JP4682096B2 - コンデンサ内蔵ジョイントコネクタおよびその製造方法 - Google Patents

コンデンサ内蔵ジョイントコネクタおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタおよびその製造方法に関し、さらに詳しくは、自動車などに搭載される電気・電子機器および電源等から導出される複数の電線を一括接続するコンデンサ内蔵ジョイントコネクタおよびその製造方法に関するものである。
従来、例えば自動車等に搭載された複数の電気・電子機器から導出される複数の電線を一括接続するものとしては、バスバーを備えたジョイントコネクタが知られている。このバスバーは、各電線端末に接続された相手側端子と嵌合接続するピン端子を複数備え、これらのピン端子が基端側で連結されて互いに導通されてなるものである。
例えば、特許文献1には、アースに接続されるアース端子が一体に形成されたバスバーを用いて、複数の電線を一括接続するとともにアース接続するジョイントコネクタが記載されている。また、特許文献2には、コンデンサ等の回路素子を内蔵したジョイントコネクタが開示されている。
このようなコンデンサを内蔵したジョイントコネクタの一例を図9に示す。図9(a)はコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100が組み立てられる前の状態を示した図であり、図9(b)はコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100が組み立てられてハウジングに納められた状態を示した図である。
このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100は、第1のジョイント部材110,第2のジョイント部材120および第3のジョイント部材130を備えている。これらの第1〜第3のジョイント部材110,120,130は、それぞれ複数のピン端子群112,122,132を備えている。これらのピン端子112,122,132はそれぞれ基端側に設けられた連結部114,124,134によって連結され電気的に接続されているので、各ピン端子112,122,132に接続される電線を一括接続することができる。
さらに、このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいては、より多くの電線を小さいスペースに配置して一括接続するために、1列に並んだ複数本のピン端子が複数層に積層されて配置される場合が多い。例えば図9に示したコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100では、ピン端子は上下2列に整列されて配置されている。第1のジョイント部材110は、上の列に9本のピン端子112、下の列に1本のピン端子112、第2のジョイント部材120は上の列に1本のピン端子122、下の列に4本のピン端子が配置されている。第3のジョイント部材130は1列に並んだ6本のピン端子132を有しており、下の列に配置されている。
このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100の第1〜第3のジョイント部材110,120,130は、複数のピン端子を積層して配置するために、例えば金属等の導電性の板材を打ち抜き加工し、さらに折り曲げて形成したり、複数の部材を半田付け等により接続したりして製造される。また、これら第1〜第3のジョイント部材110,120,130は、それぞれピン端子112,122,132の数が異なり、ピン端子112,122,132を連結する連結部の形状も異なるため、それぞれのジョイント部に対して専用のバスバーが製造される。
そしてさらに、第1のジョイント部材110の、上の段のピン端子112と下の段のピン端子112とを連結する上下連結部116と、第2のジョイント部材120の上の層のピン端子122と下の層のピン端子122とを連結する上下連結部126との間にコンデンサ140を配置し、このコンデンサ140に設けられた接続端子であるリード線142,144を、第1のジョイント部材110と第2のジョイント部材120の上下連結部116,126に半田付け等により接続して、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ100は製造される。
特開2004−192991号公報 実公平2−12678号公報
しかしながら、このような従来のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、形状の異なるジョイント部材をそれぞれ別個に製造して用意しなければならないので部品点数が増加してしまうといった問題があった。また、これら各ジョイント部を折り曲げ加工してピン端子が複数層に配列された形状に形成する作業は非常に煩雑なもので、コネクタそのものの生産性を向上させることが困難であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ノイズ対策はもちろんのこと、部品点数が少なく製造の容易なコンデンサ内蔵ジョイントコネクタを提供することにある。また、このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタは、電気・電子機器および電源から導出される電線が接続される複数の端子部が連結部に櫛歯状に連設された平板状のバスバー片を備えた第1のジョイント部材と、電気・電子機器から導出される他の電線端末が接続される複数の端子部が連結部に櫛歯状に連設された平板状のバスバー片を備えるとともにアース接続される第2のジョイント部材と、これら第1のジョイント部材および第2のジョイント部材の間に接続されたコンデンサとをハウジング内に備え、前記第1のジョイント部材と第2のジョイント部材との少なくとも一方で前記バスバー片が積層して配置され、この積層して配置されたバスバー片同士が前記コンデンサに設けられた接続端子を介して接続されてなることを要旨とするものである。
このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいて、前記バスバー片の連結部には突起状のコンデンサ接続部が設けられ、第1のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部と、第2のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部との間に前記コンデンサが配置され、該コンデンサの接続端子がコンデンサ接続部に接続されていると好ましい。
また、前記コンデンサに設けられた接続端子は、該コンデンサに設けられたリード線であって、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に該リード線が挿通され接続される構成が好適である。
さらに、前記第1のジョイント部材および第2のジョイント部材のいずれにも接続されない前記バスバー片からなる第3のジョイント部材が備えられている場合にも適用される。
また、少なくとも前記コンデンサが、樹脂によりモールドされているとより好ましい。
また、前記コンデンサとして電解コンデンサを備え、前記第1のジョイント部材と前記第2のジョイント部材と、該電解コンデンサとがインサート成形により前記ハウジング内に一体的に設けられるようにすると好ましい。
本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法は、連結部に複数の端子部が櫛歯状に連設されてなる平板状の共通バスバーの前記連結部を切断して複数のバスバー片に分割する工程と、コンデンサに備えられた対をなす接続端子の一方に、複数層に積層して配置されたバスバー片を接続するとともに、これらのバスバー片同士の間を前記コンデンサの接続端子を介して接続し、一のジョイント部材を形成する工程と、前記コンデンサの他方の接続端子に、一または複層に積層されたバスバー片を接続し、前記コンデンサを介して前記一のジョイント部材に接続された他のジョイント部材を形成する工程とを含むことを要旨とするものである。
上記コンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法において、前記バスバー片の連結部に突起状のコンデンサ接続部を設け、前記一のジョイント部材のバスバー片が有するコンデンサ接続部と、前記他のジョイント部材のバスバー片が有するコンデンサ接続部との間に前記コンデンサを配置して、前記コンデンサの接続端子をコンデンサ接続部に接続すると好ましい。
さらに、前記コンデンサに接続端子として備えられたリード線を、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に挿通して、前記バスバー片に前記コンデンサを接続することがより好ましい。
また、前記コンデンサと、該コンデンサの対をなす接続端子に接続された前記一のジョイント部材と前記他のジョイント部材とを合成樹脂材料により一体的に被包するようにインサート成形してハウジングを形成することが好ましい。
本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、連結部に複数の端子部が櫛歯状に連設された平板状のバスバー片を前記第1のジョイント部材と第2のジョイント部材とが備え、少なくとも一方のジョイント部では前記バスバー片が複数層に積層されて配置され、この複数層に積層されたバスバー片同士の間が、第1のジョイント部材と第2のジョイント部材の間に接続されるコンデンサに設けられた接続端子を介して接続されてなるものである。従って、積層して配置された平板状のバスバー片をコンデンサに設けられた接続端子を介して接続するだけで、第1のジョイント部材と第2のジョイント部材を形成し、さらにコンデンサとの接続を行うことができる。また、バスバー片に、例えば折り曲げ加工等により上下の層をつなぐ部分を形成する必要がない。このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタによれば、各ジョイント部を形成する作業およびコンデンサにジョイント部を接続する作業が簡便になる。
そして、前記コンデンサ内蔵ジョイントコネクタにおいて、前記バスバーの連結部に突起状のコンデンサ接続部が設けられ、前記第1のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部と、前記第2のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部との間に前記コンデンサが配置され、このコンデンサの接続端子が該コンデンサ接続部に接続されるようにすると、前記第1のジョイント部材と前記第2のジョイント部材との間にコンデンサを配置しやすく、コンデンサの接続作業性がよくなる。
