JP4660606B2 - 送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、イオンを放散することが可能なように構成された送風機に関する。
従来、扇風機等の送風機において、所望の流量及び方向の風を送り出す送風機能に加えて、種々の機能が付加された送風機が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に開示された送風機器は、マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生ユニットが添装してある。例えば、送風機器である持ち運びが容易な扇風機の送風羽根近傍の前方又は後方にマイナスイオン発生ユニットを設けることにより、手軽に涼風感を得ることができると共に、マイナスイオンによりリフレッシュ等の有益な生理学的効果を同時に得ることが可能となる。
特許文献2に開示された扇風機用揮散物質放散装置は、扇風機の送風気流を利用して内部に収納した害虫防除剤等の揮散物質を外部に放散可能なように構成してある。より詳細には、扇風機用揮散物質放散装置は、環状のリング体及び該リング体に移動自在に付き扇風機のファンガードに引っ掛かり可能となる掛止体を有する取付け具と、前記リング体が係合する係合部を有し、揮散物質を内部に収納する放散用容器とを備えてなる。この扇風機用揮散物質放散装置は、リング体を放散用容器の係合部に係合させると共に、掛止体を扇風機のファンガードに引っ掛けることにより、大きさが異なる扇風機に放散用容器を取付けることができる。そして、扇風機の送風に応じて放散用容器に収納した害虫防除剤等の揮散物質を生活空間に放散することにより、涼風感を得ることができると共に、蚊の駆除等を同時に行うことができる。
特開平9−245935号公報 特開2007−32351号公報
ところで、特許文献2に係る扇風機用揮散物質放散装置は、扇風機のファンガードの外側に取付けるように構成してあるから、有毒物質である害虫防除剤に乳幼児等が触れてしまう虞があり、安全性に問題があった。また、扇風機の前側である送風流路に拡散用容器を取付けた場合、扇風機の風量が減少すると共に、騒音が生じる等の問題があった。
そして、特許文献1に係る送風機器においては、マイナスイオンによりリフレッシュ等の有益な生理学的効果を得ることは可能であるが、鶏を介して広まりが懸念されている鳥インフルエンザウイルス等のウイルスについての対策はなされていなかった。また、マイナスイオン発生ユニットは正負の電極に高電圧を印加して放電を生ぜしめてマイナスイオンを発生させるものであるから、扇風機の外側に添装した場合、乳幼児等が触れてしまう虞があり、安全性に問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ウイルス及び細菌の除去作用をなすプラスイオン及びマイナスイオンを、送風機能に悪影響を与えることなく、安全性を確保しつつ放散することが可能なように構成された送風機を提供することを目的とする。
本発明に係る送風機は、モータと、該モータの出力軸に連結され、前記モータにより回転駆動されるファンと、該ファンを前記モータの出力軸に固定する固定部材とを備える送風機において、前記ファンを包囲して保護するファンガードと、プラスイオン及びマイナスイオンを発生するイオン発生器とを更に備え、該イオン発生器は、前記ファンガードを前記モータに固定する固定リングを兼ねており、前記ファンガードの内側で前記モータ及びファンの間に配してあることを特徴とする。
本発明にあっては、ファンを包囲して保護するファンガードの内側にプラスイオン及びマイナスイオンを発生するイオン発生器が、ファンガードをモータに固定する固定リングを兼ねて設けてある。高電圧が印加されるイオン発生器は、ファンガードの内側に位置するから、幼児等が触れることを防止することができ、安全性を確保することができる。またイオン発生器は、ファンガードをモータに固定するために本来必要な固定リングを兼ねており、ファンの回転に伴って生じる送風流路の邪魔にならず、送風機能に悪影響を与えることがない。イオン発生器が発生するプラスイオン及びマイナスイオンは、ファンの送風によって送風機の設置室内に広く拡散し、鳥インフルエンザウイルス等のウイルス及び細菌を死滅又は不活性化する。
本発明に係る送風機は、前記イオン発生器は、その一部に雌螺子部を有する筐体を備えており、前記モータは、前記出力軸の側に該出力軸に同心をなして設けられ、その外周面に前記雌螺子部が係合する係合部を有する係合円筒を備えており、前記イオン発生器及びモータ間に前記ファンガードを挟持するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、イオン発生器の筐体の一部に雌螺子部を設け、モータに設けられた係合円筒の係合部を前記雌螺子部に係合することにより、前記イオン発生器及びモータ間に前記ファンガードを挟持するように構成してある。簡素な構成により、送風機が大型化することを抑制しつつ前述した効果を得ることができる。
