JP4679188B2 - ガスボンベの破封装置 - Google Patents
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Description
従来、二酸化炭素消火器として、高圧の二酸化炭素を充填したボンベと、該ボンベに連結した噴射ヘッドと、該噴射ヘッドから噴出した二酸化炭素を火元に向けて保持する略ラッパ形のホ−ン、とを備えたものがある。
請求項3の発明は、前記第1および第2の筒体の少なくとも一方の内部にジョイントブロックを固定し、該ブロックに前記ガスボンベの開口部を取り付け可能なガイドシリンダを設け、該ガイドシリンダに針管を突設したスライダを摺動可能に嵌合し、前記スライダの移動を介して針管による破封を実現させている。
請求項4の発明は、前記ジョイントブロックに二つのガイドシリンダを離間して配置し、該ガイドシリンダの少なくとも一方を摺動可能に嵌合し、前記ガイドシリンダの両端部にガスボンベの開口部を取り付け、これら二つのガスボンベを近接移動可能にし、一つのジョイントブロックに二つのガスボンベを対向して直列に取り付け可能にし、各シ−ル板の略同時破封を実現可能にしている。
請求項6の発明は、前記第1または第2の筒体に単一のノズルを設け、該ノズルに連通するガス導管に、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベを直列に接続し、筒体内におけるガス導管の配管を簡潔化し、第1および第2の筒体の小径化と小形軽量化を図るようにしている。
請求項7の発明は、前記第1または第2の筒体に複数のノズルを設け、各ノズルに、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベに連通するガス導管を個別に接続し、各ガスボンベの充填ガスを各ガス導管および各ノズルに導いて、各ガスボンベの充填ガスを確実に使用可能にしている。
請求項9の発明は、前記第1の筒体と第2の筒体との接合部に接合リングを剥離可能に介挿し、該接合リングに接合片と剥離片とを突設し、該接合片を前記一方の筒体の周面に取り付け、前記剥離片を他方の筒体の周面に係合可能に取り付けて、常時は前記筒体の折り曲げを防止し、使用時に接合リングを引き剥がすことによって、第1および第2の筒体の折り曲げを簡便に行なえ、かつ折り曲げ時は接合片を残置可能にして、折り曲げ時に手指が挟まれる事態を防止し、使用上の安全性を確保するようにしている。
請求項11の発明は、前記第1または第2の筒体の内部に複数の係止突起を突設し、該係止突起の間に一対の保護板を係合かつ径方向に対向配置し、該保護板の間に前記ガスボンベを収容可能にし、前記筒体内に保護板を安定して収容し得るとともに、ガスボンベの保護とその組み込みの容易化を図るようにしている。
請求項3の発明は、前記第1および第2の筒体の少なくとも一方の内部にジョイントブロックを固定し、該ブロックに前記ガスボンベの開口部を取り付け可能なガイドシリンダを設け、該ガイドシリンダに針管を突設したスライダを摺動可能に嵌合したから、前記スライダの移動を介して針管による破封を実現することができる。
請求項4の発明は、前記ジョイントブロックに二つのガイドシリンダを離間して配置し、該ガイドシリンダの少なくとも一方を摺動可能に嵌合し、前記ガイドシリンダの両端部にガスボンベの開口部を取り付け、これら二つのガスボンベを近接移動可能にしたから、一つのジョイントブロックに二つのガスボンベを対向して直列に取り付け可能にし、各シ−ル板の略同時破封を実現することができる。
請求項6の発明は、前記第1または第2の筒体に単一のノズルを設け、該ノズルに連通するガス導管に、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベを直列に接続したから、筒体内におけるガス導管の配管を簡潔化し、第1および第2の筒体の小径化と小形軽量化を図ることができる。
請求項7の発明は、前記第1または第2の筒体に複数のノズルを設け、各ノズルに、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベに連通するガス導管を個別に接続したから、各ガスボンベの充填ガスを各ガス導管および各ノズルに導いて、各ガスボンベの充填ガスを確実に使用することができる。
請求項9の発明は、前記第1の筒体と第2の筒体との接合部に接合リングを剥離可能に介挿し、該接合リングに接合片と剥離片とを突設し、該接合片を前記一方の筒体の周面に取り付け、前記剥離片を他方の筒体の周面に係合可能に取り付けたから、常時は前記筒体の折り曲げを防止し、使用時に接合リングを引き剥がすことによって、第1および第2の筒体の折り曲げを簡便に行なえ、かつ折り曲げ時は接合片を残置可能にして、折り曲げ時に手指が挟まれる事態を防止し、使用上の安全性を確保することができる。
