JP4678151B2 - 調光装置およびその製造方法ならびに撮像装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る調光装置の断面図であり、図1(b)、(c)は、この調光装置を構成する一対の基板の平面図を示す。
なお、上述した実施形態では、孔部21a、21bを貫通する状態で設けられた第1柱状電極22aと第2柱状電極22bとが、孔部21a、21bが設けられた第2基板12の上面から突出した状態で設けられることとしたが、図4(a)に示すように、第1柱状電極22aと第2柱状電極22bとが孔部21a、21bが設けられた第2基板12の上面よりも窪んだ状態で設けられていてもよい。この場合には、バンブ電極41a、41bが設けられた回路基板41と接続する場合に、バンブ電極41a、41bが挿入可能な大きさで、かつバンプ電極41a、41bと同一間隔となるように、第2基板12に孔部21a、21bを形成する。これにより、図4(b)に示すように、バンブ電極41a、41bを孔部21a、21b内に挿入し、孔部21a内部でバンプ電極41aと第1柱状電極22aとを接続するとともに、孔部21b内部でバンプ電極41bと第1柱状電極22bとを接続することが可能となる。このような構成によれば、調光装置に回路基板41を接続する際のバンブ電極41a、41bの位置合わせが容易であり、第1柱状電極22a、第2柱状電極22bと回路基板41とを確実に接続させることができる。
また、本実施形態では、第2基板12に貫通する状態で設けられる孔部21a、21bが、第2基板12の上面側から下面側にかけて断面同一形状となるように同一径で設けられる例について説明したが、本発明はこれに限定されず、図5に示すように、孔部21aまたは孔部21bの少なくとも一部は、対向する第1基板11側に向けて径が広がるようにテーパー形状に設けられていても良い。これにより、第2基板12に孔部21a、21bを形成した後、第2基板12上に第2電極14を形成する場合には、孔部21bのテーパー部を覆う状態で接続エリア14aが形成されるため、孔部21b内に導電性ペーストを充填して、第2柱状電極22bを形成する場合に、第2柱状電極22bと接続エリア14aとの接触面積を増大させることができる。
次に、複数の調光素子が重ねて設けられた調光装置について説明する。この調光装置は2つの調光素子が重ねて配置された構成とする。
本実施形態は、第2基板12に設けられた孔部21a、21bおよび第3基板31に設けられた孔部23a、23bの断面形状が全て同一径の円形状で設けられた例について説明したが、孔部21a、21bと、孔部23a、23bとが異なる径の円形状となるように設けられていてもよい。ここでは、図8(a)に示すように、例えば孔部23a、23bよりも孔部21a、21bが小さい径で設けられていることとし、重ねて設けられる孔部21aと孔部23a、孔部21bと孔部23bの中心は同軸上に配置されることとする。この場合には、第1柱状電極22aが孔部21aと孔部23aの形状に倣って、第1基板11側に向けて径が小さくなるような段差を有して形成される。これと同様に、第2柱状電極22bも孔部21bと孔部23bの形状に倣って、第1基板11側に向けて径が小さくなるような段差を有して形成される。このため、孔部21aが小さく設けられた分、第2基板12の上面の孔部21aの周囲に設けられた接続エリア13a’と第1柱状電極22aの段差部分とが接触される。したがって、図6(b)を用いて説明した第2実施形態と比較して、接続エリア13a’と第1柱状電極22aとの接触面積が増大し、第1柱状電極22aと第1電極13’(前記6(a)参照)とがより確実に接続される。
また、上記実施形態では、孔部21aと孔部23aの径の中心および孔部21bと孔部23bの中心がそれぞれ同軸上に配置されるように構成された例について説明した。しかし、図9(a)に示すように、孔部21aと孔部23aおよび孔部21bと孔部23bの径の中心が、基板の幅方向にずれていてもよい。ここでは、全ての孔部21a、21b、23a、23bは同一形状で設けられることとする。この場合には、孔部21a、21bが、孔部23a、23bに対して、径の中心を水平方向にずらして配置されることで、孔部21a、23aおよび孔部21b、23bの形状に倣い、それぞれを貫通する状態で設けられる第1柱状電極22aおよび第2柱状電極22bが段差を有して設けられる。このため、第2基板12の上面側に設けられた接続エリア13a’と第1柱状電極22aの段差部分とが接触されることから、図6(b)を用いて説明した第2実施形態と比較して、接続エリア13a’と第1柱状電極22aとの接触面積が増大する。したがって、第1柱状電極22aと第1電極13’(前記6(a)参照)とがより確実に接続される。