また、コンデンサに接続端子として設けられたリード線が、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に挿通されて接続されるようにすれば、コンデンサの接続作業がスムーズになり、コンデンサの位置決めが容易になり、接続信頼性も向上する。
さらに、前記コンデンサ内蔵ジョイントコネクタが、前記第1のジョイント部材および第2のジョイント部材のいずれにも接続されないバスバー片からなる第3のジョイント部材をさらに備えるようにすると、前記第1のジョイント部材および第2のジョイント部材により一括接続される電線とは別の複数の電線を一括接続することができるので、電気・電子機器の配線に要する部品点数を減らすことができる。
また、前記コンデンサ内蔵ジョイントコネクタに備えられているコンデンサが合成樹脂材料によりモールドされていれば、該コンデンサを外部の湿気から保護することができ、安定した容量特性を恒久的に発揮させることができる。
また、前記第1のジョイント部材と、第2のジョイント部材と電解コンデンサとが、合成樹脂材料のインサート成形によりハウジング内に一体的に設けられていれば、電解コンデンサの容量などの特性が外部の湿気に依存して変動し難いため、ハウジング内に樹脂を充填することなく、コンデンサの安定した容量特性を発揮させることができる。また、第1のジョイント部材と前記第2のジョイント部材とにハウジングがインサート成形されているので、これらのジョイント部材をハウジングに圧入などにより装着することなく、これらのジョイント部材をハウジングに一体的に取り付けることができる。
また、本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法によれば、連結部に複数の端子部が櫛歯状に連設されてなる平板状の共通バスバーの前記連結部を切断して複数のバスバー片に分割し、コンデンサに備えられた対をなす接続端子の一方に、複数層に積層されたバスバー片を接続するとともに、これらのバスバー片同士の間を前記コンデンサの接続端子を介して接続し第1のジョイント部材を形成し、さらに、他方の接続端子に、一または複層に積層された前記バスバー片を接続し、前記コンデンサを介して前記第1のジョイント部材に接続される第2のジョイント部材材を形成する。このように、平板状の共通バスバーを切断、分割して形成されたバスバー片からコンデンサに接続される各ジョイント部が構成されているので、複数のジョイント部用のバスバーをそれぞれ別個に製造する必要がなく、部品点数を少なくすることができる。また、複数層に積層されたバスバー片をコンデンサの接続端子に接続することで、バスバー片同士の間をコンデンサの接続端子を介して接続することができることができるので、バスバー片をプレス加工等により折り曲げて形成する必要がない。
さらに、前記バスバーの連結部に突起状のコンデンサ接続部を設け、前記第1のジョイント部材のバスバー片が有するコンデンサ接続部と、前記第2のバスバー片が有するコンデンサ接続部との間にコンデンサを配置しすると、前記バスバー片の近傍にコンデンサを配置しやすく、コンデンサの接続作業性がよくなる。また、前記コンデンサを前記バスバー片に近づけて配置することができるので、前記コンデンサから前記バスバー片までの接続端子の長さを短くすることができる。
また、前記コンデンサに接続端子としてリード線が備えられ、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に該リード線が挿通され接続されるようにすると、コンデンサをバスバー片に接続する作業がスムーズになり、コンデンサの位置決めが容易になる。また、リード線を貫通孔に挿通させているので、接続信頼性も向上する。
また、コンデンサの接続端子に前記一のジョイント部材と前記他のジョイント部材とを合成樹脂材料により一体的に被包するようにインサート成形によりハウジングを形成すると、これらのジョイント部材をハウジングに圧入などにより装着する工程を要しないため、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造工程を簡略化することができる。
本発明の実施形態に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタと、その製造方法ついて図1〜図7を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタが備える第1のジョイント部材〜第3のジョイント部材のバスバー片の元になる共通バスバー10を示す平面図である。図1(b)は、図1(a)の共通バスバー10を切断して複数のバスバー片10a,10b,10c,10d,10eに分割した状態を示す平面図である。
共通バスバー10は、金属等の導電性の板材を打ち抜き加工して形成され、ハードフレーム状の連結部12の一側縁に複数本のタブ形状の端子部(端子)14・・・が櫛歯状に連設されている。図1(a)に示した共通バスバー10は、連結部12の一辺に22本の端子14が設けられている。これらの端子14は、図示しない電線の端末に接続された相手側端子がこの端子14の先端側に嵌合するように形成されている。
