JP4667268B2 - 固体撮像素子 - Google Patents

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本発明は、半導体基板上にR(赤)、G(緑)、B(青)等の色成分をそれぞれ検出する光電変換素子を、予め定められた配列パターンに従って行方向及び列方向に多数規則的に配列した固体撮像素子に関する。
デジタルカメラなどの装置に採用される固体撮像素子においては、被写体の映像を2次元画像の画素毎に検出するために、多数の光電変換素子(一般的にはフォトダイオード)が正方格子状に必要な数だけ2次元配置されている。また、カラー画像の撮影を行うために、一般的にはR、G、Bの各色に対応付けられた複数の光電変換素子が特定の配列パターンに従って行方向及び列方向に規則的に並べて2次元配置してある。
現実には、撮影により得られるカラー画像の品質を最適化するために、ベイヤー配列と呼ばれる配列パターンに従ってR、G、Bの各色に対応付けられた複数の光電変換素子を配置するのが一般的である。また、各々の光電変換素子が検出する色の特性については、光電変換素子の受光面の前面に配置されるカラーフィルタを用いて決定するのが一般的である。すなわち、R色のみを透過する光学フィルタと、G色のみを透過する光学フィルタと、B色のみを透過する光学フィルタとをベイヤー配列に従って各光電変換素子の位置の前面に配置することになる。光学フィルタを用いる場合には、各色の光電変換素子として同じ特性の素子を用いることができる。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、シリコン基板上に、正方格子状に配列された検出感度の低い低感度の光電変換素子と、正方格子状に配列された検出感度の高い高感度の光電変換素子とを互いに隣接する位置にずらして配置して、ハニカム状の配列パターンを形成することが行われている。
光電変換素子の検出感度とは、光電変換素子に所定量の光が入射したときに、その光電変換素子から取り出せる信号量がどのくらいなのかを示す特性のことを示す。つまり、同一光量の光が入射したとき、検出感度が相対的に高い高感度の光電変換素子は、検出感度が相対的に低い低感度の光電変換素子よりも、取り出せる信号量が多いという特性を持つものと定義することができる。高感度の光電変換素子は、少ない光量で多くの信号を得ることができるため、低照度の被写体を撮影するのに最適であるが、多くの光量が入射した場合には、信号がすぐに飽和してしまうため、高照度の被写体を撮影するのには適さない。又、低感度の光電変換素子は、多くの光量が入射してもあまり多くの信号を得られないため、高照度の被写体を撮影するのに最適であるが、少ない光量が入射した場合には、得られる信号が少なすぎてしまい、低照度の被写体を撮影するのには適さない。
このように構成した固体撮像素子においては、検出すべき画素毎に、低感度の光電変換素子と高感度の光電変換素子とを同時に利用できるので、光量の大きい光は低感度の光電変換素子で検出し、光量の小さい光は高感度の光電変換素子で検出することにより、撮像特性のダイナミックレンジを広くすることができる。
特開2004−055786号公報
ところで、低感度の光電変換素子と高感度の光電変換素子とを互いに隣接するように配置する場合には、一般的なベイヤー配列を採用すると、例えば図4に示すような配列パターンになる。図中に示す「R」、「G」、「B」は、それぞれR色、G色、B色を検出する光電変換素子に相当する。また、図中の丸印は高感度の光電変換素子を表し、四角印は低感度の光電変換素子を表す。
図4に示すような配列パターンの固体撮像素子においては、高感度の光電変換素子群が並んだ行とこれに隣接して低感度の光電変換素子群が並んだ行とがペアになっている。例えば、高感度の光電変換素子群の行L11と低感度の光電変換素子群の行L21とがペア行PL1を形成し、同様に、高感度の光電変換素子群の行L12と低感度の光電変換素子群の行L22とがペア行PL2を形成し、高感度の光電変換素子群の行L13と低感度の光電変換素子群の行L23とがペア行PL3を形成し、高感度の光電変換素子群の行L14と低感度の光電変換素子群の行L24とがペア行PL4を形成する。
従って、各光電変換素子から読み出される信号をペア行(PL1,PL2,PL3,・・・)単位で処理することにより、各色毎に、低感度で検出された信号と高感度で検出された信号とを用いてダイナミックレンジの広い画像信号を得ることができる。
