JP4661008B2 - 便器用泡発生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器用泡発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の便器用泡発生装置としては、洗剤等を希釈して生成した泡発生液をタンク内にて発泡させ、生じた泡を便器内に向けて開口した泡供給口にまで送り出すとともに該泡供給口から吐出した泡で便器内の溜水面上を覆うことで、便器内からの悪臭の遮断、排便時における水の跳ね返り防止、及び、便器内の洗浄を行うものが提案されている。ただ、上記したような従来の便器用泡発生装置にあっては、泡供給口から便器内に吐出される泡が便器内の所望箇所に落下せず、便器上面や使用者に一部が附着して不快感を与えることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、便器上面や使用者に附着することなく便器内の所望個所に確実に泡を吐出することのできる便器用泡発生装置を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明を、便器上に固定される局部洗浄装置と一体に構成された便器用泡発生装置において、泡発生液を貯めておくタンクと、タンク内の泡発生液に泡を発生させる泡発生手段と、発生した泡をタンク外部に流出させる泡流出口と、泡を便器内に供給する泡供給口と、泡流出口と泡供給口を連通させる泡送出経路部備え、泡供給口の開口方向を下方に向けるとともに該泡供給口から下方に泡ガイド部を延設したことを特徴とする便器用泡発生装置とする。このようにすることで、泡は表面張力により泡ガイド部の壁面に沿って下方に向けて供給されることとなり、便器上面や使用者に泡が付着することが防止される。
【0005】
また、便器上に固定される局部洗浄装置と一体に構成された便器用泡発生装置において、泡発生液を貯めておくタンクと、タンク内の泡発生液に泡を発生させる泡発生手段と、発生した泡をタンク外部に流出させる泡流出口と、泡を便器内に供給する泡供給口と、泡流出口と泡供給口を連通させる泡送出経路部とを備え、泡供給口の開口方向を下方に向けるとともに、泡供給口の一部を塞ぐ泡吐出方向変更壁を、該泡供給口の後端部から前方に延設させて備えることも好ましく、このようにすることで、泡供給口まで送出された泡を泡吐出方向変更壁でガイドして前方に向けて吐出し、便器の内面にでなく溜水面上の所望箇所に落下させることができる。
【0006】
また、泡吐出方向変更壁の上面を、前方に向かうほど下方に位置するように傾斜させることも好ましく、このようにすることで、泡供給口に泡のもとである泡発生液が溜まって固着することが防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図1には本発明の実施の形態における一例の便器用泡発生装置1を一体に構成した局部洗浄装置50を示している。局部洗浄装置50とは便器51上に固定されるものであり、主制御手段を備えた局部洗浄装置本体52と、便座53と、便座53の上方を開閉する便蓋54とを備えている。更に局部洗浄装置本体52には、洗浄手段と、便器用泡発生装置1と、操作手段と、人体検出センサとが接続されている。
【0008】
局部洗浄装置50の基本構成について、図1に基づいて更に詳細な説明を行う。上記主制御手段は、操作手段からの操作信号に応じて、便座53に対しては便座温度を、洗浄手段に対しては洗浄温度及び洗浄流量を、便器用泡発生装置1に対しては泡発生量を、夫々制御するものである。
【0009】
上記便座53には、便座温度調節手段や着座検出センサ等が備えられている。この便座温度調節手段は、便座温度可変手段、便座温度検出手段により構成されたものであり、主制御手段からの便座温度変更指示を受けて、指定された温度に便座を保持するものである。着座検出センサは、使用者が着座したことを検出して、その検出情報を主制御手段に伝達するものである。
【0010】
上記洗浄手段は、洗浄温度可変手段、洗浄流量可変手段等で構成されており、主制御手段からの洗浄温度変更指示及び洗浄流量変更指示を受けて、指示された温度及び流量でお
しり洗浄やビデ洗浄といった局部洗浄を行うものである。
【0011】
上記便器用泡発生装置1は、泡22を発生させて便器51内に供給するものであり、泡発生速度や泡発生時間を変更することにより泡発生量を調節する手段を備えている。便器用泡発生装置1の具体的な構成は後に詳述する。
【0012】
