JP4670797B2 - 車両用電池冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設けられる電池を冷却する装置に関する。
従来、車室内の空気をリアパーセル部からトランクルームに取り込むことにより、トランクルーム内に設けられたバッテリを冷却する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−231321号公報
しかしながら、従来の技術では、カーエアコンが室内循環に設定されている場合、トランクルーム内の気圧が車室内の気圧より高くなる。この場合、トランクルーム内の熱気が車室内に入り込み、車室内で十分冷却されていない空気が再度、トランクルームに送り込まれることによって、バッテリを効果的に冷却することができなくなるという問題が発生する。
本発明による車両用電池冷却装置は、車室内の空気を電池が格納されている電池室に供給することによって、電池を冷却する装置であって、電池の温度および車室内から電池室に供給される空気の温度のうち、少なくともいずれか一方の温度に基づいて、空調調整手段による内気循環/外気導入の変更を制御することを特徴とする。
本発明による車両用電池冷却装置によれば、電池の温度および車室内から電池室に供給される空気の温度のうち、少なくともいずれか一方の温度に基づいて、空調調整手段による内気循環/外気導入の変更を制御することにより、電池の冷却を効果的に行うことができる。
−第1の実施の形態−
図1は、第1の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図である。この車両用電池冷却装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池自動車に搭載されて使用される。第1の実施の形態における車両用電池冷却装置は、コントローラ1と、バッテリ温度センサ2と、空気温度センサ3と、エアコンユニット4と、バッテリファン5とを備える。
バッテリ温度センサ2は、車両のトランクルーム内に設けられている車両駆動用バッテリ10(以下、バッテリ10と呼ぶ)の温度を検出する。空気温度センサ3は、車室内からトランクルーム内、特に、後述する電池室内に取り込まれる空気の温度を検出する。
コントローラ1は、CPU11およびメモリ12を備え、バッテリ温度センサ2によって検出される温度、および、空気温度センサ3によって検出される空気温度に基づいて、内気循環モード/外気導入モードの指令をエアコンユニット4に出す。エアコンユニット4は、冷房機能および暖房機能を備えるとともに、コントローラ1からの指令に基づいて、内気循環モードおよび外気導入モードの切り換えを行う。内気循環モードとは、車室内で空気を循環させるモードであり、外気導入モードとは、車外の空気を車室内に導入するモードである。
バッテリファン5は、コントローラ1からの指令に基づいて回転作動し、バッテリ10に冷却風を送り込んで、バッテリ10を冷却する。コントローラ1は、例えば、バッテリ温度センサ2によって検出されるバッテリ10の温度に基づいて、バッテリファン5の回転速度を決定する。
図2は、車両20のトランクルーム22内に設けられているバッテリ10を冷却する際の空気の流れ27を示す図である。トランクルーム22には、バッテリ10が置かれるスペース29と、荷物を置くスペース30との間を区切る仕切り28が設けられている。すなわち、仕切り28によって、バッテリ10が置かれる電池室29が形成されている。
車室21とトランクルーム22との間を仕切っているリアパーセル23には、車室21から電池室29に通じる空気取り込み口26が設けられている。図2に示すように、車室21内の空気がリアパーセル23の空気取り込み口26を介して電池室29内に取り込まれ、バッテリファン5によって、バッテリ10に送られることによって、バッテリ10が冷却される。バッテリ10の冷却に利用された空気は、ドラフタアウトレット25から車外に放出される。
図3(a)は、エアコンユニット4を内気循環モードで作動させた時の車内の空気の流れ31を示す図である。内気循環モードは、例えば、夏季にエアコンユニット4を作動させる時に設定される。内気循環モードでは、図3(a)に示すように、エアコンユニット4によって冷却された空気が車室21内を循環する。この場合、車室21内の気圧は、車外の気圧に対して負圧となっており、また、トランクルーム22内の気圧よりも低くなっている。
図3(b)は、エアコンユニット4を外気導入モードで作動させた時の車内の空気の流れ32を示す図である。外気導入モードは、例えば、冬季にエアコンユニット4を作動させる時に設定される。外気導入モードでは、図3(b)に示すように、車外の空気がエアコンユニット4を介して車室21内に導入された後、リアパーセル23のドラフタインレット24からトランクルーム22内に導入されて、ドラフタアウトレット25から、車外に放出される。この場合、車室21内の気圧は、車外の気圧に対して正圧となっており、また、トランクルーム22内の気圧よりも高くなっている。
