JP4674559B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
また、図8に示すように、ACアダプタ101のプラグ102をAC電源に接続してDCコネクタ105と電源ジャック106を接続したときには、ACアダプタ101の電圧変換部103の電圧がダイオード104を介して電圧変換部110に供給され、電圧変換部110において所定の電圧に変換して負荷111に供給している。このとき、ダイオード108は、DCコネクタ105から電池109に電流が逆流するのを防止している。また、ダイオード104は、図8の回路状態でプラグ102がAC電源に接続されていないとき、電池109からACアダプタ101に電流が洩れるのを防止している。ここで、図8は、図7の電源回路において、ACアダプタ101を接続しているときの状態を示す回路図である。
この欠点を解決するために、電池109と接続している電源ジャック106の接点106aにブレーク接点107を設け、前記ブレーク接点107を設けた電源ジャック106の接点106aと接続するACアダプタ101のDCコネクタ105の接点105aと電圧変換部103との間にダイオード104を設け、前記ACアダプタ101のDCコネクタ105を前記電源ジャック106に接続したときは前記ブレーク接点107を開放状態とし、ACアダプタ101の電圧変換部103の電圧がダイオード104を介して負荷111が接続されている電圧変換部110に供給され、電池109はダイオード108を介して電圧変換部110に接続されている(図9参照)。そして、前記ACアダプタ101のDCコネクタ105を前記電源ジャック106に接続しないときは前記電池109を負荷111が接続されている電圧変換部110と前記ブレーク接点107を介して直接接続し、電池109の電圧を直接供給するようにした(図10参照)技術が特許文献1に開示されている。ここで、図9は、図7、図8に示す電源回路を改良した回路図であって、ACアダプタ101を接続しているときの状態を示す回路図、図10は、図9の電源回路において、ACアダプタ101を接続していないときの状態を示す回路図である。
また、本体2の液晶ディスプレイ9の左側側面部には、カッターレバー10が設けられ、このカッターレバー10を親指などで内側に押すことにより、上端部に形成されるテープ排出口11から排出された感熱テープ12(図3参照)を切断刃(図示せず)にて切断することができる。また、感熱テープ12は、文字が印刷される受像紙と接着層とその接着層の接着面を保護する剥離紙とが積層されている。
更に、各プロテクタ部材15A、15B、16A、16Bは前記グリップ部材13A、13Bと同様に弾性を有するスチレン系エラストマー樹脂材により成形されているので、テープ印字装置1を落下させた際に衝撃を和らげるとともに、装置外装に傷がつくことを防止することができる。
図3に示すように、下側装置本体5には、テープカセット20の外形とほぼ同じ略四角形状で、ほぼテープカセット20の厚さ寸法に等しい深さ寸法を裏側に膨出するように形成されるカセット収納部21が設けられている。また、このカセット収納部21のカッターレバー10側の端縁部近傍には、サーマルヘッド22が取り付けられる薄板状のサーマルヘッド取付部23が、装置の長手方向に沿うように直角に立設されている。また、サーマルヘッド22に対向するカセット収納部21の側部に設けられた駆動部24にはプラテンホルダ(図示せず)が回動可能に設けられている。
そして、下側装置本体5のカセット収納部21が設けられた反対側には、電池38が8本並列に並べて収納される電池収納部27がカセット収納部21の底面部よりも裏面側に膨出するように形成されている。尚、電池収納部27に収納された8本の電池38は直列接続される。また、上側装置本体4の内部には後述の制御回路が構成される制御基板部37(図4参照)が配設されている。
また、背面カバー3の下側装置本体5に収納されたテープカセット20に対向する部分には確認窓32が設けられ、プロテクタ部材15Bは、この確認窓32を覆うことなく背面カバー3に取り付けられている。従って、カセット収納部21に収納したテープカセット20の種類を、背面カバー3を開けなくとも確認窓32を通して確認できるようになっている。
さらに、第1プロテクタ部材15Aを上側装置本体4及び下側装置本体5に取り付けた状態で第2差込部30の表面が第1プロテクタ部材15Aの表面より低くなっている。故に、テープ印字装置1が落下した際、第1プロテクタ部材15Aが、第2差込部30よりも先に落下先の床等に当接するので、第2差込部30が押し込まれて背面カバー3が外れる虞は無い。
抵抗41、42は直列に接続され、且つ、前記8個の電池38及び電源ジャック33に対して並列に接続されている。ここで、抵抗41の抵抗値が2kΩ、抵抗42の抵抗値が1kΩにそれぞれ設定されており、抵抗41と抵抗42との間で、電池38の電圧又はACアダプタ34が接続されている場合にはACアダプタ34の出力電圧(本実施形態では直流約9V)を所定の割合(本実施形態では1/3)に分圧した電圧が検出される。
そして、A/D入力部48は、抵抗41と抵抗42との間の接点53に接続され、電池38全体の電圧又はACアダプタ34の出力電圧を1/3に分圧した電圧を測定する。ACアダプタ34の出力電圧を1/3に分圧した電圧の測定値は常に一定であるが、電池38のみでテープ印字装置1を使用した場合には電池新品時と電池消耗時ではこの測定値が異なる。そのため、予め電池38が消耗したときのA/D入力電圧を設定することによって電池38の消耗を検出することができ、この時、電池38が消耗している旨を液晶ディスプレイ9に表示する。
尚、抵抗41、42の抵抗値の比率を変化させることによって、その分圧比を変更することも当然に可能である。
前述したように電流制御機構46は、(1)負荷回路に必要な電力がACアダプタ34から定電圧回路47に供給されているときは、電池38からの定電圧回路47への電流の供給を停止し、(2)負荷回路に必要な電力がACアダプタ34から定電圧回路47に供給されないときは、電池38から定電圧回路47に電流を供給することによって電池38の無駄な消耗を防止しているので、電流制御機構46を正常に動作させるための回路定数は前記の(1)と(2)の条件を満たさなければならない。
その条件を求めると(1)の場合、
VB−(VZ+VF)<VAD・・・・・・・・(a)
ただし、VB:電池電圧
VZ:ツェナー電圧
VF:ダイオード順方向電圧降下
VAD:ACアダプタ電圧(一定)
となる。
(2)の場合、
VB−(VZ+VF+Vsat)>VCC・・・・・(b)
ただし、Vsat:定電圧回路の入出力電圧差
VCC:ロジック電圧
