JP2010119040A - カメラおよびレンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画撮影時の操作により雑音が発生するのを防ぐ。
【解決手段】光学部材により形成された被写体像を撮像する撮像部15と、撮像部15で撮像される画像を動画として出力する動画モードと静止画として出力する静止画モードとを切り替え可能な切替手段14aと、操作者の操作に応じて前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させるように制御を行う制御部11とを備え、制御部11は、切替手段14aにより動画モードが選択されたときは、操作者の操作にかかわらず、前記光学部材の一部を移動させる制御を行わないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラおよびレンズ鏡筒に関するものである。
近年、動画を撮影するモードを有するデジタル一眼レフカメラが提案され、実用化されている。また、パワーズームを有するレンズ鏡筒も広く実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭56−55911号公報
しかしながら、カメラによる動画撮影中にパワーズーム付きレンズを駆動させる操作(すなわち、ズーム操作)をした場合に、その操作により発生する音(例えば、レンズを駆動するモータの動作音)が雑音として録音されてしまうという問題が生じる。
本発明の課題は、動画撮影時の操作により雑音が発生するのを防ぐことができるカメラおよびレンズ鏡筒を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、光学部材(42)により形成された被写体像を撮像する撮像部(15)と、前記撮像部で撮像される画像を動画として出力する動画モードと静止画として出力する静止画モードとを切り替え可能な切替手段(14a)と、操作者の操作に応じて前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させるように制御を行う制御部(11)とを備え、前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、操作者の前記操作にかかわらず、前記光学部材の少なくとも一部を移動させる制御を行わないようにすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラであって、前記光学部材を有するレンズ鏡筒(30)が着脱可能に装着される装着部(21)を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカメラであって、前記光学部材は、前記光軸方向に移動することで焦点距離が変動するズーム光学系であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラであって、前記制御部は、前記光学部材の少なくとも一部を移動させる制御を行わないときのみ、前記切替手段により前記動画モードが選択可能となるようにすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、カメラ本体(10)が着脱自在に装着される装着部(48)と、光学部材(42)と、前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能なズーム機構(43,44)と、操作者の操作に応じて前記ズーム機構に前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を行わせる制御部(31)とを備え、前記制御部は、前記カメラ本体において撮像された画像を動画として出力する動画モードが選択されたときは、前記操作にかかわらず前記ズーム機構に前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を行わせないようにすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のレンズ鏡筒であって、前記操作を行うための操作部材(41)を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部(43)を有し、前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を電気的に遮断するように制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部(43)を有し、前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を機械的に切り離すように制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、前記操作部材での操作をロック可能なロック手段(46)を有し、前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記ロック手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、前記操作部材での操作をスリップ可能なスリップ手段(47)を有し、前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記スリップ手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載のカメラであって、前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能なズーム機構(43,44)と、前記操作を行うための操作部材(41)とを備えたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のカメラであって、前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部(43)を有し、前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