JP4655535B2 - 排水の生物処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、排水の生物処理方法に係り、特に生活排水、下水、食品工場やパルプ工場などからの産業有機性排水をはじめとした幅広い濃度範囲の有機性排水の生物処理において、特別な装置の増設や化学薬品を必要とせず、処理性能の向上、余剰汚泥生成量の減量化を可能とする生物処理促進剤を用いた生物処理方法、特に、処理水質を悪化させることなく、処理効率を向上させ、かつ余剰汚泥発生量の低減を可能とする生物処理方法に関する。
有機性排水を生物処理する場合に用いられる活性汚泥法は、処理水質が良好で、メンテナンスが容易であるなどの利点から、下水処理や産業廃水処理等に広く用いられている。しかしながら、運転に用いられるBOD容積負荷は0.5〜0.8kg/m/d程度であるため、広い敷地面積が必要となる。また、分解したBODの20%が菌体すなわち汚泥へと変換されるため、大量の余剰汚泥処理も問題となる。この余剰汚泥の処分費用はたとえば産業排水処理では廃水処理費用の半分以上を占め、余剰汚泥生成量の低減化による汚泥処分費用の削減が強く求められている。このような要望に答えるため、従来より様々な汚泥削減方法が提案されてきた。
たとえば、特公平6−61550号公報ではアルカリにより汚泥を可溶化し、返送する事で減容化する方法、特許第3267935号公報では、汚泥の一部を別途高温調整された槽で高熱細菌により処理して、可溶化した後返送する方法などが提案されている。しかし、このような方法は、薬剤や可溶化装置の運転費用のために、汚泥削減によるコスト削減を相殺してしまうことも多い。
また、特開昭56−28613号公報には、有機酸、アミノ酸、ビタミンおよび加水分解酵素等からなる汚泥減量および処理改良剤が提案されているが、より安価に処理できる添加剤が望まれている。
有機性排水の高負荷処理に関しては、担体を添加した流動床法が知られている。この方法を用いた場合、3kg/m/d以上のBOD容積負荷で運転することが可能となる。しかしながら、発生汚泥量は分解したBODの30%程度で、通常の活性汚泥法より高くなることが欠点となっている。特開昭55−20649号公報では有機性排水をまず、第一処理槽で細菌処理して、排水に含まれる有機物を酸化分解し、非凝集性の細菌の菌体に変換した後、第二処理槽で固着性原生動物に捕食除去させることで余剰汚泥の減量化が可能になるとの記載がある。さらに、上記の方法では高負荷運転が可能となり、活性汚泥法の処理効率も向上する。
このように細菌の高位に位置する原生動物や後生動物の捕食を利用した廃水処理方法は、多数考案されている。特開2000−210692号公報では、特開昭55−20649号公報の処理方法で問題となる原水の水質変動による処理性能悪化の対策を提案している。具体的な方法としては、「被処理水のBOD変動を平均濃度の中央値から50%以内に調整する」、「第一処理槽内および第一処理水の水質を経時的に測定する」、「第一処理水の水質悪化時には微生物製剤または種汚泥を第一処理槽に添加する」等の方法を提案している。特公昭60−23832号公報では、細菌、酵母、放線菌、藻類、カビ類や廃水処理の初沈汚泥や余剰汚泥を原生動物や後生動物に捕食させる際に超音波処理または機械攪拌により、上記の餌のフロックサイズを動物の口より小さくさせる方法を提案している。
流動床と活性汚泥法の多段処理に関するものとしては、特許第3410699号公報がある。この方法では後段の活性汚泥法をBOD汚泥負荷0.1kg−BOD/kg−MLSS/dの低負荷で運転することで、汚泥を自己酸化させ、汚泥引き抜き量を大幅に低減できるとしている。
これらの微小動物の捕食作用を利用した多段活性汚泥法では、汚泥減量効果は処理条件や排水の水質によっては異なるものの、単槽式活性汚泥法で発生する汚泥量を半減させる程度であり、また、安定した汚泥減量を長期にわたり維持できないのが現状である。これは、汚泥減量に関与する微小動物が、細菌に比べて高等な動物であり、栄養の要求性が高く、増殖に必須な成分が含まれていない排水では、餌となる細菌が十分あっても、微小動物は増殖しないためである。
