JP4682137B2 - オーディオ周波数レンジ適応 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、オーディオ周波数レンジの低減に関する。特に、本発明は、オーディオ信号の周波数レンジの適応させる装置及び方法と、前記装置または方法が使用されるシステムとに関する。
オーディオ周波数は約20Hzから20kHzに及ぶことは周知である。中央レンジ(約1−10kHz)は、通常のラウドスピーカにより信頼性高く再生することができるが、一般的に低周波数レンジと高周波数レンジには特殊なトランスデューサが必要である。ハイファイオーディオシステムは、一般的に、高いオーディオ周波数レンジを再生するための小さなトランスデューサ(ツイータ)と低いオーディオ周波数レンジを再生するための比較的大きなトランスデューサ(ウーファ)を含んでいる。最低可聴周波数(約20−100Hz)を好適な音量で忠実に再生するために必要なトランスデューサは、大きな空間をとる。しかし、小型のオーディオセットの需要が増え続けている。大型のトランスデューサと小型のオーディオ装置に対する要求が相容れないことは明らかである。
「仮想ピッチ」等の音響心理学的現象を用いてこの問題を解決することが提案されている。低周波数信号成分の高調波を生成することにより、その低周波数信号成分を実際には再生しないで、それがあると見せかけることができる。
例えば、米国特許出願第US6,134,330号(フィリップス)は、オーディオ信号を強調する強調手段を備えるオーディオシステムを開示している。これらの既知の強調手段は、オーディオ信号の第1の部分の高調波を生成する高調波生成器を有し、知覚したオーディオ信号が、実際に含んでいるよりも低い周波数成分を含んでいると思わせる。
この既知のソリューションは非常によく機能するが、低周波数(バス)信号成分を実際に再生する代わりにはならない。
それゆえ、本発明の目的は、先行技術のこれらの問題を克服し、オーディオ周波数レンジ全体、特に低周波数信号成分のより効率的な再生を可能とする、オーディオ信号再生装置及び方法を提供することである。
従って、本発明は、オーディオ信号の周波数レンジを適応させる装置を提供する。この装置は、第1のオーディオ周波数レンジ中の第1の信号成分を検出する手段と、第2のオーディオ周波数レンジ中の第2の信号成分を生成する手段と、前記第1の信号成分の振幅に応じて前記第2の信号成分の振幅を制御する手段とを有し、前記第2のオーディオ周波数レンジは前記第1のオーディオ周波数レンジより大幅に狭く、前記トランスデューサは前記第2のオーディオ周波数レンジにおいて最大感度を有する。
第1の周波数レンジより大幅に狭い第2のオーディオ周波数レンジ中に第2の信号成分を生成し、第2の信号成分の振幅を第1の信号成分の振幅に応じて制御することにより、オーディオ信号のエネルギーを第2の周波数レンジに集中する。結果として、第1の周波数レンジの帯域幅を効果的に小さくし、オーディオ信号のエネルギーを大幅に狭い(第2の)レンジに集中する。これは、トランスデューサが特に効率的なレンジにオーディオ信号のエネルギーを集中でき、結果として音声の再生がより効率的になるという利点がある。
トランスデューサの感度は、好ましくは、電圧感度、すなわち(出力)音圧と(入力)電圧の比率であるが、他の測定基準でもよい。例えば、(出力)音響パワーと(入力)電力の比率として定義される効率でもよい。
本発明により、帯域幅は、比較的低周波数で特に効果的に低減される。狭い周波数レンジで特に効率的な低周波数トランスデューサを使用できるからである。それゆえ、好ましいことは、前記第1のオーディオ周波数レンジの上限値は、200Hzを超えない、好ましくは150Hzを超えない、より好ましくは約120Hzであることである。
