JP4676083B2 - 侵入防止装置及び侵入者の存在通知方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部からの侵入者を阻止する侵入防止装置、及び、この侵入防止装置によって検知した侵入者の存在を遠方に通知する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
外部からの侵入者を阻止する障害としては、塀、柵、或いは、有刺鉄線を使用した構造物や、爆発物が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、塀、柵、或いは、有刺鉄線を使用した構造物などは、全てその存在が明確であり、また構造なども知られているため容易に突破される。これに対して、爆発物は、侵入阻止効果は高いものの、侵入目的でない第三者に対しても重大な危害を及ぼす虞があり、周囲への影響も大きいので、使用することは危険である。
【0004】
また、従来は、これらの侵入防止装置で検知した侵入者の存在を遠方へ通知しようとすれば、侵入防止装置に遠距離通信が可能な送信装置を備える必要があり、装置が大型化して侵入者に発見されやすくなるばかりか高価なものになる。
【0005】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、侵入防止効果が高く、人体への危害度が低い侵入防止装置、及び、この侵入防止装置によって検知した侵入者の存在を遠方へ通知する低価格な方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の侵入防止装置は、電源及びこの電源によって発生させた電圧を昇圧する昇圧器を備えた高電圧発生装置を内蔵した装置本体と、この装置本体より放射状に展張される陽極線と陰極線とからなる1以上の電線対と、この電線対に設けられた複数の放電電極と、前記電線対を展張させるために電線対に設けられた固定手段と、電線対に作用する張力を検知する張力検知手段を備え、地面に対して固定するための杭を装置本体に取付け、この杭を中心として装置本体を回転自在に構成すると共に、張力検知手段での所定の張力の検知により高電圧発生装置が電線対に電圧を与えるようにしている。そして、このようにすることで、侵入防止が効果的に行なえるようになる。また、この侵入防止装置に外部に送信する送信装置を備えさせ、この侵入防止装置からの送信を、その送信距離内に設置した中継局で受信したり、侵入防止装置が発生した放電による磁場の乱れや電解の乱れ又は音響や発光を、その感知距離内に設置した中継局で感知した後、中継局は中継局の位置情報を加えて遠方に送信するようにすれば侵入者の存在の遠方への通知が容易に行えるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】
第1の本発明の侵入防止装置は、電源及びこの電源によって発生させた電圧を昇圧する昇圧器を備えた高電圧発生装置を内蔵した装置本体と、この装置本体より放射状に展張される陽極線と陰極線とからなる1以上の電線対と、この電線対に設けられた複数の放電電極と、前記電線対を展張させるために電線対に設けられた固定手段と、電線対に作用する張力を検知する張力検知手段を備え、地面に対して固定するための杭を装置本体に取付け、この杭を中心として装置本体を回転自在に構成すると共に、張力検知手段での所定の張力の検知により高電圧発生装置が電線対に電圧を与えるようにし、必要に応じて、表面を薄い絶縁体で包んだ放電電極として、侵入者の放電電極への接触によってこの絶縁体が裂けて露出するようにしたことを要旨とするものである。
【0011】
のようにすれば、装置の設置作業、特に放電電極付電線対の展張が1名で容易に実施可能となる。この際、電線対は地面から浮いた状態で展張されるので、侵入者の脚などに放電電極が接触しやすくなる。また、電線対に所定の張力が作用した時に高電圧を発生する構成のため、設置中の電力の消費がない。さらに、必ず侵入者が接触した放電電極から放電することになる。
【0012】
