JP4662224B2 - 伝送画質監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は伝送画質監視装置に関し、特に、伝送路に縦列に複数の伝送処理装置が介在する系(以下、映像伝送チェーンと呼ぶ)において、各処理地点での伝送画質を、中央で一括遠隔監視する場合に好適な、映像伝送における伝送画質の自動遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、映像伝送チェーンにおける、特徴量抽出による画質の遠隔自動監視・評価装置の一つとして、本発明者によって発明され、特願2001−117226号「伝送画質監視装置」として特許出願されているものがある。
【0003】
この特許出願された発明は、画像をあるサイズのブロックに分割し、分割した各ブロックを直交変換し、その変換係数を抽出し、抽出された変換係数を中央監視室へ伝送して伝送画質を評価するものである。画像を分割したブロックを直交変換するための装置化に当たっては、直交変換として、ウォルシュアダマール変換、フーリエ変換、あるいは離散コサイン変換などの適用が考えられる。
【0004】
これらの変換のハードウェア規模を抑えるために、高速計算方式を用いるのがよいことが従来から知られている。そして、該高速計算方式を用いる制約として、ブロックサイズを2のべき乗とする必要がある。また、変換ブロックサイズが大きくなればなる程、ハードウェア規模が増大する。
【0005】
したがって、ブロックサイズとしては、サイズが小さいほど良く、またサイズの制約としては、2のべき乗であることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ここで、次の2つの課題が生じる。
【0007】
(1)標準テレビ(SDTV)やHDTVでは、画面サイズは2のべき乗ではない。すなわち、標準テレビは例えば720(画素)×486(列)であり、HDTVも例えば1920(画素)×1080(列)となっている。したがって、2のべき乗で表現されるサイズのブロックを、標準テレビやHDTV等に、どのように当てはめるかということが実用上重要となる。
【0008】
(2)ブロックサイズが小さいと、全画面をカバーするためのブロック数が増大する。そうすると、中央監視室へ伝送する抽出変換係数が増大せざるを得なくなり、細い監視回線しか有しない場合には、本発明に係わる監視装置を適用することが困難になる。
【0009】
本発明は、以上の従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信側と受信側から特徴量を抽出することにより遠隔監視を行う伝送画質監視装置において、装置化に適した簡易な直交変換を適用するのに有効なブロックを作成できる装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明は、複数の伝送装置の縦列接続からなる映像伝送路上の伝送画質を監視する伝送画質監視装置であって、該映像伝送路上の複数地点において、映像画質の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、該特徴量抽出手段からのデータを低速回線を介して供給されるMSE(平均二乗誤差)を推定するMSE推定手段とを具備し、前記特徴量抽出手段が、入力映像を2のべき乗の正方形のブロックに分割するブロック分割手段と、ブロック内の映像を直交変換する直交変換手段と、該直交変換の任意の周波数成分値を取り出す周波数成分値抽出手段とからなり、前記ブロック分割手段は、画像の有効画面外を含むブロックには予め定められた値を埋めて前記2のべき乗の正方形のブロックに構成するようにした点に第1の特徴がある。
【0011】
この特徴によれば、画像の有効画面外を含むブロックに対してはある一定値で該有効画面外を埋めることにより、任意のサイズの画面に対して2のべき乗のサイズの直交変換を適用することが可能になる。このため、伝送画質監視装置の簡易化が可能になる。
【0012】
また、本発明は、前記特徴量抽出手段が、入力映像の離れた画素をサンプリングして2のべき乗の正方形のブロックに分割するブロック分割手段と、ブロック内の映像を直交変換する直交変換手段と、該直交変換の任意の周波数成分値を取り出す周波数成分値抽出手段とからなる点に第2の特徴がある。
【0013】
この特徴によれば、画像をブロック分割する際、隣り合った画素同士ではなく離れた画素をサンプリングして各ブロックを構成することにより、画像面上の広い範囲を比較的小さいブロックでカバーすることができるようになる。このため、伝送画質監視装置の簡易化が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、複数の伝送処理装置が伝送路に縦列に接続された系である映像伝送チェーンに適用される本発明の一実施形態の概略の構成を示すブロック図であり、該映像伝送チェーンの一部の構成を示すものである。
【0015】