特公平6−61550号公報 特許第3267935号公報 特開昭56−28613号公報 特開昭55−20649号公報 特開2000−210692号公報 特公昭60−23832号公報 特許第3410699号公報
本発明は、安価に活性汚泥の処理性能を安定化させ、汚泥発生量の低減化を行うことができる生物処理促進剤を用いた排水の生物処理方法を提供することを目的とする。本発明はまた、上記の微小動物の捕食作用を利用した多段活性汚泥法のような処理方法において微小動物の増殖促進剤として生物処理促進剤を添加することによって、微小動物の密度を安定維持する生物処理方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、リン脂質および/またはその分解物を含む添加剤を有機性排水の生物処理プロセスの原水又は曝気漕に連続的又は間欠的に添加することによって処理性能が安定し、汚泥発生量を低減することができ、さらに糸状性細菌の増殖に起因するいわゆるバルキング現象に対しても防止、解消効果があることを見出し、本発明を完成させた。
本発明は以下を要旨とするものである
求項の排水の生物処理方法は、有機性排水を非凝集性細菌により生物処理する第一生物処理工程と、該第一生物処理工程からの非凝集性細菌を含む処理水を活性汚泥処理する第二生物処理工程とを備える生物処理方法において、該第二生物処理工程の汚泥および/または該第二生物処理工程の汚泥を固液分離して得られた汚泥の少なくとも一部を好気条件で分解処理し、処理汚泥を系外へ引き抜くか、或いは、処理汚泥の少なくとも一部を前記第二生物処理工程に返送する余剰汚泥処理工程を備え、該余剰汚泥処理工程に、大豆レシチン、卵黄レシチン、菜種レシチン、とうもろこし胚芽レシチン、綿実レシチン、およびひまわりレシチンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含む生物処理促進剤を、添加濃度として0.1〜1000mg/Lの範囲で、連続的または間欠的に添加して余剰汚泥の発生を減量化することを特徴とする。
請求項の排水の生物処理方法は、有機性排水を活性汚泥処理する生物処理工程と、該生物処理工程の汚泥および/または該生物処理工程の汚泥を固液分離して得られた汚泥の少なくとも一部を好気条件で分解処理し、処理汚泥を系外へ引き抜くか、或いは、処理汚泥の少なくとも一部を前記生物処理工程に返送する余剰汚泥処理工程とを備える生物処理方法において、該余剰汚泥処理工程に、大豆レシチン、卵黄レシチン、菜種レシチン、とうもろこし胚芽レシチン、綿実レシチン、およびひまわりレシチンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含む生物処理促進剤を、添加濃度として0.1〜1000mg/Lの範囲で、連続的または間欠的に添加して余剰汚泥の発生を減量化することを特徴とする
求項の排水の生物処理方法は、請求項1又は2において、生物処理汚泥中の微小後生動物の密度が10000個/ml以上、或いは汚泥固形分に占める微小後生動物の乾燥重量割合が10%以上となるように、前記生物処理促進剤を添加することを特徴とする。
本発明の排水の生物処理促進剤を用いた排水の生物処理方法により、有機性排水の効率的な生物処理が可能になり、以下のような効果が奏される。
(1) 排水処理時に発生する汚泥の大幅な減量化
(2) 高負荷運転による処理効率の向上
本発明による上記効果は、次のような作用機構によるものである。
生物処理の過程では主に細菌がBOD成分の分解を担うが、汚泥中には多数の原生動物、後生動物が生息し、主に細菌を捕食している。こうして捕食された細菌の菌体のおよそ3割は原生動物、後生動物の生物体へと変換される。このような食物連鎖が連続することで汚泥は減量し、余剰汚泥の削減が可能となる。