共通バスバー10の連結部12の端子14が形成されている側とは反対側の側縁には、その両端と中央部とに計4つの突出片16が設けられており、各突出片16には貫通孔18が形成されている。この突出片16の貫通孔18は、後述するコンデンサの接続端子を接続するコンデンサ接続部として用いられる。この共通バスバー10の連結部12を、点線で示した分断線Cで切断し、5つのバスバー片10a,10b,10c,10d,10eに分割する。
図1(b)に示すように、共通バスバー10は、連結部12が切断されて5つのバスバー片10a,10b,10c,10d,10eに分割される。図1(b)の上の段には、9本の端子14を有するバスバー片10aと2本の端子14を有するバスバー片10bが、図1(b)の下の段には、1本の端子14を有するバスバー片10c、6本の端子14を有するバスバー片10d、4本の端子14を有するバスバー片10eが示されている。そして、バスバー片10a,10cで第1のジョイント部材を構成し、バスバー片10b,10eで第2のジョイント部材を構成し、バスバー片10dが第3のジョイント部材を構成する。
このように、平板状の共通バスバー10の連結部12を切断して、複数のバスバー片10a,10b,10c,10d,10eに分割すれば、それぞれのバスバー片を別個に製造する必要がなく、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1の製造に要する部品点数を減らすことができる。
なお、図1では、1枚の共通バスバー10を、5枚のバスバー片10a,10b,10c,10d,10eに分割する例を示したが、例えば図2に示すように、2枚の共通バスバーの連結部を切断して、複数のバスバー片10a,10b,10c,10d,10eを形成することもできる。このように所定の端子が連結された共通バスバーの連結部を切断し、複数枚のバスバー片に分割する構成であれば、共通バスバーの枚数やバスバー片の枚数や、端子14の本数などは本実施形態に示したものに限られない。
図3は、本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1の分解斜視図である。なお、以下の説明において、端子14の先端側をコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ全体の先端側、端子14の基端側をコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ全体の基端側と称する。
コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1は、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eとコンデンサ20、および、これらを収容するハウジング30とを有している。
このコンデンサ20としては、例えば電解コンデンサやフィルムコンデンサ、チップコンデンサ等の各種コンデンサが好適に用いられる。図3にはフィルムコンデンサを用いた例が示されている。このコンデンサ20からは接続端子としてリード線22,24が引き出されて設けられている。
また、ハウジング30は、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eおよびコンデンサ20等を収容するハウジング本体32と、相手側端子と端子14との嵌合をガイドするコネクタ部34とを備えている。これらハウジング本体32およびコネクタ部34は、絶縁性を有する合成樹脂材料の射出成形等により形成される。
図3に示すように、これらのバスバー片10a,10b,10c,10d,10eは、2層に配置され、コネクタ部34の基端側から圧入される。図1(b)の上の段に示した2つのバスバー片10a,10bは、コネクタ部34の基端側の上の層に配置され、図1(b)の下の段に示した3つのバスバー片10c,10d,10eはコネクタ部34の基端側の下の層に配置される。
コネクタ部34の構造について、図3および図4を図面を参照してに基づいて説明する。図4は、図3に示したコネクタ部34のA−A線断面を示した図であり、このコネクタ部34にバスバー片10a,10bを圧入した場合のバスバー片10a,10bの配置を鎖線で示している。コネクタ部34は、先端側に相手側端子を有する相手側コネクタ(図6参照)が嵌合される角筒状のフード部34aが設けられ、このフード部34aの基端側に、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eの端子14が圧入されて支持される複数の圧入口38が形成された端子支持部34bが延設されている。
端子支持部34bに設けられた複数の圧入口38は端子14の形状と対応した断面角形孔となっており、角筒状のフード部34aの内部に連通している。端子14が挿入される各圧入口38の入り口側には、テーパ状のガイド38aが設けられており、各端子14を圧入し易くなっている。なお、本実施形態においては、複数の圧入口38は、上下2段に並んで配置されているが、少なくとも2段に配置されていれば、この配置はバスバー片の端子部の配置に対応して種々の配置を取りうる。
この圧入口38の入り口から、端子14をコネクタ部34に圧入すと、端子14の基端が、端子支持部34bの基端側端面に達する位置まで、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eはコネクタ部34に挿入され、各端子14がフード部34a内に配置される。
