JP4674852B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、実装基板に複数の半導体デバイスが実装されてパッケージングされた半導体装置に関し、例えばJEDEC標準(JEDEC STANDARD:JESD79)に準拠したダブルデータレート(DDR)のシンクロナスDRAM(SDRAM)チップとマイクロコンピュータチップを搭載したマルチチップモジュール若しくはSIP(System In Package)としての半導体装置に適用して有効な技術に関する。
SDRAMの複数ビットの外部データ端子はデータ入出力タイミングがクロック信号に同期され、マイクロコンピュータは前記SDRAMから出力される前記クロック信号(データストローブ信号:DQS)に同期して前記SDRAMから出力されるデータを取り込む。SDRAMのデータ入出力レートはシングルデータレートと、その倍のダブルデータレートがある。シングルデータレートはデータストローブ信号の周期単位でデータを入出力するのに対し、ダブルデータレートではデータストローブ信号の立ち上がりと立下りの各々に同期してデータを入出力する。したがって、シングルデータレートに対してダブルデータレートではタイミングマージンが減少する。このため、特に、転送レートが倍となるデータ入出力用のデータ端子(DQ)及びデータストローブ信号入出力用のデータストローブ端子(DQS)に接続するモジュール内配線に対してシグナルインテグリティー(SI:signal integrity)の向上を図ることが誤動作防止に必要である。
特許文献1には、DDR−SDRAMのようなメモリシステムとコントローラとの間で全てのデータ線及びデータストローブ用信号配線の配線長を等しく形成した半導体装置について記載がある。
特許文献2にはディレイ値をメモリシステムのデータストローブ信号(DQS)毎に設定可能とすることにより、DDR−SDRAMと制御ASIC間におけるDQSとデータバスの各々の等長配線の制約を緩和することを可能にしたメモリ制御装置について記載がある。
特開2003−280985号公報 特開2003−173290号公報
本発明者はパッケージサイズが小型化された半導体装置におけるシグナルインテグリティーの向上について検討した。信号品質を高めるには、通常、配線インピーダンスとドライバの出力インピーダンスを合わせることによって反射波を低減し(送端終端)、あるいは、配線インピーダンスに合った抵抗をレシーバ側に接続して反射波を低減(受端終端)する方法を採用することができる。メモリボード又はCPUボードに搭載したDDR−SDRAMのインタフェースにSSTL_2(EIJA、ED-5513、“Stub Series Terminated for 2.5 Volts(SSTL_2)”)準拠の配線構造を採用する場合には、ドライバ近傍に抵抗(シリーズ抵抗)を付加して送端終端を行うと共に、終端抵抗によるプルアップを行う。SDRAMとマイクロコンピュータをSPIとしてモジュール化した場合には、パッケージサイズが小さいのでSDRAMとマイクロコンピュータの配置や配線経路などを工夫することによってデータ系配線を大凡集中定数として見なせる程度まで短くすることが可能になることを本発明者は見出した。これによって反射の影響をある程度緩和することができると考えられる。しかしながら、依然としてインピーダンスの不整合がある程度残ることは否めない。
更に、配線インピーダンスとドライバの出力インピーダンスとの不整合という点に関して、信号波形の立上り/立下りにおいて発生するオーバーシュート/アンダーシュートについても考慮した。一般的に半導体チップ内部のCMOS出力バッファの出力インピーダンスは約20〜30オーム程度であり、半導体モジュール内のパッケージ基板の配線及び端子の特性インピーダンスは約50〜90オーム程度であり、相互のインピーダンス不整合により、信号波形の立上りではオーバーシュートを生じ、立ち下がりではアンダーシュートを生ずる。特に、一般的なPC用途DDR−SDRAMはJEDEC標準に準拠しており、この中で出力バッファのドライブ強度(出力駆動能力)もI−V特性として規定されている。加えてオーバーシュートとアンダーシュートに対する入力耐性も信号電圧と時間で規定されている。この規定された出力駆動能力と入力耐性は比較的大きく、出力インピーダンスは小さい。このため、DDR−SDRAMから出力されるリードデータの信号波形には比較的大きなアンダーシュート又はオーバーシュートが重畳される。一方、マイクロコンピュータの出力駆動能力においては標準化されておらず、小さいものもある。また、マイクロコンピュータの入力耐性においては標準化されておらず、小さいものもある。したがって、ドライブ強度が相対的に大きな出力バッファを有するDDR−SDRAMと入力耐性が相対的に小さな入力バッファを有するマイクロコンピュータとが接続されているとき、リードデータを受けるマイクロコンピュータのデータ入力バッファはそのように大きなアンダーシュート又はオーバーシュートによってストレスを受け、ストレスの蓄積によって寿命が短くなることが予想される。これに対してライトデータを受けるDDR−SDRAMの入力バッファはそのように大きなストレスを受けない。このような事情によりMCM化された半導体装置の長期信頼度の保証が出来なくなることが懸念される。特に、MCM化された半導体装置の場合には前記シリーズ抵抗や終端抵抗を省いてモジュール内配線の短配線化などによって反射の影響を緩和しようとするので、SSTL_2を採用した配線構造に比べてオーバーシュート及びアンダーシュートに対するマージンが小さくなる。要するに、SSTL_2不採用のMCM化された半導体装置ではオーバーシュート及びアンダーシュート耐性が相対的に小さく見える。
本発明の目的は、実装基板に複数の半導体デバイスを搭載した半導体装置における信号品質を向上させることにある。
本発明の別の目的は、実装基板に複数の半導体デバイスを搭載した半導体装置の長期信頼度保証を向上させることにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