本発明で用いる生物処理促進剤は、ワムシ等の後生動物の生育を補助し、汚泥中の原生動物、後生動物数を安定させ、特に、凝集体捕食性のワムシを高密度に維持することを可能とする。また、微小動物、特に凝集体捕食性の微小動物の中には糸状細菌を捕食するものがあり、多様な微小動物を高濃度で維持することにより、糸状細菌の優占化によって引き起こされるいわゆるバルキング現象を防止または解消することもできる。
本発明で用いる生物処理促進剤は、排水の生物処理全般で適用することができるが、特に、後述の図2,3に示す方法においては、いずれも余剰汚泥処理槽に本発明の生物処理促進剤を添加することによって、安定して微小動物を優占化させ、効果的な汚泥減容を測ると共に、生物処理促進剤の必要量を大幅に削減できることから特に有効である。
以下に本発明の排水の生物処理方法の実施の形態を詳細に説明する。
本発明で用いる排水の生物処理促進剤は、有効成分としてリン脂質および/またはその分解物を含むものであり、特に、この有効成分は植物由来のものである。
このような生物処理促進剤を製造するには、卵黄や大豆、その他菜種、ヒマワリ種子、綿実、とうもろこし胚芽等から抽出され、リン脂質および油脂類の混合物として粗製されたものをそのまま適用できるが、リン脂質を分解して遊離脂肪酸を生成させた分解生成物の混合物でもよい。好ましいリン脂質としては、グリセリンの1位および2位の炭素に結合している水酸基と長鎖脂肪酸がエステル結合するとともに、3位の炭素に結合している水酸基とリン酸がエステル結合し、さらにこのリン酸にコリン塩基が結合しているホスファチジルコリンを含むレシチンを挙げることができる。レシチンとしては、精製によって油成分を除去した精製レシチン、粉末レシチンや、酵素分解を行った酵素分解レシチン、例えばリゾレシチン、ホスファチジルコリン含量を高めた分別レシチンを原料として用いることもできる。
本発明の生物処理促進剤は必要に応じて液糖、米糠、ビールの絞り粕、植物性油の絞り粕、甜菜粕、貝殻粉、卵殻、各種アミノ酸、各種ビタミン等、魚肉抽出物、植物抽出物を混合して用いることが出来る。また、本発明の生物処理促進剤は腐敗防止のため、pHを1以下にして保存することが出来る。
本発明の生物処理促進剤は、前述の有効成分を、最終混合物の乾燥重量中10重量%以上含むことが望ましい。
本発明の生物処理促進剤は、標準活性汚泥法、膜式活性汚泥装置、二段活性汚泥装置、ラグーン、オキシデーションディッチ等の浮遊式生物処理方法や、流動床法、接触曝気等の生物膜法といった各種の排水の生物処理方法に適用することができ、汚泥発生量の低減と共に、高負荷運転による処理効率の向上といった効果を発揮することが出来る。
本発明の生物処理促進剤は、排水の生物処理工程の曝気漕、原水調整槽等に直接添加することが出来る。
以下に本発明の生物処理促進剤を用いる生物処理方法について、図面を参照して説明する。
図1は参考例に係る生物処理方法を示す系統図であり、図2,3は本発明の生物処理方法の実施の形態を示す系統図である。図1において、1は第一生物処理槽、2は第二生物処理槽、3は沈殿槽、4は余剰汚泥処理槽、5は生物処理槽である
2に示す如く、生物処理槽を二槽以上とし、第一生物処理槽1に有機性排水を通水し、細菌により生物処理し、第一生物処理槽1からの細菌を含む第一処理水を第二生物処理槽2に導入し、活性汚泥処理する多槽生物処理において、第二生物処理槽2内汚泥又は沈殿槽3の分離汚泥の一部又は全部を余剰汚泥処理槽4で好気条件で酸化し、処理汚泥をそのまま引き抜くか、処理汚泥および処理水の全部または一部を第二生物処理槽2に戻す排水処理においては、余剰汚泥処理槽4に本発明の生物処理促進剤を添加することによって、特に良好な汚泥生成量の低減効果を得ることができる。
