JP4670644B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水素ガスを燃料とする内燃機関の制御装置、または、炭化水素燃料と水素ガスとを併用する内燃機関の制御装置に関するものである。
従来、ガソリンなど炭化水素燃料を主燃料とする内燃機関において、水素ガスを副燃料として使用するものが提案されている。この水素ガスは可燃範囲が広くて着火しやすいと共に燃焼速度が速いため、ガソリンに水素ガスを混合して燃料として使用した場合、内燃機関におけるノッキングを抑制でき、また、リーン運転領域を拡大することができ、出力向上あるいは燃費向上や窒素酸化物(NOx)の低減による排気浄化効率の向上を図ることができる。
このような内燃機関としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された水素利用内燃機関は、エンジンの駆動状態を制御する際に、要求トルクを出力するのに要するガソリン噴射量と水素噴射量の割合を、排ガス中のNOx量が充分に少なくなる条件として予め定めた割合となるように設定し、高負荷状態のときには、水素噴射量を所定の上限値に抑えて噴射制御を行なうと共にEGRを行い、このとき、NOx量が所定値を超える場合には、NOxが充分に低減されるまでEGRガス量をさらに増加させるものである。
特開2004−116398号公報
ところで、エンジンを始動する場合、一般に、スタータモータを用いてクランクシャフトを駆動回転すると共に、燃料噴射と混合気への点火を実行している。この場合、スタータモータなどの消費電力を考慮すると、エンジンを素早く円滑に始動させることが重要である。しかし、エンジンの低温始動時には、吸気管や燃焼室が低温状態であるため、燃料の気化を十分に行うことができず、始動に時間がかかり、スタータモータの消費電力が大きくなって燃費が低下するだけでなく、このスタータモータや周辺部品の寿命低下し、また、バッテリーの使用過多による充電量の低下などを招いてしまう。
一方、燃料として水素ガスを適用したエンジン、または、副燃料として水素ガスを適用したエンジンにおいて、水素ガスは、可燃範囲が広くて着火しやすいと共に燃焼速度が速い。そのため、実圧縮比が低くても安定した燃焼を確保することができるものであり、上述した特許文献1に記載された水素利用内燃機関は、このような水素ガス特有のメリットを十分に生かしきれていない。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、スタータモータに作用する負荷を軽減して始動性の向上を図った内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関の制御装置は、燃焼室に炭化水素燃料を供給する炭化水素燃料供給手段と、前記燃焼室に水素ガスを供給する水素ガス供給手段と、実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、内燃機関の温度を検出する機関温度検出手段と、前記内燃機関の始動時に前記機関温度検出手段が検出した機関温度が低いほど前記実圧縮比変更手段により設定される実圧縮比を小さくすると共に炭化水素燃料に対する水素ガスの供給割合を多くする始動制御手段とを具えたことを特徴とするものである。
発明の内燃機関の制御装置によれば、燃焼室に炭化水素燃料を供給する炭化水素燃料供給手段と、燃焼室に水素ガスを供給する水素ガス供給手段と、実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、内燃機関の温度を検出する機関温度検出手段とを設け、始動制御手段は、内燃機関の始動時に機関温度が低いほど実圧縮比を小さくすると共に炭化水素燃料に対する水素ガスの供給割合を多くするので、機関温度が低いほど実圧縮比を小さくすることで、ピストンが空気または混合気を圧縮する仕事量が減少してスタータモータに作用する負荷を軽減することができ、また、機関温度が低いほど水素ガスの供給割合を多くすることで、燃焼性の良い水素ガスの利点を利用して混合気に確実に着火することができ、始動性を向上することができると共に、スタータモータの消費電力を低減して小型化や長寿命化を可能とすることができる。
以下に、本発明にかかる内燃機関の制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る内燃機関の制御装置を表す概略構成図、図2は、実施例1の内燃機関の制御装置における始動時の制御を表すフローチャートである。
実施例1の内燃機関の制御装置において、図1に示すように、内燃機関としてのエンジン11は、火花点火式の水素多気筒エンジンである。このエンジン11において、シリンダブロック12上にシリンダヘッド13が締結されており、このシリンダブロック12に形成された複数のシリンダボア14にピストン15がそれぞれ上下移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック12の下部にクランクシャフト16が回転自在に支持されており、各ピストン15はコネクティングロッド17を介してこのクランクシャフト16にそれぞれ連結されている。
