JP4675090B2 - 胴縁一体型フェンス用パネルおよび胴縁一体型フェンス - Google Patents

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Description

この発明は、左右方向に長い多数の孔を上下・左右方向に規則的配列で全面に設けた金属平板の上端部と下端部若しくはいずれか一方を折り曲げて胴縁部を一体的に形成して成る胴縁一体型フェンス用パネルと、前記胴縁一体型フェンス用パネルを柵用板に使用して構築した、防風・防雪柵や防砂柵、又は通風性を有する目隠し柵等(以下、胴縁一体型フェンスと総称する。)の技術分野に属する。
従来、孔あき金属板を使用したフェンスとしては、金属板の上端に支柱の上端まで覆い隠す大型断面の手すりを備えた手すり一体型フェンスが、下記の特許文献1に記載されて公知に属する。しかし、手すり部分には当然のことながら孔を設けてなく、手摺り部分は別途用意した手すり固定具で支柱に固定されている。この手すり一体型フェンスは、ビルの屋上やベランダ、通路等における安全柵、侵入防止柵として設置される。
従来、防風・防雪柵、防砂柵、通風性を有する目隠し柵として適するように、多数の孔が規則的配列に設けられた金属板を採用したフェンス用パネルまたは金属板型フェンスに関しては、以下のような技術が公知である。
下記の特許文献2に開示された防風壁用パネルは、平板状のパネルに円形の小透孔を面積比で5%以上〜30%以下で等分布に配設した構成であり、支柱間の上下に胴縁を取付け、防風壁用パネルの上下端を前記胴縁と連結して防風柵が構築されている。
特許文献3に開示された金属板型フェンスは、側面方向に見ると2連のカマボコ型に曲げ加工された金属板の凸部に、孔径が1cm〜3cm程度の多数の孔を密集して設け、平坦部には15mm×24mm程度の長孔を一列に設けた金属板をフェンス用パネルとして使用し、支柱間の上下方向へ前記フェンス用パネルを必要枚数当てがい、平坦部の孔を利用して支柱に固定し防風、防砂用柵、あるいはガーデニング用柵として設置されている。
特開平8−42200号公報 特開平3−63307号公報 実用新案登録第3064773号公報
上記特許文献1の手すり一体型フェンスは、大型断面の手すりを一体的に折り曲げ成形しているが、これを支柱に取り付けるには、別途用意した複数の手すり固定具を使用しなければならず面倒な作業を要する。金属板に多数の孔が開けられているが、これは意匠的効果を意図したパンチング模様を表現したものでしかない。
特許文献2に開示された防風壁用パネルは、予め支柱間の上下に取付けた胴縁及び支柱に対して、防風壁用パネルの上下縁をボルト止め等の手段で連結して取付けるので、防風柵の構築作業の工数が多くかかり面倒である。
特許文献3の金属板型フェンスは、側面方向に見てカマボコ型に折り曲げ加工した金属板の凸部と平坦部とに、孔の形状、大きさ、配列が異なる多数の孔を孔あけ加工するので、孔あけ加工技術が高度なものとなり、生産性が悪く、高コストになってしまう。
本発明の目的は、金属平板の全面に多数の孔を上下・左右方向に規則的配列に設けた孔あき金属板の上端部と下端部の双方、若しくはいずれか一方の端部を折り曲げて胴縁部を一体に形成した胴縁一体型フェンス用パネル、及び前記胴縁一体型フェンス用パネルを柵用板に使用して構築される、防風・防雪柵や防砂柵、又は通風性を有する目隠し柵等として好適な胴縁一体型フェンスを提供することにある。
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る胴縁一体型フェンス用パネルは、
金属平板の全面に左右方向に長い長孔1…が上下及び左右方向に規則的配列で多数設けられた孔あき金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方の端部に、同孔あき金属板を折り曲げて長孔1を有する胴縁部2(又は2a、2b)一体的に形成されてり、
前記孔あき金属板の胴縁部2に設けられた前記長孔1を利用してボルトを通し、ブラケットのボルト孔へも通すボルト接合により胴縁部2の支柱4への取り付け、又は胴縁部2同士の連結が行われ、また、平板部3の長孔1へ通したボルトによる平板部3の支柱4のへ取り付け、又は平板部3の長孔へ通したボルトをブラケットのボルト孔へも通すボルト接合により平板部3を支柱4へ取り付け、若しくは平板部3、3同士の連結を行ってフェンスを構築できることを特徴とする。
請求項に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスは、
