JP4680143B2 - 画像形成装置の排紙振分け機 - Google Patents
画像形成装置の排紙振分け機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4680143B2 JP4680143B2 JP2006198194A JP2006198194A JP4680143B2 JP 4680143 B2 JP4680143 B2 JP 4680143B2 JP 2006198194 A JP2006198194 A JP 2006198194A JP 2006198194 A JP2006198194 A JP 2006198194A JP 4680143 B2 JP4680143 B2 JP 4680143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- recording
- sheet
- conveyance path
- recording paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
排紙振分け機としては、例えば、排紙口の前方側に上下二段に排紙トレイを設け、各排紙トレイに連なる通路をゲート部材によって適宜切換えるようにしたものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の排紙振分け装置においては、電動アクチュエータを用いてゲート部材を操作する構造となっていることから、電動アクチュエータの作動によって電力消費が増大してしまう。
これにより、画像形成装置の第1の排紙口から第1の記録紙が送り出された場合には、第1の記録紙はガイド斜板に沿って上方に向かって送られ、ガイド斜板の上端部を乗り越えて自重で前方に落下する。このとき、第1の傾斜搬送路上の第1の記録紙の前端部の落下位置には振分けスリットが形成されているものの、振分けスリットの幅は第1の記録紙の用紙幅よりも狭く設定されているため、第1の記録紙は振分けスリットを通過せずに第1の傾斜搬送路上をそのまま滑って第1の排紙トレイに収容される。また、第1の排紙口から第2の記録紙が送り出された場合には、第2の記録紙は第1の記録紙と同様にガイド斜板の上端部を乗り越えて自重で前方に落下する。このとき、第2の記録紙の前端部の落下位置に形成されている振分けスリットの幅は第2の記録紙の用紙幅よりも広いため、第2の記録紙は振分けスリットを通過して第2の傾斜搬送路上に誘導され、第2の傾斜搬送路上を滑って第2の排紙トレイに収容される。
また、画像形成装置の第2の排紙口からロール状態の記録紙が排紙された場合には、ロール状態の記録紙は、最初、紙収納ラックの下段の棚上を転動してその下段の棚に載置される。同様にして下段の棚がロール状態の記録紙で満載されると、次に第2の排紙口から落下したロール状態の記録紙は、下段の棚の入り口側にあるロール状態の記録紙の上に乗り上げて一段上の棚上を転動し、その棚に載置される。
これにより、排紙口から送り出された記録紙の先端部はガイド部材に接触することにより、ガイド斜板の上端部方向に向けられるようになる。
これにより、画像形成装置の排紙口から第3の記録紙が送り出された場合には、第3の記録紙はガイド斜板に沿って上方に向かって送られるが、ガイド斜板の上端部を乗り越えることなく、そのままガイド斜板上を滑り落下して下方に配置されている第3の排紙トレイに収容される。
これにより、第2の傾斜搬送路の延出端が第1の傾斜搬送路の下方において前方に突出し、下段に配置される第2の排紙トレイは上段の第1の排紙トレイの前方側に位置されることになる。
これにより、搬送路上で前方の記録紙の送りが滞っている場合には、後方の記録紙は段差部において前方の記録紙上に重なるように落下する。
これにより、記録紙は傾斜搬送路の波形断面が連続する方向にすべり易くなる。
また、この請求項1に記載の発明によれば、さらに、画像形成装置の第2の排紙口から送り出されるロール状態の記録紙を動力を用いることなく効率良く紙収納ラックの棚に順次載置することができる。
図1,図2は、この発明に係る排紙振分け機1のほぼ全体構成を示したものであり、同図において、2は、画像形成装置としてのプリンタである。
プリンタ2には、上下二段に排紙口3,4が設けられ、上段の排紙口3(以下、「第1の排紙口3」と呼ぶ)からはサイズの異なる3種類の記録紙5,6,7(第1の記録紙5,第2の記録紙6,第3の記録紙7)がほぼストレート状態で送り出され、下段の排紙口4(以下、「第2の排紙口4」と呼ぶ)からは上記の記録紙5,6,7とは種類の異なる第4の記録紙8がロール状態で送り出されるようになっている。
即ち、第1の記録紙5は、送り方向の用紙長さがL1、用紙幅がW1で、用紙幅が3者の中で最も大きくなっている。また、第2の記録紙6は、送り方向の用紙長さが第1の記録紙5と同じL1、用紙幅が第1の記録紙5の用紙幅W1よりも狭いW2となっている。また、第3の記録紙7は、送り方向の用紙長さが第1,第2の記録紙5,6の送り方向の長さL1よりも短いL2、用紙幅が第2の記録紙6の用紙幅W2と同じW2となっている。
また、各傾斜搬送路10,11には、夫々送り方向に向かって下方に下がった段差部18,20が設けられているため、紙送り方向で記録紙5,6が痞えにくく、例えば、下部傾斜板10B,11B上で記録紙5,6が滞っている場合には、段差部18,20において、前方側の記録紙5,6上に後方側の記録紙5,6が重なるようにして落下する。
なお、第1の記録紙5の先端部は必ずガイドパイプ17に接触するものでなく、記録紙5が大きく下方に湾曲せずに送り出される場合には、ガイド斜板9のガイドパイプ17よりも上方位置に直接接触し、ガイド斜板9に沿って上方側に押し上げられる。これについては、第2,第3の記録紙6,7についても同様である。
2…プリンタ(画像形成装置)
3…第1の排紙口(排紙口)
4…第2の排紙口
5…第1の記録紙
6…第2の記録紙
7…第3の記録紙
8…第4の記録紙
9…ガイド斜板
