JP4655816B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、非接触ICカード対応リーダ/ライタと無線接続できるようにした情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
ICカードと非接触でデータを通信する技術が確立されており(例えば、特許文献1参照)、この技術は例えば電子マネー決済機能を有するEdy(商標)カード、定期券や乗車券などとして機能するSuica(商標)カードなどに代表される非接触ICカードに採用されている。また、非接触ICカードに内蔵されたICチップと同様のICチップが搭載されている携帯電話(以下、非接触ICカード相当機器と称する)も存在する。
さらに、非接触ICカードなどに記録されている情報(例えば、先払いした金額の残高、利用履歴など)をユーザ自身が確認したり、インタネットを介した通信販売で電子マネー決済機能を利用したりするときのために、非接触ICカード対応リーダ/ライタ(以下、R/Wと記載する)を内蔵するパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)が存在する。またさらに、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを介してパーソナルコンピュータに外付けする非接触ICカード対応R/Wも存在する。非接触ICカード対応R/Wが接続されたパーソナルコンピュータは、対応するソフトウェアが非接触ICカード対応R/Wとの間でポーリングを行うようになされている。具体的には、パーソナルコンピュータ側が所定のコマンドを送信し、これに対応して非接触ICカード対応R/WがACK(Acknowledgement)を返信するようになされている。
特開2004−151750号公報
ところで、デスクトップ型のパーソナルコンピュータを使用する場合、パーソナルコンピュータの本体を机の下などに置き、ディスプレイとキーボードを机上に置くことが多い。このような場合、非接触ICカード対応R/Wが本体に内蔵されているとその使い勝手が悪い、外付けの非接触ICカード対応R/Wを用いるとUSBケーブルなどの配線がわずらわしい、外付けの非接触ICカード対応R/Wが机上のスペースを占めてしまうなどの問題が生じる。
一方、キーボードに対してはパーソナルコンピュータ本体との間を無線で繋ぐワイヤレス型が好まれているという現状がある。そこで、非接触ICカード対応R/Wを搭載したワイヤレスキーボードの出現が望まれている。
しかしながら、ワイヤレスキーボードに非接触ICカード対応R/Wを単に搭載しただけでは、以下のような不都合が考えられる。
すなわち、ワイヤレスキーボードは、内蔵する乾電池などのバッテリを電源としており、搭載される非接触ICカード対応R/Wもこのバッテリにより駆動されることになる。ところが非接触ICカード対応R/Wは電力の消費が大きいので、この非接触ICカード対応R/Wに常に通電しているとバッテリの消耗が激しくなる。
そこで、ワイヤレスキーボードに搭載する非接触ICカード対応R/Wに対しては、必要なときにのみ通電するようにすることが考えられるが、このようにした場合、非接触ICカード対応R/Wが通電していないときにパーソナルコンピュータから非接触ICカード対応R/Wに対するポーリングが行われるとパーソナルコンピュータ側においてエラーになってしまう。
よって、非接触ICカード対応R/Wが通電していないときにおけるパーソナルコンピュータからのポーリングに対処できる仕組みが必要となる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、パーソナルコンピュータからのポーリングに対処可能な、非接触ICカード対応R/Wを搭載したワイヤレスキーボードを実現できるようにするものである。
本発明の一側面である情報処理装置は、ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置において、前記入力部に内蔵され、前記本体部から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する機能拡張手段と、前記本体部に内蔵され、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生手段と、前記本体部に内蔵され、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理手段と、前記本体部に内蔵され、前記機能拡張手段が起動していない場合、前記発生手段によって発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答手段とを含む。
前記代理応答手段は、前記機能拡張手段に起動コマンドまたは起動終了コマンドを送信し、前記送信したコマンドへの前記拡張手段の応答によって前記機能拡張手段が起動しているか否かを判断するようにすることができる。
前記機能拡張手段は、非接触ICカードとデータを通信する非接触ICカード対応リーダ/ライタとすることができる。
本発明の一側面である情報処理装置は、前記機能拡張手段が起動されてからの経過時間を計時する計時手段さらに含み、前記代理応答手段は、前記経過時間に基づき、前記機能拡張手段の起動を終了させる前記起動終了コマンドを前記機能拡張手段に送信するようにすることができる。