請求項11の発明は、第1または第2の筒体の内部に複数の係止突起を突設し、該係止突起の間に一対の保護板を係合かつ径方向に対向配置し、該保護板の間に前記ガスボンベを収容可能にしたから、前記筒体内に保護板を安定して収容できるとともに、ガスボンベの保護とその組み込みの容易化を図ることができる。
図中、7,8はホルダプレ−ト3の上部両側に折り畳み可能に設けた取説ボ−ドで、その表面に消火器6の使用法および使用順序を示す複数の説明図9,10が記載され、11はホルダプレ−ト3の下端部に設けた屈曲片で、消火器6の下端部を支持可能にしている
実施形態では消火筒12,13の外径約5cm、消火筒12の長さ約22cm、消火筒13の長さ約39cm、それらの長さ比を約1対1.7に構成し、短小側の消火筒12を握持側として下側に配置し、長尺側の消火筒13を噴射側として上側に配置している。この場合、それらの長さ比と配置を前述と反対に構成することも可能である。
前記キャップ16,17の内側に略皿状に樹脂成形したボンベ受18,19が取り付けられ、該ボンベ受18,19は図7のように有底中空の八角柱状に成形され、その開口縁部に凹状湾曲部18a,19aが形成され、該湾曲部18a,19aをガスボンベ20,21の半球面状の底部20a,21aに係合可能にしている。
前記ガスボンベ20〜22は市販のものを使用し、これらは実質的に同一の略瓶形に成形され、その形状寸法は外径約4cm、長さ約13cm、風袋約90ccで、内部に約4MPaの二酸化炭素が充填され、充填後、口元部20b〜22bにシ−ル板である封板23〜25が取り付けられている。図中、26〜28は口元部20b〜22b側の周面に形成したネジ部である。
これらのガイドシリンダ31〜33は、アルミダイカストによって実質的に同一に成形され、それらの内部に大小異径の摺動孔34,35、36,37および38,39が形成され、それらの一側端部にネジ孔40〜42が形成されていて、該ネジ孔40〜42に前記ガスボンベ20〜22のネジ部26〜28がねじ込まれている。
前記針管45にスプリング46が介挿され、該スプリング46の弾性を介してプッシュロッド43をガイドシリンダ31の外側へ付勢し、常時はプッシュロッド43を外側へ突出している。
前記軸筒部53,54に針管55,56が突設され、それらの尖端部を封板24,25に突き刺し可能にしている。
前記針管55,56に通孔59,60が形成され、またガイドシリンダ32,33に摺動孔37,39に連通する各一対の導孔61〜64が形成され、各導孔61〜64に銅管製のガス導管49,65,66の一端が接続されている。
前記ノズル67は前記キャップ17の端板17aに突設され、その噴口の内部に例えば針弁(図示略)を軸方向に移動可能に設けて、噴口の面積を可変にし、二酸化炭素の噴出形態と噴出距離とを可変にしている。図中、68,69は軸筒部53,54に取り付けたOリングである。
前記凹孔70に、前記ボンベ受18と略同形の亜鉛ダイカスト製のカムホルダ71が固定され、該ホルダ71の外側に肉厚のカムプレ−ト72と、若干薄厚の第1のカム73とが一体成形されて突出している。
前記第1のカム73は、ジョイントブロック29およびこれに固定したカムホルダ71を介して、外筒14の折り曲げ作動と同動可能にされ、かつ外筒14の折り曲げ時にガスボンベ22の底部22aと係合し、該ガスボンベ22をジョイントブロック30方向へ移動可能にしている。
図中、74は後述するカムの回動軌跡に臨ませて形成した一対の切欠部で、後述するカムを回動可能に収容している。
前記ボンベ受78の開口縁部に凹状湾曲部78aが形成され、該湾曲部78aをガスボンベ22の半球面状の底部22aに係合可能にしている。
前記一対の第2のカム79は前記カム挿通孔76に挿入され、該カム79,79の間にカムプレ−ト72が摺接可能に介挿され、これらをピン80を介して回動可能に連結している。
前記一対の第2のカム79は、接合継手75およびこれに固定したボンベ受78を介して、外筒15の折り曲げ作動と同動可能にされ、かつ外筒15の折り曲げ時にプッシュロッド43の端部と係合し、該プッシュロッド43をジョイントブロック29方向へ移動可能にしている。
図中、85は前記カム73の回動軌跡に臨ませてボンベ受78に形成した切欠部で、カム73を回動可能に収容している。
前記カム73,79は消火器の使用前は、図9のように外筒14,15内に一定の交角で収容され、カム73はガスボンベ22の底部22aの直下に係合可能に配置され、カム79はプッシュロッド43の先端部の直下に係合可能に配置されている。