となる。
VBの最大値は 1.6×8本=12.8V(電池新品時)
VF=0.7V、 VAD=9Vとすると
(a)式に代入して、
12.8−(VZ+0.7)<9 ∴ VZ>3.1・・・・・・・・(c)
となる。
また、上記(b)式から実際のツェナー電圧VZを求めると
VBの最小値は 1.0×8本=8.0V(電池消耗時)
VF=0.7V、 Vsat=0.2V、 VCC=3.3Vとすると
(b)式に代入して、
8.0−(VZ+0.7+0.2)>3.3 ∴ VZ<3.8・・・(d)
となり、ツェナー電圧の範囲は上記(c)、(d)式から、3.1<VZ<3.8になるが、実際にはツェナー電圧を3.2〜3.7Vの範囲で選択することになる。
尚、抵抗44に発生する電圧は僅かであるので上記の計算式では省略している。
VBの最小値は 1.0V×8本=8.0V(電池消耗時)
抵抗41:2kΩ、 抵抗42:1kΩであるので
接点53の電圧は 8.0V×1/3≒2.7V
となり、この2.7VがA/D入力部48に対するA/D入力電圧である。
次にS2においては、機器内電源回路36におけるA/D入力部48のA/D入力電圧に基づいて電池38が消耗していないか判断する。電池38が消耗していない場合(S2:NO)にはS5に移行する一方、電池38が消耗している場合(S2:YES)にはS3に移行する。
また、印刷しない場合(S6:NO)には、入力されたキーに対応する他の処理、例えば、文章データの入力、削除、及び編集等が行なわれた(S8)後にS2へ戻る。
2 本体
33 電源ジャック
34 ACアダプタ
34E DCコネクタ
37 制御基板部
38 電池
41 抵抗
42 抵抗
43 ツェナーダイオード
44 抵抗
45 ダイオード
46 電流制御機構
47 定電圧回路
48 A/D入力部
Claims (1)
- DCコネクタから電力を供給するACアダプタと、
前記DCコネクタに接続される機器側の電源ジャックと、
前記電源ジャックを介して電力が供給される定電圧回路と、
前記定電圧回路から定電圧を供給される負荷回路と、
前記機器内部に収納され、前記定電圧回路に電力を供給可能に接続された電池と、
前記電池に接続され、前記ACアダプタのDCコネクタが前記電源ジャックに接続されたときに前記電源ジャックの端子に対して開放状態となるブレーク接点と、を備え、
前記ACアダプタのDCコネクタが前記電源ジャックに接続されていないときは、前記電源ジャックの端子に対して接続状態となっている前記ブレーク接点を介して前記電池の電圧が直接に前記定電圧回路に供給され、
前記ACアダプタのDCコネクタが前記電源ジャックに接続されたときは、前記電源ジャックの端子に対して前記ブレーク接点が開放状態となり、前記ACアダプタのDCコネクタの端子及び前記電源ジャックの端子を介して前記ACアダプタの電圧が前記定電圧回路に供給され、
前記電源ジャックの端子に対して前記ブレーク接点が開放状態にある場合で、前記負荷回路に必要な電力が前記ACアダプタから前記定電圧回路に供給されているときは、前記電池からの前記定電圧回路への電流の供給を停止し、前記負荷回路に必要な電力が前記ACアダプタから前記定電圧回路に供給されないときは、前記電池から前記定電圧回路に電流を供給する電流制御手段を備え、
前記電流制御手段は、前記ACアダプタが出力する電圧と前記電池が出力する電圧との電圧差に基づいて、前記電池から前記定電圧回路への電流を通電と非通電とに制御するスイッチ回路であり、
前記スイッチ回路は、
前記電池と前記定電圧回路の間に直列に挿入され、電流の向きが前記電池から前記定電圧回路への一方向となるように挿入されたダイオードと、
前記電流制御手段の動作電圧を設定するためのツェナーダイオードとから構成されていることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006074432A JP4674559B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006074432A JP4674559B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 電子機器 |
Publications (2)
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JP2007252129A JP2007252129A (ja) | 2007-09-27 |
JP4674559B2 true JP4674559B2 (ja) | 2011-04-20 |
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ID=38595848
Family Applications (1)
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JP2006074432A Active JP4674559B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | 電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4674559B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0583867A (ja) * | 1991-09-19 | 1993-04-02 | Nec Corp | 電源回路 |
JPH05328622A (ja) * | 1992-05-21 | 1993-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源装置 |
JPH0727255U (ja) * | 1993-10-12 | 1995-05-19 | 矢崎総業株式会社 | 電源回路 |
JPH0919081A (ja) * | 1995-06-28 | 1997-01-17 | Hioki Ee Corp | Acアダプタ・電池使用直流電源回路 |
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2006
- 2006-03-17 JP JP2006074432A patent/JP4674559B2/ja active Active
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JP2007252129A (ja) | 2007-09-27 |
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