上記操作手段は、便座操作部、洗浄操作部、泡発生操作部により構成されている。便座操作部には、便座温度を変更する為の便座温度操作キーが配されており、洗浄操作部には、お尻洗浄やビデ洗浄を行う為の洗浄操作キーと、洗浄水の温度を変更する為の洗浄温度操作キーと、洗浄時の洗浄流量を変更する為の洗浄流量操作キーとが配されている。泡発生操作部には、手動泡発生操作キーと、泡発生量操作キーと、泡発生モード切換キーとが配されている。操作手段に備えたこれらのキーを使用者が操作すると、そのキー入力情報は主制御手段へと伝達される。
【0013】
上記人体検出センサは、例えば赤外線センサや超音波センサを用いて使用者のトイレへの入室を検出するものである。
【0014】
このような構成の局部洗浄装置50において、使用者が操作手段に備えた洗浄操作キーを操作すると、所定の温度に暖められた洗浄水が局部洗浄装置本体52下部に備えられた局部洗浄ノズル(図示せず)にまで供給される。局部洗浄ノズルは、送り込まれた洗浄水の水圧により洗浄位置にまで進出した後に、便座53に着座した使用者の局部に向けて洗浄水を噴射する。
【0015】
次に、便器用泡発生装置1の構成について詳細な説明を行う。図2には泡発生装置本体上ケース8aと一体に形成した局部洗浄装置本体下ケース52aを示しており、図3、図5には泡発生装置本体上ケース8aを取り外した状態の便器用泡発生装置1の全体を示している。便器用泡発生装置1は、泡発生液16を貯めておく為のタンク2を備えるとともに、該タンク2の上側には泡発生装置本体8及び泡発生装置本体上ケース8aを装着している。上記泡発生装置本体8を図2に示す泡発生装置本体上ケース8aの下部に接続させることで、便器用泡発生装置1を局部洗浄装置50と一体に便器51に装着させことができる。
【0016】
タンク2は、上方の開口したタンク本体3と、該タンク本体3の上方に超音波溶接等で一体に接続させた封止蓋4とで構成されている。封止蓋4に形成した取付口63にはタンク蓋7を着脱自在に設けており、該タンク蓋7にはタンク2の内部と外部を連通させる泡流出部7a及び空気導入部7bを設けている。泡発生装置本体8には、空気ポンプ9と供給経路部材12を配設しており、この供給経路部材12には泡供給経路12aと空気供給経路12bを形成している。
【0017】
泡供給経路12aは、一端を泡流出部7aの泡発生装置本体8側の開口部に接続させるとともに、他端を泡発生装置本体上ケース8aに設けたホース経路71に配されるホース(図示せず)の一端に接続させる。泡発生装置本体上ケース8aにはホース経路71と連通して泡供給口14が形成されているので、泡流出部7aのタンク2側の開口部である泡流出口70は、泡流出部7a、泡供給経路12a、ホース、ホース経路71等により構成される泡送出経路部72を介して泡供給口14と連通している。また、空気供給経路12bは、空気導入部7bの泡発生装置本体8側の開口部と空気ポンプ9を接続させるものであり、且つ、タンク2内に配された多孔質から成る泡発生部10は、管15を介して空気導入部7bのタンク2側の開口部と接続されるので、泡発生部10は、管15、空気導入部7b、空気供給経路12b等を介して空気ポンプ9と連通している。
【0018】
泡流出部7aと泡供給経路12aとはOリング13aの介在により気密性を持って接続されている。本例では泡流出部7aを雄形状に形成するとともに泡供給経路12aを雌形状に形成し、Oリング13aを泡流出部7aの外周に装着させているので、雄形状の泡流出部7aを雌形状の泡供給経路12aに挿入させることで、Oリング13aのシールにより気密性を保持した状態で泡流出部7aと泡供給経路12aを接続させることができる。加えて、このようにOリング13aを泡流出部7a側に配することにより、タンク2の取り外しと共にOリング13aを泡発生装置本体8側から取り外すことができ、Oリング13aが消耗した場合等には交換を容易に行うことができる。空気導入部7bと空気供給経路12bにおいても同様に、Oリング13bの介在により気密性を持って両者が接続されている。
【0019】
次に、タンク2を泡発生装置本体8に着脱自在に装着させる為の構成について説明する。泡発生装置本体8には、泡発生装置本体8の前後方向を長手方向とした長穴であるとともに後側より前側を幅広としたガイド部11を備えている。タンク2には、封止蓋4の上面に立設されるとともに段部を介して上側が下側より幅広となるような略逆L字状に形成された固定部5を備えている。段部における固定部5の最大幅はガイド部11前側の幅より小さく、且つ、ガイド部11後側の幅より大きく形成しており、加えて、固定部5の段部よりも下側の幅はガイド部11後側の幅より小さく形成しているので、図6(a)〜(c)に示すように固定部5をガイド部11前側の下方より挿入したのちに後方に移動させれば、固定部5はガイド部11に案内されてスライドするとともに、固定部5とガイド部11の係合によりタンク2は泡発生装置本体8に着脱自在に装着される。
