JP4680801B2 - フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体 - Google Patents

フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体 Download PDF

Info

Publication number
JP4680801B2
JP4680801B2 JP2006056817A JP2006056817A JP4680801B2 JP 4680801 B2 JP4680801 B2 JP 4680801B2 JP 2006056817 A JP2006056817 A JP 2006056817A JP 2006056817 A JP2006056817 A JP 2006056817A JP 4680801 B2 JP4680801 B2 JP 4680801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flocculator
rotating shaft
bearing
coupling body
shafts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006056817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007229668A (ja
Inventor
栄昭 角尾
稔 早川
教市 真鍋
政博 内野
一夫 関沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Sumiju Environmental Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Sumiju Environmental Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd, Sumiju Environmental Engineering Co Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd
Priority to JP2006056817A priority Critical patent/JP4680801B2/ja
Publication of JP2007229668A publication Critical patent/JP2007229668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4680801B2 publication Critical patent/JP4680801B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

本発明は、フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体に関する。
浄水処理設備等では、河川水等の原水に凝集剤を加え濁質を凝集させてフロックを形成し、このフロックを含む原水をフロキュレータと呼ばれる緩速撹拌機で緩速撹拌することで当該フロックを成長させて粗大フロックとし、この粗大フロックを原水から沈降分離等により分離することで原水の浄化を図っている。
此処で、上記フロキュレータとしては、フロックを成長させる凝集槽内に、多数の撹拌羽根を備える回転軸を横向きで配置し、この回転軸を水中軸受により支持した状態で回転させることにより、撹拌羽根によって原水を緩速撹拌する構成のものが多用されている。
このようなフロキュレータとして、例えば非特許文献1に開示されたものがある。このフロキュレータでは、回転軸として鋼管等による中空軸を使用し、軸にフロートを取付けるなどして、可能な限り軸受にかかる荷重を少なくすることで、軸受の磨耗を低減しようとしている。なお、軸受としては、上部軸受と下部軸受とに分割された二つ割軸受を使用する旨が非特許文献1には記載されている。
「水道施設設計指針2000」、日本水道協会、p.574-575
しかしながら、上記したフロキュレータでは、浮力により軸受にかかる荷重を軽減はしているものの、未だ回転軸は水中に沈むものであった。従って、下部軸受に荷重が集中して磨耗してしまうため、下部軸受を定期的に交換する必要があったが、下部軸受の交換には、上部軸受を取外した上で回転軸を持ち上げないといけなかったため、メンテナンス作業が面倒であった。また、回転軸に設けられた気密テスト用の開口部は、単にプラグによりシールテープ等を介して塞がれているだけであったので、振動等により緩みが生じて、回転軸内に処理水が浸入するおそれがあった。
本発明は、上記した事情に鑑みて為されたものであり、メンテナンス作業の容易化を図ると共に、気密性を高めることが可能なフロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体を提供することを目的とする。