一方、色成分に着目すると、図4に示す配列パターンでは、高感度の光電変換素子群の上から奇数番目の行(L11,L13)並びに低感度の光電変換素子群の上から奇数番目の行(L21,L23)には「R」、「G」、「R」、「G」、「R」・・・の色を検出する光電変換素子が順番に並び、高感度の光電変換素子群の上から偶数番目の行(L12,L14)並びに低感度の光電変換素子群の上から偶数番目の行(L22,L24)には「G」、「B」、「G」、「B」、「G」・・・の色を検出する光電変換素子が順番に並んでいる。
つまり、奇数番目の行には「B」色を検出する光電変換素子が存在せず、偶数番目の行には「R」色を検出する光電変換素子が存在しない。従って、ペア行単位で信号を処理するだけでは「R」、「G」、「B」の全色成分を揃えることができず、カラー画像を再現できない。全ての光電変換素子から信号を読み取る場合には、画像処理により隣接するペア行の信号を利用して不足する色成分を補間することもできる。しかし、デジタルカメラの用途においては、メモリ容量の制約や撮影時間の高速化などのために、最高の解像度の他に、それよりも低い解像度でも撮影することが必要になる。
相対的に低い解像度で撮影する場合には、固体撮像素子の光電変換素子群から信号の読み取りを行う際に、行単位で間引きを行うのが一般的である。例えば、図4に示すような配列パターンの光電変換素子群の中で、偶数ペア行(PL2,PL4,・・・)の読み出しを省略して奇数ペア行(PL1,PL3,・・・)だけの読み出しを行えば、縦方向の解像度が半分になった画像を得ることができる。
しかし、奇数ペア行には「B」色を検出する光電変換素子が存在しないので、「B」色を検出する光電変換素子が存在する偶数ペア行の読み出しを省略するとカラー画像を再現できなくなってしまう。
逆に、奇数ペア行の読み出しを省略して偶数ペア行だけの読み出しを行う場合にも、偶数ペア行に「R」色を検出する光電変換素子が存在しないので、奇数ペア行の読み出しを省略するとカラー画像を再現できなくなってしまう。
このような問題を解決するために、Rを検出する光電変換素子と、Gを検出する光電変換素子と、Bを検出する光電変換素子とが全て含まれるように間引きを行うペア行を設定する必要があり、その結果、制御のタイミングが複雑化するという問題が発生する。
本発明は、光電変換素子群からの信号読みだしに関して行単位で間引きを行う場合であっても、回路構成や制御タイミングの複雑化を伴うことなく、カラー画像の再現が可能な固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に、少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子を、予め定められた配列パターンに従って規則的に多数配列した固体撮像素子であって、画像の品質を考慮した第1の配列パターンに従って前記少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子が多数配置された第1撮像部と、前記第1の配列パターンとは異なる第2の配列パターンに従って前記少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子が多数配置された第2撮像部とを含み、前記第1撮像部に含まれる各光電変換素子は、前記第2撮像部に含まれる各光電変換素子の位置を基準にした場合に、前記第2撮像部に含まれる各光電変換素子に前記第1撮像部に含まれる1つの光電変換素子が隣接するように、前記基準の位置から所定の方向にずれた位置に配置され、前記第1撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第1の注目素子とし、前記第1撮像部に属し第1の色成分を検出する光電変換素子の中で前記第1の注目素子と隣接する位置に存在する1つの光電変換素子を第2の注目素子とし、前記第1の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第3の注目素子とし、前記第2の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第4の注目素子としてそれぞれ注目した場合に、前記第1の注目素子の位置に対して前記第3の注目素子が存在する方向と、前記第2の注目素子の位置に対して前記第4の注目素子が存在する方向とが異なり、前記第1撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第5の注目素子とし、前記第1撮像部に属し第2の色成分を検出する光電変換素子の中で前記第5の注目素子と隣接する位置に存在する1つの光電変換素子を第6の注目素子とし、前記第5の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第7の注目素子とし、前記第6の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第8の注目素子としてそれぞれ注目した場合に、前記第5の注目素子の位置に対して前記第7の注目素子が存在する方向と、前記第6の注目素子の位置に対して前記第8の注目素子が存在する方向とが異なるように、前記第2の配列パターンにおける各光電変換素子の相互の位置関係を決定した。