好ましい実施形態において、第2のオーディオ周波数レンジは第1の周波数レンジに含まれる。これは、第2のオーディオ周波数レンジが第1のオーディオ周波数レンジ内にあり、元の(第1の)オーディオ周波数レンジの外側の周波数の信号は生成されないことを意味する。つまり、第2のレンジは第1のレンジのサブレンジである。第2のレンジが第1のレンジよりも少し狭い場合、例えば10%狭い(すなわち、帯域幅が10%縮小されている)場合、本発明の有利な効果をすでに得ることができるが、第2のレンジは第1のレンジよりも大幅に狭いこと、例えば50%かそれ以上狭いことが好ましい。使用するトランスデューサのタイプに応じて、第2のレンジは非常に狭く、数ヘルツの帯域幅を有するものであってもよい。
したがって、好ましいことは、前記第2のオーディオ周波数レンジの広がりは、50Hzより小さく、好ましくは10Hzより小さく、より好ましくは5Hzより小さいことである。第2の周波数レンジは、例えば、トランスデューサの共鳴周波数等の単一周波数を含むものであってもよい。
第2のオーディオ周波数レンジは予め決定してもよい。しかし、特に有利な実施形態においては、本発明による装置は、オーディオ信号を再生するトランスデューサに接続され、トランスデューサの特性に基づき第2の周波数レンジを決定する手段をさらに有していてもよい。この実施形態においては、本装置は、インピーダンス等のトランスデューサ特性を決定し、第2の周波数レンジを適宜決定することができる。この調節は装置を実際に使用する前に行ってもよいが、使用中に、すなわち継続的に行ってもよい。
本発明は、さらに、上記の装置を有する、ラウドスピーカボックス等のラウドスピーカユニットまたはトランスデューサユニットを提供する。
また、本発明は、オーディオ(ステレオ)システム等のオーディオ信号の再生システムを提供する。そのシステムは、オーディオ信号源と、アンプと、前記オーディオ信号を音声に変換することができるトランスデューサとを有し、上記の装置をさらに有する。
さらにまた、本発明は、オーディオ信号の周波数レンジを適応させる方法を提供する。この方法は、第1のオーディオ周波数レンジ中の第1の信号成分を検出する段階と、第2のオーディオ周波数レンジ中の第2の信号成分を生成する段階と、前記第1の信号成分の振幅に応じて前記第2の信号成分の振幅を制御する段階と、を有し、前記第2のオーディオ周波数レンジは前記第1のオーディオ周波数レンジより大幅に狭く、前記トランスデューサは前記第2のオーディオ周波数レンジにおいて最大感度を有する。好ましくは、前記第2の周波数レンジは前記第1の周波数レンジに含まれる。
添付した図面に示した実施形態例を参照して、本発明をさらに説明する。
オーディオ周波数の分布を示すグラフを図1に示した。グラフ30は、周波数f(横軸)におけるオーディオ信号の振幅A(縦軸)を示している。示されているように、オーディオ信号は、約10Hzより低い信号成分は事実上含んでいない。以下の説明ではグラフ30の低周波数部分に焦点を絞るので、図示を明らかにするため、グラフの中間及び高周波数部分は省略した。
本発明によると、第1の周波数レンジが、それより小さく好ましくは第1の周波数レンジに含まれる第2の周波数レンジにマップされる図1に示した実施例では、第1の周波数レンジIは20Hzから120Hzの範囲であり、一方、第2の周波数レンジIIは約60Hz、例えば55Hzから65Hzの範囲である。この第1のレンジIは、オーディオ信号の「低周波数」部分をほぼカバーするが、これに対して図1の第2のレンジIIは、ラウドスピーカ等の特定のトランスデューサに対応するように選択され、そのトランスデューサの特性に依存する。本発明の重要な一態様によると、第2のレンジIIは好ましくはトランスデューサが最も効率的であり、最高のサウンド出力となる周波数に対応する。
言うまでもなく、第2のレンジIIの大きさ(帯域幅)もトランスデューサの特性に依存する。トランスデューサまたは複数のトランスデューサの配列の最も効率的な周波数レンジが広い(例えば、複数の共鳴周波数を有する)場合、第2のレンジIIが広い方がよい。トランスデューサまたはその配列が単一の周波数(一般的には共鳴周波数)で最も効率が高い場合、第2のレンジIIは、その単一周波数の全てのエネルギーが集中するので、きわめて狭くてもよい。