〔1〕本発明の代表的な一つの半導体装置(1)は、配線層を有する実装基板に第1の半導体デバイス(3)と第2の半導体デバイス(4,5)とを有する。前記第1の半導体デバイスは信号を入出力する第1のデバイス端子(10c)を有すると共に、前記第1のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第1の電圧値を有する。前記第2の半導体デバイスは信号を入出力する第2のデバイス端子(11d)を有し、前記第2のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第2の電圧値を有する。前記第1の電圧値は第2の電圧値よりも小さい。前記配線層は第1のデバイス端子と対応する第2のデバイス端子とを接続する接続配線(50)を有し、前記配線層は前記接続配線の配線経路上前記第2の半導体デバイス寄りの位置(52)で前記接続配線から分岐する分岐配線(51)を有する。
第1のデバイス端子と第2のデバイス端子とを接続する配線の途中に分岐を有すれば、一方のデバイス端子から見た配線のインピーダンスは、経路の分岐による分圧効果によって、要するに配線のインピーダンス成分の並列化によって、経路が一つの場合に比べて低減する。しかも、デバイス端子から見た当該インピーダンス低減の度合いは分岐に近いほど大きい。即ち、配線を分布定数的に扱う場合にはデバイス端子からその直近の配線部分のインピーダンスが見えるため、デバイス端子にとっては分岐位置に近い程インピーダンス低減効果が大きく見える。上記手段では相対的に分岐に近いデバイス端子の方が入力に対するオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅の電圧値が大きくされている。出力駆動能力の面で述べれば、相対的に分岐に近いデバイス端子の方が出力駆動能力が大きくされている。換言すれば、入出力用のデバイス端子に関するオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅の電圧値が大きいということは、そのデバイス端子に係る出力駆動能力は大きい(出力インピーダンスは小さい)ということである。一般的に半導体デバイスの出力インピーダンスの方がパッケージ基板の配線インピーダンスよりも小さい。従って、駆動能力の大きい方のデバイス端子から見た配線インピーダンスが小さくなるように分岐の位置が定められていることにより、インピーダンス不整合に対する改善効果は、駆動能力の大きい方のデバイス端子側で大きくされる。要するに、インピーダンス不整合によって出力波形に重畳されるオーバーシュート及びアンダーシュートの緩和の度合いは、相対的に駆動能力の大きなデバイス端子から出力される信号の方が大きくなる。従って、オーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅電圧値の小さな半導体デバイスの入力はオーバーシュート及びアンダーシュートが小さく抑えられ、その入力バッファが受ける電圧ストレスは緩和され、その結果として、半導体装置の長期信頼度保証に資することができる。
上記より第2の半導体デバイスには、出力駆動能力の大きなJEDEC標準に準拠したDDR−SDARMをSSTL_2インタフェース無しでも半導体装置に搭載して使用でき、低価格なPC用途向けJEDEC標準に準拠したDDR−SDARMを利用でき、半導体装置のコスト低減に資することができる。
上記オーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅に代えて、前記第1のデバイス端子から見た出力動作時の出力インピーダンス(第1の出力インピーダンス)と、前記第2のデバイス端子から見た出力動作時の出力インピーダンス(第2の出力インピーダンス)に着目する。この場合には、前記第2の出力インピーダンスを第1の出力インピーダンスよりも小さくし、第1のデバイス端子と対応する第2のデバイス端子とを接続する接続配線の配線経路上前記第2の半導体デバイス寄りの位置で前記接続配線から分岐配線に分岐させる。上記同様に作用する。
〔2〕本発明の代表的な一つの具体的な形態として、前記分岐配線の分岐位置(52)から第1のデバイス端子(10c)に至る接続配線の配線経路長と前記分岐配線(51)の配線経路長とはほぼ等しくされている。上記等長化配線とすることにより、第2の半導体デバイスから出力されて接続配線の終端で反射された反射波と、分岐配線の終端で反射された反射波がほぼ同時刻に分岐点に達するために、分岐点での多重反射も抑えることができる。
〔3〕本発明の代表的な別の具体的な形態として、前記実装基板はコア層(8)とその表裏に各々形成されたビルドアップ層(9,16)とを有し、前記接続配線は、前記第1の半導体デバイス及び第2の半導体デバイスが搭載される側の第1のビルドアップ層(9)だけに形成され、前記分岐配線へ分岐する基点は前記第1のビルドアップ層に形成される。接続配線の短線化に寄与する。
更に具体的な形態として、前記分岐配線はコア層を貫通し、前記コア層を挟んで前記第1のビルドアップ層とは反対側のビルドアップ層に接続するテスト端子(12t)を有する。マザーボードに実装せずに第2の半導体デバイスをテストすることができる。
〔4〕本発明の代表的な更に別の具体的な形態として、前記第2の半導体デバイスはクロック信号に同期動作される半導体メモリデバイスであり、前記第1の半導体デバイスは前記半導体メモリデバイスをアクセス制御する半導体データ処理デバイスであり、前記第1のデバイス端子及び第2のデバイス端子はデータ入出力とデータストローブ信号の入出力を行う端子である。例えば前記半導体メモリデバイスはクロック信号の周波数に対して複数倍の速度でデータの入出力が可能にされるシンクロナスDRAMである。
更に具体的な形態として、前記半導体メモリデバイスはJEDEC標準の端子配列を有するパッケージにダブルデータレートのシンクロナスDRAMチップが収納された構造を有し、前記半導体データ処理デバイスはチップサイズパッケージにマイクロコンピュータチップが収納された構造を有する。ダブルデータレートのシンクロナスDRAMチップはシングルデータレートに比べてデータ系のタイミングマージンが厳しいので、信号品質の向上は誤動作防止に必須である。ベアチップではなくJEDEC標準に準拠した端子配列を有するパッケージの半導体メモリデバイスを採用するので、半導体製造メーカによってベアチップの端子配列が異なるような半導体メモリデバイスの何れを採用してもその端子配列の点では実装基板上の配線レイアウト等をその都度修正することを要しない。一般に半導体データ処理デバイスはカスタムメイドであるのに対して半導体メモリデバイスは汎用品であることが多くその供給メーカは多数に及ぶからである。
