JP4671630B2 - 長尺仮設材設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、梯子等の長尺仮設材を壁等の建物に設置する長尺仮設材設置構造に関するものである。
高所における作業を作業者が安全に行うために、作業者が乗る梯子を安定させるための手段がある。例えば、二連式の梯子の両側面に該梯子を安定させるための足を付帯するものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−36000号公報
しかしながら、前述の背景技術においては次に示す問題があった。
まず、梯子を伸ばして住宅の壁面に立てかける場合、ある程度の角度を持たせて立てかけないと梯子が不安定になり、梯子が転倒するおそれがある。しかし、都市型の住宅においては、近隣との距離が短いため、十分な角度を保って梯子を立てかけることができない場合もある。また、作業者の梯子の昇降時に危険が伴う場合もある。
また、梯子を壁面に立てかけるのみの構成であると、構造力学的に安定していたとしても、作業中に梯子が揺れると、作業者に恐怖心を与え、安心して梯子の昇降をすることができないという問題もあった。
本発明は、長尺仮設材を確実に建物に設置し、安全にかつ安心して長尺仮設材の昇降を行うことができるようにすることを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、建物に沿って長尺仮設材を起立させて設置する長尺仮設材設置構造であって、長尺仮設材と、前記長尺仮設材の下部で前記建物と前記長尺仮設材との間隔を規定するための間隔規定部材と、一端が前記長尺仮設材に固定され、張力が付与されることにより、前記長尺仮設材が前記建物から離隔することを防止する緊張部材と、前記緊張部材の他端を前記建物保持するための保持手段とを有し、前記保持手段として、前記建物の基礎部の通気口を利用して該基礎部を挟み込む通気口把持体、前記建物の基礎面より突出した外壁の下端と地面との間で突っ張らせる突っ張り支持具によって保持された親綱、または前記建物に周回させた親綱を用いることを特徴とする。
上記のような構成により、長尺仮設材は、緊張部材に張力が付与されることにより、建物側から離隔することを防止する。また、長尺仮設材の下部は、間隔規定部材によって間隔が規定され、長尺仮設材の下部に抗力を付与している。このため、緊張部材からの張力によって長尺仮設材の下部が建物側へ寄り、長尺仮設材の上部が建物から離れてしまうこともない。このように、本発明の構成によれば、長尺仮設材を建物に対して構造力学的に安定して設置することができる。
このため、都市型の住宅のように、近隣との距離が短いため、十分な角度を保って長尺仮設材を立てかけることができない場合であっても、長尺仮設材を構造力学的に安定した状態を保って建物に設置することができる。さらに、緊張部材を緊張させることにより、長尺仮設材は建物側に張力を付与されつつ保持される。このため、長尺仮設材は作業中に揺れることを防止し、作業者が長尺仮設材を昇降する際における、作業者の恐怖心を軽減することができる。
本発明の実施形態を実施例を挙げて詳細に説明する。尚、以下に示すものは例示であるため、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例〕
図を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施例の長尺仮設材設置構造は、構造物Aに設置する長尺仮設材としての梯子1と、梯子1の下部で構造物Aと梯子1との間隔を規定するための間隔規定部材2と、張力が付与されることにより、梯子1が構造物Aから離隔することを防止する緊張部材3と、緊張部材3を構造物Aに保持するための保持手段4とを有する。以下に、長尺仮設材設置構造の各部材の詳細構成と、長尺仮設材設置構造の設置手順について説明する。
(長尺仮設材設置構造の各部材の詳細構成)