そして、前記接合リング88の取り外し時、すなわち消火器の使用時、前記幅広部88aを中心に前記交角θ分、消火筒12,13を内側に折り曲げ可能にしている。
そして、消火器の使用時、剥離片90を引き剥がし、接合リング88を細幅部で切断して外筒14,15を離間させ、幅広部88aを接合片89を介して斜切部14aの周縁に残置させ、使用時における指の挟み込みを防止可能にしている。
前記保護板91a, 91bはボンベ受18とカムホルダ71との間に掛け渡され、保護板92a, 92bはボンベ受19とカムホルダ78との間に掛け渡され、それらの間に配置したガスボンベ20〜22等を防護し、かつそれらの組み付けの簡便化を図るようにしている。
93,94は外筒14,15の内面に管軸方向に突設した係止突起で、前記保護板91a, 91b、92a,92bの端縁と係合可能に配置され、その円周方向の移動を防止可能にしている。
前記ライトボックス95からランプ96に接続した導線98が引き出され、その他端がガイドシリンダ32,33に突設したスイッチ端子99,100に接続され、該端子99,100の接触動作によって給電回路を閉成し、前記ランプ96を点灯可能にしている。
すなわち、本発明のガスボンベの破封装置は、二本の消火筒12,13を折り曲げ可能に接続して構成され、これらを外筒14,15と、キャップ16,17と、ボンベ受18,19,78と、カムホルダ71と、接合継手75と、カム73,79と、ジョイントブロック29,30およびそのアセンブリと、ガスボンベ20〜22およびそのガス導管49,65,66と、保護板91a, 91b、92a,92bとで構成している。
前記キャップ16,17はアルミニウムによって外筒14,15と同径に成形し、この一方のキャップ17の底板17aにノズル67と通孔97を成形する。
カムホルダ71は、前記ボンベ受18,19,78と略同形にダイカス成形し、その外周部に屋根形の一対の係止部71bを成形する。
前記接合継手75は略円柱状にダイカスト成形し、その先端部に半球状部75を成形し、その表面にカム挿通孔76を成形する。
前記ジョイントブロック29,30は、長短二様の略円柱状にダイカスト成形し、その外周面に各一対の屋根形の係止部29a,30aを成形し、これらの内部にガイドシリンダ31,32を固定する。
また、前記ジョイントブロック30の内部にガイドシリンダ33を摺動可能に取り付け、該シリンダ33を常時はスプリング51の弾性を介して、ジョイントブロック30の一側端部側に付勢する。
また、他方の摺動孔37,39に両側に針管55,56を突設したスライドロッド52を摺動可能に嵌合し、常時はスプリング57,58の弾性を介して、プッシュロッド43の頭部をガイドシリンダ31の外側に付勢する。
次に、ジョイントブロック29の一側端部の凹孔70にカムホルダ71をビス止めし、該ホルダ71と一体のカムプレ−ト72を第2のカム79,79の間に挿入し、カムプレ−ト72と一体の第1のカム73を切欠部85に挿入し、その先端部をボンベ受78の内側に突出する。
そして、接合継手75の一側からピン80を差し込み、これをピン孔81〜83に挿通し、その先端のネジ部にナット84をねじ込み、これを緊締して、一対のカム79とカムプレ−ト72とを若干摩擦接触状態で回動可能に連結する。
すなわち、接合継手75を挟んで導孔48,63にガス導管49を接続し、導孔64,61にガス導管65を接続し、導孔62にガス導管49の一端を接続し、他端をノズル67に導通するキャップ17内面の連通孔に接続する。
前記ライトボックス95は内部にランプ96と乾電池(図示略)を収容し、該ボックス95から引き出した導線98をスイッチ端子99,100に接続する。
また、接合継手75を外筒15の接続側端部に嵌合し、かつ保護板92a,92bの端部間にボンベ受78の係止部78bを挿入したところで、ビス(図示略)を外筒15の外側から接合継手75にねじ込んで固定する。
同様に外筒15の他端部にキャップ17を嵌合し、かつ保護板92a,92bの端部間にボンベ受19の係止部19bを挿入し、ビス(図示略)を外筒15の外側からねじ込んで固定する。
また、消火筒12,13内に各ガスボンベ20〜22を直列に配置しているから、これらを並列に配置するものに比べて、外筒14,15ないし消火筒12,13の小形軽量化を図れる。
前記消火器6は消火器ホルダ1に保持されて梱包および設置される。
すなわち、消火器ホルダ1の上下各一対の係止ピン4,5の間に消火器6を押し込み、該ピン4,5の弾性によって消火器6を保持する。
また、消火器6を設置する場合は、消火器ホルダ1のホルダプレ−ト3を壁面2の所望位置に上下方向に取り付け、上下各一対の係止ピン4,5の間に消火器6を押し込み、該ピン4,5の弾性によって消火器6を保持し、その下端部を屈曲片11で支持する。