〔5〕本発明の代表的な別の半導体装置(1)は、実装基板の一方の面に複数の半導体デバイスを有し、前記実装基板は、他方の面に形成された複数の基板端子と配線層とを有する。前記半導体デバイスは前記実装基板の配線層に接続される複数のデバイス端子を有する。前記複数の半導体デバイスとして、クロック信号に同期動作されクロック信号周波数の複数倍の速度でデータの入出力が可能にされる半導体メモリデバイスと、前記半導体メモリデバイスをアクセス制御する半導体データ処理デバイスとを有する。前記基板端子として、前記半導体データ処理デバイスに接続される外部インタフェース端子と、前記半導体メモリデバイスに接続するテスト端子とを有する。前記配線層は、前記半導体メモリデバイスのデバイス端子と前記半導体データ処理デバイスのデバイス端子とを接続するメモリアクセス用配線(50)と、前記メモリアクセス用配線から分岐して前記テスト端子に接続するテスト配線(51)とを有する。少なくとも入出力用のデバイス端子に接続するメモリアクセス用配線と前記テスト配線は、半導体メモリデバイス寄りに分岐位置(52)を有する。
本発明の代表的な一つの具体的な形態として、前記入出力用のデバイス端子はデータ及びデータストローブ信号用のデバイス端子である。
更に具体的な形態として、前記半導体データ処理デバイスは、前記入出力用のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第1の電圧値を有する。前記半導体メモリデバイスは、前記入出力用のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第2の電圧値を有する。このとき、前記第1の電圧値は第2の電圧値よりも小さい。
別の観点によれば、前記半導体データ処理デバイスは、前記入出力用のデバイス端子に接続する第1の入出力バッファを有する。前記半導体メモリデバイスは、前記入出力用のデバイス端子に接続する第2の入出力バッファを有する。前記第2の入出力バッファの出力動作時における出力インピーダンスは前記第1の入出力バッファの出力動作時における出力インピーダンスよりも小さい。
更に具体的な形態として、前記テスト配線の分岐位置から前記半導体データ処理デバイスのデバイス端子に至るメモリアクセス用配線の配線経路長と前記テスト配線の配線経路長はほぼ等しくされている。
更に具体的な形態として、前記基板端子は、複数列を同心状に周回させた周回端子群と、前記周回端子に囲まれた中央端子群とを有する。前記テスト端子は、前記中央端子群の一部と前記周回端子群の内周部側端子の一部に割り当てられている。マザーボード上の配線パターンは半導体装置の基板端子の配列に合わせて形成される。従って、前記周回端子群の内側並びに中央端子群に接続される配線パターンは前記周回端子群の外側に接続される配線パターンを避けて延在させなければならない。これにより、テスト専用端子を前記周回端子群の内側並びに中央端子群に割り当てることにより、マザーボード上の実装用配線の構造を簡素化するのに資することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、実装基板に複数の半導体デバイスを搭載した半導体装置における信号品質を向上させることができる。また、実装基板に複数の半導体デバイスを搭載した半導体装置の長期信頼度保証を向上させることができる。
《半導体装置の縦断面構造》
図2には本発明に係る半導体装置の縦断面図が例示される。半導体装置1は、実装基板2の一面に、半導体データ処理デバイスとして1個のマイクロコンピュータ(MCU)3と、複数個の半導体メモリデバイスとして2個のDDR−SDRAM4(5)とを有する。マイクロコンピュータ(MCU)3とDDR−SDRAM4(5)は、基板2との隙間がアンダーフィル樹脂6で充填されている。この半導体装置はシステム・イン・パッケージのマルチチップモジュールとして位置付けられる。
MCU3は、パッケージ基板にフェースダウンで実装される。DDR−SDRAM4(5)は、JEDEC標準(JESD79)の端子配列を有するボールグリッドアレイのパッケージにDDRのSDRAMチップが封止されて構成される。ベアチップではなくJEDEC標準に準拠した端子配列を有するパッケージのDDR−SDRAMを採用するので、半導体製造メーカによってベアチップの端子配列が異なるSDRAMの何れを採用しても、パッケージの外部端子配列は常にJEDEC標準を満足するから、端子配列の点では実装基板上の配線レイアウト等をその都度修正することを要しない。一般にMCUはカスタムメイドであるのに対してDDR−SDRAMは汎用品であることが多くその供給メーカは多数に及ぶからである。
実装基板2はコア層8とその表裏に形成されたビルドアップ層9、16とを有し、多層配線の樹脂基板として構成される。コア層8は例えば0.8mm程度の厚みを有する。ビルドアップ層9は例えば30〜40μm程度の厚みを有し、コア層8の側より配線層L3、L2、L1が形成されている。ビルドアップ層16は例えば30〜40μm程度の厚みを有し、コア層8の側より配線層L4、L5、L6が形成されている。配線層L1、L2は、主にMCU3のデバイスバンプ電極10と、DDR−SDRAM4(5)のデバイスバンプ電極11とを接続するための配線の形成に利用される。配線層L3は主にグランドプレーンの形成に利用される。配線層L4は主に電源プレーンの形成に利用される。配線層L5、L6は、配線層L1〜L4に形成される信号配線、グランドプレーン及び電源プレーンを実装基板の外部接続端子である基板バンプ電極12に接続するための配線の形成に利用される。デバイスバンプ電極10、11は半導体デバイスのデバイス端子の一例であり、基板バンプ電極12は実装基板2の基板端子の一例である。図において13は代表的に示されたスルーホールでありコア層8を貫通する。14はビアであり、ビアホール若しくはスルーホールの内面に導電性メッキを施した導電部を総称し、その上下の配線層若しくは金属パターンを導通させる。
《データ系統用のデバイス端子の配列》
図3には半導体デバイスの平面なレイアウト構成が例示される。図において実装基板2の上方の中央部にMCU3がフェースダウンで実装され、実装基板2の下方に2個のDDR−SDRAM4,5が離間して実装される。図に示されるデバイスバンプ電極10,11の位置は例えば上から見たときの透過位置を示すものである。
MCU3は、特に図示はしないが、命令をフェッチして実行する中央処理装置(CPU)、中央処理装置が実行するプログラムを格納したプログラムメモリ、中央処理装置のワークRAM、DDR−SDRAMに対するインタフェース制御を行うSDRAMインタフェースコントローラ、及びクロック発生回路を有する。前記クロック発生回路はDLL回路を有する。DLL回路は配線負荷などにより発生する外部インタフェースの遅延時間を制御し、内部クロックとの同期を調整する。生成されたクロック信号はマイクロコンピュータの内部回路におけるクロック同期動作の基準とされる。前記SDRAMインタフェースコントローラの機能はバスステートコントローラで実現する場合もある。