また、図3に示す如く、有機性排水を活性汚泥処理する生物処理槽5において、生物処理槽5内汚泥または沈殿槽3の分離汚泥の一部または全部を余剰汚泥処理槽4で好気条件で酸化し、処理汚泥をそのまま引き抜くか、処理汚泥および処理水の全部または一部を生物処理槽5に戻す排水処理においては余剰汚泥処理槽4に、本発明の生物処理促進剤を添加することによって、特に良好な汚泥生成量の低減効果を得ることができる。
以下に各処理フローについて説明する。
図1の方法では、原水(有機性排水)は、まず第一生物処理槽(分散菌槽)1に導入され、非凝集性細菌により、BOD(有機成分)の70%以上、望ましくは80%以上、更に望ましくは90%以上が酸化分解される。この第一生物処理槽1のpHは6以上、望ましくはpH6〜8とする。また、第一生物処理槽1へのBOD容積負荷は1kg/m/d以上、例えば1〜20kg/m/d、HRT(原水滞留時間)は24h以下、例えば0.5〜24hとすることで、非凝集性細菌が優占化した処理水を得ることができ、また、HRTを短くすることでBOD濃度の低い排水を高負荷で処理することができ、好ましい。また、担体を添加することにより、高負荷化および滞留時間の短縮が可能になる。
第一生物処理槽1の処理水は、第二生物処理槽(微小動物槽)2に導入され、ここで、残存している有機成分の酸化分解、非凝集性細菌の自己分解および微小動物による捕食による汚泥の減量化が行われる。
この第二生物処理槽2のpHは6以上、望ましくはpH6〜8とする。第二生物処理槽2では細菌に比べ増殖速度の遅い微小動物の働きと細菌の自己分解を利用するため、微小動物と細菌が系内に留まるような運転条件および処理装置を用いなければならない。そこで第二生物処理槽2には汚泥返送を行う活性汚泥法または膜分離式活性汚泥法を用いることが望ましい。さらに望ましくは曝気槽内に担体を添加することで微小動物の槽内保持量を高めることが出来る。また、第二生物処理槽はSRTを40d以下、望ましくは30d以下、さらに望ましくは10d以上30d以下の範囲内で一定に制御することが望ましい。
第二生物処理槽2の処理水は沈殿槽3で固液分離され、分離水は処理水として系外へ排出される。また、分離汚泥の一部は余剰汚泥として系外へ排出され、残部は第二生物処理槽2に返送される。なお、この汚泥返送は、各生物処理槽における汚泥量の維持のために行われるものであり、例えば、第一生物処理槽1および/又は第二生物処理槽2を担体を添加した流動床式とした場合、汚泥返送は不要である場合もある。また、第一生物処理槽1のBOD容積負荷が低い場合は、汚泥返送は第二生物処理槽2のみでも良いが、第一生物処理槽1のBOD容積負荷が高い場合は第一生物処理槽1および第二生物処理槽2の両方に汚泥返送を行うことが好ましい。
このように運転条件を微小動物の増殖に適したものに設定した上で、この第二生物処理槽2に本発明の生物処理促進剤を添加することによって、微小動物を安定して維持することで汚泥減量の効果を安定させることができる。また、第二生物処理槽2に直接生物処理促進剤を添加することで添加量を大幅に減らせることができる。
図1において、第一生物処理槽1は、高負荷処理のために、後段の沈殿槽の分離汚泥の一部を返送する他、担体を添加した流動床方式としたり、2槽以上の生物処理槽を直列に設けて多段処理を行っても良い。特に、担体の添加により、BOD容積負荷5kg/m/d以上の高負荷処理も可能となり、好ましい。この場合、添加する担体の形状は球状、ペレット状、中空筒状、糸状等任意であり、大きさも0.1〜10mm程度の径で良い。また、担体の材料は天然素材、無機素材、高分子素材等任意であり、ゲル状物質を用いても良い。また、第二生物処理槽2では、細菌に比べ増殖速度の遅い微小動物の働きと細菌の自己分解を利用するため、微小動物と細菌が系内に留まるような運転条件および処理装置を採用することが重要であり、このために、第二生物処理槽2は、図1に示すように、汚泥の返送を行う汚泥返送式生物処理を行う他、槽内に分離膜を浸漬して膜分離式活性汚泥処理を行うことも望ましい。更に望ましくは、曝気槽内に担体を添加することで微小動物の槽内保持量を高めることができる。この場合の担体としては、第一生物処理槽1に添加する担体として前述したものと同様のものを用いることができる。