図4は、内気循環モードでエアコンユニット4を作動させている時に、バッテリ10の温度が所定温度T1以上となっており、かつ、車室21内から電池室29内に導入される空気の温度が所定温度T2以上となっている場合の空気の流れを示す図である。バッテリ10の温度が所定温度T1以上となっており、かつ、車室21内から電池室29内に導入される空気の温度が所定温度T2以上となっている場合には、バッテリ10の冷却に利用された空気がリアパーセル23のドラフタインレット24から車室21内に戻されて、再び、電池室29内に送り込まれている。この場合、バッテリ10の冷却に利用されて、温度が上昇した空気が再びバッテリ10の冷却に用いられるため、バッテリ10を効果的に冷却することができない。
第1の実施の形態における車両用電池冷却装置では、エアコンユニット4の設定が内気循環モードに設定されている状態で、バッテリ10の温度が所定温度T1以上となっており、かつ、車室21内から電池室29内に導入される空気の温度が所定温度T2以上となっている場合に、エアコンユニット4の設定を内気循環モードから、外気導入モードに切り換える。
エアコンユニット4の設定を外気導入モードに切り換えることにより、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧よりも高くなるので、トランクルーム22内の空気が車室21内に戻るのを防ぐことができる。すなわち、バッテリ10の冷却に利用された空気は、ドラフタアウトレット25から、車外に放出される。
また、内気循環モード時には、車室21内の冷気がリアパーセル23の空気取り込み口26に届きにくいが(図3(a)参照)、外気導入モードに切り換えることにより、車室21内の冷気をリアパーセル23の空気取り込み口26に送る空気の流れを作ることができる。これにより、車室21内から電池室29に送り込む冷却空気の量を増やすことができるので、バッテリ10の冷却性能をさらに向上させることができる。
図5は、第1の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。エアコンユニット4が内気循環モードに設定されている場合に、コントローラ1は、例えば、所定時間ごとに、ステップS10の処理を開始する。
ステップS10では、バッテリ温度センサ2によって検出されるバッテリ10の温度が所定温度T1以上であるか否かを判定する。バッテリ10の温度が所定温度T1以上であると判定するとステップS20に進み、所定温度T1未満であると判定すると、フローチャートの処理を終了する。
ステップS20では、空気温度センサ3によって検出される空気の温度、すなわち、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であるか否かを判定する。車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であると判定するとステップS30に進み、所定温度T2未満であると判定すると、フローチャートの処理を終了する。
ステップS30では、内気循環モードから外気導入モードに切り換える指令をエアコンユニット4に出力する。この指令を受信したエアコンユニット4は、内気循環モードから外気導入モードに切り換える処理を行う。
なお、エアコンユニット4の設定を外気導入モードに切り換えた後は、所定時間が経過すると、内気循環モードに戻すようにしてもよい。また、バッテリ10の温度が所定温度T1未満、または、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2未満になると、内気循環モードに戻すようにしてもよい。さらに、バッテリ10の温度が所定温度T1未満であり、かつ、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2未満になると、内気循環モードに戻すようにしてもよい。
第1の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、車室内の空気を、バッテリ10が格納されている電池室29に供給することによって、バッテリ10を冷却する装置であって、バッテリ10の温度および車室内から電池室29に供給される空気の温度のうち、少なくともいずれか一方の温度に基づいて、内気循環および外気導入の切り換えを制御する。特に、バッテリ10の温度が所定温度T1以上であり、かつ、車室内から電池室29に供給される空気の温度が所定温度T2以上であれば、内気循環モードを外気導入モードに切り換えるので、バッテリ10の冷却に利用された空気が車室内に戻された後、再び、電池室29内に取り込まれるのを防ぐことができる。また、外気導入モードに切り換えることにより、車室21内から電池室29に送り込む冷却空気の量を増やすことができるので、バッテリ10の冷却性能をさらに向上させることができる。
また、第1の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、外気導入モード時に、エアコンユニット4を介して車外からの空気を車室内に取り込むので、エアコンユニット4にて冷却または暖房した空気を車室内に取り込むことができる。車体の隙間から外気を取り入れる方法では、車内の特定の場所の空調状態が悪くなるが、エアコンユニット4を介して空気を取り入れることにより、車室内の冷暖房の効果を低減させることもない。
