JP4664262B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドライブシャフト等の回転軸に取り付けられて、前記回転軸に発生する有害振動を減衰させることが可能なダイナミックダンパに関する。
従来から、例えば、自動車のドライブシャフトやプロペラシャフト等の回転軸に、その回転に伴って発生する回転アンバランスによる曲げ振動やねじり振動等、本来発生しないことが望ましい有害振動を減衰させるために、ダイナミックダンパが用いられている。
このダイナミックダンパは、その固有振動数を励起させる有害振動の卓越振動数に合わせることにより、回転軸の振動エネルギを共振作用によりダイナミックダンパの振動エネルギに変換して吸収する機能を有する。
この種のダイナミックダンパとして、例えば、特許文献1には、ドライブシャフト等の回転軸が圧入される中心孔を有するボス部と、前記ボス部と同心軸的に配置されたリング状の錘(質量部材)と、前記ボス部と前記錘を放射状に連結する弾性結合部材と、前記ボス部の外周面を緊締することにより該ボス部を回転軸に固定する固定用バンドとを設けることが開示されている。
また、特許文献2には、外側にリング状の質量部材が配置されたボス部の軸線方向に沿った両端部に係止溝をそれぞれ形成し、前記係止溝にボス部を固定するための固定用バンドをそれぞれ巻装することが開示されている。
実開昭59−3041号公報 特開平2−154827号公報
しかしながら、前記特許文献1及び特許文献2に開示されたダイナミックダンパでは、前記固定用バンドが緊締されていないボス部の内壁面と回転軸との間のクリアランスから水分が浸入するという問題がある。
すなわち、ドライブシャフトやプロペラシャフト等の回転軸に装着されたダイナミックダンパは、通常、地表近傍の外気にさらされた過酷な使用環境で使用されることが多く、このような過酷な使用環境下での長期間の使用によってゴム等に疲労が発生し回転軸を締め付ける力が低下する。このため、固定用バンドによって締め付けられていない部分のボス部の内壁と回転軸との間に生じるクリアランスを通じて外部から水分が浸入するという問題がある。
前記の問題を解決するために、前記ボス部の内壁面の内径を小さく設定して回転軸の外周面に対する密着度を高めることが考えられるが、この場合、回転軸とダイナミックダンパとの組み付け作業において、ボス部の内壁面に対して回転軸を圧入する力が増大し、作業効率を劣化させると共に既存の設備以外に新たに圧入装置等を購入しなければならず製造コストが高騰するという他の問題がある。
また、ボス部の内壁面に対して回転軸を圧入する力が増大することにより、前記ボス部の内壁に対して過大な応力が付与され該ボス部の形状が変形するという不具合がある。特に、固定用バンドによって緊締されるボス部の部分は、他の部分と比較して薄肉に形成されているため、前記圧入によって回転軸の圧入方向に沿って伸長した状態に変形するという不具合がある。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、外部からの水分等の浸入を防止すると共に、回転軸への組み付け作業性を向上させることが可能なダイナミックダンパを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、回転軸の振動を減衰させるダイナミックダンパであって、
前記回転軸が圧入される貫通孔を有する略円筒状の本体部と、
前記本体部の半径外方向に配置され且つ前記本体部の軸線方向に沿った一端部側に偏倚して設けられた重錘を収容する質量部と、
前記本体部と前記質量部との間に形成され、可撓性を有する環状の連結支持部と、
径方向において前記質量部と重畳しない前記本体部の軸線方向に沿った他端部側を緊締することにより該本体部を前記回転軸に固定するバンド部材と、
を備え、
前記回転軸の外径をD1とし、外側に前記質量部が配置された前記本体部の軸線方向に沿った一端部側の貫通孔の内径をD2とし、外側に前記質量部が配置されていない前記本体部の軸線方向に沿った他端部側の貫通孔の内径をD3とした場合、
前記外径D1、前記内径D2、前記内径D3は、D1>D2、及び、D1>D3>D2の関係式をそれぞれ充足するように設定されることを特徴とする。