この第の本発明の侵入防止装置において、装置本体の周囲に、電線対を収納するための螺旋状の溝を設けた場合には、放電電極として、陽極線に電気的に接続された1以上の導体棒と陰極線に電気的に接続された1以上の導体棒とを、絶縁材を用いて組み合わせたり、陽極線に電気的に接続された1以上の鈎型電極と、陰極線に電気的に接続された1以上の鈎型電極とを、絶縁材を用いて組み合わせたものを陽極線と陰極線の夫々に同一方向に向くように取り付けたような、侵入者にからみつき易いものを使用しても、放電電極同士が絡まることが無く、容易に電線対を引き出して展張することができる。
【0013】
また、第の本発明の侵入防止装置において、電線対に所定の張力が作用した時に、杭を回転軸として装置本体を電線巻き込み方向に回転させる回転機構を設けた場合には、電線対に接触した侵入者に放電電極が引っかかり易くなる。特に前記したような構成の放電電極や、陽極線に電気的に接続された1以上の導体板と、陰極線に電気的に接続された1以上の導体板とを、表面が絶縁加工されたばね鋼に取り付けた構成の侵入者にからみつき易い放電電極を使用した場合にその効果はさらに大きくなる。
【0014】
また、第の本発明の侵入防止装置は、電源及びこの電源によって発生させた電圧を昇圧する昇圧器を備えた高電圧発生装置を内蔵した装置本体と、この装置本体の前記高電圧発生装置に接続された陽極線と陰極線とからなる1以上の電線対と、この電線対の陽極線と陰極線の先端に取り付けられ絶縁体で一体化された放電電極と、この放電電極を投射する手段と、侵入者を検知するためのわな線と、このわな線を展張させるためにわな線に設けられた固定手段と、わな線に作用する張力を検知する張力検知手段を備え、わな線への所定の張力の作用により前記放電電極を投射させ、高電圧発生装置が電線対に電圧を与えるようにし、必要に応じて、装置本体に地面に対して固定するための杭を取付け、この杭を中心として装置本体が回転自在なように構成したことを要旨とするものである。このように構成した場合には、わな線を1本の細く目立たないものとすることができるので、侵入者に発見され難くなる。
【0015】
また、上記した第の本発明の侵入防止装置において、わな線の展張を、展張用固定手段によるものに代えて、わな線の先端に展張用錨を取り付け、この展張用錨を投射手段により設定時間経過時に投射することで展張するように構成し、必要に応じて、装置本体を装置本体の中心に対して回転が自在なように構成した場合には、人力によらず設置が可能となるのみならず、設置時に装置が上下転倒してもわな線及び放電電極を適正な方向に投射することが出来るので、車両や空からの散布などの迅速な設置方法による設置が可能となる。これが第の本発明の侵入防止装置である。
【0016】
また、上記した第1〜第の本発明の侵入防止装置において、放電電極からの放電と同時に作動する音響発生装置或いは閃光発生装置の少なくとも一方を備えた場合には、侵入者に対して、電気ショックに加えて音響や閃光による脅威を感じさせることができ、侵入防止装置としての効果をより向上させることが可能となる。また、これらの音響や閃光により侵入者の存在を周囲に知らせることもできるようになる。これが第の本発明の侵入防止装置である。
【0017】
また、上記した第1〜第の本発明の侵入防止装置において、放電電極が放電したことを外部に送信する送信装置を備えた場合には、侵入者の存在をさらに遠方まで知らせることが可能となる。これが第の本発明の侵入防止装置である。
【0018】
の本発明の侵入防止装置からの送信を、その送信距離内に設置した中継局で受信し、中継局は中継局の位置情報を加えて遠方に送信するようにすれば、侵入防止装置の送信機ひいては侵入防止装置を小型廉価なものとでき、更に中継局の位置と侵入防止装置の送信機の送信可能距離から侵入者の存在する範囲を遠方にいながら特定することが可能となる。これが本発明の侵入者の存在通知方法である。
【0019】
【実施例】
以下、本発明を図1〜図12に示す実施例に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の第1実施例の説明図、図3は張力スイッチの説明図、図4〜図6は電線対に取り付けられる放電電極の例を示した図、図7及び図8は本発明の第2実施例の説明図、図9は図7及び図8に示した実施例で使用する投射式の放電電極の一例を示した斜視図、図10及び図11は本発明の第3実施例の説明図、図12は本発明の侵入者の存在通知方法の説明図である。
【0020】