燃焼室18は、シリンダボア14の内壁面と、シリンダヘッド13の下面と、ピストン15の頂面とにより囲繞されて構成されており、天井部(シリンダヘッド13の下面)の中央部が高くなるように傾斜したペントルーフ形状をなしている。そして、この燃焼室18の両側には吸気ポート19及び排気ポート20が開口しており、この吸気ポート19及び排気ポート20に対して吸気弁21及び排気弁22の下端部が位置している。この吸気弁21及び排気弁22は、シリンダヘッド13に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、吸気ポート19及び排気ポート20を閉止する方向に付勢支持されている。また、シリンダヘッド13には、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転自在に支持されており、吸気カム25及び排気カム26が図示しないローラロッカアームを介して吸気弁21及び排気弁22の上端部に接触している。
従って、エンジン11に同期して吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転すると、吸気カム25及び排気カム26がローラロッカアームを作動させ、吸気弁21及び排気弁22が所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート19及び排気ポート20を開閉し、吸気ポート19と燃焼室18、燃焼室18と排気ポート20とをそれぞれ連通することができる。
また、このエンジン11の動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁21を最適な開閉タイミングに制御する吸気可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing)27となっている。この吸気可変動弁機構27は、例えば、吸気カムシャフト23の軸端部にVVTコントローラが設けられて構成され、油圧ポンプ(または、電動モータ)によりカムスプロケットに対するカムシャフト23の位相を変更することで、吸気弁21の開放期間を一定としてその開放時期及び閉止時期を進角または遅角することができる。また、この吸気変動弁機構27は、吸気弁21の開放期間を変更することで、その開閉時期を進角または遅角することができる。また、吸気カムシャフト23には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ28が設けられている。
吸気ポート19には、インテークマニホールドを介して吸気管29が連結されており、この吸気管29の空気取入口にはエアクリーナ30が取付けられている。そして、このエアクリーナ30の下流側にはスロットル弁31を有する電子スロットル装置32が設けられている。一方、排気ポート20には、エギゾーストマニホールドを介して排気管33が連結されており、この排気管33には排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxなどを浄化処理する触媒装置34が装着されている。また、このエンジン11には過給機35が設けられており、この過給機35は、吸気管29に設けられたコンプレッサと排気管33に設けられたタービンが同軸上に連結されて構成されており、吸気管29にインタクーラ36が設けられている。更に、エンジン11には、クランキングを行うスタータモータ37が設けられており、エンジン始動時に図示しないピニオンギヤがリングギヤと噛み合った後、回転力がピニオンギヤからリングギヤへと伝わり、クランクシャフト16を回転することができる。
シリンダヘッド13には、燃焼室18に水素ガスを直接噴射する水素インジェクタ(水素ガス供給手段)38が装着されている。そして、水素インジェクタ38には、デリバリパイプ39が連結され、このデリバリパイプ39はレギュレータ(流量調整弁)40を介して水素タンク41に連結されている。また、シリンダヘッド13には、燃焼室18の上方に位置して点火プラグ42が装着されている。
従って、レギュレータ40により流量調整された水素ガスが水素タンク41からデリバリパイプ39を通して水素インジェクタ38に送られ、この水素インジェクタ38を所定期間開放することで、所定量の水素ガスを燃焼室18に直接噴射して供給することができる。即ち、各レギュレータ40によりデリバリパイプ39における水素ガス圧を所定値に維持し、所定の噴射圧を確保できるようにしている。このとき、水素ガスが燃焼室18における点火プラグ42の近傍に至り、適正に点火することができると共に未燃ガスの排出量を減少することができる。