図4にはJEDEC標準に従うDDR−SDRAMの外部端子配列が例示される。図に示される端子位置は上から見たときの透過位置を示している。ここでは並列データ入出力ビット数が16ビット(×16)の例を示している。DQ0〜DQ15がデータ入出力端子、LDQSはDQ0〜DQ7の8ビットデータに対するデータストローブ信号の入力端子(データストローブ端子)、UDQSはDQ8〜DQ15の8ビットデータに対するデータストローブ信号の入力端子(データストローブ端子)、A0〜A13がアドレス入力端子、BA0,BA1がバンクアドレス入力端子である。/RAS、/CAS、/WEはコマンド入力端子、/CSはチップ選択端子、CK,/CKは差動のクロック入力端子、CKEはクロックイネーブル端子、LDMはDQ0〜DQ7の8ビットデータに対するデータマスク信号の入力端子(データマスク端子)、UDMはDQ8〜DQ15の8ビットデータに対するデータマスク信号の入力端子(データマスク端子)である。VDD,VDDQはメモリ電源端子、VSS、VSSQはグランド端子である。VDDQ、VSSQはDDR−SDRAMのデータ入出力系及びデータストローブの入出力系回路の電源とグランドに専用化される。VDD、VSSはDDR−SDRAMのその他の回路の電源とグランドの外部端子とされる。ここではVDDQとVDDの同レベルを供給し、VSSQとVSSに同レベルを供給して動作させるものとする。VREFは参照電位の入力端子であり、SSTL(Stub Series Terminated Transceiver Logic)における、ハイ・レベル,ロウ・レベルを検出するための参照電圧の入力に使用され、NCは非接続端子である。
DDR−SDRAMの構成は既に公知であるからここでは詳細な説明は省略するが、内部の動作は端子CK,/CKからの差動クロックに同期される。クロックイネーブル端子CKEがイネーブルレベルにされることによって入力した差動クロックが有効とされ、入力バッファ及び出力ドライバ回路が動作可能にされる。端子/RAS、/CAS、/WEからの入力は端子/CSがイネーブルにされるまでマスクされる。リード動作では端子LDQS、UDQSからストローブ信号が出力され、ストローブ信号の立ち上がり及び立ち下がりの各クロックエッジに同期してリードデータが端子DQ0〜DQ7、DQ8〜DQ15から出力される。ライト動作では端子LDQS、UDQSはストローブ信号の入力端子とされる。ライト動作ではストローブ信号LDQS、UDQSの立ち上がり及び立ち下がりの各エッジ変化に同期してライトデータが確定されるようなタイミングでライトデータ及びストローブ信号が出力される。
図3に示されるDDR−SDRAMの端子配置は図4と同じである。図3において20は前記DDR−SDRAM4,5の前記データ入出力端子DQ0〜DQ15及び前記データストローブ端子LDQS、UDQSが配置されている領域である。図3において21は前記DDR−SDRAM4,5の前記アドレス入力端子A0〜A13やコマンド入力端子/RAS、/CAS、/WEなどがほとんど配置されている領域である。23はMCU3においてDDR−SDRAMとのインタフェース用端子(SDRAMコントローラに接続する端子)が配置された領域である。特に、前記領域23においてデータ入出力端子及びデータストローブ端子は22の領域に偏って配置されている。図3より明らかなように、前記実装基板2上において前記DDR−SDRAM4,5は、前記データ入出力端子DQ0〜DQ15及び前記データストローブ端子LDQS、UDQSの方が前記アドレス入力端子A0〜A13やコマンド入力端子/RAS、/CAS、/WEよりも前記MCU3寄りとなるように配置されている。前記データ入出力端子DQ0〜DQ15及び前記データストローブ端子LDQS、UDQSに接続するデータ系統(RTdq/dqs)の配線は領域22から左右に振り分けられて比較的短い距離で配線可能にされている。これに対して、前記アドレス入力端子A0〜A13やコマンド入力端子/RAS、/CAS、/WEに接続するアドレス・コマンド系統(RTcmd/add)の配線は一方のDDR−SDRAM5の方向に迂回してから双方のDDR−SDRAM4,5を横切るように配線される。
DDR−SDRAMはシングルデータレートに比べてデータ系統のタイミングマージンが厳しいので、信号品質の向上は誤動作防止に必須である。この点に対し、上記により、前記DDR−SDRAM4,5のデータ入出力端子DQ0〜DQ15及び前記データストローブ端子LDQS、UDQSをMCU3の対応デバイス端子に接続する配線を短配線化して信号反射を小さくすることができる。信号反射が小さくなれば、送端終端及び受端終端を行わなくてもデータ系統の配線上での信号の反射が少なくなって、データ系統の信号品質が向上する。要するに、SIPの小さな半導体装置に送端終端用のシリーズ抵抗を搭載しなくてもよくなる。更に、受端終端用の終端電源を生成する回路も廃止可能になる。更に、アドレス・コマンド系統(RTcmd/add)の配線は一方のDDR−SDRAM5の方向に迂回してから双方のDDR−SDRAM4,5を横切るように配線されるから、データ系統(RTdq/dqs)の配線とのクロスを少なくできる。したがって、アドレス・コマンド系統(RTcmd/add)配線とのクロスを少なくしてデータ系統(RTdq)の配線を行うことが容易になる。これにより、データ系統(RTdq/dqs)の配線を、インピーダンスが低いグランドプレーンに隣接する配線層L2に優先的に配線でき、信号品質は更に向上する。
上記より、例えば実装基板上のデータ系統の配線インピーダンスを60オームから50オーム以下に低減でき、配線長も20mm以下にすることができた。データ系統のデバイス端子から見た出力ドライバのインピーダンスは一般的に20〜30オームであり、データ系統の配線インピーダンスが下がって、信号反射によるリンギングを抑制することができた。
《テスト用基板バンプ電極》