【0020】
タンク2と泡発生装置本体8との装着箇所にはクリック構造を設けている。具体的には、図7に示すようにタンク2の封止蓋4の上面にクリック用突部17を設け、泡発生装置本体8のクリック用突部17と対向する位置には、略長方形の穴部18を設けるとともに該穴部18の後側の内側面から一対の係止部19を泡発生装置本体8の下面と平行に延設している。上記一対の係止部19は、両者の隙間が先端部側のみクリック用突部17の幅より小さくなるよう弾性体を用いて形成しているので、図8(a)〜(c)に示すように、タンク2の前方から後方へのスライドに伴ってクリック用突部17は一対の係止部19の先端部を押し広げながら係止部19間に侵入し、所定の位置までスライドしたときにクリック用突部17が係止部19の先端部より根元側の隙間に嵌合する。この嵌合の際に使用者はクリック感を得て、Oリング13aやOリング13bの気密性が確保された状態にあることを知ることができる。
【0021】
上記したクリック構造を設ける代りに、若しくは、それに加えて、ロック構造を設けても構わない。ロック構造としては、例えば図9(a)、(b)に示すようにタンク2側にロック用突部20を設け、泡発生装置本体8側にはフック21を設けて、Oリング13aやOリング13bの気密性が確保された状態となるまでタンク2がスライドしたときに、フック21とロック用突部20の係合によりロックがなされて、タンク2が泡発生装置本体8に着脱自在に固定される構造にすれば良い。これによれば上記ロックを解除しないとタンク2は取り外せないので、タンク2が不用意に外れてしまうことがない。
【0022】
また、クリック構造やロック構造の代りに、若しくは、それに加えて、タンク2の装着の際にOリング13aやOリング13bの気密性が確保されたか否かを電気的な判定により検出し、表示する検出機構(図示せず)を設けても良い。上記検出機構としては、プッシュ式のリミットスイッチや、ホール素子によるリードスイッチ等を用いる。更に、検出機構によりOリング13aやOリング13bの気密性が確保されていないと検出された場合には泡22の発生を停止させるとともに、泡22の発生を停止した状態であることを使用者に表示することも好ましい。
【0023】
次に、本発明の特徴的な構成である泡供給口14の構成について説明する。図11に示すように、泡発生装置本体上ケース8aに設けたホース経路71の一端は、局部洗浄装置本体下ケース52aにおける便器上面51aとの当接面である便器設置面Aよりも下方にまで延設されており、このホース経路71の延設部の下端に泡供給口14が開口方向を下方に向けて形成されている。従って、局部洗浄装置50を便器51に設置した際には、上記泡供給口14は図1に示すように便器上面51aよりも下方に位置することとなる。本例では供給口14を便器上面51aより20mm下方に位置するように設けており、これにより泡22が便器上面51aに附着することが防止される。
【0024】
また、局部洗浄装置本体52の下部に備えられる乾燥温風吐出口(図示せず)及び局部洗浄ノズルは、便器設置面Aよりも上方である乾燥温風吐出口取付位置B及び局部洗浄ノズル取付位置Cに夫々設置されるので、泡22が乾燥温風吐出口や局部洗浄ノズルに附着するとともに乾燥温風に飛ばされる等して使用者に附着してしまうことが防止される。
【0025】
次に、便器用泡発生装置1の実際の操作について説明する。まず、タンク2内に泡発生液16を補充するには、泡発生装置本体8から取り外して図4に示すような状態にあるタンク2から泡発生液供給口64を塞ぐ泡発生液供給口蓋68を取り外し、泡発生液供給口64から例えば10倍から100倍に希釈した洗剤を泡発生液16として補充する。補充後は、泡発生液供給口蓋68を取り付けたうえでタンク2の固定部5を泡発生装置本体8のガイド部11の下方より挿入し、ガイド部11の案内に従ってタンク2をクリック感が得られる位置まで発生装置本体8の後方に向けてスライドさせれば良い。
【0026】