この場合、前記貫通孔の一端部側に内径D2を有する第1孔部が形成され、他端部側に内径D3を有する第2孔部が形成され、前記第1孔部と前記第2孔部との間にテーパ部が形成され、前記テーパ部は、径方向において前記バンド部材が緊締される前記本体部の部位を除いた位置に設定されるとよい。
本発明によれば、径方向において質量部と重畳する本体部の軸線方向に沿った一端部側に形成された貫通孔の内径D2が圧入する回転軸の外径D1よりも小さく設定されているため、前記一端部側に形成された内径D2からなる貫通孔の内壁と回転軸の外周面との間から水分の浸入を好適に阻止することができる程度の密着性を確保することができる。
また、本発明では、一端部側に形成された貫通孔の内径D2よりも他端部側に形成された貫通孔の内径D3が大きく設定されているが、前記内径D3に設定された他端部側の貫通孔は、径方向において質量部と重畳することがなく、しかも薄肉に形成された本体部の外周面をバンド部材で緊締することより、本体部の軸線方向に沿った一端部側と略同等の密着性を確保することができ、水分の浸入を好適に阻止することができる。
この結果、本発明では、本体部の軸線方向に沿った一端部側及び他端部側の両方向において良好な密着性を確保することができ、一端部側又は他端部側のいずれの方向からも本体部の貫通孔の内壁と回転軸の外周面との間のクリアランスを通じて水分が浸入することを阻止することができる。
さらに、本発明では、本体部の貫通孔に沿って回転軸が圧入される際、厚肉に形成された本体部の軸線方向に沿った一端部側と薄肉に形成された他端部側とを比較すると圧入の程度が異なり、本体部の貫通孔の一端部側と他端部側との間で弾性変形する程度も異なる。すなわち、質量部と重畳する本体部の一端部側では、弾性変形の程度が大きく圧入の程度が大となるのに対して、薄肉に形成されて質量部と重畳しない本体部の他端部側では弾性変形の程度が小さく圧入の程度が小となる。
この結果、本発明では、回転軸を本体部に沿って組み付ける組み付け性を向上させることができると共に、前記薄肉の部分の変形を阻止してダイナミックダンパの特性の劣化を防止することができる。
さらに、本発明では、回転軸の振動を減衰させるダイナミックダンパであって、
前記回転軸が圧入される貫通孔を有する略円筒状の本体部と、
前記本体部の半径外方向に配置された重錘を収容する質量部と、
前記質量部に近接する本体部に設けられ、可撓性を有する環状の弾性部と、
径方向において前記質量部と重畳しない前記本体部の外周面を緊締することにより該本体部を前記回転軸に固定するバンド部材と、
を備え、
前記回転軸の外径をD1とし、前記バンド部材によって緊締されない前記本体部の軸線方向に沿った一端部側の貫通孔の内径をD2とし、前記バンド部材によって緊締される前記本体部の軸線方向に沿った他端部側の貫通孔の内径をD3とした場合、
前記外径D1、前記内径D2、前記内径D3は、D1>D2、及び、D1>D3>D2の関係式をそれぞれ充足するように設定されると共に、前記回転軸は、前記内径D2からなる一端部側の貫通孔から前記内径D3からなる他端部側の貫通孔に沿って圧入されることを特徴とする。
この場合、前記貫通孔の一端部側に内径D2を有する第1孔部を形成し、他端部側に内径D3を有する第2孔部を形成し、前記第1孔部と前記第2孔部との間に、テーパ部又は所定の曲率半径を有するR部を形成し、前記テーパ部又はR部が径方向において前記バンド部材が緊締される部位及び質量部を除いた位置に設定されるとよい。
本発明によれば、回転軸は、内径D2からなる一端部側の貫通孔から内径D3からなる他端部側の貫通孔に沿って圧入されることにより、内径が小なる一端部側の第1孔部と回転軸との間で良好なシール性が確保されると共に、バンド部材の緊締作用下に内径が大なる他端部側の第2孔部と回転軸との間で良好なシール性が確保され、両端部のいずれの方向からの水分の浸入が好適に阻止される。
本発明によれば、外部からの水分等の浸入を防止すると共に、回転軸への組み付け作業性を向上させることができる。
本発明に係るダイナミックダンパについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るダイナミックダンパが回転軸としてのドライブシャフトに装着された駆動力伝達機構の一部省略縦断面図を図1に示す。なお、図2は、前記ドライブシャフトに装着されたダイナミックダンパの拡大縦断面図である。
