JP4668837B2 - スイッチギヤの遮断器出し入れシステム - Google Patents

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本発明は、発電所や変電所、ビル、工場等で使用される変電設備を構成するスイッチギヤに係わり、特にスイッチギヤの保守時に遮断器を移動し出し入れ操作するスイッチギヤの遮断器出し入れシステムに関するものである。
スイッチギヤは遮断器(CB)、断路器(DS)、接地装置(ES)の各機器を備えて構成されている。スイッチギヤを構成するこれらの遮断器、断路器及び接地装置の各機器は、定期的に保守点検を行う必要がある。
スイッチギヤの前記各機器を保守点検する際には、安全性の確保のためにスイッチギヤの筐体から遮断器を移動させ、ブッシングと導体の接続部との接続を解除するように遮断器の出し入れ操作を行うことになる。
スイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れを行う操作は、遮断器の通常の運転位置から断路位置へ引き出す操作と、遮断器の断路位置から再び運転位置に戻す操作とが必要なため、従来はスイッチギヤの筐体に取り付けられた正面扉を開けた状態で手動によって遮断器の出し入れ操作を行っている。
特開平7−254343号公報には、遮断器を筐体から出し入れ操作する装置ではないが、回路遮断器を筐体の外側から操作すると共に筐体の扉のロックを兼ねた外部操作ハンドルを備えさせて安全性を向上した技術が開示されている。
特開平7−254343号公報
ところで、スイッチギヤの保守点検のためスイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れ操作を行う際に、何らかのトラブルによって三相短絡が発生した際には、短絡時に発生するアーク放電によって保守点検を行う作業者が危険に晒される可能性が残る。
本発明の目的は、スイッチギヤの保守点検でスイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れ操作を行う際に、保守点検を行う作業者に危険が及ぶ可能性を排除したスイッチギヤの遮断器出し入れシステムを提供することにある。
本発明のスイッチギヤの遮断器出し入れシステムは、スイッチギヤの筐体内に備えられた主回路の遮断器と、遮断器を収容している筐体に取り付けられた扉と、スイッチギヤの筐体内での遮断器の移動位置を検出する遮断器の位置センサとを備え、扉に遮断器を出し入れ操作する操作用ハンドルを挿入する第一の挿入口を形成し、挿入された操作用ハンドルと係合して操作用ハンドルの操作で遮断器を移動させる第二の挿入口を遮断器に形成し、扉の施錠の操作を行う第一のソレノイド装置を設け、遮断器の位置センサからの検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠する制御器を備えるように構成したことを特徴とする。
また、本発明のスイッチギヤの遮断器出し入れシステムは、スイッチギヤの筐体内に備えられた主回路の遮断器と、遮断器を収容している筐体に取り付けられた扉と、扉の開閉状態を検出する扉の開閉センサと、スイッチギヤの筐体内での遮断器の移動位置を検出する遮断器の位置センサとを備え、扉に遮断器を出し入れ操作する操作用ハンドルを挿入する第一の挿入口を形成し、挿入された操作用ハンドルと係合して操作用ハンドルの操作で遮断器を移動させる第二の挿入口を遮断器に形成し、扉の施錠の操作を行う第一のソレノイド装置と、遮断器の第二の挿入口の施錠を行う第二のソレノイド装置とを設け、遮断器の位置センサからの検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠し、扉の開閉センサからの検出信号に基づいて第二のソレノイド装置に指令信号を与えて遮断器の第二の挿入口を施錠する制御器を備えて構成したことを特徴とする
本発明によれば、スイッチギヤの筐体の扉を閉じた状態で遮断器を移動させることが可能となるため、スイッチギヤの保守点検でスイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れ操作を行う際に、保守点検を行う作業者に危険が及ぶ可能性を排除したスイッチギヤの遮断器出し入れシステムを実現することができる。
正面扉を閉じた状態でスイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れを可能にしたスイッチギヤの遮断器出し入れシステムの実施例について図面を用いて以下に説明する。
図1〜図7は正面扉を閉じた状態でスイッチギヤから遮断器の出し入れを可能にした本発明の一実施例であるスイッチギヤの遮断器出し入れシステムを示している。