本発明の一側面である情報処理装置は、前記計時手段の計時をリセットするリセット手段ををさらに含むことができる。
本発明の一側面である情報処理方法は、ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、前記入力部は、機能拡張手段を内蔵し、前記本体部は、コマンド発生手段、コマンド処理手段、および代理応答手段を内蔵し、前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置の情報処理方法において、前記コマンド発生手段による、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生ステップと、前記機能拡張手段による、前記コマンド発生手段から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する応答ステップと、前記コマンド処理手段による、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理ステップと、前記代理応答手段による、前記機能拡張手段が起動していない場合、発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答ステップとを含む。
本発明の一側面であるプログラムは、ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、前記入力部は、機能拡張手段を内蔵し、前記本体部は、コマンド発生手段、コマンド処理手段、および代理応答手段を内蔵し、前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置の制御用のプログラムであって、前記コマンド発生手段による、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生ステップと、前記機能拡張手段による、前記コマンド発生手段から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する応答ステップと、前記コマンド処理手段による、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理ステップと、前記代理応答手段による、前記機能拡張手段が起動していない場合、発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答ステップとを含む処理を情報処理装置のコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、操作信号に基づいて機能拡張手段に送信する所定のコマンドが発生されて送信され、機能拡張手段が起動している場合、所定のコマンドに対応して応答が行なわれてこの応答に対応する処理が行われる。また、応答がないときはエラー処理が行われる。機能拡張手段が起動していない場合、発生された所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わり応答が行われる。
以上のように、本発明の一側面によれば、パーソナルコンピュータからのポーリングに対処可能な、非接触ICカード対応R/Wを搭載したワイヤレスキーボードを実現することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態であるパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、ユーザの操作を入力するキーボード1、所定の処理を実行する本体2、および本体2から出力される映像信号に対応する画面を表示するディスプレイ3から構成される。キーボード1は、例えばWUSB(Wireless Universal Serial Bus)規格に従う無線通信によって本体2と接続されており、内蔵するバッテリを電源として駆動する。
図2は、キーボード1の構成例を示している。このキーボード1は、主にユーザからの入力を受け付けるKBモジュール11、WUSB規格に従う無線通信を行うRFモジュール12、および、非接触ICカードに対してデータを読み書きするカードモジュール13から構成され、KBモジュール11、RFモジュール12、およびカードモジュール13が1つの筐体に内蔵されている。
KBモジュール11において、制御部21は、カードモジュール13の起動時間を計時するタイマ22と、カードモジュール13に対する初期設定値を保持するメモリ22を内蔵している。制御部21には、複数のキーからなるキーマトリクス24、キーボード1と本体2の無線通信をオン/オフさせるためのコネクトスイッチ25、カードモジュール13の機能(非接触ICカードに対してデータを読み書きする機能)を有効とするとき押下されるカードボタン26、および、バッテリ28の残量やカードモジュール13が起動中(通電中)であるか否かを示すマークなどを表示するLCD27が接続されている。また、制御部21には、バッテリ28からRFモジュール12への給電をオン/オフさせるスイッチ(SW)29、バッテリ28からカードモジュール13への給電をオン/オフさせるスイッチ(SW)30が接続されている。さらに、制御部21には、SPIによりRFモジュール12が接続され、UARTによりカードモジュール13が接続されている。