図1及び図2において、1は市販の乾電池1aと、この乾電池1aによって発生した数ボルトの電池電圧を数十万ボルトに昇圧する昇圧器1bと、後述する機能を有する制御装置1cを備えた高電圧発生装置であり、装置本体2に内蔵されている。なお、図1中の16は装置本体2の外部に設けられた外部電源スイッチである。
【0021】
そして、この装置本体2の例えば中心には貫通孔2aが設けられ、この貫通孔2aに杭3を回転自在に嵌入させることにより、装置本体2を地面4に対して回転が自在なように固定することができる。また、この装置本体2の周囲には螺旋状の溝2bが設けられ、その途中に例えば鉤状の放電電極7を多数取り付けた陽極線と陰極線からなる電線対(以下単に「電線5」という)を収納できるようになっている。
【0022】
この電線5は例えば並行または撚りあわせて展張される陽極線と陰極線の一対からなり、夫々絶縁材で被覆されている。そして、例えばその先端には装置本体2の前記螺旋状の溝2bより放射状に引き出された電線5に張力を持たせて固定するための手段である係止具6が、また、電線5の途中には前記したように鉤状の多数の放電電極7が、更に、電線5の例えば基端側には電線5に所定の値以上の張力が作用した時に前記放電電極7から放電を開始させるトリガ信号を発生させる張力スイッチ8が夫々取付けられている。なお、電線5における放電電極7の取り付け部のみは前記絶縁被覆が剥がされ、取り付けられる放電電極7の根元と一緒に後述するように絶縁性モールド材10(図5参照)で覆われている。
【0023】
また、電線5は、前記張力スイッチ8を経由してブッシュ及びモールド材により水密加工された装置本体2の電線貫通孔2dから装置本体2の内部に導かれ、前記高電圧発生装置1に電気的に接続されている。張力スイッチ8の電線も同じ電線貫通孔2dから装置本体2の内部に導かれ高電圧発生装置1と電気的に接続されている。
【0024】
前記張力スイッチ8は電線5の張力の変化を捉える検知器であり、例えば図3に示したように、2個の固定滑車8aとこれら固定滑車8aの間に配置され、常時は両固定滑車8aより離反するようにばね8dで付勢された動滑車8bに巻回された電線5に所定の値以上の張力が作用した時に動滑車8bが両固定滑車8aに接近する方向に動いてマイクロスイッチ8cを「接」として、制御装置1cに検知信号を送出するもので、例えば装置本体2の蓋部2cに取り付けられている。なお、図3中の8eは電線5の固定具を示す。
【0025】
前記制御装置1cは、張力スイッチ8からの検知信号をトリガとして、昇圧器1bで昇圧された高電圧で電線5に所定時間電流を流す機能及び電線5に流れる電流値を検知し、電圧をコントロールして流れる電流値を一定に維持する機能の両方或いはどちらか片方の機能を有しており、これにより電気ショックの程度を制御する。また、放電開始の信号を送信機9に出力する機能も有する。送信機9は、制御装置1cからの放電開始信号を受け、放電を開始したことを外部に送信するものである。
【0026】
本実施例では一対の陽極線と陰極線の電線5を使用する場合について説明したが、電線5の数にあわせて螺旋状溝2bの条数と張力スイッチ8の数を増やせば複数対の電線5を容易に展張できるものとなる。
【0027】
本実施例では市販の乾電池1aを用いたものを示したが圧電素子を使用して発生させる電力を使用しても良い。圧電素子を使用すると所要スペースは大きくなるものの、乾電池1aのような自然放電による電圧の低下はなく、また発生電圧も高く、昇圧器1bによる昇圧程度が低く設定できるという効果が得られる。
【0028】
前記外部電源スイッチ16は、装置本体2の外部から操作出来るメインスイッチであり、この外部電源スイッチ16が「断」のときは、電線5に張力が作用して張力スイッチ8が「接」になっても電線5に電流は流れない。
【0029】
図4〜図6は、電線対に取り付けられる放電電極の例を示した図である。
【0030】
このうち、図4は、表面が絶縁加工されたばね鋼7aの例えば上下2箇所に放電電極7となる導体板7bをその中央1箇所で各電線5と電気的に接続すべく貼り付け状に取り付けたものである。ばね鋼7aには、例えば図4(a)に示したように真っ直ぐな形状を維持するためのゆるい曲げ加工と、導体板7bに接触すると巻き込む加工の両方が施されている。例えば侵入者の脚が図4(a)におけるA方向からこのばね鋼7a或いは導体板7bに触れると、図4(b)に示したように、導体板7bが中央の取り付け部を中心としてその両側を巻き込んで脚に巻き付き、脚に電流が流れ電気ショックを与える。
