JP4672995B2 - レンズ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ装置に関する。
近年、報道、中継、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリーなどの用途で用いられているENGカメラ等の放送用テレビカメラ用テレビレンズの構成について、図11〜13を用いて説明する。
ENGカメラ用ズームレンズの上面外観図を図11に、側面外観図を図12に示す。
図11、図12に示すように、100は図示されていないが内部に、固定フォーカスレンズ、移動フォーカスレンズ、ズームレンズ、アイリス機構、およびリレーレンズ、エクステンダーが配置されているレンズ鏡筒、101は回動させることにより移動フォーカスレンズが光軸に沿って前後移動してフォーカス調整を行うフォーカスリング、102は回動させることによりズームレンズが光軸に沿って前後移動してズーム調整を行うズームリング、103は回動させることによりアイリスの絞り径が調整されるアイリスリング、104はENGズームレンズの鏡筒に取り付けられ、ズーム、フォーカス、アイリスを電動で駆動するためのモータや、位置検出器、制御回路、ズーム、フォーカス、アイリスを電動で駆動するのか、手動で駆動するのかを切り換えるクラッチ、スイッチなどが収められたドライブユニット、105はズームを電動で駆動する際に、そのコントロールを行うズームスイッチ、106はアイリスを電動で駆動するのか、手動で駆動するのかを切り換えるアイリス電動/手動切り換えスイッチ、107はENGレンズとENGカメラとの間の電気インターフェイスとなり、アイリスを電動で駆動する際の指令信号がENGカメラ側から供給され、ズームレンズ、フォーカスレンズ、アイリス機構の位置信号をENGカメラ側に供給するカメラケーブル、108はズームを電動で駆動する際にズームスイッチ105の操作量に対するズームレンズの駆動速度を可変するズームスイッチ速度可変ボリューム、109はズームを電動で駆動するのか、手動で駆動するのかを切り換えるズームクラッチ、110はフォーカスをデマンドで駆動するのか、手動で駆動するのかを切り換えるフォーカスクラッチである。
更に、ENGカメラおよびENGカメラ用ズームレンズの構成を図13に示す。
同図において、200はレンズ鏡筒100、レンズケーブル107などで構成されるテレビレンズ、201はレンズケーブル107を接続し、CCD40、映像信号処理部41、映像信号記録・再生部42、映像信号表示部43などで構成されるテレビカメラ部、1は後述するズームレンズ光学系9を電動駆動するために、ズームスイッチ105の操作量に比例したズーム駆動方向およびズーム駆動速度を指示するズーム速度指令信号を検出するズーム速度指令信号発生手段である。ズーム速度指令信号発生手段1はポテンショメータ、ボリュームなどのアナログ検出器、ロータリーエンコーダなどのディジタル検出器などで構成される。2はズーム速度指令信号を後述するA/D変換手段3に取り込むために信号レベル変換/信号シフト変換を行うズーム速度指令信号演算手段、3はズーム速度指令信号演算手段2から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段、4はテレビレンズ200の各機能の動作を司るCPU、5はCPU4から後述するズームレンズ光学系9を電動駆動するため出力されるズーム制御信号をディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変換手段、6はD/A変換手段5から出力されるズーム制御信号の信号レベル変換/信号シフト変換を行うズーム制御信号演算手段、7は後述するズームモータ8を駆動するズーム電力増幅手段、8は後述するズームレンズ光学系9を駆動するズームモータ、9は光学装置の変倍調整を行うズームレンズ光学系、10はズームレンズ光学系9の絶対位置に応じたズーム絶対位置信号を出力するズーム絶対位置信号検出手段、11はズーム絶対位置信号を後述するA/D変換手段12に取り込むために信号レベル変換/信号シフト変換を行うズーム絶対位置信号演算手段、12はズーム絶対位置信号演算手段11から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段、13はズームスイッチ速度可変ボリューム位置信号を後述するA/D変換手段14に取り込むために信号レベル変換/信号シフト変換を行うズームスイッチ速度可変ボリューム位置信号演算手段、14はズームスイッチ速度可変ボリューム位置信号演算手段13から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段、15はテレビレンズ200に接続し、後述するズームデマンド操作部16によってズームレンズ光学系9を制御するズームデマンド部である。16は角度を操作することによってズームレンズ光学系9を制御するズームデマンド操作部である。17はズームデマンド操作部16の操作回転角に比例したズーム駆動位置信号を検出するズームデマンドカウンタである。ズームデマンドカウンタ17は、ポテンショメータ、ボリュームなどのアナログ検出器、ロータリーエンコーダなどのディジタル検出器などで構成される。