を電気的に遮断するように制御することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載のカメラであって、前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部(43)を有し、前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を機械的に切り離すように制御することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項11に記載のカメラであって、前記操作部材での操作をロック可能なロック手段(46)を有し、前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記ロック手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項11に記載のカメラであって、前記操作部材での操作をスリップ可能なスリップ手段(47)を有し、前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記スリップ手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項11〜15のいずれか1項に記載のカメラであって、前記制御部は、前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させる動作が行われないように制御したときのみ、前記切替手段による前記動画モードが選択可能となるようにすることを特徴とする。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、動画撮影時の操作による雑音の発生を防ぐことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態によるカメラ本体を示す概略的ブロック図である。このカメラ本体(カメラボディ)10は、カメラ本体10全体の動作を制御するカメラ制御部11を備えている。このカメラ制御部11は、CPU(カメラCPU)で構成されている。カメラ制御部11には、システムメモリ12、モニタ(表示装置)13、カメラ操作部材14が接続されている。
システムメモリ12には、カメラ制御部11を動作させる図示しないプログラムが格納されている。モニタ13は、例えば、カメラ本体10の背面に配置された液晶パネルで構成されている。モニタ13には、撮影モードや絞り値、シャッタスピード値など各種の情報が表示されるほか、メニュー画面、静止画や動画などが表示される。
カメラ操作部材14は、例えば、シャッターレリーズボタンやコマンドダイヤルの他、各種のレバー、スイッチ等で構成される。カメラ操作部材14には、後述するように、切替部材(切替手段)14aが含まれる。また、所定のカメラ操作部材14に対してズーム機構ロックの操作がなされたときは、レンズ鏡筒30のズーム駆動部40において光学部材の移動が行われないように制御される。
また、カメラ本体10は、撮像部(撮像素子)15、AFE回路16、画像処理部17を備えている。撮像部15は、平面的に配置された複数の固体撮像素子で構成され、図示しない光学部材により結像された被写体像を固体撮像素子の受光面で受光し、画像信号に変換して出力する。光学部材を有するレンズ鏡筒は、装着部21に着脱自在に装着される。AFE回路16では、画像信号に対しゲイン/オフセット調整処理を行い、画像処理部17では、撮像部15からAFE回路16を経て出力された画像信号に対し、ノイズ除去、A/D変換、色補間処理、サイズ変更、符号化などの処理を必要に応じて行い、画像データを作成する。この画像データは、バッファメモリ18に一時的に記憶される。また、画像データは、記録I/F19を介してメモリカード20に記録される。
切替部材(切替手段)14aは、撮像部15で撮像される画像を動画として出力する動画モードと静止画として出力する静止画モードとを切り替え可能なものである。
カメラ制御部11は、例えば、光学部材の少なくとも一部をその光学部材の光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能な電動のズーム機構を備えた適宜のレンズ鏡筒(図示省略)がこのカメラ本体10に装着されたときに、レンズ鏡筒側と通信を行い、操作者の操作に応じてそのズーム機構による光学部材の光軸方向移動を制御するようにしている。本実施形態では、切替部材14aにより動画モードが選択されたときは、ズーム操作部を操作者が操作してもズーム機構による光学部材の光軸方向移動が行われないようにレンズ鏡筒を制御するようにしている。
また、カメラ制御部11は、所定のカメラ操作部材14に対してズーム機構ロックの操作がなされたときは、レンズ鏡筒において光学部材の移動が行われないように制御を行い、その場合にのみ切替部材14aによる動画モードが選択可能となるようにしている。
以上、第1実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)カメラの撮影時に切替部材14aにより動画モードが選択されたときは、ズーム操作部を操作者が操作してもズーム機構による光学部材の光軸方向移動が行われないようにレンズ鏡筒側が制御されるので、動画撮影中にズーム機構が動作することにより発生する音が雑音として録音されることがない。また、ズーム操作に伴って発生するピントずれ、被写体像の明るさ変動等の問題を生じることもない。
(2)所定のカメラ操作部材14に対してズーム機構ロックの操作がなされたときは、レンズ鏡筒において光学部材の移動が行われないように制御を行い、その場合にのみ切替部材14aによる動画モードが選択可能となるようにしたので、操作者は動画撮影中にズーム操作ができないことをあらかじめ認識することができる。
[第2実施形態]
図2は、本発明の第2実施形態によるレンズ鏡筒を示す概略的ブロック図である。このレンズ鏡筒30は、レンズ鏡筒30の動作を制御するレンズ制御部31を備えている。このレンズ制御部31は、CPU(レンズCPU)で構成されている。レンズ制御部31には、AF駆動部32、絞り駆動部33、レンズ操作部材34の他、ズーム駆動部40が接続されている。