図1は金属閉鎖形のスイッチギヤ100を側面から見たスイッチギヤの断面図であり、図2はスイッチギヤ100に収容した遮断器2を示す遮断器の側面図である。
図1及び図2において、金属閉鎖形のスイッチギヤ100は金属板1aで仕切られた複数のコンパートメントから構成されている。
これらの各コンパートメントは、外部の変圧器又は電動機等の電機負荷とを接続を行う箇所となる主回路コンパートメント1と、主回路コンパートメント1と隣接して配置され母線によって隣に配置されたスイッチギヤと接続される母線コンパートメント2と、遮断器7が収納され下段に位置する遮断器コンパートメント3と、制御回路が収納され下段に位置する制御コンポーネント4から構成されている。
金属閉鎖形スイッチギヤ100の筐体を区画する金属板1aの正面側には正面扉5が金属板1aに対して開閉可能に取り付けられており、この正面扉5には扉を手動で開閉する正面扉ハンドル6が設けられている。
主回路コンパートメント1に配設される電気の主回路は、引込口8から導体9を外部から引込み、ブッシング10を介して隣接した遮断器コンパートメント3に配置されている遮断器7と接続されている。
遮断器コンパートメント3に配置されている遮断器7は主回路コンパートメント1に設けたブッシング10から導体11を介して母線コンパートメント2の母線12に電気的に接続されており、母線12を通じて隣接配置された金属閉鎖形スイッチギヤ100と接続するように配置されている。
一般的に金属閉鎖形スイッチギヤ100は三相交流で使用するため、導体9、ブッシング10、導体11で構成される主回路は図1の紙面に垂直な奥行方向に三相分並んで配置されることが多い。主回路には電流値を計測する計器用変流器13等の補助的な器具が設置されている場合が多い。
遮断器7は下部に車輪28が取り付けられており、遮断器7の運転位置35と、運転位置35と破線で示す断路位置36との間の中間位置37と、同じく破線で示す正面扉5に近接した断路位置36とに、レール14の上を走行することによって遮断器7が移動できるように構成されている。
金属閉鎖形スイッチギヤ100の外観を区画する金属板1aの正面側に設けた正面扉5には正面扉ハンドル挿入口16が開口しており、遮断器7を移動操作する際に脱着式の遮断器出し入れハンドル15を正面扉ハンドル挿入口16を通じて挿入して、この遮断器出し入れハンドル15の他端を遮断器7に取り付けた図示していないボルトナット機構に係合させる。
そして遮断器出し入れハンドル15を回動操作することによって遮断器7を運転位置35と、運転位置35と断路位置36との間の中間位置37と、断路位置36との任意位置に移動できるように遮断器7がレール14の上を走行させて、遮断器コンパートメント3の内部に設置した遮断器7を出し入れ操作するよう構成している。
金属閉鎖形スイッチギヤ100の筐体を区画する金属板1aの正面扉5の近傍には正面扉5の開閉を検知する扉位置検出スイッチ17が設けられており、正面扉5の開閉状態を検出してその検出信号を制御器200に出力するように構成されている。
また、前記筐体の金属板1aの正面扉5の近傍には、制御器200からの指令信号に基づいて操作され、正面扉5を閉止させて金属板1aに正面扉5を施錠する正面扉施錠用ソレノイドロック18が設けられている。
図2は遮断器7の側面図を示している。図2に示した遮断器7には主回路との接続部21が設けられており、この接続部21に繋がる導体22及び電流遮断用バルブ23を備えて電路を形成している。
そして、金属閉鎖形スイッチギヤ100の保守時に遮断器7を移動させることによって、主回路コンパートメント1のブッシング10と遮断器7の接続部21との接続が解除され、三相短絡の発生が未然に防止されるように構成されている。
遮断器7には電流遮断用バルブ23を開閉させる操作機構部24及び操作機構部24の操作動力をバルブ23に伝える伝達部25が設けられている。
遮断器7の下部には遮断器移動用の車輪28が設けられており、遮断器コンパートメント3内で遮断器7が移動する際に遮断器7がレール14上を走行するようになっている。
遮断器7の側面には遮断器位置検出スイッチ29が設けてあり、遮断器7の移動時に、この遮断器位置検出スイッチ29が遮断器コンパートメント3を区画する金属板の側面の複数箇所に取り付けた板部材と当接することによって、遮断器7の位置が運転位置35にあるのか、運転位置35と断路位置36との間の中間位置37にあるのか、断路位置36にあるのかを夫々検出して、その検出信号を制御器200に出力するように構成されている。
本実施例のスイッチギヤの遮断器出し入れシステムには制御器200が設けられており、扉位置検出スイッチ17で検出した正面扉5の開閉信号、並びに遮断器位置検出スイッチ29で検出した遮断器7の移動位置を示す各位置信号が夫々入力される。
図3及び図4は、図1で示した金属閉鎖形スイッチギヤ100の正面図のうち遮断器7を収納した下段を表した図であり、図3は正面扉5を閉めた状態を、図4は正面扉5を開けた状態を夫々示している。
