JPH1156979A - 履物脱臭殺菌装置 - Google Patents

履物脱臭殺菌装置

Info

Publication number
JPH1156979A
JPH1156979A JP24782697A JP24782697A JPH1156979A JP H1156979 A JPH1156979 A JP H1156979A JP 24782697 A JP24782697 A JP 24782697A JP 24782697 A JP24782697 A JP 24782697A JP H1156979 A JPH1156979 A JP H1156979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorizing
filter
shoes
footwear
sterilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24782697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Shimizu
俊彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAHASHI WORKS KK
Takahashi Works Co Ltd
Original Assignee
TAKAHASHI WORKS KK
Takahashi Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKAHASHI WORKS KK, Takahashi Works Co Ltd filed Critical TAKAHASHI WORKS KK
Priority to JP24782697A priority Critical patent/JPH1156979A/ja
Publication of JPH1156979A publication Critical patent/JPH1156979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43DMACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
    • A43D3/00Lasts
    • A43D3/14Stretching or spreading lasts; Boot-trees; Fillers; Devices for maintaining the shape of the shoe
    • A43D3/1433Shoe-trees
    • A43D3/1491Shoe-trees with means for sweaty feet, e.g. with disinfecting or deodorant means

Landscapes

  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関などで発生する靴内の悪臭を根元で効率
よく脱臭すると共に、靴内の殺菌をも同時に短時間でお
こなう。 【解決手段】 靴など履物の脱臭及び殺菌をおこなう脱
臭殺菌装置であって、一対の靴内に各々挿入され表面が
通気自在に構成された長棒形状の筒体2(2aと2bで
対を成す)と、筒体2の一端2cを上方から支えて一対
の筒体2a、2bを連結する連結体3(連結棒3a、3
bと基体3c)とを有し、筒体2内部に同じく略筒状に
形成され外周面部から内部へ向けて通気孔を備えた光触
媒によるフィルタ4と、フィルタ4の内部に通気孔を介
して筒体2外部へ紫外線を照射する紫外線ランプ5とを
備え、紫外線ランプ5を駆動する高電圧電源6を具備し
て、靴内の脱臭及び殺菌をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴など履物の脱臭
及び殺菌をおこなう脱臭殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から靴など履き物に使用される殺菌
装置に紫外線ランプを利用したタイプのものがある。
【0003】紫外線を照射して靴内の殺菌をおこなうも
のとして、実開S61−124635号公報や特開H0
5−220208号公報が知られている。
【0004】紫外線は254nm波長帯の殺菌効果や1
85nm波長帯のオゾン発生による酸化効果があり靴内
の殺菌に有効な手段であった。
【0005】一方、近年酸化チタン系のフィルタを備え
て、光触媒作用を利用した脱臭装置が知られている。特
開H3−157125号公報ではn型半導体である酸化
チタンと気体に紫外線を照射した場合に生成されるOH