18はCPU4から後述するフォーカスレンズ光学系22を電動駆動するため出力されるフォーカス制御信号をディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変換手段、19はD/A変換手段18から出力されるフォーカス制御信号の信号レベル変換/信号シフト変換を行うフォーカス制御信号演算手段、20は後述するフォーカスモータ21を駆動するフォーカス電力増幅手段、21は後述するフォーカスレンズ光学系22を駆動するフォーカスモータ、22は光学装置の焦点調整を行うフォーカスレンズ光学系、23はフォーカスレンズ光学系22の絶対位置に応じたフォーカス絶対位置信号を出力するフォーカス絶対位置信号検出手段、24はフォーカス絶対位置信号を後述するA/D変換手段25に取り込むために信号レベル変換/信号シフト変換を行うフォーカス絶対位置信号演算手段、25はフォーカス絶対位置信号演算手段24から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段、26はテレビレンズ200に接続し、後述するフォーカス操作部27によってフォーカスレンズ光学系22を制御するフォーカスデマンド部である。27は角度を操作することによってフォーカスレンズ光学系22を制御するフォーカスデマンド操作部である。28はフォーカスデマンド操作部27の操作回転角に比例したフォーカス駆動位置信号を検出するフォーカスデマンドカウンタである。フォーカスデマンドカウンタ28は、ポテンショメータ、ボリュームなどのアナログ検出器、ロータリーエンコーダなどのディジタル検出器などで構成される。
29はCPU4から後述するアイリス機構33を電動駆動するため出力されるアイリス制御信号をディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変換手段、30はD/A変換手段29から出力されるアイリス制御信号の信号レベル変換/信号シフト変換を行うアイリス制御信号演算手段、31は後述するアイリスモータ32を駆動するアイリス電力増幅手段、32は後述するアイリス機構33を駆動するアイリスモータ、33は光学装置の光量調整を行うアイリス機構、34はアイリス機構38の絶対位置に応じたアイリス絶対位置信号を出力するアイリス絶対位置信号検出手段、35はアイリス絶対位置信号を後述するA/D変換手段36に取り込むために信号レベル変換/信号シフト変換を行うアイリス絶対位置信号演算手段、36はアイリス相対位置信号演算手段35から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段、37はテレビレンズ200の様々な動作状態を表示するレンズ情報表示部、38はテレビレンズ200の様々な情報を記憶する揮発性記憶部、39はテレビカメラ201の各機能の動作を司るCPU、40はテレビレンズ200を介して入力する光信号を電気信号に変換して映像信号として出力するCCD(撮像素子)、41はCCD40から出力される映像信号を処理する映像信号処理部、42は映像信号処理部41で処理された映像信号を記録・再生する映像信号記録・再生部、43はテレビカメラ201の様々な動作状態や撮影された映像を表示する映像信号表示部、44は後述する電源供給部46から供給される電源を元に、基準電圧を生成する基準電圧生成部、45はテレビカメラ201の電源の入力、切断を行う電源切り換え部、46はテレビレンズ200、テレビカメラ201の電源の供給する電源供給部で構成される。
上記構成において、ENGズームレンズおよびENGカメラによってズームレンズ光学系9を操作する場合のズームスイッチ105、ズームクラッチ109、ズームデマンド操作部16の操作について説明する。ズームクラッチ109がOFFされていて、かつズームスイッチ105を操作した場合、ズーム速度指令信号発生手段1、ズーム速度指令信号演算手段2、A/D変換手段3、およびCPU4によってその操作量を算出し、ズームデマンド部15を操作した場合、ズームデマンドカウンタ17およびCPU4によってその操作量を算出する。また、同時にズームレンズ光学系9の絶対位置をズーム絶対位置検出手段10、ズーム絶対位置信号演算手段11、A/D変換手段12によって算出し、これら操作量と絶対位置をもとにCPU4によって、ズームレンズ光学系9の目標位置を算出する。そして、この目標位置をもとに、D/A変換手段5、ズーム制御信号演算手段6、ズーム電力演算手段7、およびズームモータ8によってズームレンズ光学系9を駆動する。
次に、上記構成において、ENGズームレンズおよびENGカメラによってフォーカスレンズ光学系22を操作する場合のフォーカスクラッチ110、フォーカスデマンド操作部27の操作について説明する。フォーカスクラッチ110がOFFされていて、かつフォーカスデマンド部26を操作した場合、フォーカスデマンドカウンタ28およびCPU4によってその操作量を算出する。また、同時にフォーカスレンズ光学系22の絶対位置をフォーカス絶対位置検出手段23、フォーカス絶対位置信号演算手段24、A/D変換手段25によって算出し、これら操作量と絶対位置をもとにCPU4によって、フォーカスレンズ光学系22の目標位置を算出する。そして、この目標位置をもとに、D/A変換手段18、フォーカス制御信号演算手段19、フォーカス電力演算手段20、およびフォーカスモータ21によってフォーカスレンズ光学系22を駆動する。
次に、上記構成において、ENGズームレンズおよびENGカメラによってアイリス機構33を操作する場合のアイリス電動/手動切り換えスイッチ106の操作について説明する。アイリス電動/手動切り換えスイッチ106が電動に設定されている場合、アイリス機構33の絶対位置をアイリス絶対位置信号検出手段34、アイリス絶対位置信号演算手段35、A/D変換手段36によって算出し、これと同時に映像信号処理部41の処理結果に応じて、CPU39によりアイリスフォーカスデマンドカウンタ28およびCPU4によってその操作量を算出する。また、同時にフォーカスレンズ光学系22の絶対位置をフォーカス絶対位置検出手段23、フォーカス絶対位置信号演算手段24、A/D変換手段25によって算出し、これら操作量と絶対位置をもとにCPU4によって、フォーカスレンズ光学系22の目標位置を算出する。そして、この目標位置をもとに、D/A変換手段18、フォーカス制御信号演算手段19、フォーカス電力演算手段20、およびフォーカスモータ21によってフォーカスレンズ光学系22を駆動する。