この駆動力伝達機構10は、図2に示されるように外径がD1に設定されたドライブシャフト12と、このドライブシャフト12の各端部にそれぞれ連結されたバーフィールド型等速ジョイント14、トリポート型等速ジョイント16とを有し、これらバーフィールド型等速ジョイント14、トリポート型等速ジョイント16には、ゴム製又は樹脂製の継手用ブーツ18、19がそれぞれ装着される。そして、ドライブシャフト12の略中央部には、例えば、ステンレススチールバンド等のバンド部材20を介してダイナミックダンパ22が固着されている。
このダイナミックダンパ22は、図3及び図4に示すように、ドライブシャフト12の外周面を囲繞する略円筒体からなる本体部24と、前記本体部24の半径外方向に配置され且つ前記本体部24の軸線方向に沿った一端部側に偏倚して設けられた環状の単一の質量部26と、前記本体部24と前記質量部26とをそれぞれ連結する環状の連結支持部28とを備える。
前記本体部24、前記連結支持部28及び前記質量部26は、可撓性を有するゴム製材料からなる1つの部材として一体成形されている。
本体部24には、その軸線方向に沿って延在する貫通孔30が設けられ、ドライブシャフト12は、この貫通孔30に対して圧入状態で挿通される。前記貫通孔30は、質量部26が配置された本体部24の軸線方向に沿った一端部側に配置されその内径がD2に設定された第1孔部32と、径方向において前記質量部26と重畳しない本体部24の軸線方向に沿った他端部側に配置されその内径がD3に設定された第2孔部34と、径方向において前記質量部26と重畳しない本体部24に配置され前記第1孔部32と前記第2孔部34との間に設けられたテーパ部36とから構成される。
この場合、前記テーパ部36は、第2孔部34側から第1孔部32側に向かって徐々に内径が縮径するように形成される。図4に示されるように、前記テーパ部36の大径な始端部36aは、本体部24の外周面に形成された後述する環状凹部38の側壁38aと径方向において略一致するように設定され、その小径な終端部36bは、質量部26の側壁26aと径方向において略一致するように設定されている。
前記始端部36aは、環状凹部38の側壁38aと径方向において略一致し、あるいは、径方向において環状凹部38と重畳しない連結支持部28側に偏倚した位置に設定されることが好ましい。バンド部材20を緊締した際、環状凹部38直下(径方向)の肉厚の相違による弾性変形の違いにより歪みが発生し、バンド部材20による締め付け応力が不均一となり、結果的に水分の浸入を阻止することができないおそれがあるからである。
前記終端部36bは、連結支持部28と径方向において重畳しない環状凹部38側に偏倚した位置に設定されることが好ましい。連結支持部28直下(径方向)の肉厚の相違による弾性変形の違いにより歪みが発生し、所定のバネ定数が得られず、設定通りのドライブシャフト12の振動の減衰作用が発揮されないおそれがあるからである。
なお、本実施の形態では、内径D2で一定に形成された第1孔部32と内径D3で一定に形成された第2孔部との間にテーパ部36を設けているが、前記テーパ部36に限定されるものではない。前記テーパ部36に代替して、所定の曲率半径からなるR部又は階段状の段部を設けてもよい。
径方向において前記質量部26と重畳しない本体部24の軸線方向に沿った他端部側の外周面には、例えば、ステンレススチールバンド等のバンド部材20が巻回される環状凹部38が形成される。このバンド部材20が環状凹部38に沿って緊締されることにより、ダイナミックダンパ22がドライブシャフト12の所定位置に位置決め固定される。
なお、本体部24の軸線方向に沿った第2孔部34の長さは、前記バンド部材20の幅(本体部24の軸線方向に沿ったバンド部材20の長さ)よりも大きく設定されることが好ましい。
連結支持部28は、外周側の質量部26と内周側の本体部24との間に設けられ、本体部24の外面から半径外方向に放射状に突出し、且つ、周方向に等間隔に5個配置されている。前記連結支持部28は、可撓性を有するゴム製材料によって形成され、この可撓性によって質量部26を弾性的に支持するように設けられる。
隣接する前記連結支持部28の間には、該連結支持部28と一体的に形成されたゴム膜40が設けられる。質量部26の半径内方向に形成された前記ゴム膜40には、隣接する前記連結支持部28との間の空間で半径内方向に向かって突出するように肉厚に形成されたストッパゴム部42が一体的に設けられている。このストッパゴム部42は、本体部24の外周面と当接することにより、質量部26が本体部24に対して径方向に過大変位することを規制するためのものである。
