JP4679879B2 - 車椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、車椅子利用者が着座したまま移動することができる車椅子に関する。
従来、車椅子利用者の乗車を容易にする為に車椅子乗降装置が設けられた車両が知られている。
この車椅子乗降装置は、一対のアームを備えており、このアームの先端部に車両用シートと兼用の車椅子を固定して、当該車椅子を車室内へ移動できるように構成されている。
しかしながら、前述した車椅子にあっては、車椅子本体の背凭れが車両用シートとしての車両強度要件を満たす必要があり、剛性の高い設計が不可欠であった。
これにより、車椅子単体での重量が増大するという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、軽量化を図ることができる車椅子を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の車椅子においては、昇降機構によって車室内位置と車室外位置との間で変位される昇降部にシートバックが設けられ、前記昇降部に車椅子本体を固定した状態で当該車椅子本体の背凭れが前記シートバックに沿って配置される車椅子であって、前記車椅子本体の座部を構成する座部フレームに、前記背凭れを構成する背凭れフレームを傾倒自在に設け、該背凭れフレームと前記座部フレームとを伸縮する連結部材で連結して該座部フレームに対する前記背凭れフレームの傾倒角を前記連結部材の伸張状態に応じて設定する一方、前記連結部材を、本体部と、該本体部より延出するロッドと、前記本体部に対する前記ロッドの突出量の可変を操作時のみに許容するリリースレバーとを備えたガスステイで構成し、当該車椅子本体が前記昇降部に固定された際に前記リリースレバーが前記昇降部に設けられた押圧部によって押圧操作される位置に前記ガスステイを設定した。
すなわち、この車椅子を昇降機構で駆動される昇降部に固定した際には、車椅子本体の背凭れが前記昇降部に設けられたシートバックに沿って配置される。
このとき、前記車椅子本体の座部フレームと背凭れフレームとを連結して座部フレームに対する背凭れフレームの傾倒角を設定するガスステイは、リリースレバー操作時のみに本体部に対するロッドの突出量の可変が許容されるように構成されており、当該車椅子本体を前記昇降部に固定した際には、前記リリースレバーが前記昇降部に設けられた押圧部によって押圧操作されるように構成されている。
このため、車椅子固定時には、昇降部に設けられたシートバックに沿って配置される背凭れが傾倒自在となり、前記シートバックのリクライニング操作に応じて傾倒される。
また、請求項2の車椅子にあっては、前記車椅子本体に、前輪を支持する前輪支持部と後輪を支持する後輪支持部とを傾倒自在に設け、当該車椅子本体が前記昇降部に固定された固定状態にて傾倒が許容された前記前輪支持部の傾倒を規制する前輪ロック機構、及び前記固定状態にて傾倒が許容された前記後輪支持部の傾倒を規制する後輪ロック機構を設けるとともに、前記前輪支持部と前記後輪支持部とをロッドで連結して前記前輪支持部及び前記後輪支持部の傾倒を連動させる連動機構を設けた。
すなわち、車椅子固定時に傾倒が許容された前輪支持部及び後輪支持部は、ロック時において前輪ロック機構及び後輪ロック機構によって傾倒が規制される。このとき、前記前輪支持部と前記後輪支持部とはロッドで連結され、前記前輪支持部及び前記後輪支持部の傾倒を連動させる連動機構が形成されている。
このため、前記前輪ロック機構による前輪支持部のロック又は前記後輪ロック機構による前記後輪支持部のロックのいずれか一方が外れた場合であっても、他方がロックされることによって、前記前輪支持部及び前記後輪支持部の両者の傾倒が防止される。
以上説明したように本発明の請求項1の車椅子にあっては、車椅子固定時において、昇降部に設けられたシートバックに沿って配置される車椅子本体の背凭れを、前記シートバックのリクライニング操作に応じて傾倒することができる。
このため、前記昇降部に設けられたシートバックが車両強度要件を満たすことによって、車椅子本体に設けられた背凭れは、前記車両強度要件を満たす必要が無く、構造の簡素化を図ることができる。これにより、車椅子の軽量化を図ることができ、操作性が向上する。
また、請求項2の車椅子にあっては、前輪ロック機構による前輪支持部のロック又は後輪ロック機構による後輪支持部のロックのいずれか一方が外れた場合であっても、他方がロックされることにより、前記前輪支持部及び前記後輪支持部の両者の傾倒を確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる車椅子1を示す図であり、当該車椅子1を車両に乗降させる車椅子乗降装置2の昇降部3に固定した状態が示されている。