ENGカメラ用ズームレンズに絶対位置信号検出手段と共に相対位置信号検出手段を設ける構成が提案されている(特許文献1、2参照)
特開2001−290067号公報 特開平10−274737号公報
しかしながら、上記従来例では、レンズの位置をポテンショメータを始めとする絶対位置検出手段およびA/D変換手段を用いて検出するため、ポテンショメータの摩擦によるノイズやA/D変換手段の分解能の制限によって、レンズの位置検出精度を向上することが困難である。また、A/D変換手段が必要であることから、回路規模が拡大し、コストが増大するという問題がある。
一方、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどの相対位置検出手段は、絶対位置検出手段に比べて高分解能でノイズが少なく、A/D変換手段を必要としないことから、相対位置検出手段を用い、電動駆動に設定されている場合、電源投入後に自動的に初期化を行うことにより、上述した課題は解決されるが、手動駆動に設定されている場合、電源投入後に自動的に初期化を行うことが出来ず、この結果、手動駆動手段を有するテレビレンズにおいて、相対位置検出手段を搭載することが困難という問題があった。更に、使用目的によっては電源の投入、切断回数が多いことがあり、1日の撮影で自動的に初期化を何回も行うことになっていた。この結果、迅速に撮影を開始することが出来ず、撮影者にとって煩わしいものとなるだけで無く、初期化中に映像が動いてしまう問題や、バッテリー駆動の場合は不必要なバッテリーの消耗となるという問題があった。
このような問題に鑑みて、本願の目的は、手動駆動手段を有するテレビレンズにおいて、相対位置検出手段を搭載する場合において、電源投入後に半自動的に絶対位置の初期化を行うことを可能とすることによって、撮影者が電源の投入ごとにレンズの絶対位置の調整を行うことなく、より高精度な操作性を実現することを可能とすることである。
上記の問題を解決するために、本発明のレンズ装置は、光学素子と、該光学素子を手動駆動するための手動操作手段と、該光学素子を電動駆動するためのモータと、該光学素子の相対位置を検出する相対位置検出手段と、電源オフ前の前記光学素子の絶対位置を記憶する記憶手段とを備え、前記光学素子を前記手動操作手段による手動駆動制御と前記モータによる電動駆動制御との両者によって駆動させることが可能なレンズ装置であって、電源投入後前記光学素子の絶対位置の初期化が完了する前に、前記手動駆動制御から前記相対位置検出手段によって検出された前記光学素子の相対位置を用いた相対位置制御を用いる電動駆動制御に切り換った場合、前記電源オフ前に記憶した前記光学素子の絶対位置を電源投入後の絶対位置として前記光学素子の相対位置制御を行い、電源投入後、前記光学素子の絶対位置の初期化が完了した後は、該初期化によって得られた絶対位置を電源投入後の絶対位置として前記光学素子の相対位置制御を行う制御手段を有することを特徴としている。
電源投入後、手動駆動制御による前記光学素子の絶対位置の初期化を行う初期化が完了する前に相対位置制御に切り換った場合、電源オフ前に記憶した該光学素子の絶対位置を電源投入後の絶対位置として相対位置制御を行う制御手段を有する構成をとることで、高精度な操作性を実現すると同時に、電源投入後、撮影者が迅速に撮影を開始することが可能としている。
本実施形態では、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどの相対位置検出手段および原点検出手段を用いて、出荷時に電源投入ごとに自動的に絶対位置の初期化を行い、通常使用時には電源投入時に半自動的に絶対位置の初期化を行うことにより、
レンズの高精度な位置検出を実現すると同時に、撮影者による電源投入ごとの絶対位置の初期化作業を省略することを可能となることにより、
結果として、手動駆動手段を有するレンズにおいて、高精度な操作性を実現すると同時に、電源投入後、撮影者が迅速に撮影を開始することが可能としている。
また、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどの相対位置検出手段および原点検出手段を用いて、出荷時に電源投入ごとに自動的に絶対位置の初期化を行い、通常使用時には電源投入時に半自動的に絶対位置の初期化を行い、通常使用時の初期化が終了するまでの間、電動駆動時の速度を低速に制限するか、または端方向への電動駆動時の速度を低速に制限するか、または端方向への電動駆動を禁止することにより、
初期化完了前の誤った絶対位置による高速駆動での端への衝突を防止することを可能とすると共に、位置算出値が初期化完了前の値であることを撮影者が認識することを可能とし、更にはバーチャルスタジオなど高精度な絶対位置を必要とする運用形態において、誤差の大きい位置算出値を使用するといった誤動作を防止することが可能としている。
また、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどの相対位置検出手段および原点検出手段を用いて、出荷時に電源投入ごとに自動的に絶対位置の初期化を行い、通常使用時には電源投入時に半自動的に絶対位置の初期化を行い、電源切断時の絶対位置の検出値を記憶しておくことによって、