本発明に係るフロキュレータ用回転軸は、水中にて軸受により回転可能に支持されるフロキュレータ用の回転軸であって、当該回転軸は中空部を有し、浮力により軸受の上部に荷重がかかるように構成されており、中空部には気密テスト用の開口部と開口部を塞ぐプラグとが設けられており、更に開口部とプラグとの締結部周りを密閉する密閉蓋が設けられていることを特徴とする。
このフロキュレータ用回転軸によれば、水上に浮かぶように、すなわち浮力により軸受の上部に荷重がかかるように構成されているため、上部軸受に荷重が集中して磨耗してしまうが、上部軸受の交換には、上部軸受を取外すだけでよく、下部軸受を交換するときのように回転軸を持ち上げる必要がないため、メンテナンス作業の容易化が図られる。また、運転中に回転軸が軸受から外れても浮力により底部に沈まないため、修理作業が容易であり、この点からもメンテナンス作業が容易になる。また、気密テスト用の開口部とプラグとの締結部周りを密閉する密閉蓋が設けられているため、気密性を高めることが可能となる。
開口部とプラグとの締結部周りと密閉蓋との間の空間には充填材が充填されていると好ましい。このようにすれば、気密性をより高めることができる。
フロキュレータ用回転軸は、浮力調整用の調整ウェイトを備えると好ましい。このようにすれば、上部軸受にかかる荷重を微調整することができる。
フロキュレータ用回転軸連結体は、同軸的に複数連設される上記したフロキュレータ用回転軸と、隣接するフロキュレータ用回転軸同士を連結するリンク機構と、リンク機構に対するカウンタウェイトと、を備えると好ましい。このようにすれば、地震等による回転軸連結体の破損を防止することができる。また、カウンタウェイトによりリンク機構に対して重量バランスを保つことで、回転軸連結体の回転に必要な電力値の安定化を図ることができる。
本発明のフロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体によれば、メンテナンス作業の容易化を図ると共に、気密性を高めることが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明においては、同一の要素には同一の符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係るフロキュレータを示す平面図、図2は、図1に示すフロキュレータの要部側面図、図3は、図1に示すフロキュレータの要部平面図、図4は、フロキュレータ用回転軸同士のリンク機構を示す正面図、図5は、リンク機構の球面軸受による連結部分を抽出して示す一部破断側面図であり、図6は、フロキュレータ用回転軸が水中軸受により支持されている様子を示す側断面図であり、図7は、水中軸受の構成を示す側断面図であり、図8は、フロキュレータ用回転軸の断面図である。このフロキュレータ1は、例えば、浄水処理設備の凝集槽2に採用される。
フロキュレータ1は、図1及び図2に示すように、凝集槽2内に横向きに配置される回転軸連結体Aと、回転軸連結体Aに装備される多数の撹拌羽根3と、を備えている。回転軸連結体Aは、水平に同軸的に配列される複数のフロキュレータ用回転軸A1,A2を有し、撹拌羽根3は各フロキュレータ用回転軸A1,A2に装備されている。
これらのフロキュレータ用回転軸A1,A2には、軸線Xを中心として例えば十字等の形状で放射状に延在する支持部材5が固着され、この支持部材5の放射状部分に、軸線X方向に平行に延在する上記撹拌羽根3が多数取り付けられている。
これらのフロキュレータ用回転軸A1,A2同士は、後述のエキスパンション部7においてリンク機構8を介して連結され、フロキュレータ用回転軸A1の一方端側は、その端部が所定の軸封手段を介して凝集槽2外に延出し、減速機11を介して駆動源13に連結されている。なお、減速機11は直交軸型の減速機を採用することで、回転軸連結体Aの軸線X方向について小型化が図られている。
凝集槽2は、その躯体が、エキスパンション部7により分割される分割構造とされている。このエキスパンション部7は、地震発生の際に、当該エキスパンション部7を境として凝集槽2をずらせ、地震による歪みを吸収して凝集槽2全体の破壊を防止するというものである。そして、このエキスパンション部7の直上に、フロキュレータ用回転軸A1,A2の対面する端部同士が位置し、これらフロキュレータ用回転軸A1,A2同士を連結するリンク機構8が配設されている。
このリンク機構8は、図1〜図5に示すように、フロキュレータ用回転軸A1,A2同士の各々に連結される腕部材8a,8bと、これらの腕部材8a,8b同士を連結する連結部材8cと、連結部材8cと腕部材8a,8bとの連結部分に各々介在する球面軸受8dと、を備えている。