制御部21は、キーマトリクス24に対するユーザの操作に対応し、操作されたキーを示す操作信号を発生してRFモジュール12に出力する。また、制御部21は、カードモジュール13とRFモジュール12の間でデータを中継する。また、制御部21は、コネクトスイッチ25がオンとされたとき、スイッチ29を制御してRFモジュール12に給電を開始させ、コネクトスイッチ25がオフとされたとき、スイッチ29を制御してRFモジュール12への給電を停止させる。さらに、制御部21は、カードボタン26に対するユーザの操作に対応し、スイッチ30を制御して通電を開始させ、カードモジュール13を起動させる。このとき、タイマ22の計時が開始される。そして、本体側から所定のコマンドがあったとき、またはタイマ22の計時時間が所定の時間を経過したとき、スイッチ30を制御して通電を停止させ、カードモジュール13の起動を停止させる。
RFモジュール12は、WUSB部41およびアンテナ42から構成され、スイッチ29を介して供給される電力によって駆動する。WUSB部41は、制御部21から入力される操作信号などのデータをWUSB規格に従い変調してアンテナ42に出力するとともに、アンテナ42から入力されるデータを復調して制御部21に出力する。
カードモジュール13は、非接触ICカード対応R/W(R/W)51、およびアンテナ52から構成され、スイッチ30を介して供給される電力によって駆動する。非接触ICカード対応R/W51は、キーボード1の所定の面に設置されるアンテナ52に接近した非接触ICカードとの間でデータを通信する。
図3は、本体2の構成例を示している。この本体230には、CPU(Central Processing Unit)101が内蔵されている。CPU101にはバス104を介して、入出力インタフェース105が接続されている。バス104には、ROM(Read Only Memory)102およびRAM(Random Access Memory)103が接続されている。
入出力インタフェース105には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウス等の入力デバイスを有線にて接続する入力部106、ディスプレイ3に対して映像信号を出力する出力部107、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部108、およびモデム、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インタネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部109が接続されている。また、入出力インタフェース105には、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどの記録媒体111に対してデータを読み書きするドライブ110、並びにキーボード1と無線接続するRF通信部112が接続されている。
記憶部108には、非接触ICカード対応R/W51を制御するためのR/Wドライバ121、および非接触ICカードに記憶されているデータを処理するためのカード対応アプリケーション122がインストールされている。これらR/Wドライバ121およびカード対応アプリケーション122が、記憶部108からRAM103にロードされて実行されることにより後述する一連の処理が実行される。なお、R/Wドライバ121およびカード対応アプリケーション122は、本体2にUSBケーブルなどの有線で接続する既存の非接触ICカード対応R/Wに対応するものである。
RF通信部112は、ポーリングに際してキーボード1の非接触ICカード対応R/W51の代わりにACKを送信する擬似リーダ/ライタ(R/W)113、非接触ICカード対応R/W51のファームウェアのバージョン情報が記録されているメモリ114、非接触ICカード対応R/W51の起動経過時間を計時するタイマ115、WUSB規格に従って信号を変調したり復調したりするWUSB部116、およびアンテナ117から構成される。
擬似R/W113は、非接触ICカード対応R/W51が起動されているか否かを把握しており、非接触ICカード対応R/W51が起動されていない場合、カード対応アプリケーション122からポーリングのためのカードコマンドが送信されたとき、非接触ICカード対応R/W51の代わりにACKを送信する。本来、カード対応アプリケーション122は、非接触ICカード対応R/W51からACKが返信されないとエラーとなり、その時点でエラー処理に移行してしまうが、本実施の形態の場合、擬似R/W113がACKを返信するので、カード対応アプリケーション122がエラー処理に移行することを防止し、通常の待機状態を維持することができる。
また、擬似R/W113は、非接触ICカード対応R/W51が起動されていない場合、カード対応アプリケーション122から非接触ICカード対応R/W51のファームウェアのバージョンを確認するバージョンチェックコマンドが送信されたとき、メモリ114に記録されているバージョン情報を読み出して送信する。本来、カード対応アプリケーション122は、非接触ICカード対応R/W51からバージョン情報が返信されないとエラーとなり、その時点でエラー処理に移行してしまうが、本実施の形態の場合、擬似R/W113がバージョン情報を返信するので、カード対応アプリケーション122がエラー処理に移行することを防止し、通常の待機状態を維持することができる。
なお、擬似R/W113は、ハードウェア、またはソフトウェアのいずれで実現してもよい。
