JP4667287B2 - 半導体試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体試験装置に関する。
従来、半導体装置を試験する際の異常電圧検出は、オシロスコープ等の計測器をテスタと連動させる事により使用していたが、テストパターンとの連動や測定治工具との接続に難点があり、詳細な異常電圧検出ができなかった。
下記の特許文献1には、自動的に各ユニット電源のリップル電圧を測定してリップル電圧が許容範囲にあるかをチェックするユニット電源自動管理機能を備えた半導体試験装置が記載されている。
また、下記の特許文献2には、半導体試験装置において、被測定対象デバイスに印加する電圧が、任意に設定した範囲外の異常電圧となったとき、これをリアルタイムに検出し、その時点で測定を中止する異常印加電圧検出回路が記載されている。
特開2002−107414号公報 特許第3461598号公報
近年、半導体装置の高速化、高機能化に伴い、デバイスを試験(測定)する電圧も低電圧化しており、試験時に発生するノイズ等の異常電圧の影響が大きくなってきている。このため、デバイス試験時の異常電圧成分が小さい場合や突発的な場合も電圧異常を精度よく正確にモニタし、電圧異常の発生箇所、動作不良の原因が電圧異常であるかを効率良く検出する方法が必要となってきている。検出できれば、これを試験プログラムや、試験装置にフィードバックでき、対象品種に合った、より理想的な試験を立ち上げることが可能となる。
本発明の目的は、テストパターンをデバイスに入力した時の電圧の異常を検出する際に、入力テストパターンと電圧の異常との対応付けをすることができる半導体試験装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、各々のパターンがアドレスで示される時系列のテストパターンをデバイスに入力するテストパターン入力手段と、前記デバイスの試験箇所の電圧の異常を検出する電圧検出手段と、前記電圧の異常が検出されると、前記電圧の異常に対応して前記デバイスに入力されたテストパターン中のパターンのアドレスを通知するためにそのアドレスを出力する出力手段とを有し、前記電圧検出手段は、前記デバイスの試験箇所の定常電圧を検出する定常電圧検出手段と、前記デバイスの試験箇所の最高電圧を検出する最高電圧検出手段と、前記デバイスの試験箇所の最低電圧を検出する最低電圧検出手段と、前記最高電圧と前記定常電圧との差分を出力する第1の差分手段と、前記最低電圧と前記定常電圧との差分を出力する第2の差分手段とを有することを特徴とする半導体試験装置が提供される。
入力テストパターンと電圧の異常との対応付けをすることができるので、テストパターン中のどのパターンで、電圧の異常が発生したのかを容易に認識することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態による半導体試験装置の構成例を示す図であり、図2はその動作を説明するためのタイミングチャートである。デバイス101は、試験対象の半導体デバイス(装置)であり、その電源端子が電源102に接続される。電源102は、デバイス101に最も近い電源であり、デバイス101に電源電圧VDDを供給する。テスタ104内の制御回路121は、制御プログラムに応じて動作し、各々のパターンがアドレスPAで示される時系列のテストパターンをデバイス101に入力するテストパターン入力手段を有する。デバイス101は、テストパターンを入力し、テスト動作を行う。例えば、期間T1ではパターンアドレスPAが2561のテストパターン、期間T2ではパターンアドレスPAが2562のテストパターン、期間T3ではパターンアドレスPAが2563のテストパターン、期間T4ではパターンアドレスPAが2564のテストパターンを入力する。制御回路121は、テストパターンアドレスPAを記憶したメモリを有する。電源電圧VDDは、期間T1、T3及びT4では3Vの定常電圧を維持し、期間T2で異常が発生した場合を例に説明する。
電圧検出回路103は、ハイ側ピーク電圧保持回路111、電圧保持回路112、ロー側ピーク保持回路113、及び比較回路114,115を有し、デバイス101の試験箇所の電圧(例えば電源電圧VDD)の異常を検出する。テスタ104内の制御回路121は、ハイ側ピーク電圧保持回路111及びロー側ピーク電圧保持回路113にクロック信号CLKを出力する。クロック信号CLKの周期Tcは、テストレートに対応する。