具体的には、腕部材8a,8bは、フロキュレータ用回転軸A1,A2の半径方向に各々延出する形状で、その基端部がフロキュレータ用回転軸A1,A2に各々固定されている。これらの腕部材8a,8b同士は、図2、図3及び図4に示すように、回転方向に互いに異なる位相に位置する(軸線方向から見て重ならない)ように各々装着されている。
これらの腕部材8a,8bの末端部には、円柱形状のピン8e,8eがフロキュレータ用回転軸A1,A2の軸線Xと略平行を成すようにして各々固定され、これらの腕部材8a,8bのピン8e,8eと連結部材8cの各端部とが各球面軸受8d,8dを介して連結される構成とされている。これにより、軸線X方向に直交する方向にフロキュレータ用回転軸A1,A2がずれても、当該ずれがリンク機構8により許容されて良好に回転軸連結体Aが回転する。また、フロキュレータ用回転軸A1,A2の軸線X方向のずれや、これらフロキュレータ用回転軸A1,A2の軸線X方向と軸線X方向に直交する方向との合成方向のずれも、リンク機構8により許容され、さらには、フロキュレータ用回転軸A1,A2の軸線X方向に対する傾き方向(軸線Xに対する全方位の傾き)のずれや、これらの方向の合成方向のずれもリンク機構8により許容される。
上記した構成のリンク機構8に対して、図2及び図4に示すように、カウンタウェイト15が設けられている。このカウンタウェイト15は、基端部がフロキュレータ用回転軸A1,A2の各々に連結される腕部材9a,9bと、この腕部材9a,9bの末端部に固定される錘9cとを有している。腕部材9a,9bは、側面視において、基端部を挟んで腕部材8a,8bと対称になるように、フロキュレータ用回転軸A1,A2の半径方向に各々延出されている。
フロキュレータ用回転軸A1,A2は、図2及び図6に示すように、凝集槽2内の底部に立設される支持台6上で、両端部が水中軸受4,4に回転可能に支持されている。
水中軸受4は、いわゆる二つ割軸受であって、図7に示すように、上半部分4aと下半部分4bとから成り、両者を図示しないボルトによって結合するようになっている。この水中軸受4は、内部に配設された薄肉のパイプ状のオイルレスメタル17を有し、該オイルレスメタル17によってフロキュレータ用回転軸A1,A2が包囲され、両者間に摺動面が形成される。
オイルレスメタル17の内周面には、円周方向の3箇所に軸方向溝17aが、また、該軸方向溝17aと垂直の方向に横方向溝17bが形成される。そして、オイルレスメタル17の両端にはオイルシール19が配設され、フロキュレータ用回転軸A1,A2とオイルレスメタル17との間を凝集槽2から密封し、処理水中のフロック等がフロキュレータ用回転軸A1,A2とオイルレスメタル17との間に進入するのを防止している。
また、オイルシール19が水中軸受4から外れないように、水中軸受4の両端におけるオイルシール19の外側に環状のオイルシール押さえ21が配設されている。オイルシール押さえ21は、ボルト23によって水中軸受4に固定されている。さらに、フロキュレータ用回転軸A1,A2の回転に伴ってオイルレスメタル17が回転することがないように、回り止めピン25が配設されている。回り止めピン25は、水中軸受4を貫通して先端をオイルレスメタル17内に臨ませて配設されている。
回り止めピン25は中心に注水路27が形成された筒状体から成り、筒状体の頭部に拡径部27aが形成されている。また、注水路27の拡径部27aに対応する部分には収容室が形成され、該収容室にろ材としてのセラミックフィルタ29が配設されている。セラミックフィルタ29は凝集槽2内の処理水をろ過し、注水路27を介して清澄水をフロキュレータ用回転軸A1,A2とオイルレスメタル17との間に注水する。この場合、フロキュレータ用回転軸A1,A2とオイルレスメタル17との間は、常時清澄水が充満させられた状態になり、水潤滑が行われる。したがって、フロキュレータ用回転軸A1,A2を水中軸受4に対して円滑に回転させることができるので、駆動源13が過負荷になることがなくなる。
ここで、上記した構成の水中軸受4により回転可能に支持される回転軸連結体Aは、浮力により水中軸受4の上部に荷重がかかるように構成されている。すなわち、各フロキュレータ用回転軸A1,A2は、ステンレス鋼等からなる筒状体から構成され、図8に示すように、内部に中空部30を有している。この筒状体の周壁32は、必要な強度を維持できる範囲で可能な限り薄厚に形成されている。これにより、十分な浮力を生じさせて、フロキュレータ用回転軸A1,A2、リンク機構8、及びカウンタウェイト15を含む回転軸連結体A全体として、浮力が自重よりも大きくなるように構成されている。
浮力により1個当たりの上部軸受4aにかかる荷重は、1470〜1960N(150〜200kgf)であると好ましい。ここで、水中軸受4自体にかかる荷重をゼロにするように回転軸連結体Aの比重調整をするのが理想的であるが、このように比重調整したのでは、誤差等により荷重が下部軸受4bにかかってしまうおそれが高い。従って、上部軸受4aに上記した程度の荷重を敢えてかけることで、下部軸受4bに荷重がかからないようにしている。なお、図1に示すように、浮力調整用の調整ウェイト36を設けて、回転軸連結体Aに働く浮力を微調整してもよい。このとき、複数の調整ウェイト36をフロキュレータ用回転軸A1の両端で水中軸受4に近い位置に均等に配置すると、調整ウェイト36の設置に伴う回転軸連結体Aの曲げモーメントの増加を抑えることができる。
