JP4671892B2 - 地図データ処理端末及び地図データ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地図データ処理端末、及び地図データ処理端末における地図データ格納フォーマット構造に関する。
特開2003−337026号公報及び特開2004−117983号公報には、地図データの一部を効率良く更新できる地図データの構造、そのような構造を有する地図データを使用する地図データ処理装置、地図データをメッシュ単位で更新する技術が開示されている。また、特開平11−95657号公報には、地図データの更新処理をできるだけ簡単かつ短時間に行い、かつ、更新後のデータの利用しやすさを確保するため、描画用データ,経路計算用データ及びランドマーク情報などの複数種類の種別データ毎に適した更新処理を行う技術が開示されている。
特開2003−337026号公報 特開2004−117983号公報 特開平11−95657号公報
特許文献1及び特許文献2に記載の技術は、地図データ処理端末での地図データの更新において、道路データや描画データなどを、メッシュ単位若しくは道路リンク列単位に更新することを実現する地図データ構造を開示している。しかし、この技術は、メッシュ若しくは道路リンク列に属する地図要素のうちの1つ(例えば1つの道路リンク)が修正された場合でも、当該メッシュ若しくはリンク列(複数のリンクをつないだもの)に属する全ての地図要素のデータが地図サーバから端末に配信される。修正されていない地図要素のデータも配信するので、不要な通信トラヒックの増加の原因となる。
一方、特許文献3に記載の技術によれば、地図サーバから端末への地図データの配信は、サーバ側の最新データと端末側のデータの差分データを送信することができる。また地図データの種類に応じて、差分データの端末への更新処理が異なる。例えば、描画用の差分データは、既存データと別領域の記憶部に格納され、経路計算用の差分データは、再構築処理によって既存データと合体される。しかし、この技術は、端末におけるデータ構造についての記載が抽象的であり、かつ、端末でのデータ更新処理時間と、経路計算プログラムや地図描画プログラムなどによるデータ参照処理時間との最適化の課題については言及されていない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、その目的は、地図データ配信装置から地図データ処理端末への不要な通信トラヒックの発生を抑制でき、かつ、地図データ処理端末での更新の利便性と更新後の経路計算プログラムや地図描画プログラムからの地図データの利用のしやすさを確保するための技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、更新された地図要素の地図要素データが、地図データ配信の対象領域内に属する場合に、当該更新された地図要素の地図要素データが地図データ配信装置から地図データ処理端末へ送信される。また端末では、データのコンテンツの種類に応じて、メッシュ単位にバイナリカラムとして格納するデータとレコード単位に地図要素を格納するデータとに分け、それぞれに適した更新処理が行われる。
例えば、本発明の地図データ配信装置は、地図要素毎に、当該地図要素の地図要素データと、当該地図要素の地図要素データの更新日時データと、を有する地図データが記憶された地図データ記憶手段と、
地図配信を要求する領域を示す領域情報と、当該領域に対する地図配信の最新の要求日時を示す日時情報と、を含む地図配信要求を、前記地図データ処理端末から受信する地図配信要求受付手段と、
前記地図配信要求に含まれている領域情報が示す領域に、少なくとも一部が属する地図要素データが対応付けられており、かつ、前記地図配信要求に含まれている日時情報が示す日時よりも新しい日時を示す更新日時データに対応付けられている地図要素データを、前記地図データ記憶手段から検索する地図要素検索手段と、
前記地図要素検索手段により検索された地図要素データを前記地図データ処理端末に送信する地図要素配信手段と、を有する。
また例えば、本発明の地図データ処理端末は、地図要素毎に、当該地図要素の地図要素データを有する地図データが記憶された地図データ記憶手段と、地図配信を要求する領域を示す領域情報と、
当該領域に対する地図配信の最新の要求日時を示す日時情報とを含む地図配信要求を、前記地図データ配信装置に送信して、前記地図データ配信装置から地図要素データを受信する地図配信要求手段と、
前記地図データ配信装置から受信した地図要素データを用いて前記地図データ記憶手段に記憶されている地図データのコンテンツの種類に応じて、メッシュ単位にバイナリカラムとして格納するデータとレコード単位に地図要素を格納するデータとに分け、それぞれに適した更新をする地図データ更新手段と、を有する。
本発明によれば、地図データ配信装置から地図データ処理端末への不要な通信トラヒックの発生を抑制でき、かつ、地図データ処理端末での更新の利便性と更新後の経路計算プログラムや地図描画プログラムからの地図データの利用のしやすさを提供することにある。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態が適用された地図データ配信システムの概略図である。図示するように、本実施形態の地図データ配信システムは、ネットワーク40に接続された地図配信サーバ10と、ナビゲーション端末20とを有する。ナビゲーション端末20には、無線通信装置30が接続されている。ナビゲーション端末20は、この無線通信装置