10…第1の傾斜搬送路
11…第2の傾斜搬送路
12…第1の排紙トレイ
13…第2の排紙トレイ
15…第3の排紙トレイ
17…ガイドパイプ(ガイド部材)
18,20…段差部
19…振分けスリット
22A,22B,22C…棚
23…紙収納ラック
24A,24B,24C…入り口
Claims (6)
- 画像形成装置の第1の排紙口から送り出されたサイズの異なる記録紙と、画像形成装置の第2の排出口から送り出されたロール状態の記録紙を夫々専用の排紙トレイに振り分けて収容する画像形成装置の排紙振分け機であって、
所定サイズの第1の記録紙を収容する第1の排紙トレイと、
前記第1の記録紙よりも用紙幅の狭い第2の記録紙を収容する第2の排紙トレイと、
画像形成装置の前記第1の排紙口の前方に配置され、前記第1の排紙口の紙送り方向に向かって斜め上方に傾斜し、前記第1の排紙口から送り出された前記第1の記録紙と第2の記録紙が上端部を乗り越えて自重で前方に落下するように形成されたガイド斜板と、
このガイド斜板の前方側に上下二段に配置され、前部下方に向かって傾斜して夫々前記第1の排紙トレイと第2の排紙トレイに連なる第1の傾斜搬送路および第2の傾斜搬送路と、
前記第1の傾斜搬送路に、前記第1の記録紙の用紙幅よりも狭く、かつ前記第2の記録紙の用紙幅よりも広い幅に形成されて、前記第2の記録紙を第2の傾斜搬送路上に誘導する振分けスリットと、
を備え、
前記振分けスリットが、前記第1の傾斜搬送路のうちの、前記ガイド斜板の上端部を乗り越えて放物線を描いて落下する第2の記録紙の前端部落下位置に形成され、
前記第2の排紙口から落下する前記ロール状態の記録紙の落下部に対して下方に傾斜し、落下したロール状態の記録紙が重力で転動して下端で係止される複数段の紙収納ラックを備え、
この紙収納ラックは、下段の棚の満載時に、前記第2の排紙口から落下したロール状態の記録紙が下段の棚のロール状態の記録紙を乗り上げて上段の棚上を転動するように各段の棚の入り口が同側に向いて配置されていることを特徴とする画像形成装置の排紙振分け機。 - 前記ガイド斜板上の、前記排紙口から送り出された記録紙の先端部が接触する位置に、この記録紙の先端部を上方に案内する円弧状断面のガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の排紙振分け機。
- 前記第1,第2の記録紙よりも送り方向の用紙長さが短い第3の記録紙を収容する第3の排紙トレイをさらに備え、
前記ガイド斜板は、前記排紙口から送り出された前記第3の記録紙が上端部を乗り越えずに下方に滑り落下するように形成され、
前記第3の排紙トレイは、前記ガイド斜板を滑り落下した第3の記録紙を受容するように前記ガイド斜板の下方に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置の排紙振分け機。 - 前記第2の傾斜搬送路は、前記第1の傾斜搬送路に対して略平行に配置されるとともに、前記第1の傾斜搬送路よりも送り方向前方に延出して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置の排紙振分け機。
- 前記第1の傾斜搬送路と第2の傾斜搬送路の少なくとも一方には、紙送り方向前方側に下がる段差部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置の排紙振分け機。
- 前記第1の傾斜搬送路と第2の傾斜搬送路は波形断面が紙送り方向に連続するように形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置の排紙振分け機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006198194A JP4680143B2 (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 画像形成装置の排紙振分け機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006198194A JP4680143B2 (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 画像形成装置の排紙振分け機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008024416A JP2008024416A (ja) | 2008-02-07 |
JP4680143B2 true JP4680143B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=39115465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006198194A Expired - Fee Related JP4680143B2 (ja) | 2006-07-20 | 2006-07-20 | 画像形成装置の排紙振分け機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4680143B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109070605B (zh) * | 2016-06-29 | 2021-04-02 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 介质分流装置 |
CN112357691A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-02-12 | 南京晓庄学院 | 基于自重随动的料卷轴自适应回收方法及装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000118843A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Nec Yonezawa Ltd | 用紙スタッカ |