本発明の固体撮像素子は、前記第1の注目素子の位置に対して前記第3の注目素子が存在する方向と、前記第2の注目素子の位置に対して前記第4の注目素子が存在する方向とが実質的に反対方向になり、前記第5の注目素子の位置に対して前記第7の注目素子が存在する方向と、前記第6の注目素子の位置に対して前記第8の注目素子が存在する方向とが実質的に反対方向になるように、前記第2の配列パターンにおける各光電変換素子の相互の位置関係を決定した。
本発明の固体撮像素子は、前記第1撮像部に属する各光電変換素子の検出感度を第1の感度特性とし、前記第2撮像部に属する各光電変換素子の検出感度を第2の感度特性とした場合に、事前に決定した第1の感度特性と第2の感度特性との間に感度差を設けた。
本発明の固体撮像素子は、前記第1撮像部に属する各光電変換素子に対する露光時間を制御する電極に接続される端子と、前記第2撮像部に属する各光電変換素子に対する露光時間を制御する電極に接続される端子とを独立に設けた。
本発明の固体撮像素子は、前記少なくとも3つの色成分が、赤色成分、緑色成分、青色成分であり、前記第一の色成分が前記赤色成分であり、前記第二の色成分が前記青色成分であり、前記第1の配列パターンがベイヤー状の配列パターンである。
本発明によれば、光電変換素子群からの信号読みだしに関して行単位で間引きを行う場合であっても、制御タイミングの複雑化を伴うことなく、カラー画像の再現が可能な固体撮像素子を提供することができる。
図1は、実施の形態における固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図である。
図1に示す固体撮像素子は、シリコン基板上の行方向Xとこれに直交する列方向Yに二次元状に配列された、検出感度の低い多数の低感度光電変換素子10及び検出感度の高い多数の高感度光電変換素子20と、低感度光電変換素子10及び高感度光電変換素子20に蓄積された電荷を列方向Yに転送する垂直電荷転送部(VCCD)30(図1では一部にのみ符号を付してある)と、VCCD30を転送されてきた電荷を行方向Xに転送する水平電荷転送部(HCCD)40と、HCCD40を転送されてきた電荷に応じた電圧信号を出力する信号出力部50とを備える。ここでいう光電変換素子は例えばフォトダイオードであり、以下光電変換素子のことをPDと略す。
低感度PD10及び高感度PD20(図1では、一部にのみ符号を付してある。)は、それぞれ、行方向Xとこれに直交する列方向Yに正方格子状に配列されている。低感度PD10の配列ピッチと高感度PD20の配列ピッチは、同じであり、低感度PD10と高感度PD20は、互いに配列ピッチの1/2だけ行方向X及び列方向Yにずれた位置に配列されている。低感度PD10及び高感度PD20の検出感度を変化させるには、PDの受光面の面積を変化させてもよいし、PD上方に設けたマイクロレンズによって、集光面積を変化させてもよいし、低感度PDと高感度PDとで露光時間を変えても良い。本実施形態では、低感度PDと高感度PDとの検出感度の感度差を、それぞれの露光時間を変えることで変更できるものとしている。
VCCD30は、シリコン基板上に形成された垂直転送チャネル(図示せず)と、垂直転送チャネルを平面視上交差するように形成された複数本の垂直転送電極101〜104と、低感度PD10及び高感度PD20の電荷を垂直転送チャネルに読み出す電荷読み出し領域(図1では、模式的に矢印で示してある)とを含む。
垂直転送チャネルは、低感度PD10及び高感度PD20の間を全体として列方向Yに延在する蛇行形状を呈するものであり、その上方に形成された垂直転送電極101〜104によって、電荷が蓄積、転送される領域が区分される。垂直転送電極101〜104は、低感度PD10及び高感度PD20それぞれに対応して4つ設けられ(図では、1行分の高感度PDに対応するもののみに符号を付してある。)、低感度PD10及び高感度PD20の間を全体として行方向Xに延在する蛇行形状を呈するものである。