この角筒状のフード部34aは、このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1により一括接続されるべき電線端末に接続された相手側端子を有する相手側コネクタ(図7参照)と嵌合するように、相手側コネクタの形状と対応する形状を有している。
また、端子支持部34bの外側縁には外方向へ張り出すフランジ34cが設けられており、コネクタ部34をハウジング本体32内に挿入したときにそのフランジ34cがハウジング本体32の内壁面に衝止されるように構成されている。なお、例えば端子14の基端側にランス等を設ければ、コネクタ部34から、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eが抜け落ちてしまうのを防ぐことができる。
図5は、コネクタ部34に圧入されたバスバー片10a,10b,10c,10d,10eにコンデンサ20を接続し、ハウジング本体32にコネクタ部34を装着する過程を示す斜視図である。図5(a)に示すように、バスバー片10aおよびバスバー片10cは、それぞれに設けられたコンデンサ接続部16が対向するようにコネクタ部34の端子支持部34bに圧入されて配置され、バスバー片10bおよびバスバー片10eも同様に、それぞれのコンデンサ接続部16が対向するように配置されている。図5(b)に示すように、これらの対向するコンデンサ接続部16に形成された貫通孔18にコンデンサ20のリード線22,24が挿通される。
そして、コンデンサ20の一方のリード線22を、バスバー片10aに設けられた貫通孔18およびバスバー片10cに設けられた貫通孔18に挿通し、半田付け等を施して、リード線22にバスバー片10aおよびバスバー片10cを接続する(図5(c))。バスバー片10aおよびバスバー片10cは、コンデンサ20のリード線22に接続されることによって、互いに接続されて、コンデンサ20の一方のリード線22に接続された第1のジョイント部材J1が形成される。
次に、コンデンサ20の他方のリード線24を、バスバー片10bに設けられた貫通孔18およびバスバー片10eに設けられた貫通孔18に挿通し、半田付けをして、バスバー片10bおよびバスバー片10eをリード線24に接続する(図5(c))。コンデンサ20のリード線24をバスバー片10bおよびバスバー片10eに接続することによって、バスバー片10bおよびバスバー片10eの間も接続されて、コンデンサ20のリード線24に接続された第2のジョイント部材J2が形成される。
なお、バスバー片10cとバスバー片10eの間には、第3のジョイント部材J3としてバスバー片10dが、バスバー片10a,10b,10d,10eと同じようにコネクタ部34に圧入されて配置されている(図3参照)。
このように、コンデンサが有するリード線に積層されたバスバー片を接続することで、このバスバー片同士を接続することができるので、端子の列を複数層に並べて配置する場合でも、バスバー片を折り曲げて加工する必要がない。従って、バスバー片の製造およびコンデンサとの接続が容易になる。なお、ここではバスバー片が2層に積層された例を示したが、さらに多くのバスバー片を積層させる構成としてもかまわない。また、ここでは第1のジョイント部材J1と第2のジョイント部材J2が両方とも2層に積層されたバスバー片からなる例を示したが、少なくとも第1のジョイント部材J1と第2のジョイント部材J2のいずれか一方が、複数のバスバー片が積層されて配置される構成であればよい。
図5(c)は、コネクタ部34をハウジング本体32に装着する状態を示す図である。ハウジング本体32は、コンデンサ20等を収容可能な略方形の形状に形成され、互いに対向する2つの面には開口32a,32bが設けられている。ハウジング本体32の先端側の面に形成された開口32aは、コネクタ部34の先端側のフード部34aは通り抜け、基端側のフランジ34cは通り抜けられない程度の大きさに形成されている。基端側の開口32bから、コネクタ部34aを挿通して、先端側の開口32aからフード部34aの先端が突出するように配置する。
図5(d)は、コネクタ部34がハウジング本体32に装着された状態のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1を示す図である。コネクタ部34の相手側端子挿入口36内には、各ジョイント部J1,J2,J3が有する端子14が配置されており、図示しない所定の電線端末に接続された相手側端子が接続されると、各ジョイント部J1,J2,J3毎に電線が一括接続される。なお、特にフィルムコンデンサなどの比較的湿気に弱いコンデンサを用いた場合、例えばエポキシ等の樹脂を充填して、ハウジング本体32をモールドすることで、コンデンサ20が防湿される。一方、電解コンデンサなどの比較的湿気に強いコンデンサを用いた場合は、特に樹脂によるモールドなどを行う必要はなく、ハウジング本体32の基端側の開口32bを塞ぐ蓋材などを設ければよい。
