JP4668081B2 - 集合管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、上階に設けられた複数本の排水横枝管、及び排水立て管を下階の排水立て管に接続する集合管継手に関する。
上記した集合管継手としては種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1に記載の集合管継手100は、図5の平面図に示すように、縦向きに設置される筒状の胴部102を備えており、その胴部102の側面に複数本の受け口管104が接線方向から接続されている。そして、各々の受け口管104の先端に、排水横枝管106が接続される横枝管受け部104uが同一方向を指向した状態で横並び状に形成されている。これにより、複数本の排水横枝管106をほぼ等しい高さ位置で平行に配管した状態で集合管継手100に接続できるようになり、狭いスペースにおいても各々の排水横枝管106と集合管継手100との接続作業が容易になる。
実用新案出願2000−3217
しかし、上記した集合管継手100では、集合管継手100の胴部102に対して複数本(四本)の受け口管104を接線方向から接続する構成のため、前記受け口管104の径寸法をさほど大きくすることはできない。即ち、上記した集合管継手100では、受け口管104の径寸法を胴部102における上部受け口102uの径寸法の約半分程度に設定しているが、これ以上大きくすると、各々の受け口管104から流入する排水が互いに干渉して排水性能が低下する。
さらに、胴部102に対して複数本の受け口管104を接線方向から接続する構成では、鋳造等が難しく、製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、各々の横枝管受け口の径寸法が上部受け口の径寸法に近い値でも集合管継手の排水性能が低下しないようにするとともに、集合管継手の製造コストを低く抑えることを目的とする。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、コンクリートスラブによって上階と下階とに仕切られた集合住宅の上階に設けられた複数本の排水横枝管、及び排水立て管を下階の排水立て管に接続する集合管継手であって、縦向きに設置される筒状の胴部と、横並び状態で同一方向を指向して形成されており、同じく横並び状態で平行に配管された前記複数本の排水横枝管がそれぞれ接続される複数の横枝管受け口と、前記胴部と、各々の前記横枝管受け口とを連通させる複数本の受け口管と、前記胴部の上端に形成されており、上階の排水立て管が接続される上部受け口と、前記胴部の下端に形成されており、下階の排水立て管が接続される下部接続部とを有しており、前記横枝管受け口の径寸法は、前記上部受け口の径寸法に等しい値、あるいは、前記上部受け口の径寸法の約60%以上の値に設定されており、前記横枝管受け口の一本は、前記胴部の中心線に対して直交する直線を中心線とする直管状に形成されており、前記受け口管は、前記胴部の中心線に対して直交し、かつ直管状の前記横枝管受け口の中心線に対して直角な第1の直線と、直管状の横枝管受け口の中心線と平行な第2の直線と、その第1、第2の直線を結ぶ円弧線とを中心線とするエルボー状に形成されており、さらに、前記受け口管は、取り外し可能な状態で前記胴部に接続されて、前記第1の直線回りに回転し、その受け口管と連通する横枝管受け口の向きを変えられるように構成されており、さらに、前記受け口管と連通する前記横枝管受け口の外側面には、前記コンクリートスラブの上面に対する前記受け口管のレベル調整を行なうためのネジ式ジャッキ機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によると、受け口管の一本は、胴部の中心線に対して直交する直線を中心線とする直管状に形成されている。また、他の受け口管は、胴部の中心線に対して直交し、かつ直管状の受け口管の中心線に対して直角な第1の直線と、直管状の受け口管の中心線と平行な第2の直線と、その第1、第2の直線を結ぶ円弧線とを中心線とするエルボー状に形成されている。このため、胴部の側面に対する直管状の受け口管の接続部とエルボー状の受け口管の接続部とは円周方向に90°ずれており、さらに両受け口管の接続部は胴部の中心を指向している。したがって、直管状の受け口管から流れ込む排水もエルボー状の受け口管から流れ込む排水も胴部の中心に向かって流れるようになる。このため、直管状の受け口管、及びエルボー状の受け口管の先端に設けられた横枝管受け口のサイズを上部受け口のサイズの約60%以上の値に設定しても、各々の横枝管受け口から受け口管を介して胴部内に流入する排水が互いに干渉することはほとんどない。したがって、各々の横枝管受け口の径寸法が上部受け口の径寸法に近い値でも、集合管継手の排水性能が低下することはない。
