JP4679076B2 - 像ブレ補正カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、脈に影響される像ブレを補正する機能を備えるカメラに関する。
従来使用されているカメラは、撮影者の手に支えられた状態で撮影される。被写体を鮮明に撮影するためには、カメラのシャッタ開放中あるいは撮像素子が受光している間はカメラを固定する必要がある。一方、撮影者の技量や長時間カメラを保持していることにより撮影時に手ブレが生じることがあり被写体を鮮明に撮影することが難しい場合がある。このような手ブレによる像ブレを角速度センサにより検出し、像ブレを減少させる方向に補正レンズを移動させることにより像ブレを補正する機能を搭載したカメラが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、手ブレの中で脈拍によって生じるものは全体のブレも大きくなる為、補正の精度が低くなってしまう問題があった。また撮影者の身体状態によって手ブレの周波数は幅を有し、補正の精度が撮影者の身体状態により左右される問題があった。
特許第2706973号公報
したがって、本発明では手ブレに対する補正の精度を改善する機能を備えたカメラを提供することを目的とする。
本発明の像ブレ補正機能付きカメラは、撮影者の脈波を検出する脈波検出手段と、撮影動作を開始するときが前記脈波検出手段により検出される脈波に基づいて周期的に検出される脈ブレと脈ブレの間にあると判断する場合に撮影動作を実行し脈ブレが発生しているときであると判断する場合には脈ブレの終了したときに撮影動作を実行する撮影制御手段とを備えることを特徴としている。
脈波検出手段がカメラ本体の前面、底面、背面、あるいは側面の少なくとも1以上の面に設けられることが好ましい。
また本発明の像ブレ補正機能付きカメラは、撮影光学系の光軸のブレを検出するブレ検出手段と、ブレ検出手段により検出されるブレ信号に含まれる高周波数のノイズを除去するためのカットオフ周波数の異なる複数のローパスフィルタと、撮影者の脈波を検出する脈波検出手段と、脈波検出手段により検出される脈波から算出される脈拍数に基づいて一つのローパスフィルタを選択するローパスフィルタ選択手段と、ローパスフィルタによりノイズが除去されたブレ信号に基づいてブレ量を演算するブレ量演算手段と、ブレ量演算手段により演算されるブレ量に基づいて、光軸のブレに起因する被写体像のブレを無くすべく光軸のブレに追従して駆動される像ブレ補正手段とを備えることを特徴としている。
像ブレ補正手段が撮影光学系と被写体像結像部の間に設けられる補正光学系の駆動によるもの、あるいは被写体像結像部の駆動によるものであることが好ましい。
複数のローパスフィルタが、30Hz以上の周波数のノイズを除去する第1のフィルタ、20Hz以上の周波数のノイズを除去する第2のフィルタ、および10Hz以上の周波数のノイズを除去する第3のフィルタであることが好ましい。
本発明によれば脈拍に影響される手ブレに対する補正を正確にすることが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態を適用した像ブレ補正機能付きカメラの電気的構成を示す図である。
カメラには、CPU20、脈波センサ21、測光スイッチ22、レリーズスイッチ23、およびシャッタ駆動回路24が設けられる。
シャッタボタン(図示せず)は2段階のスイッチになっており、半押しで測光スイッチ22がONとなり、全押しでレリーズスイッチ23がONとなる。これらのスイッチ22、23はCPU20に接続されている。シャッタ駆動回路24はCPU20に接続されており、シャッタ機構(図示せず)を駆動する信号を出力するように構成されている。脈波センサ21はCPU20に接続される。
レリーズスイッチ23がONとなると、レリーズスイッチ23のON信号がCPU20に送られる。これによりCPU20では撮影実行信号の生成が可能となる。この撮影実行信号に基づきシャッタ駆動回路24からシャッタ機構を駆動する信号が出力される。シャッタ機構を駆動する信号に基づきシャッタ動作が行われる。
脈波センサ21は、図2〜5に示すように撮影者が撮影時にカメラ本体10に触れる場所となる前面の左右側辺部11、12、背面13、14、底面15、あるいは右側面16のいずれかの一以上の部分に設けられる。