本発明によれば、送風機能に悪影響を与えることなく、安全性を確保しつつ、プラスイオン及びマイナスイオンを設置室内に放散することができ、室内に浮遊する各種ウイルス及び細菌を死滅又は不活性化させて室内環境を良好に保つことができる。イオン発生器を兼ねる固定リングは、ファンガードをモータに固定するために本来必要な部品であり、部品点数の増加、装置の大型化も抑制できる。
実施の形態1に係る扇風機の模式的部分分解図である。 実施の形態1に係る扇風機の模式的外観図である。 ファンナットの模式的断面図である。 イオン発生器の模式的外観斜視図である。 イオン発生器本体の電極構造の例である。 イオン発生器本体の回路の例である。 イオン発生器本体の電極構造の他の例である。 実施の形態2に係る扇風機の模式的外観図である。 ファンナットの模式的断面図である ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。 ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。 ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて、送風機として扇風機を例に詳述する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的部分分解図である。図2は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的外観図である。
図において1は、基台であり、該基台1は、床面等に載置され、上面に操作パネル(図示せず)が設けてある。この基台1には、支柱2が立設してある。支柱2の上端部には、モータ3が取付けてある。モータ3は、略円柱形をなすモータ本体31と、該モータ本体31の一側から突出する出力軸32とを備えている。出力軸32の先端部には、雄螺子部33が設けてある。さらに、出力軸32には、先端部から適長離隔した位置に、軸長方向に直交するようにファンボス止ピン34が内嵌してある。また、モータ本体31の出力軸32の側には、該出力軸32に同心をなして係合円筒35が設けてある。この係合円筒35の外周面には、係合部としての雄螺子部36が形成してある。なお、係合円筒35の外周面に設けられる係合部は、後述するイオン発生器8の雌螺子部に係合可能であればよく、雄螺子ではなく単に周方向に突設された突起であってもよい。
モータ3の出力軸32には、該出力軸32の回転に伴って一体的に回転するファン4が設けてある。ファン4は、モータ3の出力軸32に外嵌される円筒状のボス部41と、該ボス部41に周方向に等配をなして設けられた複数の羽根42とを備えるプロペラファンである。ファン4は、モータ3の出力軸32にボス部41を外嵌した状態にて、円筒状をなす固定部材としてのファンナット5により出力軸32に固定してある。なお、ボス部41は、ファンボス止ピン34により、出力軸32に対して相対回転しないように回り止めがなされると共に、出力軸32の軸長方向にモータ3の側に移動しないようにしてある。
図3は、ファンナット5の模式的断面図である。ファンナット5は、拡散物質6をその内部に収納する中空の容器を兼ねており、有底円筒状をなす筐体50の内部に拡散物質6を収納する収納室51を有している。ファンナット5の軸長方向の一側には、筐体50と同心をなして収納室51の内部に凹ませてなる凹部が設けてあり、該凹部の内面には係合部である雌螺子部52が形成してある。また、ファンナット5には、収納室51の内外を連通する複数の連通孔53が設けてある。このファンナット5を雌螺子部52にてモータ3の出力軸32の先端部に形成された雄螺子部33に螺合することにより、図2に示すように、ファン4がモータ3の出力軸32に固定される。収納室51には、図3に示すように、複数の粒子状の拡散物質6が充填してある。拡散物質6は、例えば、害虫防除剤等の薬剤、香料等であり、常温状態にて気化して空気中に拡散する性質を有する。そして、気化した拡散物質6は、ファンナット5に設けた収納室51の内外を連通する複数の連通孔53から収納室51の外部に放散される。
このように取付けられたファン4には、該ファン4を包囲して保護するファンガード7が設けてある。ファンガード7は、ファン4を前側から覆うファンガード前分体71と、ファン4を後側から覆い、前記ファンガード前分体71と嵌合するファンガード後分体72とを備えてなる。
このファンガード7は、固定リングを兼ねるイオン発生器8によりモータ3のモータ本体31に固定してある。図4は、イオン発生器8の模式的外観斜視図である。イオン発生器8は、肉厚のリング状の外形を有する筐体80と、該筐体80の内周面に形成された雌螺子部81とを有している。また、イオン発生器8の一側には、発生したイオンを放出する複数(図において4つ)の放出孔82が周方向に等配をなして設けてある。