長尺仮設材としては、梯子1が挙げられる。梯子1としては、高所への昇降をすることのできる2連梯子や3連梯子がであってもよい。梯子はスライド式で伸縮するものであっても、折り畳んだものを開いて伸ばす構造のものでもよく、市販のものを用いることができる。図1においては、スライド式の2連梯子を、伸ばして構造物Aに立てかけた状態を例示している。尚、以下の説明においては、梯子の両側面の支柱部分を縦桟、梯子の足場部分を横桟という。
間隔規定部材2は、梯子1の下方に設置され、構造物Aとの間隔を規定する。間隔規定部材2があることにより、後述の緊張部材3に張力が付与されても、構造物Aから間隔規定部材2を介して梯子1に反力を働かせることができ、梯子1の下部が構造物A側へ引き寄せられることを防止する。梯子1の下部が構造物A側へ引き寄せられないので、梯子1の上部は安定して構造物A側へ付勢されることとなり、梯子1の姿勢を安定させることができる。このため、張力に抗して梯子1と構造物Aとの間隔を確実に規定するように、間隔規定部材2の材質は、金属等の剛性のある材質で作ることが好ましい。
間隔規定部材2は、図2に示すように、主にステンレスやアルミニウム等の金属製の梯子で横桟1aの空洞1bがある場合、空洞1bを利用して取り付けることができる。間隔規定部材2は、梯子1の下部において、両側面から構造物A側に略水平に構成される足部2aと、前記横桟の空洞1bに貫通する貫通軸2bと、貫通軸2bと足部2aとを回動可能に固定する固定金具2cとから構成される。
間隔規定部材2は、梯子1の下部が構造物Aに寄らないために設けるものであるから、緊張部材3よりも下部において間隔を規定するように構成することが必要である。このため、梯子の横桟に取り付ける場合には、梯子の最も下の横桟1aに取り付けることが好ましい。
間隔規定部材2の足部2aは、構造物Aに当接する側の先端部が図2(a)に示すように、微調整が可能である。このため、足部2aの先端部を構造物A表面の凹凸に合わせて微調整することで、確実に足部2aの先端部が当接する。足部2aの先端部を確実に当接させることにより、間隔規定部材2のブレを防止し、梯子1の揺れを防止することができる。足部2aの先端部は、ゴムや樹脂等の弾性を有し、摩擦力の大きな材質で構成することが好ましい。すると、足部2aの先端部における衝撃が吸収されかつ摩擦力が働くので、より安定して足部2aが構造物Aに対して当接することができる。
また、長い梯子を設置する場合など、間隔規定部材2が前述した微調整の機能をもってしても構造物Aまで到達し得ない場合であっても、次のようにして足部2aを構造物Aに対して到達させることができる。即ち、図2(b)に示すように、鋼管2dを固定金具2cにより梯子1に固定し、二連クランプのような鋼管と鋼管とをつなぐ固定金具2eにより鋼管2dと足部2aとをつないで構造物Aに到達させることができる。また、足部2aに伸縮可能な構成(不図示)にすれば、梯子1の位置を再設定することなく、足部2aを構造物Aに当接させることができる。
また、間隔規定部材2の足部2aは、貫通軸2bを軸として回動可能に構成される。すると、足部2aを梯子1の縦桟と平行になるように回動させると、梯子1の搬送時に足部2aが突出しないようになり、梯子1の持ち運びが容易になる。また、足部2aを梯子1から取り外し可能な構成にしてもよい。この場合も持ち運びを容易にすることができる。
緊張部材3は、図1に示すように、間隔規定部材2よりも上方において梯子1に固定される。そして、緊張部材3に張力を付与し、梯子1が構造物A側から離隔しないようにすることで、梯子1を安定して支持するためのものである。
緊張部材3は、図3に示すように、ベルト部3aとベルト締部3bとから構成される。緊張部材3のベルト部3aの端部3c、3dは、片方の端部3cが梯子1に固定され、他方の端部3dが後述の保持手段4により保持される。緊張部材3のベルト部3aの端部3c、3dは輪状になっており、カラビナ11等に掛けやすくなっている。
