JP2004180649A - 加熱蒸散器 - Google Patents

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Kazuo Kitamura
一夫 北村
Nobuhito Hiratsuka
宣仁 平塚
Hiroshi Asai
洋 浅井
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Toshiba Corp
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Toshiba Corp
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】一台の加熱蒸散器によって殺虫効果とマイナスイオン効果が得られるようにする。
【解決手段】蒸散器本体3に、液体容器31の吸液芯21を加熱する発熱体ユニット13と、マイナスイオン発生電極20を備えたマイナスイオン発生装置15と、前記発熱体ユニット13及びマイナスイオン発生装置15の電源用となる電源プラグ付きコード25とを有する構造とし、前記発熱体ユニット13によって加熱された吸液芯21からの薬液35及びマイナスイオン発生電極20からのマイナスイオンとを蒸散口11から外へ放出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、殺虫効果に加えてマイナスイオン効果が得られる加熱蒸散器に関する。
【0002】
【従来の技術】
加熱蒸散器は、内部にヒータ等の放熱リングが設けられた蒸散器本体に、内部の薬液を吸い上げる吸液芯を備えた液体容器がセットされた構造となっていて、前記吸液芯が放熱リングによって加熱されることで、薬液の気化・蒸散が促進され、気化した薬液は蒸散器本体の上方に設けられた蒸散口から外へ拡散する構造となっている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−148号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
加熱蒸散器は、薬液を吸い上げる吸液芯を放熱リングによって加熱することで、薬液の気化・蒸散を促す。
【0005】
したがって、薬液が例えば蚊を殺す殺虫剤の場合には、薬液が迅速に拡散されるため、広い部屋であっても高い殺虫効果が得られる反面、加熱蒸散器は殺虫効果のみの単一機能となっていた。
【0006】
そこで、この発明にあっては一つの機器で殺虫効果が得られることは無論として、健康面においても大変好ましい加熱蒸散器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明にあっては、蒸散器本体に、内部の薬液を吸上げる吸液芯を備えた着脱可能な液体容器と、前記液体容器の吸液芯を加熱する発熱体ユニットと、マイナスイオンが発生するマイナスイオン発生電極を備えたマイナスイオン発生装置と、前記発熱体ユニットによって加熱された吸液芯からの薬液及び前記マイナスイオン発生電極からのマイナスイオンとを蒸散器本体の外へ放出する蒸散口と、前記発熱体ユニット及び前記マイナスイオン発生装置の電源用となる電源プラグ付きコードとを有していることを特徴とする。
【0008】
これにより、電源プラグ付きコードのプラグを、コンセントに差し込むことで電源が入り使用可能となる。この時、吸液芯は発熱体ユニットにより加熱されると共に、吸液芯によって吸上げられた薬液は気化・蒸散が促され、蒸散口から外へ拡散される。同様にマイナスイオン発生電極からのマイナスイオンも蒸散口から外へ放出されるため、一つの機器で殺虫効果に加えて健康に良いとされるマイナスイオン効果も併せて得られるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図3に基づきこの発明の実施の形態について具体的に説明する。
【0010】
図1はこの発明にかかる加熱蒸散器1の概要断面図を示している。加熱蒸散器1の蒸散器本体3は、合成樹脂の材質で作られていて、下から順に下部ケース5、主体ケース7、上部ケース9からなり、下部ケース5から上部ケース9へ向かって順次径が小さくなるよう傾斜する形状に作られている。
【0011】
上部ケース9は、主体ケース7の上端部外周面に装着支持され、天井部中央部位には上下に貫通する蒸散口11が設けられている。
【0012】
主体ケース7は、上部中央部位に発熱体ユニット13が、内部空間にマイナスイオン発生装置15がそれぞれ設けられる一方、図3に示すように両サイドには外気取入口16が設けられている。
【0013】
発熱体ユニット13は、絶縁材によって取囲まれた加熱制御部17と放熱リング19とから成っている。放熱リング19はリング状に形成されたPTCヒータとなっていて、前記蒸散口11の中心軸線X上に配置されると共に、前記加熱制御部17により設定された温度に制御管理されるようになっている。
【0014】
マイナスイオン発生装置15は、電子放射式となるマイナスイオン発生電極20を有している。この場合、マイナスイオン発生電極20はコロナ放電式のタイプであっても可能である。マイナスイオン発生電極20は、主体ケース7の内部空間に配置された装置本体15aから主体ケース7の上部壁を貫通し上部ケース9内において後述する吸液芯21の先端より低い位置に配置されている。
【0015】
発熱体ユニット13及びマイナスイオン発生装置15は、選択手段となる制御部23を介して電源用となる電源プラグ付きコード25と電気的に接続連通し、電源プラグ付きコード25のプラグ27は図外のコンセントに差し込むことが可能となっている。
【0016】
制御部23は、図2に示すように第1、第2、第3操作スイッチS1、S2、S3を有し、第1操作スイッチS1は、発熱体ユニット13のみをオン又はオフとする発熱体用の制御スイッチとなっていて、オンの時にパイロットランプP1が点燈するようになっている。
【0017】
第2操作スイッチS2は、マイナスイオン発生装置15のみをオン又はオフとするマイナスイオン発生装置用の制御スイッチとなっていて、オンの時にパイロットランプP2が点燈するようになっている。
【0018】