これ以降の通常使用時の電源投入後に初期化が完了するまでの間、電源投入後に直ぐに撮影を開始することが可能となり、電源投入直後に撮影される映像が撮影者の意図しないものとなることを防止することも可能となると同時に、初期化完了前に電動制御手段に設定されている場合、T端またはW端に高速でレンズが衝突することを防止することが可能となると同時に、初期化完了前でもレンズの絶対位置をカメラのビューファーに表示することが可能としている。
(第1実施例)
以下、本発明の実施例を図1、図2、図3及び、図4にもとづき説明する。
図1において、1〜9、13〜22、26〜33、37〜46は図9と同様であるので説明を省略する。同図中、47はズームレンズ光学系9の相対位置に応じたズーム相対位置信号を出力するズーム相対位置信号検出手段である。ズーム相対位置信号検出手段47は、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどで構成される。
48はズームレンズの原点位置を絶対値として検出するズーム原点検出手段である。ズーム原点検出手段48は、LEDの反射、非反射を利用したエッジ検出等により構成される。
49はフォーカスレンズ光学系22の相対位置に応じたフォーカス相対位置信号を出力するフォーカス相対位置信号検出手段である。フォーカス相対位置信号検出手段49は、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどで構成される。
50はフォーカスレンズの原点位置を絶対値として検出するフォーカス原点検出手段である。フォーカス原点検出手段50は、LEDの反射、非反射を利用したエッジ検出等により構成される。
51はアイリス機構33の絶対位置に応じたアイリス相対位置信号を出力するアイリス相対位置信号検出手段である。アイリス相対位置信号検出手段49は、光学式インクリメンタルセンサーや磁気式インクリメンタルセンサーなどで構成される。
52はアイリス機構33の原点位置を絶対値として検出するアイリス原点検出手段である。アイリス原点検出手段52は、LEDの反射、非反射を利用したエッジ検出等により構成される。53は不揮発性記憶部である。
図2および図3は、本実施例におけるCPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の出荷時初期化手順を示すフローチャートである。図2において、step101では、電源スイッチ45がONされたのをCPU4が検知した場合、step102へ進み、電源スイッチ45がONされたのをCPU4が検知しなかった場合、step101へ進む。Step102では、出荷時初期化の開始指令をCPU4が検知した場合、step103へ進み、出荷時初期化の開始指令をCPU4が検知しなかった場合、図4に示す通常処理を開始する。Step103ではズームレンズ光学系9をW方向へ駆動し、step104へ進む。Step104ではズーム原点位置検出手段48でエッジを検出した場合、step105へ進み、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出しなかった場合、step111へ進む。Step111ではズームレンズ光学系9がW端に接触したのをCPU4が検知した場合、step112へ進み、ズームレンズ光学系9がW端に接触したのを検知しなかった場合には、step103へ進む。Step105ではカウント値:Cを初期化し、step106へ進む。Step106ではズームレンズ光学系9をW方向へ駆動し、step107へ進む。Step107ではカウント値:Cをインクリメントし、step108へ進む。Step108ではズームレンズ光学系9がW端に接触したのをCPU4が検知した場合、step109へ進み、ズームレンズ光学系9がW端に接触したのをCPU4が検知しなかった場合はstep106へ進む。Step109ではカウント値:CwをW端位置として不揮発性記憶部53に記憶し、step110へ進む。Step110では電源投入後にT端位置Ctを記憶済みか否か確認し、記憶済みの場合は図4の通常処理へ進み。記憶済み出ない場合はstep112へ進む。Step112では、ズームレンズ光学系9をT方向へ駆動し、step113へ進む。Step113ではズーム原点位置検出手段59でエッジを検出した場合はstep114へ進み、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出しなかった場合にはstep120へ進む。Step120では、ズームレンズ光学系9がT端に接触したのをCPU4が検知した場合、step112へ進み。ズームレンズ光学系9がT端に接触したのを検知しなかった場合にはstep103へ進む。Step114では、カウント値:Cを初期化し、step115へ進む。Step115では、ズームレンズ光学系9をT方向へ駆動し、step116へ進む。Step116ではカウント値:Cをインクリメントし、step117へ進む。Step117ではズームレンズ光学系9がT端に接触したのを検知した場合、step118へ進み、ズームレンズ光学系9がT端に接触したのを検知しなかった場合にはstep115へ進む。Step118ではカウント値:CtをT端カウント値として不揮発性記憶部53に記憶し、step119へ進む。Step119では電源投入後にW端位置Cwを記憶済みか否か確認し、W端位置Cwを記憶済みの場合は図4の通常処理へ進み、W端位置Cwを記憶済みでない場合は、step103へ進み、以後同様の処理を繰り返す。
