JP4666572B2 - 出発信号機の信号現示予告システム - Google Patents
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Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、停車場(2)から出発する列車(3b)に対して出発の可否を指示する出発信号機(6b)の信号現示の変化を予告する出発信号機の信号現示予告システムであって、先行列車(3a)が進出した閉そく区間(ET)への後続列車(3b)の進入を指示する前記出発信号機の信号現示が停止信号から停止信号以外の信号に変化する前に、この出発信号機の信号現示の変化を予告する予告装置(8a)と、前記出発信号機の信号現示の変化を予告する予告時間(T 11 ;T 21 )を記憶する予告時間記憶装置(8c)と、前記先行列車の速度を演算する速度演算装置(8e)と、前記先行列車の速度に基づいて、この先行列車が所定の地点を通過した時(t 12 ;t 21 )から前記閉そく区間を進出するまでの予測時間(t 12 〜t 14 ;t 21 〜t 23 )を演算する通過時刻予測演算装置(8f)とを備え、前記予告装置は、前記先行列車が前記所定の地点を通過した時(t 12 ;t 21 )から所定時間(T 13 ;T 23 )経過後に、前記出発信号機の信号現示が変化するのを予告し、前記所定時間は、前記先行列車が前記閉そく区間を進出してから前記出発信号機の信号現示が変化するまでに要する時間(t 14 〜t 17 ;t 23 〜t 26 )と前記予測時間とを合計した待ち時間(T 12 ;T 22 )から前記予告時間を減算した時間であることを特徴とする出発信号機の信号現示予告システム(8)である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムを備える駅装置の構成図である。以下では、緩行列車が本線から待避線に待避した後に優等列車が本線を通過し、その後に緩行列車が待避線から本線に発車する場合を例に挙げて説明する。
図2は、この発明の第1実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムの動作を説明するためのフローチャートである。図3は、この発明の第1実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムの動作を説明するためのタイミングチャートである。以下では、連動装置9の動作を中心として説明する。
(1) この第1実施形態では、出発信号機6bの信号現示が停止信号から停止信号以外の信号に変化する前に、この出発信号機6bの信号現示の変化を予告装置8aが予告する。このため、出発信号機6bの信号現示が変化してから列車3bが発車するまでの時間を短縮することができる。
図4は、この発明の第2実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムを備える駅装置及び中央装置の構成図である。以下では、図1に示す部分と同一の部分については、同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示す信号現示予告システム8は、予告装置8aと、予告時間設定装置8bと、予告時間記憶装置8cと、経過時間計測装置8dなどを備えている。中央制御装置11は、駅2の制御装置10を制御するこの制御装置10の上位の制御装置である。中央制御装置11は、例えば、路線の各駅の制御装置を中央制御所で集中して遠隔制御するCTC制御装置(列車集中制御装置)などである。中央制御装置11には、閉そく信号機7などが電気的に接続されており、隣接する駅間の区間AT,FTなどの在線情報が入力する。
図7は、この発明の第3実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムを備える駅装置の構成図である。図8は、この発明の第3実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムの動作を説明するためのフローチャートである。図6は、この発明の第3実施形態に係る出発信号機の信号現示予告システムの動作を説明するためのタイミングチャートである。以下では、図5に示す処理と同一の処理については詳細な説明を省略する。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、停車場として駅2を例に挙げて説明したが、信号所などについてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、単線区間を例に挙げて説明したが、複線区間や複々線区間についてもこの発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、緩行列車が側線1bに待避して優等列車が本線1aを通過する追い越しの場合を例に挙げて説明したがこれに限定するものではない。例えば、優等列車が本線1aで停車してから緩行列車よりも先に発車する場合や、中間駅、始発駅、終着駅で後続列車が待避することなく、先行列車の後にこの後続列車が発車する場合などについてもこの発明を適用することができる。
1a 本線
1b 側線(待避線)
2 駅
3a 列車(優等列車(先行列車))
3b 列車(緩行列車(後続列車))
4a,4b 転てつ機
5 場内信号機
6a,6b 出発信号機
7 閉そく信号機
8 信号現示予告システム
8a 予告装置
8b 予告時間設定装置
8c 予告時間記憶装置
8d 経過時間計測装置
8e 列車速度演算装置
8f 通過時刻予測演算装置
9 連動装置
10 制御装置
11 中央制御装置
AT〜FT 区間(軌道回路)
T11,T21,T31 予告時間
T12,T22 待ち時間
T13,T23 予告開始時間
Claims (4)
- 停車場から出発する列車に対して出発の可否を指示する出発信号機の信号現示の変化を予告する出発信号機の信号現示予告システムであって、
先行列車が進出した閉そく区間への後続列車の進入を指示する前記出発信号機の信号現示が停止信号から停止信号以外の信号に変化する前に、この出発信号機の信号現示の変化を予告する予告装置と、
前記出発信号機の信号現示の変化を予告する予告時間を記憶する予告時間記憶装置と、
前記先行列車の速度を演算する速度演算装置と、
前記先行列車の速度に基づいて、この先行列車が所定の地点を通過した時から前記閉そく区間を進出するまでの予測時間を演算する通過時刻予測演算装置とを備え、
前記予告装置は、前記先行列車が前記所定の地点を通過した時から所定時間経過後に、前記出発信号機の信号現示が変化するのを予告し、
前記所定時間は、前記先行列車が前記閉そく区間を進出してから前記出発信号機の信号現示が変化するまでに要する時間と前記予測時間とを合計した待ち時間から前記予告時間を減算した時間であること、
を特徴とする出発信号機の信号現示予告システム。 - 請求項1に記載の出発信号機の信号現示予告システムにおいて、
前記後続列車は、前記停車場の待避線で待避する待避列車であり、
前記先行列車は、前記停車場の本線を走行する優等列車であること、
を特徴とする出発信号機の信号現示予告システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の出発信号機の信号現示予告システムにおいて、
前記予告時間は、少なくとも、前記後続列車の乗務員が安全を確認して、この後続列車の戸閉め操作をするために必要な時間であること、
を特徴とする出発信号機の信号現示予告システム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の出発信号機の信号現示予告システムにおいて、
前記予告装置は、前記出発信号機の信号現示が停止信号から停止信号以外の信号に変化するのを乗務員に知らせる出発反応標識であり、
前記出発反応標識は、前記出発信号機の信号現示の変化を予告すること、
を特徴とする出発信号機の信号現示予告システム。
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