ラジカル(水酸基)の作用が公開されている。
【0006】また、特開H8−266605号公報にあ
っては、紫外線で光反応性酸化チタンで励起される電子
が気体中の水分と反応して活性酸素を生成する原理が示
されている。さらに特開S62−255741号公報で
は、脱臭例として悪臭メチルメルカプタンがOHラジカ
ルで分解される原理が公開されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の直接紫外線
を照射して靴内の殺菌をおこなう構成のものにおいて
は、紫外線の照射で殺菌をおこなうことは可能である
が、紫外線の照射を受けて発生するオゾンによるオゾン
脱臭のみでは、効果ある脱臭については殆ど期待でき
ず、逆に有害なオゾンを人が存在する室内に放出してし
まうという問題があった。
【0008】一方、紫外線と光触媒で脱臭や殺菌をおこ
なう脱臭殺菌装置は、脱臭効果は高いが、その脱臭能力
が無視されてファンなどで強制換気をおこなって、玄関
などの広い空間の悪臭を脱臭する構成のものに適用され
ていて、狭部脱臭の点で問題を有するものであった。
【0009】すなわち、紫外線の照射を受けて生成され
るOHラジカルは励起電子や正孔と化学反応して生成さ
れ、更にOHラジカルが光触媒として悪臭気体と化学反
応をおこして悪臭を分解するものであるが、この化学反
応の間本来悪臭は脱臭器内に留まっている必要がある。
【0010】しかしながら、玄関などの広い空間の脱臭
をおこなうためには、強制的な排気で気流の流れを作ら
ねば対象空間内全ての悪臭を吸い込むことが困難であり
かつ、この気流の流れが悪臭分解反応を阻害する結果を
招いて効果ある脱臭ができないという問題点があった。
【0011】そこで、紫外線と光触媒で脱臭や殺菌をお
こなう脱臭殺菌装置は、悪臭を発する根元に適用され狭
い空間のみを対象として効率よく脱臭及び殺菌をおこな
うものが望まれていた。
【0012】本発明は、玄関などで発生する靴内の悪臭
を根元で効率よく脱臭すると共に、靴内の殺菌をも同時
に短時間でおこなうことができる履物の脱臭殺菌装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の履物脱臭殺菌装
置は、上記従来例の問題点を解決するため、靴など履物
の脱臭及び殺菌をおこなう脱臭殺菌装置であって、一対
の靴内に各々挿入され表面が通気自在に構成された長棒
形状の筒体と、筒体の一端を上方から支えて一対の筒体
を連結する連結体とを有し、筒体内部に同じく略筒状に
形成され外周面部から内部へ向けて通気孔を備えた光触
媒によるフィルタと、フィルタの内部に上記通気孔を介
して筒体外部へ紫外線を照射する紫外線ランプとを備
え、紫外線ランプを駆動する高電圧電源を具備して、靴
内の脱臭及び殺菌をおこなうことを特徴とする。
【0014】また、光触媒によるフィルタが酸化チタン
を主成分とすることが好適である。
【0015】さらに、通気自在に構成された筒体が断面
を略円曲状とすることが挿入容易で履物とのはめ合いを
容易にする。
【0016】そして、光触媒によるフィルタの通気孔が
断面を略中空柱形状とすることが、脱臭と殺菌を効率よ
く達成するものとなる。
【0017】なお、筒体の表面が略均一間隔に配された
複数の孔部で通気自在に構成されることが、簡単で安価
に製作でき筒体の剛性を損なうこともない。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
〜図8を参照して簡単に説明する。本発明の履物脱臭殺
菌装置1は、靴など履物10の脱臭及び殺菌をおこなう
脱臭殺菌装置であって、一対の靴内10aに各々挿入さ
れ表面が通気自在に構成された長棒形状の筒体2(2a
と2bで対を成す)と、筒体2の一端2cを上方から支
えて一対の筒体2a、2bを連結する連結体3(連結棒
3a、3bと基体3c)とを有し、筒体2内部に同じく
略筒状に形成され外周面部4aから内部へ向けて通気孔
4bを備えた光触媒によるフィルタ4と、フィルタ4の
内部に上記通気孔4bを介して筒体2外部へ紫外線を照
射する紫外線ランプ5とを備え、紫外線ランプ5を駆動
する高電圧電源6を具備して、靴内10aの脱臭及び殺
菌をおこなうものである。
【0019】なお、上記光触媒によるフィルタ4は酸化
チタンを主成分としている。
【0020】また、通気自在に構成された筒体2は断面
を略円形(円曲状)としている。
【0021】さらに、光触媒によるフィルタ4の通気孔
4bは断面をハニカム形の略中空柱形状に形成されてい
る。
【0022】そして、筒体2の表面が略均一間隔に配さ
れた複数の格子形の孔部2dで通気自在に構成されてい
る。
【0023】(作用)本発明は上記構成によって、次の