正面扉5に面した遮断器7には遮断器ハンドル挿入口31が形成されており、正面扉5を閉めた状態では、正面扉5に形成した正面扉ハンドル挿入口16と遮断器ハンドル挿入口31の位置が重なり会うように一致させて、遮断器7を移動操作させる際に出し入れハンドル15の先端が正面扉5の正面扉ハンドル挿入口16を通じて遮断器7に設けた図示していないネジ機構と係合し、出し入れハンドル15の回動操作で遮断器7を移動できるように構成されている。
正面扉5に面した遮断器7の前面にはロックピン32を備えたハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30が設けられており、制御器200からの指令信号に基づいてハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁してロックピン32を突出させ、遮断器ハンドル挿入口31を塞ぐことにより、出し入れハンドル15の先端が遮断器ハンドル挿入口31に挿入できないように構成している。
尚、ハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁する指令信号は制御器200から二次プラグ27を介してハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30に伝達される。
金属閉鎖形スイッチギヤ100の筐体を構成する金属板1aの内側で正面扉5の近傍には正面扉5の開閉状態を検出する扉位置検出スイッチ17が設けてあり、この扉位置検出スイッチ17によって正面扉5の開閉状態を検出してその検出信号を制御器200に出力する。
制御器200では扉位置検出スイッチ17で検出される正面扉5の扉開と扉閉の信号に基づいて、正面扉5が扉開の信号を検知した場合に遮断器7に取り付けられたハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁する指令信号を二次プラグ27を介して出力する。
二次プラグ27は遮断器7の操作機構部24に接続されているので、二次プラグ27を介して制御器200からの指令信号がハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30に入力されて励磁される。
この励磁によってハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30に備えられたロックピン32は突出操作され、ロックピン32が遮断器7に形成した遮断器ハンドル挿入口31を塞ぐことになる。
この結果、出し入れハンドル15の先端は遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31に挿入できず、よって遮断器7の移動操作ができないことになる。
即ち、制御器200では、扉位置検出スイッチ17で検知されて入力される正面扉5の開閉信号に基づいて、正面扉5が扉開の場合にハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁する指令信号を制御器200から出力し、ハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30のロックピン32を突出させることによって遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31を施錠する。
逆に、扉位置検出スイッチ17から入力される正面扉5の開閉信号に基づいて、正面扉5が扉閉の場合にはハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30に対して制御器200から励磁の指令信号を出力しないのでロックピン32は動作せず、遮断器出し入れ用ハンドル15の先端を遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31に挿入できる状態になる。
即ち、制御器200は扉位置検出スイッチ17による検出信号に基づいて正面扉5が扉開の場合にハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁するインターロックを構成して遮断器ハンドル挿入口31を施錠するものとなっている。
この結果、出し入れハンドル15の先端は正面扉5の正面扉ハンドル挿入口16を通じて遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31に挿入されて遮断器7に設けた図示していないネジ機構と係合して、出し入れハンドル15の回動操作により遮断器7はレール14上を走行して移動することができる。
