JP2000024095A - 殺菌装置 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
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- A61L2/16—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
- A61L2/20—Gaseous substances, e.g. vapours
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- A61L2/02—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 手が届かない高所、機器等の狭い隙間やコー
ナー部分などについても満遍なくかつ確実に殺菌してす
ることができる携帯用の殺菌装置の提供を目的とする。 【解決手段】 先端部に行くに従い徐々に外径を細径と
して伸縮自在な放射部材3における先端の放射部4に、
殺菌作用を有する紫外線を放射する紫外線ランプ5を配
設する。放射部材3の基部は、紫外線ランプの駆動回路
と電源を収納する殺菌装置本体2に配設される。使用時
には、放射部材を伸張して放射部から紫外線を放射して
殺菌するとともに、不使用時には放射部材を畳んで殺菌
装置本体内に収納する。
ナー部分などについても満遍なくかつ確実に殺菌してす
ることができる携帯用の殺菌装置の提供を目的とする。 【解決手段】 先端部に行くに従い徐々に外径を細径と
して伸縮自在な放射部材3における先端の放射部4に、
殺菌作用を有する紫外線を放射する紫外線ランプ5を配
設する。放射部材3の基部は、紫外線ランプの駆動回路
と電源を収納する殺菌装置本体2に配設される。使用時
には、放射部材を伸張して放射部から紫外線を放射して
殺菌するとともに、不使用時には放射部材を畳んで殺菌
装置本体内に収納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌作用を有する
紫外線を放射したり殺菌作用を有するオゾンガスを生成
する紫外線ランプを内蔵した携帯用の殺菌装置に係り、
特に手が届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部
分などの従来の殺菌装置では困難であった個所に対する
殺菌を好適に行うことのできる殺菌装置に関する。
紫外線を放射したり殺菌作用を有するオゾンガスを生成
する紫外線ランプを内蔵した携帯用の殺菌装置に係り、
特に手が届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部
分などの従来の殺菌装置では困難であった個所に対する
殺菌を好適に行うことのできる殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来にないタイプの食中毒が多発
することから、食材や調理環境の衛生状態が問題とな
り、家庭や戸外においても手洗い消毒以外にも、食器、
調理機材、食材等に対する殺菌が求められている、その
一つの対策として、家庭や戸外においても手軽に使える
ように紫外線ランプを内蔵した携帯可能なハンディタイ
プの殺菌装置が提案されている。
することから、食材や調理環境の衛生状態が問題とな
り、家庭や戸外においても手洗い消毒以外にも、食器、
調理機材、食材等に対する殺菌が求められている、その
一つの対策として、家庭や戸外においても手軽に使える
ように紫外線ランプを内蔵した携帯可能なハンディタイ
プの殺菌装置が提案されている。
【0003】この携帯可能なハンディタイプの殺菌装置
は、紫外線ランプをコンパクトな装置本体の一側に備
え、食器、食材等の対象物に紫外線ランプからの紫外線
を浴びせて殺菌することができるものである。そして、
電池等の電源や制御回路をも内蔵した携帯用のコンパク
トな殺菌装置であることから、殺菌装置を把持し紫外線
ランプを照射することによりあらゆる物を殺菌すること
ができ、さらにコンパクトで持ち歩きできることから、
家庭内のみならず戸外でも使用することができるという
使い勝手に優れたものである。
は、紫外線ランプをコンパクトな装置本体の一側に備
え、食器、食材等の対象物に紫外線ランプからの紫外線
を浴びせて殺菌することができるものである。そして、
電池等の電源や制御回路をも内蔵した携帯用のコンパク
トな殺菌装置であることから、殺菌装置を把持し紫外線
ランプを照射することによりあらゆる物を殺菌すること
ができ、さらにコンパクトで持ち歩きできることから、
家庭内のみならず戸外でも使用することができるという
使い勝手に優れたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の殺菌装置は、手近に置かれた食器、食材等の対