図4は、本実施例におけるCPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の通常処理における初期化手順を示すフローチャートである。図4において、step201では電源スイッチ45がOFFされたのをCPU4が検知した場合、step211へ進み、検出した位置を電源切断前の位置として不揮発性記憶部53に記憶し、図2のstep101へ進み、電源スイッチ45がOFFされたのをCPU4が検知しなかった場合、step202へ進む。なお、step211において電源切断前の位置を記憶する手段について詳細は第3実施例に示す。Step202では指令に基づき、ズームレンズ光学系9を駆動し、stpe203へ進む。Step203では、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出した場合、step204へ進み、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出しなかった場合、step201へ進む。なお、step202からstep203へ進むまでの間、ズームレンズ光学系9の駆動方式が電動に切り換えられたことをCPU4が検知した場合、自動的にエッジまで駆動することによって、step203と同様に、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出することを可能としても良い。Step204ではカウント値:Cを初期化し、カウントを開始し、step205へ進む。Step205では電源スイッチ45がOFFされたのをCPU4が検知した場合、step211へ進む。Step211では、前述した処理を行い、図2のstep101へ進み、電源スイッチ45がOFFされたのをCPU4が検知しなかった場合には、step206へ進む。Step206では、W方向への駆動指令をCPU4が検知した場合にはstep207へ進み、W方向への駆動指令をCPU4が検知しなかった場合にはstep209へ進む。Step207では、カウント値:Cの値がC<Cwが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合にはstep208へ進み、これが成り立たない場合にはstep205へ進む。Step208では、指令方向へズームレンズ光学系9を駆動し、step205へ進む。Step209ではT方向への駆動指令をCPU4が検知した場合にはstep210へ進み、T方向への駆動指令をCPU4が検知しなかった場合には、step205へ進む。Step210では、カウント値:Cの値がC<Ctが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合には、step208へ進み、これが成り立たない場合には、step205へ進み、以後同様の処理を繰り返す。
なお、step201,202,203では、ズーム相対位置信号検出手段の検出値が絶対位置と異なる場合があるため、レンズ情報表示部37に初期化中であることを表示してもよい。また、レンズケーブル107の通信をシリアル通信で行う場合には、ズームレンズの位置信号の送信を禁止するか、初期化中のズームレンズの位置信号であることを表すコマンドを送信してもよい。また、レンズケーブル107の通信をアナログ値で行う場合には、ズームレンズの位置信号の送信許可、禁止を表すラインを設け、初期化中にはこれを禁止としてもよい。
また、本実施例では、ズームレンズ光学系9の場合について述べたが、フォーカスレンズ光学系22やアイリス機構33の場合にも同様の処理により、相対位置検出手段の初期化を可能としても良い。
以上説明したように、ズームレンズ、フォーカスレンズおよびアイリス機構を有する光学装置、前記ズームレンズ、前記フォーカスレンズ、前記アイリス機構に設置された駆動手段、前記ズームレンズの前記駆動手段を制御することにより前記ズームレンズを操作するズーム操作手段、前記フォーカスレンズの前記駆動手段を制御することにより前記フォーカスレンズを操作するフォーカス操作手段、前記アイリス機構を電動駆動、手動駆動に切り換えるアイリス駆動切り換え手段を有する光学装置において、
電源投入後、通常の操作を行いながら初期化を完了させることによって、相対位置検出手段のテレビレンズへの適用を可能とし、
この結果として、自動的に絶対位置検出手段による相対位置検出手段の初期化を行うことによる、ズームリング、フォーカスリングまたはアイリスリングの移動や映像の変化といった撮影者等に対する違和感を与えることなく、従来までの絶対位置検出手段を用いた手法に比べて、高分解能な位置検出および操作性を実現すると共に、回路の小型化による低コスト化の実現が可能となる。
(第2実施例)
以下、本発明の実施例を図1、図2、図3及び、図5,図6にもとづき説明する。
本発明第2の実施例を実施した光学装置の構成を図1に、CPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の出荷時初期化手順を示すフローチャートを図2,図3に示す。同図は第1実施例と同様であるので説明を省略する。
