JP4673872B2 - インタフェース回路 - Google Patents

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本発明は、フリップフロップ回路と、その出力論理を切り替えるとともに切り替えた出力論理を保持する論理制御回路を備え、夫々がバイポーラプロセスで構成されたインタフェース回路に関する。
図2に示すように、フリップフロップ(図中、二点鎖線の左側回路)と、フリップフロップの出力状態の変更及び次回更新までの状態保持を行なう論理制御回路(図中、二点鎖線の右側回路)を備えたインタフェース回路をバイポーラプロセスで構成する場合、一般的に一系統の論理制御回路に一対のワイヤードオア回路を構成してフリップフロップの制御端子に入力すべき論理信号を生成していた。
このようなインタフェース回路は、マイクロコンピュータ等の論理回路に入力される外部信号端子に対して、インピーダンスマッチングなどのためにプルアップ抵抗やプルダウン抵抗を接続する場合等に利用され、論理制御回路によりフリップフロップの出力を制御するための論理信号が生成されるように構成されており、外部信号の系統数が増大するとそれに対応して複数のフリップフロップと論理制御回路を設ける必要があった。
一方、特許文献1には、スイッチの切替によりアイドル電流を低減させることを目的として、入力対に与えられた信号電圧を差動で受ける差動対と、前記差動対の出力対と第1の電源間に接続される負荷素子対と、前記差動対と第2の電源間に接続され、前記差動対に定電流を供給する電流源とを有する差動段を備え、前記差動対、及び/又は、前記負荷素子対は、相対的に低閾値のトランジスタよりなり、前記差動段の電流パスに挿入され、前記電流パスの導通・遮断を制御するスイッチ機能として、前記低閾値のトランジスタよりも高い閾値を有し、制御端子に入力される制御信号によってオン・オフ制御される少なくとも1つのトランジスタを備えている差動増幅回路が記載されている。
特開2004−128487号公報
しかし、上述した従来のインタフェース回路では、論理制御回路に一対のワイヤードオア回路等の複数の論理回路が必要となり、トランジスタロジックで設計する場合には、信号系統の数が増大すればそれだけ回路規模が大きくなり、非常に複雑な論理回路を構築しなければならず、回路面積が増大するばかりでなく、コストも上昇するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の問題に鑑み、バイポーラプロセスを採用しながらも簡単な回路構成により論理制御回路を構築できるインタフェース回路を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるインタフェース回路の特徴構成は、フリップフロップ回路と、その出力論理を切り替えるとともに切り替えた出力論理を保持する論理制御回路を備え、夫々がバイポーラプロセスで構成されたインタフェース回路であって、前記論理制御回路を、基準電圧がベースに印加される第一トランジスタ及び制御電圧がベースに印加される第二トランジスタのエミッタまたはコレクタ同士を接続し、前記エミッタまたはコレクタの接続ノードに前記フリップフロップの出力論理を切り替えまたは保持するスイッチを介して定電流源を接続した差動対で構成し、前記第一トランジスタのコレクタまたはエミッタを前記フリップフロップ回路の一方の入力端子に接続するとともに、前記第二トランジスタのコレクタまたはエミッタを前記フリップフロップ回路の他方の入力端子に接続している点にある。
上述の構成によれば、論理制御回路を差動対で構成し、差動対の一方の端子に基準電圧より高い電圧または低い電圧を印加することにより、スリップフロップの出力を制御するための論理信号が生成されるため、論理制御回路が非常にシンプルに構築でき、回路面積の縮小とコストの低減を図ることができるようになる
本発明によれば、バイポーラプロセスを採用しながらも簡単な回路構成により論理制御回路を構築できるインタフェース回路を提供することができるようになった。
以下に、本発明によるインタフェース回路を説明する。
図1に示すように、インタフェース回路(以下、「IF回路」と記す。)9は、スイッチSW9等の状態を示す外部入力信号がマイクロコンピュータ8の入力ポートに入力される際に、信号レベルの整合を図る回路で、スイッチSW9の出力端子とマイクロコンピュータ8の入力ポート間に設けられている。