ような作用を営むことができる。すなわち、表面が通気
自在に構成された一対の長棒形状の筒体2と、この筒体
2の一端を上方から支える連結体3とを有することか
ら、一対の靴内10aに各々筒体2a、2bを直接同時
に挿入でき、長棒形状の筒体2を靴10の奥まで容易に
入れ込むことができる。したがって、玄関などで発生す
る靴内10aの悪臭を根元で効率よく脱臭する構成とな
る。
【0024】そこで、筒体2内部に略筒状に形成され外
周面部4aから内部へ向けて通気孔4bを備えた光触媒
によるフィルタ4と、フィルタ4の内部に通気孔4bを
介して筒体2外部へ紫外線を照射する紫外線ランプ5と
を備えることで、棒形状の円筒内部に円筒に沿うように
紫外線ランプ5を設けて、紫外線ランプ5から照射され
る紫外線を円筒面に直交して放射状に出力するよう構成
できて、外周面部4aから内部へ向けて貫通するフィル
タ4の厚み((D2−D1)/2)内に設けられた各通
気孔4b側面に散乱光が照射されることで、フィルタ4
の照射面積を大幅に拡大でき、更に紫外線は表面が通気
自在に構成された筒体2を通過して外部(靴内10a)
を照射することができる。
【0025】したがって、通気自在な筒体2から入り込
む靴内10aの悪臭を紫外線の照射を受けるフィルタ4
通気孔4b内の光触媒作用で効果的に脱臭すると共に、
同時に筒体2を通過した紫外線は靴内10aを殺菌する
ことができる。
【0026】すなわち、光触媒であるフィルタ4は通気
孔4b表面で紫外線の照射を受けて効率よくOHラジカ
ル(水酸基)を生じて、紫外線で生じるオゾンと共に強
力な脱臭力で狭い空間内である靴内10aを短時間で効
果よく脱臭することができる。
【0027】また、光触媒によるフィルタ4が酸化チタ
ンを主成分とするものであれば、酸化チタン自身の脱臭
能力に加えて、n型半導体のバンド特性で紫外線の照射
を受けて励起される光触媒により、湿気ある靴内10a
を効率よく脱臭することができる。
【0028】さらに、通気自在に構成された筒体2が断
面を略円曲状とするものであれば、例えば断面が円形の
ものは曲部は引っかかりが少なくスムーズに挿入でき安
価に製作することができる。また、断面が楕円形のもの
であれば靴10の断面形状と類似することから履物10
とのはめ合いを容易にするものとなる。
【0029】さらに、光触媒によるフィルタ4の通気孔
4bが断面を略中空柱形状とするものであれば、例えば
三角や四角形の格子状中空柱はフィルタ4強度を保持で
き、しかも大表面積で紫外線を受けることができる。ま
た、ハミカム状の中空柱のものであれば凹凸曲面は歪を
吸収し易くプレス曲げ加工が容易で安価に製作すること
ができる。
【0030】そして、通気孔4bの断面が略中空柱形状
のものであれば、放射状に照射される紫外線の散乱光を
中空側面で受けて、その内部を透過し易いことから、脱
臭のみならず殺菌効率をもよりよく向上させるものとな
る。
【0031】また、筒体2の表面が略均一間隔に配され
た複数の孔部2dで通気自在に構成されるものであれ
ば、孔部2d形状は円、格子、四角、三角いずれであっ
ても簡単で安価に製作でき、しかも筒体2の剛性を損な
うことのない通気構造となる。
【0032】以上のように本発明の履物脱臭殺菌装置1
は、玄関などで発生する靴内10aの悪臭を根元で効率
よく脱臭すると共に、靴内10aの殺菌をも同時に短時
間でおこなう効果を奏する。
【0033】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1〜図8は本発明の実施例を
示すものである。図1に示す1は、2a、2bで示す一
対の筒体2と、筒体2の末尾近傍一端2cで筒体2a、
2bを上方部で連結する連結体3とを備えた履物脱臭装
置である。
【0034】筒体2a、2bは図2の三面図で示すよう
に断面を略円形(円曲状)とし、各々が図の9aと9b
で示す部分に分けられていて、9aと9bは図1の2e
で示す位置でネジ機構を介して結合されている。
【0035】この筒体2の図1の9aで示す部分は、格
子形状(編目状)の孔部2dが設けられ内部に貫通して
いる。この複数の孔部2dが筒体2の9a部表面に略均
一間隔に配されることで9a部は通気自在に構成されて
いる。
【0036】そして、この筒体2の9a側内部には、図
4(a)の4で示す同じく略筒状に形成され外周面部4
aから内部へ向けて通気孔4bを備えた光触媒による酸
化チタン系のフィルタを内臓している。
【0037】このフィルタ4は図4(a)の部分拡大図
に示す通気孔4bが断面をハニカム形の中空柱形状に形
成されている。
【0038】図6はハニカム状の略中空柱形状の平面板
フィルタ4をロール11で図のXで示す方向に押しつけ