レンズ鏡筒30は、装着部48を介して、カメラ本体(図示省略)に装着される。レンズ制御部31は、レンズ鏡筒30がカメラ本体に装着されているとき、図示しない焦点調節機構の距離検出部から送信された距離情報を取得してカメラ本体側へ送信する。また、カメラ本体側から送信されたレンズ駆動量に基づいてAF駆動部32の動作を制御するとともに、カメラ本体側から送信された絞り値に基づいて絞り駆動部33の動作を制御する。ズーム駆動部40には、ズーム操作部41が接続されている。
[第2実施形態その1]
図3は、第2実施形態におけるズーム駆動部40の第1の詳細な実施形態(第2実施形態その1)を示す概略的ブロック図である。このズーム駆動部40は、ズームレンズ42と、ズームレンズ42を電動で駆動させるモータ43と、ズーム操作部41の操作量に応じてモータ43への駆動電流を発生させるモータスイッチ44とを備えている。モータ43とモータスイッチ44に図示しない機構部分を加えて、ズームレンズ42を光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能な電動のズーム機構を構成している。なお、ズーム駆動部40とズーム操作部41とは一体に構成されているため、図3ではズーム操作部41をズーム駆動部40に含めて図示している(図4〜図6も同じ)。
定常状態では、レンズ制御部31からモータスイッチ44に対してモータ駆動オン信号が出力された状態にある。このため、操作者がズーム操作部41を操作すると、その操作量に応じた駆動電流がモータスイッチ44で発生してモータ43へ供給される。これにより、ズームレンズ42はモータ43により電動で駆動されることになる。
これに対し、カメラ制御部11から動画モードが選択されたことを示す信号が送信されると、レンズ制御部31は、モータスイッチ44に対してモータ駆動オフ信号を出力する。これにより、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路が電気的に遮断される。
したがって、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム機構(43,44)は動作しないので、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこととなる。
以上、第2実施形態その1によると、以下の効果を有する。
(1)動画モードにおいて、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41とズーム駆動部40との伝達経路が電気的に遮断されるため、操作者がズーム操作部41を操作したときにはモータ43の駆動感が得られなくなり、ズーム操作部41の操作感は実質的に変化する。この操作感の違いによって、操作者は電動のズーム機構が働かないことを認識することができる。
[第2実施形態その2]
図4は、第2実施形態におけるズーム駆動部40の第2の詳細な実施形態(第2実施形態その2)を示す概略的ブロック図である。このズーム駆動部40は、ズームレンズ42と、ズームレンズ42を電動で駆動させるモータ43と、ズーム操作部41の操作量に応じてモータ43への駆動電流を発生させるモータスイッチ44とを備えている。さらに、ズーム操作部41とモータスイッチ44との間に、電磁クラッチ機構45を備えている。この場合も、モータ43とモータスイッチ44に図示しない機構部分を加えて、ズームレンズ42を光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能な電動のズーム機構を構成している。
定常状態では、レンズ制御部31から電磁クラッチ機構45に対してオフ信号が出力された状態(積極的な信号が出力されていない状態)にあり、電磁クラッチ機構45はクラッチが結合した状態にある。そのため、操作者がズーム操作部41を操作すると、その操作量が電磁クラッチ機構45を介して機械的にモータスイッチ44に伝わり、モータスイッチ44がモータ43への駆動電流を発生させることで、モータ43がズームレンズ42を電動で駆動させるようになっている。
これに対し、カメラ制御部11から動画モードが選択されたことを示す信号が送信されたとき、レンズ制御部31は、電磁クラッチ機構45に対してオン信号(クラッチを解除する信号)を出力する。すなわち、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路(電磁クラッチ機構45)を機械的に切り離す。
これにより、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム機構(43,44)は動作せず、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこととなる。
以上、第2実施形態その2によると、以下の効果を有する。
(1)動画モードにおいて、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41とズーム駆動部40との伝達経路が機械的に切り離されるため、操作者がズーム操作部41を操作したときにはモータ43の駆動感が得られなくなり、ズーム操作部41の操作感は実質的に変化する。この操作感の違いによって、操作者は電動のズーム機構(43,44)が働かないことを認識することができる。
[第2実施形態その3]
図5は、第2実施形態におけるズーム駆動部40の第3の詳細な実施形態(第2実施形態その3)を示す概略的ブロック図である。このズーム駆動部40は、ズームレンズ42と、ズームレンズ42を電動で駆動させるモータ43と、ズーム操作部41の操作量に応じてモータ43への駆動電流を発生させるモータスイッチ44とを備えている。さらに、ズーム操作部41に付随して、ズーム操作部41を電気的にロックオン、ロックオフできる電磁ロック機構46を備えている。このような電磁ロック機構46は、例えば、電磁クラッチ機構を用いて構成することができる。この場合も、モータ43とモータスイッチ44に図示しない機構部分を加えて、ズームレンズ42を光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能な電動のズーム機構(43,44)を構成している。