第3操作スイッチS3は、発熱体ユニット13とマイナスイオン発生装置15を一緒にオン又はオフとする制御スイッチとなっていて、オンの時にパイロットランプP3が点燈するようになっている。
【0019】
第1、第2、第3操作スイッチS1、S2、S3は電源プラグ付きコード25のプラグ27を図外のコンセントに差し込んだ状態において、各操作スイッチS1、S2、S3をそれぞれ操作することで、発熱体ユニット13及びマイナスイオン発生装置15とを同時に、あるいは、それぞれ独立して使用することが可能となっている。
【0020】
下部ケース5は、設置するためのベース部材となっていて、支脚部29を有し、内部は液体容器31を着脱自在に装着セットするための収容空間33となっている。
【0021】
液体容器31は内部の薬液35、例えば蚊を殺す殺虫剤を吸い上げる上下に長い棒状の吸液芯21を備え、吸液芯21は熱に強い材質で作られている。
【0022】
液体容器31の吸液芯21は、販売時においてキャップ取付部37に装着されたキャップ(図示していない)によりカバーされている。なお、キャップは下部ケース5の収容空間33内に装着する時に取外して使用される。
【0023】
キャップ取付部37は、外周が雄ねじ部となっていて、下部ケース5に設けられた取付部37の雌ねじ部に螺合させることで着脱自在に装着支持されるようになっている。
【0024】
装着完了時の吸液芯21は、放熱リング19を貫通して上部に突出している。吸液芯21の突出量は、前記マイナスイオン発生電極20の先端より高い位置となるよう設定され、蒸散口11から誤って指が挿入された時に、高電圧のマイナスイオン発生電極20に直接触れないようになっている。
【0025】
このように構成された加熱蒸散器1によれば、電源プラグ付きコード25のプラグ27を図外のコンセントに差し込むことで電源が確保されるから、例えば、第1操作スイッチS1を操作すると発熱体ユニット13はオンとなり、その放熱リング19によって吸液芯21には熱が与えられる。熱が与えられた薬液35は気化・蒸散が促され、蒸散口11から外へ拡散し蚊取り用の殺虫器として使用することが可能となる。
【0026】
次に、第2操作スイッチS2を操作するとマイナスイオン発生装置15がオンとなりマイナスイオン発生電極20から健康に良いとされるマイナスイオンが発生する。マイナスイオンは、蒸散口11から部屋内に放出され加熱蒸散器1をマイナスイオン発生装置として独立して使用することが可能となる。
【0027】
従って、今までは蚊の発生する夏の間だけ使用し、その他の期間では使用しなかった加熱蒸散器を一年中を通して使用することができる様になるという効果を有する。
【0028】
また、マイナスイオンは発生器から放出された後、徐々に消滅してしまうため、部屋のコンセントに差し込んで使用するタイプにあっては、使用者のいる所にマイナスイオンが届きにくいという問題が生じるが、本発明の加熱蒸散器にあっては、加熱蒸散器自体をコードの長さ分だけ自由に動かせるため使用者の近くで使用することが可能となり、使用者に充分なマイナスイオンを供給できる。
【0029】
次に、第3操作スイッチS3を操作すると、発熱体ユニット13及びマイナスイオン発生装置15がオンとなり、吸液芯21の薬液35は気化・蒸散が促され、蒸散口11から外へ拡散する。一方、マイナスイオン発生電極20からのマイナスイオンは蒸散口11から外へ放出され、加熱蒸散器1を、蚊取り用の殺虫器として、また、マイナスイオン発生装置として同時に使用することが可能となる。
【0030】
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、操作スイッチがなくて、常にマイナスイオンの発生と薬剤の散布を同時に行ったり、PTCヒータが断電している時にマイナスイオン発生器に自動的に通電する等、マイナスイオンの発生と薬剤の散布のタイミングは様々なケースでも応用できる。
【0031】
又、1つの操作スイッチを押すことで、マイナスイオンの発生とPTCヒータへの通電を切り換えるものであっても良い等、操作スイッチの数と機能に限定されるものでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したようにこの発明の加熱蒸散器によれば、1台の加熱蒸散器によって、蚊取り用の殺虫器として、あるいは同時にマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる加熱蒸散器の概要切断面図。
【図2】加熱蒸散器の概要斜視図。
【図3】加熱蒸散器の概要平面図。
【符号の説明】
1 加熱蒸散器
3 蒸散器本体
11 蒸散口
13 発熱体ユニット
15 マイナスイオン発生装置
19 放熱リング
20 マイナスイオン発生電極
23 制御部(選択手段)
25 電源プラグ付きコード
31 液体容器
35 薬液

Claims (3)

  1. 蒸散器本体に、内部の薬液を吸上げる吸液芯を備えた着脱可能な液体容器と、前記液体容器の吸液芯を加熱する発熱体ユニットと、マイナスイオンが発生するマイナスイオン発生電極を備えたマイナスイオン発生装置と、前記発熱体ユニットによって加熱された吸液芯からの薬液及び前記マイナスイオン発生電極からのマイナスイオンとを蒸散器本体の外へ放出する蒸散口と、前記発熱体ユニット及び前記マイナスイオン発生装置の電源用となる電源プラグ付きコードとを有していることを特徴とする加熱蒸散器。
  2. 蒸散器本体は、発熱体ユニット又はマイナスイオン発生装置とをそれぞれ独立してオン・オフに作動制御する選択手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の加熱蒸散器。
  3. 選択手段は、発熱体ユニットとマイナスイオン発生装置とを一緒にオン・オフに作動制御する制御機能を備えていることを特徴とする請求項1或いは、2記載の加熱蒸散器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010134372A1 (ja) * 2009-05-19 2010-11-25 シャープ株式会社 殺虫装置
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