この筐体80の内部にはイオン発生器本体が設けてある。図5は、イオン発生器本体の電極構造の例であり、図5(a)はイオン発生素子の模式的平面図を、図5(b)はイオン発生素子の模式的側面図を夫々示している。図6は、イオン発生器本体の回路の例である。
図5及び6は、所謂針電極型の電極構造を有するイオン発生器本体9の例を示している。イオン発生器本体9は、図6に示すように、電源入力T1及び接地入力T2の間に印加された直流電圧を昇圧する第1の昇圧回路90aと、第1の昇圧回路90aが昇圧した電圧を更に昇圧する第2の昇圧回路90bと、第2の昇圧回路90bが昇圧した電圧を印加されてイオンを発生させるイオン発生素子90cとを備えている。イオン発生素子90cは、図5に示すように、針電極である放電電極93,94と、板電極である誘導電極91,92とを備えており、誘導電極91,92に設けた貫通孔の内側に該貫通孔と略同心をなして放電電極93,94が設けてある。このイオン発生器本体9は、第1の昇圧回路90a及び第2の昇圧回路90bにおいて昇圧された高電圧を、放電電極93,94と誘導電極91,92との間に印加することにより、放電を生ぜしめるように構成してある。
図7は、イオン発生器本体の電極構造の他の例であり、所謂印刷電極型の電極構造を有するイオン発生器本体9aの例を示している。図7(a)はイオン発生素子の模式的平面図を、図7(b)はイオン発生素子の模式的側面図を夫々示している。イオン発生器本体9aは、イオン発生器本体9と同様に、イオン発生素子と、該イオン発生素子に高電圧を印加する昇圧回路(図示せず)とを備えている。イオン発生素子は、上部基板上にパターン印刷により形成された放電電極95と、上部基板と下部基板との間にパターン印刷により形成された誘導電極96とを備えている。このイオン発生器本体9aは、昇圧回路において昇圧された高電圧を、放電電極95と誘導電極96との間に印加することにより、放電を生ぜしめすように構成してある。なお、これらのイオン発生器本体の電極構造及び回路は、それ自体公知であるので、詳細な説明は省略する。
これらのイオン発生素子は、空気中の水分を放電によりイオン化することにより、プラスイオンとしてのH+ (H2 O)n (nは任意の自然数)と、マイナスイオンとしてのO2 - (H2 O)m (mは任意の自然数)とを発生する。そして、これらが化学反応することにより、活性種である過酸化水素(H2 2 )及び/又は水酸基ラジカル(OH)が生成され、空気中の浮遊細菌や浮遊ウイルス等を除去することができる。
このように構成されたイオン発生器本体を筐体80の内部に有するイオン発生器8とモータ本体31との間にファンガード7を位置させ、イオン発生器8の放出孔82のある一側の逆側がモータ3の側になるように、イオン発生器8の雌螺子部81にモータ本体31の一側に設けられた雄螺子部36を螺合する。これにより、図1及び2に示すように、ファンガード7は、モータ本体31及びイオン発生器8間に挟持されてモータ3に固定されることになる。
以上のように構成された扇風機10において、運転スイッチをオンにすると、モータ3に電力が供給されてモータ3が回転し、モータ3の出力軸32が一体的に回転する。この出力軸32の回転に伴って、出力軸32にファンナット5によりボス部41にて固定されたファン4が一体的に回転し、このファン4の回転に伴いファンガード後分体72からファンガード前分体71に向けて流れる送風流路が生じる。
また、運転スイッチをオンにすると、ファンガード後分体72の内側に設けたイオン発生器8にも電力が供給され、イオン発生器本体によりプラスイオン及びマイナスイオンが発生する。発生したプラスイオン及びマイナスイオンは、イオン発生器8の放出孔82から外部へ放出され、ファン4の回転により生じた送風によってファンガード前分体71を通過して室内に放散されることになる。
一方、ファンナット5の内部に収納された拡散物質6は、前述した如く、ファンナット5に設けた収納室51の内外を連通する複数の連通孔53から収納室51の外部に放散され、ファン4の回転により生じた送風によってファンガード前分体71を通過して室内に放散されることになる。
このように、ファンガード後分体72の内側にモータ3の出力軸32に同心をなして取付けられたイオン発生器8において発生したプラスイオン及びマイナスイオン、及びファンガード7の内側の出力軸32に設けられたファンナット5の収納室51から拡散した害虫防除剤等の拡散物質6がファン4の回転により生じた送風によって室内に放散されることになる。
このように構成された実施の形態1に係る扇風機10においては、プラスイオン及びマイナスイオンにより鳥インフルエンザウイルス等のウイルス、病原菌を死滅又は不活性化させることによって、ウイルス及び病原菌から人体を守ることができると共に、拡散物質6によりデング熱の媒体となる蚊等の害虫を駆除することができる。