環状に形成された質量部26の内部には、断面略三角形状からなる環状の空間部44が形成されている。そして、前記空間部44には、面取りされた断面略三角形状を呈する環状の重錘46が収容されている。この場合、重錘46は、ドライブシャフト12に振動が生じた際、質量部26と一体的に径方向である圧縮・引っ張り方向に変位するように設けられる。
ここで、この重錘46は、例えば、タングステン合金の粉末が金属バインダを介して焼結された焼結体によって形成されるとよい。焼結品に代替して、金属射出成形(MIM)法や粉末射出成形(PIM)法によって作製された成形体を使用するようにしてもよい。このように構成された重錘46は、一般的に14を超え、例えば、17以上の高比重を示す。すなわち、重量が著しく大となる。
タングステン合金の好適な例としては、W−1.8Ni−1.2Cu(比重18.5。なお、元素名の前の数字はすべて重量%であり、以下においても同様である)、W−3.0Ni−2.0Cu(比重17.8)、W−5.0Ni−2.0Fe(比重17.4)、W−3.5Ni−1.5Fe(比重17.6)等が挙げられる。このようなタングステン合金からなる重錘46の比重は、鉄系材料からなる重錘の2倍を超える。このため、鉄系材料からなる重錘と同質量の重錘46を構成する場合、体積を1/3〜1/2程度とすることができる。
すなわち、重錘46の材質としてタングステン合金を選定することにより、鉄系材料からなる従来技術に係る重錘に比して著しく小型化することができる。
次に、ドライブシャフト12の外径D1と、本体部24に形成された貫通孔30を構成する第1孔部32の内径D2及び第2孔部34の内径D3との関係について説明する。
径方向において質量部26と重畳する本体部24の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部32の内径D2は、前記第1孔部32内に圧入されるドライブシャフト12の外径D1よりも小さく設定される(D1>D2)。
しかも、径方向において質量部26と重畳することがなく且つ環状凹部38に沿ってバンド部材20が緊締される本体部24の軸線方向に沿った他端部側に形成された第2孔部34の内径D3は、本体部24の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部32の内径D2よりも大きく設定されると共に、前記ドライブシャフト12の外径D1よりも小さく設定される(D1>D3>D2)。
なお、前記関係式は、図4に示されるような単一の質量部26ではなく、2以上の複数の質量部が設けられた図示しないダイナミックダンパの場合であっても適用される。
この場合、第1孔部32を有する本体部24の軸線方向に沿った一端部側は、第2孔部34を有する本体部24の軸線方向に沿った他端部側と比較して肉厚がより厚く形成されている。
本発明の実施の形態に係るダイナミックダンパ22は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、本体部24の貫通孔30の第1孔部32側からドライブシャフト12の圧入を開始し、前記本体部24の第2孔部34を貫通させた所定の位置まで前記ドライブシャフト12を圧入状態で挿通した後、本体部24の環状凹部38に対してバンド部材20を巻回・緊締する。これにより、ダイナミックダンパ22がドライブシャフト12の所定位置に位置決め固定される。
車体に搭載された駆動力伝達機構10においては、上記のようにしてダイナミックダンパ22がドライブシャフト12に装着されている。ここで、ドライブシャフト12が何らかの要因で振動した際、重錘46が収容された質量部26に、連結支持部28を介して引張・圧縮変形が起こる。
具体的には、ドライブシャフト12に本来発生しないことが望ましい振動が発生した際、この振動が本体部24から連結支持部28を介して質量部26へと伝播する。この際、重錘46が収容され、車両の不快な振動の周波数に共振振動数を適合させた質量部26は、連結支持部28を基点としてドライブシャフト12の径方向に沿って伸張・縮小する。すなわち、引張・圧縮変形を起こす。
なお、ドライブシャフト12の円周方向に沿う方向であって、且つドライブシャフト12の回転方向とは逆方向に引っ張られるような変形、すなわち、せん断変形を起こすようなダイナミックダンパ(後述する)に適用してもよい。勿論、引張・圧縮変形とせん断変形とが同時に発生するダイナミックダンパに対して適用することも可能である。
