JP4655515B2 - 就寝システム - Google Patents

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Description

本発明は、就寝システムに関し、特にベッド装置の横臥する者の危険を極限までミニマムにした就寝システムに関する。
例えば、特許文献1に開示されたベッドにおいては、ベッド上に横臥する者の転落を未然に防止できるようになっている。すなわち、ベッドの側部に配設され昇降自在に形成された昇降式側柵と、ベッドに横臥した人体が側柵の近傍に位置しているか否かを検知する人体検知センサと、人体検知センサの検知信号に基づいて昇降式側柵を昇降させる制御部と、制御部にリセット信号を出力するスイッチ手段とから転落防止装置が構成されている。そして、患者が側柵の近傍に近づくと、人体検知手段がこれを検知して、制御部は、側柵を上昇させて、ベッドに横臥した人がベッドから転落するのを防止するようになっている。
特開2001−276150号公報(図1参照)
しかしながら、このベッドにおいては、患者が側柵の近傍に近づくことの人体検知手段による検知と、制御部による側柵の上昇とが、略同時になされることが前提であるが、側柵の上昇を瞬時に行うことは事実上不可能であるので、転落過程の人体が上昇過程にある側柵に衝突する可能性がある。特に、側柵の上昇は、高速でなされるので、人体が受ける衝撃は決して小さくない。
それ故に、本発明は、上記した不具合がない、ベッドを備えた就寝システムを提供することを、その技術的課題とする。
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、
「昇降可能なフレームと、該フレーム上に載置されたマットレスと、該マットレス上にマトリックス状にて配設され、マットレス上の横臥者の動態に応じて感圧によりオンされるセンサーと、該センサーからの信号に基づいて、前記フレームを上下動させる制御装置とを備えた就寝システムにおいて、前記隣接するセンサーがオンされる時間差が所定値以下の場合、前記制御装置は横臥者が前記マットレスの側方向に移動していると判断し、前記マットレスが載置された前記フレームを最下まで下降させるようにした就寝システム」としたことである。
本発明によれば、マットレス上に横臥する者の動態をセンサーからの信号に基づいて、隣接するセンサーがオンされる時間差が所定値以下の場合、制御装置は横臥者がマットレスの側方向に移動していると判断し、マットレスが載置されたフレームを最下まで下降させるようにしたので、横臥者の行動に応じてフレームを最下まで下降させることにより例えば、転落の危惧がある場合は、転落の衝撃を極力避けることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を基に説明する。
図1において、就寝システム10は、ベッド装置20を備える。ベッド装置20のフレーム21は、ヘッドボード22とフットボード23とを連結する。ヘッドボード22及びフットボード23は、夫々、アクチュエータ24及びアクチュエータ25により、同時に、昇降可能となっている。フレーム21上には、マットレス26が載置されている。アクチュエータ24及びアクチュエータ25は、マイコンを主体とする制御30に接続されており、制御装置30からの信号により、同時に作動されて、ヘッドボード22及びフットボード23を同時に(つまりマットレスを常時水平ないしは床面と平行となるように)昇降するようになっている。
マットレス26の上面には、略全面に亘り、敷布の態様のセンサー装置40が配設されている。センサー装置40の内部には、複数の感圧センサー(図示略)がマトリックス状に配列されており、これら感圧センサーは制御装置30に接続されている。マトリックス状に配列された感圧センサーは、具体的には、行方向(短手方向)にM個、列方向(長手方向)にN個、配列されている(但し、N>M)。しかして、制御装置30は、個々の感圧センサーのオン・オフ状態を常時検知することにより、センサー装置40上に横臥する者の動態を把握し、爾後の行動を予測するようになっている。
制御装置30がセンサー装置40からの信号を処理してセンサー装置40上に横臥する者の動態の把握・爾後行動の予測の具体例としては、次のようなものがある。
[制御例1]
人が比較的早い速度でマットレス26の側方に移動しているときは、転落は必定とみなし、転落の際の衝撃を最小限とするために、制御装置30は、アクチュエータ24及びアクチュエータ25を作動させて、ヘッドボード22及びフットボード23並びに両者を連結するフレーム26を最大限下降させる。これにより、床面へ転落しても、衝撃を最小限とすることが出来る。転落の蓋然性が予測される場合は、床面に別のマットレスか蒲団を配設しておいても良い。これにより、衝撃を事実上、皆無とすることが出来る。この制御例は、短手方向に配列された感圧センサーが、順次、外方向にオンされていく場合、隣接する感圧センサーがオンされる時刻の差が所定値以下のとき、比較的早い速度で、人がマットレス26の側方向に移動していると判断している。
[制御例2]
夜間、ヘッドボード22側の感圧センサーが、数行に亘って、オンからオフとなった場合、横臥していた人が上半身を立ち上げて、離床せんとする場合とみなされるので、制御装置30は、ヘッドボード22及びフットボード23並びに両者を連結するフレーム26を最大限下降させると共に、所定時間(人が床に足を着けるのに要する時間)経過後、室内及びトイレに至る廊下を点灯する。
[制御例3]
マットレス上に横臥する者の口元の空気の流れに顕著な変化が生じたときは、制御装置30は、これを呼吸困難と見なして、介護者に通報を行う。また、マットレス上に横臥する者の口元付近の音をマイク(図示略)が検知したときは、制御装置30は、これをイビキと見なして、イビキを減少させるため、例えば加湿器やリラクゼーション(双方とも図示略)を作動させる。
[制御例4]
特定の感圧センサーが、例えば2時間以上、所定圧力(例:34mmHg)を継続して示した場合、制御装置30は、床ずれの危惧ありと見なして、介護者に通報をなす。これは、局所的な血流阻害を体圧分布として把握できることに依拠している。
[制御例5]
マットレス上に横臥する者の目が、昼間、閉じているのをカメラ(図示略)が検知した場合、制御措置30は、光や音を図示しない装置から発して、生体リズムを維持せしめ、痴呆防止を図る。
[制御例6]
ベッド装置に使用者の寝相のパターンを制御装置30に事前に記憶させておき(具体的には、使用開始した夜及び後続のする数夜、寝相を撮影・記憶され、使用者の寝相のパターンを制御装置30に記憶させる)、就寝中の使用者の寝相と記憶された寝相とを比較して、前者が後者から大きく逸脱する傾向を示せば、転落は必定とみなし、転落の際の衝撃を最小限とするために、制御装置30は、アクチュエータ24及びアクチュエータ25を作動させて、ヘッドボード22及びフットボード23並びに両者を連結するフレーム26を最大限下降させる。これにより、床面へ転落しても、衝撃を最小限とすることが出来る。転落の蓋然性が予測される場合は、床面に別のマットレスか蒲団を配設しておいても良い。これにより、衝撃を事実上、皆無とすることが出来る。
本発明の実施形態に係る就寝装置のブロック図である。
符号の説明
10:就寝システム
20:ベッド装置
26:マットレス
30:制御装置
40:センサ装置

Claims (1)

  1. 昇降可能なフレームと、
    該フレーム上に載置されたマットレスと、
    該マットレス上にマトリックス状にて配設され、マットレス上の横臥者の動態に応じて感圧によりオンされるセンサーと、
    該センサーからの信号に基づいて、前記フレームを上下動させる制御装置とを備えた就寝システムにおいて、
    前記隣接するセンサーがオンされる時間差が所定値以下の場合、前記制御装置は横臥者が前記マットレスの側方向に移動していると判断し、前記マットレスが載置された前記フレームを最下まで下降させるようにした就寝システム。
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