図2の方法では、原水(有機性排水)は、第一生物処理槽1および第二生物処理槽2に順次導入され、図1の方法と同様に第一生物処理槽1で非凝集性細菌により、有機成分の70%以上、望ましくは80%以上、更に望ましくは90%以上が酸化分解され、次いで第二生物処理槽2で残存している有機成分の酸化分解、非凝集性細菌の自己分解および微小動物による捕食により汚泥の減量化が行われる。第二生物処理槽2の処理水は沈殿槽3で固液分離され、分離水が処理水として系外へ排出される。この第二生物処理槽2から生成される発生汚泥の少なくとも一部(図2では、第二生物処理槽2の処理水が導入される沈殿槽3の分離汚泥の一部)がpH6以下、好ましくはpH5〜6、より好ましくはpH5〜5.5の範囲に制御された余剰汚泥処理槽4に送給され、ここで好気性消化により分解される。この余剰汚泥処理槽4の処理汚泥は、第二生物処理槽2に返送される。また、図2では、沈殿槽3の分離汚泥の残部のうち、一部は余剰汚泥として系外へ排出され、残部が第二生物処理槽2に返送される。
図2において、余剰汚泥処理槽4にも沈殿池を設けて汚泥返送を行う好気処理法または担体を添加した流動床または膜分離式好気処理法とすることで汚泥滞留時間を長くしても良い。また、余剰汚泥処理槽4からの汚泥の一部または全部は第二生物処理槽2に返送しても良いし、固液分離し、処理水は第一生物処理槽1および/または第二生物処理槽2へ、固形分は第二生物処理槽2へと返送しても良い。また、固形分を返送せずに、余剰汚泥として引き抜いても良い。
図3の方法は、1槽の生物処理槽5を用いたこと以外は、図2の方法と同様に処理が行われ、余剰汚泥処理槽4に好適な条件等も同様である。
このような生物処理方法において、本発明の生物処理促進剤を連続的に余剰汚泥処理槽へ投入する場合は、原水CODCrの1重量%を上限として添加する事が好ましいが、0.000001〜0.1重量%の範囲で添加する事がさらに好ましく、0.00001〜0.001重量%の範囲で添加することが最も好ましい。生物処理促進剤の1重量%を超える添加、例えば、1〜10重量%の範囲の添加では汚泥中の微小動物へ何ら影響を与えることはないが、さらなる効果は期待できない。また、10重量%を超えて使用することは有機物負荷が増すだけであるので現実的ではない。
本発明の生物処理促進剤を間欠的に余剰汚泥処理槽へ添加する場合は、槽中の生物処理促進剤濃度が1000mg/Lを上限として添加する事が好ましいが、1〜100mg/Lの範囲で添加することがさらに好ましい。添加回数は一日1回〜3回程度が好ましいが、これ以上添加する場合は一日6回まで特に問題ではない。
本発明の生物処理促進剤は糸状性菌の優占により汚泥沈降性が悪化するいわゆるバルキング状態など、処理性能が悪化した際に原水CODCrの10重量%を上限として連続的に添加する事によって、又は処理槽中の生物処理促進剤濃度が10000mg/Lを上限として間欠的に添加することによって処理性能を回復する事ができる。
いずれの場合も、上記上限を超える生物処理促進剤の添加は好ましくない。
本発明の生物処理促進剤を適用した際には汚泥中の原生動物や微小後生動物が増加し、これらが汚泥を捕食することによって見かけ上の自己消化速度が高まり、汚泥発生率は低減する。汚泥発生量を低減させるためにはワムシに代表される微小後生動物数は曝気槽中に10,000個体/mL以上、又は汚泥乾燥重量中微小後生動物の重量割合を10重量%以上とすることが有効であった。微小後生動物数は100,000個体/ml、汚泥乾燥重量中70重量%程度まで高めることが可能である。