この車椅子本体11のフレーム12は、図2に示すように、コ字状に形成されたパイプ材からなる座部フレーム13を備えている。該座部フレーム13の左側部パイプ14及び右側部パイプ15には、前部パイプ16が架橋した状態で固定されており、当該座部フレーム13の後端部は、後部パイプ17を構成している。
この座部フレーム13の側部には、足置き21,21(図1参照)を支持する支持バー22,22が前部及び後部ブラケット23,24を介して固定されており、前記前部ブラケット23には、三角プレート25が回転軸26を介して回動自在に支持されている。該三角プレート25には、下方へ向けて延出する前輪支持バー27が固定されており、該前輪支持バー27の下端部には、前輪28が回動自在に支持されている。これにより、前記前輪支持バー27は、前記座部フレーム13に対して傾倒自在に設けられている。
前記左右側部パイプ14,15には(左方のみ図示)、ロックプレート31が回動自在に支持されており、該ロックプレート31には、前記三角プレート25の切り込み部32に係脱自在に挿入されるロックピン33が設けられている。このロックプレート31には、下方へ向けて延出する突片34が折曲形成されており、当該座部フレーム13下部に配置された前記昇降部3が前記突片34の当接した際に、図3に示すように、当該ロックプレート31が上動し、前記ロックピン33が前記三角プレート25の切り込み部32から離脱して三角プレート25の回動を許容する前輪ロック機構35が構成されている。
前記後部ブラケット24には、図2に示したように、コ字状に形成されたパイプ材からなる後輪支持バー41が、軸支ピン42によって回動自在に支持されている。この後輪支持バー41の両端部より下方へ延出した下方延出部43,43には、軸受け44,44が設けられており、該軸受け44には、手動操作が可能な大径の前記後輪45が回動自在に支持されている。この下方延出部43の端部には、後方に延出するL字プレート46が揺動可能の固定されており、該L字プレート46を押圧することによって前記後輪支持バー41を傾倒できるように構成されている。
前記座部フレーム13の前記後部パイプ17両側部のブラケット51には(左側部のみ図示)、ロックブロック52が回動自在に設けられており、該ロックブロック52は、通常時において前記後輪支持バー41に当接して該後輪支持バー41の回動を阻止するように構成されている。このロックブロック52には、下方へ延出する屈曲プレート53が設けられており、前記座部フレーム13下部に配置された前記昇降部3が前記屈曲プレート53に当接した際に、前記ロックブロック52を回動して前記後輪支持バー41の回動を許容する後輪ロック機構54(図3参照)が構成されている。
前記下方延出部43には、後側に延出する後端ブラケット61が設けられている。該後端ブラケット61と前記三角プレート25とは、連結ロッド62で連結されており、前記後輪支持バー41の前記下方延出部43下端が前側に傾倒された際に、前記連結ロッド62が前記三角プレート25の連結部分を前側に付勢し、前記前輪支持バー27の下端部を後側へ移動するように構成されている。これにより、前記前輪支持バー27を前記後輪支持バー43と共に傾倒し、前記前輪28及び前記後輪45の回転軸63,64を上方へ移動する連動機構65が構成されており、図4に示すように、両輪28,45と内側に折り畳めるように構成されている。
前記座部フレーム13の前記後部ブラケット24,24には、図2に示したように、コ字状に形成されたパイプ材からなる背凭れフレーム71が軸支ピン72によって傾倒自在に支持されている。該背凭れフレーム72を構成する前記起立パイプ73,73の先端は、後側へ屈曲されており、車椅子1を移動する際に利用するハンドル74,74が形成されている。この起立パイプ73,73の下端は、コイルスプリング75を介して、前記後輪支持バー41の前記後端ブラケット61に接続されており、前記後輪支持バー41は、後側へ付勢されている。
そして、前記背凭れフレーム71の下部横設部81に設けられた固定バー82には、コ字状ブラケット83を介して連結部材としてのガスステイ84のロッド85とリリースレバー86とが軸支されている。このガスステイ84の本体部87は、前記座部フレーム13の前部パイプ16に設けられた取付ブラケット88に支持されており、当該座部フレーム13に対する前記背凭れフレーム71の傾倒角を前記ガスステイ84の伸張状態に応じて設定できるように構成されている。
このガスステイ84は、前記ロッド85の先端に設けられた図外のボタンが前記リリースレバー86で押圧されている間だけ、前記本体部87からのロッド85の突出量を可変できるように構成されており、前記リリースレバー86が押圧操作されている間だけ、前記背凭れフレーム71を傾倒角を変更できるように構成されている。