そして、モータ3の出力軸32に設けられたファンナット5に拡散物質6が保持してあり、出力軸32に同心をなしてモータ本体31にイオン発生器8が取付けてあるから、ファン4の回転に伴って生じる送風の邪魔にならず、扇風機10の送風機能に悪影響を与えることなく、拡散物質6、プラスイオン及びマイナスイオンを放散することができる。また、拡散物質6及び高電圧が印加されるイオン発生器8がファンガード7の内側に設けてあるから、乳幼児等が拡散物質6及びイオン発生器8に触れることを防止することができ、安全性を確保することができる。
また、ファンナット5の拡散物質6を収納する収納室51の内外を連通する連通孔53がファンナット5の筐体50に設けてあるから、拡散物質6を効率良く外部へ放散することができる。
また、イオン発生器8の雌螺子部81にモータ本体31の一側に設けられた雄螺子部36を螺合することにより、ファンガード7をモータ本体31及びイオン発生器8間に挟持してモータ3に固定するように構成してあり、ファンガード7をモータ3に固定する固定リングをイオン発生器8が兼ねる構成としているから、簡素な構成により、送風機10が大型化することを抑制することができる。
(実施の形態2)
図8は、実施の形態2に係る扇風機20の模式的外観図である。実施の形態2に係る扇風機20は、実施の形態1に係る扇風機10とファンナットの形状のみが異なっている。図9は、ファンナット5aの模式的断面図である。
ファンナット5aは、拡散物質6をその内部に収納する中空の容器を兼ねており、有底円筒状をなす筐体50の内部に拡散物質6を収納する収納室51を有している。ファンナット5aの軸長方向の一側には、筐体50と同心をなして収納室51の内部に凹ませてなる凹部が設けてあり、該凹部の内面には係合部である雌螺子部52aが形成してある。ファンナット5aの軸長方向の一側には、凹部の内径と同一内径を有する円筒状の当接突起54が凹部に同心をなして立設してある。なお、雌螺子部52aは当接突起54の内面にも形成してある。
このファンナット5aを雌螺子部52aにてモータ3の出力軸32の先端部に形成された雄螺子部33に螺合することにより、ファン4がモータ3の出力軸32に固定される。このとき、ファンナット5aの当接突起54は、図8に示すように、ファン4のボス部42に当接する。その他の構成は、図2及び3に示す実施の形態1と同様であるため、対応する構成部材に図2及び3と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
以上のように構成された実施の形態2に係る扇風機20においては、ファンナット5aの収納室51が当接突起54の突設長さの分だけファン4と離隔して設けられることになるから、ファンナット5aのモータ3の側からも拡散物質6を外部へ放散し易くすることができ、拡散物質6を更に効率良く外部へ放散することができる。
ファンナットの形状は、実施の形態1及び2において述べた形状に限定されず、ファンナットの収納室に収納された拡散物質を外部へ放散し易い形状であればよい。図10は、ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。
ファンナット5bは、拡散物質6をその内部に収納する中空の容器を兼ねており、円筒状の外形を有する筐体50aの内部に拡散物質6を収納する収納室51aを有している。筐体50aには、該筐体50aに同心をなして、雌螺子部52の反対側に円筒状の凹部55が設けてある。この凹部55の内周面には、収納室51aの内外を連通する複数の連通孔53が設けてある。拡散物質6は、このように同心をなして設けられた円筒及び外筒により形成される円筒状の収納室51aの内部に収納してあり、気化した拡散物質6は、ファンナット5bの外周面に加えて、凹部55の内周面から収納室51aの外部に拡散されることになる。その他の構成は、図3に示す実施の形態1と同様であるため、対応する構成部材に図3と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
このように構成されたファンナット5bを備える扇風機においては、連通孔53を筐体50aの凹部55の内面にも設けているから、収納室51aに収納された拡散物質6を更に効率良く外部へ放散することができる。
図11は、ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。図11に示すファンナット5cは、図10に示すファンナット5bに該ファンナット5bの軸長方向の一側に当接突起54を設けた構成である。その他の構成は、図10に示すファンナットと同様であるため、対応する構成部材に図10と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