て曲げている。このハニカム形状の凹凸曲面は歪を吸収
し易くプレス曲げ加工が極めて容易で安価に製作するこ
とができる。
【0039】なお、図4(b)は上記とは直交する方向
へ曲げ加工を施した例で、図のL3間に凹凸曲面を備え
て通気孔4bが形成されたハニカム構造体において、フ
ィルタ4の外周面部4aが図のL2で示す幅広であり、
内部に向けて図のL1で示す幅狭に形成されたフィルタ
4である。
【0040】いずれの方向へ曲げ加工を施したものであ
ってもフィルタ4は、その内部に設けられる紫外線ラン
プ5の紫外線を上記通気孔4bを介して筒体2外部へ紫
外線を放射状に照射するフィルタ構造を備えている。
【0041】ここで紫外線ランプ5は、図2(a)に示
す一点支持タイプのU字型の略棒形状を成し、長軸管が
フィルタ4の円筒内部に沿うように設けられている。こ
のため、紫外線ランプ5から照射される紫外線は円筒面
に直交して上記フィルタ4の通気孔4bを通り放射状に
外部へ出力するよう構成されている。
【0042】したがって、外周面部4aから内部へ向け
て貫通するフィルタ4の厚み(図4(a)のD1、D2
で示す(D2−D1)/2)内に設けられた各通気孔4
b側面に散乱光が照射されることで、フィルタ4の照射
面積を大幅に拡大でき、更に紫外線は表面が孔部2dで
通気自在に構成された筒体2を容易に通過して、図3の
10で示す靴に差し込まれた筒体2は靴内10aを照射
することができる。
【0043】なお、図5に示す通気孔4b例は、図5
(a)の6角形状、図5(b)の四角形状、図5(c)
の三角形状であり、いずれも通気孔4bが略中空柱形状
となっている。
【0044】このような構造であれば、断面格子状の中
空柱はフィルタ強度を保持でき、しかも大表面積で紫外
線を受けることができる。そして、放射状に照射される
紫外線の散乱光を中空側面で受けて、その内部を透過し
易いことから、脱臭のみならず殺菌効率をもよりよく向
上させるものとなる。
【0045】なお、この通気孔4bは略中空柱形状に限
定するものではなく、例えばスポンジ状の円筒型フィル
タに紫外線ランプ5に対して一定角(または垂直)に複
数の貫通孔をドリルなどで空けて通気孔4bとしてもか
まわない。
【0046】一方紫外線ランプ5は、図1の6で示す高
電圧電源で駆動されている。この高電圧電源6は図8の
点線内のLとCで示すコイルとコンデンサによるLC共
振型の高周波インバータ電源である。
【0047】図8に示す回路の動作は、まずACプラグ
8aからAC100Vがスイッチング電源8に入力され
る。図では省略したがスイッチング電源8内にタイマを
内臓するか、または外部タイマを経由してAC100V
が供給されていて5hでスイッチング電源8の出力がO
FFとなるよう設定されている。
【0048】そこで、スイッチング電源8はタイマが動
作中であれば高電圧電源6にDC12Vを供給してい
る。
【0049】高電圧電源6は図のQ3、Q4のトランジ
スタがコイルLとコンデンサCの共振に応じて交互にO
Nして、DC12Vの電流をチョークコイルL1を介し
てトランスTへ交互に流している。この1次側のエネル
ギーがトランスTの2次側へ伝達されて交流の高電圧を
発生している。
【0050】この高電圧を受けてガイシ5bに差し込ま
れた紫外線ランプ5は点灯を開始して紫外線を照射して
いる。
【0051】なお、ガイシ5bは図1に示す筒体2の9
b側に設けられていて、筒体2はネジ2e部で9a、9
bが分離可能に構成されることから、容易に紫外線ラン
プ5やフィルタ4を交換することができる。
【0052】この紫外線ランプ5とフィルタ4間の構造
については、図面の都合上詳細な説明は省略するが、紫
外線ランプ5が直接フィルタ4へ接触するのを防止する
ため、紫外線ランプ5を支える部材を介してフィルタ4
内に設置されている。
【0053】そして、9b側の一端2c位置で2a、2
bの筒体は図2に示す連結棒3a、3bと、その上方位
置に設けられた基体3cとで連結されている。上記示し
たスイッチング電源8及び高電圧電源6は、この連結体
3の基体3c内に格納されている。
【0054】なお、この上部で連結される基体3cは、
その取付位置2cが9b側に設けられていて、図3に示
す靴内10aに筒体2a、2bを挿入する際に靴10に
連結体3が干渉することを防止している。
【0055】一方図7に示す筒体2は、靴内10aに挿
入されて脱臭及び殺菌をおこなう9a側に設けられる筒
体2の孔部2d形状例を各々示すもので、図7(a)は
多角形格子形22の孔部2dであり、図7(b)は略円
形22aの孔部2dである。また、図7(c)は多角形
格子形22bが細かく設けらてた孔部2dである。
【0056】これら孔部2dは、通気と紫外線照射を損