緊張部材3は、梯子1との固定を次のようにしている。図1に示すように、梯子1の横桟の空洞1bには貫通軸10aとリング部10bとから構成される固定リング部材10を付帯し、固定リング部材10とベルト部3aの端部3cの輪状になった部分とをカラビナ11によって連結して固定している。また、緊張部材3と構造物Aに固定される保持手段4との固定は、図3に示すように、保持手段4に緊張部材保持部(本実施例ではクランプ4a)を設け、ベルト部3aの端部3dをクランプ4aにより直接保持する構成としている。尚、これに限らず、緊張部材3と保持手段4のクランプ4aとの固定も、カラビナ11を使うことで、固定リング部材10のリング部10bと同様にすることも可能である。
緊張部材3は、ベルト締部3bを使用してベルト部3aを締めることで張力が生じ、梯子1が構造物Aから離隔することを防止する。ベルト締部3bは、荷物を固定するための荷締め機と同様の構成である。即ち、ラチェット式金具のハンドルを図3の矢印方向に倒すと、ベルト部3aが矢印方向に移動して締め付けられ、ベルト部3aに張力が加わる構成になっている。このような緊張部材3を利用することで、作業者は少ない労力で梯子1と保持手段4との間においてベルト部3aを確実に緊張させることができる。これにより、梯子1を保持手段4を介して構造物Aから離隔させないように保持することができる。尚、図3においては梯子1の片側のみを示したが、緊張部材3は、図1に示すように、梯子1の縦桟の両端に同様に保持する構成である。このように、梯子1の両端に同様に保持することにより、梯子1は片方の縦桟を軸にして回転することはなく、安定して設置することができる。
保持手段4は、緊張部材3と連結するための緊張部材保持部と、構造物Aに固定される構造物固定部とを有する。図4に示すように、本実施例においては、緊張部材保持部としてはクランプ4aを使用し、構造物固定部としては通気口把持体4bを使用する。
クランプ4aは付帯のボルトを締めた状態において、中空円筒状の内部に物体を挟み込んで該物体を固定する金具である。このため、本実施例においては、クランプ4aの付帯のボルトを外すことで中空円柱状の部分を開き、緊張部材3のベルト部3aの端部3dの輪状になった部分を前記中空円筒状の内部に架ける。そして前記付帯のボルトを締めることで、ベルト部3aの端部3dとクランプ4aとを固定している(図3参照)。
通気口把持体4bは、図1に示すように、構造物Aの基礎部の通気口Bに固定することができるものであり、クランプ4aと一体となって構成されている。通気口把持体4bは、先端がL字状になった通気口挿入部4b1と、ハンドル4b3を付帯した締込部4b2とから構成される。通気口把持体4bを構造物Aに固定する際には、通気口把持体4bを構造物Aの通気口Bに挿入して基礎部の内部に架けた後、ハンドル4b3を回して基礎部の外部から締込部4b2を締めこむ。これにより通気口把持体4bは、通気口挿入部4b1と締込部4b2との間で構造物Aの基礎部を挟み込み、構造物Aに固定される。
(長尺仮設材設置構造の設置手順)
以上の構成により、梯子1を設置する手順を説明する。
まず、構造物Aと保持手段4、保持手段4と緊張部材3とを接続する。具体的には、保持手段4を通気口把持体4bを使用して、構造物Aの通気口Bの2箇所に固定する。そして、保持手段4と緊張部材3とを、前述のようにベルト部3aの端部3dの輪状の部分をクランプ4aによって保持する。
次に、梯子1を構造物Aに立てかける。具体的には、梯子1の下部にある間隔規定部材2を構造物A側に出して、間隔規定部材2の足部2aを構造物Aに当接させつつ梯子1を構造物Aに立てかける。梯子1に付帯した固定リング部材10と緊張部材3とをカラビナ11を利用することで連結する。
最後に、緊張部材3を緊張させる。具体的には、緊張部材3のベルト締部3bのハンドルを倒す動作を繰り返し、ベルト部3aが完全に緊張するようにする。この場合、2つの緊張部材3のベルト部3aは、できる限り均等な張力で緊張していることが好ましい。そして、作業者が梯子1の安定性を確認して、梯子1の設置作業が完了する。