脈波センサ21には光電式脈波センサあるいは圧電式脈波センサが用いられる。撮影者がカメラを支持するときに撮影者の指先あるいは鼻が脈波センサ21に接する、あるいは近接することとなる。こうして撮影者の指先あるいは鼻から、脈波が脈波センサ21により検出され、脈波信号がCPU20に送られる。CPU20において脈波信号に基づいて撮影動作を実行するか否かの判断が行われる。CPU20が撮影動作を実行すると判断する場合に撮影実行信号が生成される。
図6のフローチャートを参照して、CPU20における脈波に基づいた撮影動作の制御について説明する。ステップS100においてレリーズスイッチ23の状態がチェックされる。レリーズスイッチ23がOFFである間はステップS100が繰返し実行され、レリーズスイッチ23がONであることが確認されたらステップS102に進む。
ステップS102では検出される脈波信号が読込まれる。次いでステップS104において、検出された脈波に基づいてステップS104の実行開始時が周期的に生ずる脈ブレが発生している時であるか脈ブレと次の脈ブレの間の時であるかが判断される。脈ブレとは脈拍の影響により生じる像のブレを意味する。脈ブレが発生している時であると確認されたらステップS102へ戻る。すなわち、ステップS102、S104の処理は撮影者の脈ブレが検出されなくなるまで繰返し実行される。
ステップS104において、脈ブレが発生しておらず脈ブレと次の脈ブレの間にあると確認されたらステップS106に進む。次いでステップS106において撮影動作が実行される。このようにして一連の撮影動作が終了する。
次に脈波の波形から脈ブレの発生していることを判断する方法を説明する。図7は実際の脈波の波形30と脈波センサ21により検出された脈波の波形40を示す図である。波形30には山部31と谷部32が交互に繰返される。すなわち心臓の収縮により血液が送り出されるとき、谷部32から脈波曲線は急上昇する領域となり、心臓の収縮が終わった後は血液が惰性で流れ脈波曲線は上昇の緩やかな領域となる(符号S)。山部31を越えると緩やかに下降する領域となり、再び心臓の収縮により血液が送り出され脈波曲線は急上昇する領域となる。
脈ブレは脈波曲線が急上昇している領域33において発生する。領域33は脈波曲線において谷部32からその傾きが減少に転じるまでの間である。よって、撮影動作を開始するときが領域33にある場合には脈ブレが発生していると判断され、領域33の範囲外にある場合には脈ブレは発生していないと判断される。
本実施形態では、脈波曲線の上昇領域において第1の閾値P1を越えると下位レベル41から高位レベル42に切替わり、脈波曲線の下降領域において第2の閾値P2を越えると高位レベル42から下位レベル41に切替わるパルス状の変化を出力する脈波センサ21を用いる。この場合には領域33を含む下位レベル41にあるときに脈ブレが発生していると判断される。
第1の閾値P1および第2の閾値P2は、領域33を下位レベル41に確実に含ませるために領域33の前後に余裕を持たせることを考慮して、実験により決定される。
脈波センサ21の出力は、言わば、CPU20による撮影動作実行のイネーブル信号に対応しており、脈波センサ21の出力が下位レベル41である間は、レリーズスイッチ23がオンされていても、撮影動作は実行されず、脈波センサ21の出力が高位レベル42になったときに撮影動作が実行される。このようにシャッタボタンを全押しにしたときに撮影者の脈ブレが生じている場合には、その後脈ブレが鎮まるときに撮影動作が実行される。または脈ブレが生じていない場合には、シャッタボタンを全押しにしたときに撮影動作が実行される。こうして、写真撮影において脈ブレの影響を減少させることが可能となる。
図8に本発明の第2の実施形態を示す。カメラには撮像素子駆動回路50と撮像素子51とA/Dコンバータ52とが備えられる。撮像素子駆動回路50はCPU20と撮像素子51とに接続される。A/Dコンバータ52はCPU20と撮像素子51とに接続される。その他の構成は第1の実施形態と同様である。ただし、この場合シャッタ駆動回路24を備えない構成であってもよい。