上述した第2実施形態では、第2基板12に孔部21a、21b、第3基板31に孔部23a、23bを設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されず、図10(a)に示すように、第1基板11にも孔部21a、23aと重なる位置に孔部25aが設けられるとともに、孔部21b、23bと重なる位置に孔部25bが設けられていてもよい。この場合には、孔部23a、21a、25aおよび孔部23b、21b、25bをそれぞれ貫通する状態で導電性ペーストを充填することで、第1柱状電極22aと第2柱状電極22bが形成される。これにより、対向配置される全ての基板を貫通する状態の孔部23a、21a、25aおよび孔部23b、21b、25bに導電性ペーストを充填することで、空気が逃げる部分を確保できるため、空気が混入することなく各孔部内に導電性ペーストが隙間なく充填される。これにより、第1柱状電極22aと第2柱状電極22bの電気的信頼性を向上させることができる。
図12(a)は、本発明の第3実施形態の調光装置3の断面図を示す。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の番号を付して説明する。
Claims (4)
- 第1および第2の基板と、
第1および第2の電極と、
第1および第2の柱状電極と、
調光素子と
を備え、
上記第2の基板が、第1および第2の孔部を有し、上記第1の基板に対向配置され、
上記第1および第2の電極が、上記第1および第2の基板の表面にそれぞれ設けられ、
上記第2の電極が、上記第2の孔部に対応する位置に孔部を有し、
上記第1の柱状電極が、上記第1の孔部を貫通するよう形成されるとともに、上記第1の電極と接続され、
上記第2の柱状電極が、上記第2の孔部および上記第2の電極に設けられた孔部を貫通するよう形成されるとともに、上記第2の電極に設けられた孔部の周縁と接続され、
上記調光素子が、上記第1の電極と上記第2の電極との間に調光層を挟持してなるものである
調光装置。 - 上記第2の孔部の少なくとも一部が、テーパー形状とされ、
上記第2の電極が、該テーパー形状に倣う形状を有し、
上記第2の柱状電極の少なくとも一部が、上記テーパー形状に対応するテーパー形状とされ、上記第2の電極に設けられた孔部の周縁および第2の電極における上記テーパー形状に倣う形状を有する部分と接続される
請求項1に記載の調光装置。 - 第1および第2の基板の表面に、第1および第2の電極をそれぞれ形成する工程と、
上記第2の基板を、上記第1の基板に対向配置し、上記第1の電極と上記第2の電極との間に調光層を挟持してなる調光素子を形成する工程と、
上記第2の基板に、第1および第2の孔部を形成するとともに、上記第2の電極における上記第2の孔部に対応する位置に、孔部を形成する工程と、
上記第1の孔部から導電性材料を埋め込むことにより、上記第1の電極と接続される第1の柱状電極を形成する工程と、
上記第2の孔部および上記第2の電極に設けられた孔部から導電性材料を埋め込むことにより、上記第2の電極に設けられた孔部の周縁と接続される第2の柱状電極を形成する工程と
を備える調光装置の製造方法。 - 第1および第2の基板と、
第1および第2の電極と、
第1および第2の柱状電極と、
調光素子と
を備え、
上記第2の基板が、第1および第2の孔部を有し、上記第1の基板に対向配置され、
上記第1および第2の電極が、上記第1および第2の基板の表面にそれぞれ設けられ、
上記第2の電極が、上記第2の孔部に対応する位置に孔部を有し、
上記第1の柱状電極が、上記第1の孔部を貫通するよう形成されるとともに、上記第1の電極と接続され、
上記第2の柱状電極が、上記第2の孔部および上記第2の電極に設けられた孔部を貫通するよう形成されるとともに、上記第2の電極に設けられた孔部の周縁と接続され、
上記調光素子が、上記第1の電極と上記第2の電極との間に調光層を挟持してなるものである
調光装置を撮像系の光路中に配置した撮像装置。
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