図5、6は、本実施例におけるCPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の初期化手順を示すフローチャートである。図5において、step301では、電源スイッチ45がOFFされたことをCPU4が検知した場合、step313へ進み、検出した位置を電源切断前の位置として不揮発性記憶部53に記憶し、図2のstep101へ進み、電源スイッチ45がOFFされたことをCPU4が検知しなかった場合は、step302へ進む。なお、step313において電源切断前の位置を記憶する手段について詳細は第3実施例に示す。Step302ではズームクラッチ109がマニュアルに設定されているか否かを判断し、ズームクラッチ109がマニュアルに設定されている場合は、step303へ進み、ズームクラッチ109がマニュアルに設定されていない場合は、step304へ進む。Step303では、ズームリング102の指令に基づき、ズームレンズ光学系9を駆動し、step305へ進む。Step304では指令方向へ低速で、ズームレンズ光学系9を駆動し、step305へ進む。なお、step304において、ズームレンズ光学系9の駆動方式が電動に切り換えられたことをCPU4が検知した場合、自動的にエッジまで駆動することによって、step305へ進み、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出することを可能としても良い。Step305では、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出したか否かを判断し、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出した場合はstep306へ進み、ズーム原点位置検出手段48でエッジを検出しなかった場合は、step301へ進む。Step306では、カウント値:Cを初期化し、カウントを開始し、step307へ進む。Step307では、電源スイッチ45がOFFされたのを検知したか否かを判断し、電源スイッチ45がOFFされたことをCPU4が検知した場合、step313へ進む。Step313では、前述した処理を行い、図2のstep101へ進み、電源スイッチ45がOFFされたことをCPU4が検知しなかった場合は、step308へ進む。Step308ではW方向への駆動指令をCPU4が検知したか否かを判断し、W方向への駆動指令をCPU4が検知した場合は、step309へ進み、W方向への駆動指令をCPU4が検知しなかった場合は、step311へ進む。Step309では、カウント値:CにおいてC<Cwが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合は、step310へ進み、これが成り立たない場合は、step307へ進む。Step310では指令方向へズームレンズ光学系9を駆動し、step307へ進む。Step311では、T方向への駆動指令をCPU4が検知したか否かを判断し、T方向への駆動指令をCPU4が検知した場合は、step312へ進み、T方向への駆動指令をCPU4が検知しなかった場合には、step307へ進む。Step312ではカウント:値Cにおいて、C<Ctが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合は、step310へ進み、これが成り立たない場合はstep307へ進み、以後同様の処理を繰り返す。
なお、step301,302,303,304では、ズーム相対位置信号検出手段の検出値が絶対位置と異なる場合があるため、レンズ情報表示部37に初期化中であることを表示してもよい。また、レンズケーブル107の通信をシリアル通信で行う場合には、ズームレンズの位置信号の送信を禁止するか、初期化中のズームレンズの位置信号であることを表すコマンドを送信してもよい。また、レンズケーブル107の通信をアナログ値で行う場合には、ズームレンズの位置信号の送信許可、禁止を表すラインを設け、初期化中にはこれを禁止としてもよい。
また、step304ではズームスイッチ105またはズームデマンド操作部16の指令方向へ低速で、ズームレンズ光学系9を駆動するとしたが、指令方向が原点方向の場合は指令通りの速度とし、端方向の場合のみ低速で駆動することを可能としてもよい。また、指令方向が原点方向の場合は指令通りの速度とし、端方向へは駆動しないことを可能としてもよい。また、不揮発性記憶部53に記憶した絶対位置を元にして、端の直前まで駆動するが、それ以降は駆動することを禁止することを可能としても良い。なお、制御手法が位置制御方式の場合には、指令方向が端方向か否かの判断は、step313において不揮発性記憶部53に記憶した電源切断前の位置によって判断することとする。
また、本実施例では、ズームレンズ光学系9の場合について述べたが、フォーカスレンズ光学系22やアイリス機構33の場合にも同様の処理により、相対位置検出手段の初期化を可能としても良い。
以上説明したように、ズームレンズ、フォーカスレンズおよびアイリス機構を有する光学装置、前記ズームレンズ、前記フォーカスレンズ、前記アイリス機構に設置された駆動手段、前記ズームレンズの前記駆動手段を制御することにより前記ズームレンズを操作するズーム操作手段、前記フォーカスレンズの前記駆動手段を制御することにより前記フォーカスレンズを操作するフォーカス操作手段、前記アイリス機構を電動駆動、手動駆動に切り換えるアイリス駆動切り換え手段を有する光学装置において、
電源投入直後に、原点を通過し、初期化を完了するまでは、指令信号に関わらず、低速で駆動することを可能とするか、端方向への駆動の場合のみにおいて、低速で駆動することを可能とするか、端方向へは駆動しないことを可能とし、
この結果として、初期化完了前の過った位置算出値による高速駆動での端への衝突を防止することを可能とすると共に、位置算出値が初期化完了前の値であることを撮影者が認識することを可能とし、
さらには、バーチャルスタジオなど、高精度な位置算出値を必要とする運用形態において、誤差の大きい位置算出値を使用するといった誤動作を防止することも可能となる。
ここで、低速とは、最高速度の85%以下を意味する。好ましくは、最高速度の75%以下が良い。
(第3実施例)
以下、本発明の実施例を図1,図2,図3及び、図7,図8にもとづき説明する。