図5には実装基板2上のDDR−SDRAM4,5とMCU3の主なデバイスバンプ電極の配置が例示される。図示の内容は図3の配置に対応される。二重丸記号はクロック端子CK、/CKに対応される。黒丸記号はDDR−SDRAM4のDQ、UDQS、LDQS、UDM、LDMのデータ系端子に対応される。白丸記号はDDR−SDRAM5のDQ、UDQS、LDGS、UDM、LDMのデータ系端子に対応される。黒塗り三角記号はDDR−SDRAM4、5の左半分に配置されたアドレス・コマンド(A/C)系端子であるアドレス及びCKE端子に対応される。白塗り三角記号はDDR−SDRAM4、5右半分に配置されたA/C端子である/RASなどのコマンド及びアドレス端子に対応される。11ckeはDDR−SDRAM4,5におけるクロックイネーブル端子、10ckeはMCU3におけるクロックイネーブル信号の出力端子である。
図6には基板バンプ電極12に対するDDR−SDRAMのテスト用端子の割り当てが例示される。ここでは実装基板2の基板バンプ電極12は、複数列(例えば5列)を周回させて配置した外周部の基板バンプ電極群12Eと、その中央部に配置した中央部の基板バンプ電極群(内周部2列周回)12Cに分離して配置されている。MCU3とDDR−SDRAM4,5の実動作に必要な基本的な接続形態は図3などに基づいて説明した通りであり、両者のデバイス端子はビルドアップ層9の配線層L1,L2を用いて接続される。図6において30から35で示される領域の端子がテスト用端子である。MCU3とDDR−SDRAM4,5とのデバイス端子を接続する配線層L2の配線から分岐して前記テスト用端子に至る。この分岐系統の詳細は後述する。二重丸などの記号の意味は図5に対応される。領域32〜34に含まれる二重丸記号で示されるCK、/CK及び三角記号のC/A系端子はDDR−SDRAM4,5の双方の対応端子に共通接続される。領域30、31に含まれる丸記号のデータ系端子はDDR−SDRAM4,5の対応端子に個別に接続される。前記領域30〜35のテスト用端子は前記基板バンプ電極12のうち前記中央部基板バンプ電極群12Cの一部の基板バンプ電極と前記外周部基板バンプ電極群12Eの内周側の一部の基板バンプ電極とに割り当てられている。マザーボード上の配線パターンは半導体装置1の基板バンプ電極12の配列に合わせて形成される。従って、実装基板2の中央部に配置された基板バンプ電極に接続されるマザーボード上の配線パターンは、実装基板2の外周部側に配置された基板バンプ電極に接続されるマザーボード上の配線パターンを避けて延在させなければならない。これにより、テスト専用端子を実装基板2の中央部側に割り当てることにより、半導体装置の基板バンプ電極に接続するマザーボード上の配線構造を簡素化するのに資することができる。
図5に示されるように前記DDR−SDRAM4,5はデバイスバンプ電極11の一つとして前記クロック入力端子CK,/CKに入力される信号の有効性を示すためのクロックイネーブル信号の入力端子11ckeを有する。前記MCU3はデバイスバンプ電極10の一つとして、前記クロックイネーブル信号を出力するための出力端子10ckeを有する。図6に示されるように、前記基板バンプ電極12の一つとして、前記クロックイネーブル信号の入力端子11ckeに接続するテスト端子12ckeiと前記クロックイネーブル信号の出力端子10ckeに接続するテスト端子12ckeoとを別々に持つ。これにより、マザーボードに実装する前に半導体装置1をデバイステストするとき、テスト端子12ckeにクロックイネーブル信号を供給することによってMCU3を全く動作させずにDDR−SDRAM4,5のデバイステストを行うことができる。テストに際して端子12ckeiへのクロックイネーブル信号をディスエーブルレベルにすることにより、DDR−SDRAM4,5を任意にスタンバイ状態若しくは動作不可能な状態にして、MCU3の単独テストが可能になる。DDR−SDRAMとMCU3とを接続するデータ系統等の配線にテスト端子が接続されていても、DDR−SDRAM4,5とMCU3各々の単独テストには何ら支障はない。前記テスト端子12ckeiと12ckeoとを隣接配置しておくことにより、テスティングのために分離した双方の端子を実動作のためにマザーボード上で接続するのが容易になる。
前記テスト用の基板バンプ電極の配置は当該端子に至る配線が短くなるように、そしてテスト用端子が基板バンプ電極の中央部に集まるように考慮されている。即ち、図5の黒塗り三角記号のA/C系端子は実動作のためにDDR−SDRAM4とDDR−SDSRAM5との間で共通接続される端子である。このとき、DDR−SDRAM4側の領域43の端子を図6の領域33の基板バンプ電極に接続してテスト専用端子としている。図5と図6を表裏に重ねてみれば明らかなように、領域43と領域33は概ね上下に重なる配置を有しているからである。同様に、図5の白塗り三角記号のA/C系端子も実動作のためにDDR−SDRAM4とDDR−SDSRAM5との間で共通接続される端子であり、それに対してはDDR−SDRAM4側の領域42の端子を図6の領域32の基板バンプ電極に接続してテスト専用端子としている。領域42と領域32は概ね上下で隣接しているからである。DDR−SDRAM4側の領域40の端子は図6の領域30の基板バンプ電極に接続してテスト専用端子としている。DDR−SDRAM5側の領域41の端子は図6の領域31の基板バンプ電極に接続してテスト専用端子としている。
このようにしてテスト用の基板バンプ電極に至る配線が短くなる。したがって、配線層間での配線の渡りが減り、かつ各配線グループ間のクロスが減るので、実装基板上におけるテスト端子に至る配線設計が容易になる。
《テスト用配線》
図1にはDDR−SDRAMのアクセス用データ系統とテスト配線系統との関係が例示される。ここでは入出力を行うデータ及びデータストローブ信号のデータ系統に着目する。11dは代表的に示されたDDR−SDRAM4のデータ入出力用デバイスバンプ電極、10cは代表的に示されたMCU3におけるDDR−SDRAMコントローラのデータ入出力用デバイスバンプ電極、12tは代表的に示されたアクセステスト用基板バンプ電極である。図においてPKGはデータ入出力バッファから対応バンプ電極に至るパッケージ内配線などに寄生するインピーダンス成分を総称する。IBUFd及びOBUFdはDDR−SDRAM4におけるデータ入出力バッファ回路を構成する入力バッファ及び出力バッファである。IBUFc及びOBUFcはMCU3におけるデータ入出力バッファ回路を構成する入力バッファ及び出力バッファである。
デバイスバンプ電極11dとデバイスバンプ電極10cとを結ぶ配線経路50には遅延成分VIA、DL2、VIB、DL1が示されている。VIAはバンプ電極11dから配線層L1を通って配線層L2に至るビアを主な経路とする遅延成分、DL2は配線層L2における対応配線の遅延成分、VIBは配線層L2の前記対応配線から配線層L1の対応配線に至るビアを主な経路とする遅延成分、DL1は配線層L1における対応配線の遅延成分を意味する。
