの偏光成分のうち前記走査光と同じ偏光成分の光量を検出し、前記網膜の周辺部からの戻り光の前記2つの偏光成分のうち前記走査光と直交する偏光成分の光量を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  6. 前記戻り光のうち前記走査光と同じ偏光成分の光量と前記観察者の眼の中心軸に対する前記走査光の走査角との時間変化情報をもとに前記観察者の視線を検出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光学装置。
  7. 前記レーザ光源は、少なくとも赤色レーザ光源、緑色レーザ光源および青色レーザ光源からなるRGB光源であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光学装置。
  8. 中心波長が750nm以上、1500nm以下のレーザ光源をさらに備え、このレーザ光源から出射される検出用レーザ光の偏光成分を検出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光学装置。
  9. 映像信号を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した映像信号を元にレーザ光源を変調する変調部と、
    前記レーザ光源を含む光学照射装置とを備え、
    前記光学照射装置は請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光学装置であって、観察者の眼の網膜に映像を投影していることを特徴とする画像表示装置。
  10. 走査光の一部を反射光として反射する反射体と、
    前記反射光のスポットサイズを検出する光検出部と、
    前記走査光のビーム形状を制御するビーム形状調節部とをさらに備え、
    前記ビーム形状調節部は、前記光検出部からの出力信号を元に前記走査光のビーム形状を変化させて網膜上のスポットサイズを規定値以下に制御することを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置。
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