エアコンユニット4には、塵などが車内に入り込むのを防ぐためのフィルタが一般的に設けられている。従って、エアコンユニット4を介して車外からの空気を車室内に取り込むことにより、塵などのゴミが車内に入り込むのを防ぐことができる。なお、フィルタとして、脱臭機能付きのフィルタを取り付けておけば、異臭等も除去することができる。
−第2の実施の形態−
第1の実施の形態における車両用電池冷却装置では、エアコンユニット4の設定として、内気循環モードと外気導入モードとを択一的にしか選択できなかった。第2の実施の形態における車両用電池冷却装置では、エアコンユニット4Aが内気循環と外気導入との割合を任意の値に設定することができる。例えば、「内気:80%、外気:20%」や、「内気:40%、外気60%」のように設定することができる。
第2の実施の形態における車両用電池冷却装置では、バッテリ10の温度が所定温度T1以上、かつ、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であれば、エアコンユニット4Aの設定を、内気循環の割合を減らして、外気導入の割合を増やす。例えば、エアコンユニット4Aが「内気:100%、外気:0%」に設定されている場合には、「内気:80%、外気:20%」に変更し、「内気:40%、外気:60%」に設定されている場合には、「内気:30%、外気:70%」に変更する。
ここでは、変更前の内気/外気の割合と、変更後の内気/外気の割合との関係を定めたデータを実験等により予め求めておき、メモリ12に記憶させておく。コントローラ1は、バッテリ10の温度が所定温度T1以上、かつ、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であると判定された時に、エアコンユニット4Aに設定されている内気/外気の割合と、メモリに記憶されているデータとに基づいて、変更する内気/外気の割合を求めて、エアコンユニット4Aに指令を出す。エアコンユニット4Aは、コントローラ1からの指令に基づいて、内気/外気の割合を変更する。
図6は、エアコンユニット4Aが「内気:100%、外気:0%」に設定されている状態から、「内気:80%、外気:20%」に変更された場合の空気の流れの一例を示す図である。外気導入の割合を増やすことにより、トランクルーム22内の気圧が車室21内の気圧より高い状態から、両気圧が等しい状態、または、トランクルーム22内の気圧が車室21内の気圧より低い状態にすることができる。これにより、トランクルーム22内の空気が車室21内に戻るのを防ぐことができる。
第2の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、バッテリ10の温度が所定温度T1以上であり、かつ、車室内から電池室29に供給される空気の温度が所定温度T2以上であれば、外気導入量が増えるように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を制御する。これにより、トランクルーム22内の空気が車室21内に戻るのを防いで、バッテリ10の冷却性能を向上させることができる。
上述した第1の実施の形態における車両用電池冷却装置のように、内気循環モードから外気導入モードに切り換える場合には、車外の熱気または冷気が一気にエアコンユニット4に流入するため、エアコンユニット4による冷却または加熱を十分に行えず、乗員に不快感を与える可能性がある。しかし、第2の実施の形態における車両用電池冷却装置では、外気導入量が100%になるように切り換えるのではなく、外気導入量が増えるように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を制御するので、上述した不快感を乗員に与えることもない。
−第3の実施の形態−
図7は、第3の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図である。第3の実施の形態における車両用電池冷却装置は、図1に示す第1の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成に加えて、圧力センサ6および圧力センサ7を備える。圧力センサ6は、車室21内の気圧を検出し、圧力センサ7は、トランクルーム22内の気圧を検出する。なお、圧力センサ7は、トランクルーム22内のうち、ドラフタインレット24に近い箇所に設けることが好ましい。
第3の実施の形態における車両用電池冷却装置でも、第2の実施の形態における車両用電池冷却装置と同様に、エアコンユニット4Aは、内気/外気の割合を任意の値に設定することができる。
第3の実施の形態における車両用電池冷却装置では、バッテリ10の温度が所定温度T1以上、かつ、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であって、圧力センサ6によって検出される車室21内の気圧が圧力センサ7によって検出されるトランクルーム22内の気圧に比べて低い場合に、次式(1)の関係を満たすように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整する。