図1において、送信画像が、伝送路1を介して送信側2から受信側3へ伝送されるものとする。第1特徴量抽出部40は、例えばブロック分割部41、スペクトル拡散・直交変換部42および係数抽出部43からなり、送信側2の送信画像から特徴量を抽出する。第2特徴量抽出部50は、前記第1特徴量抽出部40と同構成であり、ブロック分割部51、スペクトル拡散・直交変換部52および係数抽出部53からなる。そして、受信側3の受信画像から特徴量を抽出する。
【0016】
該第1、第2特徴量抽出部40,50で抽出された特徴量は、それぞれ電話回線やLAN回線などの低速回線6,7を通じて中央監視室8へ送られる。中央監視室8では、これらの特徴量から、MSE推定部81によって、MSE(平均自乗誤差)を推定する。
【0017】
前記第1特徴量抽出部40は、ブロック分割部41で入力画像(送信画像)を予め定めたサイズのブロックに分割し、該ブロックをスペクトル拡散・直交変換部42でスペクトル拡散・直交変換し、次いで、係数抽出部43で該直交変換により得られた係数の中から適当な係数を抽出する。なお、前記第2特徴量抽出部50の動作は、第1特徴量抽出部40と同様であるので、説明を省略する。
【0018】
以上のように、本実施形態の伝送画質監視装置では、スペクトル拡散・直交変換部42,52の働きが重要な要素となっている。スペクトル拡散・直交変換部42,52中の直交変換部の装置化に当たっては、一般に、良く知られた高速アルゴリズムを使用することが多い。これは、一般の方法では規模が非常に大きくなる直交変換演算を、簡易に実行できるからである。この高速アルゴリズムについては、例えば、R.J.Clarke,“Transform coding of images”,Academic
【0019】
Press,Microelectronics and Signal Processing Series,1985,pp.291-335に開示されている。ただし、高速アルゴリズムは、変換ブロックサイズに制約がある。すなわち、サイズが、縦、横共に、2のべき乗であることが必要である。
【0020】
また、一般に、直交変換は、ブロックサイズが大きくなると計算量が膨大になるため、なるべく小さいサイズに抑えることが装置化の上で重要である。
【0021】
そこで、本発明者は、ブロックサイズを2のべき乗に保ったまま、また、サイズを小さく保ったまま、なるべく正確に画質推定をするために、ブロックに元の画面にはない仮想画素値(ダミービット)を挿入してブロックを構成し、また画面を直交変換することにより得られた係数値をサンプリングにより抜き出すようにした。
【0022】
次に、本実施形態を図2を参照して具体的に説明する。例えば、標準テレビ(以下、SDTVと記す)は、図示されているように、1フィールドが、水平方向720画素×垂直方向243ラインからなっている。この時、ブロックサイズを、例えば128×128(27×27)とすると、1フィールドを覆うためには、水平方向に6個(例えば、B11〜B61)、垂直方向に2個(例えば、B11〜B12)のブロックを並べる必要がある。
【0023】
この時、画面とブロックの左上端を合わせようとすると、最右列と最下行のブロック(B61、B12〜B62)の内部には、画面に含まれない部分が存在することになる。すなわち、128×6=768、128×2=256であるので、最右列のブロックには48×128画素、最下行のブロックには128×13画素が含まれない、つまり画素の空白が生じることになる。
【0024】
そこで、ブロック分割部41、51では、前記最右列と最下行のブロックの空白部分に、任意の一定値、例えばダミービット「128」(=28の半分)を仮想的に埋め込み、スペクトル拡散・直交変換部42、52に送ることにする。スペクトル拡散・直交変換部42、52では、送られてきたブロックに対してスペクトル拡散と直交変換を行い、係数抽出部43、53では、該直交変換の係数の内の任意のものfi、fi’(ただし、同じブロックの同じ位置の係数)を1ブロック当たり1個または複数個抽出し、中央監視室8のMSE推定部81に送出する。
【0025】
MSE推定部81の動作を、図3のフローチャートを参照して説明する。MSE推定部81は、まずステップS1で、前記係数抽出部43,53から係数fi、fi’を取得する。ステップS2では、該係数fi、fi’がダミービットが埋め込まれたブロックの係数であるか否かの判断がなされ、ダミービットが埋め込まれていないブロックの場合には、ステップS3に進み、本発明者による出願である前記特願2001−117226号「伝送画質監視装置」に記されている手法により、MSEを求める。すなわち、MSEは、|fi−fi’|2 から求めることができる。なお、前記係数抽出部43、53で1ブロック当たり複数個の直交変換係数を抽出した場合には、MSEは、|fi−fi’|2 の平均から求めれば良い。
【0026】
一方、ダミービットが埋め込まれているブロック(ステップS2の判断が肯定)の場合には、ステップS4に進んで、MSEを、S/(S−K)・MSEと補正する。ここに、Sはブロックの面積、Kは該ブロック面積Sのうちのダミービットで埋めた面積である。