このような引張・圧縮変形及び/又はせん断変形が起こることにより、質量部26が共振する。この際、質量部26略同一の共振周波数を得ることができ、連結支持部28によってドライブシャフト12に生じる振動エネルギが吸収され、振動が好適に減衰される。すなわち、可撓性を有する連結支持部28を介して弾性的に支持された質量部26(重錘46)が共振することにより、ドライブシャフト12の振動が減衰される。
本実施の形態では、径方向において質量部26と重畳する本体部24の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部32の内径D2が、径方向において質量部26と重畳することがなく且つバンド部材20が緊締される本体部24の軸線方向に沿った他端部側に形成された第2孔部34の内径D3よりも小さく設定され(D3>D2)、これら第1孔部32の内径D2及び第2孔部34の内径D3よりも圧入するドライブシャフト12の外径D1が大きく設定されている(D1>D3>D2)。
従って、本実施の形態では、径方向において質量部26と重畳する本体部24の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部32の内径D2が圧入するドライブシャフト12の外径D1よりも小さく設定されているため、第1孔部32の内壁とドライブシャフト12の外周面との間から水分の浸入を好適に阻止することができる程度の密着性を確保することができる。
また、本実施の形態では、第1孔部32の内径D2よりも第2孔部34の内径D3が大きく設定されているが、第2孔部34が形成された本体部24の軸線方向に沿った他端部側は、径方向において質量部26と重畳することがなく、しかも薄肉に形成された本体部24の外周面を環状凹部38に沿ってバンド部材20で緊締することより、本体部24の軸線方向に沿った一端部側と略同等の密着性を確保することができ、水分の浸入を好適に阻止することができる。
この結果、本実施の形態では、本体部24の軸線方向に沿った一端部側及び他端部側の両方向において良好な密着性を確保することができ、一端部側又は他端部側のいずれの方向からも本体部24の貫通孔30の内壁とドライブシャフト12の外周面との間のクリアランスを通じて水分が浸入することを阻止することができる。
さらに、本実施の形態では、本体部24の貫通孔30に沿ってドライブシャフト12が圧入される際、厚肉に形成された本体部24の軸線方向に沿った一端部側と薄肉に形成された他端部側とを比較すると圧入の程度が異なり、本体部24の貫通孔30を構成する第1孔部32と第2孔部34との間で弾性変形する程度も異なる。すなわち、質量部26と重畳する本体部24の一端部側(第1孔部32側)では、弾性変形の程度が大きく圧入の程度が大となるのに対して、薄肉に形成されて質量部26と重畳しない本体部24の他端部側(第2孔部34側)では弾性変形の程度が小さく圧入の程度が小となる。
この結果、本実施の形態では、ドライブシャフト12を本体部24に沿って組み付ける組み付け性を向上させることができると共に、前記薄肉の部分の変形を阻止してダイナミックダンパ22の特性の劣化を防止することができる。
次に、本発明の他の実施の形態に係るダイナミックダンパを図5及び図6に示す。なお、以下に示される実施の形態において、前記実施の形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
この他の実施の形態に係るダイナミックダンパ22aでは、テーパ部36の始端部36aの位置が本体部24の軸線方向に沿った一端部側に偏倚しているという相違点を除いて、前記実施の形態に係るダイナミックダンパ22と同等の作用効果を得ることができる。
これに対して、他の実施の形態に係るダイナミックダンパ22aと逆方向にテーパ部36が偏倚した比較例に係るダイナミックダンパ100では、図7及び図8に示されるように、本体部24の軸線方向に沿った他端部側に偏倚したテーパ部36によって、バンド部材20の締め付けによる弾性変形の部分と圧入による弾性変形の部分とが重畳し、本体部24に対しバンド部材20を緊締した場合、前記重畳部分に歪みが発生するという不具合がある。
次に、本発明のさらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50を図9及び図10に示す。
このさらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50は、ドライブシャフト12の円周方向に沿う方向であって、且つドライブシャフト12の回転方向とは逆方向に引っ張られるような変形、すなわち、せん断変形を好適に吸収することができる。
円筒状からなる本体部52には、その軸線方向に沿って延在する貫通孔54が設けられ、前記貫通孔54は、質量部56が配置された本体部52の軸線方向に沿った一端部側に配置されその内径がD2に設定された第1孔部58と、径方向において前記質量部56と重畳しない本体部52の軸線方向に沿った他端部側に配置されその内径がD3に設定された第2孔部60と、径方向において前記質量部56と重畳しない本体部52の内壁に形成され且つ前記第1孔部58と前記質量部56との間に設けられた第1テーパ部62と、径方向において前記質量部56と重畳しない本体部52に形成され且つ前記第2孔部60と前記質量部56との間に設けられた第2テーパ部64とから構成される。なお、前記質量部56の空間部66内には、断面矩形状のリング体からなる重錘68が配設される。
前記第1テーパ部62は、軸線方向に沿った質量部56側から第1孔部58側に向かって徐々に内径が縮径するように形成され、また、前記第2テーパ部64は、軸線方向に沿った質量部56側から第2孔部60側に向かって徐々に内径が縮径するように形成される。第1テーパ部62と第2テーパ部64とを比較した場合、第1テーパ部62の傾斜角度が第2テーパ部64よりも大きくなるように設定されている。
本体部52の中間部位に配置された質量部56を間にした一端部側は、前記質量部56に連続し前記重錘68をせん断方向において弾性支持する第1弾性部70aと、前記第1弾性部70aに連続し略一定の外径からなる第1緩衝部72aと、前記第1緩衝部72aに連続し内径D2からなる第1孔部58が形成された肉厚の第1固定部74aとを有する。
一方、本体部52の中間部位に配置された質量部56を間にした他端部側は、前記質量部56に連続し前記重錘68をせん断方向において弾性支持する第2弾性部70bと、前記第2弾性部70bに連続し外周面に環状突起部75が膨出形成された第2緩衝部72bと、前記第2緩衝部72bに連続し外周面にバンド部材20が緊締される環状凹部38が形成され内周面に内径D3からなる第2孔部60が形成された第2固定部74bとを有する。なお、前記第1弾性部70a及び第2弾性部70bは、径方向において第1固定部74a及び第2固定部74bと重畳しない位置に配置されている。
この場合、径方向において質量部56と重畳する本体部52の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部58の内径D2は、前記第1孔部58内に圧入されるドライブシャフト12の外径D1よりも小さく設定される(D1>D2)。
しかも、径方向において質量部56と重畳することがなく且つ環状凹部38に沿ってバンド部材20が緊締される本体部52の軸線方向に沿った他端部側に形成された第2孔部60の内径D3は、本体部24の軸線方向に沿った一端部側に形成された第1孔部58の内径D2よりも大きく設定されると共に、前記ドライブシャフト12の外径D1よりも小さく設定される(D1>D3>D2)。
さらに、第1固定部74aの内径D2は、ドライブシャフト12の外径D1の80〜85%の大きさの範囲内に設定されるとよい。前記内径D2がドライブシャフト12の外径D1の80%未満であると、本体部52の第1孔部58側から第2孔部60側に向かって前記ドライブシャフト12を圧入したときに第1固定部74aが破断するおそれがあると共に作業者の手作業による組み付けの限界となり、一方、前記内径D2がドライブシャフト12の外径D1の85%を超えると第1固定部74aとドライブシャフト12との間の密着性が弱く、水分の浸入を阻止するための十分なシール性を確保することが困難になるからである。
また、図10に示されるように、さらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50がドライブシャフト12に圧入された場合、軸線方向に沿った第1テーパ部62と第2テーパ部64との間には、質量部56の内径部がドライブシャフト12の外径面から離間した径方向のクリアランス76が形成される。