30により無線基地局50を経由してネットワーク40に接続される。なお、無線通信装置30は、ナビゲーション端末20に内蔵しても構わない。
地図配信サーバ10は、ナビゲーション端末20から受信した地図配信要求に従い、地図データの更新部分をナビゲーション端末20に配信する。図示するように、地図配信サーバ10は、地図配信サーバ10をネットワーク40に接続するためのネットワークIF部101と、地図データ記憶部102と、地図要素検索部103と、クラスタリング処理部104と、要求履歴管理部105とを有する。
地図データ記憶部102には、地図上の道路を構成する各リンクのリンクデータや、目的地の座標を検索するための案内施設データが記憶されている。図2は、地図データ記憶部102の登録内容例である。図示するように、道路リンクテーブルのレコード10210 は、道路リンクを識別するための道路リンクIDを登録するためのフィールド10211と、当該リンクが属している領域(メッシュ)を識別するためのメッシュIDを登録するフィールド10212と、一般道路,有料道路といったリンクの道路種別を示すフラグを登録するためのフィールド10213と、道路リンクの幅員を登録するためのフィールド
10214と、リンクの位置・形状を示す点列(開始ノード,終了ノード、及び、リンクの屈折地点等に所在する中間ノードからなる点列)の座標データである点列データを登録するためのフィールド10215と、レコード10210の作成・修正日時を登録するためのフィールド10216と、レコード10210の削除日時を登録するためのフィールド10217と、を有する。
また案内施設テーブル1022のレコード10220は、当該施設を一意に識別するための施設IDを登録するためのフィールド10221と、当該施設が属している領域(メッシュ)を識別するためのメッシュIDを登録するフィールド10222と、レストラン,駐車場といった施設のカテゴリを示すIDを登録するためのフィールド10223と、施設名称を登録するためのフィールド10224と、当該施設の位置を示す座標データを登録するためのフィールド10225と、レコード10220の作成・修正日時を登録するためのフィールド10226と、レコード10220の削除日時を登録するためのフィールド10227と、を有する。
要求履歴管理部105は、ネットワークIF部101を介してナビゲーション端末20から受信した地図配信要求の最新の受信日時を、配信を要求する領域毎(例えばメッシュID単位での管理)に管理する。
地図要素検索部103は、ナビゲーション端末20から受信した地図配信要求により配信が要求されている領域に属する道路リンク及び案内施設データに対応付けられており、かつ、この地図配信要求で指定されている前回要求日時よりも新しい日時を示す生成・修正日時あるいは削除日時に対応付けられている道路リンクデータあるいは案内施設データが存在し、この道路リンクデータあるいは案内施設データの生成・修正日時あるいは削除日時が、領域各々に対応付けられて要求履歴管理部105で管理されている日時よりも新しい道路リンクデータあるいは案内施設データを、地図データ記憶部102から検索する。
クラスタリング処理部104は、ネットワークIF部101を介してナビゲーション端末20に配信する道路リンクデータあるいは施設案内データをグループ化(クラスタリング)し、グループ毎にナビゲーション端末20に送信する。
上記の地図配信サーバ10は、例えば図3に示すような、CPU301と、メモリ302と、HDD等の外部記憶装置303と、CD−ROMやDVD−ROM等の可搬性を有する記憶媒体304から情報を読み出す読取装置305と、キーボードやマウスなどの入力装置306と、ディスプレイなどの出力装置307と、通信ネットワークに接続するための通信装置308とを備えたコンピュータシステムにおいて、CPU301がメモリ302上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。この所定のプログラムは、読取装置305を介して記憶媒体304から、あるいは、通信装置308を介してネットワークから、外部記憶装置303にダウンロードされ、それから、メモリ302上にロードされてCPU301により実行されるようにしてもよい。また、読取装置305を介して記憶媒体304から、あるいは、通信装置308を介してネットワークから、メモリ302上に直接ロードされ、CPU301により実行されるようにしてもよい。この場合において、地図データ記憶部102には、メモリ302や外部記憶装置303や記憶媒体304が利用される。
ナビゲーション端末20は、自身が保持する地図データを用いて、地図表示,ルート探索,ルート誘導等のナビゲーション処理やユーザが目的地を設定するための案内施設検索処理を行う。また、地図データ配信を要求する領域及び当該領域の前回要求日時の指定を含む地図配信要求を、地図配信サーバ10に送信して、地図配信サーバ10から地図データを入手し、これを自身が保持する地図データに反映させる。図示するように、ナビゲーション端末20は、ナビゲーション端末20を無線通信装置30及び無線基地局50を介してネットワーク40に接続するためのネットワークIF部201と、配信要求部202と、更新管理データ記憶部203と、差分更新部204と、一時蓄積部205と、地図データ記憶部206と、ナビゲーション処理部207と、案内検索処理部208と、ユーザへの情報表示及びユーザからの指示受付を行うGUI(Graphical User Interface)部