また、直管状の受け口管、及びエルボー状の受け口管を胴部に対して直角に接続する構成のため、集合管継手の形状が複雑化せず、集合管継手の製造コストを低く抑えることができる。
請求項2の発明によると、隣り合う排水横枝管の軸方向同位置に設けられた各々のフランジ間に、それらフランジのボルト締め作業に必要な隙間が形成されるように、隣り合う横枝管受け口の中心間の距離が設定されていることを特徴とする。
このため、隣り合う排水横枝管の軸方向同位置にフランジが横並び状に設けられた場合であっても、前記フランジのボルト締め作業を確実に実施することができる。
請求項3の発明によると、胴部には、一対のエルボー状の受け口管が左右対称に接続されており、それらエルボー状の受け口管の中央に直管状の横枝管受け口が配置されていることを特徴とする。
このため、集合管継手の形状がシンプルであり、製造コストを低く抑えることができる。
請求項4の発明によると、前記各々の横枝管受け口の先端面は、中心線となる第1の直線方向から等距離位置に位置決めされていることを特徴とする。
請求項5の発明によると、隣り合う前記横枝管受け口の中心間の距離は、180mm〜250mmに設定されていることを特徴とする。
本発明によると、直管状の受け口管から流れ込む排水とエルボー状の受け口管から流れ込む排水互いに干渉することはほとんどないため、各々の横枝管受け口の径寸法が上部受け口の径寸法に近い値でも、集合管継手の排水性能が低下することはない。また、集合管継手の形状が複雑化しないため、製造コストを低く抑えることができる。
[実施形態1]
以下、図1から図4に基づいて本発明の実施形態1に係る集合管継手の説明を行なう。
本実施形態の集合管継手は、高層ビル、又は高層集合住宅の排水設備に使用される集合管継手であり、図1にその集合管継手の取付け平面図等が示されている。図2は集合管継手の平面図、及び側面図であり、図3、図4は、集合管継手の変更例を表す平面図等である。
SI住宅等、近年の集合住宅では、上階Aと下階Bとを仕切るコンクリートスラブCSの上が、図1(A)に示すように、防火区画Cfによって住戸側Prと廊下側Cyとに仕切られており、廊下側Cyに集合管継手10、及び排水立て管2等が設置される共用スペースCmが設けられている。共用スペースCmの床部(コンクリートスラブCS)には、図2(B)に示すように、所定位置に貫通孔Chが形成されており、その貫通孔Chに集合管継手10の胴部11が縦向きに通されるようになっている。
<集合管継手10について>
本実施形態に係る集合管継手10は、上階Aの排水立て管2、及び汚水用、雑排水用の第1〜第3排水横枝管3,4,5を下階Bの排水立て管2に接続する管継手であり、前述のように、コンクリートスラブCSの貫通孔Chに通される円筒状の胴部11を備えている。
集合管継手10の胴部11は、図2(B)に示すように、上下分割式であり、上胴体11aと下胴体11bとから構成されている。そして、上胴体11aの下部フランジ41と下胴体11bの上部フランジ42とがパッキン(図示省略)を介して水密な状態で同軸に接続されている。
胴部11の上胴体11aの上端部には、前記上階Aの排水立て管2の下端部が挿入接続される上部受け口22が形成されている。上部受け口22の内側には、排水立て管2の下端部と上部受け口22間を水密な状態でシールする略筒状のシール材(図示省略)が嵌め込まれている。ここで、上部受け口22は呼び径が4インチ(基準寸法105mm)の排水立て管2が挿入接続可能に構成されている。また、上胴体11aの外周面には上下方向に延びる制振リブ11rが形成されている。
胴部11の下胴体11bの上側面には、上部フランジ42の下側に中央横枝管受け口24が形成されている。中央横枝管受け口24は、図2(A)に示すように、胴部11の中心線(軸線)Tcに対して直交する直線Txを中心線とする直管状に形成されており、呼び径が3インチ(基準寸法81mm)の第2排水横枝管4が挿入接続可能に構成されている。即ち、中央横枝管受け口24が本発明の直管状の受け口管とその受け口管に設けられた横枝管受け口とに相当する。なお、中央横枝管受け口24の内側にも上部受け口22と同様に前記シール材が嵌め込まれている。