【0027】
前記のようにMSEを補正する理由は、次の通りである。送信側2から伝送路1を通って受信側に送られる画像データは全て有効画面領域の画像であり、ダミービットが仮想的に埋められた領域は送信されない。したがって、実際に求めたいMSEは、全て有効画面領域の画像の画質劣化である。しかしながら、MSE推定部81で演算されるMSEは、ダミービットを埋め込まれたブロックに関しては、前記ブロック分割部41,51で埋め込まれたダミービットの影響を受けた値である。かつ、該ダミービットは伝送路1等を通らないので、画質劣化を全く受けていない。
【0028】
そこで、前記特願2001−117226号「伝送画質監視装置」に示されている手法により推定される該当ブロックのMSEは、ブロック全体に一様に劣化があるとした場合の1画素当たりの平均値であることを考えると、ダミービットを仮想的に埋めた領域を含むブロック内の有効画面部の本来のMSEの推定値は、S/(S−K)・MSEとなる。
【0029】
次に、ステップS5では、1画像の全部のブロックのMSEが求められたか否かの判断がなされ、この判断が否定の時にはステップS6,S1に進んで、次のブロックの係数がMSE推定部8aに入力される。以上の処理が続行され、1画像の全部の処理が終了すると(ステップS5の判断が肯定)ステップS7に進んで、画像シーケンス全体の処理が終了したか否かの判断がなされる。この判断が否定の時には,ステップS8、S1に進んで、MSE推定部8aは次の画像のブロックの係数を取得する。
【0030】
以上の処理が続行されて、画像シーケンス全体の処理が終了すると(ステップS7の判断が肯定)ステップS9に進み、画像シーケンス全体のMSEの推定値の演算が次のようにして行われる。すなわち、ブロック内が全て有効画面で占められるブロック(計n個とする)のMSEをMS1、MS2、・・・、MSn 、ブロック内の右部が画面外(面積KR)となるブロック(計m個とする)のMSEの推定値をMR1、MR2、・・・、MRm 、ブロック内の下部が画面外(面積KB)となるブロック(計p個とする)のMSEの推定値をMB1、MB2、・・・、MBp 、ブロック内の右下部が画面外(面積KBR)となるブロック(計q個とする)のMSEの推定値をMBR1、MBR2、・・・、MBRqとすると、画像シーケンス全体のMSEの推定値は、次の(1)式のようになる。なお、この式には、前記のMSE←S/(S−K)・MSEも考慮に入れられている。
【0031】
なお、特別の場合として、1画面が丁度2のべき乗で表される場合は、前記のKR、KB、KBR、m、p、qは全て0であるので、前記特願2001−117226号「伝送画質監視装置」で表される式と一致することになる。
【0032】
次に、本発明の第2実施形態を、図4を参照して説明する。図4において、図1と同一または同等物には同符号が付されている。本実施形態では、第1特徴量抽出部60は、サブサンプリングブロック分割部62,スペクトル拡散・直交変換部63,および係数抽出部64から構成されており、また第2特徴量抽出部70は、前記第1特徴量抽出部60と同構成のサブサンプリングブロック分割部72,スペクトル拡散・直交変換部73,および係数抽出部74から構成されている。なお、帯域制限フィルタ61,71は、必ずしも必要な構成ではないので省略されても良いが、これらの構成を採用すると、サブサンプリングされない画素の局所的な破綻の影響を検出することが可能になる。
【0033】
次に、本実施形態の動作を説明する。前記第1実施形態の場合と同様に、画面が標準テレビサイズの場合(1フィールドが、水平方向720画素×垂直方向243ライン)を考え、例えば、装置化の上で簡易な8×8画素サイズのブロックで画面をブロック化しようとすると、(720/8)×{(243/8)の整数値の小数点切り上げ}=2790個のブロックになる。一つのブロックから、仮に1個だけ係数を抽出するとした場合、係数の表現ビット精度を10ビットとすると、1フィールド当たりの抽出係数情報量は、27.9kビット(=2790×10)となり、1秒間では1.674Mbps(=27.9×60)となる。これは、電話回線やLAN回線などの監視用の低速回線6,7で送るには、あまりに多い情報量となるため、何らかの方法でデータ量を削減することが必要となる。しかしながら、データ量の削減のために、画面の一部分からしかデータを抽出しないとなると、デジタル伝送エラー特有の局所的な画像破綻を見逃す恐れがある。
【0034】
そこで、本実施形態では、隣接した画素をまとめて1ブロックとするのではなく、離れた画素同士をまとめることにする。
【0035】