支柱4と支柱4の間の部位に、上記請求項1に記載した胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2が配置され、
該胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2の胴縁部2(又は2a、2b)は、胴縁固定ブラケット5の一端部を胴縁部2の中空部内へ挿入し、胴縁部2の長孔1へ通したボルト5cを前記胴縁固定ブラケット5のボルト孔へも通してボルト接合され、更に前記胴縁固定ブラケット5の他端部を支柱4とボルト接合して胴縁部2の支柱4への取り付けが行われ、
前記胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2の平面部3は、前記支柱4を挟んで隣接する平面部3、3同士へ跨る長さを有し同平面部3の前後面を挟む配置とした一対の平面ブラケット6の各ボルト孔から各平面部3の該当する長孔1へボルト6bを通して接合し平面部3の支柱4への取り付けが行われていることを特徴とする。
請求項に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスは、
金属平板の全面に左右方向に長い長孔1…が上下及び左右方向に規則的な配列で多数設けられた孔あき金属板の上端部にのみ同孔あき金属板を折り曲げて長孔1を有する上側胴縁部2が一体的に形成されて成る胴縁一体型フェンス用パネルP1が、支柱4の前面に平面部3を接し、上側胴縁部2は支柱4の上端よりも上方に位置させ、隣合う支柱4、4の中間位置で同パネルの上側胴縁部2、2同士及び縦縁同士を突き合わせた配置とされ、
前記胴縁一体型フェンス用パネルP1が支柱4と接する平面部3は、同平面部3の長孔1からこれと一致する支柱4のボルト孔へ通したボルト7により接合して支柱4への取り付けが行われ
前記胴縁一体型フェンス用パネルP1の上側胴縁部2、2同士は、突き合わされた双方の上側胴縁部2、2に跨って外接される長さを有し上側胴縁部2の前後面へ外接された一対の円弧状ブラケット8のボルト孔から上側胴縁部2の長孔1へ通したボルト8bにより接合して相互に連結され
前記隣合う支柱4、4の中間位置で縦縁同士を突き合わされた胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3、3同士は、双方の平面部3へ跨る長さを有し前後面へ外接された一対の平板状ブラケット9のボルト孔から平面部3の長孔1へ通したボルト9bにより接合して連結されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明に係る胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2を柵用板に使用すると、胴縁を別途支柱間に設ける必要がなく、平板部3及び胴縁部2に設けられた長孔1を利用して直接支柱4へ取付けることができる。よって、フェンス構築の工数が減り、頑丈で部品点数の少ない胴縁一体型フェンスF1〜F3の構築を実現できる。
また、金属平板の全面に上下・左右方向に規則的配列で1…を設けるので、孔あけ加工が簡単で生産性に優れる。この胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2は、支柱への取付け間隔に合わせて裁断長さの調節が自在にできる。すなわち、任意所望の位置で縦に裁断して寸法を小さくしたときも、支柱へ取付けるための取付け孔を別途設ける加工は不要である。
請求項2、3に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスF1〜F3は、別途支柱4、4間胴縁を取り付ける手間が無用で、支柱4へブラケットを取付けて用意し、或いはパネル同士の連結用ブラケットを用意するだけで良く、他に格別孔あけ加工を必要とすることなく、簡単、確実に少ない工数で設置することができる。
本発明の胴縁一体型フェンス用パネルは、金属平板の全面に左右方向に長い長孔1…上下及び左右方向に規則的配列で多数設けた孔あき金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方の端部に同孔あき金属板を折り曲げて長孔1を有する胴縁部2(又は2a、2b)が形成されて成る。
本発明の胴縁一体型フェンスは、支柱4と支柱4の間の部位又は支柱の前面に、前記構成の胴縁一体型フェンス用パネルP1又はP2を配置し、同パネルの胴縁部2は、胴縁固定ブラケット5の一端部5aを胴縁部2の中空部内へ挿入して、胴縁部2の長孔1へ通したボルト5cを前記胴縁固定ブラケット5のボルト孔5hへも通してボルト接合し、同ブラケット5の他端部5eを支柱4とボルト接合して支柱4へ取り付ける。