次に、前記コンデンサとして、電解コンデンサを適用し、バスバー片をコネクタハウジングにインサート成形し、一体的に形成した例を示す。図6は、本発明にかかる別のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1’に備えられるバスバー片10a,10b,10c,10d,10eと電解コンデンサ20’を示した図である。なお、以下の説明において、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eなど、図3および図5に示したコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1と同じ構成の部材に関しては、同一の符号を付して、詳細な省略を説明する。また、端子14の先端側をコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ全体の先端側、端子14の基端側をコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ全体の基端側と称する。
図6(a)に示されるように、バスバー片10a,10bが一列に並んで配置され、同じくバスバー片10c,10d,10eが一列に並んで配置され、これらバスバー片10a,10bの列と、バスバー片10c,10d,10eの列とが所定の間隔を介して対向するように2層に配置される。
電解コンデンサ20’は、陽極箔と陰極箔が紙などの電解液を含浸させた絶縁体を介して重ね合わされた状態で巻き取られ金属ケースに封止されたもので、例えばアルミ電解コンデンサなどが適用される。この電解コンデンサ20’の端面からは、接続端子としてリード線22,24が引き出されて設けられている。
図6(b)に示されるように、バスバー片10aおよびバスバー片10cは、それぞれの基端側に突出して設けられたコンデンサ接続部16が対向するように配置され、バスバー片10bおよびバスバー片10eも同様に、それぞれのコンデンサ接続部16が対向するように配置される。そして、電解コンデンサ20’の一方のリード線22を、バスバー片10aに設けられた貫通孔18およびバスバー片10cに設けられた貫通孔18に挿通し、半田付け等を施して、リード線22にバスバー片10aおよびバスバー片10cを接続する。こうして、電解コンデンサ20’の一方のリード線22に接続された第1のジョイント部材J1が形成される。同様に、電解コンデンサ20’の他方のリード線24に、バスバー片10bおよびバスバー片10eを接続して、電解コンデンサ20’のリード線24に接続された第2のジョイント部材J2を形成する。
これらの電解コンデンサ20’に接続されたバスバー片10a,10b,10c,10eおよび電解コンデンサ20’に接続されていないバスバー片10dとを、ハウジング30’を成形するための金型にセットする。この金型は、図6(b)に鎖線で示すような、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eや電解コンデンサ20’を収容するハウジング本体32の先端側に相手側コネクタの嵌合をガイドする角筒状のフード部34aを有するハウジング30に対応した形状を有している。この金型に電気絶縁性の合成樹脂材料を射出注入して、金型にセットされたバスバー片10a,10b,10c,10d,10eおよび電解コンデンサ20’を一体的にハウジング30にインサート成形する。
なお、ここでは電解コンデンサ20’にバスバー片10a,10b,10c,10eを接続してから金型にセットする例を説明したが、先にバスバー片10a,10b,10c,10d,10eを金型にセットして位置決めしてから電解コンデンサ20’に接続するようにしても良い。また、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eを金型にセットする際に、金型に直接バスバー片をセットできるような構成としても良いし、例えば絶縁性の板材に端子14を挿入する位置決め孔等が設けられた位置決め部材に予めバスバー片を装着してから金型にセットするようにしても良い。
このようにして、電解コンデンサ20’およびバスバー片10a,10b,10c,10d,10eがハウジング30にインサート成形されたコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1’では、図6(c)に示すように、ハウジング本体32の内部に電解コンデンサ20’が埋め込まれ、このフード部34a内にバスバー片の端子14が相手側端子と嵌合可能に配置される。
これにより、バスバー片10a,10b,10c,10d,10eをハウジング30に圧入する作業を省いて、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造の工程数が削減できる。
図7は、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1または1’と、このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1または1’により一括接続される電線端末に接続された相手側コネクタ2とが嵌合する状態を模式的に示した斜視図である。
圧着等により端子が取り付けられた電線端末には、相手側コネクタ2が装着されており、この相手側コネクタ2と、コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1または1’が備えるフード部34aとを嵌合させることで、各端子14と各電線端末の端子とが嵌合接続される。