以上のような構成及び手順で設置することで、梯子1は安定して構造物Aに対して固定される。即ち、梯子1は、緊張部材3により構造物A側から離隔しないように保持されるため、梯子1が構造物Aから離れてしまうことはない。また、梯子1の下部は、間隔規定部材2によって間隔が規定され、梯子1の下部に抗力を付与している。このため、作業者が梯子1の昇降中に、梯子1の下部が構造物A側に近寄る方向に力が働いても、間隔規定部材の抗力があることにより構造物A側に近寄ることはない。このように、梯子1は構造物Aに対して構造力学的に安定して設置され、かつその姿勢を維持することができる。
このため、都市型の住宅のように、近隣との距離が短いために十分な角度を保って梯子1を立てかけることができない場合であっても、梯子1を確実に構造物に設置し、その姿勢を維持することができる。このため、梯子1は安定して設置され、作業者は安全に梯子1の昇降ができる。また、上述のように梯子1は安定して設置され、かつその姿勢を維持するため、作業中に梯子1が大きく揺れることはない。このため、作業者の昇降中の足場が揺れることによる恐怖心を軽減することができ、梯子1を安心して昇降することができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例においては、緊張部材3を保持する保持手段として、クランプ4aと通気口把持体4bとを一体的に構成し緊張部材3をクランプ4aにより保持するものを挙げたが、これに限るものではない。例えば、図5に示すように、基礎部の2箇所の通気口Bに通気口把持体4bを取り付け、通気口把持体4bと一体となっているクランプ4aにより鋼管4cを保持する。そして、梯子1の左右の鋼管4cの2箇所においてクランプ4dを付帯し、クランプ4dによって緊張部材3を保持する構成としてもよい。
また、図6(a)に示すように、保持手段として、クランプ4aに鋼管4cを付帯するのではなく、クランプ4aに親綱4eを付帯する構成であってもよい。この場合、緊張部材3の保持は、親綱4eに設けられたグリップ4fにより行う。グリップ4fは、安全帯としてのグリップを用いることができる。即ち、グリップ4fの親綱4e側には親綱4eに対して固定されかつスライドして移動可能な金具が付帯され、緊張部材3側にはフック形状の金具が付帯されるものである。これにより、2つの通気口Bの間を通気口把持体4bとクランプ4aを用いて親綱4eを張設し、親綱4eと緊張部材3とをグリップ4fを用いることにより保持し、最後に緊張部材3を緊張させることで、前述した実施例と同様の効果を得ることができる。
また、保持手段4として、親綱4eを張設する際には、必ずしも2つの通気口Bの間に張設する必要はなく、図6(b)に示すように、構造物Aの基礎面が外壁面よりも後退し外壁の下部に凹部がある場合には、該凹部を利用して親綱4eを張設してもよい。この場合、外壁の下端と地面との間を突っ張らせることで支持する突っ張り支持具4gにより親綱4eを保持し、構造物Aの出隅部Cに載置するコーナー支持具4hを介して、親綱4eを張設してもよい。
ここで、突っ張り支持具4gは、梯子1を設置する面とコーナーを介して他の面に設置する必要がある。これにより、突っ張り支持具4gには、構造物Aの壁面と水平な面内の力が働き、突っ張り支持具4gは親綱4eから強い力がかかっても、安定して保持することができる。この構成において、コーナーを介して突っ張り支持具4gを使用することにより、突っ張り支持具4gの張力が基礎面に垂直方向(構造物壁面に対して法線方向)に働くことを防止している。突っ張り支持具4gは、構造物Aの壁面に対して法線方向の力に対しては弱いため、壁面に対して法線方向に親綱4eからの力が働くようには使用しないようにする必要がある。尚、図6(b)においては、親綱4eの一端を突っ張り支持具4gで保持し、他端を通気口把持体4bのクランプ4aで保持した例を示す。