象物に紫外線ランプを近接させてゆっくり移動すること
で広い面を連続的に殺菌することができるものの、手が
届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部分などに
ついては紫外線を充分に照射し難いものであった。この
ように、せっかく広い面については殺菌しても部分的に
殺菌されない個所を残すことは、殺菌効果を半減させる
ものであった。
た従来の殺菌装置は、手近に置かれた食器、食材等の対
象物に紫外線ランプを近接させてゆっくり移動すること
で広い面を連続的に殺菌することができるものの、手が
届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部分などに
ついては紫外線を充分に照射し難いものであった。この
ように、せっかく広い面については殺菌しても部分的に
殺菌されない個所を残すことは、殺菌効果を半減させる
ものであった。
【0005】そこで本発明は、手が届かない高所、機器
等の狭い隙間やコーナー部分などについても満遍なくか
つ確実に殺菌してすることができる殺菌装置の提供を目
的とする。
等の狭い隙間やコーナー部分などについても満遍なくか
つ確実に殺菌してすることができる殺菌装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の殺菌装置は、先端部に殺菌作用を有する紫
外線及び/またはオゾンガスを放射する放射部を有する
伸縮自在な放射部材を殺菌装置本体に備えてなることを
特徴とするものである。
め、本発明の殺菌装置は、先端部に殺菌作用を有する紫
外線及び/またはオゾンガスを放射する放射部を有する
伸縮自在な放射部材を殺菌装置本体に備えてなることを
特徴とするものである。
【0007】また、放射部材の放射部に殺菌作用を有す
る紫外線を放射する紫外線ランプを配設したことを特徴
とする。
る紫外線を放射する紫外線ランプを配設したことを特徴
とする。
【0008】また、殺菌装置本体内に収納されてなる放
射部材の基部内にはオゾンガスを生成する紫外線を放射
する紫外線ランプと、この紫外線ランプによって生成さ
れたオゾンガスを上記放射部材の放射部から放射するた
めの送風部材を配設したことを特徴とする。
射部材の基部内にはオゾンガスを生成する紫外線を放射
する紫外線ランプと、この紫外線ランプによって生成さ
れたオゾンガスを上記放射部材の放射部から放射するた
めの送風部材を配設したことを特徴とする。
【0009】また、放射部材の放射部に殺菌作用及びオ
ゾンガス生成作用を有する紫外線を放射する紫外線ラン
プを配設したことを特徴とする。
ゾンガス生成作用を有する紫外線を放射する紫外線ラン
プを配設したことを特徴とする。
【0010】また、放射部材は先端に行くに従いその外
径を徐々に細径としてなることを特徴とする。
径を徐々に細径としてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例の
殺菌装置を示し、図中1は殺菌装置、2は殺菌装置本
体、3は殺菌装置本体2に基部が配設され、先端に行く
に従って外径を徐々に細径としてなる伸縮自在な中空の
放射部材、4は放射部材3の先端部に形成され紫外線を
照射する放射部、5はアルゴンガスと水銀蒸気を混合し
た紫外線放射ガス、若しくはキセノンを主体とした紫外
線放射ガスを充填し、放射部4内に収納された紫外線ラ
ンプ、6は紫外線を透過する材料、例えばガラス若しく
は合成樹脂よりなり、紫外線ランプ5を覆うカバー、7
は殺菌装置本体2に設けられた紫外線ランプ5を点灯・
消灯駆動する電源スイッチ、8は紫外線ランプ5の点灯
時間を段階的に設定するタイマースイッチである。
殺菌装置を示し、図中1は殺菌装置、2は殺菌装置本
体、3は殺菌装置本体2に基部が配設され、先端に行く
に従って外径を徐々に細径としてなる伸縮自在な中空の
放射部材、4は放射部材3の先端部に形成され紫外線を
照射する放射部、5はアルゴンガスと水銀蒸気を混合し
た紫外線放射ガス、若しくはキセノンを主体とした紫外
線放射ガスを充填し、放射部4内に収納された紫外線ラ
ンプ、6は紫外線を透過する材料、例えばガラス若しく
は合成樹脂よりなり、紫外線ランプ5を覆うカバー、7
は殺菌装置本体2に設けられた紫外線ランプ5を点灯・
消灯駆動する電源スイッチ、8は紫外線ランプ5の点灯
時間を段階的に設定するタイマースイッチである。
【0012】上記放射部材3は、殺菌装置本体2に配設
した基部から1段目の筒体3a、2段目の筒体3b、3
段目の筒体3c、そして放射部4と4段階に徐々に外径
を細径とすることで、3段目の筒体3cは放射部4に、
2段目の筒体3bは3段目の筒体3cに、1段目の筒体
3aは2段目の筒体3bに、そして最終的に1段目の筒