この後、取説ボ−ド7,8を左右に展開し、前記ボ−ド7,8の記載事項を視認可能にすれば設置が完了する。この状況は図1乃至図3のようである。
その際、折れ曲がりモ−メントの大きな長尺の消火筒13を下側に配置すれば、消火筒12の折れ曲がりが阻止され、前述と相俟って消火器6の不使用時の安全性が向上する。
なお、前述との反対に剥離片90を消火器6の表面に配置し、剥離片90の速やかな操作に対処することも可能である。
このような消火器6の不使用時には、前述のように消火筒13,12の直立ないし直線状態が保持され、その折れ曲がりを阻止されている。
この状況は図5,8のようで、カム73がガスボンベ22の底部22aの直下に避退し、また一対のカム79がプッシュロッド43の頭部の直下に避退して、前記底部22aまたはプッシュロッド43との係合を解除している。
また、スプリング51の弾性によって、ガイドシリンダ33がガスボンベ22側へ付勢され、更にスプリング57,58の弾性によって、スライドロッド52の一端がガイドシリンダ33に係合可能に近接配置され、各針管55,56の尖端が封板24,25から離間し、封板24,25は破封されていない。
なお、この場合はスイッチ端子99,100が離間し、給電回路が開成されているから、ランプ96は消灯している。
この後、消火筒12,13をピン80を中心に内側へ折り曲げ、斜切部14a,15aを係合させたところで、当該状態を保持する。
この結果、針管55がガスボンベ21の封板24に接近して突き刺さり、またガスボンベ22の封板25が針管56に接近して突き刺さり、更にプッシュロッド43の移動によって、針管45がガスボンベ20の封板23に接近して突き刺さる。
このため、消火筒13の先端部に設けたランプ96が点灯し、その照明が照射孔97から外部に照射され、火元周辺を照らすから、暗がりや停電下での消火操作を容易かつ安全に行なえ、また避難誘導灯としても機能し得る。
すなわち、封板23が破封されると、ガスボンベ20に充填した二酸化炭素が針管45に導かれて流出し、該針管45の通孔47から摺動孔35を経て導孔48に送り出され、ガス導管49を移動してガイドシリンダ33の導孔63に流入し、摺動孔39に導かれる
この後、前記混合した二酸化炭素は、導孔64からガス導管65を移動してガイドシリンダ32の導孔61に流入し、摺動孔37に導かれる。
この後、前記混合した二酸化炭素は、導孔62からガス導管66を移動してノズル67に導かれ、該ノズル67から火元に向かって噴射される。前記二酸化炭素の一部は、ノズル67から噴出後に断熱膨張してドライアイス化し、これが気体状の二酸化炭素と混合して火元に噴射される。
したがって、火元周辺の温度が下がるとともに、火元周辺に対する酸素の供給を遮断するから、消火作用が効率良く機能し速やかに消火する。
したがって、ノズル67の噴出後においても、二酸化炭素の全てがドライアイス化することはなく、噴口部周辺が凝結し目詰まりを起こす惧れがないから、安定した消化作用を得られる。
また、前記封板23〜25の破封を、消火筒12,13の折り曲げ操作によって行なっているから、従来のような電気点火式のスクイブを爆発させる構造のものに比べて、安全かつ簡便に操作できる。
その際、消火筒12,13の折り曲げ状態を保持することによって、ランプ96の点灯状態が維持されるため、消火後の避難誘導灯として使用し得る。
この後、使用済みのガスボンベ20〜22は、消火筒12,13の関係部材を取り外し、外筒14,15からジョントブロック29,30を取り出し、新規なガスボンベ20〜22に交換後に外筒14,15に組み込み、消火筒12,13の接続端部間に新規な接合リング88を取り付ければ、消火器6の使用が可能になる。
なお、使用済みのガスボンベ20〜22は、この後二酸化炭素を再充填することで、再利用する。
このうち、図19および図20は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態はキャップ17に3個のノズル101〜103を設け、これらのノズル101〜103に各ガスボンベ20〜22のガス導管49,65,66を接続し、各ガスボンベ20〜22の二酸化炭素を独自に噴出させ、消火の確実性を確保するとともに、ノズル101〜103の増加分、二酸化炭素の噴出域を増加し、消火効率を向上するようにしている。
この場合、外筒15はガスボンベ21,22の除去分、短小に構成し得るが、火元からの輻射熱の影響や、折り曲げ操作性や噴出作用を考慮して、外筒14と略同長に構成している。