また、図2のように第二生物処理槽2から生成される発生汚泥の一部または全部を余剰汚泥処理槽4で再度好気性消化を行う場合は、余剰汚泥処理槽4に本発明の生物処理促進剤を添加することにより、ワムシ等の後生動物のうち特に凝集体捕食性のワムシを高密度に維持できるため、生物処理促進剤の添加量をさらに減らすことが出来る。余剰汚泥処理槽4は汚泥のさらなる減量に加え、第二生物処理槽2への微小動物の補充の役割も担っているため、これにより、第二生物処理槽2への生物処理促進剤の添加は不要となる。投入方法は間欠的に余剰汚泥処理槽4へ投入することが望ましく、余剰汚泥処理槽中の生物処理促進剤濃度が1000mg/Lを上限として投入する事が好ましいが、0.1〜1000mg/Lの範囲で投入することがさらに好ましい。添加回数は一日1回〜3回程度が好ましいが、これ以上添加する場合は一日6回まで特に問題ではない。
また、図3のように生物処理槽5から生成される発生汚泥の一部または全部を余剰汚泥処理槽4で再度好気性消化を行う場合は、余剰汚泥処理槽4に本発明の生物処理促進剤を添加する。余剰汚泥処理槽4は汚泥減量に加え、生物処理槽への微小動物の補充の役割も担っているため、これにより、生物処理槽5への生物処理促進剤の添加は不要となる。ただし、微小動物の補充を行いすぎると、生物処理槽5で有機物除去を行う菌体量の維持が困難になる。また、捕食されにくい細菌も増殖し、余剰汚泥処理槽4で汚泥減量を行えなくなるため、生物処理槽5への返送は、生物処理槽5中の微小動物割合がVSSの20%以下、望ましくは10%以下となるように制御することが望ましい。返送量での制御が困難な場合は返送を行わないか、返送汚泥を嫌気処理、物理処理、化学処理のいずれかまたは組み合わせて用い、微小動物を死滅させた後、返送しても良い。図3において、本発明の生物処理促進剤の投入方法は間欠的に余剰汚泥処理槽4へ投入することが望ましく、余剰汚泥処理槽4中の添加剤濃度が100mg/Lを上限として投入する事が好ましいが、0.01〜10mg/Lの範囲で投入することがさらに好ましい。添加回数は一日1回〜3回程度が好ましいが、これ以上添加する場合は一日6回まで特に問題ではない。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
例1
容量が10Lの活性汚泥槽と容量が5Lの沈殿槽を連結させた実験装置を用いて実施した。原水としては、基質としてグルコース、ポリペプトンを670mg/Lを主な有機物源とした人工下水を用いた。この人工下水はBODが約1000mg/Lとなる。
BOD容積負荷は0.5kg/m・d、HRTは2日、汚泥負荷は0.2kg−BOD/kg−VSS・d、MLSSは3500mg/Lの一定条件となるように運転した。
活性汚泥漕に大豆由来の粗製レシチンを、その乾燥重量中にリン脂質として10重量%含む本発明の生物処理促進剤を1日1回槽内リン脂質濃度が10mg/Lとなるように添加した。引き抜き汚泥、処理水のVSSを測定して累積し、余剰汚泥発生量(VSS)を求めた。また、投入BOD量を求めた。
生物処理促進剤投入開始から3週間後からの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図4に示す。また、SVI(L/g)の経時変化を図5に、汚泥中の微小後生動物密度の経時変化を図6に示す。
比較実験例1
生物処理促進剤の添加を行わなかったこと以外は、実例1と同様の条件で運転し、投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図4に、SVI(L/g)の経時変化を図5に、汚泥中の微小後生動物密度の経時変化を図6に示した。
図4〜6より次のことが明らかである。
実験例1では比較実験例1と比較して少なくとも1ヶ月間、汚泥発生量を約40%減量した。また、微小後生動物密度を高める効果、SVI上昇を防止する効果が認められた。
参考