前記パネルの平面部3は、前記支柱4を挟んで隣接する平面部3、3同士へ跨る長さを有し同平面部3の前後面を挟む配置とした一対の平面ブラケット6、6の各ボルト孔6aから平面部3の該当する長孔1へボルト6bを通して接合し構築する。
図1は、請求項1に係る発明の胴縁一体型フェンス用パネルP1であり、特に上端部にのみ胴縁部を形成した実施例を示す。
この胴縁一体型フェンス用パネルP1は、金属平板(通例鋼板)の全面に左右方向に長い長孔1…を上下及び左右方向に整列した規則的配列で設けた孔あき金属板の上端部を、前記孔あけ加工後に折り曲げ円筒形状の上側胴縁部2を形成した構成であり、平面部3と上側胴縁部に複数の孔1…が共通な形状と大きさ・配列で設けられている。
孔1は、図3のようにフェンス用柵板として使用した場合には、使い勝手の良い左右方向に長い長円形状として、かつ全て同大、同一形状に設けられている。孔1は、上側胴縁部2及び平板部3の端部近傍にまで設けられている(そのように孔あき金属板が縦に裁断されている)。よって、これらの長孔1を利用すると、図3のように、この胴縁一体型フェンス用パネルP1を支柱4、4の間へ取付けるための取付け孔を別途に設けることは不要である。孔1…は、上下・左右方向に整列した規則的配列で設けているので、支柱4、4の設置間隔に応じた縦の裁断が容易である。
図1に示した実施例の胴縁一体型フェンス用パネルP1は、平板状の下縁部をL字形又はレ形状その他の所望形状に曲げて使用することもできる。
本発明の胴縁一体型フェンス用パネルP1は、図1のとおり、孔を左右方向に長い長孔1として設けたので、路面が道路長手方向に傾斜している場所で、鉛直に立てた支柱に対して、図3又は図6に示す形式の胴縁一体型フェンスを路面勾配に合わせて傾斜させて設置する場合に融通性があり、設置作業が容易である。また、本発明の実施例では孔を長孔として示したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々な形状の孔で実施することができる。
図2も、請求項1に係る発明の異なる実施例であり、特に上・下双方の端部に長孔1を有する胴縁部2a、2bを形成した胴縁一体型フェンス用パネルP2を示す。
図2に示した胴縁一体型フェンス用パネルP2、やはり金属平板の全面に左右方向に長い多数の孔1…を上下・左右方向に規則的な配列で設けた孔あき金属板の上端部および下端部の双方に、同孔あき金属板を折り曲げてそれぞれ長孔1を有する円筒形状の上側胴縁部2aおよび下側胴縁部2bが形成されている。本実施例の場合も、平面部3と上側胴縁部2aおよび下側胴縁部2bの孔1…は、共通な配列で左右方向に長い同形・同大の長形状である。本実施例の場合下側胴縁部2bを備えているので、上下に胴縁を備えた胴縁一体型フェンスの設置に好都合である。
図3は、請求項に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスF1の実施例を示している。
この胴縁一体型フェンスF1は、図1に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1を用いた実施例である。道路の路側に沿って一定の間隔で立てられ支柱4、4…の間へ、同支柱4、4の間隔と一致する長さ寸法に裁断した胴縁一体型フェンス用パネルP1を配置し、その上側胴縁部2aと平面部3を専用のブラケット5、6にて支柱4へ取り付けて支持させ設置されている。
図4A〜Cには、胴縁固定ブラケット5で上側胴縁部2aを支柱4へ取り付けて支持させた構成を示した。
上記胴縁一体型フェンス用パネルP1の上側胴縁部2の中空部内へ胴縁固定ブラケット5における平板状の一端部5aを差し込む。一方、上側胴縁部2の前後の両面へ当てがった座金5bは、その上下の爪部を上側胴縁部2の対応する長孔1、1へ掛け止める。この座金5bの外側から上側胴縁部2の該当する長孔1へ貫通させたボルト5cを、前記胴縁固定ブラケット5の一端部5aのボルト孔へも通し、前記座金5bを介してナット5dを締め付け接合が行われている。
当該胴縁固定ブラケット5の他端に形成した半円筒部5eは、左右のもの同士を互い違いの関係で支柱4の外周へ半巻きに重ね、ボルト5fを前記半円筒部5eのボルト孔5hから支柱4の直径線方向に設けたボルト孔へ共通に通し、反対側からナット5gを締め付けて接合されている。