電圧保持回路112は、デバイスの試験箇所(例えば電源電圧VDD)の定常電圧を検出する定常電圧検出手段である。テスタ104内の制御回路121は、テストパターン出力前に、リセット信号RSTを電圧保持回路112に出力する。電圧保持回路112は、リセット信号RSTを入力すると、電源電圧VDDの電圧値を記憶して保持し、定常電圧Vaを出力する。定常電圧Vaは、例えば3Vの一定電圧である。
ハイ側ピーク電圧保持回路111は、デバイス101の試験箇所(例えば電源電圧VDD)の最高電圧を検出する最高電圧検出手段であり、電源電圧VDDの最高電圧(ハイ側ピーク)の4Vを検出し、次のクロック信号CLKの立ち上がりまでの期間Ta保持し、最高電圧PHを出力する。期間Taでは、最高電圧PHは電源電圧VDDの最高電圧である4Vを保持する。その他の期間では、最高電圧PHは3Vである。
ロー側ピーク電圧保持回路113は、デバイス101の試験箇所(例えば電源電圧VDD)の最低電圧を検出する最低電圧検出手段であり、電源電圧VDDの最低電圧(ロー側ピーク)の2.7Vを検出し、次のクロック信号CLKの立ち上がりまでの期間Tb保持し、最低電圧PLを出力する。期間Tbでは、最低電圧PLは電源電圧VDDの最低電圧である2.7Vを保持する。その他の期間では、最低電圧PLは3Vである。
比較回路114は、最高電圧PHと定常電圧Vaとの差分を出力する差分手段であり、最高電圧PHから定常電圧Vaを減算した電圧VHを出力する。期間Taでは、電圧VHは4−3=1Vである。その他の期間では、電圧VHは3−3=0Vである。
比較回路115は、最低電圧PLと定常電圧Vaとの差分を出力する差分手段であり、最低電圧PLから定常電圧Vaを減算した電圧VLを出力する。期間Tbでは、電圧VLは2.7−3=−0.3Vである。その他の期間では、電圧VLは3−3=0Vである。
スイッチ116は、電圧VLの線又はバイパス回路118を切り替えてテスタ104に接続可能である。バイパス回路118は、電圧検出を行わずに、直接電源電圧VDDの線に接続される。スイッチ117も、スイッチ116と同様に、電圧VLの線又はバイパス回路118を切り替えてテスタ104に接続可能である。
テスタ104は、比較回路122及び123を有する。電圧VHは、テスタ104の第1のテスタチャンネル端子CH1を介して、比較器122及び制御回路121に入力される。比較回路122は、タイミング信号STRBの発生タイミングで、電圧VHが閾値V1より低いときにはローレベルを制御回路121に出力し、電圧VHが閾値V1より高いときにはハイレベルを制御回路121に出力する。閾値V1は、例えば0.5Vである。0.5Vより小さい電圧変動は許容範囲内であり、0.5Vより大きい電圧変動は異常電圧であると判断することができる。制御回路121は、テストパターンの各テスト期間T1〜T4の最終部でタイミング信号STRBを生成する。比較回路122は、期間T1、T3及びT4のタイミング信号STRBの発生時にはローレベルを出力し、期間T2のタイミング信号STRBの発生時にはハイレベルを出力する。制御回路121は、比較回路122からハイレベルを入力すると、電源電圧VDDに異常が発生したと判断することができる。制御回路121は、電源電圧VDDの異常が検出されると、その電源電圧VDDの異常に対応してデバイス101に入力されたテストパターン中のパターンのアドレスPAを通知するためにそのアドレスPAを出力する出力手段を有する。出力手段は、例えば、アドレスPAを表示したり、印刷したり、端子から出力することができる。この場合のアドレスPAは、2562である。試験者は、テストパターン中の2562のアドレスPAのパターンで、電源電圧VDDの異常が発生したことを容易に認識することができる。
スイッチ116が電圧VLの線に接続すると、電圧VLは、テスタ104の第2のテスタチャンネル端子CH2を介して、比較器123及び制御回路121に入力される。比較回路123は、タイミング信号STRBの発生タイミングで、電圧VLが閾値V2より低いときにはローレベルを制御回路121に出力し、電圧VLが閾値V2より高いときにはハイレベルを制御回路121に出力する。閾値V2は、例えば−0.5Vである。−0.5Vより小さい電圧変動は許容範囲内であり、−0.5Vより大きい電圧変動は異常電圧であると判断することができる。比較回路123は、すべての期間T1〜T4のタイミング信号STRBの発生時にハイレベルを出力する。制御回路121は、比較回路123からローレベルを入力すると、電源電圧VDDに異常が発生したと判断することができる。図2の例では、すべての期間T1〜T4で異常がないと判断することができる。制御回路121は、電源電圧VDDの異常が検出されると、上記と同様に、その電源電圧VDDの異常に対応してデバイス101に入力されたテストパターン中のパターンのアドレスPAを通知するためにそのアドレスPAを出力する。