定常状態では、レンズ制御部31から電磁ロック機構46に対してオフ信号が出力された状態(積極的な信号が出力されていない状態)にあり、電磁ロック機構46はロックが解除された状態にある。すなわち、ズーム操作部41は操作者が支障なく操作できる状態にある。そのため、操作者がズーム操作部41を操作すると、その操作量に応じた駆動電流がモータスイッチ44で発生してモータ43へ供給される。これにより、ズームレンズ42はモータ43により電動で駆動されることになる。
これに対し、カメラ制御部11から動画モードが選択されたことを示す信号が送信されると、レンズ制御部31は、電磁ロック機構46に対してオン信号(ロックを働かせる信号)を出力する。これにより、ズーム操作部41が操作できないロックオン状態となる。
したがって、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41は動かず、ズーム操作部41を操作することができないため、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこととなる。
以上、第2実施形態その3によると、以下の効果を有する。
(1)動画モードにおいて、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41がロック状態となっているため、操作者はズーム操作部41を操作すること自体ができなくなる。そのため、操作者は、電動のズーム機構(43,44)が働かないことを容易に認識することができる。
(2)ズーム操作部41が全く動かなくなるため、操作者がレンズ鏡筒30をグリップしやすくなり、安定したカメラホールドが可能となる。
[第2実施形態その4]
図6は、第2実施形態におけるズーム駆動部40の第4の詳細な実施形態(第2実施形態その4)を示す概略的ブロック図である。このズーム駆動部40は、ズームレンズ42と、ズームレンズ42を電動で駆動させるモータ43と、ズーム操作部41の操作量に応じてモータ43への駆動電流を発生させるモータスイッチ44とを備えている。さらに、ズーム操作部41に付随して、ズーム操作部41を電気的にスリップオン、スリップオフできる電磁スリップ機構47を備えている。このような電磁スリップ機構47は、例えば、電磁スリップ機構(電磁クラッチ機構)を用いて構成することができる。この場合も、モータ43とモータスイッチ44に図示しない機構部分を加えて、ズームレンズ42を光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能な電動のズーム機構を構成している。
定常状態では、レンズ制御部31から電磁スリップ機構47に対してオフ信号が出力された状態(積極的な信号が出力されていない状態)にあり、電磁スリップ機構47はスリップが解除された(スリップしない)状態にある。すなわち、ズーム操作部41は操作者が支障なく操作できる状態にある。そのため、操作者がズーム操作部41を操作すると、その操作量に応じた駆動電流がモータスイッチ44で発生してモータ43へ供給される。これにより、ズームレンズ42はモータ43により電動で駆動されることになる。
これに対し、カメラ制御部11から動画モードが選択されたことを示す信号が送信されたとき、レンズ制御部31は、電磁スリップ機構47に対してオン信号(スリップを働かせる信号)を出力する。これにより、ズーム操作部41がスリップするスリップオン状態となる。
したがって、操作者がズーム操作部41を操作しても、電磁スリップ機構47がスリップするためにズーム操作部41の操作がズーム機構(43,44)に伝わらず、そのため、ズーム機構は動作せず、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこととなる。
以上、第2実施形態その4によると、以下の効果を有する。
(1)動画モードにおいて、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41がスリップ状態となっているため、操作者がズーム操作部41を操作したときにはモータ43の駆動感が得られなくなり、ズーム操作部41の操作感は実質的に変化する。この操作感の違いによって、操作者は電動のズーム機構(43,44)が働かないことを認識することができる。
[第3実施形態]
図7は、本発明の第3実施形態によるカメラシステムを示す概略的ブロック図である。このカメラシステム1は、カメラ本体10と、カメラ本体10に対して着脱自在に装着されるレンズ鏡筒30とを備えている。
カメラ本体10は、図1に示すカメラ本体10と同様のものである。また、レンズ鏡筒30は、図2に示すレンズ鏡筒30と同様のものである。すなわち、このカメラシステム1は、図1に示すカメラ本体10に、図2に示すレンズ鏡筒30を装着したものである。そして、このカメラシステム1のレンズ鏡筒30の場合も、図3〜図6に示す任意のズーム駆動部40を備えている。ここでは、カメラ本体10、レンズ鏡筒30、ズーム駆動部40についての詳細な説明を省略する。
図8は、図7のカメラシステム1の要部の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、操作者により動画モードの起動ボタン(図示省略)が押されると、カメラ制御部11が、動画モードの起動指示を取得する。
ステップS102において、カメラ制御部11が、動画モード起動命令を認識する。
ステップS103において、カメラ制御部11が、ズームレンズ42(ズームレンズ42を備えたレンズ鏡筒30)の装着の有無を確認する。
ズームレンズ42が装着されている場合(ステップS103のYES)、ステップS104において、カメラ制御部11が、レンズ制御部31に対し動画モード起動命令を送信する。これにより、レンズ制御部31が、動画モード起動命令を認識することになる。