この実施形態は、消火筒12,13の折り曲げを介して、ガスボンベ20の二酸化炭素を容器105に導き、簡便かつ速やかに粉末消火薬剤104をノズル67から噴出させるようにしたものである。
13 第2の筒体(消火筒)
20〜22 ガスボンベ
23〜25 シ−ル板(封止板)
29〜30 ジョイントブロック
31〜33 ガイドシリンダ
43 スライダ(プッシュロッド)
45,55,56 針管
52 スライダ
67 ノズル
73 第1のカム
79 第2のカム
88 接合リング
89 接合片
90 剥離片
91a,91b 保護板
92a,92b 保護板
94 係止突起
95 灯具(ライトボックス)
99,100 スイッチ端子
101〜103 ノズル
104 粉末消火薬剤
105 容器
Claims (11)
- ガスボンベの開口部を封止したシ−ル板の外側に針管を配置し、前記ガスボンベと針管の何れか一方または双方を移動可能に設け、前記針管を介してシ−ル板を破封し、ガスボンベの充填ガスを針管から噴出可能にしたガスボンベの破封装置において、握持可能な第1および第2の筒体を同軸上に接合し、かつその接合部を中心に所定角度折り曲げ可能に連結するとともに、前記第1および第2の筒体の少なくとも一方にガスボンベを収容可能に設け、前記接合部に第1および第2の筒体のそれぞれに対して同動可能な第1および第2のカムを少なくとも1つ設け、該第1および第2のカムの少なくとも1つを前記第1ないし第2の筒体内に突出配置し、前記カムの先端部をガスボンベの端部または針管と同動可能なスライダに係合可能に配置したことを特徴とするガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体にノズルを設け、該ノズルにガス導管の一端を連通し、該導管の他端を前記針管に連通させた請求項1記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1および第2の筒体の少なくとも一方の内部にジョイントブロックを固定し、該ブロックに前記ガスボンベの開口部を取り付け可能なガイドシリンダを設け、該ガイドシリンダに針管を突設したスライダを摺動可能に嵌合した請求項1記載のガスボンベの破封装置。
- 前記ジョイントブロックに二つのガイドシリンダを離間して配置し、該ガイドシリンダの少なくとも一方を摺動可能に嵌合し、前記ガイドシリンダの両端部にガスボンベの開口部を取り付け、これら二つのガスボンベを近接移動可能にした請求項3記載のガスボンベの破封装置。
- 前記カムの先端部を前記一方のガスボンベに係合可能に配置し、該一方のガスボンベを他方のガスボンベに近接移動し、各針管を介し前記二つのガスボンベのシ−ル板を略同時に破封可能にした請求項4記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体に単一のノズルを設け、該ノズルに連通するガス導管に、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベを直列に接続した請求項2記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体に複数のノズルを設け、各ノズルに、前記第1および第2の筒体に収容した複数のガスボンベに連通するガス導管を個別に接続した請求項2記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体のノズル側の先端部に灯具を設けるとともに、前記二つのガイドシリンダに前記灯具に導通可能なスイッチ端子を設け、前記ガイドシリンダの近接移動を介して、前記スイッチ端子を通電可能にした請求項4記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1の筒体と第2の筒体との接合部に接合リングを剥離可能に介挿し、該接合リングに接合片と剥離片とを突設し、該接合片を前記一方の筒体の周面に取り付け、前記剥離片を他方の筒体の周面に係合可能に取り付けた請求項1記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体のノズル側の先端部内に粉末消火薬剤を収容可能な容器を配置し、該容器を前記ノズルに連通可能に設けるとともに、前記各ガス導管を前記容器に連通可能に設けた請求項6または請求項7記載のガスボンベの破封装置。
- 前記第1または第2の筒体の内部に複数の係止突起を突設し、該係止突起の間に一対の保護板を係合かつ径方向に対向配置し、該保護板の間に前記ガスボンベを収容可能にした請求項1記載のガスボンベの破封装置。
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