なうことがないように、筒体2の表面が略均一間隔に配
された複数の孔部2dで通気自在に構成されるもので、
孔部2d形状は円、格子(四角、三角)いずれであって
も簡単で安価に製作でき、しかも筒体2の剛性を損なう
ことのない通気構造をとることができる。
【0057】実施においては筒体2はステンレス材で構
成されていて、通気孔4bを抜けた紫外線は、孔部2d
ならば容易に通過して、孔部2d外ならば内面のステン
レス材の光沢により反射して反射光としてフィルタ4を
再照射するよう構成されている。
【0058】なお、本実施例においてはフィルタ4の断
面形状を図4や図5で示す形状に限定するものではな
い。また、筒体2の孔部2dの形状も図7(a)〜
(c)で示す形状に限定するものではない。さらに、筒
部2は9aと9bをネジ部2eで分離して一点止めでき
るU字型の紫外線ランプ5の例を示したが、両端に電極
部備えた直線状の管で、例えば筒体2の先端で開閉する
ような構成のものであってもかまわない。また、筒体2
a、2bを連結する連結体3を連結棒3a、3bと円柱
形状の基体3cとで構成する例を示したが、連結体3は
例えば曲面状の一体構造のもので成形してもかまわな
い。すなわち本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、玄関などで発生する靴
内の悪臭を根元で効率よく脱臭すると共に、靴内の殺菌
をも同時に短時間でおこなうことができる履物の脱臭殺
菌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図。
【図2】その外形を示す(a)上面図、(b)側面図、
(c)正面図。
【図3】使用例を示す側面図。
【図4】フィルタを示す(a)斜視図、(b)部分斜視
図。
【図5】その他のフィルタを示す(a)、(b)、
(c)は各々部分斜視図。
【図6】フィルタの製作方法を示す斜視図。
【図7】筒体を示す側面図。
【図8】高電圧電源を示す回路図。
【符号の説明】
1 履物脱臭殺菌装置 2、2a、2b 筒体 2c 筒体一端 2d 孔部 3 連結体 3a、3b 連結棒 3c 基体 4 フィルタ 4a 外周面部 4b 通気孔 5 紫外線ランプ 6 高電圧電源 10 履物 10a 靴内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴など履物の脱臭及び殺菌をおこなう脱
    臭殺菌装置であって、 一対の靴内に各々挿入され表面が通気自在に構成された
    長棒形状の筒体と、 筒体の一端を上方から支えて一対の筒体を連結する連結
    体とを有し、 上記筒体内部に同じく略筒状に形成され外周面部から内
    部へ向けて通気孔を備えた光触媒によるフィルタと、 フィルタの内部に上記通気孔を介して筒体外部へ紫外線
    を照射する紫外線ランプとを備え、 上記紫外線ランプを駆動する高電圧電源を具備して、 靴内の脱臭及び殺菌をおこなうことを特徴とする履物脱
    臭殺菌装置。
  2. 【請求項2】 光触媒によるフィルタが酸化チタンを主
    成分とする請求項1記載の履物脱臭殺菌装置。
  3. 【請求項3】 通気自在に構成された筒体が断面を略円
    曲状とする請求項1または2記載の履物脱臭殺菌装置。
  4. 【請求項4】 光触媒によるフィルタの通気孔が断面を
    略中空柱形状とする請求項1、2または3記載の履物脱
    臭殺菌装置。
  5. 【請求項5】 筒体の表面が略均一間隔に配された複数
    の孔部で通気自在に構成された請求項1、2、3または
    4記載の履物脱臭殺菌装置。
JP24782697A 1997-08-28 1997-08-28 履物脱臭殺菌装置 Pending JPH1156979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24782697A JPH1156979A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 履物脱臭殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24782697A JPH1156979A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 履物脱臭殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156979A true JPH1156979A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17169251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24782697A