また、保持手段4は、必ずしも基礎部付近で緊張部材3を保持する必要はなく、より高所であってもよい。例えば、図7に示すように、構造物Aの壁面の出隅部に、コーナー支持具4hを同じ高さに設置して親綱4eを周回させ、荷締め機等の緊張手段4iを用いることで親綱4eを張設する。そして、親綱4eに付帯したグリップ4fを用いることで、緊張部材3を保持するというものである。
また、前述の実施例においては、保持手段として通気口把持体4b等を使用したが、これに限るものではなく、構造物Aの外壁面や基礎面に予め緊張部材3の保持手段として使用することのできるような構造(例えば、アンカー部材)がある場合には、該構造を保持手段として利用することもできる。
前述の実施例の間隔規定部材2は、梯子1の下部のみに設置したが、これに限るものではない。例えば、梯子1の上端が構造物Aの壁面に当たらず、構造物の屋根に当接する場合に、該屋根に雨樋や装飾等があると、該雨樋や装飾に梯子1が当接して傷めてしまうおそれがある。また、梯子1の上端において十分な反力を確保できず、梯子1が不安定になる恐れもある。これを防止するために、梯子1の下部に設けた間隔規定部材2よりも短く、屋根が構造物の壁面からの突出寸法よりも長い間隔規定部材を設置することで、屋根を傷めずに、構造物Aからの反力を確実に確保することができ、梯子1を構造物Aに安定して設置することができる。
前述の実施例の緊張部材3のベルト部3aの材質は布製のものを想定しているが、これに限るものではない。即ち、ベルト部3aとしては、伸びにくく、切れないものであればよいため、例えば、金属製のワイヤーやチェーンであってもよい。
前述した実施例においては、長尺仮設材として梯子としたが、これに限るものではなく、例えばスタンションポール等であってもよい。
本発明は、梯子等の長尺仮設材を壁等の構造物に設置する長尺仮設材設置構造に利用することができる。また、林業における樹木等への昇降のための構造としても利用することができる。
長尺仮設材設置構造の全体説明図である。 間隔規定部材の詳細な説明図である。 緊張部材の詳細な説明図である。 保持手段の詳細な説明図である。 保持手段の一部に鋼管を使用した他の実施例の説明図である。 保持手段の一部に親綱を使用した他の実施例の説明図である。 保持手段の一部に親綱を使用し、該親綱を構造物の周りに張設した他の実施例の説明図である。
A …構造物、B …通気口、C …出隅部、
1 …梯子、1b …空洞、
2 …間隔規定部材、2a …足部、2b …貫通軸、2c …固定金具、
2d …鋼管、2e …固定金具、
3 …緊張部材、3a …ベルト部、3b …ベルト締部、3c …端部、3d …端部、
4 …保持手段、4a …クランプ、4b …通気口把持体、
4b1 …通気口挿入部、4b2 …締込部、4b3 …ハンドル、
4c …鋼管、4d …クランプ、4e …親綱、4f …グリップ、
4g …突っ張り支持具、4h …コーナー支持具、4i …緊張手段、
10 …固定リング部材、10a …貫通軸、10b …リング部、
11 …カラビナ

Claims (1)

  1. 建物に沿って長尺仮設材を起立させて設置する長尺仮設材設置構造であって、
    長尺仮設材と、
    前記長尺仮設材の下部で前記建物と前記長尺仮設材との間隔を規定するための間隔規定部材と、
    一端が前記長尺仮設材に固定され、張力が付与されることにより、前記長尺仮設材が前記建物から離隔することを防止する緊張部材と、
    前記緊張部材の他端を前記建物保持するための保持手段とを有し、
    前記保持手段として、前記建物の基礎部の通気口を利用して該基礎部を挟み込む通気口把持体、前記建物の基礎面より突出した外壁の下端と地面との間で突っ張らせる突っ張り支持具によって保持された親綱、または前記建物に周回させた親綱を用いることを特徴とする長尺仮設材設置構造。
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