209と、を有する。
更新管理データ記憶部203には、地図配信を要求する領域毎に、当該領域に対する地図配信要求のタイミング及び配信要求する地図コンテンツの種類を判断するために必要なデータである更新管理データが記憶されている。図4は、更新管理データ記憶部203の登録内容例である。図示するように、更新管理データのレコード2030は、当該更新管理データを識別するための更新管理IDを登録するためのフィールド2031と、当該更新管理データに従った地図配信要求の最新の要求日時を登録するためのフィールド2033と、当該領域内で配信を要求する地図コンテンツの種類を識別するためのコンテンツ種別を登録するためのフィールド2032と、地図配信を要求する領域を特定する情報(例えばメッシュIDの並び)を登録するためのフィールド2034と、を有する。
配信要求部202は、更新管理データ記憶部203に記憶されている各更新管理データを監視し、フィールド2033に登録されている前回要求日時からフィールド2034に登録されている要求周期を経過している更新管理データを検出する。そして、そのような更新管理データを検出したならば、図5に示すような、検出した更新管理データのフィールド2032,2033,2035にそれぞれ登録されている、コンテンツ種別20202,前回要求日時20203,要求領域20204と、宛先である地図配信サーバ10のアドレス及び送信元であるナビゲーション端末20のアドレスを含むアドレス情報20201とを含む地図配信要求2020を生成し、これをネットワークIF部201を介して地図配信サーバ10に送信する。また、配信要求部202は、この更新管理データのフィールド2033に登録されている前回要求日時を現在日時に更新する。また、配信要求部202は、地図配信サーバ10から、図6に示すような、コンテンツ種別10201又は102101,メッシュID10202又は102102,道路リンクID10203又は施設ID
102103,追加/削除/更新を識別する更新種別10204又は102104,更新データ10205又は102105の格納構造をもつ地図データ送信フォーマットにて格納された道路リンクデータあるいは案内検索データを受信し、差分更新部204に渡す。
差分更新部204は、配信要求部202から受け取った道路リンクデータあるいは案内検索データを一時蓄積部205に一時蓄積する。そして、ナビゲーション端末20のアイドリング等の所定のタイミングで、一時蓄積部205に蓄積されているグループ化された道路リンクデータあるいは案内施設データを、地図データ記憶部206に反映させる。図7に図示するように、差分更新部204は、地図配信サーバ10より受信した地図データ送信フォーマットのコンテンツ種別10201のフィールドを解析し、当該地図更新データが道路リンクデータか、あるいは施設案内データであるか判定する。判定した結果、更新データのコンテンツ種別が道路リンクデータである場合、テーブル操作部2042は地図データ記憶部206のメッシュテーブル2061に対して、更新データを反映する。一方、コンテンツ種別が案内施設データである場合、テーブル操作部2042は、地図データ記憶部206の案内施設テーブル2062に対して、更新データを反映する。道路リンクデータの場合、同一メッシュ内の道路リンクデータはバイナリとして1つのデータにまとめたバイナリカラムとしてレコードに格納するため、バイナリ展開・再構築部2043及びバイナリ更新部2044において、バイナリ展開/更新/再構築を行う。
地図データ記憶部206には、地図上の道路を構成する各リンクの道路リンクデータと、ユーザが目的地を設定する際に検索対象となる案内施設データが記憶されている。図8は、地図データ記憶部206の登録内容例である。図示するように、主要な地図構成要素である道路リンクデータ,背景データ,表示名称データなどを格納するメッシュテーブル2061のレコード20610は、当該データが存在する領域を識別するためのメッシュIDを登録するためのフィールド20611と、1メッシュ内の道路リンクデータをまとめた道路バイナリデータを登録するためのフィールド20612、1メッシュ内の背景データを1つに纏めた背景バイナリデータを登録するためのフィールド20613と、1メッシュ内の表示名称データをまとめた表示名称バイナリデータを登録するためのフィールド20614と、を有する。ナビゲーション処理部207は、この地図データ記憶部206に記憶されている道路バイナリデータ,背景バイナリデータ,表示名称バイナリデータを用いて、地図表示,ルート探索,ルート誘導等のナビゲーション処理を行う。
一方、ユーザが目的地を設定する際に検索対象となる案内施設データを格納する案内施設テーブル2062のレコード20620は、当該施設を一意に識別するための施設IDを登録するためのフィールド20621と、当該施設が属している領域(メッシュ)を識別するためのメッシュIDを登録するフィールド20622と、レストラン,駐車場といった施設のカテゴリを示すIDを登録するためのフィールド20623と、施設名称を登録するためのフィールド20624と、当該施設の位置を示す座標データを登録するためのフィールド20625と、を有する。