ステップS105において、レンズ制御部31が、ズーム操作の制御機構にズーム環とモータ駆動部の離間を命令する。すなわち、図3に示すズーム駆動部40の場合は、モータスイッチ44に対してモータ駆動オフ信号を出力する。これにより、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路が電気的に遮断される。また、図4に示すズーム駆動部40の場合は、電磁クラッチ機構45に対してオン信号(クラッチを解除する信号)を出力する。すなわち、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路(電磁クラッチ機構45)を機械的に切り離す。また、図5に示すズーム駆動部40の場合は、電磁ロック機構46に対してオン信号(ロックを働かせる信号)を出力する。すなわち、ズーム操作部41を操作できないようロックオン状態とする。また、図6に示すズーム駆動部40の場合は、電磁スリップ機構47に対してオン信号(スリップを働かせる信号)を出力する。すなわち、ズーム操作部41をスリップさせるスリップオン状態とする。
ステップS106において、レンズ制御部31が、ズーム環とモータ駆動部の状態が離間したか否かを判断する。すなわち、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路の電気的遮断(図3に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路(電磁クラッチ機構45)の機械的切り離し(図4に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41のロックオン状態(図5に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41のスリップオン状態(図6に示すズーム駆動部40の場合)、の結果を判断する。
ステップS106の判断がYESになると、ステップS107において、レンズ制御部31が、制御機構の離間を認識する。すなわち、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路の電気的遮断(図3に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路(電磁クラッチ機構45)の機械的切り離し(図4に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41のロックオン状態(図5に示すズーム駆動部40の場合)、ズーム操作部41のスリップオン状態(図6に示すズーム駆動部40の場合)、を認識する。
ステップS108において、レンズ制御部31からカメラ制御部11へ制御機構の離間が通知される。これにより、カメラ制御部11が、制御機構の離間を認識する。すなわち、カメラ制御部11が、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム機構(43,44)は動作せず、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこと(図3,図4,図6に示すズーム駆動部40の場合)、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム操作部41は動かず、ズーム操作部41を操作することができないため、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないこと(図5に示すズーム駆動部40の場合)を認識する。
その後、ステップS109において、カメラ制御部11が、動画モードの使用を可能にすることで、動画モードを起動させる。
一方、ステップS103において、ズームレンズ42が装着されていない場合(ステップS103のNO)は、ステップS109において、カメラ制御部11が、動画モードを起動させる。
以上、第3実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)ズームレンズ42(ズームレンズ42を備えたレンズ鏡筒30)が装着されている場合に、操作者が動画モードの起動ボタンを押すと、カメラ制御部11が、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないことを確認した上で、動画モードの使用を可能にする。そのため、動画モードの実行中は、ズームレンズ42を駆動する際に発生する音(例えば、モータ43の駆動音)による雑音の発生を防ぐことができ、そのような雑音が録音されることがない。また、ズームレンズの移動によるピントずれ、被写体像の明るさ変動等が発生しない状態で、動画撮影を行うことができる。
[第4実施形態]
図9は、本発明の第4実施形態によるカメラを示す概略的ブロック図である。このカメラ2は、カメラの本体部分とレンズ(レンズ鏡筒)部分とが一体に構成されたものである。
すなわち、図7に示すカメラシステム1が、図1に示すカメラ本体10に、図2に示すレンズ鏡筒30を装着したものであるのに対して、カメラ2は、図1に示すカメラ本体10の部分と、図2に示すレンズ鏡筒30の部分とを一体に組み込んで構成したものである。そのため、図1に示すカメラ本体10の部分に含まれる構成要素と同様の構成要素には、図1、図7で使用した符号と同じ符号を付けて示すことで、それらについての詳細な説明は省略する。また、図2に示すレンズ鏡筒30の部分に含まれる構成要素と同様の構成要素には、図2、図7で使用した符号と同じ符号を付けて示すことで、それらについての詳細な説明は省略する。
カメラ2と、図7に示すカメラシステム1との違いは、図7に示すカメラシステム1が、カメラ制御部11と、レンズ制御部31とを備えているのに対して、カメラ2は、カメラ制御部11のみを備えていることである。
すなわち、カメラ制御部11には、カメラ制御部11を動作させる図示しないプログラムが格納されているシステムメモリ12と、モニタ(表示装置)13と、撮像部15で撮像される画像を動画として出力する動画モードと静止画として出力する静止画モードとを切り替え可能な切替部材(切替手段)14aを含むカメラ操作部材14とが接続されている。また、撮像部15で撮像されAFE回路16を介して出力された画像信号に対し画像処理部17が必要な処理を行って作成した画像データは、バッファメモリ18に一時的に記憶され、また、記録I/F19を介してメモリカード20に記録される。