スイッチ117は、テスタ104のロードチャンネルLDを介して、制御回路121に接続される。制御回路121は、電圧VL又は電源電圧VDDの波形を観測可能に表示することができる。バイパス回路118をテスタ104に接続することにより、デバイス101の電源電圧VDDを監視可能となり、試験中のデバイス101の電源電圧ドロップを監視することが可能となる。
以上のように、ノイズ調査を実施するデバイス101の直近の電源102から電源電圧VDDの波形が電圧保持回路111〜113に取り込まれる。電圧保持回路112は、テスタ104等からハイレベルのリセット信号RSTが入力された時に電源電圧VDDを保持する回路であり、ノイズが入っていない状態の電源電圧VDDを保持する。ハイ側ピーク電圧保持回路111は、電源電圧VDDの最高電圧を一定時間保持するための回路である。ロー側ピーク電圧保持回路113は、電源電圧VDDの最低電圧を一定時間保持するための回路である。保持する期間は、クロック信号CLKと同期される。保持回路111及び113から出力される電圧PH及びPLは、それぞれ保持回路112から出力される電圧Vaと共に比較回路114及び115に入力される。比較回路114及び115の出力電圧VH及びVLは、テスタチャンネル端子CH1及びCH2に出力される。これにより、通常の信号と同様、テスタ104による解析が可能となる。また、バイパス回路118を設け、スイッチ116及び117を切り替えることにより、ロードチャンネル端子LDや、テスタチャンネルCH2を介して、電圧波形の観測調査も可能である。
具体的な例を挙げる。図2のタイミングチャートは、テストパターンの2562アドレス目に、電源電圧VDDが3Vで、電源電圧の高い側に1V(4V−MAX)、低い側に300mV(2.7V−MIN)のノイズが発生した場合を示している。テストパターンによるデバイス101の動作を行う前に、リセット信号RSTをハイレベルにする。これにより、電圧保持回路112からの出力電圧Vaは3V一定となる。ハイ側ピーク電圧保持回路111からの出力電圧PHは、電源電圧VDDの最高電圧をクロック信号CLKの立ち上がりまでの期間Taだけ保持する。クロック信号CLKのタイミングは、テストパターンと連動させる。詳細は後述するが、テスタチャンネル端子CH1及びCH2をデバイス101の出力ピンとしてテスタ104の比較回路(コンパレータ)に接続することにより、その他の入出力ピンと同期がとれるため、この出力ピンをテスタ104で判定することによりデバイス101の電源ピンに異常電圧が発生している試験項目名、テストパターン名、パターン中のアドレスPA等を知ることができる。試験項目名は、例えばBISTである。試験項目名BISTの中には、複数のテストパターン名が存在する。そのテストパターン名を1つ選択して、テストパターンをデバイス101に入力する。テストパターンの中には、アドレスPAで示される時系列の複数のパターンが存在する。
ロー側ピーク電圧保持回路113からの出力電圧PLは、電源電圧の最低電圧をクロック信号CLKの立ち上がりまでの期間Tbだけ保持する。比較回路114は、電圧PH及びVaを入力し、電圧VHを出力する。比較回路115は、電圧PL及びVaを入力し、電圧VLを出力する。電圧VHは最高電圧の比較電圧出力として第1のテスタチャンネル端子CH1に出力され、電圧VLは最低電圧の比較電圧出力として第2のテスタチャンネル端子CH2に出力される。
テスタチャンネル端子CH1の判定レベル電圧V1を0.5V、テスタチャンネル端子CH2の判定レベル電圧V2を−0.5Vに設定する。これにより、テスタチャンネルCH1は、アドレス(2562)でハイレベル(FAIL)となる。一方、テスタチャンネル端子CH2については、−0.3Vの電位差はあるが、判定レベル規格範囲内であるため、合格(PASS)となる。このように、テスタ104のフェイル解析機能と連動させることで、どのパターンアドレスPAでノイズが発生するか解析することが可能となる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態による電流観測回路の構成例を示す図である。本実施形態による電流観測回路は、図1の半導体試験装置に追加接続されるものである。図1の電源102は、電源電圧VDDを出力するための電源電圧センス端子Vs及び電源電圧フォース端子Vfを有する。電源電圧フォース端子Vfは大電流用端子であり、電源電圧センス端子Vsは小電流用端子である。