0≦車室21内の気圧−トランクルーム22内の気圧≦所定値K (1)
すなわち、車室21内の気圧とトランクルーム22内の気圧との差が0以上、かつ、所定値K以下となるように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整する。これにより、エアコンユニット4Aを効率よく作動させることができる。すなわち、外気導入の割合が低い場合には、車室21内の気圧よりトランクルーム22内の気圧の方が高くなり、バッテリ10の冷却に利用された空気が車室21内に戻されてしまう(図4参照)。また、外気導入の割合が高すぎる(車室21内の気圧が強い正圧となる)と、車外の温度が高温または低温である場合に、車外から取り入れる空気を冷却または加熱するために、エアコンユニット4Aで必要とされるエネルギー量が多くなる。
これに対して、第3の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、上式(1)の関係を満たすように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整するので、エアコンユニット4の使用エネルギー量を抑えつつ、バッテリ10を効果的に冷却することができる。
第3の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、車室21内の気圧と電池室29内の気圧との差を検出し、検出した気圧差に基づいて、車室内の気圧が電池室内の気圧以上となるように、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整するので、エアコンユニット4の使用エネルギー量を抑えつつ、バッテリ10を効果的に冷却することができる。
−第4の実施の形態−
図8は、第4の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図である。第4の実施の形態における車両用電池冷却装置は、図1に示す第1の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成に加えて、車速センサ8と、風量センサ9とを備える。車速センサ8は、車両の速度を検出する。風量センサ9は、バッテリファン5の風量を検出する。なお、エアコンユニット4Aは、内気循環と外気導入との割合を任意の値に設定することができる。
エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整した状態でも、車速が上昇すると、ラム圧によって外気導入割合が自然に増えてしまう。また、バッテリファン5の風量が増加すると、車室21内およびトランクルーム22内の圧力関係が変化する。従って、第4の実施の形態における車両用電池冷却装置では、車速、および、バッテリファン5の風量に基づいて、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧以上となるように、エアコンユニット4Aに設定する内気/外気の割合を調整する。
車速の変化量やバッテリファン5の風量の変化量に応じた圧力の変化量は、車両ごとに決まっている。従って、車速およびバッテリファン風量と、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧以上となる内気/外気の割合を実験等によって求めて、予めデータ化(テーブルデータ化)しておく。
コントローラ1は、バッテリ10の温度が所定温度T1以上、かつ、車室21内からトランクルーム22内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であると判定すると、車速センサ8によって検出される車速および風量センサ9によって検出されるバッテリファン5の風量に基づいて、上述したテーブルデータを参照することにより、エアコンユニット4Aに設定する内気/外気の割合を求める。
図9は、第4の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートの処理と同一の処理を行うステップには、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。コントローラ1は、例えば、所定時間ごとに、ステップS10の処理を開始する。
ステップS10およびステップS20の処理は、図5に示すフローチャートのステップS10およびステップS20の処理と同一である。ステップS20において、車室21内から電池室29内に取り込まれる空気の温度が所定温度T2以上であると判定すると、ステップS100に進む。
ステップS100では、車速センサ8によって検出される車速、および、風量センサ9によって検出されるバッテリファン5の風量を取得して、ステップS110に進む。ステップS110では、ステップS100で取得した車速およびバッテリファン5の風量に基づいて、上述したテーブルデータを参照することにより、エアコンユニット4Aに設定する内気/外気の割合を求める。