そして、第1のジョイント部材J1が有する端子14に、電線端末に設けられた相手側端子が接続されると、これらの電線は、端子14の基端側に設けられた連結部12およびコンデンサ20または電解コンデンサ20’のリード線22を介して互いに接続されて導通する。同じく第2のジョイント部材J2が有する端子14に、電線端末に設けられた相手側端子が接続されると、これらの電線は、端子14の基端側に設けられた連結部12およびコンデンサ20または電解コンデンサ20’のリード線24を介して互いに接続されて導通する。また、第3のジョイント部材J3が有する端子14に、相手側端子が接続されると、これらの相手側端子が接続された電線同士は連結部12を介して互いに接続される。
なお、このコネクタ部34と相手側コネクタ2との嵌合係止構造等は、従来普通に用いられるコネクタの構造が適用できるので、詳細な説明は省略する。
このようなコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1が適用される回路の一例を図8に示す。例えば、例えば、自動車のエンジン制御システムのように、電源や制御用コンピュータ等に複数の電気・電子機器が並列に接続される回路の接続に、本発明に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1および1’は好適に用いられる。
図8に示すように、自動車のエンジン制御システムは、複数のイグナイタ3と、複数のインジェクタ4と、これらイグナイタ3とインジェクタ4に電力を供給する電源5と、エンジン運転条件に応じてイグナイタ3やインジェクタ4を制御するECU6(エンジン制御用コンピュータ)とを備えている。
これらの各機器から導出される電線は取りまとめられて、各電線の端末には端子が接続され、相手側コネクタ2に装着される。ここで、電源のプラス側から導出される電線と、イグナイタ3およびインジェクタ4のプラス側から導出される電線とはコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1の第1のジョイント部材J1の端子14に対応する位置に配置される。また、イグナイタ3のマイナス側から導出される電線と、アースから導出される電線とは第2のジョイント部材J2の端子14に対応する位置に配置される。また、ECU6から導出される電線とイグナイタ3とから導出される電線は第3のジョイント部材J3が有する端子14に対応する位置に配置される。
そして、この相手側コネクタ2とコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1が嵌合接続されると、電源5のプラス側にイグナイタ3およびインジェクタ4のプラス側が並列に一括接続されて、イグナイタ3およびインジェクタ4に電力が供給される。また、イグナイタ3のマイナス側が一括してアース接続されるとともに、アース接続されたコンデンサ20が電源5に接続されて、電源5に発生するノイズを除去することができる。さらに、ECU6とイグナイタ3とが互いに接続され、ECU6からの制御信号がイグナイタ3に伝送される。
このように、各機器から導出される電線端末に接続された端子を備えた相手側コネクタ2をコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ1に嵌合させるだけで、例えば図7に示したような回路の接続を行うことができる。
本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、第1のジョイント部材、第2のジョイント部材、アース端子およびノイズフィルタの配置、各端子の数やそれらの配置、などは、必要に応じて適宜変更することができる。また、第2のジョイント部材の端子にアースから導出された電線端末を接続してアース接続する代わりに、ハウジングから突出したアース端子を設けて、第2のジョイント部材をアース接続する構成とすることもできる。
本発明に係るジョイント部品によれば、ワイヤーハーネスの接続が容易になり、接続作業性が向上するので、例えば、自動車のエンジン周辺の配線接続に好適に利用することができる。
(a)は、本発明の実施形態に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタに適用される共通バスバーを示す平面図であり、(b)はこの共通バスバーを分割したバスバー片を示す平面図である。 このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタに適用される共通バスバーの変形例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの分解斜視図である。 このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタのハウジングが備えるコネクタ部のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係るコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの組み立て過程を示す図である。 本発明の実施形態に係る別のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの組み立て過程を示す図である。 このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタと相手側コネクタとが嵌合する状態を示す斜視図である。 このコンデンサ内蔵ジョイントコネクタが適用されるエンジン制御システムの回路図を示したものである。 従来のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの構成を示す図である。