更に本実施例のスイッチギヤの遮断器出し入れシステムでは図3乃至図6に示すように、遮断器7の側面に取り付けられた遮断器位置検出スイッチ29が、遮断器コンパートメント3を区画する金属板の側面に複数箇所設けた板部材29bと当接することによって、遮断器7の移動位置を検出して制御装置200に入力するように構成されている。
つまり、遮断器7が移動操作される場合は正面扉5が閉じられており、出し入れハンドル15が正面扉5の正面扉ハンドル挿入口16を通じて遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31に挿入されて、出し入れハンドル15の回動操作によって遮断器7を移動操作することになる。
そして、遮断器7がレール14上を走行して移動することに伴って、遮断器7に設けた遮断器位置検出スイッチ29がフ個数箇所に設置した板部材29bと夫々当接することにより遮断器7の位置の検出信号が発せられる。
この結果、遮断器位置検出スイッチ29によって遮断器コンパートメント3内の遮断器7の位置が、運転位置35にあるのか、運転位置35と断路位置36の間の中間位置37にあるのか、断路位置36にあるのかを夫々検出してこれらの検出信号を制御器200に入力させる。
そして遮断器7の位置信号に基づいて制御器200から指令信号が発せられて、遮断器7の位置が運転位置35と断路位置36との間の中間位置37にある場合に、正面扉施錠用ソレノイドロック18を励磁する指令信号が出力されて正面扉施錠用ソレノイドロック18を励磁し、正面扉施錠用ソレノイドロック18のロックピン33を突出操作させて正面扉5をスイッチギヤ100の筐体の金属板1aに固定させて正面扉5を施錠する。
即ち、制御器200は遮断器位置検出スイッチ29による検出信号に基づいて遮断器7の位置が運転位置35と断路位置11の間の中間位置37にある場合に正面扉施錠用ソレノイドロック18を励磁するインターロックを構成して正面扉5を施錠するものとなっている。
尚、遮断器位置検出スイッチ29によって検出される遮断器コンパートメント3内における遮断器7の位置が運転位置35並びに断路位置36にある場合は、制御器200からは正面扉施錠用ソレノイドロック18に対して励磁の指令信号を出力しないのでロックピン33は動作せずに正面扉5の施錠は解除された状態となるので、正面扉5を開けて作業員が遮断器コンパートメント3内に入り運転位置35又は断路位置36にある遮断器7を点検することが可能となる。
図7は遮断器コンパートメント3内の遮断器7の位置と正面扉5の施錠状態、及び正面扉の開閉を検出する扉位置検出スイッチ17の検出と遮断器ハンドル挿入口31の施錠状態との関係を夫々示した制御器のインターロックの状況図である。
図7において、前述したように遮断器コンパートメント3内の遮断器7の位置は遮断器位置検出スイッチ29によって、運転位置35にあるのか、運転位置35と断路位置36の間の中間位置37にあるのか、断路位置36にあるのかが夫々検出される。
そして遮断器位置検出スイッチ29で検出した遮断器7の位置信号に基づいて制御器200から指令信号が発せられ、遮断器7の位置が運転位置35と断路位置36との間の中間位置37にある場合に、正面扉施錠用ソレノイドロック18を励磁する指令信号が出力されて正面扉施錠用ソレノイドロック18を励磁してロックピン33を突出操作させて正面扉5を施錠する。
遮断器位置検出スイッチ29で検出した遮断器7の位置信号が運転位置35並びに断路位置36にある場合は、制御器200からは正面扉施錠用ソレノイドロック18に対して励磁の指令信号は出力されないので正面扉5の施錠は解除された状態となる。
更に、正面扉5の開閉状態は扉位置検出スイッチ17によって検出されており、扉位置検出スイッチ17で検知された正面扉5の開閉信号に基づいて正面扉5が扉開の場合に制御器200からハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30を励磁する指令信号を出力し、ロックピン32を突出させることによって遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31を施錠する。
扉位置検出スイッチ17で検出した正面扉5の開閉信号が扉閉の場合にはハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック30に対して制御器200から励磁の指令信号を出力しないのでロックピン32は動作せず、遮断器7の遮断器ハンドル挿入口31の施錠は解除されているので遮断器出し入れ用ハンドル15の先端を遮断器ハンドル挿入口31に挿入できる状態になる。
図1乃至図7を用いて説明した実施例のスイッチギヤの遮断器出し入れシステムから理解できるように、金属閉鎖形スイッチギヤ100の筐体を区画する金属板1aの正面扉が閉じた状態でのみ遮断器の移動が可能な構成となり、また遮断器の出し入れ操作の途中では正面扉の開閉ができないことから、スイッチギヤの保守点検で遮断器の出し入れ操作を行う際に発生する危険から作業者を保護することが可能になる。