【0031】
また、図5は、両端が矢尻7cのように加工された3本の棒状の導体たる放電電極7を互いに直交するように組み立て(図5(c)参照)、これを陽極の電線5と陰極の電線5の夫々に取り付けたものである。放電電極7は、図5(b)に示したように、陽極の放電電極7の矢尻7cと陰極の放電電極7の矢尻7cが一対となって同一方向に向くように配置されており、陰陽両方の放電電極7と電線5との取り付け部は一体として絶縁性モールド材10で固められている。例えば侵入者の脚が陽極と陰極のどれかの一対の放電電極7に触れた時に、脚に電流が流れて電気ショックを与える。
【0032】
また、図6は、4個の鈎型放電電極7を図6(a)(b)或いは図6(c)に示したように組み立て、これを陽極の電線と陰極の電線に夫々取り付けたものである。図5で示した構成の放電電極7と同様に、陽極の放電電極7の矢尻7c状の部分と陰極の放電電極7の矢尻7c状の部分が一対となって同一方向に向くように配置されており、陰陽両方の放電電極7と電線5との取り付け部は一体として絶縁性モールド材10で固められている。
【0033】
図7及び図8は、本発明の第2実施例の説明図である。
この図7及び図8に示した実施例は、図1及び図2に示した実施例における電線5を、侵入者の存在を検知するためのわな線11dと侵入者に電気ショックを与える陽極と陰極で一対の放電電極7を取付けた放電電線11cとに分け、かつ、放電電極7を投射式にしたものである。
【0034】
図7及び図8において、11はビスとナットにより装置本体2の中央部に組み込まれたわな線・電極ユニットであり、箱状で中央に杭3の貫入用の貫通孔11aaを設けたケース11aと、このケース11aに組み込まれた放電電極7の射出機構11bと、この射出機構11bによって装置本体2よりその放射方向に投射される投射式の放電電極7と、この放電電極7を先端に取り付けた放電電線11cと、わな線11dと、このわな線11dを装置本体2よりその放射方向に案内するわな線ガイド11eと、張力スイッチ8、及び、例えば電気により発火する火工品又は非火薬の薬剤が装填され、放電電極7からの放電と同時に閃光と音響を発生する閃光・音響発生ユニット11fとで構成されている。
【0035】
このうち射出機構11bは、例えば横断面が矩形の電極射出筒11baと、この電極射出筒11baの基端側内部に配置された電極射出ばね11bbと、前記電極射出筒11baの例えば基端側両側に配置された放電電線収納部11bcと、わな線11dの基端部を案内する滑車11bdと、この滑車11bdに案内されたわな線11dの基端を一端に取付けられ、わな線11dに所定の値以上の張力が作用した際にその中央部を支点として他端が回動し、前記電極射出筒11ba内に電極射出ばね11bbを圧縮した状態で収納されている投射式の放電電極7の例えば尾翼7fとの係合を解除されるフック11beとで構成され、前記したようにフック11beが投射式の放電電極7の尾翼7fから外れた場合には、圧縮されていた電極射出ばね11bbが伸張する力により、投射式の放電電極7を射出する構造になっている。
【0036】
この図7及び図8に示した侵入防止装置の実施例の場合、張力スイッチ8は、わな線11dに張力が作用したことを検知し、張力検知信号を制御装置1cに送信するようになっている。
【0037】
なお、装置本体2の胴部には、乾電池1a、昇圧器1b及び制御装置1cからなる高電圧発生装置1や送信機9が組み込まれ、これらは互いに装置本体2の底部に設けられた配線用溝を通って配線された電線により電気的に接続されているが、これらの機能や作用は図1及び図2に示した実施例と同様の為、詳細な説明は省略する。
【0038】
図9は図7及び図8に示した実施例で使用する投射式の放電電極7の一例を示した図であり、この図9の投射式の放電電極7は、陽極と陰極の2本の電極7dを絶縁材で作られた前翼7e及び前記したように射出機構11bのフック11beが係合する尾翼7fで接続して一体となした構造である。
【0039】
投射式の放電電極7は図9(b)に示す状態で電極射出筒11baにセットされ、前翼7eと尾翼7fにより、投射式の放電電極7が電極射出筒11baの中でガタつかないように保持される。