マイクロコンピュータ8は、車両に搭載された電子制御装置(以下、「ECU」と記す。)に組み込まれ、スイッチSW9のオンまたはオフ状態に対応して入力ポートへ入力された状態信号の信号レベルが、予め設定されたハイレベル閾値VHth以上であるときにはスイッチSW9がオフ状態、予め設定されたローレベル閾値VLth以下であるときにはスイッチSW9がオン状態にあると判断し、その状態に基づいて例えばエンジンやブレーキなどを適切に制御する。
ここで、スイッチSW9は、ドアスイッチなど車両に搭載される各種のハードウェアスイッチや、センサなどの信号処理回路に組み込まれたトランジスタなどで構成されるものである。
このようなハードウェアスイッチの一端が車両のシャーシなどに接地され、他端がプルアップ抵抗Rpu9を介して例えばバッテリなどの電源に接続されている場合や、信号処理回路の出力段のトランジスタがプルアップされている場合には、スイッチSW9の出力端子を直接マイクロコンピュータ8の入力ポートに接続すればよいが、端子が開放されている場合には、マイクロコンピュータの入力ポート側に外部入力信号の信号レベルを確定させるプルアップ抵抗回路としてのプルアップ抵抗R9を設ける必要がある。
しかしながら、端子が開放されているかプルアップされているかは、スイッチにより区々であり、個別に対応して電子制御装置のハードウェア回路を設計するのは非常に煩雑になる。
そこで、マイクロコンピュータにより制御されるIF回路9を設け、スイッチSW9の端子が開放されている場合にはプルアップ抵抗R9を介して入力ポートまたは所定の閾値電圧と比較する比較回路に接続し、スイッチSW9の端子がプルアップされている場合には直接入力ポートまたは当該比較回路に接続するように構成されている。尚、スイッチSW9の端子が比較回路CMP9に接続される場合には、比較回路CMP9の出力がマイクロコンピュータの入力ポートに接続される。
このようなIF回路9は、プルアップ抵抗R9に電源電圧を印加するか否かを切り替えるトランジスタQ9と、スイッチSW9の出力信号レベルを判定するシュミットトリガ型のコンパレータCMP9を備えた比較回路と、マイクロコンピュータ8からの制御信号に応じてトランジスタQ9のベースに印加する信号の出力論理を切り替えまたは保持する切替回路9を備えて構成される。
トランジスタQ9は、コレクタが電源に、エミッタがプルアップ抵抗R9に接続され、ベースに入力される前記信号がハイレベルであるとき前記プルアップ抵抗回路を作動状態に、ローレベルであるとき前記プルアップ抵抗回路を非作動状態に切替える。
コンパレータCMP9は、スイッチSW9のオンまたはオフ状態に応じて入力される信号レベルと基準電圧生成回路Vrefで生成された基準電圧とを比較し、スイッチSW9のチャタリングなどによるノイズを吸収しつつ、外部入力信号を所定レベルの論理信号に変換してマイクロコンピュータ8に入力する。
切替回路9は、図3(a)に示すように、バイポーラプロセスで構成されたフリップフロップ回路9f(図中、二点鎖線より左側の回路)及び論理制御回路9s(図中、二点鎖線より右側の回路)を備えて構成され、論理制御回路9sは、フリップフロップ回路9fの出力論理を切り替えるとともに切り替えた出力論理を保持するように動作する。
論理制御回路9sは、基準電圧生成回路Vs9で生成された基準電圧がベースに印加される第一トランジスタQs91と、マイクロコンピュータ8の出力端子から出力される制御信号S/R(セット/リセット信号)電圧がベースに印加される第二トランジスタQs92と、両トランジスタのエミッタ同士が接続され、前記エミッタの接続ノードZにトランジスタQs93を介して定電流源CCS9が接続された差動対で構成されている。
トランジスタQs93は、フリップフロップ回路9fの出力論理を切り替えまたは保持するスイッチとして機能し、そのベースには、マイクロコンピュータ8の出力端子から出力される制御信号ENが印加され、制御信号ENがハイレベルのときに定電流源CCS9から接続ノードZへ電流が供給され、ローレベルのときに電流が遮断される。
また、第一トランジスタQs91のコレクタはフリップフロップ回路9fの一方の入力端子Pi91と接続され、第二トランジスタQs92のコレクタはフリップフロップ回路9fの他方の入力端子Pi92と接続されている。
フリップフロップ回路9fを構成する各トランジスタQf99、Qf98、Qf97、Qf96、Qf95はエミッタ接地され、トランジスタQf98とQf97、及び、トランジスタQf96とQf95は、夫々、コレクタ同士が接続され、夫々の接続ノードX、Yが抵抗Rf99及び抵抗Rf98を介して電源に接続されている。