従って、前記クリアランス76に起因してドライブシャフト12の回転方向と逆方向に引っ張られるような変形、すなわち、せん断変形の発生に基づくドライブシャフト12の振動が好適に減衰される。なお、さらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50においても、前記実施の形態と同様に、本体部52の軸線方向に沿った一端部側と略同等の密着性を確保することができ、水分の浸入を好適に阻止することができる。
さらに、さらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50では、本体部52に対して圧入されるドライブシャフト12が、小なる内径D2の第1孔部58が形成された第1固定部74a側から、大なる内径D3の第2孔部60が形成された第2固定部74b側に向かって圧入されることにより、前記ダイナミックダンパ50がドライブシャフト12の所定部位に装着(係止)される。
この場合、さらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50では、小なる内径D2の第1孔部58側からドライブシャフト12が圧入されたときに第1弾性部70aが本体部52の軸方向に沿って圧縮変形する。これとは逆に、本体部52の大なる内径D3の第2孔部60側からドライブシャフト12を圧入したと仮定した場合、前記ドライブシャフト12が第2孔部60を貫通して第1孔部58に沿って圧入される際、小なる内径D2とドライブシャフト12との係合作用下に第1弾性部70aが本体部52の軸方向(ドライブシャフト12の挿入方向)に沿って引っ張り変形(引張変形)が発生する。
従って、ダイナミックダンパ50のばね定数を設定するための重要な要素である第1弾性部70aに対して付与される軸方向の負荷を比較した場合、圧縮変形よりも引張変形が方が大きくなって破断のおそれがあると推測され、さらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50では、ドライブシャフト12の組み付け時において第1弾性部70aを好適に保護することができ、製品の歩留まりを向上させることができる利点がある。
なお、図11及び図12は、図9及び図10に示される他の実施の形態に係るダイナミックダンパ50の本体部52の内壁に形成された第1テーパ部62及び第2テーパ部64に代替して、所定の曲率半径を有する第1R部78a及び第2R部78bを設けた変形例に係るダイナミックダンパ50aを示したものであり、前記と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係るダイナミックダンパが適用された駆動力伝達機構の一部省略縦断面図である。 前記駆動力伝達機構を構成するダイナミックダンパの拡大縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るダイナミックダンパの側面図である。 図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入される前の状態を示す部分拡大縦断面図である。 図5のダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入された状態を示す部分拡大縦断面図である。 比較例に係るダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入される前の状態を示す部分拡大縦断面図である。 図7のダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入された状態を示す部分拡大縦断面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係るダイナミックダンパの軸線方向に沿った縦断面図である。 図9のダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入された状態を示す縦断面図である。 図9に示されるダイナミックダンパの変形例に係るダイナミックダンパの軸線方向に沿った縦断面図である。 図11のダイナミックダンパがドライブシャフトに対して圧入された状態を示す縦断面図である。
符号の説明
10…駆動力伝達機構 12…ドライブシャフト