本実施形態においては、CPU20からの撮影実行信号が撮像素子駆動回路50に送られる。これにより撮像素子51は撮像素子駆動回路50により駆動され、撮像素子51では被写体の画像信号が発生する。所定の時間経過後に撮像素子51の受光が終了され、画像信号がA/Dコンバータ52でデジタル信号に変換されCPU20に送られる。このようにして撮影動作が行われる。
次に本発明の第3の実施形態を図面を参照して説明する。
図9は本実施形態を適用した像ブレ補正機能付きカメラの構成を示す図である。
カメラ10には、CPU20、脈波センサ21、測光スイッチ22、レリーズスイッチ23、ジャイロセンサ60、ローパスフィルタ切替えスイッチ61、ローパスフィルタ回路62、像ブレ駆動回路63、および像ブレ補正機構64、および被写体像結像部65が設けられる。被写体像結像部65はフィルムあるいは撮像素子である。
シャッタボタンが半押しされると測光スイッチ22がONとなり、測光スイッチ22のON信号がCPU20に送られる。このとき測光、測距、ホワイトバランス等の撮影準備処理が行われる。この後、CPU20において後述のローパスフィルタ回路62の選択が行われる。
CPU20にはタイマ25およびメモリ26が接続される。撮影準備処理が行われるとタイマ25がONとなりローパスフィルタ回路62を選択するための処理を開始してから経過した時間を測定する。メモリ26には制限時間に相当するデータが予め格納されている。CPU20は制限時間までに選択の処理が完了されない場合は後述するように選択の処理を中止する。
ジャイロセンサ60は切替えスイッチ61に接続される。ローパスフィルタ回路62にはカットオフ周波数の異なる30Hzローパスフィルタ回路62a、20Hzローパスフィルタ回路62b、および10Hzローパスフィルタ回路62cがそれぞれ並列に設けられる。切替えスイッチ61はフィルタ回路62a、62b、62cとにそれぞれ接続される。切替えスイッチ61を切り替えることにより、ジャイロセンサ60で検出された信号を通過させるフィルタとしてフィルタ回路62a、62b、62cの何れか一つが選択されるように構成される。
切替えスイッチ60はCPU20に接続される。CPU20から送られる選択信号によりフィルタ回路62a、62b、62cが選択されるように構成される。ローパスフィルタ回路62a、62b、62cはそれぞれ像ブレ駆動回路63に接続される。像ブレ駆動回路63は像ブレ補正機構64と接続される。
ジャイロセンサ60はカメラの縦方向あるいは横方向の回転運動の角速度を検出するもので、手ブレ等の角速度に応じた電圧であるブレ信号が切替えスイッチ61に出力される。このようにして、検出される角速度によりカメラにおける撮影光学系の光軸のブレが検出される。一方で、ブレ信号は手ブレとは無関係の高周波のノイズが混入する場合がある。よって正確な像ブレ補正を行うために、ブレ信号をローパスフィルタ回路62に通過させて、ブレ信号から高周波数のノイズが除去される。
脈波センサ21は、図2〜5に示すように撮影者が撮影時にカメラ本体10に触れる場所となる前面の左右側辺部11、12、背面13、14、底面15、あるいは右側面16のいずれかの一以上の部分に設けられる。
脈波センサ21には光電式脈波センサあるいは圧電式脈波センサが用いられる。撮影者がカメラを支持するときに撮影者の指先あるいは鼻が脈波センサ21に接する、あるいは近接することとなる。こうして撮影者の指先あるいは鼻から、脈波が脈波センサ21により検出され、脈波信号がCPU20に送られる。
CPU20において脈波信号から算出される脈拍数に基づき、選択するフィルタに応じた選択信号が生成される。切替えスイッチ61において選択信号に応じてフィルタ回路62a、62b、62cの切替えが行われる。
像ブレ駆動回路63は、フィルタ回路62を通過したブレ信号に基づいて駆動信号を生成する。像ブレ補正機構64は駆動信号に基づいて被写体像結像部65上の像ブレを補正するように駆動させられる。像ブレ補正機構64は撮影光学系と被写体像結像部65の間に設けられる公知の補正光学系である。すなわち、補正光学系には撮影光学系の一部を構成する補正レンズ(図示せず)が備えられ、補正レンズは駆動可能に構成される。
像ブレ駆動回路63ではジャイロセンサ60により検出された角速度の積分処理が行われ、ブレ量が演算される。このブレ量と現在の補正レンズの位置から像ブレを補正するための補正レンズの駆動量が演算される。像ブレ補正機構64においては、演算された駆動量に基づき補正レンズが光軸のブレに追従して駆動され、被写体像結像部65上で撮影光学系の光軸のブレが補正される。