また、胴部11の下胴体11bの上側面には、中央横枝管受け口24から胴部11の軸心回りに略90°左方向に回転した位置に左受け口25が形成されており、同じく中央横枝管受け口24から胴部11の軸心回りに略90°右方向に回転した位置に右受け口26が形成されている。左右の受け口25,26は、胴部11の中心線(軸線)Tcに対して直交する直線Tyを中心線とする直管状に形成されており、呼び径が3インチ(基準寸法81mm)のエルボー状の受け口管28,29が挿入接続可能に構成されている。なお、左右の受け口25,26の内側にも上部受け口22と同様に前記シール材が嵌め込まれている。
エルボー状の左受け口管28は、左受け口25の中心線Ty(中央横枝管受け口24の中心線Txに対して直角な直線(第1の直線))を中心線とする挿し口28sと、中央横枝管受け口24の中心線Txと平行な第2の直線Tzを中心線とする横枝管受け口28uと、その第1、第2の直線Ty,Tzを結ぶ円弧線Trとを中心線とする円弧状の曲がり管28wとから構成されている。そして、左受け口管28の挿し口28sが下胴体11bの左受け口25に挿入接続された状態で、その左受け口管28の横枝管受け口28uが下胴体11bの中央横枝管受け口24と横並び状態で同方向を指向するようになる。ここで、左受け口管28の横枝管受け口28uの外側面には、図2(B)に示すように、コンクリートスラブCSの上面に対する左受け口管28のレベル調整を行なうためのネジ式ジャッキ機構28mが設けられている。これによって、左受け口管28の横枝管受け口28uのレベルを中央横枝管受け口24のレベルに合わせることが可能になる。
また、下胴体11bの右受け口26に接続されるエルボー状の右受け口管29は、上記した左受け口管28と左右対称形であり、かつ等しい構造で製作されている。ここで、左右の受け口管28,29の横枝管受け口28u,29uは呼び径が3インチ(基準寸法81mm)の排水横枝管3,5が挿入接続可能に構成されており、それら横枝管受け口28u,29uの内側にも上部受け口22と同様に前記シール材が嵌め込まれている。即ち、胴部11の下胴体11bの上部には、図1(A)に示すように、平行に配管される三本の排水横枝管3,4,5がそれぞれ接続される三個の横枝管受け口28u,24,29uが横並び状態で同一方向を指向して形成されている。ここで、左右の横枝管受け口28u,29uの中心線Tzと中央横枝管受け口24の中心線Txとの間の距離は180mm〜250mmに設定されている。また、各々の横枝管受け口28u,24,29uの先端面は、中心線となる第1の直線Tyから等距離位置に位置決めされている。即ち、各々の横枝管受け口28u,24,29uの先端面は、第1の直線Tyと平行な直線Twの位置に合わせられている。なお、横枝管受け口28u,24,29uの先端面が、施工誤差等により、例えば、20mm程度不揃いになっても差し支えない。
集合管継手10の胴部11の下胴体11bには、中央横枝管受け口24と中心を挟んで反対側の位置に蓋付掃除口27が設けられている。
また、集合管継手10の下胴体11bは、図2(B)に示すように、左右の受け口25,26、及び中央横枝管受け口24の下側が上胴体11aとほぼ等しい径寸法の大径部11fとなっており、その大径部11fの下側にテーパ部11tを介して排水立て管2と等しい径寸法の下部直管11xが形成されている。そして、その下部直管11xの下端に下階Bの排水立て管2の上端部(直管)が挿入可能なフランジ付き受け口43が形成されている。さらに、集合管継手10の下胴体11bの内壁面には、大径部11fからテーパ部11tにかけて流下する排水を旋回させるための旋回ガイド44が形成されている。
即ち、上記したフランジ付き受け口43が本発明の下側接続部に相当する。
<集合管継手10を使用した排水設備の配管施工手順について>
次に、図1(A)(B)、図2(B)に基づいて、集合管継手10を使用した排水設備の配管施工手順について説明する。
集合管継手10の胴部11が、図2(B)に示すように、コンクリートスラブCSの貫通孔Chに通されて、その胴部11に設けられた左右の受け口25,26、及び中央横枝管受け口24がコンクリートスラブCSの上面に支持されると、ネジ式ジャッキ機構28m,29mによって左右の受け口管28,29の横枝管受け口28u,29uのレベルが中央横枝管受け口24のレベルに合わせられる。次に、図1(A)に示すように、防火区画Cfの配管用開口(図示省略)に第1〜第3排水横枝管3,4,5が通され、第1排水横枝管3が集合管継手10の左側の横枝管受け口28uに接続される。また、第2排水横枝管4が集合管継手10の中央横枝管受け口24、第3排水横枝管5が集合管継手10の右側の横枝管受け口29uに接続される。次に、第1排水横枝管3〜第3排水横枝管5の端部にソケット3s,4s,5sを介して住戸側の第1排水横枝管3p〜第3排水横枝管5pが接続される。