垂直転送電極101〜104には、端子111〜114を介して4相の垂直転送パルスが印加され、垂直転送チャネルの電荷が列方向Yに転送される。垂直転送パルスは、VCCD30とHCCD40の間の転送電極105、106にも印加され、垂直転送パルスの1周期毎に、1行分の低感度PD10及び高感度PD20で検出された電荷が、HCCD40に送られる。低感度PD10及び高感度PD20から垂直転送チャネルへの読出しは、垂直電荷転送開始直後の第1相パルス(端子111に印加される垂直転送パルス)、及び第3相パルス(端子113に印加される垂直転送パルス)に読出しパルスを重畳させることによって行う。
図1に示す固体撮像素子では、低感度PD10の電荷読み出し用の電極と、高感度PD20の電荷読み出し用の電極とが、それぞれ異なる端子(111,113)に接続されている。このため、端子111と端子113に印加する読み出しパルスの印加タイミングをずらすことで、低感度PD10の露光時間と、高感度PD20の露光時間とを変えることができ、低感度PD10の光の検出感度と高感度PD20の光の検出感度とに感度差を与えることができる。尚、この固体撮像素子の工場出荷時では、低感度PD10と高感度PD20に所定の感度差が予め設定されているものとする。
HCCD40は、シリコン基板内に形成された水平転送チャネルと、この上方に形成された及び水平転送電極(いずれも図示せず)とを含む。水平転送電極には、端子121、122を介して2相の水平転送パルスが印加され、VCCD30から転送された、1行分の低感度PD10と1行分の高感度PD20からの電荷が、信号出力部50に転送される。
このように構成された固体撮像素子は、被写界からの入射光の強度に応じて低感度PD10及び高感度PD20に蓄積された電荷が、第1相及び第3相の垂直転送パルスに重畳される読み出しパルスによって、垂直転送チャネルに読み出される。そして、垂直転送パルスに応じて垂直転送チャネル内を転送され、水平転送チャネルの所定の領域に保持される。次いで、水平転送パルスが印加されると、保持された電荷は、順次信号出力部50に送られ、電荷量に対応する電圧信号51が出力される。
次に、上述した低感度PD10及び高感度PD20の具体的な配列パターンについて、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2と図3とは同一の配列パターンを表している。また、図2及び図3において、各々の低感度PD10は四角形の図形で表してあり、各々の高感度PD20は円形の図形で表してある。また、四角形の図形及び円形の図形の各々の中に、そのPDが検出する色成分を表す「R」、「G」、「B」を記してある。
各低感度PD10及び高感度PD20が検出する色成分の違いについては、各フォトダイオード自身の構造や電気的な特性により決定付けることも可能ではあるが、現実的には、各々のフォトダイオードの受光面の前面に配置される光学カラーフィルタの特性により検出する色成分を決定するのが簡単である。従って、互いに検出特性が同じ多数の低感度PD10並びに互いに検出特性が同じ多数の高感度PD20を図2及び図3に示すように一定の間隔で配置し、これらの受光面の上側に配置される光学カラーフィルタについて、「R」色を透過するフィルタと、「G」色を透過するフィルタと、「B」色を透過するフィルタとを図2及び図3に示すような配列パターンに従って配置すればよい。
ここでは、理解を容易にするために、まず低感度PD10のグループと高感度PD20のグループとに分けて考える。図2に示すように低感度PD10は各行L21、L22、L23、L24、・・・に配置され、高感度PD20は各行L11、L12、L13、L14、・・・に配置されている。又、高感度PD20のグループに属する1つの行とこれに隣接する低感度PD10のグループに属する1つの行とがペアになっている。例えば、高感度PDのグループの行L11と低感度PDのグループの行L21とがペア行PL1を形成し、同様に、高感度PD20のグループの行L12と低感度PD10のグループの行L22とがペア行PL2を形成し、高感度PD20のグループの行L13と低感度PD10のグループの行L23とがペア行PL3を形成し、高感度PD20のグループの行L14と低感度PD10のグループの行L24とがペア行PL4を形成する。
まず高感度PD20のグループに注目すると、1番目の行L11には「R」、「G」、「R」、「G」、「R」、・・・の各色成分を検出する高感度PD20が規則的に配置され、2番目の行L12には「G」、「B」、「G」、「B」、「G」、・・・の各色成分を検出する高感度PD20が規則的に配置され、3番目の行L13には1番目の行L11と同じように高感度PD20が規則的に配置されている。つまり、公知のベイヤー配列に従って高感度PD20が規則的に配置されている。