ところで、車両には電子制御ユニット(ECU)43が搭載されており、このECU43は、水素インジェクタ38や点火プラグ42などを制御可能となっている。即ち、吸気管29の上流側にはエアフローセンサ44が装着されており、計測した吸入空気量をECU43に出力している。また、電子スロットル装置32は、スロットルポジションセンサ(図示略)を内蔵しており、現在のスロットル開度をECU43に出力している。更に、クランク角センサ45は、検出した各気筒のクランク角度をECU43に出力し、このECU43は検出したクランク角度に基いて各気筒における吸気、圧縮、膨張(爆発)、排気の各行程を判別すると共に、エンジン回転数を算出している。また、シリンダブロック12には、機関温度としてのエンジン冷却水温度を計測する水温センサ46が装着されており、計測したエンジン冷却水温度をECU43に出力している。従って、ECU43は、検出した吸入空気量、スロットル開度(または、アクセル開度)、エンジン回転数、エンジン冷却水温度などのエンジン運転状態に基づいて、燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定している。
また、ECU43は、エンジン運転状態に基づいて吸気可変動弁機構27を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドル運転時や軽負荷時には、排気弁22の閉止時期と吸気弁21の開放時期とのオーバーラップをなくすことで、排気ガスが吸気ポート19または燃焼室18に吹き返される量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁21の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート19に吹き返す量を少なくし、体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁21の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとし、体積効率を向上させる。
そして、ECU43には、イグニッションスイッチ(IG)47のON/OFF信号が入力されるようになっており、ECU43は、イグニッションスイッチ47のON信号を受けてスタータモータ37を駆動し、クランキングを行うことでクランクシャフト16を回転してエンジン11を始動可能となっている。
この場合、本実施例では、燃料として水素ガスを使用しており、この水素ガスはガソリンなどの燃料に比べて燃焼速度が速い。そこで、エンジン11の低温始動時には、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を遅らせることで実圧縮比を低下させるようにしている。そのため、エンジン11の低温始動時に実圧縮比が低下するため、ピストン14が燃焼室18内の混合気(空気と水素ガス)を圧縮する仕事量が減少し、スタータモータ37の負荷を軽減し、エンジン11の始動性を向上することができる。この場合、実圧縮比を変更する本発明の実圧縮比変更手段は、吸気可変動弁機構27により構成されている。
以下、本実施例の内燃機関の制御装置による始動時の制御について、図2のフローチャートを用いて詳細に説明する。図2に示すように、ステップS11にて、ECU43は、イグニッションスイッチ47のIG-ON信号が入力されたかを判定する。このステップS11で、ECU43にIG-ON信号が入力されたと判定されたら、ステップS12にて、始動制御実行許可フラグF=1と設定し、ステップS11で、ECU43にIG-ON信号が入力されていないと判定されたら、ステップS13にて、始動制御実行許可フラグF=0と設定する。ステップS14では、始動制御実行許可フラグF=1であるかどうかを判定する。ここで、始動制御実行許可F=0であれば、何もしないでこのルーチンを抜ける。
一方、ステップS14で、始動制御実行許可フラグF=1であると判定されたら、ステップS15にて、水温センサ46が検出したエンジン冷却水温度(機関温度)を読込み、ステップS16にて、このエンジン冷却水温度が予め設定された所定値以下であるかどうかを判定する。この場合、エンジン冷却水温度の所定値とは、エンジン11を通常始動するのが困難である低温度であり、例えば、−10℃である。
このステップS16で、エンジン冷却水温度が所定値以下であると判定されたら、ステップS17にて、吸気可変動弁機構(VVT)27により吸気弁21の閉じ時期を所定時期まで遅角し、実圧縮比を低下させる。この場合、吸気可変動弁機構27による吸気弁21の遅角量は、設定された最遅角量であり、吸気弁21の閉じ時期が吸気下死点後60度から90度の範囲に設定することが望ましい。そして、ステップS18にて、吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角制御が完了したかどうか、つまり、ECU43が吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角指令を出力してから所定期間(所定サイクル数、または、所定時間)が経過したかどうかを判定する。