次に、本体2のCPU101によって実行されるR/Wドライバ121およびカード対応アプリケーション122、RF通信部112、並びに、キーボード1のKBモジュール11、RFモジュール12、カードモジュール13、およびカードモジュール13に接近されている非接触ICカードの動作について説明する。
図4は、カードモジュール13が起動されていないときの動作を示すタイミングチャートである。
ステップS1において、カード対応アプリケーション122がポーリングの開始としてカードコマンドを発生すると、このカードコマンドは、R/Wドライバ121を介してRF通信部112の擬似R/W113まで中継される。擬似R/W113は、非接触ICカード対応R/W51が起動されていないことを把握しているので、ステップS11として、非接触ICカード対応R/W51の代わりにカードコマンドに対応するACKを応答する。このACKは、R/Wドライバ121によって中継され、ステップS2において、カード対応アプリケーション122がこのACKを受信する。
このように、カード対応アプリケーション122は、ステップS1の処理で自己が発生したカードコマンドに対応するACKを受信したので、非接触ICカード対応R/W51が起動しているものと認識する。そして、カードコマンドを発生してから所定の時間が経過したとき、ステップ3において、非接触ICカード対応R/W51の近傍に読み取り可能な非接触ICカードは存在しないと認識する。よって、カード対応アプリケーション122はエラー処理に移行することなく、待機状態を維持することができる。
上述したように、R/Wドライバ121およびカード対応アプリケーション122は、非接触ICカード対応R/W51が起動しているか否かを把握する必要が無い。よって、R/Wドライバ121およびカード対応アプリケーション122は、有線で接続された従来の非接触ICカード対応R/Wに対応するものでかまわない。
次に図5および図6は、キーボード1のカードボタン1がユーザによって押下され、非接触ICカード対応R/W51が起動されたときの動作を示すタイミングチャートである。
ユーザがカードボタン26を押下すると、ステップS21において、制御部21がイネーブル(Enable)信号を発生し、RFモジュール12に出力する。RFモジュール12は、イネーブル信号を本体2のRF通信部112に送信する。
RF通信部112は、ステップS31において、カードモジュール13を起動させるための起動コマンドをキーボード1に送信する。この起動コマンドに対応し、ステップS22において、制御部21は、スイッチ30を制御してカードモジュール13への給電を開始させ、メモリ23に記録されている初期設定値に基づいてカードモジュール13を初期化する。また、タイマ22の計時を開始する。そして、カードモジュール13の準備完了を意味するACKを発生し、RFモジュール12に出力する。RFモジュール12は、このACKを本体2のRF通信部112に送信する。
RF通信部112は、ステップS32において、カードモジュール13が起動されたことを把握するとともに、このことをR/Wドライバ121に通知する。さらに、タイマ115の計時を開始する。これ以降、擬似W/R113による非接触ICカード対応R/W51の代理としてのACKの発生を停止する。RF通信部112からの通知に対応し、ステップS41において、R/Wドライバ121はカード対応アプリケーション122を起動させる。カード対応アプリケーション122は、図7に示すようなガイド表示141をディスプレイ3に表示させる。なお、このとき、既にカード対応アプリケーション122が起動されているならば、ステップS41の処理は省略される。
ステップS51において、カード対応アプリケーション122がポーリングの開始としてカードコマンドを発生すると、このカードコマンドは、R/Wドライバ121、RF通信部112、RFモジュール12、およびKBモジュール11を介して、カードモジュール13の非接触ICカード対応R/W51に送信される。非接触ICカード対応R/W51は、ステップS61において、カードコマンドに対応するACKを応答する。そして、通信可能な近傍に位置する非接触ICカードとデータを通信する。非接触ICカードでは、ステップ71の処理として、所定のデータ処理(例えば、利用履歴データを出力する処理など)が行われ、処理結果のレスポンスデータが出力される。
非接触ICカード対応R/W51から応答されたACKは、KBモジュール11、RFモジュール12、RF通信部112、およびR/Wドライバ121によって中継され、ステップ52において、カード対応アプリケーション122がこのACKを受信する。また、非接触ICカードから出力されたレスポンスデータは、カードモジュール13、KBモジュール11、RFモジュール12、RF通信部112、およびR/Wドライバ121によって中継され、ステップ53において、カード対応アプリケーション122がこのレスポンスデータを受信し、所定の処理を実行する。例えば利用履歴としてディスプレイ3に表示する。
この後、タイマ115の計時が1分経過したとき、ステップ33において、RF通信部112は、R/Wドライバ121に対して、カードモジュール13の起動時間が1分を経過した旨を通知する。この通知に対応し、ステップS42において、R/Wドライバ121は、カードモジュール13の起動時間が1分を経過した旨をユーザに注意喚起するための例えば、図8に示すような注意表示を行う。この注意表示152は、ディスプレイ3に表示されたデスクトップの右下などに配置されているR/Wアイコン151からのポップアップとして表示される。