トランジスタQf98のベースに論理制御回路9sの第一トランジスタQs91のコレクタ出力信号OUT91が入力され、トランジスタQf95のベースに論理制御回路9sの第二トランジスタQs92の各コレクタ出力信号OUT92が入力されている。また、トランジスタQf96のベースが抵抗Rf99を介して電源に接続され、トランジスタQf97のベースは抵抗Rf98、Rf95を介して電源に接続されている。
トランジスタQf99のベースは抵抗Rf98、Rf96を介して電源と接続され、エミッタは抵抗Rf97を介して電源と接続される。出力端子Po90はトランジスタQf99のエミッタ入力信号を出力し、前記信号がトランジスタQ9のベースへ入力される。
図3(b)に示すように、制御信号ENがローレベルであるとき、トランジスタQs93がオフして差動対に給電されないため、制御信号S/Rの電圧レベルには関係なく、第一トランジスタQs91と第二トランジスタQs92の各コレクタ出力信号OUT1、OUT2は、共にローレベルとなり、フリップフロップ回路9fから出力される信号の出力論理が直前の論理に保持される。
差動対に対する制御信号ENがハイレベルとなりトランジスタQs93がオンすると差動対に給電され、制御信号S/Rが基準電圧生成回路Vs9で生成された基準電圧より高い電圧になれば、第一トランジスタQs91を流れるコレクタ電流が第二トランジスタQs92を流れるコレクタ電流より多くなり、コレクタ出力信号OUT91がハイレベル、コレクタ出力信号OUT92がローレベルとなり、フリップフロップ回路9fから出力される信号の出力論理はハイレベルとなる。
さらに、制御信号S/Rが基準電圧生成回路Vs9で生成された基準電圧より低い電圧になれば、第一トランジスタQs91を流れるコレクタ電流が第二トランジスタQs92を流れるコレクタ電流より少なくなり、コレクタ出力信号OUT91がローレベル、コレクタ出力信号OUT92がハイレベルとなり、フリップフロップ回路9fから出力される信号の出力論理はローレベルとなる。
即ち、図3に示すように構成された切替回路9sをIF回路9に備えることで、マイクロコンピュータ8から入力される制御信号EN、S/Rに対して、IF回路9は、図2に示す従来の回路と同様の機能を発揮しながらも、その構成部品が大幅に削減されるようになる。
ところで、スイッチSW9などの外部入力信号が複数、例えば7系統あるとき、IF回路x(x=0,1,・・・,7)は、スイッチSWx(x=0,1,・・・,7)と対に設置される必要がある。そこで、IF回路x(x=0,1,・・・,7)の論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)は、図4のように、電源に対して並列に接続されるが、論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)は夫々同様の回路構成を有するため、図5に示すように、定電流源CCSxを1つの定電流源CCS9で共用して、さらに回路サイズの小型化やコスト低減を図ることができる。
尚、図5に示す回路構成では、論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)にはマイクロコンピュータ8から制御信号EN、S/Rを個別に入力する必要があり、論理制御回路xsの夫々に対して数に限りのあるマイクロコンピュータ8の二本の出力端子が専有されることになる。
そこで、図6に示すように、論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)の接続ノードZに定電流源CCSx(x=0,1,・・・,7)から差動対に供給される電流を選択的に通流または遮断制御する選択スイッチとしてのトランジスタQsx3(x=0,1,・・・,7)を備えることで、論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)に入力する制御信号EN、S/Rを共用することができる。
定電流源CCSx(x=0,1,・・・,7)から差動対に供給される電流の通流または遮断はトランジスタQsx0のベースに対してマイクロコンピュータの出力端子から入力される制御信号SLx(x=0,1,・・・,7)の出力論理に基づいて制御されるため、論理制御回路xsに対して、新たに1つの制御信号SLxを入力する必要があるものの、制御信号EN、S/Rを出力するマイクロコンピュータ8の出力端子は共用できるようになる。前記削減効果はスイッチSWの数が多いほど大きくなる。