また、カメラ制御部11には、AF駆動部32、絞り駆動部33、レンズ操作部材34、ズーム駆動部40が接続されている。このカメラ2の場合は、図7に示すカメラシステム1に比べて、特にレンズ鏡筒30の部分が比較的コンパクトである。そのため、図4に示すズーム駆動部40の場合の電磁クラッチ機構45、図5に示すズーム駆動部40の場合の電磁ロック機構46、図6に示すズーム駆動部40の場合の電磁スリップ機構47については、スペースの点で設置することが困難であり、適用することが不向きである。これに対して、図3に示すズーム駆動部40の場合は、スペースの点で適用を妨げることがない。そのため、このカメラ2の場合は、ズーム駆動部40として、図3に示すズーム駆動部40を使用する。このズーム駆動部40ついての詳細な説明は、図3に示すズーム駆動部40についての説明を参照することで理解される。
そして、カメラ制御部11は、切替部材14aにより動画モードが選択されたとき、ズーム操作部41を操作者が操作してもズーム機構(ズーム駆動部40)によるズームレンズ42の光軸方向移動が行われないように制御する。
図10は、図9のカメラ2の要部の動作を示すフローチャートである。
ステップS201において、操作者により動画モードの起動ボタン(図示省略)が押されると、カメラ制御部11が、動画モードの起動指示を取得する。
ステップS202において、カメラ制御部11が、動画モード起動命令を認識する。
ステップS203において、カメラ制御部11が、ズーム操作の制御機構にズーム環とモータ駆動部の遮断を命令する。すなわち、図3に示すズーム駆動部40において、モータスイッチ44に対してモータ駆動オフ信号を出力する。これにより、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路が電気的に遮断される。
ステップS204において、カメラ制御部11が、ズーム環とモータ駆動部の状態が遮断したか否かを判断する。すなわち、図3に示すズーム駆動部40において、ズーム操作部41の操作とズーム機構(43,44)との伝達経路が電気的に遮断されたか否かを判断する。
ステップS204の判断がYESになると、ステップS205において、カメラ制御部11が、制御機構の遮断を認識する。すなわち、図3に示すズーム駆動部40において、操作者がズーム操作部41を操作しても、ズーム機構(43,44)は動作せず、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないことを認識する。
その後、ステップS206において、カメラ制御部11が、動画モードの使用を可能にすることで、動画モードを起動させる。
以上、第4実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)操作者が、動画モードの起動ボタンを押すと、カメラ制御部11が、ズームレンズ42の光軸方向移動は行われないことを確認した上で、動画モードの使用を可能にする。そのため、動画モードの実行中は、ズームレンズ42を駆動する際に発生する音(例えば、モータ43の駆動音)による雑音の発生を防ぐことができ、そのような雑音が録音されることがない。また、ズームレンズの移動によるピントずれ、被写体像の明るさ変動等が発生しない状態で、動画撮影を行うことができる。
[変形形態]
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)第2実施形態その3では、ズーム操作部41に電磁ロック機構46を設けた例について説明した。しかし、これに限らず、図4に示すように電磁クラッチ機構45を備えたズーム駆動部40において、電磁クラッチ機構45に電磁ロック機構46を設けてもよい。
(2)第2実施形態その4では、ズーム操作部41に電磁スリップ機構47を設けた例について説明した。しかし、これに限らず、図4に示すように電磁クラッチ機構45を備えたズーム駆動部40において、電磁クラッチ機構45に電磁スリップ機構47を設けてもよい。
なお、第1実施形態〜第4実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
本発明の第1実施形態によるカメラ本体を示す概略的ブロック図である。 本発明の第2実施形態によるレンズ鏡筒を示す概略的ブロック図である。 第2実施形態その1を示す概略的ブロック図である。 第2実施形態その2を示す概略的ブロック図である。 第2実施形態その3を示す概略的ブロック図である。 第2実施形態その4を示す概略的ブロック図である。 本発明の第3実施形態によるカメラシステムを示す概略的ブロック図である。 第3実施形態のカメラシステムの要部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態によるカメラを示す概略的ブロック図である。 第4実施形態のカメラの要部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1:カメラシステム、2:カメラ、10:カメラ本体(カメラボディ)、11:カメラ制御部(カメラCPU)、12:システムメモリ、13:モニタ(表示装置)、14:カメラ操作部材、14a:切替部材(切替手段)、15:撮像部、16:AFE回路、17:画像処理部、18:バッファメモリ、19:記録I/F、20:メモリカード、30:レンズ鏡筒、31:レンズ制御部(レンズCPU)、32:AF駆動部、33:絞り駆動部、34:レンズ操作部材、40:ズーム駆動部、41:ズーム操作部、42:ズームレンズ、43:モータ、44:モータスイッチ、45:電磁クラッチ機構、46:電磁ロック機構、47:電磁スリップ機構

Claims (16)

  1. 光学部材により形成された被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像される画像を動画として出力する動画モードと静止画として出力する静止画モードとを切り替え可能な切替手段と、