そして、このステップS18にて、吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角制御が完了したと判定されたら、ステップS19にて、エンジン11の始動制御を実行する。即ち、ECU43は、スタータモータ37を駆動し、クランキングを行ってクランクシャフト16を回転すると共に、水素インジェクタ38による燃焼室18への水素ガス噴射を実行し、吸気弁21の開放により燃焼室18に吸入された空気とこの水素ガスとの混合気に対して点火プラグ42により点火を実行する。
このとき、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期が遅角して実圧縮比が低下しているため、ピストン14が上昇するときに空気と水素ガスとの混合気を圧縮する仕事量が減少することとなり、スタータモータ37に作用する負荷が軽減する一方、燃料として燃焼性の良い水素ガスを用いているため、混合気が低圧であっても確実に着火させることができ、その結果、エンジン11の始動性が向上する。
その後、ステップS20にて、エンジン11の始動制御の実行が完了したかどうかを判定する。この場合、ECU43は、クランク角センサ45の検出結果に基づいて算出したエンジン回転数が始動回転数以上となったら、始動制御が完了したと判定し、ステップS21にて、始動制御実行許可フラグをリセット(F=0)する。
このように実施例1の内燃機関の制御装置にあっては、燃焼室18に水素ガスを噴射する水素インジェクタ38を設け、エンジン11の動弁機構を運転状態に応じて吸気弁21を最適な開閉タイミングに制御可能な吸気可変動弁機構(VVT)27とし、ECU43は、エンジン11の低温始動時に、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を遅らせて実圧縮比を低下させるようにしている。
従って、エンジン11の低温始動時には、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を遅らせることで、実圧縮比が所定値まで低下することとなり、ピストン14が空気と水素ガスとの混合気を圧縮する仕事量が減少し、燃焼性の良い水素ガスの利点を利用してスタータモータ37に作用する負荷を軽減し、エンジン11の低温始動性を向上することができると共に、スタータモータ37の消費電力を低減して小型化や長寿命化を可能とすることができる。
図3は、本発明の実施例2に係る内燃機関の制御装置を表す概略構成図、図4は、実施例2の内燃機関の制御装置における始動時の制御を表すフローチャート、図5は、エンジン冷却水温度に対するVVT進角量を表すグラフ、図6は、エンジン冷却水温度に対する水素ガス添加割合を表すグラフである。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の内燃機関の制御装置において、図3に示すように、エンジン51は、火花点火式のガソリン・水素多気筒エンジンである。このエンジン51において、シリンダブロック12上にシリンダヘッド13が締結され、複数のシリンダボア14にピストン15がそれぞれ上下移動自在に嵌合し、各ピストン15はコネクティングロッド17を介してクランクシャフト16にそれぞれ連結されている。
燃焼室18は、シリンダボア14とシリンダヘッド13とピストン15により囲繞されて構成されており、この燃焼室18の両側には吸気ポート19及び排気ポート20が開口しており、この吸気ポート19及び排気ポート20に対して吸気弁21及び排気弁22の下端部が位置している。この吸気弁21及び排気弁22は、シリンダヘッド13に移動自在に支持されると共に、吸気ポート19及び排気ポート20を閉止する方向に付勢支持されている。また、シリンダヘッド13には、吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転自在に支持されており、吸気カム25及び排気カム26が吸気弁21及び排気弁22の係合している。
従って、エンジン51に同期して吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24が回転すると、吸気カム25及び排気カム26により吸気弁21及び排気弁22が所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート19及び排気ポート20を開閉し、吸気ポート19と燃焼室18、燃焼室18と排気ポート20とをそれぞれ連通することができる。