図9は、メッシュテーブル2061の道路バイナリデータの格納例である。図示するように、道路バイナリ20612は、データ先頭から順に、例えばメッシュID=100であるメッシュ内に含まれる道路リンク数206121を格納し、道路リンク数分だけ、道路リンク数を格納した位置より後方に順に、例えば道路リンク情報1(206122),道路リンク情報2(206128),・・・道路リンク情報n(206129)という順番で道路リンク情報がバイナリ形式で格納される。各道路リンク情報には、当該道路リンク情報のデータサイズである道路リンク情報のサイズ206123,道路リンクを一意に識別する道路リンクID206124,道路種別フラグ206125,幅員206126,当該道路リンクを構成する点列データ206127が格納される。なお、道路リンク情報1〜nが格納される順番は、道路種別が同じ道路リンク情報については連続して格納することがナビゲーション処理上は望ましい。
上記のナビゲーション端末20は、例えば図3に示す構成(読取装置305はなくてもよい)に、GPS受信機あるいは方位センサ,速度センサなどの各種センサと情報を送受するためのI/O装置を設けたコンピュータシステムにおいて、CPU301がメモリ
302上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。この所定のプログラムは、読取装置305を介して記憶媒体304から、あるいは、通信装置308を介してネットワークから、外部記憶装置303にダウンロードされ、それから、メモリ302上にロードされてCPU301により実行されるようにしてもよい。この場合において、更新管理データ記憶部203,一時蓄積部205及び地図データ記憶部206には、メモリ302や外部記憶装置303が利用される。
図10は、本発明の第1実施形態が適用された地図データ配信システムの全体動作を説明するための図である。
ナビゲーション端末20において、配信要求部202は、更新管理データ記憶部203から地図配信要求の送信タイミングとなった更新管理データを検出すると(S3201)、検出した更新管理データに対する地図配信要求を生成し、これをネットワークIF部
201を介して地図配信サーバ10に送信する。また、更新管理データ記憶部203に記憶されている当該更新管理データの前回要求日時を現在日時に更新する(S3202)。
地図配信サーバ10において、地図要素検索部103は、ネットワークIF部101を介してナビゲーション端末20から地図配信要求を受信すると、生成・修正日時,削除日時をキーとして、地図データ記憶部102から、この地図配信要求の条件を満足する道路リンクデータあるいは案内施設データを検索する。この際、要求履歴管理部105で管理されている各領域に対する地図配信要求の最新の受信日時を用いて、受信した地図配信要求の前回要求日時以降にナビゲーション端末20へ送信されたことのある道路リンクデータあるいは案内施設データを検索対象から除外する。また、要求履歴管理部105は、受信した地図配信要求により配信が要求されている領域に対応付けて管理している受信日時を現在日時に更新する(S3101)。次に、クラスタリング処理部104は、地図要素検索部103で検索された道路リンクデータあるいは案内施設データをグループ化(クラスタリング)する(S3102)。そして、グループ化されたリンクデータの地図配信部分(配信データと呼ぶ)をナビゲーション端末20にグループ毎に送信する(S3103)。
ナビゲーション端末20において、配信要求部202は、ネットワークIF部201を介して地図配信サーバ10より配信データを受信すると、これを差分更新部204に渡す。差分更新部204は、この配信データを一時蓄積部205に蓄積する(S3203)。それから、差分更新部204は、ナビゲーション処理部207がナビゲーション処理を行っていないアイドリング状態など、ナビゲーション端末20が所定の状態にあるときに、一時蓄積部205に蓄積されている配信データ毎に地図データ記憶部206へ反映する。なお、配信データのコンテンツ種別が道路リンクデータである場合、地図データ記憶部
206のメッシュテーブルに対して、更新データを反映する(S3204)。一方、コンテンツ種別が案内施設データである場合、地図データ記憶部206の案内施設テーブルに対して、更新データを反映する(S204)。道路リンクデータの場合、同一メッシュ内の道路リンクデータはバイナリとして1つにまとめたバイナリカラムとしてレコードに格納するため、バイナリ展開・再構築部において、バイナリ展開・再構築処理を行う(S
3205)。
図11は、図10に示す要求タイミング判定処理(S3201),地図配信要求処理
(S3202)の動作フローを説明する図である。
ナビゲーション端末20において、配信要求部202は、カウンタ値nを1に設定する(S32010)。次に、更新管理データ記憶部203からn番目の更新管理データを抽出する(S32011)。
次に、配信要求部202は、抽出したn番目の更新管理データの前回要求日時から、図示していない内蔵タイマ等により得られる現在日時までの経過時間を算出し、この経過時間が、抽出したn番目の更新管理データの要求周期よりも大きいか否かを判断する(S