このような構成のフロキュレータ1によれば、通常運転時には、駆動源13によるフロキュレータ用回転軸A1の回転が、リンク機構8を介して隣接するフロキュレータ用回転軸A2に伝達される。これより、フロキュレータ用回転軸A1,A2が一体的に回転し、フロキュレータ用回転軸A1,A2と共に回転する撹拌羽根3により、凝集槽2内の凝集剤が加えられた処理水が緩速撹拌されて、フロックの粗大化が図られる。
このとき、回転軸連結体Aは浮力により上部軸受4aに荷重がかかるように構成されているため、上部軸受4aに荷重が集中して磨耗してしまうが、上部軸受4aの交換には、上部軸受4aを取外すだけでよく、下部軸受4bを交換するときのように回転軸連結体Aを持ち上げる必要がないため、メンテナンス作業の容易化が図られる。また、運転中に回転軸連結体Aが水中軸受4から外れても浮力により底部に沈まないため、修理作業が容易であり、この点からもメンテナンス作業が容易になる。
また、回転軸連結体Aの各回転軸A1,A2は、中空部30を有する。この中空部30には、図9に示すように、気密テスト用の開口部40と、開口部40を塞ぐプラグ42とが設けられている。この開口部40に図示しない圧力計を接続し、中空部30内にエアを流し込んで圧力の変化の有無を検知することで、溶接欠陥などによるクラック等による回転軸A1,A2の気密性の破れを検知することができる。これら開口部40及びプラグ42は、各回転軸A1,A2の両端において、同じ回転角度位置に設けられている。開口部40は、内面にプラグ42の雄ネジと噛合する雌ネジが刻設された筒部材44を含み、この筒部材44が回転軸A1,A2の外面に溶接固定されている。筒部材44の上端は順に拡径されて第1及び第2の段差部44a,44bが設けられており、第1の段差部44aのところでシールテープを介してプラグ42が締結されている。また第2の段差部44bのところで、開口部40とプラグ42との締結部周りを密閉するように、密閉蓋46が設けられている。この密閉蓋46は、筒部材44に対して全周溶接されている。そして、開口部40とプラグ42との締結部周りと密閉蓋46との間の空間には、樹脂などの充填材34が充填されている。このように、開口部40とプラグ42との締結部周りを密閉蓋46により覆い、更にこの締結部周りと密閉蓋46との間の空間に充填材を充填することで、回転軸A1,A2の気密性が高められている。また、回転軸連結体Aは中空部30を有するため軽量である。このため、各フロキュレータ用回転軸A1,A2をそれぞれ長尺にすることができ、水中軸受4の数を減らすことができる。また、回転軸連結体Aは浮力調整用の調整ウェイト36を備えるため、上部軸受4aにかかる荷重を微調整することができる。
また、回転軸連結体Aは複数のフロキュレータ用回転軸A1,A2に分けられており、フロキュレータ用回転軸A1,A2同士は上記したリンク機構8により連結されている。このため、リンク機構8によりあらゆる方向のフロキュレータ用回転軸A1,A2のずれが許容されることから、地震等によるフロキュレータ用回転軸A1,A2、リンク機構8の破損を防止することができる。また、カウンタウェイト15によりリンク機構8に対して重量バランスを保つことができるため、回転軸連結体Aの回転に必要な電力値の安定化を図ることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記した実施形態では、開口部40は、内面に雌ネジが刻設された筒部材44を含み、筒部材44の上端は順に拡径されて第1及び第2の段差部44a,44bが設けられており、第1の段差部44aのところでシールテープを介してプラグ42が締結される一方、第2の段差部44bのところで、密閉蓋46が設けられていた。これに限られず、図10に示すように、開口部40は、内面に雌ネジが刻設された段差部を有さない筒部材44を含み、この筒部材44にシールテープを介してプラグ42を締結する一方、この筒部材44の全体の周りを有底箱状の密閉蓋46により被覆し、回転軸A1,A2の外面に溶接固定してもよい。そして、密閉蓋46内に充填材を充填してもよい。このようにしても、回転軸A1,A2の気密性を高めることができる。
また、上記実施形態では、フロキュレータ用回転軸A1,A2を連結して回転軸連結体Aを構成したが、フロキュレータ用回転軸A1(又はA2)による一連長で回転軸を構成してもよい。この場合でも、フロキュレータ用回転軸A1(又はA2)は、浮力が自重よりも大きくなるように構成されて、水中軸受4の上部に荷重がかかるように構成されているため、メンテナンス作業の容易化が図られる。