符号の説明
1 コンデンサ内蔵ジョイントコネクタ
10 共通バスバー
10a,10b,10c,10d,10e バスバー片
12 連結部
14 端子
16 コンデンサ接続部(突出片)
18 貫通孔
20 コンデンサ
22,24 リード線
30 ハウジング
J1 第1のジョイント部材
J2 第2のジョイント部材
J3 第3のジョイント部材

Claims (10)

  1. 電気・電子機器および電源から導出される電線端末が接続される複数の端子部が連結部に櫛歯状に連設された平板状のバスバー片を備えた第1のジョイント部材と、
    電気・電子機器から導出される他の電線端末が接続される複数の端子部が連結部に櫛歯状に連設された平板状のバスバー片を備えるとともにアース接続される第2のジョイント部材と、
    これら第1のジョイント部材および第2のジョイント部材の間に接続されたコンデンサとをハウジング内に備え、
    前記第1のジョイント部材と第2のジョイント部材との少なくとも一方で前記バスバー片が積層して配置され、この積層して配置されたバスバー片同士が前記コンデンサに設けられた接続端子を介して接続されてなることを特徴とするコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  2. 前記バスバー片の連結部にはコンデンサ接続部が設けられ、第1のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部と、第2のジョイント部材のバスバー片に設けられたコンデンサ接続部との間に前記コンデンサが配置され、該コンデンサの接続端子がコンデンサ接続部に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  3. 前記コンデンサに設けられた接続端子は、該コンデンサに設けられたリード線であって、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に該リード線が挿通され接続されてなることを特徴とする請求項1または2に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  4. 前記第1のジョイント部材および第2のジョイント部材のいずれにも接続されない前記バスバー片からなる第3のジョイント部材がさらに備えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  5. 少なくとも前記コンデンサが、樹脂によりモールドされていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  6. 前記コンデンサとして電解コンデンサを備え、前記第1のジョイント部材と前記第2のジョイント部材と、該電解コンデンサとがインサート成形により前記ハウジング内に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタ。
  7. 連結部に複数の端子部が櫛歯状に連設されてなる平板状の共通バスバーの前記連結部を切断して複数のバスバー片に分割する工程と、
    コンデンサに備えられた対をなす接続端子の一方に、複数層に積層して配置されたバスバー片を接続するとともに、これらのバスバー片同士の間を前記コンデンサの接続端子を介して接続し、一のジョイント部材を形成する工程と、
    前記コンデンサの他方の接続端子に、一または複数層に積層されたバスバー片を接続し、前記コンデンサを介して前記一のジョイント部材に接続された他のジョイント部材を形成する工程とを含むことを特徴とするコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法。
  8. 前記バスバー片の連結部にコンデンサ接続部を設け、前記一のジョイント部材のバスバー片が有するコンデンサ接続部と、前記他のジョイント部材のバスバー片が有するコンデンサ接続部との間に前記コンデンサを配置して、前記コンデンサの接続端子を前記コンデンサ接続部に接続することを特徴とする請求項7に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法。
  9. 前記コンデンサに接続端子として備えられたリード線を、前記コンデンサ接続部に形成された貫通孔に挿通して、前記バスバー片に前記コンデンサを接続することを特徴とする請求項7または8に記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法。
  10. 前記コンデンサとしての電解コンデンサと、該電解コンデンサの対をなす接続端子に接続された前記一のジョイント部材と前記他のジョイント部材とを合成樹脂材料により一体的に被包するようにインサート成形してハウジングを形成することを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のコンデンサ内蔵ジョイントコネクタの製造方法。
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