そして、タイマ115の計時が2分経過したとき、ステップ34において、RF通信部112は、R/Wドライバ121に対して、カードモジュール13の起動時間が2分を経過した旨を通知する。この通知に対応し、ステップS43において、R/Wドライバ121は、カードモジュール13の起動時間が2分を経過したので、カードモジュール13の起動を終了する旨をユーザに注意喚起するための例えば、図9に示すような注意表示を行う。この注意表示161もR/Wアイコン151からのポップアップとして表示される。
ステップS35において、RF通信部112は、カードモジュール13の起動を終了させるための終了コマンドをキーボード1に送信する。この終了コマンドに対応し、ステップS23において、制御部21は、スイッチ30を制御してカードモジュール13への給電を停止させ、カードモジュール13の起動を終了させる。なお、例えば、通信障害などによってRF通信部112からの終了コマンドが受信されないままタイマ22の計時が3分を経過したときにも、制御部21はカードモジュール13の起動を終了させる。
そして、制御部21は、カードモジュール13の起動を終了させたことを示すACKを発生し、RFモジュール12に出力する。RFモジュール12は、このACKをRF通信部112に送信する。RF通信部112は、ステップS36において、RF通信部112は、このACKを受信する。そして、これ以降、擬似W/R113は、非接触ICカード対応R/W51の代理としてのACKの発生を再開する。
以上説明したように、カードモジュール13は起動されてから2分経過するとRF通信部112からの終了コマンドによって終了され、RF通信部112からの終了コマンドが届かなかった場合においても、起動されてから3分経過すると終了するようになされている。したがって、カードモジュール13によるバッテリ28の浪費を防ぐことができる。
次に図10は、カードモジュール13が起動されているときにカードボタン26が押下されることにより、カードモジュール13の起動時間が延長されるときの動作を示すタイミングチャートである。
カードモジュール13が起動されているときにユーザがカードボタン26を押下すると、ステップS81において、制御部21がイネーブル信号を発生し、RFモジュール12に出力する。RFモジュール12は、イネーブル信号を本体2のRF通信部112に送信する。
RF通信部112は、ステップS91において、カードモジュール13を起動させるための起動コマンドをキーボード1に送信する。この起動コマンドに対応し、ステップS82において、制御部21は、タイマ22の計時を0から再度開始する。そして、カードモジュール13の準備完了を意味するACKを発生し、RFモジュール12に出力する。RFモジュール12は、このACKを本体2のRF通信部112に送信する。
RF通信部112は、ステップS92において、タイマ115の計時を0から再度開始する。これ以降の処理は、図6を参照して説明した処理と同様であるので、その説明は終了する。
以上説明したように、ユーザはカードボタン26を押下することにより、カードモジュール13の起動時間を延長することができる。
次に、図11は、非接触ICカード対応R/W51が起動されていないときにおいて、擬似R/W113が、カード対応アプリケーション122から非接触ICカード対応R/W51のファームウェアのバージョンを尋ねるファームウェアのバージョンチェックコマンドに対応し、非接触ICカード対応R/W51の代わりにファームウェアのバージョンを応答するときの動作を示すタイミングチャートである。
ステップS111において、カード対応アプリケーション122がバージョンチェックコマンドを発生すると、このバージョンチェックコマンドは、R/Wドライバ121を介してRF通信部112の擬似R/W113まで中継される。擬似R/W113は、非接触ICカード対応R/W51が起動されていないことを把握しているので、ステップS12として、メモリ114に記録されているバージョン情報を読み出し、非接触ICカード対応R/W51の代わりに応答する。
このバージョン情報は、R/Wドライバ121によって中継され、ステップS112において、カード対応アプリケーション122がこのバージョン情報を受信する。
このように、カード対応アプリケーション122は、ステップS111の処理で自己が発生したバージョンチェックコマンドに対応するバージョン情報Kを受信したので、非接触ICカード対応R/W51が起動しているものと認識する。よって、カード対応アプリケーション122はエラー処理に移行することなく、待機状態を維持することができる。
以上説明したように、本発明を適用したパーソナルコンピュータでは、本体2に擬似R/W113を含むRF通信部112を備えるので、R/Wドライバ121とカード対応アプリケーション122は有線接続される非接触ICカード対応R/Wに対応するものをもちいることができる。