    操作者の操作に応じて前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させるように制御を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、操作者の前記操作にかかわらず、前記光学部材の少なくとも一部を移動させる制御を行わないようにすることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラであって、
    前記光学部材を有するレンズ鏡筒が着脱可能に装着される装着部を備えたことを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカメラであって、
    前記光学部材は、前記光軸方向に移動することで焦点距離が変動するズーム光学系であることを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラであって、
    前記制御部は、前記光学部材の少なくとも一部を移動させる制御を行わないときのみ、前記切替手段により前記動画モードが選択可能となるようにすることを特徴とするカメラ。
  5. カメラ本体が着脱自在に装着される装着部と、
    光学部材と、
    前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能なズーム機構と、
    操作者の操作に応じて前記ズーム機構に前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を行わせる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記カメラ本体において撮像された画像を動画として出力する動画モードが選択されたときは、前記操作にかかわらず前記ズーム機構に前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を行わせないようにすることを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 請求項5に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記操作を行うための操作部材を備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部を有し、
    前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を電気的に遮断するように制御することを特徴とするレンズ鏡筒。
  8. 請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部を有し、
    前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を機械的に切り離すように制御することを特徴とするレンズ鏡筒。
  9. 請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記操作部材での操作をロック可能なロック手段を有し、
    前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記ロック手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とするレンズ鏡筒。
  10. 請求項6に記載のレンズ鏡筒であって、
    前記操作部材での操作をスリップ可能なスリップ手段を有し、
    前記制御部は、前記カメラ本体において前記動画モードが選択されたときは、前記スリップ手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とするレンズ鏡筒。
  11. 請求項1に記載のカメラであって、
    前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させることで焦点距離を変動可能なズーム機構と、
    前記操作を行うための操作部材と、
    を備えたことを特徴とするカメラ。
  12. 請求項11に記載のカメラであって、
    前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部を有し、
    前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を電気的に遮断するように制御することを特徴とするカメラ。
  13. 請求項11に記載のカメラであって、
    前記ズーム機構は、前記操作部材と電気的に接続され前記光学部材の少なくとも一部を移動させる動作を電動で行う駆動部を有し、
    前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記操作部材と前記駆動部との接続を機械的に切り離すように制御することを特徴とするカメラ。
  14. 請求項11に記載のカメラであって、
    前記操作部材での操作をロック可能なロック手段を有し、
    前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記ロック手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とするカメラ。
  15. 請求項11に記載のカメラであって、
    前記操作部材での操作をスリップ可能なスリップ手段を有し、
    前記制御部は、前記切替手段により前記動画モードが選択されたときは、前記スリップ手段を作動させて前記操作部材による操作を不能とするように制御することを特徴とするカメラ。
  16. 請求項11〜15のいずれか1項に記載のカメラであって、
    前記制御部は、前記光学部材の少なくとも一部を当該光学部材の光軸方向に移動させる動作が行われないように制御したときのみ、前記切替手段による前記動画モードが選択可能となるようにすることを特徴とするカメラ。
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