ステップS110に続くステップS120では、ステップS110で求めた内気/外気の割合をエアコンユニット4Aに出力する。エアコンユニット4Aは、コントローラ1から受信した内気/外気の割合に基づいて、内気/外気の割合を調整する。
第4の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、車速およびバッテリファン5の風量に基づいて、内気循環と外気導入との割合を決定し、決定した割合に基づいて、内気循環および外気導入の割合を調整するので、車両の走行状態やバッテリファンの状態に基づいて、適切な内気/外気の割合を調整することができる。車速およびバッテリファン5の風量と、内気循環および外気導入の割合との関係は、予め実験などを行うことによって求めておくので、第3の実施の形態で用いた気圧センサ6,7等を設けずに、適切な内気/外気の割合を設定することができる。
−第5の実施の形態−
図10は、第5の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図である。コントローラ1Aは、CPU11およびメモリ12に加えて、タイマ13をさらに備える。
バッテリ10の冷却を効果的に行うために、第1〜第4の実施の形態で説明したように、外気導入量を増やしている場合に、外気から導入している空気内に非常に多くの塵が含まれていたり、異臭がする場合、乗員は、エアコンユニット4を100%内気循環に切り換えることがある。しかし、そのような環境の悪い場所を走行する時間はそれほど長くないと考えられ、また、そのような場所を通過した後は、外気を導入しても、問題はないと考えられる。また、一時的に100%内気循環に設定していても、バッテリ10の冷却性能的にも大きな問題は発生しない。
従って、第5の実施の形態における車両用電池冷却装置では、バッテリ10の冷却のために外気導入量を増やす制御を行っている時に、乗員によって、100%内気循環に切り換えられると、切り換えが行われてから所定時間Ta(例えば、10分)経過後に、100%内気循環に切り換える前の状態に戻す処理を行う。なお、所定時間Taは、実験などを行うことにより、予め適切な値に設定しておく。
図11は、第5の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。バッテリ10の冷却のために、外気導入量を増やす処理が行われると、コントローラ1Aは、ステップS200の処理を開始する。外気導入量を増やす処理とは、エアコンユニット4Aに設定される内気/外気の割合を外気の割合が多くなるように変更する処理のことである。
ステップS200では、図示しない内気循環ボタンが乗員によって操作されたか否かを判定する。この内気循環ボタンは、エアコンユニット4Aの設定を100%内気循環に設定するためのボタンである。内気循環ボタンが乗員によって操作されていないと判定するとステップS200で待機し、操作されたと判定すると、ステップS210に進む。
ステップS210では、エアコンユニット4Aの設定を100%内気循環に切り換えて、ステップS220に進む。ステップS220では、タイマ13による計時を開始して、ステップS230に進む。ステップS230では、タイマ13の計測時間が所定時間Taを経過したか、または、乗員によって、100%内気循環の解除操作が行われたか否かを判定する。ステップS230の判定を否定するとステップS230で待機し、ステップS230の判定を肯定すると、ステップS240に進む。
ステップS240では、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を、ステップS210で100%内気循環に切り換える前の状態に戻す。これにより、バッテリ10の効果的な冷却が再び行われる。
第5の実施の形態における車両用電池冷却装置によれば、外気導入量が増えるようにエアコンユニット4Aの制御を行っている時に、乗員によって内気循環に切り換える指示が出された場合には、所定時間Taの間は、内気循環とするようにエアコンユニット4Aを制御する。これにより、車両が環境の悪い場所を走行する場合に、所定時間Taの間は、乗員の要求を満たす処理を行うことができる。また、所定時間Ta経過後は、内気循環に切り換える前の状態に戻すので、バッテリ10の冷却性能に悪影響が出るのを防ぐことができる。
本発明は、上述した第1〜第5の実施の形態に限定されることはない。例えば、バッテリ10は、トランクルーム22内に設ける例を挙げて説明したが、他の場所に設けることもできる。また、バッテリ10の種類や用途によって本発明が限定されることもない。
第1の実施の形態では、バッテリ10の温度が所定温度T1以上であり、かつ、車室内から電池室29に供給される空気の温度が所定温度T2以上であれば、内気循環モードを外気導入モードに切り換えた。しかし、バッテリ10の温度が所定温度T1以上の場合、および、車室内から電池室29に供給される空気の温度が所定温度T2以上の場合のいずれか一方の条件が成立すると、内気循環モードを外気導入モードに切り換えるようにしてもよい。