なお、本発明は、パーソナルコンピュータに限らず、本体と本体に無線接続される入力装置を備える機器に適用することが可能である。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。 図1のキーボードの構成例を示すブロック図である。 図1の本体の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの動作を説明するタイミングチャートである。 ユーザに対する注意喚起表示の表示例を示す図である。 ユーザに対する注意喚起表示の表示例を示す図である。 ユーザに対する注意喚起表示の表示例を示す図である。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したパーソナルコンピュータの動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1 キーボード, 2 本体, 11 KBモジュール, 12 RFモジュール, 13 カードモジュール, 21 制御部, 51 非接触ICカード対応R/W, 101 CPU, 112 RF通信部, 113 擬似W/R, 121 R/Wドライバ, 122 カード対応アプリケーション

Claims (7)

  1. ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置において、
    前記入力部に内蔵され、前記本体部から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する機能拡張手段と、
    前記本体部に内蔵され、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生手段と、
    前記本体部に内蔵され、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理手段と、
    前記本体部に内蔵され、前記機能拡張手段が起動していない場合、前記発生手段によって発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記代理応答手段は、前記機能拡張手段に起動コマンドまたは起動終了コマンドを送信し、前記送信したコマンドへの前記拡張手段の応答によって前記機能拡張手段が起動しているか否かを判断する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記機能拡張手段は、非接触ICカードとデータを通信する非接触ICカード対応リーダ/ライタである
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記機能拡張手段が起動されてからの経過時間を計時する計時手段
    さらに含み、
    前記代理応答手段は、前記経過時間に基づき、前記機能拡張手段の起動を終了させる前記起動終了コマンドを前記機能拡張手段に送信する
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記計時手段の計時をリセットするリセット手段を
    をさらに含む
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、
    前記入力部は、機能拡張手段を内蔵し、
    前記本体部は、コマンド発生手段、コマンド処理手段、および代理応答手段を内蔵し、
    前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置の情報処理方法において、
    前記コマンド発生手段による、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生ステップと、
    前記機能拡張手段による、前記コマンド発生手段から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する応答ステップと、
    前記コマンド処理手段による、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理ステップと、
    前記代理応答手段による、前記機能拡張手段が起動していない場合、発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答ステップと
    を含む情報処理方法。
  7. ユーザの操作に対応する操作信号を入力する入力部と、前記入力部によって入力される前記操作信号に基づいて所定の処理を行う本体部とを備え、
    前記入力部は、機能拡張手段を内蔵し、
    前記本体部は、コマンド発生手段、コマンド処理手段、および代理応答手段を内蔵し、
    前記入力部と前記本体部が無線接続され情報処理装置の制御用のプログラムであって、
    前記コマンド発生手段による、前記操作信号に基づいて前記機能拡張手段に送信する前記所定のコマンドを発生し、前記代理応答手段に送信するコマンド発生ステップと、
    前記機能拡張手段による、前記コマンド発生手段から送信され、代理応答手段を経由して受信した所定のコマンドに対応して応答する応答ステップと、
    前記コマンド処理手段による、前記機能拡張手段が起動している場合であって前記機能拡張手段から前記所定のコマンドに対する応答があるときは前記応答に対応する処理を行い、前記応答がないときはエラー処理を行うコマンド処理ステップと、
    前記代理応答手段による、前記機能拡張手段が起動していない場合、発生された前記所定のコマンドに対応して前記機能拡張手段の代わりに応答する代理応答ステップと
    を含む処理を情報処理装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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