前記データ入出力テスト用基板バンプ電極12tに至るテスト配線経路51はMCU3とDDR−SDRAM4,5とのデバイス端子を接続する配線経路50から52の位置で分岐して形成されている。分岐位置52からデータ入出力テスト用基板バンプ電極12tに至る配線経路51には遅延成分VIC、DL5、VIDが示されている。VICは配線層L2の分岐位置50から配線層L3、L4、L5に至るビアを主な経路とする遅延成分、DL5は配線層L5における対応配線の遅延成分、VIDは配線層L5の前記対応配線から配線層L6と通ってバンプ電極12tに至るビアを主な経路とする遅延成分を意味する。
ここで、MCU3は前記デバイスバンプ電極(第1のデバイス端子)10cに入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第1の電圧値Vma1を有する。前記DDR−SDRAM4は、前記デバイスバンプ電極11d(第2のデバイス端子)に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第2の電圧値Vma2を有する。前記第1の電圧値Vma1は第2の電圧値Vma2よりも小さい。このとき、前記分岐位置52は、相対的に大きい方の許容電圧値Vma2を持つDDR−SDRAM4のデバイス端子11d寄りに配置されている。
デバイスバンプ電極10cとデバイスバンプ電極11dとを接続する配線経路50の途中に分岐52を有すれば、デバイスバンプ電極10c、11dの一方のデバイスバンプ電極から見た配線のインピーダンスは、経路の分岐による分圧効果によって、要するに配線のインピーダンス成分の並列化によって、経路が一つの場合(分岐を有しない場合)に比べて低減する。しかも、デバイスバンプ電極から見た当該インピーダンス低減の度合いは分岐位置52に近いほど大きい。即ち、配線を分布定数的に扱う場合にはデバイスバンプ電極からその直近の配線部分のインピーダンスが見えるため、デバイスバンプ電極にとっては分岐位置52に近い程インピーダンス低減効果が大きく見える。上述のように相対的に分岐位置52に近いデバイスバンプ電極11dの方が入力に対するオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅の電圧値が大きくされている(Vma2>Vma1))。出力駆動能力の面で述べれば、デバイスバンプ電極11dに入力端子が結合された出力バッファOBUFdにとってみればその出力駆動能力は出力バッファOBUFcよりも大きくてよいということ、換言すれば、当該出力バッファOBUFdの出力インピーダンスは出力バッファOBUFcよりも小さいといことになる。一般的半導体デバイスの出力インピーダンスの方がパッケージ基板の配線インピーダンスよりも小さい。従って、駆動能力の大きい方のデバイス端子から見た配線インピーダンスが小さくなるように分岐位置52が定められていることにより、インピーダンス不整合に対する改善効果は、駆動能力の大きい方のデバイスバンプ電極側で大きくされる。要するに、インピーダンス不整合によって出力波形に重畳されるオーバーシュート及びアンダーシュートの緩和の度合いは、相対的に駆動能力の大きなデバイスバンプ電極から出力される信号の方が大きくなる。従って、オーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅電圧値の小さなMCU3の入力はオーバーシュート及びアンダーシュートが小さく抑えられ、その入力バッファIBUFcが受ける電圧ストレスは緩和され、その結果として、半導体装置1の長期信頼度保証に資することができる。
上記よりDDR−SDRAM4,5として、出力駆動能力の大きなJEDEC標準に準拠したDDR−SDARMをSSTL_2インタフェース無しでも半導体装置1に搭載して使用でき、低価格なPC用途向けJEDEC標準に準拠したDDR−SDARMを利用でき、半導体装置1のコスト低減に資することができる。
前記分岐位置52からデバイスバンプ電極10cに至る配線経路50の長さと、前記分岐位置52からテストバンプ12tに至る配線経路51の長さとはほぼ等しくされている。例えば2mm程度の等長化誤差が許容されて等長化されている。上記等長化配線とすることにより、DDR−SDRAM4から出力されて配線経路50の終端で反射された反射波と、配線経路51の終端で反射された反射波がほぼ同時刻に分岐点に達するために、分岐点での多重反射を抑えることができる。
図7には図1の配線トポロジでのデータ信号のシミュレーション結果波形を示す。配線幅を60μm又は30μmとし、分岐位置52からの配線経路50の長さと配線経路51の長さを等長化した条件でシミュレーションを行った。ライト時のピーク値は3.32Vであり、想定するACスペック内に収まった。図8にはDL5を設けずにデバイスバンプ電極11dをテストバンプ電極12tに接続する条件に変更したときのシミュレーション結果波形が示される。図7と図8を比較すると、図7の場合にはオーバーシュートのピーク値が低減されているのを確認することができる。
図9には図1の配線経路50、51の具体例が幾つか示される。図9はデバイスバンプ電極から基板バンプ電極に至る各配線層L1〜L6の配線が重ねて示される。それら配線経路のうち、配線層L1の配線部分は図10に、配線層L2の配線部分は図11に、配線層L3の配線部分は図12に、配線層L4の配線部分は図13に、配線層L5の配線部分は図14に、配線層L6の配線部分は図15に示される。図9乃至図15における配線の標記は以下の通りとされる。図9〜図15に示される参照符号は大文字アルファベット、数字、小文字アルファベットのフォーマットを有する。先頭の大文字アルファベットA,B,Cは導通される配線及びバンプ電極群の種類を示す。即ちアルファベットA,B,Cが共通であるものは導通された共通の配線及びバンプ電極群であることを示す。LA,LB,LCはグループA,B,Cの配線であることを意味する。次に付された数字は配線層を示す。1は配線層L1、2は配線層L2、1−2は配線層L1とL2に跨ることを意味する。小文字アルファベットのcはMCU3のデバイスバンプ電極とこれに接続している配線層L1,L2の配線であることを意味する。小文字アルファベットのdはDDR−SDRAM4,5のデバイスバンプ電極とこれに接続している配線層L1,L2の配線であることを意味する。