使用者が泡発生モード切換キーを操作して例えば自動泡発生モードを選択した場合には、人体検出センサによるトイレへの入室検出、或いは、着座検出センサによる便座への着座検出に伴って、空気ポンプ9から送り込まれた空気が泡22となって泡発生部10から吐出され、図10(a)に示すようにタンク2内で泡発生液16を発泡させる。図10(b)に示すようにタンク2の上部に位置する泡流出口70にまで到達した泡22は、その後に図10(c)に示すように泡送出経路部72を経由して泡供給口14から便器51内に供給される。運転開始から所定時間経過すると空気ポンプ9は自動停止し、便器51への泡22の供給が停止する。
【0027】
使用者が泡発生モード切換キーを操作して例えば手動泡発生モードを選択した場合には、使用者が手動泡発生操作キーを押下することで空気ポンプ9は運転を開始し、運転開始から所定時間経過後に自動停止する。また、運転中に使用者が手動泡発生操作キーを再び押下することで空気ポンプ9が停止するようにしても良い。
【0028】
泡22の発生量については、図12にも示されているように泡発生量と泡発生時間は略正比例の関係にあり、従って、運転開始から停止までの所定時間を泡発生量操作キーの操作により或る範囲内で変更することで、泡発生量を自在に変更することができる。
【0029】
自動泡発生モードにおける便器用泡発生装置1の運転を開始するタイミングは、人体の便座53からの離座検出やトイレからの退室検出と連動させても良い。具体的には、局部洗浄装置50の使用後に、着座検出センサ或いは人体検出センサがオフになった直後若しくは一定時間経過後に便器用泡発生装置1の運転を開始するような設定とする。運転により発生した泡22は2〜3時間消滅しないので、長時間の留守後に使用する場合や起床後初めて使用する場合以外は便器51内に常時泡22が存在することとなり、従って、使用者は入室後に便器51内に泡22が溜まるまでの時間を待つ必要なく即座に排便行為を行うことができる。
【0030】
タンク2は例えば透明或いは半透明の樹脂にて形成されており、使用者は泡発生液16
の残量を目視にて確認することができる。残量が少なくなったと確認される場合には、再びタンク2を取り外して泡発生液16を補充し、再装着すれば良い。
【0031】
本例のように、空気ポンプ9から空気を送り込むことにより泡発生液16を発泡させ、生じた泡22を泡供給口14から便器51内に供給する手段を用いることで、泡22を十分に発生させることができるとともに、泡22が便器51内に附着した際にも流れ難いことから高い洗浄効果を得ることができる。また、便器51内の溜水面上を泡22で覆うことにより、便器51内からの悪臭の遮断、排便時における水の跳ね返り防止といった効果を得ることもできる。
【0032】
次に、本発明の実施の形態における他例の便器用泡発生装置1について説明を行うが、他例の基本的構成は上記一例の基本的構成と略同一であるので、一例と異なる他例の特徴的構成である泡供給口14の構成について図13、図14に基づいて説明する。
【0033】
泡発生装置本体上ケース8aに設けたホース経路71の一端は、一例と同様に局部洗浄装置本体下ケース52aにおける便器上面51aとの当接面よりも下方にまで延設されており、このホース経路71の下端に泡供給口14が開口方向を下方に向けて形成されている。従って、局部洗浄装置50を便器51に設置した際には、上記泡供給口14は図1に示すように便器上面51aよりも下方に位置することとなる。
【0034】
更に、泡供給口14の後端部からは下方に泡ガイド部73が延設されており、泡供給口14から吐出される泡22は表面張力により上記泡ガイド部73の壁面上を沿うようにガイドされ、下方に向けて放出される。これにより、泡22が便器上面51aに附着することが防止される。また、局部洗浄装置本体52において便器上面51aとの当接面より上方に位置する乾燥温風吐出口取付位置B及び局部洗浄ノズル取付位置Cに夫々備えられる乾燥風吐出口及び局部洗浄ノズルに泡22が附着するとともに乾燥温風に飛ばされる等して使用者に附着してしまうことも防止される。
【0035】
次に、本発明の実施の形態における更に他例の便器用泡発生装置1について説明を行うが、更に他例の基本的構成は上記他例の基本的構成と略同一であるので、他例と異なる更に他例の特徴的構成について図15、図16に基づいて説明する。
【0036】
泡発生装置本体上ケース8aに設けたホース経路71の一端には、局部洗浄装置50を設置した際に便器上面51aより下方に位置するように泡供給口14を備えており、この泡供給口14の後端部からは前方に向けて泡吐出方向変更壁80を延設させて備え、泡供給口14の一部を塞いでいる。これにより、泡供給口14まで送出された泡22は泡吐出方向変更壁80にガイドされて前方に向けて吐出されるので、泡22を便器51の内面にでなく溜水面上の所望箇所に落下させることができる。但し、泡供給口14としては、泡22を前方に吐出させ易くする為に、開口をホース経路71の前面側まで設けることが望ましい。