ここで、集合管継手10は耐火性等を考慮して鋳鉄製のものが使用される。また、防火区画Cfを貫通する第1排水横枝管3〜第3排水横枝管5も耐火性等を考慮して鋳鉄管等が使用される。そして、防火区画Cfから1m以上離れた位置に前記ソケット3s,4s,5sが設けられ、それらのソケット3s,4s,5sによって鋳鉄製の第1排水横枝管3〜第3排水横枝管5と、例えば、塩ビ製の第1排水横枝管3p〜第3排水横枝管5pとが接続される。
前述のように、第1排水横枝管3〜第3排水横枝管5は呼び径が3インチ(基準寸法81mm)であるため、それらの排水横枝管3,4,5が接続されるソケット3s,4s,5sのフランジ部分の最大外径寸法は約150mmとなる。ここで、前述のように、左右の横枝管受け口28u,29uの中心線Tzと中央横枝管受け口24の中心線Txとの間の距離は180mm〜250mmに設定されている。このため、隣り合うソケット3s,4s,5sのフランジ間には約30mm〜100mmの空間が形成される(図1(B)参照)。このため、ラチェットレンチX等の工具を使用して、ソケット3s,4s,5sのフランジのボルト締め作業を確実に実施することができる。
<本実施形態に係る集合管継手10の長所>
本実施形態に係る集合管継手10によると、中央横枝管受け口24は、胴部11の中心線Tcに対して直交する直線Txを中心線とする直管状に形成されている。また、左右の受け口管28,29は、胴部11の中心線Tcに対して直交し、かつ中央横枝管受け口24の中心線Txに対して直角な第1の直線Tyと、中央横枝管受け口24の中心線Txと平行な第2の直線Tzと、その第1、第2の直線Ty,Tzを結ぶ円弧線Trとを中心線とするエルボー状に形成されている。このため、胴部11の側面に対する中央横枝管受け口24とエルボー状の受け口管28,29の接続部とは円周方向に90°ずれており、さらに中央横枝管受け口24とエルボー状の受け口管28,29とは胴部の中心を指向している。したがって、中央横枝管受け口24から流れ込む排水もエルボー状の受け口管28,29から流れ込む排水も胴部11の中心に向かって流れるようになる。このため、中央横枝管受け口24、及びエルボー状の受け口管28,29の先端に設けられた横枝管受け口28u,29uのサイズを上部受け口22のサイズの約60%以上の値に設定しても、各々の横枝管受け口24,28u,29uから胴部11内に流入する排水が互いに干渉することはほとんどない。したがって、各々の横枝管受け口24,28u,29uの径寸法が上部受け口22の径寸法に近い値でも、集合管継手10の排水性能が低下することはない。
また、中央横枝管受け口24、及びエルボー状の受け口管28,29を胴部11に対して直角に接続する構成のため、集合管継手10の形状が複雑化せず、集合管継手10の製造コストを低く抑えることができる。
さらに、隣り合う排水横枝管3,4,5の軸方向同位置に設けられた各々のフランジ間に、それらフランジのボルト締め作業に必要な隙間が形成されるように、隣り合う横枝管受け口24,28u,29uの中心間の距離が設定されている。このため、隣り合う排水横枝管3,4,5の軸方向同位置にフランジが横並び状に設けられた場合であっても、前記フランジのボルト締め作業を確実に実施することができる。
<変更例>
本実施形態では、図2等に示すように、上下分割式の胴部11を備える集合管継手10について説明したが、図3(A)(B)に示すように、上下一体型の胴部11を備える集合管継手50に本発明を適用することも可能である。また、蓋付掃除口27を備える集合管継手50を例示したが、蓋付掃除口27を有しない集合管継手に本発明を適用することも可能である。
また、本実施形態では、胴部11の下端部にフランジ付き受け口43を備える集合管継手10,50を例示したが、フランジ付き受け口43の代わりに直管部を設け、その直管部が下階Bの排水立て管2の受け口に挿入される構成でも可能である。
また、本実施形態では、胴部11がコンクリートスラブCSの貫通孔Chに挿入されるタイプの集合管継手10,50を例示したが、コンクリートスラブCSの上面で下階Bの排水立て管2の受け口に接続される形式の集合管継手に本発明を適用することも可能である。
また、本実施形態では、三方の横枝管受け口24,28u,29uのサイズを全て等く設定した集合管継手10,50を例示したが、図4(A)に示すように、中央横枝管受け口24を両側よりも大径化して上部受け口22とほぼ等しいサイズに設定することも可能である。