32012)。大きくない場合は、n番目の更新管理データが地図配信要求のタイミングになっていないものと判断し、処理S32013に進む。一方、大きい場合は、n番目の更新管理データが地図配信要求のタイミングになっているものと判断し、このn番目の更新管理データのコンテンツ種別20202,前回要求日時20203,要求領域20204
を含む、図5に示すような地図配信要求2020を生成し、ネットワークIF部201を介して地図配信サーバ10に送信する(S32020)。それから、処理S32013に進む。
処理S32013において、配信要求部202は、n番目の更新管理データが更新管理データ記憶部203に記憶されている最後のデータならば、処理S32010に戻る。最後のデータでないならば、カウンタ値nを1つインクリメントし(S32014)、それから処理S32011に戻る。
図12及び図13は、図10に示す差分抽出処理(S3101)の動作フローを説明するための図である。
図12に示すように、地図配信サーバ10において、地図要素検索部103は、ネットワークIF部101を介してナビゲーション端末20から地図配信要求を受信すると、コンテンツ種別20202より、地図配信要求の地図データのコンテンツ種別が道路リンクデータか案内施設データかを判定する(S31010)。コンテンツ種別が道路リンクデータである場合は、処理S310111へ進む。コンテンツ種別が案内検索データである場合は、処理S310121へ進む。
処理S310111において、地図要素検索部103は、要求領域内の道路リンクの全てを、メッシュIDをキーとして抽出し、処理S310112へ進む。処理S310112において、カウンタ値nを1に設定する。それから、処理S310111で抽出した道路リンクデータのうちのn番目の抽出リンクデータに注目する(S310113)。
次に、地図要素検索部103は、n番目の抽出道路リンクデータのレコード生成・修正日時(フィールド10216)、及び、レコード削除日時(フィールド10217)のうちのいずれかが、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降であるか否かを調べる
(S310114)。レコード生成・修正日時,レコード削除日時のいずれもが地図配信要求に含まれている前回要求日時以降でない場合、n番目の抽出道路リンクデータは、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降に何の修正もされていないことになる。この場合、処理S310117に進む。一方、レコード生成・修正日時及びレコード削除日時のいずれかが地図配信要求に含まれている前回要求日時以降である場合、n番目の抽出道路リンクデータは、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降に何らかの修正が行われたことになるため、当該n番目の抽出道路リンクデータを配信対象に決定する(S
310115)。
次に、処理S310116において、地図要素検索部103は、処理S310115で決定した配信対象を、n番目の抽出道路リンクデータの道路リンクID(フィールド
10211)と共に、クラスタリング処理部104に通知する。ただし、配信対象なしの場合は、n番目の抽出道路リンクデータのIDのみをクラスタリング処理部104に通知する。それから、処理S310117に進む。
処理S310117において、地図要素検索部103は、n番目の道路リンクデータが処理S310111で抽出した道路リンクデータの最後のデータならば、処理S310119に進む。一方、最後のデータでないならば、カウンタ値nを1つインクリメントし(S
310118)、それから処理S310113に戻る。処理S310119において、地図要素検索部103は、地図配信要求の要求領域を要求履歴管理部105に通知する。要求履歴管理部105は、地図要素検索部103から通知された要求領域に対応付けられている日時を現在日時に更新する。
図13は、地図配信要求の地図データのコンテンツ種別が案内検索データである場合の差分出の動作フローを説明した図である。
処理S310121において、地図要素検索部103は、要求領域内の案内施設データの全てを、メッシュIDをキーとして抽出し、処理S310122へ進む。処理S310122において、カウンタ値nを1に設定する。それから、処理S310121で抽出した案内施設データのうちのn番目の抽出案内施設データに注目する(S310123)。
次に、地図要素検索部103は、n番目の抽出案内施設データのレコード生成・修正日時(フィールド10226)、及び、レコード削除日時(フィールド10227)のうちのいずれかが、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降であるか否かを調べる(S310124)。レコード生成・修正日時,レコード削除日時のいずれもが地図配信要求に含まれている前回要求日時以降でない場合、n番目の抽出案内施設データは、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降に何の修正もされていないことになる。この場合、処理S310127に進む。一方、レコード生成・修正日時及びレコード削除日時のいずれかが地図配信要求に含まれている前回要求日時以降である場合、n番目の抽出案内施設データは、地図配信要求に含まれている前回要求日時以降に何らかの修正が行われたことになるため、当該n番目の抽出案内施設データを配信対象に決定する(S310125)。