留意すべきことは、図示した実施例において、第2のレンジIIは第1のレンジIの中にあることである。つまり、第1のレンジIは効率的に圧縮され、第1のレンジ外の周波数には影響がない。
レンジIの信号をレンジIIに限定する方法はいろいろある。原理的には、バンドパスフィルタであり、図示した例では60Hzの回りのバンドパスフィルタである。しかし、バンドパスフィルタでは第1のレンジIに含まれるほとんどのエネルギーが失われてしまう。失われたエネルギーの一部は、アンプを用いて再生することができる。図2の構成は第1のバンドパスフィルタ31とアンプ32とを有する可能な構成であり、そのフィルタの通過帯域は第2のレンジIIに等しい。このような構成は、第2のレンジIIに含まれていない周波数はすべて効果的に取り除くことができるが、重大な欠点がある。
図2の構成の主要な欠点は、入力信号が第2のレンジの外側である場合、出力信号がでないことである。例えば、(図1を参照して)40Hzの入力信号は、バンドパスフィルタ31によりブロックされ、その結果出力信号はゼロである。本発明はこの問題を解決する。
本発明による装置1は、図3に限定的ではない一実施例として示されており、バンドパスフィルタ2、ディテクタ3、及び乗算器4を有する。フィルタ2は、第1のレンジIに対応する通過バンドを有し、第1の周波数の外側の周波数を全て取り除く。ディテクタ3は、フィルタ2から受け取った信号を検出する。ディテクタ3は、好ましくは、既知のピークディテクタであるが、既知のエンベロープディテクタでもよい。非常に経済的な実施形態において、ディテクタはダイオードで構成されていてもよい。
ディテクタ3で生成された信号は、第1のレンジI(図1参照)内にある信号を合わせた振幅を表す。乗算器4は、この信号に周波数f0の信号を乗算する。この周波数f0の信号は好適なジェネレータ(図3には図示せず)により生成される。乗算器4の出力信号は、平均周波数がf0にほぼ等しく、その振幅は第1の周波数レンジIに含まれた信号に依存する。ジェネレータの周波数f0を変更することにより、平均周波数と、第2のオーディオ周波数レンジIIの位置を変更できる。
留意すべきことは、第1のレンジIに含まれる信号はどの信号でも出力信号(周波数f0を有する)の生成につながることである。上の例において、40Hz信号の場合、図2に示した構成では出力信号は生成されない。しかし、本発明の上記実施形態による装置は、40Hzの入力信号に対して出力信号を生成する。
本発明の装置1の別の実施形態(図示せず)において、制御されたアンプが図3のフィルタ2とディテクタ3の間に配置される。増幅率を調節する制御信号がアンプの制御入力に入力される。制御信号Cは、好ましくは次式の通りである
C=RMS(In*H1)/RMS(In*H2)
ここで、「In」はフィルタ2の入力端子における入力信号であり、「*」は畳み込み記号であり、「H1」は理想的なトランスデューサの伝達関数であり、「H2」は実際のトランスデューサの伝達関数であり、「RMS(x)」は「x」の二乗平均平方根を表す。音響及び/または電子工学の分野の当業者には、畳み込み、伝達関数、及び二乗平均平方根の概念は周知である。この実施形態により、検出された信号をトランスデューサの特性に合わせて調節することができる。
本発明の装置1の他の実施形態が図4に示されている。ここで、装置1はシステム10の一部である。図4の装置1は、図3に示したように、バンドパスフィルタ2、ディテクタ3、及び乗算器4を有する。また、図4の装置は、ディテクタ3と乗算器4の間に配置されたローパスフィルタ5を有する。このローパスフィルタは、検出により生成される不要な周波数を取り除くように機能する。図4の装置1は、周波数f0の信号を生成するジェネレータ6を有する。
装置1に加えて、システム10はトランスデューサ7も有する。このトランスデューサは、好適なラウドスピーカ、共振器、その他のトランスデューサである。好ましくは、トランスデューサ7は、共振周波数で駆動されるラウドスピーカである。トランスデューサ7は、他の物体を振動させることにより間接的に音を生成する装置、すなわち、「シェイカ」により構成されていてもよい。