第1の実施の形態のように、所定条件が成立すると、内気循環モードから外気導入モードに切り換える場合には、車外の熱気または冷気が一気にエアコンユニット4に流入するため、エアコンユニット4による冷却または加熱を十分に行えない可能性がある。従って、外気温を検知するセンサを別途設け、外気温センサによって検出される外気温に基づいて、外気導入モードに切り換えるか否かを判定するようにしてもよい。例えば、外気温が所定温度Tb以上の場合、または、所定温度Tc以下の場合には、外気導入モードへの切り換えを禁止する。
第3の実施の形態では、車室21内の気圧を検出する圧力センサ6、および、トランクルーム22内の気圧を検出する圧力センサ7を設けて、車室21内の気圧とトランクルーム22内の気圧との気圧差を検出するようにした。しかし、ドラフタインレット24(図2参照)のような車室内とトランクルーム内とを連通する箇所に差圧計を設けて、車室21内の気圧とトランクルーム22内の気圧との気圧差を検出するようにしてもよい。また、上記連通箇所に、空気の流れ方向に反応する簡素なスイッチ等を設けて、トランクルーム22から車室21内に空気が流れないように、内気/外気の割合を調整するようにしてもよい。
第4の実施の形態では、車速およびバッテリファンの風量に基づいて、エアコンユニット4Aに設定する内気/外気の割合を決定したが、これら以外の他の要素も考慮して、内気/外気の割合を決定することもできる。例えば、エアコンユニット4Aの吹き出し風量、車外の温度、車内の温度なども考慮して、内気/外気の割合を決定する。この場合も、車速、バッテリファンの風量、エアコンユニット4Aの吹き出し風量、車外の温度、および、車内の温度と、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧以上となる内気/外気の割合を実験等によって求めて、予めデータ化(テーブルデータ化)しておけばよい。
また、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧以上となるように、内気/外気の割合を調整した後に、バッテリ10の状態や車両の状態が変化に応じて、内気/外気の割合を変更することもできる。
図12は、各種状態変化と、車室内圧力の変化、トランクルーム22内の気圧の変化、および、内気/外気の割合変更方法との関係を示す図である。図12に示すように、車速が上昇した場合、車外の温度が上昇した場合、車内の温度が上昇した場合、バッテリ10の充電率(SOC)が上昇した場合には、内気循環の割合が多くなるように変更する。また、バッテリファン5の風量が増加した場合、エアコンユニット4(4A)の風量が増加した場合、バッテリ10の温度が上昇した場合、アクセル開度が所定値以上となる頻度が上昇した場合、ブレーキペダルの踏み込み量が所定値以上となる頻度が上昇した場合、山岳路や渋滞路を走行している場合には、外気導入の割合が多くなるように変更する。内気/外気の割合を変更する量は、各種状態の変化量に応じて決定すればよい。なお、図12示す項目(e)〜(i)は、バッテリ10の状態や車両の状態に基づいて、車室内の気圧やトランクルーム22内の気圧は変化しないが、バッテリファン5の風量の増減が予測されるため、予想されるバッテリファン5の風量の増減に応じて、内気/外気の割合を変更する。
第5の実施の形態では、乗員によって内気循環に切り換える指示が出された場合には、内気循環に切り換えた後、所定時間Taが経過すると、内気循環に切り換える前の状態に戻すようにした。しかし、所定時間Taが経過すると、第3の実施の形態または第4の実施の形態で説明したように、車室21内の気圧がトランクルーム22内の気圧以上となるような内気/外気の割合を決定して、エアコンユニット4Aの内気/外気の割合を調整するようにしてもよい。
特許請求の範囲の構成要素と第1〜第5の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、バッテリ温度センサ2または空気温度センサ3が温度検出手段を、エアコンユニット4,4Aが空調調整手段を、コントローラ1が制御手段を、圧力センサ6,7が気圧差検出手段を、圧力センサ6が車室内気圧検出手段を、圧力センサ7が電池室内気圧検出手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
第1の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図 車両のトランクルーム内に設けられているバッテリを冷却する際の空気の流れを示す図 図3(a)は、エアコンユニットを内気循環モードで作動させた時の車内の空気の流れを示す図、図3(b)は、エアコンユニットを外気導入モードで作動させた時の車内の空気の流れを示す図 内気循環モードでエアコンユニットを作動させている時に、バッテリの温度が所定温度T1以上となっており、かつ、車室内からトランクルーム内に導入される空気の温度が所定温度T2以上となっている場合の空気の流れを示す図 第1の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャート エアコンユニットが「内気:100%、外気:0%」に設定されている状態から、「内気:80%、外気:20%」に変更された場合の空気の流れの一例を示す図 第3の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図 第4の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図 第4の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャート 第5の実施の形態における車両用電池冷却装置の構成を示す図 第5の実施の形態における車両用電池冷却装置によって行われる処理内容を示すフローチャート 各種状態変化と、車室内圧力の変化、トランクルーム内の気圧の変化、および、内気/外気の割合変更方法との関係を示す図