また、フロキュレータ用回転軸A1,A2はそれぞれ長尺とすることができるが、材料の調達又は運搬等で制約がある場合には、フロキュレータ用回転軸A1,A2を更に複数分割してフランジ接続等により接続してもよい。
また、上記実施形態においては、腕部材8a,8bと連結部材8cを球面軸受8d,8dを介して連結しているが、球面軸受8dに代えて自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いても良い。また、リンク機構8の構成も上記実施形態の構成に限定されるものではない。
本実施形態に係るフロキュレータを示す平面図である。 図1に示すフロキュレータの要部側面図である。 図1に示すフロキュレータの要部平面図である。 フロキュレータ用回転軸同士のリンク機構を示す正面図である。 リンク機構の球面軸受による連結部分を抽出して示す一部破断側面図である。 フロキュレータ用回転軸が水中軸受により支持されている様子を示す側断面図である。 水中軸受の構成を示す側断面図である。 フロキュレータ用回転軸の断面図である。 フロキュレータ用回転軸の開口部とプラグとの締結部周りを密閉蓋で覆う一例を示す断面図である。 フロキュレータ用回転軸の開口部とプラグとの締結部周りを密閉蓋で覆う他の例を示す断面図である。
符号の説明
1…フロキュレータ、2…凝集槽、4…水中軸受、4a…上部軸受、4b…下部軸受、8…リンク機構、15…カウンタウェイト、30…中空部、34…充填材、36…調整ウェイト、40…開口部、42…プラグ、44…筒部材、46…密閉蓋、A…回転軸連結体、A1,A2…フロキュレータ用回転軸。

Claims (4)

  1. 水中にて軸受により回転可能に支持されるフロキュレータ用の回転軸であって、
    当該回転軸は中空部を有し、浮力により前記軸受の上部に荷重がかかるように構成されており、
    前記中空部には気密テスト用の開口部と該開口部を塞ぐプラグとが設けられており、
    更に前記開口部と前記プラグとの締結部周りを密閉する密閉蓋が設けられていることを特徴とするフロキュレータ用回転軸。
  2. 前記開口部と前記プラグとの締結部周りと前記密閉蓋との間の空間には充填材が充填されていることを特徴とする請求項1に記載のフロキュレータ用回転軸。
  3. 浮力調整用の調整ウェイトを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のフロキュレータ用回転軸。
  4. 同軸的に複数連設される請求項1〜3のいずれかに記載のフロキュレータ用回転軸と、
    隣接する前記フロキュレータ用回転軸同士を連結するリンク機構と、
    前記リンク機構に対するカウンタウェイトと、を備えることを特徴とするフロキュレータ用回転軸連結体。
JP2006056817A 2006-03-02 2006-03-02 フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体 Active JP4680801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056817A JP4680801B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006056817A JP4680801B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007229668A JP2007229668A (ja) 2007-09-13
JP4680801B2 true JP4680801B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38550790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006056817A Active JP4680801B2 (ja) 2006-03-02 2006-03-02 フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4680801B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4757734B2 (ja) * 2006-08-09 2011-08-24 住友重機械エンバイロメント株式会社 フロキュレータ
JP4593543B2 (ja) * 2006-09-15 2010-12-08 住友重機械エンバイロメント株式会社 フロキュレータ
JP5855444B2 (ja) * 2011-12-20 2016-02-09 住友重機械エンバイロメント株式会社 フロキュレータの管理方法
JP5997975B2 (ja) * 2012-08-24 2016-09-28 水道機工株式会社 フロキュレータ