本発明第3の実施例を実施した光学装置の構成を図1に、CPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の出荷時初期化手順を示すフローチャートを図7,図8に示す。同図は第1実施例と同様であるので説明を省略する。
図7、8は、本実施例におけるCPU4が実行するズーム相対位置信号検出手段47の初期化手順を示すフローチャートである。同図中、step402,403,404,410,411,412,414,415,416,417,418は、各々図5,6のstep302,303,304,305,306,307,308,309,310,311,312と同様であるので説明を省略する。同図中、step401では電源スイッチ45がOFFされたのを検知した場合には、step413へ進み、電源スイッチ45がOFFされたのを検知しなかった場合には、step402へ進む。Step413ではカウント値:Cを仮の位置C2として不揮発性記憶部53に記憶し、図1のstep101へ進む。但し、制御手法が位置制御手法ではなく、速度制御手法に設定されている場合には、上述したような電源切断前の位置を記憶する必要が無いので、step413の前に、設定されている制御手法を確認して、位置制御に設定されている場合のみ不揮発性記憶部53へ記憶することを可能としても良い。step405ではW方向への駆動指令を検知したか否かを判断し、W方向への駆動指令を検知した場合は、step406へ進み、W方向への駆動指令を検知しなかった場合にはstep408へ進む。Step406では、カウント値CにおいてC<Cwが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合にはstep407へ進み、これが成り立たない場合には、step410へ進む。Step407では指令方向へズームレンズ光学系9を駆動し、step410へ進む。Step408ではT方向への駆動指令を検知したか否かを判断し、T方向への駆動指令を検知した場合はstep409へ進み、T方向への駆動指令を検知しなかった場合はstep410へ進む。Step409では、カウント値Cにおいて、C<Ctが成り立つか否かを判断し、これが成り立つ場合にはstep407へ進み、これが成り立たない場合には、step410へ進み、以後同様の処理を繰り返す。
なお、step401,412では、電源スイッチ45がOFFされたことを電源電圧が一定値以下に降下したか否かで判別し、この結果、電源スイッチ45がOFFされたと判断した場合にはstep413へ進むとしたが、小型電池等の電源を別途構成することによって、電源電圧が完全にグランドレベルまで降下したことを確認してから、小型電池等の電源によってstep413へ進み、電源切断時のズーム位置を不揮発性記憶部53に記憶することを可能としてもよい。
または、step411,412,414,415,416,417,418において一定時間ごとにstep413と同様の処理を行うことによって、電源切断時のズーム位置を不揮発性記憶部53に記憶することを可能としてもよい。
または、step411,412,414,415,416,417,418にズームレンズ光学系9が一定時間以上停止した場合にstep413と同様の処理を行うことによって、電源切断時のズーム位置を不揮発性記憶部53に記憶することを可能としてもよい。
または、電源切り換え部45がOFFされた直後、電源を降下する前に、テレビカメラ部201のCPU39からレンズケーブル107を介して、step413と同様の処理を行う指示をするコマンドを送信することによって、電源切断時のズーム位置を不揮発性記憶部53に記憶することを可能としてもよい。
また、本実施例では、ズームレンズ光学系9の場合について述べたが、フォーカスレンズ光学系22やアイリス機構33の場合にも同様の処理により、相対位置検出手段の初期化を可能としても良い。
以上説明したように、ズームレンズ、フォーカスレンズおよびアイリス機構を有する光学装置、前記ズームレンズ、前記フォーカスレンズ、前記アイリス機構に設置された駆動手段、前記ズームレンズの前記駆動手段を制御することにより前記ズームレンズを操作するズーム操作手段、前記フォーカスレンズの前記駆動手段を制御することにより前記フォーカスレンズを操作するフォーカス操作手段、前記アイリス機構を電動駆動、手動駆動に切り換えるアイリス駆動切り換え手段を有する光学装置において、
電源切断時のレンズの位置を不揮発性記憶部に記憶しておくことによって、電源再投入後、原点検出手段のエッジを検出することで初期化を行うまでの間、仮のレンズ位置を算出することによって、レンズの駆動を行うことを可能とすると共に、カメラへ仮のレンズ位置を送り返すことを可能とすることによって、
電源投入後に直ぐに撮影を開始することが可能となり、電源投入直後に撮影される映像が撮影者の意図しないものとなることを防止することも可能となると同時に、初期化完了前でもアイリス等で仮のレンズ位置をカメラのビューファーに表示することが可能となると同時に、電動制御時にT端またはW端に高速でレンズが衝突することを防止することが可能となる。
第1,2,3の実施例のブロック図 第1,2,3の実施例の出荷時初期化処理フローチャート1 第1,2,3の実施例の出荷時初期化処理フローチャート2 第1の実施例の通常初期化処理フローチャート1 第2の実施例の通常初期化処理フローチャート1 第2の実施例の通常初期化処理フローチャート2 第3の実施例の通常初期化処理フローチャート1 第3の実施例の通常初期化処理フローチャート2 ズームレンズ上面図 ズームレンズ側面図 従来例のブロック図
符号の説明