符号の説明
1…コントローラ、2…バッテリ温度センサ、3…空気温度センサ、4…エアコンユニット、5…バッテリファン、6…圧力センサ、7…圧力センサ、8…車速センサ、9…風量センサ、10…バッテリ、11…CPU、12…メモリ、13…タイマ、21…車室、22…トランクルーム、29…電池室

Claims (8)

  1. 車室内の空気を電池が格納されている電池室に供給することによって、前記電池を冷却する車両用電池冷却装置であって、
    前記電池の温度、および、車室内から前記電池室に供給される空気の温度のうち、少なくともいずれか一方の温度を検出する温度検出手段と、
    車室内の空気の流れを内気循環モードおよび外気導入モードのいずれか一方に切り換え、または任意の割合に変更できる空調調整手段と、
    前記内気循環モードでエアコンユニットを作動させている時に、前記温度検出手段によって検出される温度が所定の温度以上の場合には、前記車室内への外気導入量が増えるように前記空調調整手段による前記内気循環モード前記外気導入モードの変更を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車両用電池冷却装置。
  2. 請求項1に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記制御手段は、前記温度検出手段によって検出される電池の温度が第1の所定温度以上であれば、外気導入量が増えるように前記空調調整手段を制御することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記制御手段は、前記温度検出手段によって検出される空気の温度が第2の所定温度以上であれば、外気導入量が増えるように前記空調調整手段を制御することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記車室内の気圧と前記電池室内の気圧との差を検出する気圧差検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記気圧差検出手段による検出によって前記車室内の気圧が前記電気室内の気圧より低い場合には、前記外気導入モードの割合を増加させることを特徴とする車両用電池冷却装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記空調調整手段は、前記内気循環および前記外気導入の割合を調整することができるものであって、
    車両の速度、前記電池を冷却するバッテリファンの風量、前記空調調整手段の風量、車外の温度、および、車内の温度のうち、少なくとも1つに基づいて、前記内気循環および前記外気導入の割合を決定する内外気割合決定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記内外気割合決定手段によって決定される割合に基づいて、前記空調調整手段を制御することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記制御手段は、前記外気導入量が増えるように前記空調調整手段の制御を行っている時に、乗員によって前記内気循環に切り換える指示が出された場合には、所定時間の間は、前記内気循環とするように前記空調調整手段を制御することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  7. 請求項6に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記制御手段は、前記所定時間経過後に、前記内気循環に切り換える前の状態に戻すように前記空調調整手段を制御することを特徴とする車両用電池冷却装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の車両用電池冷却装置において、
    前記内気循環モードは、前記空気を車室内で循環させるモードであり、
    前記外気導入モードは、前記エアコンユニットを介して前記車外の空気を前記車室内に導入するモードであり、
    前記制御手段は、前記内気循環モードでエアコンユニットを作動させている時に、前記温度検出手段によって検出される温度が所定の温度以上の場合には、前記外気導入モードに変更して、前記車室内から前記電池室への空気の流れを作る
    ことを特徴とする車両用電池冷却装置。
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