体3aは殺菌装置本体2内に収納され、図2に示すごと
く、コンパクトに畳まれる。
した基部から1段目の筒体3a、2段目の筒体3b、3
段目の筒体3c、そして放射部4と4段階に徐々に外径
を細径とすることで、3段目の筒体3cは放射部4に、
2段目の筒体3bは3段目の筒体3cに、1段目の筒体
3aは2段目の筒体3bに、そして最終的に1段目の筒
体3aは殺菌装置本体2内に収納され、図2に示すごと
く、コンパクトに畳まれる。
【0013】上記殺菌装置本体2内には、放射部4内の
紫外線ランプ5を点灯駆動するインバータ等の駆動回路
と電池等の電源(図示せず)が収納されるとともに、放
射部材3内に紫外線ランプ5と駆動回路等を接続する適
宜な導線等(図示せず)が配設されている。
紫外線ランプ5を点灯駆動するインバータ等の駆動回路
と電池等の電源(図示せず)が収納されるとともに、放
射部材3内に紫外線ランプ5と駆動回路等を接続する適
宜な導線等(図示せず)が配設されている。
【0014】そして、本発明の殺菌装置1の使用に際し
ては、放射部材3を伸張して放射部4を所望する個所に
近付けて、電源スイッチ7を押すことで紫外線ランプ5
が波長254nmの紫外線を発光し、その周囲を殺菌す
るものである。そして、一定時間紫外線を照射させたい
場合には、放射部4をセットしタイマースイッチ8で点
灯時間を設定して電源スイッチ7をオンすればよい。こ
れにより、電源スイッチの切り忘れによる電池の消耗等
を防止することができる。
ては、放射部材3を伸張して放射部4を所望する個所に
近付けて、電源スイッチ7を押すことで紫外線ランプ5
が波長254nmの紫外線を発光し、その周囲を殺菌す
るものである。そして、一定時間紫外線を照射させたい
場合には、放射部4をセットしタイマースイッチ8で点
灯時間を設定して電源スイッチ7をオンすればよい。こ
れにより、電源スイッチの切り忘れによる電池の消耗等
を防止することができる。
【0015】図3は、本発明の第2の実施例の殺菌装置
を示し、この殺菌装置1にあっては、殺菌装置本体2内
における放射部材3の基部に、185nmの波長の紫外
線を放射し空気中の酸素に作用してオゾンガスを生成す
る紫外線ランプ9を配設するとともに、紫外線ランプ9
の下方に外気を殺菌装置本体2に取り入れるための送風
部材10を配設している。また、放射部材3の先端部に
は、多数のスリット及び網からなる通気部11を形成し
た放射部12を形成することで、送風部材10が殺菌装
置本体2に取り入れた空気中の酸素に紫外線ランプ9の
紫外線が作用してオゾンガスを生成し、このオゾンガス
を放射部12に運び、通気部11から放射する。図中1
3は、紫外線ランプ9を点灯駆動するインバータ等の駆
動回路で、14は紫外線ランプ9を保持するランプ支持
台であり、このランプ支持台14の周囲には送風部材1
0が送出する空気を通すための通気孔15が形成されて
いる。それ以外の構成については、上述した第1の実施
例と同様である。
を示し、この殺菌装置1にあっては、殺菌装置本体2内
における放射部材3の基部に、185nmの波長の紫外
線を放射し空気中の酸素に作用してオゾンガスを生成す
る紫外線ランプ9を配設するとともに、紫外線ランプ9
の下方に外気を殺菌装置本体2に取り入れるための送風
部材10を配設している。また、放射部材3の先端部に
は、多数のスリット及び網からなる通気部11を形成し
た放射部12を形成することで、送風部材10が殺菌装
置本体2に取り入れた空気中の酸素に紫外線ランプ9の
紫外線が作用してオゾンガスを生成し、このオゾンガス
を放射部12に運び、通気部11から放射する。図中1
3は、紫外線ランプ9を点灯駆動するインバータ等の駆
動回路で、14は紫外線ランプ9を保持するランプ支持
台であり、このランプ支持台14の周囲には送風部材1
0が送出する空気を通すための通気孔15が形成されて
いる。それ以外の構成については、上述した第1の実施
例と同様である。
【0016】この第2の実施例の殺菌装置にあっては、
放射部材3の内部及び先端部の放射部12には紫外線ラ
ンプも導線も存在しない中空状態であることから、放射
部材3を細くかつ長くすることが可能であり、これによ
り手が届かない天井や食器棚の上面等のかなりの高所
や、狭く奥まった隙間に対してもオゾンガスによる殺菌
を施すことができる。
放射部材3の内部及び先端部の放射部12には紫外線ラ
ンプも導線も存在しない中空状態であることから、放射
部材3を細くかつ長くすることが可能であり、これによ
り手が届かない天井や食器棚の上面等のかなりの高所
や、狭く奥まった隙間に対してもオゾンガスによる殺菌
を施すことができる。
【0017】図4は、本発明の第3の実施例の殺菌装置
を示し、この殺菌装置1にあっては、殺菌装置本体2内
における放射部材3の基部に外気を殺菌装置本体2に取