例えば図9において、Aグループの配線及びバンプ電極群において、DDR−SDRAMのデバイスバンプ電極がA1d、これに接続する配線層L1の配線と配線層L2への接続位置がA1d−2d、これに接続する配線層L3の接続位置がA2d−3とされ、この位置A2d−3が分基点とされる。分基点よりテスト用バンプ電極へは、これに接続する配線層L4の接続位置がA3−4、これに接続する配線層L5の接続位置がA4−5、これに接続する配線層L5の配線がLA5、これに接続する配線層L6の接続位置がA5−6、これに接続する配線層L6の基板バンプ電極の位置がA6とされ、A6の基板バンプ電極がテスト用基板バンプ電極になる。前記分基点A2d−3よりMCU3のバンプ電極へは、配線層L2の配線がLA2、これに接続する配線層L1の接続位置がA1c−2c、これに接続する配線層L1のデバイスバンプ電極の位置がA1cとされ、A1cのデバイスバンプ電極が対応するMCU3のデバイスバンプ電極になる。
図9において、Bグループの配線及びバンプ電極群において、DDR−SDRAMのデバイスバンプ電極がB1d、これに接続する配線層L1の配線と配線層L2への接続位置がB1d−2d、これに接続する配線層L3の接続位置がB2d−3とされ、この位置B2d−3が分基点とされる。分基点よりテスト用バンプ電極へは、これに接続する配線層L4の接続位置がB3−4、これに接続する配線層L5の接続位置がB4−5、これに接続する配線層L5の配線がLB5、これに接続する配線層L6の接続位置がB5−6、これに接続する配線層L6の基板バンプ電極の位置がB6とされ、B6の基板バンプ電極がテスト用基板バンプ電極になる。前記分基点B2d−3よりMCU3のバンプ電極へは、配線層L2の配線がLB2、これに接続する配線層L1の接続位置がB1c−2c、これに接続する配線層L1のデバイスバンプ電極の位置がB1cとされ、B1cのデバイスバンプ電極が対応するMCU3のデバイスバンプ電極になる。
図9において、Cグループの配線及びバンプ電極群において、DDR−SDRAMのデバイスバンプ電極がC1d、これに接続する配線層L1の配線と配線層L2への接続位置がC1d−2d、これに接続する配線層L3の接続位置がC2d−3とされ、この位置C2d−3が分基点とされる。分基点よりテスト用バンプ電極へは、これに接続する配線層L4の接続位置がC3−4、これに接続する配線層L5の接続位置がC4−5、これに接続する配線層L5の配線がLC5、これに接続する配線層L6の接続位置がC5−6、これに接続する配線層L6の基板バンプ電極の位置がC6とされ、C6の基板バンプ電極がテスト用基板バンプ電極になる。前記分基点C2d−3よりMCU3のバンプ電極へは、配線層L2の配線がLC2、これに接続する配線層L1の接続位置がC1c−2c、これに接続する配線層L1のデバイスバンプ電極の位置がC1cとされ、C1cのデバイスバンプ電極が対応するMCU3のデバイスバンプ電極になる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、DDR−SDRAMの並列データ入出力ビット数は×8、×4であってもよい。SDRAMは更にDDRの倍のクロックスピードでデータ入出力を行う回路形式を備えるものであってもよい。半導体メモリデバイスはSDRAMに限定されず、シンクロナスSRAMであってもよい。半導体データ処理デバイスはマイクロコンピュータに限定されず、グラフィックコントローラ、符号化・複合処理を行なうコントローラなどであってよい。
上記オーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅に代えて、前記MCU3のデバイスバンプ電極10cから見た出力動作時の出力インピーダンス(第1の出力インピーダンス)と、前記DDR−SDRAM4,5のデバイスバンプ電極11dから見た出力動作時の出力インピーダンス(第2の出力インピーダンス)に着目してもよい。この場合には、前記第2の出力インピーダンスが第1の出力インピーダンスよりも小さくなるようにしてデバイスバンプ電極10cと対応するデバイスバンプ電極11dとを接続する接続配線の配線経路上前記DDR−SDRAM4,5寄りの位置で前記接続配線から分岐配線に分岐させる。換言すれば出力駆動に応力の大きな出力バッファを持つ方の半導体デバイス寄りに分基点を配置する。上記同様の作用効果を得る。また、分岐配線はテスト端子に至る配線であることに限定されない。例えばダミー配線であってもよい。従って、その先に基板端子が形成されていなくてもよい。半導体デバイスはMCUとDDR−SDRAMの組み合わせに限定されず、適宜変更可能である。
本発明に係る半導体装置におけるDDR−SDRAMのアクセス用データ系統とテスト配線系統との関係を例示するブロック図である。 本発明に係る半導体装置の縦断面構造を例示する断面図である。 半導体デバイスの平面なレイアウト構成を例示する平面図である。 JEDEC標準に従うDDR−SDRAMの外部端子配列を例示する平面図である。 実装基板上のDDR−SDRAMとMCUの主なデバイスバンプ電極の配置を例示する平面図である。 基板バンプ電極に対するDDR−SDRAMのテスト用端子の割り当てを例示する平面図である。 図1の配線トポロジで分岐経路を配線経路に等長化したときのデータ信号のシミュレーション結果を示す波形図である。 図1の配線トポロジで分岐経路を配線経路に等長化しない分岐経路を設けないときのデータ信号のシミュレーション結果を比較例として示す波形図である。 アクセス用データ系統とテスト配線系統との具体例としてデバイスバンプ電極から基板バンプ電極に至る各配線層L1〜L6の配線を重ねて示した平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L1の配線部分を示す平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L2の配線部分を示す平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L3の配線部分を示す平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L4の配線部分を示す平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L5の配線部分を示す平面図である。 図9の配線経路のうち配線層L6の配線部分を示す平面図である。
符号の説明
1 半導体装置
2 実装基板
3 マイクロコンピュータ(MCU)
OBUFc 出力バッファ