JP5657077B1 (ja) * 2013-10-18 2015-01-21 水道機工株式会社 撹拌機
CN110015731A (zh) * 2019-04-17 2019-07-16 罗会英 一种基于上下左右运动对流式环保污水处理设备

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731185U (ja) * 1993-08-12 1995-06-13 敏郎 五家 浮遊不純物の除去装置
JP2003024761A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sumiju Kankyo Engineering Kk フロキュレータ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919658Y1 (ja) * 1970-11-18 1974-05-25
JPS58192815U (ja) * 1982-06-16 1983-12-22 日立機電工業株式会社 水中に設置するスクリユ−コンベヤのシヤフト
JPS61150037U (ja) * 1985-03-08 1986-09-17
JPH0224968Y2 (ja) * 1985-05-27 1990-07-10
JP3315285B2 (ja) * 1995-01-19 2002-08-19 東京瓦斯株式会社 生ごみ処理機
JPH1073190A (ja) * 1996-08-28 1998-03-17 Cosmo Koki Co Ltd 流体管の漏洩防止方法及び装置
JP4203137B2 (ja) * 1998-01-13 2008-12-24 前澤工業株式会社 フロキュレータにおける回転軸の連結構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731185U (ja) * 1993-08-12 1995-06-13 敏郎 五家 浮遊不純物の除去装置
JP2003024761A (ja) * 2001-07-13 2003-01-28 Sumiju Kankyo Engineering Kk フロキュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007229668A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4680801B2 (ja) フロキュレータ用回転軸及びフロキュレータ用回転軸連結体
JP5143737B2 (ja) 磁気シール組立体
CN103140420B (zh) 用于密封船舶的螺旋桨轴的装置、密封组件、壳凸缘和间隔件
SG185036A1 (en) Mixer assembly for digestion tank
JP4892529B2 (ja) 船用立軸遠心ポンプおよび船用立軸遠心ポンプの部品交換方法
JP5671334B2 (ja) 立軸ポンプ
CN109499107A (zh) 一种浓密机
JP4593543B2 (ja) フロキュレータ
CN111498786A (zh) 装卸鹤管
AU2011245729B2 (en) Lead through for digestion tank
JP4875028B2 (ja) 横型フロキュレータ
CN101408203A (zh) 可进行侧面维修的液下泵
CN206141866U (zh) 一种法兰连接轮架总成
WO2016009977A1 (ja) 立軸ポンプ
CN102102673A (zh) 一种超长液下搅拌与输送泵
CN112412484A (zh) 一种盾构机用可调心式中心回转接头
CN112996602A (zh) 研磨机
SE500981C2 (sv) Skrapanordning i kontinuerlig kokare för massaframställning
CN214403581U (zh) 一种盾构机用可调心式中心回转接头
US12024822B2 (en) Torque reaction arrangement for pulp washers
JP2999191B1 (ja) 立型ウオータジェット推進機
CN202529140U (zh) 一种立式传动升降船用挂桨机
JP3555027B2 (ja) 旋回式推進装置のプラットホーム構造
CN210332990U (zh) 一种轴端支承装置
CN105370721B (zh) 一种带有抬轴装置的滑动轴承及其轴瓦拆卸安装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070628

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4680801

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350