次に低感度PD10のグループに注目すると、1番目の行L21には「R」、「G」、「B」、「G」、「R」、「G」、「B」、「G」、・・・の各色成分を検出する低感度PD10が規則的に配置され、2番目の行L22には「G」、「B」、「G」、「R」、「G」、「B」、「G」、「R」、・・・の各色成分を検出する低感度PD10が規則的に配置され、3番目の行L23には「B」、「G」、「R」、「G」、「B」、「G」、「R」、「G」、・・・の各色成分を検出する低感度PD10が規則的に配置され、4番目の行L24には「G」、「R」、「G」、「B」、「G」、「R」、「G」、「B」、・・・の各色成分を検出する低感度PD10が規則的に配置されている。
低感度PD10のグループについては、1番目の行L21における各色成分の並びと、3番目の行L23における各色成分の並びとは、矢印X方向に2つ分だけずれていることを除いて同じパターンであり、同様に、2番目の行L22における各色成分の並びと、4番目の行L24における各色成分の並びとは、矢印X方向に2つ分だけずれていることを除いて同じパターンである。
いずれにしても、低感度PD10のグループについては、ベイヤー配列とは大きく異なる配列パターンになっている。例えば、高感度PD20のグループにおいて、1番目の行L11に注目すると、「R」色と「G」色の成分を検出する高感度PD20だけが存在し、「B」色の成分を検出する高感度PD20は存在しない。同様に、高感度PD20のグループにおいて、2番目の行L12に注目すると、「G」色と「B」色の成分を検出する高感度PD20だけが存在し、「R」色の成分を検出する高感度PD20は存在しない。
一方、低感度PD10のグループにおいては、いずれの行についても「R」、「G」、「B」のそれぞれの色成分を検出する低感度PD10が存在している。
従って、高感度PD20のグループについては、1行おきに間引きを行うと「R」、「G」、「B」のいずれかの色成分が欠落するためカラー画像を再現できないのに対し、低感度PD10のグループでは1行おきに間引きを行っても「R」、「G」、「B」の全ての色成分を取得し、カラー画像を再現できる。また、全てのペア行にRGBの3色成分を検出するPDが含まれているため、1ペア行おきに間引きを行った場合でも、カラー画像を再現できる。
ここで、検出する色成分が同一の互いに隣接する高感度PD20と低感度PD10との組み合わせをペア素子PPとして定義すると、図2に示すように、全ての行の全ての高感度PD20についてそれぞれペア素子PPが存在していることが分かる。
次に、図2に示されたペア素子のうち、図3に示すように3つのペア素子PP1、PP2、PP3に注目する。ペア素子PP1はR色を検出する1つの高感度PD20(R1)と、同じR色を検出する1つの低感度PD10(R1)とで構成され、ペア素子PP2はR色を検出する1つの高感度PD20(R2)と、同じR色を検出する1つの低感度PD10(R2)とで構成され、ペア素子PP3はR色を検出する1つの高感度PD20(R3)と、同じR色を検出する1つの低感度PD10(R3)とで構成されている。
また、ペア素子PP1を構成する高感度PD20(R1)と、ペア素子PP2を構成する高感度PD20(R2)と、ペア素子PP3を構成する高感度PD20(R3)とは、同じ行の中で同色(R)について互いに隣接する位置に存在している。
更に、ペア素子PP1については、R色を検出する高感度PD20(R1)に対して同色を検出する低感度PD10(R1)が存在する方向が矢印A1の方向であり、ペア素子PP2については、R色を検出する高感度PD20(R2)に対して同色を検出する低感度PD10(R2)が存在する方向が矢印A2の方向であり、ペア素子PP3については、R色を検出する高感度PD20(R3)に対して同色を検出する低感度PD10(R3)が存在する方向が矢印A3の方向である。
図3に示すように、矢印A1と矢印A3とは同じ方向であり、矢印A2の方向はそれらと反対の方向に向いている。つまり、R色を検出するペア素子(例えばPP1)については、1つの高感度PD(例えば20(R1))から隣接位置にある低感度PD(例えば10(R1))を見た方向(例えばA1)と、同色の隣接するペア素子(例えばPP2)について高感度PD(例えば20(R2))から隣接位置にある低感度PD(例えば10(R2))を見た方向(例えばA2)とが異なっている。