任意的に、トランスデューサ7とジェネレータ6の間に制御経路8がある。ジェネレータ6は、この制御経路により、トランスデューサのパラメータに応じて周波数f0(及び、好ましくは位相)を調節することができる。トランスデューサのパラメータには、例えば、(瞬間)インピーダンス(またはその絶対値)、トランスデューサの振動面の実際の動き、及び/または音圧等がある。当業者には言うまでもないが、これらのパラメータによりトランスデューサの効率(出力パワーを入力パワーで割った値)を決定することができる。効率は一般的に周波数f0とともに変化するから、周波数を調節することにより効率を最適化することができる。このため、ジェネレータの周波数を少し(ランダムでもよい)変更できるようにして、現在値f0の回りのいろいろな周波数で効率を決定する。その値で効率がより大きくなる場合、f0の値を変更する。明らかに、この自動チューニング機能によりシステムがさらに使いやすくなる。
制御経路8に加えて、またはそれに代えて、さらに別の制御経路(図示せず)をトランスデューサ7とバンドパスフィルタ5の間に設ける。このさらに別の制御経路は、フィルタ5の帯域幅を調節して、第2のオーディオ周波数レンジIIを決定する。
図4のシステム10は、任意的に、さらに乗算器4とトランスデューサ7の間に配置されたバンドパスフィルタを有し、不要な高周波成分を除去する。追加的、または代替的に、(パワー)アンプを乗算器4とトランスデューサが必要7の間に配置する。
上記の説明では、単一の周波数f0のみを使用すると仮定した。もちろん、この仮定は本質的なものではなく、2つ以上の周波数f0、f1等を使用して、好適な特性を有する第2の周波数レンジ(図1のII)を設けてもよい。追加的、または代替的に、第1の周波数レンジIを複数のサブレンジに分割して、各サブレンジをそれぞれ第2のレンジに「圧縮」してもよい。この場合、第1のレンジは、約20Hz−20kHzの全オーディオ周波数レンジを含んでもよい。すなわち、全オーディオ周波数レンジを複数の第1のレンジに分割して、それぞれを個別の第2のレンジに集中してもよい。
本発明による方法を図5に示した。第1のステップ51において、1つ以上のオーディオ信号を受け取る。第2のステップ52において、限定された(第1の)レンジI中の信号を検出する。第3のステップ53において、目標とする(第2の)レンジII中の信号を生成する(図3と4におけるf0)。第4のステップ54において、目標とする(第2の)レンジII中の信号の振幅を、レンジIに検出された信号(ステップ52)により制御する。最後のステップにおいて、このように生成された信号を出力する。
図6に、オーディオトランスデューサの音量感度のグラフを概略的に示した。トランスデューサにより発せられる音圧レベルSPL(縦軸)が周波数f(横軸)により変化することが示されており、入力電圧は一定に保たれている。図から分かるように、音圧レベルSPLと、それに伴って感度H(H=圧力を電圧で割ったもの)が周波数f0またはその近傍で最大となる。本発明によると、周波数f0は、第2のオーディオ周波数レンジ(図1のII)の平均周波数とほぼ等しく、図3と4に示した実施形態においては、ジェネレータの周波数にほぼ等しい。本発明のさらに別の態様によると、周波数f0はトランスデューサの共鳴周波数である。
本発明は、トランスデューサが最も効率的な比較的狭い帯域に周波数レンジの信号成分を集中することにより、オーディオ信号のエネルギーをより効果的に使用することができるとの洞察に基づく。一部のトランスデューサは特定の周波数(例えば、共鳴周波数)に同調したとき、特に効率的に使用することができるとの洞察にもよる。
留意すべきことは、より広い(第1の)周波数レンジを有する入力信号がより狭い(第2の)周波数レンジを有する出力信号に加えられても、本発明の有利な効果は損なわれないことである。第2のレンジの外側の周波数成分は、一般的に、専用トランスデューサに影響しないからである。