つまり、本発明の実施例によれば、スイッチギヤの筐体の扉を閉じた状態で遮断器を移動させることが可能となるため、スイッチギヤの保守点検でスイッチギヤの筐体から遮断器の出し入れ操作を行う際に、保守点検を行う作業者に危険が及ぶ可能性を排除したスイッチギヤの遮断器出し入れシステムを実現することができる。
本発明は発電所や変電所、ビル、工場等で使用される変電設備を構成するスイッチギヤの保守時に遮断器を移動し出し入れ操作するシステムに適用可能である。
本発明の一実施例である金属閉鎖形スイッチギヤを示す側面図。 図1の実施例の金属閉鎖形スイッチギヤに配置された遮断器の側面図。 図1の金属閉鎖形スイッチギヤの遮断器コンパートメントを示す正面扉が閉状態の正面図。 図1の金属閉鎖形スイッチギヤの遮断器コンパートメントを示す正面扉が開状態の正面図。 図1の金属閉鎖形スイッチギヤの遮断器コンパートメントを示す上面図。 図1の金属閉鎖形スイッチギヤの遮断器コンパートメントで遮断器の移動状態を示す側面図。 図1の実施例の金属閉鎖形スイッチギヤの制御器のインターロック状況を示す説明図。
符号の説明
1:主回路コンパートメント、1a:金属板、2:母線コンパートメント、3:遮断器コンパートメント、4:制御コンパートメント、5:正面扉、6:正面扉ハンドル、7:遮断器、8:引込口、9、11、22:導体、10:ブッシング、12:母線、13:計器用変流器、14:レール、15:遮断器出し入れハンドル、16:正面扉ハンドル挿入口、17:扉位置検出スイッチ、18:正面扉施錠用ソレノイドロック、21:接続部、23:電流遮断用バルブ、24:操作機構部、25:伝達部、26:制御ケーブル、27:遮断器用二次プラグ、28:車輪、29:遮断器位置検出スイッチ、29b:板部材、30:ハンドル挿入口施錠用ソレノイドロック、31:遮断器ハンドル挿入口、32、33:ロックピン、35:遮断器の運転位置、36:遮断器の断路位置、100:金属閉鎖形スイッチギヤ、200:制御器。

Claims (4)

  1. スイッチギヤの筐体内に備えられた主回路の遮断器と、遮断器を収容している筐体に取り付けられた扉と、スイッチギヤの筐体内での遮断器の移動位置を検出する遮断器の位置センサとを備え、扉に遮断器を出し入れ操作する操作用ハンドルを挿入する第一の挿入口を形成し、挿入された操作用ハンドルと係合して操作用ハンドルの操作で遮断器を移動させる第二の挿入口を遮断器に形成し、扉の施錠の操作を行う第一のソレノイド装置を設け、遮断器の位置センサからの検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠する制御器を備えたことを特徴とするスイッチギヤの遮断器出し入れシステム。
  2. 請求項1に記載されたスイッチギヤの遮断器出し入れシステムにおいて、制御器は遮断器の位置センサで検出された遮断器が運転位置と断路位置との間の中間位置にある検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠するように構成されていることを特徴とするスイッチギヤの遮断器出し入れシステム。
  3. スイッチギヤの筐体内に備えられた主回路の遮断器と、遮断器を収容している筐体に取り付けられた扉と、扉の開閉状態を検出する扉の開閉センサと、スイッチギヤの筐体内での遮断器の移動位置を検出する遮断器の位置センサとを備え、扉に遮断器を出し入れ操作する操作用ハンドルを挿入する第一の挿入口を形成し、挿入された操作用ハンドルと係合して操作用ハンドルの操作で遮断器を移動させる第二の挿入口を遮断器に形成し、扉の施錠の操作を行う第一のソレノイド装置と、遮断器の第二の挿入口の施錠を行う第二のソレノイド装置とを設け、遮断器の位置センサからの検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠し、扉の開閉センサからの検出信号に基づいて第二のソレノイド装置に指令信号を与えて遮断器の第二の挿入口を施錠する制御器を備えたことを特徴とするスイッチギヤの遮断器出し入れシステム
  4. 請求項3に記載されたスイッチギヤの遮断器出し入れシステムにおいて、制御器は遮断器の位置センサで検出された遮断器が運転位置と断路位置との間の中間位置にある検出信号に基づいて第一のソレノイド装置に指令信号を与えて扉を施錠すると共に、扉の開閉センサで検出された扉開の検出信号に基づいて第二のソレノイド装置に指令信号を与えて遮断器の第二の挿入口を施錠するように構成されていることを特徴とするスイッチギヤの遮断器出し入れシステム
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