IBUFc 入力バッファ
4,5 DDR−SDRAM
OBUFd 出力バッファ
IBUFd 入力バッファ
6 アンダーフィル樹脂
8 コア層
9、16 ビルドアップ層
L1〜L6 配線層
10 MCUのデバイスバンプ電極
10cke MCUのクロックイネーブルデバイスバンプ電極
10c MCUにおけるDDR−SDRAMコントローラのデータ入出力用デバイスバンプ電極
11 DDR−SDRAMのデバイスバンプ電極
11cke DDR−SDRAMのクロックイネーブルデバイスバンプ電極
11d DDR−SDRAMのデータ入出力用デバイスバンプ電極
12 基板バンプ電極
12ckei クロックイネーブル信号入力用端子
12ckeo クロックイネーブル信号出力用端子
12t アクセステスト用基板バンプ電極
DQ0〜DQ15 データ入出力端子
LDQS,UDQS データストローブ端子
A10〜A13,BA0〜BA1 アドレス端子
/RAS,/CAS,/WE コマンド端子
LDM,UDM データマスク端子
RTdq/dqs データ系統
RTcmd/add アドレス・コマンド系統
40 DDR−SDRAM4のデータ系デバイスバンプ電極
41 DDR−SDRAM5のデータ系デバイスバンプ電極
42 DDR−SDRAMの右側のコマンド、アドレス系デバイスバンプ電極
43 DDR−SDRAMの左側のコマンド、アドレス系デバイスバンプ電極
50 DDR−SDRAMとMCUとを接続するデータ配線
51 テスト配線経路
52 分岐位置
A2d−3、B2d−3、C2−3 分岐位置

Claims (6)

  1. 表面、及び前記表面と反対側の裏面を有する実装基板と、
    号を入出力するための第1のデバイス端子、及び前記第1のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第1の電圧値を有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第1の半導体デバイスと、
    号を入出力するための第2のデバイス端子、及び前記第2のデバイス端子に入力される信号に対してオーバーシュート及びアンダーシュートの許容幅として第2の電圧値を有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第2の半導体デバイスと、
    前記実装基板の前記裏面に設けられた外部接続端子と、を含み、
    前記第1の電圧値は、前記第2の電圧値よりも小さく、
    前記実装基板は、前記第1のデバイス端子と前記第2のデバイス端子とを繋ぐ第1経路と、前記第1経路の第1部分から前記外部接続端子に向かって分岐される第2経路を有し、
    前記第1経路上における前記第1部分から前記第2のデバイス端子までの経路長は、前記第1経路上における前記第1部分から前記第1のデバイス端子までの経路長よりも短いことを特徴とする半導体装置。
  2. 表面、及び前記表面と反対側の裏面を有する実装基板と、
    号を入出力するための第1のデバイス端子、及び前記第1のデバイス端子から見た出力動作時の出力インピーダンスとして第1の出力インピーダンスを有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第1の半導体デバイスと、
    号を入出力するための第2のデバイス端子、及び前記第2のデバイス端子から見た出力動作時の出力インピーダンスとして第2の出力インピーダンスを有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第2の半導体デバイスと、
    前記実装基板の前記裏面に設けられた外部接続端子と、を含み、
    前記第2の出力インピーダンスは、前記第1の出力インピーダンスよりも小さく、
    前記実装基板は、前記第1のデバイス端子と前記第2のデバイス端子とを繋ぐ第1経路と、前記第1経路の第1部分から前記外部接続端子に向かって分岐される第2経路を有し、
    前記第1経路上における前記第1部分から前記第2のデバイス端子までの経路長は、前記第1経路上における前記第1部分から前記第1のデバイス端子までの経路長よりも短いことを特徴とする半導体装置。
  3. 表面、及び前記表面と反対側の裏面を有する実装基板と、
    信号を入出力するための第1のデバイス端子を有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第1の半導体デバイスと、
    信号を入出力するための第2のデバイス端子を有し、前記実装基板の前記表面上に搭載された第2の半導体デバイスと、
    前記実装基板の前記裏面に設けられた外部接続端子と、を含み、
    前記第2の半導体デバイスの出力バッファにおけるドライブ強度は、前記第1の半導体デバイスの出力バッファにおけるドライブ強度よりも大きく、
    前記実装基板は、前記第1のデバイス端子と前記第2のデバイス端子とを繋ぐ第1経路と、前記第1経路の第1部分から前記外部接続端子に向かって分岐される第2経路を有し、
    前記第1経路上における前記第1部分から前記第2のデバイス端子までの経路長は、前記第1経路上における前記第1部分から前記第1のデバイス端子までの経路長よりも短いことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記第2の半導体デバイスは、クロック信号に同期動作される半導体メモリデバイスであり、
    前記第1の半導体デバイスは、前記半導体メモリデバイスをアクセス制御する半導体データ処理デバイスであり、
    前記第1のデバイス端子及び第2のデバイス端子は、データ入出力とデータストローブ信号を入出力する端子であることを特徴とする請求項1、2、又は記載の半導体装置。
  5. 前記半導体メモリデバイスは、前記クロック信号の周波数に対して複数倍の速度でデータの入出力が可能にされるシンクロナスDRAMであることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記第1経路上における前記第1部分から前記第1のデバイス端子までの経路長と、前記第2経路上における前記第1部分から前記外部接続端子までの経路長との誤差の許容範囲は、2mmであることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
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