JP4678843B2 - 撮像装置、及びその制御方法 - Google Patents
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Description
前記画像信号を用いてオートフォーカス処理を行うオートフォーカス手段と、
第1の信号と第2の信号を出力するための操作部材と、
前記画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出する顔検出手段と、
前記画像信号をフォーマット変換してメモリに記録する記録手段とを有し、
前記顔検出手段は、前記操作部材により前記第1の信号が出力される前に前記顔領域の検出を行うものであり、前記顔領域の検出に失敗した場合及び検出した前記顔領域のサイズが所定サイズ以上でない場合のいずれかの場合には、前記出力手段が前記複数の光電変換素子からの電荷の読み出し方法を前記画像よりも高い解像度の画像の画像信号を得るための読み出し方法に切り替えて電荷を読み出して画像信号を出力してから、該画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出し、
前記オートフォーカス手段は、前記第1の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号を用いて、前記第1の信号が出力される前に前記顔検出手段により検出された顔領域の位置に対してオートフォーカス処理を行い、
前記記録手段は、前記オートフォーカス処理が行われてから、前記操作部材により前記第2の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号をフォーマット変換して前記メモリに記録する
ことを特徴とする。
本実施形態では、撮像装置としてディジタルカメラを用いた場合について説明する。図1は、本実施形態に係るディジタルカメラの機能構成を示すブロック図である。
図6は、処理例1の処理のフローチャートである。先ず、垂直CCD302、水平CCD303によって、各光電変換素子301に溜まった電荷を、上記間引き読み出し、加算読み出し等による高速読み出しでもって読み出し、A/D変換部104にアナログ画像信号として出力する(ステップS602)。
図7は、処理例2の処理のフローチャートである。先ず、本ディジタルカメラの操作者は、予め操作部101を用いて光電変換素子301からの電荷の読み出しモードを選択設定することができる。ここでは、上記間引き読み出し、加算読み出し等による高速読み出しモード、全画素読み出しモードの何れかを選択設定することができる。従って、先ず、制御部102は、何れの設定がなされているのかをチェックする(ステップS700)。その結果、高速読み出しモードが設定されている場合には処理をステップS701に進める。
例えば、処理例2が1順目である場合は、ステップS701にて高速読み出しモードを設定する。そして、制御部102が信号SW1なる信号の通知を受けずに、処理例2が2順目以降に突入した場合には、直前のステップS706、S718での顔検出結果に応じて電荷の読み出しモードを選択設定する。具体的には、直前のステップS706、S718にて得られた人の顔の領域の大きさが所定値以上であれば、顔の検出は容易であると判断し、ステップS701では高速読み出しモードを設定する。直前のステップS706、S718にて得られた人の顔の領域の大きさが所定値未満であれば、顔の検出は困難であると判断し、ステップS701では全画素読み出しモードを設定する。直前のステップS706、S718で顔検出に失敗した場合も、顔の検出は困難であると判断し、ステップS701では全画素読み出しモードを設定する。
図10は、処理例3の処理のフローチャートである。先ず、垂直CCD302、水平CCD303によって、各光電変換素子301に溜まった電荷を、上記間引き読み出し、加算読み出し等による高速読み出しでもって読み出し、A/D変換部104にアナログ画像信号として出力する(ステップS1102)。ここで、ステップS1102における読み出しを第1の高速読み出しと呼称する。
図8は、本実施形態に係るディジタルカメラの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において、図1と同じ部分については同じ番号を付けており、その説明は省略する。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
Claims (3)
- 複数の光電変換素子に蓄積された電荷を読み出して画像信号を出力する出力手段と、
前記画像信号を用いてオートフォーカス処理を行うオートフォーカス手段と、
第1の信号と第2の信号を出力するための操作部材と、
前記画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出する顔検出手段と、
前記画像信号をフォーマット変換してメモリに記録する記録手段とを有し、
前記顔検出手段は、前記操作部材により前記第1の信号が出力される前に前記顔領域の検出を行うものであり、前記顔領域の検出に失敗した場合及び検出した前記顔領域のサイズが所定サイズ以上でない場合のいずれかの場合には、前記出力手段が前記複数の光電変換素子からの電荷の読み出し方法を前記画像よりも高い解像度の画像の画像信号を得るための読み出し方法に切り替えて電荷を読み出して画像信号を出力してから、該画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出し、
前記オートフォーカス手段は、前記第1の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号を用いて、前記第1の信号が出力される前に前記顔検出手段により検出された顔領域の位置に対してオートフォーカス処理を行い、
前記記録手段は、前記オートフォーカス処理が行われてから、前記操作部材により前記第2の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号をフォーマット変換して前記メモリに記録する
ことを特徴とする撮像装置。 - 更に、
前記画像信号に対して第1の画像処理を行う第1の画像処理手段と、
前記画像信号に対して第2の画像処理を行う第2の画像処理手段とを有し、
前記顔検出手段は、前記第1の画像処理が施された画像信号から生成した画像における顔領域を検出し、
前記記録手段は、前記第2の画像処理が施された画像信号をフォーマット変換して前記メモリに記憶し、
前記第1の画像処理は前記第2の画像処理よりも簡易な画像処理であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 撮像装置の制御方法であって、
複数の光電変換素子に蓄積された電荷を読み出して画像信号を出力する出力工程と、
前記画像信号を用いてオートフォーカス処理を行うオートフォーカス工程と、
前記画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出する顔検出工程と、
前記画像信号をフォーマット変換してメモリに記録する記録工程とを有し、
前記顔検出工程では、前記撮像装置の操作部材により第1の信号が出力される前に前記顔領域の検出を行い、前記顔領域の検出に失敗した場合及び検出した前記顔領域のサイズが所定サイズ以上でない場合のいずれかの場合には、前記出力工程で前記複数の光電変換素子からの電荷の読み出し方法を前記画像よりも高い解像度の画像の画像信号を得るための読み出し方法に切り替えて電荷を読み出して画像信号を出力してから、該画像信号から生成した画像における人の顔領域を検出し、
前記オートフォーカス工程では、前記第1の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号を用いて、前記第1の信号が出力される前に前記顔検出工程により検出された顔領域の位置に対してオートフォーカス処理を行い、
前記記録工程では、前記オートフォーカス処理が行われてから、前記操作部材により第2の信号が出力された後に前記複数の光電変換素子で生成された画像信号をフォーマット変換して前記メモリに記録する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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