この車椅子1を車両に乗降させる前記車椅子乗降装置2は、図4に示すように、前記昇降部3を車両の後部の車室内Iに配置した車室内位置101と、図5に示すように、車室外Oに配置した車室外位置102との間で変位できるように構成されている。
この車椅子乗降装置2は、乗降口近傍のフロア111に設けられた固定レール112,112を介して車体に固定されており、前記昇降部3上に形成されるシート113を車両前後方向に移動するスライド機構と、前記シート113が車両前方Fを向いた状態及び前記乗降口側へ向いた状態との間で回動する回動機構とを内蔵したスライド回転ユニット114を備えている。該スライド回転ユニット114には、昇降機構115が設けられており、該昇降機構115によって前記シート113を支持する前記昇降部3を昇降できるように構成されている。
この昇降機構115は、傾倒状態にて前方に延出するロアアーム121及びアッパアーム122を備えており、両アーム121,122の先端は、前記昇降部3に起立した支持メンバ123,123に支持されている。これにより、前記両アーム121,122と前記支持メンバ123とによって昇降リンク124が形成されており、当該昇降リンク124を作動することによって、前記スライド回転ユニット114上に配置された前記昇降部3を、前記乗降口を介して車室外Oへ移動するとともに、前記両アーム121,122が略水平になるまで回動することによって、前記昇降部3をフロア111面より下降できるように構成されている。
前記昇降部3は、図6に示すように、相対向するサイドメンバ131,131と、両メンバ131,131を連結する前部クロスメンバ132、中クロスメンバ133、及び後部クロスメンバ134とによって構成されており、前記各サイドメンバ131,131には、リクライニングデバイス135,135を介して前記支持メンバ123,123が傾倒可能に設けられている。また、前記サイドメンバ131,131には、側方に突出する傾倒ピン136,136が前記中クロスメンバ133近傍に設けられており、当該昇降部3上に車椅子1が配置された際に、該車椅子1に設けられた前記L字プレート46に当接することによって、該L字プレート46が設けられた前記下方延出部43の下端部を前側へ移動して前記後輪支持バー41を傾倒できるように構成されている。
前記前部クロスメンバ132には、L字状のL字ブラケット141,141が固定されており、該L字ブラケット141,141は、前方へ向けて延出している。前記中クロスメンバ133には、両側部に案内部142,142が設けられたガイド板143が固定されており、該ガイド板143の後端部は、押圧部としてのL字状のリリースブラケット144がボルト145,145で固定されている。このL字ブラケット144は、当該昇降部3上に前記車椅子1が配置された際に、該車椅子1に設けられた前記ガスステイ84の前記リリースブラケット86に当接して押圧できる位置に設けられている。そして、前記前部クロスメンバ132と前記中クロスメンバ133との間には、前後方向に延在するロアレール146,146がボルト147,・・・で固定されており、該ロアレール146と対を成すアッパレール148は、ボルト149,・・・によってスライド部151に固定されている。
前記昇降部3の裏面には、図6及び図7に示すように、スライド駆動部161が設けられており、該スライド駆動部161は、駆動モータ162からの回転力をボールねじ163,163に伝達する一対の固定ブロック164,164と、前記各ボールねじ163,163に螺合したナットブロック165,165とによって構成されている。前記固定ブロック164は、立設されたスタッドボルト166,・・・が前記前部クロスメンバ132に設けられたボルト穴167,・・・を挿通した状態でナット168,・・・で固定されており、前記ナットブロック165は、前記スライド部151にボルト169,・・・で固定されている。これにより、前記モータ162を駆動することによって、前記スライド部151を前記昇降部3に対して前後移動できるように構成されている。
前記スライド部151は、図6及び図8に示すように、矩形板状に形成され、その前端部には、斜め下方へ向けて屈曲された屈曲部171が形成されており、該屈曲部171の端部には、下方へ向けて延出する係止フランジ172が形成されている。このスライド部151は、図9に示すようなシートクッション173を着脱自在に取り付けられるように構成されており、該シートクッション173の前端部には、前記スライド部151に取り付けた状態で前記係止フランジ172に係止される断面L字状のフック174が設けられている。これにより、図5に示したように、前記スライド部151から前記シートクッション173を離脱した離脱状態と、図10示すように、前記スライド部173に前記シートクッション173を取り付けてシート113を形成した取付状態とを形成できるように構成されている。