こうして一対の胴縁固定ブラケット5、5を支柱4へボルト5f、ナット5gで接することにより、同支柱4の両側に隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1、P1の上側胴縁部2支柱4に支持させ固定されている。
なお、胴縁一体型フェンス用パネルP1の支柱4に対する上側胴縁部2の取り付け手段は、図4に示した構成の胴縁固定ブラケット5を使用する手法に限るものではなく、適合する他の種々な構成のブラケットを採用して実施することできる。
図5A、Bには、上記図3に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3を支柱4へ取り付ける平面ブラケット6の使用状態を示した。
平面ブラケット6は、支柱4を間に挟んで隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3のうち、縦縁近傍の前後面をサンドイッチ状態に挟み付ける一対で構成されている(図5A)。この平面ブラケット6は、支柱4の外周を二分して挟む半円状筒部6dの両側に平坦な接合平面6eを一定の長さで有している。該平面ブラケット6は、前記胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3の縦縁近傍の前後面を平坦な接合平面6eでサンドイッチ状態に挟み付ける。そして、前記接合平面6eのボルト孔6aと、これに合致する平面部3の長孔1とへボルト6bを通し、反対側からナット6cを締め付けて接合することで支柱4への取り付けも行われる。
但し、胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3、3同士の接合及び支柱4への取り付け手段として、図5に示す構成の平面ブラケット6を使用する手法に限定する意味ではない。適合する他の種々な構成の平面ブラケットを採用して実施することができる。
なお、本発明の胴縁一体型フェンスF1には、図1に示した上側胴縁部2のみ有する胴縁一体型フェンス用パネルP1のほか、図2に示すように上下に胴縁部2a、2bを有する胴縁一体型フェンス用パネルP2を用いて構することもできる。後者の場合は、上下の胴縁部2a、2bを図4に示した胴縁固定ブラケット5で支柱4へ支持させ固定する。
図6A、Bに示した胴縁一体型フェンスF2は、図1に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1を上下に逆向きの姿勢で2枚使用して構築した背の高い構成である。上下2枚の胴縁一体型フェンス用パネルP1、P1はそれぞれ、上記図4に示した胴縁固定ブラケット5と、及び図5に示した平面ブラケット6により支柱4支持させ固定されている。
図7A、Bは、請求項に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスF3の実施例を示している。
この胴縁一体型フェンスF3は、やはり図1に示した上側胴縁部2のみ有する胴縁一体型フェンス用パネルP1を用いた実施例である。道路の路側に沿って立てられた各支柱4、4の前面に、前記胴縁一体型フェンス用パネルP1が、その上側胴縁部2aが支柱4の上端よりも少し上方へ位置するように配置され(図B)、各支柱4の前面に平面部3が接し、同平面部3孔1へ通したボルト7にて接合し固定されている。
そして、図Aの実施例では、隣り合う支柱4、4の略中央で、胴縁一体型フェンス用パネルP1,P2の上側胴縁部2及び縦縁同士が突き合わされ、突き合わせた上側胴縁部2、2同士、及び平面部3、3同士はそれぞれブラケット8、9を介して相互に連結されている。
図8A、Bは、上記のように突き合わせた上側胴縁部2、2同士をブラケット8を介してボルト接合し連結する構成を示している。
ブラケット8は、突き合わされた上側胴縁部2、2の双方に跨って連結するに足る長さを有し、各上側胴縁部2の外周面の前後面に外接する断面円弧状をなす一対(8a、8a)から成り、この一対のブラケット8a、8aの左右2個のボルト孔へ通し、且つ該当する上側胴縁部2の孔1へ貫通させたボルト8bナット8c締結して相互に連結されている。
但し、上側胴縁部2、2同士の連結は上記構成の手法に限らない。
図9A、Bは、上記の胴縁一体型フェンス用パネルP1の隣接する平面部3、3同士の連結をブラケット9を使用して行った構成を示している。
ブラケット9は、上記したように隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3、3双方へそれぞれ等分の長さ跨って連結するに足る長さを有し、各平面部3の前後面へ外接され一対9a、9aで構成されている。この一対の平板状ブラケット9a、9aは、その左右2個のボルト孔を通じて平面部3の該当する長孔1へ貫通させたボルト9bナット9c締結して相互に連結されている。
