JP4668871B2 - 手品具 - Google Patents

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本発明は、ミニチュアトランク等の収納箱を利用した手品具に関する。
昨今、手品ブームによりテレビ番組などで様々な手品が取り上げられている。又、安価で容易に実行可能な手品具が多く売り出されており、特許登録や実用新案登録もなされている。その中でも物体出現マジックや物体消失マジック、物体変化マジック等は人気のあるマジックである。
例えば、特開2004−97347号公報(特許文献1)では、底面に指が貫通する穴を有した箱本体と、箱本体に蓋をする蓋と、底面と略同一形状の中板とを有し、中板と箱本体の底面との間に任意の紙葉又は形象体を収納する手品具について提案されている。
この手品具は、箱本体の内部に任意の紙葉又は形象体を挿入し、中板で当該紙葉又は形象体を隠した状態で観客に箱本体の内部を見せ、何も入っていないことを確認してから蓋を閉じ、箱本体の底面の穴から指を挿入して紙葉又は形象体を押し上げることで中板を蓋の内部に収納し、この状態で蓋を開けると何も入っていなかったはずの箱本体の内部に紙葉又は形象体が出現するというものである。
特開2004−97347号公報
上述したように、何も入っていないはずの箱の中から物体が出現する物体出現マジック又は逆に物体が消失するマジックについては多くの提案がなされているが、出現する物体が小さいものであるため、内部に隠していることが気付かれるおそれがあった。
又、小さな箱の中から当該箱の内部に収納できるはずのないような大きな物体が出現するマジックも行われるが、このようなマジックにて利用される手品具は大きなものが多く、持ち運び等には不便であるため何処でも実技できるものではなかった。
そこで、本発明においては、持ち運び等に便利で何処でも気軽に実技可能であり、相手に驚きを与えることができる手品具を提供することを目的としている。
本発明の手品具(1)は、前ケース(11)と後ケース(12)で形成されて、当該前ケース(11)を後ケース(12)に対して開閉自在とされた収納箱(10)と、後ケース(12)の内部に回動自在に軸着され、収納箱(10)の内部を前側空間(14)と後側空間(15)に区画する中板(16)と、後ケース(12)の上部に形成され、当該中板(16)を係止及び開放する摺動鍵(26)と、収納箱(10)の内部に収納される複数の収納物とを備え、後ケース(12)は、背面に伸縮性を有する伸縮シート(25)を有するものである。
又、収納箱(10)はトランク又はアタッシュケースの形状とし、後ケース(12)の上方枠の左右に前ケース(11)を係止する摺動留具(23)を有しているものである。
本発明によれば、持ち運び等に便利で何処でも気軽に実技可能であり、収納箱よりも厚みのある一見収納不能と思えるものを取り出して相手に驚きを与えることができる手品具を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態の手品具1は、前ケース11と後ケース12で形成されて、当該前ケース11を後ケース12に対して開閉自在とされた収納箱10と、後ケース12の内部に回動自在に軸着され、収納箱10の内部を前側空間14と後側空間15に区画する中板16と、後ケース12の上部に形成され、当該中板16を係止及び開放する摺動鍵26と、収納箱10の内部に収納される複数の収納物とを備え、後ケース12は、背面に伸縮性を有する伸縮シート25を有するものである。
そして、複数の収納物において、後側空間15に収納する収納物は収納箱10の厚みよりも大きい厚みを有し、摺動鍵26が中板16を係止している状態の時には伸縮シート25が伸長することにより収納物を後ケース12内に収納しているものである。
又、収納箱10はトランク又はアタッシュケースの形状をしてミニチュアトランク等とし、後ケース12の上方枠の左右に前ケース11を係止する摺動留具23を有しているものであり、後側空間15に収納する収納物はゴルフボール2であり、前側空間14に収納する収納物はマーカー3とティー4とするものである。