図4において、送信画像および受信画像は、それぞれサブサンプリングブロック分割部62,72でブロック分割される。該サブサンプリングブロック分割部62,72では、水平方向および垂直方向共に、8画素に1画素の割合でサブサンプリングされ、該サブサンプリングされた8×8画素で1ブロックとする。従って、該サブサンプリングブロック分割部62,72で作成されるブロック数は、前記の2790個の1/64となり、44個となる。そうすると、監視用の低速回線6,7で送られるデータ量は、1秒間に、26.4kbpsとなり、該低速回線6,7でも伝送可能なオーダとなる。
【0036】
なお、8画素に1画素というサブサンプリングは、次の理由から妥当なものである。すなわち、動画像圧縮伝送に通常使用されるMPEG−2は、8×8画素のブロック単位の処理であるため、伝送路エラー等による画像への影響(破綻)は、このブロック単位で出現することが多い。従って、8×8画素のブロックに1個ずつサブサンプリングしておけば、監視用途としての必要最小限のニーズを満たしていることになる。
【0037】
次いで、サブサンプリングブロック分割部62,72で得られたブロックは、スペクトル拡散・直交変換部63、73でスペクトル拡散されて画素データを平均化した後直交変換され、係数抽出部64、74で同じ位置の係数を抽出される。該係数抽出部64、74で抽出された係数fi、fi’は、低速回線6,7を経て、中央監視室8のMSE推定部91に送出される。MSE推定部91は、前記特願2001−117226号「伝送画質監視装置」に記されている手法により、MSEを推定する。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、画像の有効画面外を含むブロックに予め定めた一定値を埋め込むことにより、任意のサイズの画面に対して、2のべき乗のサイズの直交変換を直交変換を適用することが可能になる。本発明は、これにより、装置化が比較的容易な高速直交変換の使用が可能となり、伝送監視装置の簡易化が可能になる。
【0039】
また、本発明によれば、画像をブロック分割する際に、画素同士ではなく、離れた画素をサンプリングして各部ロックを構成するようにしたので、画像面上の広い範囲を比較的小さいサイズのブロックで画面全体を監視することができるようになる。すなわち、伝送監視装置の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態のブロック分割の概念図である。
【図3】 本実施形態のMSE推定部の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・伝送路、2・・・送信側、3・・・受信側、6,7・・・低速回線、8・・・中央監視室、40、60・・・第1特徴量抽出部、50、70・・・第2特徴量抽出部、41、51・・・ブロック分割部、42、52・・・スペクトル拡散・直交変換部、43、53・・・係数抽出部、62、72・・・サブサンプリングブロック分割部、63、73・・・スペクトル拡散・直交変換部、64、74・・・係数抽出部、81、91・・・MSE推定部。
Claims (4)
- 複数の伝送装置の縦列接続からなる映像伝送路上の伝送画質を監視する伝送画質監視装置であって、
該映像伝送路上の複数地点において、映像画質の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
該特徴量抽出手段からのデータを低速回線を介して供給されるMSE(平均二乗誤差)を推定するMSE推定手段とを具備し、
前記特徴量抽出手段が、入力映像を2のべき乗の正方形のブロックに分割するブロック分割手段と、ブロック内の映像を直交変換する直交変換手段と、該直交変換の任意の周波数成分値を取り出す周波数成分値抽出手段とからなり、
前記ブロック分割手段は、画像の有効画面外を含むブロックには予め定められた値を埋めて前記2のべき乗の正方形のブロックに構成することを特徴とする伝送画質監視装置。 - 前記MSE推定手段は、前記予め定められた値が埋め込まれているブロックに対しては、ブロックの面積をS、該ブロック面積Sのうちの前記予め定められた値で埋めた面積をKとするとき、MSEを補正して、S/(S−K)・MSEとすることを特徴とする請求項1に記載の伝送画質監視装置。
- 複数の伝送装置の縦列接続からなる映像伝送路上の伝送画質を監視する伝送画質監視装置であって、
該映像伝送路上の複数地点において、映像画質の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
該特徴量抽出手段からのデータを低速回線を介して供給されるMSE(平均二乗誤差)を推定するMSE推定手段とを具備し、
前記特徴量抽出手段が、入力映像の離れた画素をサンプリングして2のべき乗の正方形のブロックに分割するブロック分割手段と、ブロック内の映像を直交変換する直交変換手段と、該直交変換の任意の周波数成分値を取り出す周波数成分値抽出手段とからなることを特徴とする伝送画質監視装置。 - 前記ブロック分割手段は、前記入力映像の8×8画素から画素をサンプリングすることを特徴とする請求項3に記載の伝送画質監視装置。
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