1 ズーム速度指令信号発生手段
2 ズーム速度指令信号演算手段
3、12、14、25、36 A/D変換手段
4、39 CPU
5、18、29 D/A変換手段
6 ズーム制御信号演算手段
7 ズーム電力増幅手段
8 ズームモータ
9 ズームレンズ光学系
10 ズーム絶対位置信号検出手段
11 ズーム絶対位置信号演算手段
13 ズームスイッチ速度可変ボリューム位置信号演算手段
15 ズームデマンド部
16 ズームデマンド操作部
17 ズームデマンドカウンタ
19 フォーカス制御信号演算手段
20 フォーカス電力演算手段
21 フォーカスモータ
22 フォーカスレンズ光学系
23 フォーカス絶対位置信号検出手段
24 フォーカス絶対位置信号演算手段
30 アイリス制御信号演算手段
31 アイリス電力増幅手段
32 アイリスモータ
33 アイリス機構
34 アイリス絶対位置信号検出手段
35 アイリス絶対位置信号演算手段
37 レンズ情報表示部
38 揮発性記憶部
40 CCD
41 映像信号処理部
42 映像信号記録・再生部
43 映像信号表示部
44 基準電圧生成部
45 電源切り換え部
46 電源供給部
47 ズーム相対位置信号検出手段
48 ズーム原点検出手段
49 フォーカス相対位置信号検出手段
50 フォーカス原点検出手段
51 アイリス相対位置信号検出手段
52 アイリス原点検出手段
53 不揮発性記憶部
54 初期化終了時指令値設定手段
100 レンズ鏡筒
101 フォーカス電子リング
102 ズームリング
103 アイリスリング
104 ドライブユニット104
105 ズームスイッチ
106 アイリス電動/手動切換えスイッチ
107 カメラケーブル
108 ズームスイッチ速度可変ボリューム
109 ズームクラッチ
110 フォーカスクラッチ

Claims (10)

  1. 光学素子と、該光学素子を手動駆動するための手動操作手段と、該光学素子を電動駆動するためのモータと、該光学素子の相対位置を検出する相対位置検出手段と、電源オフ前の前記光学素子の絶対位置を記憶する記憶手段とを備え、前記光学素子を前記手動操作手段による手動駆動制御と前記モータによる電動駆動制御との両者によって駆動させることが可能なレンズ装置であって、
    電源投入後前記光学素子の絶対位置の初期化が完了する前に、前記手動駆動制御から前記相対位置検出手段によって検出された前記光学素子の相対位置を用いた相対位置制御を用いる電動駆動制御に切り換った場合、前記電源オフ前に記憶した前記光学素子の絶対位置を電源投入後の絶対位置として前記光学素子の相対位置制御を行い、電源投入後、前記光学素子の絶対位置の初期化が完了した後は、該初期化によって得られた絶対位置を電源投入後の絶対位置として前記光学素子の相対位置制御を行う制御手段を有することを特徴とするレンズ装置。
  2. 電源投入後前記光学素子の絶対位置の初期化が完了する前に、前記手動駆動制御から前記相対位置検出手段によって検出された前記光学素子の相対位置を用いた相対位置制御を用いる電動駆動制御に切り換った場合、前記初期化が完了するまでは、前記光学素子の相対位置制御の駆動速度を前記レンズ装置の最高速度より小さい速度範囲内とする制御手段を有する請求項記載のレンズ装置。
  3. 電源投入後前記光学素子の絶対位置の初期化が完了する前に、前記手動駆動制御から前記相対位置検出手段によって検出された前記光学素子の相対位置を用いた相対位置制御を用いる電動駆動制御に切り換った場合、前記初期化が完了するまでは、前記光学素子が駆動端方向へ駆動される際、前記光学素子の相対位置制御の駆動速度を前記レンズ装置の最高速度より小さい速度範囲内とする制御手段を有する請求項1又は2記載のレンズ装置。
  4. カメラ装置と通信を行う通信手段を有し、前記光学素子の絶対位置の初期化が完了する前は、電源オフ前に記憶した前記光学素子の絶対位置信号をカメラ装置に送信することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  5. 前記記憶手段が、電源オフ時、電源の電圧レベルがゼロになる前に前記光学素子の絶対位置を記憶する不揮発性記憶部を有する請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  6. 更に、小型電池を備えており前記記憶手段が、電源オフ時、該小型電池によって前記光学素子の絶対位置を記憶する不揮発性記憶部を有する請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  7. 前記記憶手段が、前記相対位置制御中に所定時間毎に前記光学素子の絶対位置を記憶する不揮発性記憶部を有する請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  8. 前記記憶手段が、電源オフ時、電源の電圧レベルがゼロになる前にカメラ装置から前記レンズ装置に前記光学素子の絶対位置を記憶するコメンド信号を送信することにより、該光学素子の絶対位置を記憶する不揮発性記憶部を有する請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  9. 前記光学素子は、ズームレンズ又はフォーカスレンズ又はアイリスである請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
  10. 前記相対位置制御する相対位置制御方式に加えて、前記光学素子を絶対位置制御する絶対位置制御方式を備えた請求項1〜のいずれかに記載のレンズ装置。
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