り入れるための送風部材10を配設するとともに、放射
部材3の先端部に多数のスリット及び網からなる通気部
11を形成した放射部12と、その内部に空気中の酸素
に作用してオゾンガスを生成する波長185nmの紫外
線及び殺菌作用を有する波長254nmの紫外線を照射
する紫外線ランプ16を配設している。上記通気部11
のスリット及び網からは、紫外線ランプ16からの殺菌
用紫外線が放射されるとともに、送風部材10が殺菌装
置本体2に取り入れた空気中の酸素に紫外線ランプ16
の紫外線が作用して生成したオゾンガスも放射される。
これにより、殺菌作用を有する紫外線の照射と、殺菌作
用を有するオゾンガスとによる相乗的な殺菌効果が得ら
れるものである。それ以外の構成については、上述した
第2の実施例と同様である。また、送風部材10につい
ては必須の構成要素ではなく、本実施例の殺菌装置1か
ら送風部材10を省いた場合であっても、紫外線ランプ
16周辺の酸素がオゾン化されることから、略同等の効
果が得られる。
を示し、この殺菌装置1にあっては、殺菌装置本体2内
における放射部材3の基部に外気を殺菌装置本体2に取
り入れるための送風部材10を配設するとともに、放射
部材3の先端部に多数のスリット及び網からなる通気部
11を形成した放射部12と、その内部に空気中の酸素
に作用してオゾンガスを生成する波長185nmの紫外
線及び殺菌作用を有する波長254nmの紫外線を照射
する紫外線ランプ16を配設している。上記通気部11
のスリット及び網からは、紫外線ランプ16からの殺菌
用紫外線が放射されるとともに、送風部材10が殺菌装
置本体2に取り入れた空気中の酸素に紫外線ランプ16
の紫外線が作用して生成したオゾンガスも放射される。
これにより、殺菌作用を有する紫外線の照射と、殺菌作
用を有するオゾンガスとによる相乗的な殺菌効果が得ら
れるものである。それ以外の構成については、上述した
第2の実施例と同様である。また、送風部材10につい
ては必須の構成要素ではなく、本実施例の殺菌装置1か
ら送風部材10を省いた場合であっても、紫外線ランプ
16周辺の酸素がオゾン化されることから、略同等の効
果が得られる。
【0018】また、上述した第2の実施例と第3の実施
例を組み合わせた構成も考えられ、これは放射部材3の
先端部の放射部内に殺菌用紫外線を放射する紫外線ラン
プを収納するとともに、殺菌装置本体2内における放射
部材3の基部にオゾンガスを生成する紫外線ランプを配
設するもので、部品数は多くなるものの、紫外線ランプ
を紫外線放射とオゾンガス生成で作用を分担させること
によりより一層優れた殺菌用紫外線の放射作用、及びオ
ゾンガスの生成作用が得られるものである。
例を組み合わせた構成も考えられ、これは放射部材3の
先端部の放射部内に殺菌用紫外線を放射する紫外線ラン
プを収納するとともに、殺菌装置本体2内における放射
部材3の基部にオゾンガスを生成する紫外線ランプを配
設するもので、部品数は多くなるものの、紫外線ランプ
を紫外線放射とオゾンガス生成で作用を分担させること
によりより一層優れた殺菌用紫外線の放射作用、及びオ
ゾンガスの生成作用が得られるものである。
【0019】尚、特に図示しないが、上述した各実施例
における安全機構として、殺菌装置本体2内に放射部材
3を収納した状態では殺菌作用を施す設定になっていな
いことから、電源スイッチ7がオンしない構成としても
よい。これにより、携帯時に誤って電源スイッチがオン
して紫外線ランプが点灯する虞れがなくなる。
における安全機構として、殺菌装置本体2内に放射部材
3を収納した状態では殺菌作用を施す設定になっていな
いことから、電源スイッチ7がオンしない構成としても
よい。これにより、携帯時に誤って電源スイッチがオン
して紫外線ランプが点灯する虞れがなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の殺菌装置
を、先端部に殺菌作用を有する紫外線及び/またはオゾ
ンガスを放射する放射部を有する伸縮自在な放射部材を
殺菌装置本体に備えてなることで、殺菌を施すに際して
放射部材を伸張しその先端の放射部から紫外線及び/ま
たはオゾンガスを放射することが可能となり、これによ
り手が届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部分
などの従来の殺菌装置では困難であった個所に対して好
適に殺菌することができ、さらに不使用時には放射部材
を殺菌装置本体内に畳むことでコンパクトで携帯可能と
することができるものである。
を、先端部に殺菌作用を有する紫外線及び/またはオゾ
ンガスを放射する放射部を有する伸縮自在な放射部材を
殺菌装置本体に備えてなることで、殺菌を施すに際して
放射部材を伸張しその先端の放射部から紫外線及び/ま
たはオゾンガスを放射することが可能となり、これによ