Pending JPH1156979A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 履物脱臭殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1156979A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1121874A2 (en) * 2000-01-31 2001-08-08 Tanita Corporation Deodorizing apparatus for shoes
KR20080055288A (ko) * 2006-12-15 2008-06-19 (주)테크하임 광촉매를 이용한 신발 살균 자판기
KR200461945Y1 (ko) 2011-04-07 2012-08-22 송규창 신발용 살균 건조기
JP2018086281A (ja) * 2018-01-23 2018-06-07 エネフォレスト株式会社 室内殺菌装置
CN113854705A (zh) * 2021-08-31 2021-12-31 无锡小天鹅电器有限公司 鞋撑及具有其的鞋品收纳柜
WO2023282505A1 (ko) * 2021-07-07 2023-01-12 삼성전자주식회사 신발관리기

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1121874A2 (en) * 2000-01-31 2001-08-08 Tanita Corporation Deodorizing apparatus for shoes
EP1121874A3 (en) * 2000-01-31 2003-04-09 Tanita Corporation Deodorizing apparatus for shoes
KR20080055288A (ko) * 2006-12-15 2008-06-19 (주)테크하임 광촉매를 이용한 신발 살균 자판기
KR200461945Y1 (ko) 2011-04-07 2012-08-22 송규창 신발용 살균 건조기
JP2018086281A (ja) * 2018-01-23 2018-06-07 エネフォレスト株式会社 室内殺菌装置
WO2023282505A1 (ko) * 2021-07-07 2023-01-12 삼성전자주식회사 신발관리기
CN113854705A (zh) * 2021-08-31 2021-12-31 无锡小天鹅电器有限公司 鞋撑及具有其的鞋品收纳柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9764054B2 (en) Air-surface disinfection system, unit and method
JP4803142B2 (ja) 消臭殺菌照明装置
JP2001157707A (ja) 脱臭装置
JPH1156979A (ja) 履物脱臭殺菌装置
JP2006198142A (ja) 脱臭装置
JP2913403B1 (ja) 殺菌装置
KR101708220B1 (ko) 공기정화기능을 갖는 책상
JPH1156980A (ja) コードレス式履物脱臭殺菌装置
KR102427415B1 (ko) 오존과 저온 프라즈마 광촉매를 이용한 살균 탈취 시스템
KR101230981B1 (ko) 음이온 발생 기능을 갖는 신발 소독장치
JPH1156981A (ja) 靴掛け脱臭殺菌装置
JP2011097511A (ja) マイクロフォン消毒装置
JP2000116762A (ja) 脱臭・殺菌装置
JP2596665Y2 (ja) トイレ用脱臭殺菌装置
JPH0672703B2 (ja) 消臭防菌装置付空気調和機
JPH0365288A (ja) 空気浄化および水処理兼用装置
KR101038201B1 (ko) 침구류 살균 장치 및 침구류의 살균이 가능한 가구
KR20100001770U (ko) 애완동물용 살균 탈취장치
KR200389244Y1 (ko) 자외선과 광촉매를 사용하여 실내 공기의 살균하고 냄새를탈취하는 기능이 있는 전기스탠드
JPH06142175A (ja) 脱臭殺菌装置
JP4779146B2 (ja) 脱臭装置
KR101058562B1 (ko) 자외선 살균 소독기
CN111467555A (zh) 一种空气消毒除臭方法及装置
JP3343655B2 (ja) オゾン脱臭・殺菌装置
KR200363962Y1 (ko) 의류 살균탈취기