前記スライド部151先端の両側部からは、図6に示したように、L字状の舌片181,181が前側へ向けて延出している。両舌片181,181間には、シャフト182が設けられており、該シャフト182の両端部には、前部ロック爪183,183が設けられている。前記前部ロック爪183の一端側の自由端部には、円弧状の切欠部184が形成されている。これにより、該切欠部184が設けられた一端側を、図1に示したように、前記スライド部151より上方へ突出し、該スライド部151上に配置された前記車椅子1の前部パイプ16に前記切欠部184に係合して当該車椅子1を固定したロック状態185を形成できるように構成されている。
また、図6示したように、前記舌片181,181に固定される固定板191と前記シャフト182との間には、コイルスプリング192が設けられており、前記スライド部151を前記昇降部3に対して前側へ移動した際に、該コイルスプリング192によって前記前部ロック爪183を回動方向へ付勢し、図11に示すように、前記切欠部184が設けられた一端側の自由端部を前記スライド部より低位置に配置して前側へ延出したアンロック状態193を形成できるように構成されている。このとき、前記前部ロック爪183の他端側の自由端部は、前記スライド部151の下面に当接した状態で回動が阻止されるように構成されている。
また、前記スライド部151の後端部には、図6に示したように、後部ロック爪201,201がL字ブラケット202,202を介して回動自在に取り付けられており、前記スライド部151には、前記後部ロック爪201,201が出入りするスリット202,202が形成されている。この後部ロック爪201,201の一端側の自由端部にも、円弧状の切欠部203,203が形成されている。
前記各後部ロック爪201,201と前記L字ブラケット202,202との間には、コイルスプリング211,211が設けられており、前記スライド部151を前記昇降部3に対して前側へ移動した際に、前記コイルスプリング211,211によって前記後部ロック爪201,201を回動方向へ付勢し、図11に示したように、前記切欠部203,203が設けられた一端側の自由端部が前記スライド部151の下部に位置する前記アンロック状態212を形成できるように構成されている。
そして、前記後部ロック爪201,201の他方の自由端部には、図6に示したように、ローラ221,221が回転自在に設けられており、前記スライド部151を前記昇降部3に対して後側へ移動した際に、前記ローラ221,221が前記ガイド板143の前記案内部142,142に当接して転動するように構成されている。これにより、前記切欠部203,203が設けられた一端側を、図12に示すように、前記スライド部151より上方へ突出させ、該スライド部151上に配置された前記車椅子1の前記後部パイプ17に前記切欠部203,203に係合して当該車椅子1を固定したロック状態222を形成できるように構成されている。これにより、前記昇降部3には、クッション離脱時に、当該昇降部3上に配置された車椅子1を脱着自在に固定する固定機構223が形成されている。
この昇降部3に設けられた両支持メンバ123,123間には、図5に示したように、シートバック231が固定されている。該シートバック231は、所定の剛性を有するように形成されており、車両強度要件を満足するように設計されている。また、このシートバック231は、図1に示したように、前記昇降部3に前記車椅子1を固定した状態で、該車椅子1の前記起立パイプ73,73に架橋した布製の背凭れ232の後部において、該背凭れ232に沿って延在する位置に設けられている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記車椅子1を昇降機構115で駆動される昇降部3に固定した際には、車椅子本体11の背凭れ232が前記昇降部3に設けられたシートバック231に沿って配置される。
このとき、図13にも示すように、前記車椅子本体11の座部フレーム13の前部パイプ16と背凭れフレーム71の固定バー82とを連結して前記座部フレーム13に対する前記背凭れフレーム71の傾倒角を設定するガスステイ84は、リリースレバー86操作時のみに本体部87に対するロッド85の突出量の可変が許容されるように構成されており、当該車椅子本体11を前記昇降部3のスライド部151に固定して後側へスライドさせた際には、前記リリースレバー86が前記昇降部3のガイド板143に設けられたリリースブラケット144に当接し押圧される。
このため、車椅子固定時には、前記昇降部3に設けられたシートバック231に沿って配置される背凭れ232が傾倒自在となり、前記シートバック231のリクライニング操作に応じて傾倒することができる。