り手が届かない高所、機器等の狭い隙間やコーナー部分
などの従来の殺菌装置では困難であった個所に対して好
適に殺菌することができ、さらに不使用時には放射部材
を殺菌装置本体内に畳むことでコンパクトで携帯可能と
することができるものである。
【0021】また、放射部材の放射部に殺菌作用を有す
る紫外線ランプを配設することで、手が届かない高所、
機器等の狭い隙間やコーナー部分などの従来の殺菌装置
では困難であった個所に対して、殺菌作用を有する紫外
線により好適に殺菌することができる。
る紫外線ランプを配設することで、手が届かない高所、
機器等の狭い隙間やコーナー部分などの従来の殺菌装置
では困難であった個所に対して、殺菌作用を有する紫外
線により好適に殺菌することができる。
【0022】また、殺菌装置本体内に収納されてなる放
射部材の基部内にはオゾンガスを生成する紫外線を放射
する紫外線ランプと、この紫外線ランプによって生成さ
れたオゾンガスを上記放射部材の放射部から放射するた
めの送風部材を配設したことで、紫外線ランプを放射部
材の基部に配設し放射部材の先端部を中空とすることが
可能となり、これにより放射部材をより一層細くかつ長
くすることができ、きわめて狭い隙間であっても放射部
材の放射部を差し込みオゾンガスを放射して容易に殺菌
することができる。
射部材の基部内にはオゾンガスを生成する紫外線を放射
する紫外線ランプと、この紫外線ランプによって生成さ
れたオゾンガスを上記放射部材の放射部から放射するた
めの送風部材を配設したことで、紫外線ランプを放射部
材の基部に配設し放射部材の先端部を中空とすることが
可能となり、これにより放射部材をより一層細くかつ長
くすることができ、きわめて狭い隙間であっても放射部
材の放射部を差し込みオゾンガスを放射して容易に殺菌
することができる。
【0023】また、放射部材の放射部に殺菌作用及びオ
ゾンガス生成作用を有する紫外線を放射する紫外線ラン
プを配設することで、殺菌作用を有する紫外線の照射
と、殺菌作用を有するオゾンガスとによる相乗的な殺菌
効果が得られ、より一層好適である。
ゾンガス生成作用を有する紫外線を放射する紫外線ラン
プを配設することで、殺菌作用を有する紫外線の照射
と、殺菌作用を有するオゾンガスとによる相乗的な殺菌
効果が得られ、より一層好適である。
【0024】また、放射部材は先端に行くに従いその外
径を徐々に細径とすることで、紫外線及び/またはオゾ
ンガスを放射する先端の放射部が細くなって、機器等の
狭い隙間やコーナー部分等に放射部を差し込んで殺菌す
ることが容易となる。
径を徐々に細径とすることで、紫外線及び/またはオゾ
ンガスを放射する先端の放射部が細くなって、機器等の
狭い隙間やコーナー部分等に放射部を差し込んで殺菌す
ることが容易となる。
【図1】本発明の殺菌装置の第1の実施例を示す部分切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
【図2】本発明の殺菌装置の第1の実施例の放射部材を
畳んだ状態を示す斜視図である。
畳んだ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の殺菌装置の第2の実施例を示す部分切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
【図4】本発明の殺菌装置の第3の実施例を示す部分切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
1 殺菌装置 2 殺菌装置本体 3 放射部材 4 放射部 5 紫外線ランプ 6 カバー 7 電源スイッチ 8 タイマースイッチ 9 紫外線ランプ 10 送風部材 11 通気部 12 放射部 13 駆動回路 14 ランプ支持台 15 通気孔 16 紫外線ランプ
Claims (5)
- 【請求項1】 先端部に殺菌作用を有する紫外線及び/
またはオゾンガスを放射する放射部を有する伸縮自在な
放射部材を殺菌装置本体に備えてなることを特徴とする
殺菌装置。 - 【請求項2】 放射部材の放射部に殺菌作用を有する紫
外線を放射する紫外線ランプを配設したことを特徴とす
る請求項1記載の殺菌装置。 - 【請求項3】 殺菌装置本体内に収納されてなる放射部
材の基部内にはオゾンガスを生成する紫外線を放射する
紫外線ランプと、この紫外線ランプによって生成された
オゾンガスを上記放射部材の放射部から放射するための
送風部材を配設したことを特徴とする請求項1または2
記載の殺菌装置。 - 【請求項4】 放射部材の放射部に殺菌作用及びオゾン
ガス生成作用を有する紫外線を放射する紫外線ランプを
配設したことを特徴とする請求項1記載の殺菌装置。 - 【請求項5】 放射部材は先端に行くに従いその外径を