次に、処理S10126において、地図要素検索部103は、処理S310125で決定した配信対象を、n番目の抽出案内施設データの施設ID(フィールド10221)と共に、クラスタリング処理部104に通知する。ただし、配信対象なしの場合は、n番目の抽出案内施設データの施設IDのみをクラスタリング処理部104に通知する。それから、処理S310127に進む。
処理S310127において、地図要素検索部103は、n番目の案内施設データが処理S310121で抽出した案内施設データの最後のデータならば、処理S310129に進む。一方、最後のデータでないならば、カウンタ値nを1つインクリメントし(S
310128)、それから処理S310123に戻る。処理S310129において、地図要素検索部103は、地図配信要求の要求領域を要求履歴管理部105に通知する。要求履歴管理部105は、地図要素検索部103から通知された要求領域に対応付けられている日時を現在日時に更新する。
図14は、図10に示すクラスタリング処理(S3102),地図配信処理(S3103)の動作フローを説明する図である。
地図配信サーバ10において、クラスタリング処理部104は、地図要素検索部103から受け取った道路リンクデータ又は案内施設データの各ID及び配信対象を、これらに対応付けられて地図要素検索部103から受け取った配信要求領域を構成するメッシュ毎にメッシュIDをキーにしてグループ化する(S3102)。以上のようにしてグループ化されたデータを地図配信要求の送信元であるナビゲーション端末20に送信する(S
3103)。
図15は、図10に示す一時蓄積・コンテンツ種別判定処理(S3203)の動作フローを説明する図である。
ナビゲーション端末20において、配信要求部202は、自身が送信した地図配信要求に対する応答として、地図配信サーバ10においてメッシュ単位でグループ化された配信データを受信したならば、これを差分更新部204に渡す。これを受けて、差分更新部
204は、配信データを一時蓄積部205に蓄積する(S32030)。次に、差分更新部204は、ナビゲーション処理部207の動作状況を監視し、ルート探索,ルート誘導等のナビゲーション処理が実行されていないアイドリング状態にあるならば(S32031)、一時蓄積部205からグループ化された地図要素データの1つ(例えば、1つの道路リンクデータや1つの案内施設データ)を読み出し、当該データの内容を地図データ記憶部
206に反映させる(S32032)。この際、データのコンテンツ種別に応じて、道路リンクデータの場合は処理S32040へ進み、案内施設データの場合は処理S32044へ進む。
図16は、コンテンツ種別が道路リンクデータの場合の、受信データを地図データ記憶部206へ反映するためのテーブル操作及びバイナリ展開・再構築の動作フローを説明するための図である。
処理S32040において、テーブル操作部2042は、受信したデータに格納されるメッシュIDで、地図データ記憶部206のメッシュテーブルを検索し、該当するレコードを特定する。次に、テーブル操作部2042は、当該メッシュIDのレコードに格納される道路バイナリデータを抽出する(S32041)。抽出された道路バイナリデータは、バイナリ展開・再構築部2043によって一時蓄積部205に展開される。この時、道路バイナリ内に複数格納される道路リンク群を読みといて、メモリ上に道路リンクIDとそれに対応付く道路リンクの属性情報(道路種別フラグ,幅員,点列データ)という形式で保持する(S32050)。そして、バイナリ展開・再構築部2043は、受信したデータの道路リンクIDをキーに一時蓄積部205に展開された当該メッシュ内の道路リンクを特定する(S32051)。なお、当該メッシュ内に道路リンクIDがない場合は新規追加を意味する。
処理S32051において特定された1つの道路リンクIDとそれに対応付く道路リンクの属性情報に対して、地図配信サーバ10より受信したデータの更新種別及び更新データに基づき、特定された1つの道路リンクの属性情報を更新(更新/削除若しくは追加)する(S32052)。この処理S32051,処理S32052の一連の操作を当該1メッシュID内に含まれる更新差分の道路リンク情報を全て適用するまで続ける(S
32053)。この同一メッシュ内の道路リンクについての更新終了判定処理(S32053)で、更新終了となった場合にS32054へ進む。
S3054において、一時蓄積部205で展開されていた複数の道路リンク群を同一メッシュに含まれるもの毎にまとめてメッシュ単位でバイナリデータとして再構築する。続いて、テーブル操作部2042は、再構築したバイナリデータを、地図データ記憶部206の該当するメッシュIDのレコード内の道路バイナリカラムへ戻す(S32042)。この処理S32040から処理S32042の一連の操作を、地図配信サーバ10より受信した配信データに含まれるメッシュID毎の更新差分データを全て適用するまで続ける
(S32043)。
図17は、コンテンツ種別が案内施設データの場合の、受信データを地図データ記憶部206へ反映するためのテーブル操作を説明するための図である。