図10のフローチャートを参照して、CPU20におけるローパスフィルタの選択について説明する。ステップS200において、測光スイッチ22の状態がチェックされる。測光スイッチ22がOFFである間はステップS200が繰返し実行され、測光スイッチ22がONであることが確認されたら、ステップS201においてタイマ25をリセットさせた後、ステップS202に進む。
ステップS202では測光、測距、およびホワイトバランス等の撮影準備処理が行われる。次にステップS203においてタイマ25をスタートさせて、ステップS204に進み、脈波センサ21で検出された脈波に基づいて脈拍数が算出される。
次にステップS205では脈拍数が200回/分を超えているか確認される。脈拍数が200回/分を超えていると確認されるとステップS206へ進む。ステップS206ではCPU20から切替えスイッチ61に30Hzローパスフィルタ回路62aを選択する信号が送られる。
ステップS205で脈拍数が200回/分を超えていない場合ステップS207へ進む。ステップS207では脈拍数が130回/分を超えているか確認される。脈拍数が130回/分を超えていると確認されるとステップS208へ進む。ステップS208ではCPU20から切替えスイッチ61に20Hzローパスフィルタ回路62bを選択する信号が送られる。
ステップS207で脈拍数が130回/分を超えていない場合ステップS2209へ進み、脈拍数が60回/分を超えているか確認される。脈拍数が60回/分を超えていると確認されるとステップS210へ進む。ステップS210ではCPU20から切替えスイッチ61に10Hzローパスフィルタ回路62cを選択する信号が送られる。ステップS209で脈拍数が60回/分を超えていない場合ステップS211へ進む。
ステップS211において、タイマ25がタイムアウトしているか否か、すなわちタイマ25のスタートからメモリ26に格納されたデータに相当する制限時間が経過しているか否か判別される。制限時間経過していないと判断されるとステップS204に戻り、ステップS204、S205、S207,S209の処理が繰り返し実行される。ステップS211において、制限時間経過していると判断されると、ステップS200に戻る。すなわち、撮影者の脈拍数が60回/分未満の場合は、脈拍数検出エラーとし、脈拍数の演算処理を停止する。
ステップS206、ステップS208、ステップS210においていずれかのローパスフィルタ回路を選択する信号を出力した後、選択の処理は終了する。
次に本実施形態の機能について説明する。ジャイロセンサ60の検出したブレ信号に混入する高周波のノイズはローパスフィルタ回路62を通過させることにより除去される。したがってノイズの影響が像ブレ補正に現れることを防ぐことが出来る。カットオフ周波数は手ブレに含まれる最も高いブレの周波数より高域に設定することが望ましい。一方でノイズを可能な限り除去する為にはカットオフ周波数を手ブレに含まれる高周波成分の周波数に近づけるほど良好となる。
一方で手ブレの周波数は撮影者の身体状況によりある程度の幅を有する。脈拍数が高い場合には手ブレに高周波成分が含まれており、脈拍数が低くなるにつれ手ブレの高周波成分は減少する。したがって脈拍数に応じたカットオフ周波数のローパスフィルタを選択することによって、従来より正確な像ブレ補正が可能となる。
通常の人間の脈拍数の変化範囲は60〜200回/分である。一方で手ブレ周波数の変化範囲は10Hz〜30Hzである。撮影者の身体状態が非常に安静であり脈拍数が低いとき、例えば、60回/分以上130回/分未満であるときには10Hz以上の周波数の手ブレはほとんど生じないと考えられる。本実施形態において、撮影者の脈拍数はカメラに備えられた脈波センサ21により検出される脈波に基づいて演算される。よって、撮影者の脈拍数が60回/分以上130回/分未満である場合には10Hzローパスカットフィルタ回路62cが選択される。
同様に撮影者の脈拍数が130回/分以上200回/分未満である場合には20Hzローパスカットフィルタ回路62bが選択され、脈拍数が200回/分以上である場合には30Hzローパスカットフィルタ回路62aが選択される。このように撮影者の撮影時の脈拍数に応じてカットオフ周波数が変わる為、像ブレ補正をより正確に行うことが可能となる。