更に、トランジスタQsx3(x=0,1,・・・,7)と基準電圧生成回路Vsx(x=0,1,・・・,7)を、図7に示すように、夫々1つのトランジスタQs93と基準電圧生成回路Vs9とで共用することで、前記出力端子の削減効果に加えて、回路サイズの小型化やコスト低減を図ることができる。
論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)が図7に示すように並列接続されるとき、論理制御回路xs(x=0,1,・・・,7)には、図8に示すように、マイクロコンピュータ8からの共通の制御信号EN、S/Rが並列に入力され、複数の選択スイッチとしてのトランジスタQsx0を切り替える制御信号SLxが3−8デコーダでなるデコード回路を介して各別に入力される。また、スイッチSWxの状態信号は比較回路xにより論理信号に変換されてマイクロコンピュータ8に入力される。
マイクロコンピュータ8は、作動または非作動を切り替えたいプルアップ抵抗回路を選択すると共に、前記プルアップ抵抗回路に対する論理制御回路に入力する制御信号EN、S/Rを有効化するため、前記3−8デコーダに3つの制御信号SLを入力し、前記3−8デコーダは、選択された論理制御回路に対してローレベルの、その他の6つの論理制御回路に対してハイレベルの制御信号SLを出力する。これにより、前記プルアップ抵抗回路の作動または非作動が切り替えられる。
また、マイクロコンピュータ8は、作動または非作動を切り替えたいプルアップ抵抗回路が複数あるときには、制御信号SLxの出力論理を順次切り替え、それに対応して制御信号EN、S/Rを出力することで、全てのプルアップ抵抗回路の作動または非作動を切り替えるように構成される。マイクロコンピュータ8は、前記3−8デコーダを介することで、3つの制御信号で実質的に8つの制御信号を出力することができるため、制御信号SLxを出力するために必要なマイクロコンピュータ8の出力端子の使用個数は削減される。
具体的に説明すると、例えば、マイクロコンピュータ8は、プルアップ抵抗Rpu0が接続されていないスイッチSW0のプルアップ抵抗回路を作動させるため、ハイレベル(1)の制御信号EN、S/Rと、全てがローレベル(000)の3つの制御信号SLとを出力する。前記3−8デコーダは、前記3つの制御信号SLに基づいて、論理制御回路0にはローレベル(0)の制御信号SL0、その他の論理制御回路1〜7にはハイレベル(1)の制御信号SL1〜7を出力する。
その後、マイクロコンピュータ8は、プルアップ抵抗Rpu1と接続されたスイッチSW1のプルアップ抵抗回路を非作動にするため、2つのローレベルと1つのハイレベル(001)の3つの制御信号SLと、ハイレベル(1)の制御信号ENと、ローレベル(0)のS/Rを出力し、前記3−8デコーダは、論理制御回路1にはローレベル(0)の制御信号SL1、その他の論理制御回路0、2〜7にはハイレベル(1)の制御信号SL0、2〜7を出力する。
マイクロコンピュータ8と前記3−8デコーダは全てのスイッチSWに対して上述の動作を順次繰り返し、全てのプルアップ抵抗回路の作動または非作動の切り替えを完了すると、マイクロコンピュータ8は制御信号ENをローレベル(0)で出力して、切り替えたプルアップ抵抗回路の作動または非作動を保持する。
以下に、別実施形態について説明する。
上述した実施形態では、外部入力信号が8系統あるときのインタフェース回路の構成や動作について説明したが、単一または複数系統の外部入力信号に対して本発明を適用できることは言うまでもない。
上述した実施形態では、マイクロコンピュータ8は、車両に搭載されたECUでなるものとしたが、これに限定するものではない。即ち、スイッチSW9の状態信号がIF回路9を介して論理信号に変換されて入力されるように構成されたものであればよい。
上述した実施形態では、インタフェース回路9は、レベル設定回路としてのトランジスタQ9と、コンパレータCMP9を備えた比較回路と、切替回路9とを備えるものとして説明したが、レベル設定回路と比較回路を備えず、切替回路9のみを備えたもの、即ち、切替回路9がインタフェース回路9そのものであってもよい。この場合、インタフェース回路9に対してレベル設定回路と比較回路を外付けで接続することで、上述の実施形態におけるIF回路9と同様の回路構成を実現することができる。