処理S32044において、テーブル操作部2042は、受信したデータに格納されるメッシュIDで、地図データ記憶部206の案内施設テーブルを検索し、該当するレコードを特定する。次に、テーブル操作部2042は、受信したデータの施設IDをキーに一時蓄積部205に展開された当該レコードの施設情報を特定する(S32045)。なお、当該メッシュ内に施設IDがない場合は新規追加を意味する。
続いて、テーブル操作部2042は、受信したデータの更新種別及び更新データによって案内施設情報を更新(追加/更新/削除)する(S32046)。このS2044からS2046の一連の操作を、地図配信サーバ10より受信した配信データに含まれるメッシュID毎の更新差分データを全て適用するまで続ける(S32047)。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本実施形態によれば、地図配信要求の要求領域内にあるリンクであっても、当該地図配信要求の前回要求日時以降に更新されていないリンクのデータは、地図配信サーバ10からナビゲーション端末20へ送信されない。このため、不要な通信トラヒックの発生を抑制できる。
また、ナビゲーション端末20において、配信データのコンテンツの種類に応じて、メッシュ単位にバイナリカラムとして格納するデータ(例えば、道路リンクデータ)とレコード単位に地図要素を格納するデータ(例えば、案内施設データ)とに分け、それぞれに適した更新処理が行われる。このような更新手段を実現することによって、ナビゲーション端末20では、経路計算プログラムや地図描画プログラムで使用するデータについては、メッシュ単位にバイナリデータを1つに纏めることが可能な地図データ構造であり、かつ、差分更新も実現可能である。このため、経路計算プログラムや地図描画プログラムのようなナビゲーション処理部207は、ナビゲーション端末というハードウェアの処理性能に制限がある条件においても、従来と同様にルート探索,ルート誘導等のナビゲーション処理を実行することができる。一方、目的地検索プログラムや住所検索プログラムのような案内検索処理部208については、メッシュ単位で検索することが要求されることはあまりないため、更新処理性能を重視し、レコード単位で検索が可能となる地図データ構造としている。
本実施形態によれば、地図配信サーバ10の地図データ記憶部102に変更があった場合であって、当該変更箇所の領域に対する地図配信要求が前回要求日時から要求周期を経過している場合にのみ、当該変更箇所の領域に対する地図配信要求がナビゲーション端末20から地図配信サーバ10へ送信される。したがって、上記の第1実施形態の効果に加えて、不要な通信トラヒックの発生をさらに抑制できる。
本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
また、上記の実施形態では、地図データ構造としてバイナリカラムでデータを格納する例として、道路を構成するリンクのリンクデータである場合について説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば鉄道を構成するリンクのリンクデータや、リンクデータ以外の地図要素を配信対象としてもよい。また、地図データ構造としてレコード単位に格納する例として、案内施設データの場合を説明した。しかし、住所検索データや経路誘導データを配信対象としてもよい。
また、上記の実施形態において、例えばナビゲーション端末20からナビゲーション処理部207を省略すると共に地図データ記憶部206を取り外し可能とした端末を、ネットワーク40に接続することで、地図データ記憶部206を更新するようにしてもよい。そして、地図データ記憶部206を端末から取り外し、別途用意されたナビゲーション装置に取り付けて使用するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、配信要求部202及び更新管理データ記憶部203を地図配信サーバ10側に設けて、地図配信要求を地図配信サーバ10側で管理するようにしてもかまわない。
本発明を用いた地図データ配信システムの実施例を示す概略図である。 地図データ記憶部の登録内容を示す図である。 地図配信サーバ,ナビゲーション端末のハードウェア構成例を示す図である。 更新管理データ記憶部の登録内容を示す図である。 地図配信要求のデータ構成を説明する図である。 地図データ送信フォーマットを説明する図である。 差分更新部の機能ブロック図である。 地図データ記憶部の登録内容を示す図である。 道路バイナリの構造を説明する図である。 地図データ配信システムの全体動作を説明する図である。 要求タイミング判定,地図配信要求の動作フローを説明する図である。 コンテンツ種別が道路リンクデータである場合の差分抽出の動作フロー図である。 コンテンツ種別が案内施設データである場合の差分抽出の動作フロー図である。 クラスタリング処理,地図配信処理の動作フロー図である。 一時蓄積・コンテンツ種別判定の動作フロー図である。 コンテンツ種別が道路リンクデータの場合の、受信データを地図データ記憶部へ反映するためのテーブル操作及びバイナリ展開・再構築の動作フローを説明する図である。 コンテンツ種別が案内施設データの場合の、受信データを地図データ記憶部へ反映するためのテーブル操作を説明する図である。
符号の説明