上述のようなR色のペア素子に関する位置関係と同様に、B色を検出するペア素子PPについても、1つの高感度PD20から隣接位置にある低感度PD10を見た方向と、同色の隣接するペア素子について1つの高感度PD20から隣接位置の低感度PD10を見た方向とが異なっているのが図2及び図3に示す内容から分かる。
また、G色を検出するペア素子PPについては、1つの高感度PD20から隣接位置にある低感度PD10を見た方向と、同色の隣接するペア素子について1つの高感度PD20から隣接位置の低感度PD10を見た方向とが同一になっているのが図2及び図3に示す内容から分かる。
以上説明した構成の固体撮像素子の駆動方法の例を以下に列挙する。
1.全てのペア行から信号を読み出す。
2.低感度PD10が属するグループの全ての行から信号を読み出す。但し、この場合、低感度PD10からの信号だけで品質の良い画像が得られるように低感度PD10の露光時間を調整する。
3.低感度PD10が属するグループの1行おきに信号を読み出す。但し、この場合、低感度PD10からの信号だけで品質の良い画像が得られるように低感度PD10の露光時間を調整する。
4.1ペア行おきに信号を読み出す。但し、この場合、この信号だけで品質の良い画像が得られるように、高感度PD20と低感度PD10の露光時間を同じ値に調整する。
本実施形態の固体撮像素子によれば、全ての高感度PD20について、ペア素子PPを構成する低感度PD10が隣接する位置に存在しているため、上記1.の駆動を行った場合でも、互いに隣接する同色成分を検出する低感度PD10及び高感度PD20からの信号を合成してダイナミックレンジを広げることができる。
また、本実施形態の固体撮像素子によれば、低感度PD10が属するグループについては、それぞれの行に「R」、「G」、「B」の全ての色成分を検出する低感度PD10が存在するため、上記3.のような駆動を行ってもカラー画像を再現でき、制御タイミングを複雑にすることなく間引き読み出しが可能となる。また、本実施形態の固体撮像素子によれば、露光時間を制御して低感度PD10と高感度PD20に感度差をつけているため、上記2.及び3.のような駆動を行っても、感度調整を行うことで、良好な撮影が可能となる。
また、本実施形態の固体撮像素子によれば、全てのペア行に「R」、「G」、「B」の全ての色成分を検出するPDが存在するため、上記4.のような駆動を行ってもカラー画像を再現でき、制御タイミングを複雑にすることなく間引き読み出しが可能となる。また、本実施形態の固体撮像素子によれば、露光時間を制御して低感度PD10と高感度PD20に感度差をつけているため、上記4.のような駆動を行う場合には、感度差をなくすことで、良好な撮影が可能となる。
なお、図2及び図3に示した固体撮像素子においては、低感度PD10のグループと高感度PD20とのグループを組み合わせているが、光の検出感度が同じフォトダイオードを2つのグループに分けて、それぞれのグループを互いに異なる配列パターンで配置しても良い。また、図2及び図3に示した固体撮像素子においては、高感度PD20のグループをベイヤー配列の配列パターンに従って配置し、低感度PD10のグループを違う配列パターンに従って配置しているが、逆に低感度PD10のグループをベイヤー配列の配列パターンに従って配置し、高感度PD20のグループをベイヤー配列とは異なる配列パターンに従って配置しても良い。また、ベイヤー配列よりも好ましい他の配列パターンが存在する場合には、ベイヤー配列の代わりに他の配列パターンを採用しても良い。
また、以上の説明では、低感度PD10が検出する色成分がRGBの3つであり、高感度PD20が検出する色成分がRGBの3つであるが、これらの色成分は4つ以上であっても良い。
実施の形態における固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図 図1に示す固体撮像素子の各光電変換素子の具体的な配列パターンの例を模式的に示す平面図 図1に示す固体撮像素子の各光電変換素子の具体的な配列パターンの例を模式的に示す平面図 従来例の固体撮像素子における光電変換素子の配列パターンを模式的に示す平面図
符号の説明
10 低感度PD
20 高感度PD
31 垂直電荷転送部
40 水平電荷転送部
50 信号出力部
51 電圧信号
121,122 水平転送パルス用端子
101〜104 垂直転送電極
105,106 転送電極
111〜114 垂直転送パルス用端子

Claims (5)