このため、前記昇降部3に設けられたシートバック231が車両強度要件を満たすことによって、車椅子本体11に設けられた背凭れ232は、前記車両強度要件を満たす必要が無く、構造の簡素化を図ることができる。これにより、車椅子1の軽量化を図ることができ、操作性が向上する。
また、車椅子固定時に傾倒が許容された前輪支持バー27及び後輪支持バー41は、ロック時において前輪ロック機構35及び後輪ロック機構54によって傾倒が規制される。このとき、前記前輪支持バー27と前記後輪支持バー54とは連結ロッド62で連結され、前記前輪支持バー27及び前記後輪支持バー41の傾倒を連動させる連動機構65が形成されている。
このため、前記前輪ロック機構35による前輪支持バー27のロック又は前記後輪ロック機構54による前記後輪支持バー41のロックのいずれか一方が外れた場合であっても、他方がロックされることによって、前記前輪支持バー27及び前記後輪支持バー41の両者の傾倒を確実に防止することができる。
本発明の一実施の形態を示す斜視図である。 同実施の形態の車椅子のフレームを示す分解斜視図である。 同実施の形態の車椅子の要部を示す説明図である。 同実施の形態の昇降部を車室位置に配置した状態を示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部を車室外位置に配置した状態を示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部を示す分解斜視図である。 同実施の形態の昇降部を裏面から見た状態を示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部を示す斜視図である。 同実施の形態のシートクッションを示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部にシートクッションを取り付けた状態を示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部に車椅子を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 同実施の形態の昇降部からスライド部を外した状態を示す斜視図である。 同実施の形態の車椅子を下方から見た状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 車椅子
3 昇降部
11 車椅子本体
12 フレーム
13 座部フレーム
27 前輪支持バー
28 前輪
35 前輪ロック機構
41 後輪支持バー
45 後輪
54 後輪ロック機構
62 連結ロッド
65 連動機構
71 背凭れフレーム
84 ガスステイ
85 ロッド
86 リリースレバー
87 本体部
101 車室内位置
102 車室外位置
115 昇降機構
223 固定機構
231 シートバック
232 背凭れ

Claims (2)

  1. 昇降機構によって車室内位置と車室外位置との間で変位される昇降部にシートバックが設けられ、前記昇降部に車椅子本体を固定した状態で当該車椅子本体の背凭れが前記シートバックに沿って配置される車椅子であって、
    前記車椅子本体の座部を構成する座部フレームに、前記背凭れを構成する背凭れフレームを傾倒自在に設け、該背凭れフレームと前記座部フレームとを伸縮する連結部材で連結して該座部フレームに対する前記背凭れフレームの傾倒角を前記連結部材の伸張状態に応じて設定する一方、
    前記連結部材を、本体部と、該本体部より延出するロッドと、前記本体部に対する前記ロッドの突出量の可変を操作時のみに許容するリリースレバーとを備えたガスステイで構成し、当該車椅子本体が前記昇降部に固定された際に前記リリースレバーが前記昇降部に設けられた押圧部によって押圧操作される位置に前記ガスステイを設定したことを特徴とする車椅子。
  2. 前記車椅子本体に、前輪を支持する前輪支持部と後輪を支持する後輪支持部とを傾倒自在に設け、当該車椅子本体が前記昇降部に固定された固定状態にて傾倒が許容された前記前輪支持部の傾倒を規制する前輪ロック機構、及び前記固定状態にて傾倒が許容された前記後輪支持部の傾倒を規制する後輪ロック機構を設けるとともに、前記前輪支持部と前記後輪支持部とをロッドで連結して前記前輪支持部及び前記後輪支持部の傾倒を連動させる連動機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の車椅子。
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CN106218792A (zh) * 2016-08-24 2016-12-14 合肥工业大学 具有主销后倾角调整机构的三轮车辆行驶系统
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