このように構成されたファンナット5cを備える扇風機においては、ファンナット5cの収納室51aが当接突起54の突設長さの分だけファン4と離隔して設けられるから、ファンナット5cのモータ3の側からの拡散物質6を外部へ放散し易くすることができる。また連通孔53が筐体50aの凹部55の内面にも設けてあるから、筐体50aの凹部55の内面からも拡散物質6を外部へ放散することができる。この結果、拡散物質6をより一層効率良く外部へ放散することができる。
図12は、ファンナットの他の一例を示す模式的断面図である。図12に示すファンナット5dは、図10に示すファンナット5bを分離可能なように構成したものである。ファンナット5dは、収納室を開閉する蓋部56と、収納室を形成する筐体本体部57とを備えている。ファンナット5dは、筐体本体部57の内筒の先端部57aに蓋部56の内筒に設けられた係合円筒56aを、筐体本体部57の外筒の先端部57bに蓋部56の外筒に設けられた係合円筒56bを夫々係合させることにより、蓋部56と筐体本体部57とを着脱可能に一体化してある。その他の構成は、図10に示すファンナットと同様であるため、対応する構成部材に図10と同一の参照符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。なお、本実施の形態においては、蓋部56の内筒及び外筒に、係合円筒56a,56bを設けてあるが、これに限定されず、筐体本体部57の内筒及び外筒の先端部57a,57bに係合可能な係合部が設けてあればよい。例えば、ファンナット5dの軸長方向に突設される突起であってもよい。
このように構成されたファンナット5dを備える扇風機においては、モータ3の出力軸32に係合する係合部である雌螺子部52の反対側に収納室を開閉する蓋部56が設けてあるから、ファンガード前分体71を取外し、蓋部56を取外すことにより、拡散物質6の追加又は取替を容易に行うことができる。
以上述べたファンナット5,5a,5b,5c,5dは、モータ3の出力軸32に螺合により固定してあるから、ファンガード前分体71を取外し、ファンナット5,5a,5b,5c,5dを回転させることにより、容易に出力軸32から取り外すことができる。異なる薬剤又は香料等を充填した複数のファンナットを用意しておくことにより、ファンナットを交換することによって、様々な状況に対応したり、香りを楽しんだりすることが容易にできる。さらにファンナット内部を複数の部屋に分割して、各部屋に薬剤、香料又はブレンドした薬剤香料を入れることによって香りと薬効を同時に得ることができ、各人が好む室内空間の演出をすることができる。
なお、以上の実施の形態においては、ファンナットの外形状を円筒状としてあるが、筒状であればよく、多角柱状でもよい。
また、以上の実施の形態においては、ファンナットの筐体に複数の貫通孔を設けているが、これに限定されず、内部に収納された拡散物質の拡散を妨げない材料製、形状であればよい。例えば、筐体をメッシュ状の材料製にしてもよい。
また、以上の実施の形態においては、送風機として床面又は卓上に載置可能な扇風機を例に説明したが、天井扇等の他の扇風機、サーキュレータ等の各種の送風機に適用することができる。本発明は、その他、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内において種々変更した形態にて実施することが可能であることは言うまでもない。
3 モータ
32 出力軸
35 係合円筒
36 雄螺子部(係合部)
4 ファン
41 ボス部
42 羽根
5,5a,5b,5c,5d ファンナット(固定部材)
51,51a 収納室
52,52a 雌螺子部(係合部)
56 蓋部
53 連通孔
54 当接突起
6 拡散物質
7 ファンガード
8 イオン発生器
80 筐体
81 雌螺子部

Claims (2)

  1. モータと、該モータの出力軸に連結され、前記モータにより回転駆動されるファンと、該ファンを前記モータの出力軸に固定する固定部材とを備える送風機において、
    前記ファンを包囲して保護するファンガードと、
    プラスイオン及びマイナスイオンを発生するイオン発生器とを更に備え、
    該イオン発生器は、前記ファンガードを前記モータに固定する固定リングを兼ねており、前記ファンガードの内側で前記モータ及びファンの間に配してあることを特徴とする送風機。
  2. 前記イオン発生器は、その一部に雌螺子部を有する筐体を備えており、前記モータは、前記出力軸の側に該出力軸に同心をなして設けられ、その外周面に前記雌螺子部が係合する係合部を有する係合円筒を備えており、
    前記イオン発生器及びモータ間に前記ファンガードを挟持するように構成してあることを特徴とする請求項に記載の送風機。
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