  1. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に、少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子を、予め定められた配列パターンに従って規則的に多数配列した固体撮像素子であって、
    画像の品質を考慮した第1の配列パターンに従って前記少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子が多数配置された第1撮像部と、前記第1の配列パターンとは異なる第2の配列パターンに従って前記少なくとも3つの色成分をそれぞれ検出する光電変換素子が多数配置された第2撮像部とを含み、
    前記第1撮像部に含まれる各光電変換素子は、前記第2撮像部に含まれる各光電変換素子の位置を基準にした場合に、前記第2撮像部に含まれる各光電変換素子に前記第1撮像部に含まれる1つの光電変換素子が隣接するように、前記基準の位置から所定の方向にずれた位置に配置され、
    前記第1撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第1の注目素子とし、前記第1撮像部に属し第1の色成分を検出する光電変換素子の中で前記第1の注目素子と隣接する位置に存在する1つの光電変換素子を第2の注目素子とし、前記第1の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第3の注目素子とし、前記第2の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第1の色成分を検出する1つの光電変換素子を第4の注目素子としてそれぞれ注目した場合に、前記第1の注目素子の位置に対して前記第3の注目素子が存在する方向と、前記第2の注目素子の位置に対して前記第4の注目素子が存在する方向とが異なり、
    前記第1撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第5の注目素子とし、前記第1撮像部に属し第2の色成分を検出する光電変換素子の中で前記第5の注目素子と隣接する位置に存在する1つの光電変換素子を第6の注目素子とし、前記第5の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第7の注目素子とし、前記第6の注目素子に隣接する光電変換素子の中で前記第2撮像部に属し第2の色成分を検出する1つの光電変換素子を第8の注目素子としてそれぞれ注目した場合に、前記第5の注目素子の位置に対して前記第7の注目素子が存在する方向と、前記第6の注目素子の位置に対して前記第8の注目素子が存在する方向とが異なるように、
    前記第2の配列パターンにおける各光電変換素子の相互の位置関係を決定した固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記第1の注目素子の位置に対して前記第3の注目素子が存在する方向と、前記第2の注目素子の位置に対して前記第4の注目素子が存在する方向とが実質的に反対方向になり、前記第5の注目素子の位置に対して前記第7の注目素子が存在する方向と、前記第6の注目素子の位置に対して前記第8の注目素子が存在する方向とが実質的に反対方向になるように、前記第2の配列パターンにおける各光電変換素子の相互の位置関係を決定した固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2記載の固体撮像素子であって、
    前記第1撮像部に属する各光電変換素子の検出感度を第1の感度特性とし、前記第2撮像部に属する各光電変換素子の検出感度を第2の感度特性とした場合に、事前に決定した第1の感度特性と第2の感度特性との間に感度差を設けた固体撮像素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の固体撮像素子であって、
    前記第1撮像部に属する各光電変換素子に対する露光時間を制御する電極に接続される端子と、前記第2撮像部に属する各光電変換素子に対する露光時間を制御する電極に接続される端子とを独立に設けた固体撮像素子。
  5. 請求項1〜4のいずれか記載の固体撮像素子であって、
    前記少なくとも3つの色成分が、赤色成分、緑色成分、青色成分であり、
    前記第一の色成分が前記赤色成分であり、
    前記第二の色成分が前記青色成分であり、
    前記第1の配列パターンがベイヤー状の配列パターンである固体撮像素子。
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