図1に示す如く、第一生物処理槽1として容量が3.6Lの活性汚泥槽(汚泥返送なし)、第二生物処理槽2として容量が15Lの活性汚泥槽を連結させた実験装置を用いて実施した。pHは第一生物処理槽(活性汚泥槽)1で6.8、活性汚泥槽(第二生物処理槽)2で6.8に調整した。基質にはグルコースと酢酸の混合物を用い、第一生物処理槽1に対する溶解性BOD容積負荷は3.85kg−BOD/m/d、HRT4h、第二生物処理槽2への溶解性BOD汚泥負荷は0.022kg−BOD/kg−MLSS/d、HRT17h、全体でのBOD容積負荷0.75kg−BOD/m/d、HRT21hの条件で運転した。添加剤として粗製大豆レシチンを添加直後処理槽中での濃度が1mg/Lになるように第二生物処理槽に1日1回添加したところ、ワムシが増殖し、減量中の汚泥中のワムシ密度は80000個/mlとなった。汚泥転換率は0.15kg−MLSS/kg−BODとなった。このときの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図7に示した。
実施例
図2に示す如く、第一生物処理槽として容量が3.6Lの活性汚泥槽(汚泥返送なし)、第2生物処理槽として容量が15Lの活性汚泥槽、余剰汚泥処理槽4として容量が3Lの好気性消化槽を連結させた実験装置を用いて、本発明を実施した。pHは第一生物処理槽(活性汚泥槽)1、第二生物処理槽(活性汚泥槽)2のいずれも6.8に調整し、余剰汚泥処理槽4のpHは5.0に調整した。余剰汚泥処理槽4から槽内汚泥を0.25L/d引き抜き、これを第二生物処理槽2に添加した。さらに沈殿槽3から汚泥を0.25L/dの割合で引き抜き、余剰汚泥処理槽4に添加した。余剰汚泥処理槽4の滞留時間はSRT=HRT=12dとした。
第一生物処理槽1に対する溶解性BOD容積負荷は3.85kg−BOD/m/d、HRT4h、第二生物処理槽2への溶解性BOD汚泥負荷は0.022kg−BOD/kg−MLSS/d、HRT17h、全体でのBOD容積負荷は0.75kg−BOD/m/d、HRT21hの条件で運転した。
生物処理促進剤として粗製大豆レシチンを添加直後処理槽中での濃度が1mg/Lになるように余剰汚泥処理槽4に1日1回添加したところ、第二生物処理槽2、余剰汚泥処理槽4のいずれでもワムシが増殖し、汚泥転換率は0.10kg−MLSS/kg−BODとなった。両槽でのワムシ密度は第二生物処理槽2で60000個体/ml、余剰汚泥処理槽4では70000個体/mlとなった。このときの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図7に示した。
実施例
図3に示す如く、生物処理槽5として容量15Lの活性汚泥槽、余剰汚泥処理槽4として容量が3Lの好気性消化槽を連結させた実験装置を用いて本発明を実施した。pHは第一生物処理槽(活性汚泥槽)5で6.8に調整し、余剰汚泥処理槽4のpHは5.0に調整した。余剰汚泥処理槽4から槽内汚泥を0.25L/d引き抜きこれを生物処理槽5に添加した。さらに沈殿槽3から汚泥を0.25L/dの割合で引き抜き、余剰汚泥処理槽4に添加した。余剰汚泥処理槽4の滞留時間はSRT=HRT=12dとした。基質にはグルコースと酢酸の混合物を用い、生物処理槽1への溶解性BOD容積負荷は0.76kg−BOD/m/d、HRT20hの条件で1ヶ月間連続運転した。
生物処理促進剤として粗製大豆レシチンを添加直後処理槽中の濃度が1mg/Lになるように余剰汚泥処理槽4に1日1回添加したところ、余剰汚泥処理槽4でワムシが増殖し、汚泥転換率は0.20kg−MLSS/kg−BODとなった。余剰汚泥処理槽4中のワムシ密度は60000個体/mlとなった。このときの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図7に示した。
実施例
実施例において、粗製大豆レシチンの代りに卵黄レシチンを用いたこと以外は、実施例と同様の処理を行ったところ、実施例と同様の結果を得ることができた。
実施例
実施例において、粗製大豆レシチンの代りにリン脂質を97重量%までアセトン洗浄で高めた粉末レシチンを用いたこと以外は、実施例と同様の処理を行ったところ、実施例と同様の結果を得ることができた。
比較例