上述した実施形態では、差動対を構成する第一トランジスタQs91及び第二トランジスタQs92がpnpトランジスタで構成されたものを説明したが、差動対を構成する一対のトランジスタがnpnトランジスタで構成されるものであってもよい。この場合には、前記論理制御回路を、基準電圧がベースに印加される第一トランジスタ及び制御電圧がベースに印加される第二トランジスタのコレクタ同士を接続し、前記コレクタの接続ノードに前記フリップフロップの出力論理を切り替えまたは保持するスイッチを介して定電流源を接続した差動対で構成し、前記第一トランジスタのエミッタを前記フリップフロップ回路の一方の入力端子に接続するとともに、前記第二トランジスタのエミッタを前記フリップフロップ回路の他方の入力端子に接続すればよい。
上述の実施形態では、プルアップ抵抗回路を構成するプルアップ抵抗R9は、外部入力信号の検出精度等に基づいて精度及び値の異なる適切な抵抗を選択可能なように外付けされるものとしたが、図9に示すように、インタフェース回路9に内蔵されるものであってもよい。この場合、外付けでプルアップ抵抗R9を設置する作業やそのコスト、設置スペースなどを省くことができる。
上述した実施形態では、レベル設定回路は、プルアップ抵抗回路の作動または非作動を切り替えるものとしたが、図9(a)に示すように外付けのプルダウン抵抗R9、または、図9(b)に示すようにインタフェース回路9に内蔵されたプルダウン抵抗R9を備えたプルダウン抵抗回路の作動または非作動を切り替えるものであっても良い。
上述した実施形態では、インタフェース回路がバッテリに接続される場合を説明したが、バッテリ電圧を降圧するレギュレータに接続されるものであってもよいことは言うまでもない。
尚、上述した各実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
インタフェース回路の説明図 (a)は従来例によるインタフェース回路(切替回路)の説明図、(b)は従来例によるインタフェース回路(切替回路)の特性図 (a)は切替回路の説明図、(b)はインタフェース回路の特性図 複数の論理制御回路を並列に接続したときの説明図 複数の論理制御回路を並列に接続したときの説明図 複数の論理制御回路を並列に接続したときの説明図 複数の論理制御回路を並列に接続したときの説明図 7つのスイッチがある際のインタフェース回路の説明図 別実施例におけるプルアップ抵抗を内蔵したインタフェース回路の説明図 (a)は別実施例におけるプルダウン抵抗を外付けしたインタフェース回路の説明図、(b)は別実施例におけるプルダウン抵抗を内蔵したインタフェース回路の説明図
符号の説明
8:マイクロコンピュータ
9f:フリップフロップ回路
9s:論理制御回路
CCS9:定電流源
Pi91:入力端子
Pi92:入力端子
Qs91:第一トランジスタ
Qs92:第二トランジスタ
Qs93:スイッチ
SW:スイッチ

Claims (4)

  1. フリップフロップ回路と、その出力論理を切り替えるとともに切り替えた出力論理を保持する論理制御回路を備え、夫々がバイポーラプロセスで構成されたインタフェース回路であって、
    前記論理制御回路を、基準電圧がベースに印加される第一トランジスタ及び制御電圧がベースに印加される第二トランジスタのエミッタまたはコレクタ同士を接続し、前記エミッタまたはコレクタの接続ノードに前記フリップフロップの出力論理を切り替えまたは保持するスイッチを介して定電流源を接続した差動対で構成し、前記第一トランジスタのコレクタまたはエミッタを前記フリップフロップ回路の一方の入力端子に接続するとともに、前記第二トランジスタのコレクタまたはエミッタを前記フリップフロップ回路の他方の入力端子に接続しているインタフェース回路。
  2. 前記フリップフロップ回路の出力に基づいて外部入力信号の信号レベルを確定させるプルアップ抵抗回路またはプルダウン抵抗回路の作動または非作動を切り替えるレベル設定回路と、前記外部入力信号を所定レベルの論理信号に変換して出力する比較回路を備えている請求項1記載のインタフェース回路。
  3. 前記接続ノードに前記第二トランジスタを複数並列に接続し、夫々の差動対に前記定電流源から供給される電流を選択的に通流または遮断制御する複数の選択スイッチを備えている請求項1または2記載のインタフェース回路。
  4. 前記複数の選択スイッチを切り替える制御信号がデコード回路を介して各別に入力されている請求項3記載のインタフェース回路。
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