【0040】
この図7及び図8で示した実施例の構成によると、わな線11dの基端側が図8に示したようにわな線ガイド11eを通ってわな線・電極ユニット11に挿入されており、また装置本体2の底部2eがベアリング12を介して装置本体2の旋回座2fの上で容易に回転するため、わな線11dに張力が作用するとその方向に装置本体2が回転し、これと一緒に電極射出筒11baがその張力の作用方向に向くことになって、目標方向に放電電極7を射出することができる。
【0041】
図10及び図11は、本発明の第3実施例の説明図である。
この図10及び図11に示した実施例は、図7及び図8に示した実施例におけるわな線11dをタイマー機構によって自動的に展張する構成とし、このわな線11dの展張用錨11hと放電電極7の射出機構11gを揺動自在に取付けたものである。
【0042】
この図10及び図11に示した実施例では、わな線・電極ユニット11は、蓋付の箱状のケース11aと、このケース11aに組み込まれたわな線・電極射出機構11gと、このわな線・電極射出機構11gによって装置本体2よりその放射方向に投射される投射式の放電電極7及びわな線11dの展張用錨11hと、前記放電電極7を先端に取り付けた放電電線11cと、前記展張用錨11hを先端に取り付けたわな線11dと、張力スイッチ8及び閃光・音響発生ユニット11fとで構成され、ビスとナットにより装置本体2の中央部に組み込まれている。
【0043】
このうちわな線・電極射出機構11gは、例えば一体構造となっている横断面が矩形の電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbと、これらの電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbの基端側内部に夫々配置された電極射出ばね11gc及び展張用錨射出ばね11gdと、前記電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbの例えば基端側側方に夫々配置された放電電線収納部11ge及びわな線収納部11gfと、放電電極7及び展張用錨11hの射出装置11gg,11ghと、これらの射出装置11gg,11ghによって一端側を押し引きされることで、その中央部を支点として他端が回動し、前記電極射出筒11gaや展張用錨射出筒11gb内に電極射出ばね11gcや展張用錨射出ばね11gdを圧縮した状態で収納されている投射式の放電電極7や展張用錨11hの例えば尾翼7f,11haとの係合を解除するフック11gi,11gjと、前記電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbの先端側下方位置に設けられた揺動軸11gk及びこの揺動軸11gkを支点とした電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbの揺動を案内すべく電極射出筒11ga及び展張用錨射出筒11gbの基端側下方位置に設けられた揺動ガイド11gmとで構成されている。
【0044】
このわな線・電極射出機構11gは、図11に示した位置で揺動軸11gk及びこの揺動軸11gkを回転自在に支持する揺動軸受け11gnを介してケース11aに固定され、また、わな線・電極射出機構11gの揺動ガイド11gmが、ケース11aの例えば両側に前記揺動軸11gkを中心とした円弧状に設けられた揺動ガイド溝11abに沿って揺動するように組み立てられているため、たとえ装置本体2が上下逆さまに地面に設置されても、一体構造となっている電極射出筒11gaと展張用錨射出筒11gbは自重のバランスにより自動的に適正方向に向く機能を有することになる。
【0045】
また、前記揺動ガイド溝11abは、わな線・電極射出機構11gの揺動範囲を規制する役目も果たしており、本実施例では上下の両端末に、揺動ガイド11gmの衝突衝撃を緩和するための衝撃吸収材13を組み込んだものを示している。
【0046】
