JP4679979B2 - 塗布具 - Google Patents
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Description
その一例として、アルミニューム等のフレキシブルな線材を継手棒(3)として用い、継手棒(3)の先端に塗布部(6)を取り付けた塗布棒(1)であって、塗布棒の容器口部からの引出し時に、継手棒(3)を所望する形状に湾曲させるようにしたマスカラ塗布具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、刷毛部(3)を、塗布杆(2)に対して傾斜させるようにしたマスカラ塗布具も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらには、フレキシブルな線材として、金属を用い、簡単に取外しができないので、分別廃棄ができないという問題があった。
また、ブラシ部を軟材質の素材を用いて成形したから、塗布部に対して十分に弾性を持つ塗布部材ができるようになった。
さらに、容器自体を全て合成樹脂で形成できるため、分別廃棄の必要がなくなった。
図1において、Aは容器本体、Bはしごき中栓、Cはキャップ、DはキャップCに嵌着される塗布部材である。
筒体6は、その中間部から内方に斜め下方に突出したワイパー7を設けており、筒体6の外周下方には、肩部2の下面に係合し、しごき中栓Bの上昇を阻止する膨出部8が突設されている。
しごき中栓Bは、その筒体6を容器本体Aの口部1内周に嵌挿することによって取着されるが、しごき中栓Bと容器本体Aを一体成形するようにしてもよい。
嵌合部12の下方部は拡径され、容器本体Aのねじ4と螺合するねじ14が設けられた螺合部15となっている。
塗布部材本体D1は、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)等を素材樹脂として成形されている。
側周壁23の下方部には、キャップCの凹溝13に係合する膨出環25が突設され、底壁24の下面周縁部は、容器の開蓋時にしごき中栓Bのフランジ5上面に当接するようになっている。
まず始めに、塗布部材Dの形成方法について説明する。
図2に示すように、上部にゲートGを設けたブラシ部D2の金型Eの下方より、射出成形された塗布部材本体D1をシャフト22を上にして挿入する。
次に図3、4に示すように、ゲートGより、加熱溶融したブラシ部D2の素材D2aを一定の射出圧で金型E内に射出する。
素材D2aが冷却され、固化した後、金型Eから塗布部材Dを離型させたときには、シャフト22は、その剛性のため元の形に復元しようとするが、それに伴う軟材質のブラシ部D2のシャフト22からの厚さにより、変形し易い部分と変形しにくい部分ができるため、シャフト22の復元がある程度で阻止され、図3(c)、または図4(c)に示すように、シャフト22、およびブラシ部D2の形が片側に湾曲した塗布部材Dを得ることができる。
また、図6(a)に示すように、シャフト22を塗布杆21の中心より偏心させ、偏心させた側から、素材D2aを射出すると、図6(b)に示すように、シャフト22、およびブラシ部D2の湾曲をさらに大きくすることができる。
マスカラの使用態様は従来のものと同様であり、ブラシ部D2を容器本体Aから抜き出すとき、しごき中栓Bのワイパー7によってブラシ部D2への容器本体A内のマスカラの付着量が調整されるが、その際、容器の軸心に対して塗布部材Dの塗布部材本体D1およびブラシ部D2の抜け出し方向が一致していなくても、塗布杆21およびシャフト22がしなるので、難なく抜け出すことができる。
また、ブラシ部D2が湾曲しているので、一層使いやすくなっている。
また、マスカラ塗布具の塗布部材の先端をしなるようにしたことから、マスカラ塗布具ばかりではなく、ブラシ等を使用する毛染剤や、薬液の塗布具等にも適用できるようになった。
B しごき中栓
C キャップ
D 塗布部材
D1 塗布部材本体
D2 ブラシ部
D2a 素材
E 金型
G ゲート
1 口部
2 肩部
3 胴部
4、14 ねじ
5 フランジ
6 筒体
7 ワイパー
8、26 膨出部
10 頂壁
11、23 側周壁
12 嵌合部
13 凹溝
14 ねじ
15 螺合部
20 嵌合筒部
21 塗布杆
22 シャフト
24 底壁
25 膨出環
27 縮径部
30 ブラシ基体
31 ブラシ毛
Claims (4)
- 容器本体と、塗布部材を取着したキャップとからなる合成樹脂製の塗布具であって、
塗布部材が、塗布杆と塗布杆先端に連設された弾性を有するシャフトとからなる塗布部材本体と、シャフトに取着される軟材質によって成形されたブラシ部とを具備しており、
シャフトがブラシ部の射出成形時の射出圧により、湾曲させられることを特徴とする塗布具。 - 成型された塗布部材本体のシャフトを金型内に挿入し、金型のゲートより流動性のあるブラシ部の素材を一定の射出圧で射出し、シャフトを変形させ、
ブラシ部成型後、シャフトの復元力により、シャフトおよびブラシ部を湾曲させることを特徴とする請求項1記載の塗布部材の成型方法。 - シャフトが、塗布部材に対して同心に配設されていることを特徴とする請求項2記載の成型方法。
- シャフトが、塗布部材に対して偏心して配設されていることを特徴とする請求項2記載の成型方法。
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JP2005192702A JP4679979B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 塗布具 |
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JP2005192702A JP4679979B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 塗布具 |
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JP2002538868A (ja) * | 1999-03-16 | 2002-11-19 | コロネット−ベルケ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 液体またはペースト状の媒質、特にマスカラなどの美容化粧品のためのアプリケータブラシおよびこれを製造するための方法 |
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- 2005-06-30 JP JP2005192702A patent/JP4679979B2/ja active Active
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