本最良の形態の手品具1によれば、収納箱10の内部に2つの収納空間13を形成することができるため、1つの収納空間13を空けた場合においても、他の収納空間13は閉じたままとすることができ、又、後ケース12の裏面側に伸縮シート25を張っているため、収納箱10の厚みよりも大きな収納物を収納することができるものである。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1に示すように、本実施例の手品具1は、収納箱10と、収納箱に収納する収納物としてゴルフボール2と、マーカー3と、ティー4とを備える。
そして、図2に示すように、収納箱10は、前ケース11と後ケース12が底部のヒンジで開閉自在に組み合わさったトランク形状であり、内部に収納物を収納する収納空間13を有し、更に収納空間13を前側空間14と後側空間15に区画する中板16を備えるものである。
又、前ケース11は、ABS樹脂等の硬質樹脂で形成され、矩形の前板の周縁から後方に突出する枠部を有して内側に内部空間を形成した方形状とされ、上方枠の中央に取っ手21を有し、上方枠の端部近傍には後述する後ケース12の摺動留具23と係止する摺動留具係止部22を有するものである。
更に、後ケース12も前ケース11と同様の硬質樹脂で形成され、背板の中央に開口を有すると共に背板の周縁から前方に突出する枠部を有して内側に内部空間を有する方形状とされ上方枠の中央に取っ手21を有し、上方枠の両端部近傍には摺動レール24を有し、摺動レール24上には当該摺動レール24上を左右に摺動することにより前ケース11の摺動留具係止部22と摺動レール24を狭持又は開放する摺動留具23を備え、裏面には伸縮自在の伸縮シート25が張られて背板の開口を閉じるようにしているものである。
又、後ケース12の内部には、底部枠の内側には回動自在の中板16がヒンジにより軸支されており、後ケース12の上方枠の中央に位置する取っ手21の脚の間には、中板16を係止及び開放する摺動突起27を有する摺動鍵26が配置されている。
そして、中板16は、方形状とされた剛性を有する薄板であり、後ケース12の底部枠の内側にヒンジにより回動自在に軸支されており、収納箱10の収納空間13を前ケース11と中板16の間の前側空間14と、後ケース12と中板16の間の後側空間15とに区画している。又、上端の中央近傍には後ケース12の摺動突起27を避ける凹部28を有している。
そして、図3(b)に示すように、中板16の開放時には、摺動突起27は中板16の凹部28に位置し、中板16は回動自在となる。又、中板16が係止されている時には、図3(c)に示すように、摺動突起27は中板16の凹部28の位置から中板16の凹部28が形成されていない位置に摺動し、中板16は摺動突起27と背面ケース12との間に狭持された状態となる。つまり、収納箱10が閉じている時に摺動鍵26を摺動させることにより、中板16を開放することができるものである。
又、収納物であるゴルフボール2は、後側空間15に収納するものであり、収納箱10の厚みより数倍の厚みを有し、マーカー3やティー4は収納箱10の厚みよりも薄く、閉状態時の中板16と前ケース11の間の前側空間14に収納可能なものである。つまり、ゴルフボール2は後側空間15に収納されて後ケース12の伸縮シート25を収納箱10の内部より伸長させており、マーカー3やティー4は前側空間14に収納されているものである。
次に、本実施例の手品具1の実技方法について述べる。まず準備段階として、図4(a)に示すように、手品具1として収納箱10、ゴルフボール2、マーカー3、ティー4が揃っていることを確認する。
又、図4(b)に示すように、収納箱10の上方枠の両端部近傍の摺動留具23を左右に摺動させて収納箱10を開き、図4(c)に示すように、摺動鍵26を摺動させて中板16を開き、中板16と後ケース12との間の後側空間15にゴルフボール2を挿入し、中板16を閉じて摺動鍵26を閉状態にする。この時後ケース12の伸縮シート25が伸長するためゴルフボール2を収納可能となる。
そして、図示しないが、前側空間14にマーカー3とティー4を挿入して収納箱10を閉じ、摺動留具23を摺動させて固定し、この状態でポケットの中等の相手の見えない場所に手品具1を収納しておく。