乾電池1a、昇圧器1b及び制御装置1cからなる高電圧発生装置1や送信機9が装置本体2の胴部に組み込まれていることは図7及び図8に示した実施例と同様であるが、この図10及び図11に示した実施例では、装置本体2の側面外周には、わな線・電極ユニット11の組込み部を除いて衝撃吸収材13を貼り付け、また、装置本体2の上面及び底面にも衝撃吸収材13を夫々貼り付けることで、設置時の衝撃に耐えることができるものを示している。これらの衝撃吸収材13は、装置本体2の胴部が装置本体2の蓋部2c及び底部2eに設けられた旋回座2fの上で回転出来るように分割されている。なお、図11中の2gは配線用の溝を示す。
【0047】
次に、上記した構成の図10及び図11に示した侵入防止装置の作用について説明する。
車両あるいは空中から散布された侵入防止装置が、装置本体2の上面又は底面を下にして地面に着地すると、わな線・電極射出機構11gが自重のバランスにより揺動軸11gkを中心にして回転し、一体構造となっている電極射出筒11gaと展張用錨射出筒11gbを適正方向に向けて止まる。
【0048】
予め制御装置1cのタイマーによりセットした時間が経過すると制御装置1cから展張用錨11hの射出装置11ghに作動信号が出力されて射出装置11ghが作動し、展張用錨11hの尾翼11haを介し展張用錨射出ばね11gdを圧縮状態で拘束しているフック11gjが外れ、展張用錨11hが飛び出す。展張用錨11hにはわな線11dの先端が結びつけられているため、わな線11dがわな線収納部11gfから引き出され展張される。なお、わな線11dの基端は張力スイッチ8に結びつけられている。
【0049】
侵入者がわな線11dに接触し、わな線11dに所定の値以上の張力が作用すると張力スイッチ8から張力検知信号が制御装置1cに出力され、この信号を受けた制御装置1cから放電電極7の射出装置11ggに作動信号が出力されて射出装置11ggが作動し、投射式の放電電極7の尾翼7fを介し電極射出ばね11gcを圧縮状態で拘束しているフック11giが外れ、後部に2本の放電電線11cが接続された投射式の放電電極7が飛び出す。
【0050】
なお、この時、装置本体2は、旋回座2fの上で、わな線11dに作用した張力の方向に向いて回転するため、一体構造となっている電極射出筒11gaと展張用錨射出筒11gbも張力の作用方向に向いている。
また、この時同時に、制御装置1cからの信号により放電電線11cに高電圧の電流が流され、また閃光・音響ユニット11fが作動する。
【0051】
投射式の放電電極7が侵入者に接触すると放電電極7から電流が体内に流れ込むが、その時間と電流値或いはそのどちらかが制御装置1cによって制御される。放電が開始されると、制御装置1cからの放電開始信号により送信機9から外部に向け放電開始信号が送信される。
【0052】
ところで、上記したような図1や図4〜6に示した実施例では、例えば放電電極7が雨などに濡れて短絡状態になっている時に、どれかの陰陽一対の放電電極7に侵入者が触れ、電線5に張力が作用して高電圧が発生した場合、より電気抵抗の低い放電電極7から放電するため、必ずしも侵入者が接触した放電電極7から放電するとは限らない。
【0053】
しかしながら、このような問題点は、図視省略したが、例えば放電電極7の全体を薄い絶縁材で包み、侵入者が放電電極7に接触する(刺さる)とその絶縁材が放電電極7の鋭角部分で切り裂かれて電極が露出するというような構成を採用することで解決できる。但し、図7〜図11に示したような投射式の放電電極7の場合にはこのような対策は不要である。
【0054】
図12は、本発明の侵入者の存在通知方法の実施例を示した図である。
図12において、14は例えば上記したような侵入防止装置15から送られてくる信号の受信機と、GPS受信機と、制御装置と、送信機と、送受信アンテナ及びGPSアンテナを備えた中継局14であり、この中継局14で侵入防止装置15から送られてくる侵入者の検知信号を中継し、GPSにより計測した中継局14の位置情報と共に遠方に通知するのである。
【0055】
この本発明方法では、送信機9を図12の一点鎖線で示した範囲しか送信できない短距離送信用の省電力タイプとなした侵入防止装置15を図12に示したように中継局14の周囲に複数配置した場合には、破線で示した範囲が中継局14から送信される中継局14の位置情報と侵入防止装置15の送信機9の送信可能距離に基づき特定される侵入者の存在範囲となる。
【0056】