但し、平面部3、3同士の連結は、上記構成の手法に限らない。
以上に、本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、本発明は、こうした実施例に何ら限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が必要に応じて行う設計変更も含めて種々な態様で実施できることは勿論である。
本発明の胴縁一体型フェンス用パネルの実施例を示す斜視図である。 本発明の胴縁一体型フェンス用パネルの異なる実施例を示す斜視図である。 本発明の胴縁一体型フェンスの実施例を示す正面図である。 Aは胴縁固定ブラケットの使用状態を示す平面視断面図、Bは同正面図、Cは側面図である。 Aは平面ブラケットの使用状態図を示す平面視断面図、Bは同正面図である。 Aは本発明の胴縁一体型フェンスの異なる実施例を示す正面図、BはAにおけるIV−IV断面図を示す。 A、Bは本発明の胴縁一体型フェンスの更なる実施例の正面図と側面図である。 A、Bは胴縁部の連結状態で示す正面図と側面図である。 A、Bは平面部の連結状態で示す平面図と正面図である。
P1 胴縁一体型フェンス用パネル

2 胴縁部
3 平面部
P2 胴縁一体型フェンス用パネル
2a 上側胴縁部
2b 下側胴縁部
F1 胴縁一体型フェンス
4 支柱
5 胴縁固定ブラケット
6 平面ブラケット
ボルト
F2 胴縁一体型フェンス
8 胴縁部の連結用ブラケット
9 平面部の連結用ブラケット

Claims (3)

  1. 金属平板の全面に左右方向に長い長孔が上下及び左右方向に規則的配列で多数設けられた孔あき金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方の端部に、同孔あき金属板を折り曲げて長孔を有する胴縁部が一体的に形成されてり、
    前記孔あき金属板の胴縁部設けられた前記長孔を利用してボルトを通し、ブラケットのボルト孔へも通すボルト接合により胴縁部の支柱へ取り付け、又は胴縁部同士の連結が行われ、また、平板部の長孔へ通したボルトによる平板部の支柱への取り付け、又は平板部の長孔へ通したボルトをブラケットのボルト孔へも通すボルト接合により平板部を支柱へ取り付け、若しくは平板部同士の連結を行ってフェンスを構築できることを特徴とする、胴縁一体型フェンス用パネル。
  2. 支柱と支柱の間の部位に、上記請求項1に記載した胴縁一体型フェンス用パネルが配置され、
    該胴縁一体型フェンス用パネルの胴縁部は、胴縁固定ブラケットの一端部を胴縁部の中空部内へ挿入し、胴縁部の長孔へ通したボルトを前記胴縁固定ブラケットのボルト孔へも通してボルト接合され、更に前記胴縁固定ブラケットの他端部を支柱とボルト接合して胴縁部の支柱への取り付けが行われ、
    前記胴縁一体型フェンス用パネルの平面部は、前記支柱を挟んで隣接する平面部同士へ跨る長さを有し同平面部の前後面を挟む配置とした一対の平面ブラケットの各ボルト孔から各平面部の該当する長孔へボルトを通して接合し平面部の支柱への取り付けが行われていることを特徴とする、胴縁一体型フェンス。
  3. 金属平板の全面に左右方向に長い長孔が上下及び左右方向に規則的な配列で多数設けられた孔あき金属板の上端部にのみ同孔あき金属板を折り曲げて長孔を有する上側胴縁部が一体的に形成されて成る胴縁一体型フェンス用パネルが、支柱の前面に平面部を接し、上側胴縁部は支柱の上端よりも上方に位置させ、隣合う支柱の中間位置で同パネルの上側胴縁部同士及び縦縁同士を突き合わせた配置とされ、
    前記胴縁一体型フェンス用パネルが支柱と接する平面部は、同平面部の長孔からこれと一致する支柱のボルト孔へ通したボルトにより接合して支柱への取り付けが行われ
    前記胴縁一体型フェンス用パネルの上側胴縁部同士は、突き合わされた双方の上側胴縁部に跨って外接される長さを有し上側胴縁部の前後面へ外接された一対の円弧状ブラケットのボルト孔から上側胴縁部の長孔へ通したボルトにより接合して相互に連結され
    前記隣合う支柱の中間位置で縦縁同士を突き合わされた胴縁一体型フェンス用パネルの平面部同士は、双方の平面部へ跨る長さを有し前後面へ外接された一対の平板状ブラケットのボルト孔から平面部の長孔へ通したボルトにより接合して連結されていることを特徴とする、胴縁一体型フェンス。
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