このように準備をした後、図5(a)に示すように、ゴルフボール2が隠されている裏面側が相手に見えないように手品具1を取り出し、取っ手21を摘んで正面側を相手に見せる。この時、図5(b)に示すように、裏面側のゴルフボール2により突出している部分を相手に見せないように、角度に注意して見せる必要がある。
次に、図5(c)に示すように、取っ手21を左手で持ったまま摺動留具23を摺動させて途中まで手品具1を開き、前側空間14に収納されているマーカー3やティー4を取り出して、収納箱10を閉じ、摺動留具23を閉状態にし、図5(d)に示すように、収納箱10を両側から挟み込むように持って正面側を相手にみせ、指を鳴らす等、おまじないをかけるジェスチャーをしたのち、中央の摺動鍵26を摺動させる。
そして、図6(a)に示すように、右手の親指と人差し指で取っ手21を摘んで持ち、左手の手の平を上にして収納箱10の下にかまえ、図6(b)に示すように、左手に収納箱10の下をつけ、右手を離しながら裏面側を手前に倒すと、自分からはゴルフボール2が見えるようになる。
そして、人差し指と親指でゴルフボール2を掴んで取り出して相手にゴルフボールを渡し、ゴルフボール2が潰れたりしないことを確認してもらい、中板16が開かないように注意しながら、図6(d)に示すように、前側空間14の中板16上にゴルフボール2、マーカー3、ティー4を収納し、収納箱10が閉まらないことを見せてから実技を終了する。
本実施例によれば、後ケース12の下部に中板16を軸支し、中板16を摺動鍵26により係止することができるため、収納箱10を開いても中板16があることが相手に気付かれることが無いと同時に、収納箱10の内部を触らなくても摺動鍵26を摺動させることで中板16を開くことができる。
又、例え収納箱10の内部に仕掛けがあると相手方が思ったとしても、更に、後ケース12に張った伸縮シート25があるため、ゴルフボール2のように収納箱10の厚みよりも大きなものを取り出すことで驚きを与えることができ、何もない状態からものが出てくる驚きと、収納箱10の内部に一見収納不可能なものが出てくる驚きとにより、2重の驚きを与えることができる。
尚、本実施例ではマーカー3やティー4を前側空間14に収納したが、代わりに名詞等を収納することで営業の名刺交換の時等に場の雰囲気を和ませることができる。又、収納物はゴルフ用品に限らず、見せる相手の趣味に合わせて柔軟に変えることもできる。
又、実施例において収納箱10をトランク形状としたが、鞄や収納ケース、アタッシュケース等、他のものにも利用できるものであり、トランクやアタッシュケースのミニチュアとすれば薄型でハードケースとされた収納箱10のイメージが強くなり、収納箱10の厚みより幅のある物品を取り出したときの驚きを大きくすることができる。
そして、本発明は以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能なものである。
本実施例における手品具の斜視図。 本実施例における収納箱の開状態時の斜視図。 本実施例における中板の仕掛けを説明する後ケースの正面側からの拡大正面図。 本実施例における手品具の準備段階の流れを説明する図。 本実施例における手品具の実技の流れを説明する図。 本実施例における手品具の実技の流れを説明する図。
符号の説明
1 手品具 2 ゴルフボール
3 マーカー 4 ティー
10 収納箱 11 前ケース
12 後ケース 13 収納空間
14 前側空間 15 後側空間
16 中板 21 取っ手
23 摺動留具 22 摺動留具係止部
24 摺動レール 25 伸縮シート
26 摺動鍵 27 摺動突起
28 凹部

Claims (2)

  1. 前ケースと後ケースで形成され、当該前ケースを後ケースに対して開閉自在とされた収納箱と、
    前記後ケースの内部に回動自在に軸着され、前記収納箱の内部を前側空間と後側空間に区画する中板と、
    前記後ケースの上部に形成され、当該中板を係止及び開放する摺動鍵と、
    前記後ケースは、背面に伸縮性を有する伸縮シートを有することを特徴とする手品具。
  2. 前記収納箱はトランク又はアタッシュケースの形状とし、前記後ケースの上方枠の左右に前記前ケースを係止する摺動留具を有していることを特徴とする請求項1に記載の手品具。
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