このようにすれば、高価な遠距離通信が可能な送信装置を使用しなくても、広い地域における侵入者の存在の有無を集中的に監視できるようになる。そして、中継局14のさらに遠方にある監視センターでは、例えば▲1▼中継局14からの情報に画像処理を加えて表示器の地図上に侵入者の存在範囲を表示したり、また、▲2▼複数の中継局14から侵入者の存在を知らせる情報が入り、その存在検知範囲が刻々と移動するような場合には、この移動の情報を解析して侵入者の進行方向や進行速度を推定したり、することができるようになる。
【0057】
図12に示した実施例では中継局14の位置を例えばGPSにより計測するようにしたが、これは別の方法によっても良い。また中継局14から遠方への送信方法として無線を使用しているがこれは有線によっても良い。
本発明は上記した実施例に限らないことは言うまでもなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば侵入防止装置自体には送信機をもたせず、侵入防止装置が発生した放電による磁場の乱れや電界の乱れ、或いは、音響や発光を中継局が直接感知するものであっても良い等である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項記載の発明によれば、装置本体を杭により回転自在に地面に固定して電線対の展張作業などが行えるため、装置の設置作業が容易となる。また、電線対が地面から浮いて展張出来るため侵入者の脚などに放電電極が接触しやすくなる。更に電線対に所定の張力が作用したときのみ高電圧を発生させるため、設置中の電力の消費が無く経済的である。
【0060】
また、請求項の発明では、装置本体に放電電極付の電線対を収納する螺旋状の溝が設けられているため、電線対に、侵入者に絡みつきやすい請求項に記載の構成の放電電極を取り付けても、放電電極同士が絡まることが無く、容易に電極を引き出すことができ、作業性が良くなる。また螺旋状の溝が、装置本体の外周に設けられているため収納スペース効率が良く小型化できる。
【0061】
また、請求項の発明によれば、電線対に所定の張力が作用した時に電線対が巻き込まれるため、電線対に接触した侵入者に請求項に記載の構成の放電電極が引っかかる確率がさらに向上する。
また、請求項の発明によれば、侵入者の接近を検知するためのわな線として1本の目立たない細い線を使用することができるため、侵入防止装置の設置を侵入者に発見されにくい。
【0062】
また、請求項や1の発明によれば、無人で、着地姿勢によらず、わな線を展張し、電極を投射できるので、車両や空からの散布などの迅速な設置方法の採用が可能となる。
また、請求項1の発明によれば、侵入者に対し電気ショックに加え音響や閃光による脅威も与えるため、侵入防止効果がさらに向上する。更に侵入者の存在を周囲に知らせることが可能となる。
【0063】
また、請求項1の発明によれば、侵入者の存在を遠方にまで知らせることができる。
また、請求項1の発明によれば、侵入防止装置の送信機ひいては侵入防止装置を小型廉価なものとすることができ、遠方で侵入者の存在範囲を特定できるようになる。
また、請求項1の発明によれば、必ず侵入者が接触した放電電極7から放電することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を一部断面して示した図である。
【図2】図1に示した本発明の第1実施例の外観図で、(a)は平面から見た図、(b)は正面から見た図である。
【図3】張力スイッチの構造の一例を示す概略説明図である。
【図4】電線対に取り付けられる放電電極の一例を示した図で、(a)は導電性の金属の形状を説明する部分斜視図、(b)は要部斜視図である。
【図5】電線対に取り付けられる放電電極の他の例を示した図で、(a)は全体図、(b)は(a)の拡大図、(c)は電極の説明図である。
【図6】電線対に取り付けられる放電電極の更に他の例を示した図で、(a)は要部拡大図、(b)は(a)の矢視A図、(c)は別の取付け方を示した図である。
【図7】本発明の第2実施例を平面から見た一部断面図である。
【図8】図7を側面から見た一部断面図である。
【図9】(a)は図7に示した実施例で使用する投射式の放電電極の一例を示した斜視図、(b)は放電電極を電極射出筒にセットした状態の図である。
【図10】本発明の第3実施例を平面から見た一部断面図図である。
【図11】図10を側面から見た一部断面図である。