14…バーフィールド型等速ジョイント 16…トリポート型等速ジョイント
20…バンド部材
22、22a、50、50a…ダイナミックダンパ
24、52…本体部 26、56…質量部
28…連結支持部 30、54…貫通孔
32、58…第1孔部 34、60…第2孔部
36、62、64…テーパ部 38…環状凹部
40…ゴム膜 42…ストッパゴム部
44、66…空間部 46、68…重錘
78a、78b…R部

Claims (5)

  1. 回転軸の振動を減衰させるダイナミックダンパであって、
    前記回転軸が圧入される貫通孔を有する略円筒状の本体部と、
    前記本体部の半径外方向に配置され且つ前記本体部の軸線方向に沿った一端部側に偏倚して設けられた重錘を収容する質量部と、
    前記本体部と前記質量部との間に形成され、可撓性を有する環状の連結支持部と、
    径方向において前記質量部と重畳しない前記本体部の軸線方向に沿った他端部側を緊締することにより該本体部を前記回転軸に固定するバンド部材と、
    を備え、
    前記貫通孔は、外側に前記質量部が配置された前記本体部の軸線方向に沿った一端部側を構成する第1孔部と、外側に前記質量部が配置されていない前記本体部の軸線方向に沿った他端部側を構成する第2孔部と、を有し、
    前記第1孔部は、前記本体部の軸線方向に沿った一方側の開口端部から、前記本体部の軸線方向に沿って一定内径で延在する部分であり、
    前記第2孔部は、前記本体部の軸線方向に沿った他方側の開口端部から、前記本体部の軸線方向に沿って一定内径で延在する部分であり、
    前記回転軸の外径をD1とし、前記第1孔部の内径をD2とし、前記第2孔部の内径をD3とした場合、
    前記外径D1、前記内径D2、前記内径D3は、D1>D2、及び、D1>D3>D2の関係式をそれぞれ充足するように設定されることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 請求項1記載のダイナミックダンパにおいて
    記第1孔部と前記第2孔部との間にテーパ部が形成され、前記テーパ部は、径方向において前記バンド部材が緊締される前記本体部の部位を除いた位置に設定されることを特徴とするダイナミックダンパ。
  3. 回転軸の振動を減衰させるダイナミックダンパであって、
    前記回転軸が圧入される貫通孔を有する略円筒状の本体部と、
    前記本体部の半径外方向に配置された重錘を収容する質量部と、
    前記質量部に近接する本体部に設けられ、可撓性を有する環状の弾性部と、
    径方向において前記質量部と重畳しない前記本体部の外周面を緊締することにより該本体部を前記回転軸に固定するバンド部材と、
    を備え、
    前記貫通孔は、前記バンド部材によって緊締されない前記本体部の軸線方向に沿った一端部側を構成する第1孔部と、前記バンド部材によって緊締される前記本体部の軸線方向に沿った他端部側を構成する第2孔部と、を有し、
    前記第1孔部は、前記本体部の軸線方向に沿った一方側の開口端部から、前記本体部の軸線方向に沿って一定内径で延在する部分であり、
    前記第2孔部は、前記本体部の軸線方向に沿った他方側の開口端部から、前記本体部の軸線方向に沿って一定内径で延在する部分であり、
    前記回転軸の外径をD1とし、前記第1孔部の内径をD2とし、前記第2孔部の内径をD3とした場合、
    前記外径D1、前記内径D2、前記内径D3は、D1>D2、及び、D1>D3>D2の関係式をそれぞれ充足するように設定されると共に、前記回転軸は、前記内径D2からなる一端部側の貫通孔から前記内径D3からなる他端部側の貫通孔に沿って圧入されることを特徴とするダイナミックダンパ。
  4. 請求項3記載のダイナミックダンパにおいて
    記第1孔部と前記第2孔部との間にテーパ部が形成され、前記テーパ部は、径方向において前記バンド部材が緊締される部位及び質量部を除いた位置に設定されることを特徴とするダイナミックダンパ。
  5. 請求項3記載のダイナミックダンパにおいて
    記第1孔部と前記第2孔部との間に所定の曲率半径を有するR部が形成され、前記R部は、径方向において前記バンド部材が緊締される部位及び質量部を除いた位置に設定されることを特徴とするダイナミックダンパ。
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