徐々に細径としてなることを特徴とする請求項1乃至4
記載の殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214806A JP2913403B1 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10214806A JP2913403B1 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 殺菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2913403B1 JP2913403B1 (ja) | 1999-06-28 |
JP2000024095A true JP2000024095A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16661840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10214806A Expired - Lifetime JP2913403B1 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2913403B1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2433201A (en) * | 2005-12-19 | 2007-06-20 | Carglass Luxembourg Sarl Zug | Sterilising a surface using portable light energy |
CN105159159A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-12-16 | 广州市鸿利光电股份有限公司 | 一种具有紫外线杀菌功能移动终端及控制方法 |
JP6947458B1 (ja) * | 2021-02-25 | 2021-10-13 | 有限会社都工業 | 室内除菌装置 |
IT202000008857A1 (it) * | 2020-04-24 | 2021-10-24 | Vito Abate | Dispositivo robotico fisso per sanificazione di ambienti vivibili, confinati e ambienti in genere |
KR102324812B1 (ko) * | 2021-02-18 | 2021-11-11 | 주식회사 테이크케어 | 휴대용 자외선 살균기 |
JP7332172B2 (ja) | 2018-02-20 | 2023-08-23 | フリースタイル パートナーズ エルエルシー | 携帯型及び使い捨て可能な遠紫外線装置 |
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WO2019079978A1 (zh) * | 2017-10-25 | 2019-05-02 | 深圳前海小有技术有限公司 | 微型杀菌构件及表面消毒杀菌装置 |
CN114191574A (zh) * | 2021-08-19 | 2022-03-18 | 江苏锐天智能科技股份有限公司 | 一种移动可调式紫外线消杀除尘装置 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10214806A patent/JP2913403B1/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2021214737A3 (en) * | 2020-04-24 | 2021-12-02 | Ing Vito Abate Srl Start Up | Robotic device for the sanitization of environments |
KR102324812B1 (ko) * | 2021-02-18 | 2021-11-11 | 주식회사 테이크케어 | 휴대용 자외선 살균기 |
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JP2022129470A (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-06 | 有限会社都工業 | 室内除菌装置 |
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---|---|
JP2913403B1 (ja) | 1999-06-28 |
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