また、このエンジン51の動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁21を最適な開閉タイミングに制御する吸気可変動弁機構27となっている。この吸気可変動弁機構27は、例えば、吸気カムシャフト23の軸端部にVVTコントローラが設けられて構成され、油圧ポンプによりカムスプロケットに対するカムシャフト23の位相を変更することで、吸気弁21の開放時期及び閉止時期を進角または遅角することができる。また、吸気カムシャフト23には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ28が設けられている。
吸気ポート19には吸気管29が連結され、この吸気管29の空気取入口にエアクリーナ30が取付けられており、このエアクリーナ30の下流側にはスロットル弁31を有する電子スロットル装置32が設けられている。一方、排気ポート20には排気管33が連結され、この排気管33には排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxなどを浄化処理する触媒装置34が装着されている。また、このエンジン51には過給機35が設けられると共に、吸気管29にインタクーラ36が設けられている。更に、エンジン51には、クランキングを行うスタータモータ37が設けられており、エンジン始動時に図示しないピニオンギヤがリングギヤと噛み合った後、回転力がピニオンギヤからリングギヤへと伝わり、クランクシャフト16を回転することができる。
シリンダヘッド13には、吸気ポート19に炭化水素燃料としてのガソリンを噴射するガソリンインジェクタ(炭化水素燃料供給手段)52が装着されると共に、吸気ポート19に水素ガスを噴射する水素インジェクタ(水素ガス供給手段)53が装着されている。そして、ガソリンインジェクタ52にはデリバリパイプ54が連結され、このデリバリパイプ54はレギュレータ(流量調整弁)55及び燃料ポンプ56を介してガソリンタンク57に連結されている。また、水素インジェクタ53にはデリバリパイプ58が連結され、このデリバリパイプ58はレギュレータ(流量調整弁)59を介して水素タンク60に連結されている。また、シリンダヘッド13には、燃焼室18の上方に位置して点火プラグ47が装着されている。
従って、燃料ポンプ56を駆動してレギュレータ55により流量調整されたガソリンがガソリンタンク57からデリバリパイプ54を通してガソリンインジェクタ52に送られ、このガソリンインジェクタ52を所定期間開放することで、所定量のガソリンを吸気ポート19に噴射し、吸気弁21の開放時にガソリン噴霧を燃焼室18に供給することができる。一方、レギュレータ59により流量調整された水素ガスが水素タンク60からデリバリパイプ58を通して水素インジェクタ53に送られ、この水素インジェクタ53を所定期間開放することで、所定量の水素ガスを吸気ポート19に噴射し、吸気弁21の開放時に水素ガスを燃焼室18に供給することができる。即ち、各レギュレータ55,59によりデリバリパイプ54,58におけるガソリン圧及び水素ガス圧を所定値に維持し、所定の噴射圧を確保できるようにしている。
なお、同時期に、ガソリンインジェクタ52がガソリンを噴射すると共に、水素インジェクタ53が水素ガスを噴射すると、ガソリンと水素ガスとが混合することでガソリンが適正に気化され、空気とガソリンと水素ガスとが最適な混合状態となって燃焼室18に流入することとなる。そして、燃焼室18に流入した混合気は最適な混合であるため、水素ガスが燃焼室18の全域にわたって均一に分布することとなり、適正に点火することができると共に未燃ガスの排出量を減少することができる。
ところで、車両には電子制御ユニット(ECU)43が搭載されており、このECU43は、各インジェクタ52,53や点火プラグ42などを制御可能となっている。即ち、吸気管29の上流側に装着されたエアフローセンサ44は、計測した吸入空気量をECU43に出力する。電子スロットル装置32に内蔵されたスロットルポジションセンサは、現在のスロットル開度をECU43に出力する。クランク角センサ45は、検出した各気筒のクランク角度をECU43に出力し、ECU43は各気筒における吸気、圧縮、膨張(爆発)、排気の各行程を判別すると共に、エンジン回転数を算出する。水温センサ(機関温度検出手段)46は、計測した機関温度としてのエンジン冷却水温度をECU43に出力する。従って、ECU43は、検出した吸入空気量、スロットル開度(または、アクセル開度)、エンジン回転数、エンジン冷却水温度などのエンジン運転状態に基づいて、燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定する。また、ECU43は、エンジン運転状態に基づいて吸気可変動弁機構27を制御可能となっている。
そして、ECU43には、イグニッションスイッチ(IG)47のON/OFF信号が入力されるようになっており、ECU43は、イグニッションスイッチ47のON信号を受けてスタータモータ37を駆動し、クランキングを行うことでクランクシャフト16を回転してエンジン51を始動可能となっている。