【図12】本発明の侵入者の存在通知方法の説明図である。
【符号の説明】
1 高電圧発生装置
1a 乾電池
1b 昇圧器
2 装置本体
2a 溝
3 杭
4 地面
5 電線
6 係止具
7 放電電極
8 張力スイッチ
9 送信機
11b 射出機構
11c 放電電線
11d わな線
11f 閃光・音響ユニット
11g わな線・電極射出機構
11h 展張用錨

Claims (14)

  1. 電源及びこの電源によって発生させた電圧を昇圧する昇圧器を備えた高電圧発生装置を内蔵した装置本体と、この装置本体より放射状に展張される陽極線と陰極線とからなる1以上の電線対と、この電線対に設けられた複数の放電電極と、前記電線対を展張させるために電線対に設けられた固定手段と、電線対に作用する張力を検知する張力検知手段を備え、地面に対して固定するための杭を装置本体に取付け、この杭を中心として装置本体を回転自在に構成すると共に、張力検知手段での所定の張力の検知により高電圧発生装置が電線対に電圧を与えるようにしたことを特徴とする侵入防止装置。
  2. 装置本体の周囲に、電線対を収納するための螺旋状の溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載の侵入防止装置。
  3. 電線対に所定の張力が作用した時に、杭を回転軸として装置本体を電線巻き込み方向に回転させる回転機構を設けたことを特徴とする請求項又は2に記載の侵入防止装置。
  4. 放電電極は、陽極線に電気的に接続された1以上の導体板と、陰極線に電気的に接続された1以上の導体板とを、表面が絶縁加工されたばね鋼に取り付けたものであることを特徴とする請求項の何れか記載の侵入防止装置。
  5. 放電電極は、陽極線に電気的に接続された1以上の導体棒と陰極線に電気的に接続された1以上の導体棒とを、絶縁材を用いて組み合わせたものであることを特徴とする請求項の何れか記載の侵入防止装置。
  6. 放電電極は、陽極線に電気的に接続された1以上の鈎型電極と、陰極線に電気的に接続された1以上の鈎型電極とを、絶縁材を用いて組み合わせたものであることを特徴とする請求項の何れか記載の侵入防止装置。
  7. 電源及びこの電源によって発生させた電圧を昇圧する昇圧器を備えた高電圧発生装置を内蔵した装置本体と、この装置本体の前記高電圧発生装置に接続された陽極線と陰極線とからなる1以上の電線対と、この電線対の陽極線と陰極線の先端に取り付けられ絶縁体で一体化された放電電極と、この放電電極を投射する手段と、侵入者を検知するためのわな線と、このわな線を展張させるためにわな線に設けられた固定手段と、わな線に作用する張力を検知する張力検知手段を備え、わな線への所定の張力の作用により前記放電電極を投射させ、高電圧発生装置が電線対に電圧を与えるようにしたことを特徴とする侵入防止装置。
  8. 地面に対して固定するための杭を装置本体に取付け、この杭を中心として装置本体が回転自在なように構成したことを特徴とする請求項7に記載の侵入防止装置。
  9. 請求項7に記載の侵入防止装置におけるわな線の展張を、展張用固定手段によるものに代えて、わな線の先端に展張用錨を取り付け、この展張用錨を投射手段により設定時間経過時に投射することで展張するように構成したことを特徴とする侵入防止装置。
  10. 装置本体を装置本体の中心に対して回転が自在なように構成したことを特徴とする請求項9に記載の侵入防止装置。
  11. 放電電極からの放電と同時に作動する音響発生装置或いは閃光発生装置の少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項〜1の何れか記載の侵入防止装置。
  12. 放電電極が放電したことを外部に送信する送信装置を備えたことを特徴とする請求項〜1の何れか記載の侵入防止装置。
  13. 請求項12に記載の侵入防止装置からの送信を、その送信距離内に設置した中継局で受信し、中継局は中継局の位置情報を加えて遠方に送信することを特徴とする侵入者の存在通知方法。
  14. 放電電極は、表面を薄い絶縁体で包んだものであり、侵入者の放電電極への接触によってこの絶縁体が裂けて露出するものであることを特徴とする請求項1に記載の侵入防止装置。
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