さらに留意すべきことは、本明細書で使用した用語は、本発明の範囲を限定するものとして解釈してはならないことである。特に、「有する」という用語は、特に記載されていないいかなる要素をも排除するものではない。単一の(回路)要素を複数の(回路)要素またはその等価物で置き換えることもできる。
当業者には当然のことながら、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、添付した請求項に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、多くの修正や追加をすることができる。
本発明による第1と第2の周波数レンジを示す概略図である。 限定された帯域幅の信号を生成する構成を示す概略図である。 本発明の実施形態による装置の第1の実施形態を示す概略図である。 本発明の実施形態による装置の第2の実施形態を示す概略図である。 本発明による方法を示すフローチャートである。 トランスデューサの周波数に対する感度を示すグラフである。

Claims (10)

  1. オーディオ信号の周波数レンジをトランスデューサに適合させる装置であって、
    入力オーディオ信号の第1のオーディオ周波数レンジ中の第1の信号成分を検出する手段と、
    第2のオーディオ周波数レンジ中の第2の信号成分を、前記入力オーディオ信号とは独立に生成する信号ジェネレータと、
    前記第1の信号成分の振幅に応じて前記第2の信号成分の振幅を制御する手段とを有し、
    前記第2のオーディオ周波数レンジは前記第1のオーディオ周波数レンジより大幅に狭く、前記トランスデューサは前記第2のオーディオ周波数レンジにおいて最大感度共鳴周波数を有することを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記第2の周波数レンジは前記第1の周波数レンジに含まれる、装置。
  3. 請求項1または2に記載の装置であって、
    前記第1のオーディオ周波数レンジの上限値は200Hzを超えない、装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか一項に記載の装置であって、
    前記第2のオーディオ周波数レンジの広がりは50Hzより小さい、装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか一項に記載の装置であって、
    トランスデューサの特性に基づいて前記第2のオーディオ周波数レンジを決定する手段をさらに有する、装置。
  6. 請求項5に記載の装置であって、
    トランスデューサの特性に基づいて前記第2の周波数レンジを自動的に調節する手段が設けられている、装置。
  7. 請求項1ないし6いずれか一項に記載の装置を有する、ラウドスピーカまたはトランスデューサユニット。
  8. オーディオ信号を再生するシステムであって、
    オーディオ信号源と、アンプと、前記オーディオ信号を音声に変換することができるトランスデューサとを有し、
    請求項1ないし6いずれか一項に記載の装置をさらに有する、システム。
  9. オーディオ信号の周波数レンジをトランスデューサに適応させる方法であって、
    入力信号の第1のオーディオ周波数レンジ中の第1の信号成分を検出する段階と、
    第2のオーディオ周波数レンジ中の第2の信号成分を、前記入力オーディオ信号とは独立に生成する段階と、
    前記第1の信号成分の振幅に応じて前記第2の信号成分の振幅を制御する段階とを有し、
    前記第2のオーディオ周波数レンジは前記第1のオーディオ周波数レンジより大幅に狭く、前記トランスデューサは前記第2のオーディオ周波数レンジにおいて最大感度共鳴周波数を有することを特徴とする方法
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記第2の周波数レンジは前記第1の周波数レンジに含まれる、方法。
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