10…地図配信サーバ、20…ナビゲーション端末、30…無線通信装置、40…ネットワーク、50…無線基地局、101,201…ネットワークIF部、102,206…地図データ記憶部、103…地図要素検索部、104…クラスタリング処理部、105…要求履歴管理部、202…配信要求部、203…更新管理データ記憶部、204…差分更新部、205…一時蓄積部、207…ナビゲーション処理部、208…案内検索処理部、
209…GUI部、2041…コンテンツ種別判定部、2042…テーブル操作部、2043…バイナリ展開・再構築部、2044…バイナリ更新部、2061…メッシュテーブル、2062…案内施設テーブル。

Claims (2)

  1. 少なくとも道路リンクデータと案内施設データを含む地図データを記憶した地図データ記憶部と、前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新するための更新データを受信する受信手段と、受信した更新データを格納する記憶部と、受信した更新データにより地図データを更新する地図データ更新手段を備えた地図データ処理端末における地図データ管理方法であって、
    前記道路リンクデータは、メッシュ毎に各メッシュ内に存在する道路リンクのデータを順番に格納した1つのバイナリデータとして前記地図データ記憶部に記憶され、
    前記更新データは、更新対象が存在するメッシュ単位に更新用データがまとめられて、地図データに含まれる更新対象のデータを指定するデータ種別情報と、更新対象が存在するメッシュの識別情報が付され、前記まとめられた更新用データの各々には、更新対象の識別番号と、更新対象について行う追加、削除、又は更新のいずれかの処理を指定する更新種別情報が付されており、
    前記地図データ更新手段では、
    前記更新データに付されたデータ種別情報が道路リンクデータであるか判断し、
    当該データ種別情報が道路リンクデータである場合、当該更新データの更新対象が存在するメッシュの識別情報と一致するメッシュの地図データを前記地図データ記憶部から検索し、
    検索されたメッシュの地図データに含まれる道路リンクデータに格納される全ての道路リンクのデータについて、道路リンクの識別情報のデータ毎に該当する道路リンクの属性情報のデータを対応付けて前記記憶部に展開し、
    展開された道路リンクデータについて、データ種別情報が道路リンクデータであると判断された更新データにまとめられている各更新用データの更新対象の識別情報に対応する道路リンクに対応付けられた属性情報のデータを、当該更新用データの更新種別情報に従って当該更新用データにより更新し、
    更新された前記記憶部に展開されている道路リンクデータをメッシュ毎の1つのバイナリデータに格納して再構築し、
    当該再構築された道路リンクデータにより、当該道路リンクデータが該当するメッシュの地図データを更新すること
    を特徴とする地図データ管理方法。
  2. 少なくとも道路リンクデータと案内施設データを含む地図データを記憶した地図データ記憶部と、前記地図データ記憶部に記憶されている地図データを更新するための更新データを受信する受信手段と、受信した更新データを格納する記憶部とを備えた地図データ処理端末であって、
    前記道路リンクデータは、メッシュ毎に各メッシュ内に存在する道路リンクのデータを順番に格納した1つのバイナリデータとして前記地図データ記憶部に記憶され、
    前記更新データは、更新対象が存在するメッシュ単位に更新用データがまとめられて、地図データに含まれる更新対象のデータを指定するデータ種別情報と、更新対象が存在するメッシュの識別情報が付され、前記まとめられた更新用データの各々には、更新対象の識別番号と、更新対象について行う追加,削除、又は更新のいずれかの処理を指定する更新種別情報が付されており、
    前記更新データに付されたデータ種別情報が道路リンクデータであるか判断するコンテンツ種別判定部と、
    当該データ種別情報が道路リンクデータである場合、当該更新データの更新対象が存在するメッシュの識別情報と一致するメッシュの地図データを前記地図データ記憶部から検索するテーブル操作部と、
    検索されたメッシュの地図データに含まれる道路リンクデータを、当該道路リンクデータに格納される全ての道路リンクのデータについて、道路リンクの識別情報のデータ毎に該当する道路リンクの属性情報のデータを対応付けて前記記憶部に展開し、また前記記憶部に展開された道路リンクデータをメッシュ毎の1つのバイナリデータに格納して再構築するバイナリ展開・再構築部と、
    展開された道路リンクデータについて、前記コンテンツ種別判定部でデータ種別情報が道路リンクデータであると判断された更新データにまとめられている各更新用データの更新対象の識別情報に対応する道路リンクに対応付けられた属性情報のデータを、当該更新用データの更新種別情報に従って当該更新用データにより更新するバイナリ更新部とを備え、
    前記バイナリ展開・再構築部は、前記バイナリ更新部により更新された前記記憶部に展開されている道路リンクデータをメッシュ毎の1つのバイナリデータに格納して再構築し、
    前記テーブル操作部は、再構築された道路リンクデータにより、当該道路リンクデータが該当するメッシュの地図データを更新する
    ことを特徴とする地図データ処理端末。
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