【0037】
また、上記泡吐出方向変更壁80の上面80aは、前方に向かうほど下方に位置するように傾斜して形成されており、これによって、泡供給口14に泡のもとである泡発生液16が溜まって固着することが防止されている。
【0038】
【発明の効果】
上記のように請求項1に記載の発明にあっては、泡が表面張力により泡ガイド部の壁面に沿って下方に向けて供給されることにより、便器上面や使用者に泡が付着することが防止されるという効果がある。
【0039】
また、請求項に記載の発明にあっては、泡供給口まで送出された泡を泡吐出方向変更壁でガイドして前方に向けて吐出し、便器の内面にでなく溜水面上の所望箇所に落下させることができるという効果がある。
【0040】
また、請求項に記載の発明にあっては、請求項に記載の発明の効果に加えて、泡供給口での泡発生液の固着が防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における一例の局部洗浄装置の基本構成を示す説明図である。
【図2】 同上の局部洗浄装置本体下ケースの斜視図である。
【図3】同上の便器用泡発生装置の斜視図である。
【図4】 同上の泡発生装置本体から取り外した状態のタンクを示す説明図である。
【図5】 同上の便器用泡発生装置の分解斜視図である。
【図6】 同上のガイド部と固定部における装着手順の説明図であり、(a)は装着前の状態、(b)は装着途中の状態、(c)は装着後の状態を示している。
【図7】 同上のクリック構造の説明図である。
【図8】 同上のタンク装着時におけるクリック構造の挙動を示す説明図であり、(a)は固定前の状態、(b)は固定途中の状態、(c)は固定後の状態を示している。
【図9】 同上のロック構造を用いた固定方法の説明図であり、(a)は固定前の状態、(b)は固定後の状態を示している。
【図10】 同上の便器用泡発生装置における泡供給経過の説明図であり、(a)は運転開始直後の状態、(b)は泡がタンクから流出する寸前の状態、(c)は便器に泡を供給している状態を示している。
【図11】 同上の局部洗浄装置本体下ケースの正面図である。
【図12】 同上の泡発生時間と泡発生量との関係を示すチャート図である。
【図13】 本発明の実施の形態における他例の局部洗浄装置本体下ケースの下面図である。
【図14】 同上の泡供給口近傍を示す斜視図である。
【図15】 本発明の実施の形態における更に他例の泡供給口近傍を示す斜視図である。
【図16】 同上の泡供給口近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
1 便器用泡発生装置
2 タンク
9 空気ポンプ
10 泡発生部
14 泡供給口
16 泡発生液
22 泡
51 便器
51a 便器上面
70 泡流出口
72 泡送出経路部
73 泡ガイド部
80 泡吐出方向変更壁
80a 上面

Claims (3)

  1. 便器上に固定される局部洗浄装置と一体に構成された便器用泡発生装置において、泡発生液を貯めておくタンクと、前記タンク内の前記泡発生液に泡を発生させる泡発生手段と、発生した前記泡を前記タンク外部に流出させる泡流出口と、前記泡を前記便器内に供給する泡供給口と、前記泡流出口と前記泡供給口を連通させる泡送出経路部を備え、前記泡供給口の開口方向を下方に向けるとともに、前記泡供給口から下方に泡ガイド部を延設したことを特徴とする便器用泡発生装置。
  2. 便器上に固定される局部洗浄装置と一体に構成された便器用泡発生装置において、泡発生液を貯めておくタンクと、前記タンク内の前記泡発生液に泡を発生させる泡発生手段と、発生した前記泡を前記タンク外部に流出させる泡流出口と、前記泡を前記便器内に供給する泡供給口と、前記泡流出口と前記泡供給口を連通させる泡送出経路部とを備え、前記泡供給口の開口方向を下方に向けるとともに、前記泡供給口の一部を塞ぐ泡吐出方向変更壁を、前記泡供給口の後端部から前方に延設させて備えたことを特徴とする便器用泡発生装置。
  3. 泡吐出方向変更壁の上面を、前方に向かうほど下方に位置するように傾斜させたことを特徴とする請求項に記載の便器用泡発生装置。
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