容量15Lの活性汚泥槽からなる実験装置を用いて本発明との比較を行った。基質にはグルコースと酢酸の混合物を用い、溶解性BOD容積負荷は0.76kg−BOD/m/d、HRT20hの条件で1ヶ月間連続運転したところ、処理水は良好だったものの、汚泥転換率は0.40kg−MLSS/kg−BODとなった。このときの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図7に示した。
比較例
生物処理促進剤の添加を行わなかったこと以外は参考例1と同様の条件で運転したところ、活性汚泥槽から引き抜いた汚泥量から算出した汚泥転換率は0.20kg−MLSS/kg−BODとなった。このときの投入BOD量と余剰汚泥発生量(VSS)との関係を図7に示した。
図7より、本発明によれば、汚泥の減量効果を高めることができることがわかる。特に、実施例が最も汚泥発生量が少なく、標準活性汚泥法である比較例1に比べて1/4になった。この実施例では生物処理促進剤の添加量も参考例1の1/と非常に少ない量で高い汚泥減量の効果を得た。
参考例に係る生物処理方法の実施の形態を示す系統図である。 本発明の生物処理方法の実施の形態を示す系統図である。 本発明の生物処理方法の別の実施の形態を示す系統図である。 実験例1および比較実験例1における投入BOD量と余剰汚泥発生量との関係を示すグラフである。 実験例1および比較実験例1におけるSVIの経時変化を示すグラフである。 実験例1および比較実験例1における汚泥中の微小後生動物密度の経時変化を示すグラフである。 参考例1、実施例1,2および比較例1,2における投入BOD量と余剰汚泥発生量との関係を示すグラフである。
1 第一生物処理槽
2 第二生物処理槽
3 沈殿槽
4 余剰汚泥処理槽
5 生物処理槽

Claims (3)

  1. 有機性排水を非凝集性細菌により生物処理する第一生物処理工程と、該第一生物処理工程からの非凝集性細菌を含む処理水を活性汚泥処理する第二生物処理工程とを備える生物処理方法において、該第二生物処理工程の汚泥および/または該第二生物処理工程の汚泥を固液分離して得られた汚泥の少なくとも一部を好気条件で分解処理し、処理汚泥を系外へ引き抜くか、或いは、処理汚泥の少なくとも一部を前記第二生物処理工程に返送する余剰汚泥処理工程を備え、該余剰汚泥処理工程に、大豆レシチン、卵黄レシチン、菜種レシチン、とうもろこし胚芽レシチン、綿実レシチン、およびひまわりレシチンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含む生物処理促進剤を、添加濃度として0.1〜1000mg/Lの範囲で、連続的または間欠的に添加して余剰汚泥の発生を減量化することを特徴とする排水の生物処理方法。
  2. 有機性排水を活性汚泥処理する生物処理工程と、該生物処理工程の汚泥および/または該生物処理工程の汚泥を固液分離して得られた汚泥の少なくとも一部を好気条件で分解処理し、処理汚泥を系外へ引き抜くか、或いは、処理汚泥の少なくとも一部を前記生物処理工程に返送する余剰汚泥処理工程とを備える生物処理方法において、該余剰汚泥処理工程に、大豆レシチン、卵黄レシチン、菜種レシチン、とうもろこし胚芽レシチン、綿実レシチン、およびひまわりレシチンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含む生物処理促進剤を、添加濃度として0.1〜1000mg/Lの範囲で、連続的または間欠的に添加して余剰汚泥の発生を減量化することを特徴とする排水の生物処理方法。
  3. 請求項1又は2において、生物処理汚泥中の微小後生動物の密度が10000個/ml以上、或いは汚泥固形分に占める微小後生動物の乾燥重量割合が10%以上となるように、前記生物処理促進剤を添加することを特徴とする排水の生物処理方法。
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