なお、本実施形態において像ブレ補正機構64が被写体像結像部65を駆動するように構成してもよい。他の構成は本実施形態と同様とする。すなわち像ブレ駆動回路63で演算されたブレ量と現在の被写体像結像部65の位置から像ブレを補正するための被写体像結像部65の駆動量が演算される。演算された駆動量に基づき被写体結像部65が光軸のブレに追従して駆動され、被写体像結像部65上で撮影光学系の光軸のブレが補正される。
なお、本実施形態においてジャイロセンサ60を適用したが、他の角速度センサあるいは角加速度センサを用いる構成にしてもよい。また、脈波センサ21に光電式脈波センサを適用したが、圧電式脈波センサを用いる構成にしてもよい。
本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの斜視図である。 本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの背面図である。 本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの底面図である。 本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの右側面図である。 本発明の第1の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの撮影動作開始から撮影動作実行までの処理手順を示すフローチャートである。 脈波の波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態である像ブレ補正機能付きカメラにおけるローパスフィルタ選択の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 カメラ本体
20 CPU
21 脈波センサ
22 測光スイッチ
23 レリーズスイッチ
24 シャッタ駆動回路
60 ジャイロセンサ
61 ローパスフィルタ切替えスイッチ
62 ローパスフィルタ回路
63 像ブレ駆動回路
64 像ブレ補正機構

Claims (6)

  1. 撮影光学系の光軸のブレを検出するブレ検出手段と、
    前記ブレ検出手段により検出されるブレ信号に含まれる高周波数のノイズを除去するための、カットオフ周波数の異なる複数のローパスフィルタと、
    撮影者の脈波を検出する脈波検出手段と、
    前記脈波検出手段により検出される脈波から算出される脈拍数が高くなるほどカットオフ周波数の高い前記ローパスフィルタを選択するローパスフィルタ選択手段と、
    前記ローパスフィルタによりノイズが除去されたブレ信号に基づいてブレ量を演算するブレ量演算手段と、
    前記ブレ量演算手段により演算されるブレ量に基づいて、前記光軸のブレに起因する被写体像のブレを無くすべく前記光軸のブレに追従して駆動される像ブレ補正手段と
    を備えた像ブレ補正機能付きカメラ。
  2. 前記像ブレ補正手段が、被写体像結像部の駆動による請求項1に記載の像ブレ補正機能付きカメラ。
  3. 前記像ブレ補正手段が、前記撮影光学系と被写体像結像部の間に設けられる補正光学系の駆動による請求項1に記載の像ブレ補正機能付きカメラ。
  4. 複数の前記ローパスフィルタが、30Hz以上の周波数のノイズを除去する第1のフィルタ、20Hz以上の周波数のノイズを除去する第2のフィルタ、および10Hz以上の周波数のノイズを除去する第3のフィルタである請求項1に記載の像ブレ補正機能付きカメラ。
  5. 前記脈波検出手段を、前記カメラ本体の前面、底面、裏面、あるいは側面の少なくとも1以上の面に備えた請求項1に記載の像ブレ補正機能付きカメラ。
  6. 前記脈波検出手段により検出される脈波に基づいて周期的に検出される脈ブレと脈ブレの間に、撮影動作を開始するときがあると判断する場合に撮影動作を実行し、脈ブレが発生していると判断する場合には脈ブレの終了したときに撮影動作を実行する撮影制御手段とを備えた請求項1に記載の像ブレ補正機能付きカメラ。
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