JP2002104710A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nippon Oce Kk | 排紙スタッカ |
JP2002226120A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Toshiba Tec Corp | 画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53119940U (ja) * | 1977-03-02 | 1978-09-25 | ||
JPS5459762A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-14 | Kopia Kk | Paper discharging tray of duplicator |
JPS60204569A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-16 | Canon Inc | シ−ト状材料の役納トレイ |
JPS62211266A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-17 | Canon Inc | 排出トレイ装置 |
JPS62269837A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 用紙回収装置 |
JPH01294162A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 | Ricoh Co Ltd | 排紙装置 |
JPH0656330A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-03-01 | Canon Inc | シート収納装置 |
JP3597589B2 (ja) * | 1995-02-23 | 2004-12-08 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 用紙出力機の用紙振り分け装置 |
-
2006
- 2006-07-20 JP JP2006198194A patent/JP4680143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000118843A (ja) * | 1998-10-15 | 2000-04-25 | Nec Yonezawa Ltd | 用紙スタッカ |
JP2002104710A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Nippon Oce Kk | 排紙スタッカ |
JP2002226120A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Toshiba Tec Corp | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008024416A (ja) | 2008-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7072343B2 (ja) | 媒体排出装置および画像読取装置 | |
JP5390164B2 (ja) | 紙葉類排出集積装置 | |
JP4680143B2 (ja) | 画像形成装置の排紙振分け機 | |
CN102227366A (zh) | 设备及排纸托盘 | |
JP4811311B2 (ja) | 用紙供給装置 | |
US20100308071A1 (en) | Ticket Magazine for Instant Ticket Dispensing Machine | |
JPH0725465B2 (ja) | ソーター | |
JP2010018439A (ja) | シート搬送装置、シート後処理装置及びシート搬送方法 | |
JP4894573B2 (ja) | 給紙装置 | |
US7828286B2 (en) | Automatic document scanner with upright visible document images | |
JP2008535748A (ja) | 種分け装置 | |
WO2018116469A1 (ja) | 紙葉類取扱装置及び異物検知方法 | |
JP2008087941A (ja) | シート製品の供給装置およびシート製品の供給方法 | |
JP7419743B2 (ja) | 排紙装置、処理装置及び記録システム | |
JP3621551B2 (ja) | シート分配装置 | |
JP2011154654A (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP4297808B2 (ja) | 丁合機 | |
JP2019172403A (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4766684B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP7052433B2 (ja) | シート積載装置、画像形成装置および画像形成システム | |
JP5321084B2 (ja) | シート積載トレイ、スタック装置及び画像形成装置 | |
JP7248978B2 (ja) | コレーター | |
JP3055037B2 (ja) | 用紙分配装置 | |
JP2002104710A (ja) | 排紙スタッカ | |
JP2023090989A (ja) | 排紙部 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |