JP6448932B2 - 保守用車及び衝突防止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道設備の保守作業に用いる軌道短絡器の自動切替可能な保守用車及び衝突防止方法に関する。
鉄道設備である線路の保守作業においては、線路上を自走可能な軌道モータ車、マルチプルタイタンパー等の保守用車を使用している。
保守用車を使用して線路の保守作業を行う場合、保守用車に搭載されている軌道短絡器を動作させて走行する、所謂、短絡走行を行って軌道回路を短絡して、軌道リレーに信号電流が流れなくすることで保守用車の在線状況を検知させて、信号機を停止現示(赤信号)にすることにより、閉塞区間への他の列車の進行を禁止して、保守用車と列車との衝突を防止している。
但し、踏切に近い場所に短絡走行している保守用車が在線している場合、踏切制御子を短絡してしまって、踏切の警報が鳴り続け、踏切の遮断機が降りたままになり、当該踏切と交差する一般道路の交通障害になってしまうため、このような区間で保守用車は短絡走行をすることができない。
このような問題を回避するためには、軌道回路に用いられる信号の周波数成分のみを通過させるフィルタ機能を有する軌道短絡器を備えることにより、踏切制御子を短絡することなく軌道回路だけを短絡して、保守用車と列車との衝突を防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
一方、D−ATC(Digital-Automatic Train Control)や無絶縁軌道回路等の高周波軌道回路では、踏切制御子で用いられる周波数と近い周波数が使用されているため、上述のフィルタ機能では判別できないので、当該区間において短絡走行はできず、保守用車に搭載されている軌道短絡器の動作を停止させて走行する、所謂、絶縁走行を行わざるを得ない。
したがって、保守用車は、短絡走行が可能な区間と、絶縁走行しなければならない区間とが混在している区間で保守作業を行う場合、車上で行う軌道短絡器の操作が煩雑になり、また操作ミスを招く恐れがあるため、運用上は一律絶縁走行としている場合がある。この場合、軌道回路を短絡できないので、短絡走行可能な区間であるにも関わらず、保守用車と列車との衝突の恐れがある。
このため、軌道内であって絶縁走行区間と短絡走行区間との境界地点に、区間の情報を有する認識プレートを設置して、保守用車に設置された読取装置で当該認識プレートの情報を読み取って、絶縁走行、或いは、短絡走行を自動的に切り替える走行切換装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−194124号公報 特開2000−006810号公報
しかしながら、特許文献2の先行技術では、軌道内であって絶縁走行区間と短絡走行区間との境界地点に、認識プレートを個々に設置する必要性があるため、近年における、踏切警報条件の制御子化、踏切の廃止、線路の高架化、或いは、D−ATCや無絶縁軌道回路等の高周波軌道回路の導入等に伴って、絶縁走行区間と短絡走行区間との境界地点が固定されず必要に応じて適宜変更される場合には、当該変更に伴って認識プレートの設置位置を適宜移動させる必要があり設置作業が煩雑になり、このため、設置作業者の誤認や勘違い等に起因して、認識プレートを設置し忘れたり、異なる位置に認識プレートを設置してしまい、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を的確に防止できなくなる恐れがあるといった問題点があった。
本発明の課題は、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間と混在している区間で保守作業する場合であっても、短絡走行区間における列車との衝突を防止することができる保守用車及び衝突防止方法を提供することにある。
上記課題を達成するため、この発明は、
鉄道設備の保守作業に用いる保守用車において、
前記保守用車に設置され、軌道回路を短絡或いは絶縁する軌道短絡器と、
前記保守用車の位置を測位する測位手段と、
前記保守作業を行うための区間であって少なくとも絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間の走行区間種別情報をサーバから取得する通信手段と、
前記測位手段の測位結果に基づき前記保守用車の在線位置を取得し、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報に基づき指令手段により前記軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる制御手段と、
を備え
前記制御手段は、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が絶縁走行区間から短絡走行区間に変更になる場合、前記短絡走行区間の走行距離が所定距離に達するまで絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更しない処理を実行し、
また、前記制御手段は、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合、前記絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離よりも小さくなった時点で絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更する処理を実行するようにしたものである。
保守用車に設置された車載装置の制御手段が、走行区間種別情報をサーバから取得し、測位手段の測位結果に基づき取得した保守用車の在線位置における走行区間種別情報に基づき保守用車に設置された軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させることにより、サーバ上に記憶された最新の走行区間種別情報に基づき保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができるので、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができ、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
特に、車載装置の制御手段が保守用車の在線位置が短絡走行区間の場合であっても当該走行距離が所定距離に達するまで軌道短絡器を動作させて軌道回路を短絡させないことにより、測位手段による保守用車の在線位置の取得誤差に起因した絶縁走行区間での短絡走行をすることを防止できるので、所定距離の値を適宜設定することで、踏切の警報等による一般道路の交通障害を防止することができ、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を確実に切り替えることができて短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
また、車載装置の制御手段が保守用車の在線位置が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合に絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離よりも小さくなった時点で軌道短絡器の動作状態を変更することにより、測位手段による保守用車の在線位置の取得誤差に起因した絶縁走行区間での短絡走行をすることを防止できるので、所定距離の値を適宜設定することで、踏切の警報等による一般道路の交通障害を防止することができ、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を確実に切り替えることができて短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
また、望ましくは、前記制御手段は、GPSにより測位した緯度経度情報及びキロ程と緯度経度との関係を示す情報に基づき前記保守用車の在線位置を取得するようにしたものである。
GPSにより保守用車の位置(緯度経度)を測位し、キロ程と緯度経度との関係を示す情報に基づき保守用車の在線位置を取得することにより、軌道内に別途在線位置を把握する認識プレートを設ける必要がなく、車載装置単独で保守用車の在線位置を取得することができる。
また、望ましくは、前記制御手段は、少なくとも線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別から成る前記走行区間種別情報に基づき前記軌道短絡器の動作状態を切り換えるようにしたものである。
車載装置の制御手段が、少なくとも線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別から成る前記走行区間種別情報に基づき前記軌道短絡器の動作状態を切り換えることにより、サーバ上に記憶された最新の少なくとも線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別から成る走行区間種別情報に基づき保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができるので、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができ、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
また、望ましくは、前記制御手段は、前記走行区間種別情報に基づき前記軌道短絡器の軌道回路に用いられる電流信号の周波数成分のみを通過させるフィルタ機能を有効にするようにしたものである。
車載装置の制御手段が踏切制御子を短絡することなく軌道回路だけを短絡することで走行可能な区間においてフィルタ機能を有効にすることにより、踏切の警報等を作動させることなく軌道回路を短絡して信号機を停止現示にすることができるので、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
また、本出願の他の発明は、
鉄道設備の保守作業に用いる保守用車の衝突防止方法であって、
前記保守用車に設置された車載装置の測位手段の測位結果に基づき前記保守車両の在線位置を取得するステップと、
前記保守作業を行うための区間であって少なくとも絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間の走行区間種別情報をサーバから取得するステップと、
前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報に基づき前記保守用車に設置された軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる制御ステップと、
を含み、
前記制御ステップにおいては、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が絶縁走行区間から短絡走行区間に変更になる場合、前記短絡走行区間の走行距離が所定距離に達するまで絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更しない処理を実行し、また、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合、前記絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離よりも小さくなった時点で絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更する処理を実行するようにしたものである。
保守用車に設置された車載装置で走行区間種別情報をサーバから取得し、測位手段の測位結果に基づき取得した保守用車の在線位置における走行区間種別情報に基づき保守用車に設置された軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させることにより、サーバ上に記憶された最新の走行区間種別情報に基づき保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができるので、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができ、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
本発明によれば、鉄道設備の保守作業に用いる保守用車において、保守作業を行うための区間の走行区間種別情報を記憶するサーバと、測位手段の測位結果に基づき保守用車の在線位置を取得し、サーバから走行区間種別情報を受信して取得し、保守用車の在線位置における走行区間種別情報に基づき保守用車に設置された軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる車載装置とを備えることにより、サーバ上に記憶された最新の走行区間種別情報に基づき保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができるので、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間で保守作業する場合であっても保守用車の軌道短絡器を自動に切り替えることができ、短絡走行区間における保守用車と列車との衝突を防止することができる。
本実施の形態に係る保守車両の衝突防止システムの構成の一例を示す概略構成図である。 本実施の形態に係る保守車両の衝突防止システムの車載装置の構成の一例を示すブロック図である。 車載装置の制御手段の動作の一例を示すフローチャートである。 鉄道GIS情報の一例を示す説明図である。 在線位置の表示の一例を示す説明図である。 保守作業情報の一例を示す説明図である。 移動可能範囲の表示の一例を示す説明図である。 車載装置の制御手段の他の動作の一例を示すフローチャートである。 走行区間種別情報の一例を示す説明図である。
(実施形態)
[1.構成の説明]
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態である保守車両の衝突防止システム及び衝突防止方法を詳細に説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本発明の実施形態の保守車両の衝突防止システムの構成について図1及び図2を参照して説明する。図1は、保守車両の衝突防止システム100の構成を示す概略構成図である。
図1に示す保守車両の衝突防止システム100は、保守作業情報が蓄積された保守作業情報データベースDB11及び走行区間種別情報が蓄積された走行区間種別情報データベースDB12を有するサーバ1と、線路RL上を走行する軌陸車や保守用車等の保守車両CAに設置されネットワークNTによりサーバ1と接続される車載装置2により構成される。
サーバ1は、予め、オンライン作業或いはオフライン作業により、列車進路制御並びに保守作業管理を統合した運行管理システムに設定された保守作業計画の支障軌道回路に関する情報と、各軌道回路の始端及び終端のキロ程に関する情報を取得し、保守作業計画の支障軌道回路に始端と終端のキロ程を付加した、例えば、支障区間における少なくとも線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程の情報から成る保守作業情報を作成して保守作業情報データベースDB11に蓄積しておく。また、その他、運行管理システムに保存されている走行区間種別に関する走行区間種別情報を取り込んで走行区間種別情報データベースDB12に蓄積する。
車載装置2は、保守車両CAに設置されると共に、測位手段の測位結果に基づき保守車両CAの在線位置を取得し、サーバ1から保守作業情報を取得して、保守作業情報に基づき移動可能範囲を求める。そして、在線位置と移動可能範囲を照合して、保守車両の在線位置が移動可能範囲外であると判断した場合に表示や音声等により誤載線や逸走に関する警報を出力する。
また、保守車両CAに、軌道短絡器TSが装備されている場合には、車載装置2は、当該警報出力と共に軌道短絡器TSが短絡状態になるように指令する。
或いは、車載装置2は、保守車両(保守用車)CAに設置されると共に、測位手段の測位結果に基づき保守車両(保守用車)CAの在線位置を取得し、サーバ1から走行区間種別情報を取得して、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報に基づき保守車両(保守用車)CAに設置された軌道短絡器TSの動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる。
ここで、図2は、車載装置2の機能をブロック図として表したものである。図2に示すように、車載装置2は、制御手段21、通信手段22、測位手段23、記憶手段24、表示手段25及び指令手段26を有する。
制御手段21は、車載装置2の動作を中央制御する。具体的には、制御手段21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有しており、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶手段24に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により各手段を統括制御する。
通信手段22は、ネットワークNTを介してサーバ1との間で通信を行い、保守作業情報等の各種情報を受信して制御手段21に入力する。具体的には、通信手段22は、無線LAN(Local Area Network)、携帯通信機器等の無線ネットワークの通信装置である。
測位手段23は、具体的には、GPS(Global Positioning System)アンテナ及びGPS受信機から構成されて、上空にある数個のGPS衛星からの信号をGPSアンテナで受信してGPS受信機が自身の現在位置を測位し、測位結果である経度緯度情報を制御手段21に入力する。
また、測位手段23としては、予め緯度経度が分かっている基地局でGPSによる測位を行って実際の緯度経度との誤差を求めておき、当該誤差を用いて被測位地点におけるGPSによる測位のデータを補正することより測位精度を向上させたD−GPS(Differential GPS)を用いても良い。
記憶手段24は、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御手段21から読み書き可能に記憶する。例えば、記憶手段24は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ等であって、プログラムデータ等の他に、サーバから受信した支障区間情報等の各種情報を適宜記憶する。また、記憶手段24は、鉄道GIS(Geographic Information System)の情報(線名、線路名や、キロ程と緯度経度との関係を示す情報。以下、鉄道GIS情報と呼ぶ。)も記憶する。
表示手段25は、制御手段21から出力された表示制御信号に基づいた情報や画像を表示画面に表示する。例えば、表示手段25は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)等であってよい。また、単純に在線位置を数値で表示させるためのセグメント表示型のLED(Light Emitting Diode)であってもよい。
指令手段26は、その指令出力が保守車両CAに装備された軌道短絡器TSに接続され、制御手段21からの制御に基づき軌道短絡器TSの動作状態(絶縁、或いは、短絡)を切り換える指令を出力する。そして、保守車両CAに装備された軌道短絡器TSは、当該指令に基づき軌道回路を短絡し、或いは、軌道回路を絶縁する。但し、保守車両CAが軌陸車の場合には、軌道短絡器TSは装備されていないので、制御手段21の制御により指令手段26の機能は停止等される。
[2.誤載線や逸走時の動作の説明]
ここで、本発明の実施形態における衝突防止システム100の具体的な動作の説明を図3、図4、図5、図6及び図7を用いて詳細に行う。
図3は、車載装置2の制御手段21の誤載線や逸走時の動作を説明するフローチャートである。
図3のフローチャートに示すように、車載装置2の制御手段21は、測位手段23で得られた、例えば、GPSにより得られた緯度経度情報と、記憶手段24に記憶されている鉄道GIS情報とに基づき、保守車両CAの在線位置(キロ程に関する情報)を取得すると共に、表示手段25に在線位置を表示させる(ステップS31)。
例えば、図4は、記憶手段24に記憶されている鉄道GIS情報の一例を示すものであり、鉄道GIS情報とは、線名、線路名及びキロ程等に、緯度経度情報が対応付けられた情報である。
このため、車載装置2の制御手段21は、測位手段23で得られた緯度経度情報に基づき鉄道GIS情報を参照することにより、保守車両CAが在線する線名、線路名及びキロ程等の在線位置を取得することができる。
また、例えば、図5に示すように保守車両CAの在線位置に基づき表示手段25に表示させた配線略図上であって、保守車両CAの在線位置に保守車両アイコンCA51を表示させることにより、保守作業者に現状の在線状況を把握させることができる。また、ただ単に、在線位置である保守車両CAが在線する線名、線路名及びキロ程等の情報を表示させるものであっても良い。
このように、在線位置を車載装置2の表示手段25に表示させることにより、保守車両CAの現在の在線位置を把握できて保守車両CAの支障区間外への逸走の可能性を把握できるので、保守車両CAを停車させる等の措置を講じることができ、保守車両CAの支障区間外への逸走を防止することができる。
また、車載装置2の制御手段21は、通信手段22を介してサーバ1から取得した保守作業情報に基づき、支障区間毎に軌道回路の隣接関係を抽出して移動可能範囲を求める(ステップS32)。
例えば、図6は、サーバ1から取得した保守作業情報の一例を示すものであり、支障区間に対する作業番号、支障、線名、駅名・駅間、線路名、開始キロ程及び終了キロ程等の情報である。また、保守作業情報としては、支障区間の着手情報或いは解除情報も含まれる。
このため、車載装置2の制御手段21は、保守作業情報の線名、線路名、開始キロ程及び終了キロ程とを突合せることにより、設定された支障区間毎の隣接関係や保守車両の移動可能範囲を求めることができる。
例えば、図7に示すように、図6の保守作業情報における「支障01」及び「支障02」は分岐線の中間の地点(「2k250」及び「1k250」)で互いに隣接しており、「支障01」はX線上り本線上のキロ程「2k100」〜「2k900」までの範囲SE81、「支障02」はY線下り本線上のキロ程「1k000」〜「1k800」までの範囲SE82がそれぞれの移動可能範囲として求められる。
そして、車載装置2の制御手段21は、在線位置と移動可能範囲とを照合し(ステップS33)、当該車載装置2が設置された保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外であるか否かを判断する(ステップS34)。
もし、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外ではないと判断した場合(ステップS34:No)、ステップS31に戻り、車載装置2が設置された保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外であると判断した場合(ステップS34:Yes)、警報を出力する(ステップS35)。
例えば、ブザー(警報音)を鳴らすと共に表示手段25に警報画面を表示させる、或いは、音声により逸走、或いは、誤載線である警報を発報する等して保守作業者に、保守車両CAが移動可能範囲外に逸走した、或いは、移動可能範囲以外に載線されたことを認識させ、保守車両CAに対して必要な衝突回避措置(例えば、誤載線した軌陸車の撤去、移動可能範囲内への待避、別途携帯している軌道短絡器により軌道回路を短絡等)を講じさせる。
また、車載装置2の制御手段21は、保守車両CAが軌道短絡器TSを装備しているか否かを判断する(ステップS36)。もし、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両CAが軌道短絡器TSを装備していると判断した場合(ステップS36:Yes)、軌道短絡器TSにより軌道回路を短絡して(ステップS37)、信号機を停止現示にすることにより、当該閉塞区間への他の列車の進行を禁止して、保守車両と列車との衝突を防止する。また、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両CAが軌道短絡器TSを装備していないと判断した場合(ステップS36:No)、ステップS38に進む。
最後に、車載装置2の制御手段21は、保守作業が終了したか否かを判断し(ステップS38)、もし、保守作業が終了していないと判断した場合(ステップS38:No)、ステップS31に戻る。
このため、ステップS38やS34において、ステップS31に戻ることにより、ステップS31〜S33の動作が一定周期で繰り返されることになるので、最新の保守作業情報等に基づき移動可能範囲外への逸走や誤載線を判断することができる。
以上のように、列車進路制御並びに保守作業管理を統合した運行管理システムに設定された保守作業計画の支障軌道回路に基づき生成した前記保守作業を行うための保守作業情報を記憶するサーバと、保守車両に設置され、測位手段の測位結果に基づき保守車両の在線位置を取得し、サーバから取得した保守作業情報に基づき保守車両の移動可能範囲を求めて、保守車両の在線位置が移動可能範囲外であると判断した場合に警報を出力する車載装置とを備えることにより、保守車両が設定された支障区間以外への載線や、保守車両の支障区間外への逸走を認識できるので、保守車両に対する衝突回避措置を講じることができ、保守車両が支障区間外へ逸走等した場合であっても、保守車両と列車との衝突を防止することができる。
[3.軌道短絡器の自動切替の動作の説明]
ここで、本発明の実施形態における衝突防止システム100の軌道短絡器の自動切替の動作の説明を図8及び図9を用いて詳細に行う。但し、[2.誤載線や逸走時の動作の説明]と同じ説明に関しては適宜省略する。
図8は、車載装置2の制御手段21の軌道短絡器TSの動作状態の自動切替の動作を説明するフローチャートである。図8においては、保守車両CAとして、軌道回路に用いられる信号電流の周波数成分のみを通過させるフィルタ機能を有する軌道短絡器TSを装備した保守用車を想定して説明する。
図8のフローチャートに示すように、車載装置2の制御手段21は、測位手段23で得られた、例えば、GPSにより得られた緯度経度情報と、記憶手段24に記憶されている鉄道GIS情報とに基づき在線位置(キロ程に関する情報)を取得すると共に、表示手段25に在線位置を表示させる(ステップS81)。
また、車載装置2の制御手段21は、通信手段22を介してサーバ1から走行区間種別情報を取得する(ステップS82)。
例えば、図9は、サーバ1から取得した走行区間種別情報の一例を示すものであり、線名、駅名・駅間、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別(絶縁走行、短絡走行、短絡走行(フィルタ機能使用))等の情報である。
このため、車載装置2の制御手段21は、在線位置に基づきサーバ1から取得した走行区間種別情報を参照することにより、保守車両(保守用車)CAが在線している区間の走行区間種別情報(絶縁走行、短絡走行、短絡走行(フィルタ機能使用))を取得することができる。
そして、車載装置2の制御手段21は、在線位置と走行区間種別情報を照合し(ステップS83)、当該車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置が絶縁走行区間であるか否かを判断する(ステップS84)。
もし、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置が絶縁走行区間であると判断した場合(ステップS84:Yes)、軌道短絡器TSの動作を停止させて絶縁状態にする(ステップS85)。
一方、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置が絶縁走行区間ではないと判断した場合(ステップS84:No)、当該車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置ではフィルタ機能を使用するか否かを判断する(ステップ86)。
もし、車載装置2の制御手段21が、車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置はフィルタ機能を使用しない区間であると判断した場合(ステップS86:No)、軌道短絡器TSを動作させて軌道回路を短絡させ(ステップS87)、車載装置2が設置された保守車両(保守用車)CAの在線位置はフィルタ機能を使用する区間であると判断した場合(ステップS86:Yes)、フィルタ機能を有効にして軌道短絡器TSを動作させて軌道回路を短絡させる(ステップS88)。
最後に、車載装置2の制御手段21は、保守作業が終了したか否かを判断し(ステップS89)、もし、保守作業が終了していないと判断した場合(ステップS89:No)、ステップS81に戻る。
このため、ステップS89において、ステップS81に戻ることにより、ステップS81〜S83の動作が一定周期で繰り返されることになるので、最新の走行区間種別情報に基づき軌道短絡器TSを自動的に切り替えることができる。
以上のように、保守作業を行うための区間の走行区間種別情報を記憶するサーバと、保守車両(保守用車)CAに設置され、測位手段の測位結果に基づき保守車両(保守用車)CAの在線位置を取得し、サーバから走行区間種別情報を取得し、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報に基づき保守用車に設置された軌道短絡器TSの動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる車載装置とを備えることにより、サーバ上に記憶された最新の走行区間種別情報に基づき保守車両(保守用車)CAの軌道短絡器TSを自動に切り替えることができるので、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間と混在している区間で保守作業する場合であっても保守車両(保守用車)CAの軌道短絡器TSを自動に切り替えることができ、短絡走行区間における保守車両(保守用車)CAと列車との衝突を防止することができる。
なお、本発明の実施形態の説明に際しては、車載装置2が、保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外であると判断した場合に警報を出力しているが、保守車両CAの在線位置が移動可能範囲の境界に接近した場合、接近警報を出力しても良い。
この場合には、保守車両CAの支障区間外への逸走の可能性を把握できるので、保守車両CAを停車させる等の措置を講じることができ、保守車両CAの支障区間外への逸走を防止することができる。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、車載装置2が、保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外であると判断した場合に警報を出力すると共に軌道短絡器(装備されている場合)を動作させて軌道回路を短絡させているが、保守車両CAの在線位置が移動可能範囲外へ逸走した場合であっても、当該逸走距離が所定距離(例えば、鉄道GISやGPS測位の精度を考慮して30m程度に設定)に達するまで、軌道短絡器を動作させて軌道回路を短絡させないようにしても良い。
この場合には、測位手段による保守車両CAの在線位置の取得誤差に起因して逸走前に警報が出力されることが防止できるので、所定距離の値を適宜設定することにより誤警報による保守作業の中断や、他の列車の運行の障害になることを抑制することができる。
また、車載装置2は、サーバ1から前記支障区間の着手情報或いは解除情報を含む保守作業情報を取得するようにしても良い。
この場合には、最新の情報(着手或いは解除)を把握することができるので、移動可能範囲を最新の情報に更新することができ、保守車両が設定された支障区間以外への載線や、保守車両の支障区間外への逸走を認識できる。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、特に、図8等に関する説明に際しては、保守車両CAとして、軌道回路に用いられる信号電流の周波数成分のみを通過させるフィルタ機能を有する軌道短絡器TSを装備した保守車両(保守用車)を想定して説明しているが、フィルタ機能を有しない軌道短絡器を装備した保守車両CAの場合には、車載装置2の制御手段21は、車載装置2が設置された保守車両CAの在線位置はフィルタ機能を使用する区間である判断した場合(ステップS86:Yes)、ステップS88において、軌道短絡器TSの動作を停止させて絶縁状態にすることにより、踏切制御子を短絡することを防止できる。
もちろん、構造的に軌道回路を短絡ができない保守車両である軌陸車を使用する場合には、図9等に関する軌道短絡器の自動切替の動作は適用されない。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、車載装置2の制御手段21は、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報に基づき保守車両(保守用車)CAに設置された軌道短絡器TSの動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させているが、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報が絶縁走行区間から短絡走行区間に変更になる場合、短絡走行区間の走行距離が所定距離(例えば、鉄道GISやGPS測位の精度を考慮して30m程度に設定)に達するまで、軌道短絡器の動作状態を変更しないようにしても良い。
この場合には、測位手段による保守車両(保守用車)CAの在線位置の取得誤差に起因した絶縁走行区間での短絡走行をすることを防止できるので、所定距離の値を適宜設定することにより、踏切の警報等による一般道路の交通障害を防止することができ、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間と混在している区間で保守作業する場合であっても保守車両(保守用車)CAの軌道短絡器を確実に切り替えることができて短絡走行区間における保守車両(保守用車)CAと列車との衝突を防止することができる。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、車載装置2の制御手段21は、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報に基づき保守車両(保守用車)CAに設置された軌道短絡器TSの動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させているが、保守車両(保守用車)CAの在線位置における走行区間種別情報が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合、絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離(例えば、鉄道GISやGPS測位の精度を考慮して30m程度に設定)よりも小さくなった時点で、軌道短絡器TSの動作状態を変更するようにしても良い。
この場合には、測位手段による保守車両(保守用車)CAの在線位置の取得誤差に起因した絶縁走行区間での短絡走行をすることを防止できるので、所定距離の値を適宜設定することにより、踏切の警報等による一般道路の交通障害を防止することができ、適宜変更される絶縁走行区間と短絡走行区間と混在している区間で保守作業する場合であっても保守車両(保守用車)CAの軌道短絡器を確実に切り替えることができて短絡走行区間における保守車両(保守用車)CAと列車との衝突を防止することができる。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、車載装置2の記憶手段24に鉄道GIS情報を記憶させていたが、もちろん、サーバ1に、鉄道GIS情報を記憶させておいて必要に応じてネットワークNTを介して受信しても良い。
また、車載装置2に故障等の不具合が生じた場合、保守車両(保守用車)CAに設置された軌道短絡器TSの動作状態を維持する。
また、本発明の実施形態の説明に際しては、図9に示すように、走行区間種別情報は、線名、駅名・駅間、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別(絶縁走行、短絡走行、短絡走行(フィルタ機能使用))等の情報として例示されているが、少なくとも、線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別(絶縁走行、短絡走行、短絡走行(フィルタ機能使用))から成る情報であれば良い。
1 サーバ
2 車載装置
21 制御手段
22 通信手段
23 測位手段
24 記憶手段
25 表示手段
26 指令手段
100 衝突防止システム
CA 保守車両(保守用車)
TS 軌道短絡器
NT ネットワーク
DB11 保守作業情報データベース
DB12 走行区間種別情報データベース

Claims (5)

  1. 鉄道設備の保守作業に用いる保守用車において、
    前記保守用車に設置され、軌道回路を短絡或いは絶縁する軌道短絡器と、
    前記保守用車の位置を測位する測位手段と、
    前記保守作業を行うための区間であって少なくとも絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間の走行区間種別情報をサーバから取得する通信手段と、
    前記測位手段の測位結果に基づき前記保守用車の在線位置を取得し、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報に基づき指令手段により前記軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が絶縁走行区間から短絡走行区間に変更になる場合、前記短絡走行区間の走行距離が所定距離に達するまで絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更しない処理を実行し、
    また、前記制御手段は、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合、前記絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離よりも小さくなった時点で絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更する処理を実行することを特徴とする保守用車。
  2. 前記制御手段は、GPSにより測位した緯度経度情報及びキロ程と緯度経度との関係を示す情報に基づき前記保守用車の在線位置を取得することを特徴とする請求項1に記載の保守用車。
  3. 前記制御手段は、少なくとも線名、線路名、開始キロ程、終了キロ程、走行区間種別から成る前記走行区間種別情報に基づき前記軌道短絡器の動作状態を切り換えることを特徴とする請求項1又は2に記載の保守用車。
  4. 前記制御手段は、前記走行区間種別情報に基づき前記軌道短絡器の軌道回路に用いられる電流信号の周波数成分のみを通過させるフィルタ機能を有効にすることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の保守用車。
  5. 鉄道設備の保守作業に用いる保守用車の衝突防止方法であって、
    前記保守用車に設置された車載装置の測位手段の測位結果に基づき前記保守車両の在線位置を取得するステップと、
    前記保守作業を行うための区間であって少なくとも絶縁走行区間と短絡走行区間とが混在している区間の走行区間種別情報をサーバから取得するステップと、
    前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報に基づき前記保守用車に設置された軌道短絡器の動作状態を切り換えて短絡走行、或いは、絶縁走行させる制御ステップと、
    を含み、
    前記制御ステップにおいては、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が絶縁走行区間から短絡走行区間に変更になる場合、前記短絡走行区間の走行距離が所定距離に達するまで絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更しない処理を実行し、また、前記保守用車の前記在線位置における前記走行区間種別情報が短絡走行区間から絶縁走行区間に変更になる場合、前記絶縁走行区間までの残りの距離が所定距離よりも小さくなった時点で絶縁走行するように、前記軌道短絡器の動作状態を変更する処理を実行することを特徴とする衝突防止方法。

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