この場合、本実施例では、燃料としてガソリンに水素ガスを添加して使用しており、この水素ガスはガソリンなどの燃料に比べて燃焼速度が速い。そこで、エンジン51の低温始動時には、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を遅らせることで実圧縮比を低下させると共に、水素ガスの添加量または添加割合を大きくするようにしている。そのため、エンジン51の低温始動時に実圧縮比が低下するため、ピストン15が燃焼室18内の混合気(空気とガソリンと水素ガス)を圧縮する仕事量が減少し、スタータモータ37の負荷を軽減することができると共に、水素ガスの添加量または添加割合が大きくなるため、確実に始動することができ、エンジン51の始動性を向上することができる。この場合、エンジン51の温度、つまり、エンジン冷却水温度に応じて吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角量並びに水素ガスの添加量が設定される。
以下、本実施例の内燃機関の制御装置による始動時の制御について、図4のフローチャートを用いて詳細に説明する。図4に示すように、ステップS31にて、ECU43は、イグニッションスイッチ47のIG-ON信号が入力されたかを判定する。このステップS31で、ECU43にIG-ON信号が入力されたと判定されたら、ステップS32にて、始動制御実行許可フラグF=1と設定し、ステップS31で、ECU43にIG-ON信号が入力されていないと判定されたら、ステップS33にて、始動制御実行許可フラグF=0と設定する。ステップS34では、始動制御実行許可フラグF=1であるかどうかを判定する。ここで、始動制御実行許可F=0であれば、何もしないでこのルーチンを抜ける。
一方、ステップS34で、始動制御実行許可フラグF=1であると判定されたら、ステップS35にて、水温センサ46が検出したエンジン冷却水温度(機関温度)を読込み、ステップS36にて、このエンジン冷却水温度が予め設定された所定値以下であるかどうかを判定する。この場合、エンジン冷却水温度の所定値とは、エンジン51を通常始動するのが困難である低温度であり、例えば、−10℃である。
このステップS36で、エンジン冷却水温度が所定値以下であると判定されたら、ステップS37にて、吸気可変動弁機構(VVT)27により吸気弁21の閉じ時期をエンジン冷却水温度に応じて所定時期まで遅角し、実圧縮比を低下させる。この場合、図5に示すようなエンジン冷却水温度(機関温度)に対するVVT進角量を表すマップが予め用意されており、ECU43は、このマップを用い、現在のエンジン冷却水温度に基づいて吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期の遅角量を設定する。そして、この図5に示すマップでは、エンジン冷却水温度が低いほどVVT進角量が小さく、つまり、吸気弁21の閉じ時期の遅角量が大きくなるように設定するようにしている。
そして、ステップS38にて、吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角制御が完了したかどうか、つまり、ECU43が吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角指令を出力してから所定期間(所定サイクル数、または、所定時間)が経過したかどうかを判定する。このステップS38にて、吸気可変動弁機構27による吸気弁21の閉じ時期の遅角制御が完了したと判定されたら、ステップS39にて、エンジン冷却水温度に応じて水素インジェクタ53による水素ガスの噴射量(ガソリンに対する水素ガスの添加割合)を設定する。この場合、図6に示すようなエンジン冷却水温度(機関温度)に対する水素ガス添加割合を表すマップが予め用意されており、ECU43は、このマップを用い、現在のエンジン冷却水温度に基づいて水素インジェクタ53による水素ガスの噴射量を設定する。そして、この図6に示すマップでは、エンジン冷却水温度が低いほど水素ガスの噴射量が大きくなるように設定するようにしている。
ステップS39で、水素インジェクタ53による水素ガスの噴射量が設定されたら、ステップS40にて、エンジン51の始動制御を実行する。即ち、ECU43は、スタータモータ37を駆動し、クランキングを行ってクランクシャフト16を回転すると共に、ガソリンインジェクタ52による吸気ポート19へのガソリン噴射と、水素インジェクタ53による吸気ポート19への水素ガス噴射を実行し、吸気弁21の開放時に空気とガソリンと水素ガスとの混合気が燃焼室18に吸入され、この混合気に対して点火プラグ42により点火を実行する。