電源電圧センス端子Vsは、デバイス101に直接接続される。電源電圧フォース端子Vfは、抵抗301及び302を介してデバイス101に接続される。抵抗301は、電流検出用抵抗である。抵抗302は、配線抵抗である。差動増幅回路303は、+端子が電源電圧フォース端子Vfに接続され、−端子が抵抗301及び302の相互接続点に接続され、出力端子が観測装置304に接続される。電流検出用抵抗301の抵抗値をRとする。電流検出用抵抗301に電流Iが流れると、電流検出用抵抗301の両端の電圧VはV=IRとなる。電流検出用抵抗301は、電流を電圧に変換する変換回路である。差動増幅回路303は、その電圧Vを増幅する。観測装置304は、その電圧の波形を観測可能に表示する。これにより、試験者は、電流Iを観測することができる。
以上のように、電源電圧フォース端子Vf及びデバイス101間に電流検出用抵抗301を挿入する。これにより、電流検出用抵抗301に流れる電流Iが電圧換算され、観測装置304に出力される。観測装置304は、図1のテスタ104内の観測装置であってもよい。差動増幅回路303の出力端子を図1の半導体試験装置に接続することにより、電流監視をテストパターンと同期させて行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態による電流観測回路の構成例を示す図である。本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。インダクタ401は、図3の電流検出用抵抗301の代わりに、電源電圧フォース端子Vf及びデバイス101間の接続線を巻くように設けられる。電源電圧フォース端子Vf及びデバイス101間の接続線に電流が流れると、磁束φが発生する。磁束φの変化により、電圧Vが発生する。すなわち、インダクタ401には、電圧V=dφ/dtが発生する。差動増幅回路303は、その電圧Vを増幅し、観測装置304に出力する。本実施形態も第2の実施形態と同じく電流観測回路である。これは電流プローブと同じ機能で、磁束φの変化量を電圧換算し電流を観測する方法である。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態による半導体試験装置の構成例を示す図であり、図1の一部を抜き出した図である。その他の部分については、本実施形態(図5)は第1の実施形態(図1)と同じである。本実施形態の半導体試験装置は、第1の実施形態のものの簡易版である。本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。図5の電圧検出回路103は、図1の電圧検出回路103に対して、電圧保持回路112、及び比較回路114,115を削除したものである。
第1の実施形態と同様に、ハイ側ピーク電圧保持回路111は電源電圧VDDの最高電圧を保持して電圧PHを出力し、ロー側ピーク電圧保持回路113は電源電圧VDDの最低電圧を保持して電圧PLを出力する。電圧PHは、第1のテスタチャンネルCH1に出力される。スイッチ116は、電圧PLの線又はバイパス回路118を第2のテスタチャンネル端子CH2に接続する。スイッチ117は、電圧PLの線又はバイパス回路118をロード端子LDに接続する。テスタ104は、電圧PH及びPLを基に電源電圧VDDの異常を検出することができる。例えば、電圧PHが3.5Vよりも高いときに異常であると判断し、電圧PLが2.5Vよりも低いときに異常であると判断することができる。この場合、テスタ104の比較電圧は期待電圧を考慮して設定する必要がある。
なお、第1〜第4の実施形態では、デバイス101の電源電圧VDDの異常を検出する場合を例に説明したが、デバイス101の他の試験箇所の電圧の異常を検出するようにしてもよい。
第1〜第4の実施形態によれば、電源電圧の過電圧(スパイク、ノイズ等)を監視及び検出し、試験内容へフィードバック及び解析することができる。テストパターンを印加状態とし、試験中に過電圧(過電流)を検出した際、電圧保持回路が作動する。この保持電圧値をテスタの判定及び測定機能と連動させることで、異常電圧が発生している試験項目、テストパターン名、パターン中のアドレス番号、異常発生端子番号、異常電圧値等のそれぞれを認識することで異常発生箇所の解析が可能になる。