さらに、本実施形態では、エルボー状の受け口管28,29を左右両側に設けた集合管継手10,50を例示したが、図4(B)に示すようにエルボー状の受け口管29を片側にのみ設けた集合管継手60も可能である。
また、本実施形態では、集合管継手10,50の胴部11からエルボー状の受け口管28,29を取外し可能な構成を例示したが、胴部11とエルボー状の受け口管28,29とを一体化することも可能である。
また、エルボー状の受け口管28、29は、中心線となる第1の直線Ty回りに回転可能に構成されているため、横枝管受け口28u,29uの向きを変えることも可能である。
本発明の実施形態1に係る集合管継手の取付け平面図(A図)、及びA図のB−B矢視図(B図)である。 集合管継手の平面図(A図)、及び取付け側面図(B図)である。 変更例に係る集合管継手の平面図(A図)、及び取付け側面図(B図)である。 変更例に係る集合管継手の平面図(A図、B図)である。 従来の集合管継手の取付け平面図である。
符号の説明
2 排水立て管
3 第1排水横枝管
4 第2排水横枝管
5 第3排水横枝管
11 胴部
24 中央横枝管受け口
28 左受け口管
28u 横枝管受け口
29 右受け口管
29u 横枝管受け口
Tc 胴部の中心線(軸線)
Tx 中央横枝管受け口の中心線
Ty 第1の直線(中央横枝管受け口の中心線に対して直角な直線)
Tz 第2の直線(中央横枝管受け口の中心線に対して平行な直線)
Tr 円弧線

Claims (5)

  1. コンクリートスラブによって上階と下階とに仕切られた集合住宅の上階に設けられた複数本の排水横枝管、及び排水立て管を下階の排水立て管に接続する集合管継手であって、
    縦向きに設置される筒状の胴部と、
    横並び状態で同一方向を指向して形成されており、同じく横並び状態で平行に配管された前記複数本の排水横枝管がそれぞれ接続される複数の横枝管受け口と、
    前記胴部と、各々の前記横枝管受け口とを連通させる複数本の受け口管と、
    前記胴部の上端に形成されており、上階の排水立て管が接続される上部受け口と、
    前記胴部の下端に形成されており、下階の排水立て管が接続される下部接続部とを有しており、
    前記横枝管受け口の径寸法は、前記上部受け口の径寸法に等しい値、あるいは、前記上部受け口の径寸法の約60%以上の値に設定されており、
    前記横枝管受け口の一本は、前記胴部の中心線に対して直交する直線を中心線とする直管状に形成されており、
    前記受け口管は、前記胴部の中心線に対して直交し、かつ直管状の前記横枝管受け口の中心線に対して直角な第1の直線と、直管状の横枝管受け口の中心線と平行な第2の直線と、その第1、第2の直線を結ぶ円弧線とを中心線とするエルボー状に形成されており、
    さらに、前記受け口管は、取り外し可能な状態で前記胴部に接続されて、前記第1の直線回りに回転し、その受け口管と連通する横枝管受け口の向きを変えられるように構成されており、
    さらに、前記受け口管と連通する前記横枝管受け口の外側面には、前記コンクリートスラブの上面に対する前記受け口管のレベル調整を行なうためのネジ式ジャッキ機構が設けられていることを特徴とする集合管継手。
  2. 請求項1に記載された集合管継手であって、
    隣り合う前記排水横枝管の軸方向同位置に設けられた各々のフランジ間に、それらフランジのボルト締め作業に必要な隙間が形成されるように、隣り合う前記横枝管受け口の中心間の距離が設定されていることを特徴とする集合管継手。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された集合管継手であって、
    前記胴部には、一対のエルボー状の受け口管が左右対称に接続されており、それらエルボー状の受け口管の中央に直管状の横枝管受け口が配置されていることを特徴とする集合管継手。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された集合管継手であって、
    前記各々の横枝管受け口の先端面は、中心線となる第1の直線から等距離位置に位置決めされていることを特徴とする集合管継手。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された集合管継手であって、
    隣り合う前記横枝管受け口の中心間の距離は、180mm〜250mmに設定されていることを特徴とする集合管継手。
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