このとき、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期はエンジン冷却水温度が低いほど大きく遅角して実圧縮比が低下しているため、ピストン15が上昇するときに空気と水素ガスとの混合気を圧縮する仕事量が減少することとなり、スタータモータ37に作用する負荷が軽減すると共に、水素ガスの噴射量はエンジン冷却水温度が低いほど多くなるため、混合気が低圧であっても点火プラグ42に確実に着火させることができ、その結果、エンジン51の始動性が向上する。
その後、ステップS41にて、エンジン51の始動制御の実行が完了したかどうかを判定する。この場合、ECU43は、クランク角センサ45の検出結果に基づいて算出したエンジン回転数が始動回転数以上となったら、始動性魚が完了したと判定し、ステップS42にて、始動制御実行許可フラグをリセット(F=0)する。
このように実施例2の内燃機関の制御装置にあっては、吸気ポート19に炭化水素燃料としてのガソリンを噴射するガソリンインジェクタ52を設けると共に、吸気ポート19に水素ガスを噴射する水素インジェクタ38を設け、エンジン51の動弁機構を運転状態に応じて吸気弁21を最適な開閉タイミングに制御可能な吸気可変動弁機構(VVT)27とし、ECU43は、エンジン51の低温始動時に、エンジン冷却水温度(機関温度)が低いほど吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期の遅角量を大きくすると共に、水素インジェクタ53による水素ガスの噴射量(ガソリンに対する水素ガスの添加割合)を大きく設定している。
従って、エンジン51の低温始動時には、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を機関温度に応じて遅らせることで、実圧縮比が所定値まで低下することとなり、ピストン15が空気とガソリンと水素ガスとの混合気を圧縮する仕事量が減少してスタータモータ37に作用する負荷を軽減することができ、また、機関温度が低いほど水素ガスの噴射量を大きく設定することで、燃焼性の良い水素ガスの利点を利用して混合気に確実に着火始動することができ、エンジン51の低温始動性を向上することができると共に、スタータモータ37の消費電力を低減して小型化や長寿命化を可能とすることができる。
なお、上述した各実施例では、エンジン11,51の低温始動時に、吸気可変動弁機構27により吸気弁21の閉じ時期を遅らせて実圧縮比を低下させたり、水素ガスの噴射量を大きく設定したりしたが、低温始動時に関わらず、始動時に上述した制御を行うことで、上述と同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した各実施例では、炭化水素燃料としてガソリンを適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、各実施例にて、実圧縮比変更手段を吸気可変動弁機構27としたが、燃焼室18の体積を変更できるような機構としても良い。更に、各実施例にて、水素インジェクタ38,53及びガソリンインジェクタ52は吸気ポート19へ噴射するものであっても、燃焼室18に直接噴射するものであってもよい。
以上のように、本発明に係る内燃機関の制御装置は、スタータモータに作用する負荷を軽減して始動性の向上を図ったものであり、いずれの内燃機関にも有用である。
本発明の実施例1に係る内燃機関の制御装置を表す概略構成図である。 実施例1の内燃機関の制御装置における始動時の制御を表すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る内燃機関の制御装置を表す概略構成図である。 実施例2の内燃機関の制御装置における始動時の制御を表すフローチャートである。 エンジン冷却水温度に対するVVT進角量を表すグラフである。 エンジン冷却水温度に対する水素ガス添加割合を表すグラフである。
符号の説明
11,51 エンジン(内燃機関)
15 ピストン
16 クランクシャフト
18 燃焼室
19 吸気ポート
20 排気ポート
21 吸気弁
22 排気弁
27 吸気可変動弁機構(実圧縮比変更手段)
29 吸気管
37 スタータモータ
38,53 水素インジェクタ(水素ガス供給手段)
42 点火プラグ
43 ECU(始動制御手段)
46 水温センサ(機関温度検出手段)
52 ガソリンインジェクタ(炭化水素供給手段)

Claims (1)

  1. 燃焼室に炭化水素燃料を供給する炭化水素燃料供給手段と、前記燃焼室に水素ガスを供給する水素ガス供給手段と、実圧縮比を変更する実圧縮比変更手段と、内燃機関の温度を検出する機関温度検出手段と、前記内燃機関の始動時に前記機関温度検出手段が検出した機関温度が低いほど前記実圧縮比変更手段により設定される実圧縮比を小さくすると共に炭化水素燃料に対する水素ガスの供給割合を多くする始動制御手段とを具えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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