検出した過電圧(過電流)値が異常電圧(電流)であるとする値(判定レベル、規格)を試験項目毎に任意設定(プログラミング)することができる。また、試験時に電源電圧のノイズ監視を行うことができる。
電圧保持回路111及び113は、試験対象電圧(電源、信号等)の最大及び最小電圧をテスタの試験周期(テストレート)Tcと連動して保持する。テスタ104により試験周期Tcと同期させて、保持電圧を監視し、異常電圧が発生した際にはテスタ104のフェイル機能により異常電圧を試験結果等から即時検知することが可能となる。試験周期Tcと同期させ電圧監視を行うため、異常が発生したテストパターンアドレスを特定することができる。
半導体デバイス101に発生する異常電圧(スパイク、ノイズ、アンダーシュート、オーバーシュート等)の調査及び解析にあたり、テストパターンと連動させてその現象を捕えることにより、どの試験項目のどのテストパターンのどのアドレスで異常が発生しているかを知ることができる。また、テスタ104が有するオシロスコープ機能を利用することも可能であり、別途波形観測のための外部計測機器等は不要となる。その結果、異常電圧発生時の調査及び解析精度の向上、作業の容易化及び作業効率の向上が図れる。また、通常の出荷試験時も電圧監視を行うことができ、品質の向上が図れる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態による半導体試験装置の構成例を示す図である。 図1の半導体試験装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態による電流観測回路の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による電流観測回路の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態による半導体試験装置の構成例を示す図である。
符号の説明
101 半導体デバイス
102 電源
103 電圧検出回路
104 テスタ
111 ハイ側ピーク電圧保持回路
112 電圧保持回路
113 ロー側ピーク電圧保持回路
114,115 比較回路
116,117 スイッチ
118 バイパス回路
121 制御回路
122,123 比較回路

Claims (4)

  1. 各々のパターンがアドレスで示される時系列のテストパターンをデバイスに入力するテストパターン入力手段と、
    前記デバイスの試験箇所の電圧の異常を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧の異常が検出されると、前記電圧の異常に対応して前記デバイスに入力されたテストパターン中のパターンのアドレスを通知するためにそのアドレスを出力する出力手段とを有し、
    前記電圧検出手段は、
    前記デバイスの試験箇所の定常電圧を検出する定常電圧検出手段と、
    前記デバイスの試験箇所の最高電圧を検出する最高電圧検出手段と、
    前記デバイスの試験箇所の最低電圧を検出する最低電圧検出手段と、
    前記最高電圧と前記定常電圧との差分を出力する第1の差分手段と、
    前記最低電圧と前記定常電圧との差分を出力する第2の差分手段とを有することを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記最高電圧検出手段は、前記デバイスの試験箇所の最高電圧を検出して保持する最高電圧保持手段であり、
    前記最低電圧検出手段は、前記デバイスの試験箇所の最低電圧を検出して保持する最低電圧保持手段であることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. さらに、前記デバイスの試験箇所に流れる電流を電圧に変換する変換手段と、
    前記変換された電圧の波形を観測可能に表示する表示手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体試験装置。
  4. 前記電圧検出手段は、前記デバイスの電源電圧の異常を検出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の半導体試験装置。
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