JP4655284B2 - 掘削用ロッドの振れ止め装置及びこの装置を使用した掘削工法 - Google Patents
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Description
(1)従来の振れ止め具はドラムワイヤーで吊るしてオペレーターが目視で上下動の操作を行う。そのため、オペレーターの巻上、巻下作業は掘削用ロッドの昇降操作、オーガモ−タの操作、振れ止め具の巻上、巻下操作等の複数の操作を行うために操作ミスが発生し、ワイヤーの切断等により大きな事故を引き起こし、掘削作業が安全確実にできないという問題点がある。
振れ止め本体の一方側には、先端部に掘削用ロッドを垂直に緩く抱持する半円状の抱持部を設けると共に、固定ピンを挿着させる孔を備えた係止部を設けた一対の抱持アームを開閉自在に軸止したホルダーを設け、他方側には、ガイドレールに円滑に昇降可能なローラーを配設すると共にガイドレールからの脱輪防止部を設けた振れ止め体と、
リーダには長手方向にガイドレールを設け、前記リーダの下端部であって前記振れ止め体の下降停止位置にストッパーを設けた杭打機と、
前記リーダに吊り下げられるオーガモータの上下動に伴い前記振れ止め体が連動可能に、前記振れ止め体を載置する受皿を下端部に配設した掘削用ロッドとからなることを特徴としている。
振れ止め本体の一方側には、先端部に掘削用ロッドを垂直に緩く抱持する半円状の抱持部を設けると共に、固定ピンを挿着させる孔を有する係止部を設けた一対の抱持アームを開閉自在に軸止したホルダーを設け、他方側には、ガイドレールに円滑に昇降可能なローラーを配設すると共にガイドレールからの脱輪防止部を設けた振れ止め体と、
リーダには長手方向にガイドレールを設け、前記リーダの下端部であって前記振れ止め体の下降停止位置にストッパーを設けた杭打機と、
オーガに吊り下げられるオーガモータの上下動に伴い振れ止め体が連動可能に、前記振れ止め体を載置する受皿を下端部に配設した掘削用ロッドと、からなる掘削用ロッドの振れ止め装置を使用し、掘削穴の掘削前は振れ止め体により掘削用ロッドの杭芯セット位置からの振れを阻止し、所定深さ掘削時は、掘削穴により該掘削用ロッドの杭芯セット位置からの振れを阻止することを特徴としている。
(1)振れ止め体は掘削用ロッドの受皿に載置され、オーガモータによる掘削用ロッドの上下動に連動して昇降自在とされ、かつ振れ止め体は水平姿勢でガイドレールを滑動して昇降するため、掘削用ロッドは杭芯セット位置からズレることがなく、杭芯セット時の施工性、作業性が向上し、かつ杭芯セット等に要する作業時間が短縮できる。
本発明の振れ止め装置は、図1〜図2、図7〜図9に示したように、
振れ止め体6は、振れ止め本体8とホルダー7とローラー12から概略構成されている。前記振れ止め本体8の一方側には、先端部に掘削用ロッド16を垂直に、所定の遊びを持って緩く抱持する半円状の抱持部10を設けると共に、固定ピン15を挿着させる孔11を有する係止部9aを設けた一対の抱持アーム9を観音開き状に開閉自在に軸ピン14で軸止したホルダー7が設けられている。
掘削工法は、上述の掘削用ロッドの振れ止め装置を使用しているので掘削用ロッドの振れ止め装置の説明を省略する。また、この掘削工法は、掘削穴20の掘削前は振れ止め体6により掘削用ロッド16の杭芯セット位置からの振れを阻止し、所定深さ掘削時は、掘削穴20により該掘削用ロッド16の杭芯セット位置からの振れを阻止する構成にされている。
1.垂直に設置したリーダ2に、オーガモータ4を介して吊り下げられた掘削用ロッド16の受皿17上に、ホルダー7で掘削用ロッド16を保持し、ローラー12をガイドレール3に配置して振れ止め体6を水平に載置させる(図1参照)。このとき、掘削用ロッド16は、振れ止め体6に垂直に保持されて杭芯のブレが生じない。
この時点で振れ止め体6の抱持アーム9を観音開きに開くことで、掘削用ロッドの昇降を円滑におこなうことができる。
振れ止め体6は、受皿17に載置されている間はホルダー7の抱持アーム9は開かず、掘削用ロッド16がブレない状態になった時に開くのである。
2 リーダ
3 ガイドレール
4 オーガモータ
5 ストッパー
6 振れ止め体
7 ホルダー
8 振れ止め本体
9 抱持アーム
10 抱持部
11 孔
12 ローラー
12a 第2の軸ピン
12 取付手段
13 脱輪防止部
14 軸ピン
15 固定ピン
16 掘削用ロッド
17 受皿
18 オーガヘッド
19 地盤
20 掘削穴
Claims (6)
- 振れ止め本体の一方側には、先端部に掘削用ロッドを垂直に緩く抱持する半円状の抱持部を設けると共に、固定ピンを挿着させる孔を備えた係止部を設けた一対の抱持アームを開閉自在に軸止したホルダーを設け、他方側には、ガイドレールに円滑に昇降可能なローラーを配設すると共にガイドレールからの脱輪防止部を設けた振れ止め体と、
リーダには長手方向にガイドレールを設け、前記リーダの下端部であって前記振れ止め体の下降停止位置にストッパーを設けた杭打機と、
前記リーダに吊り下げられるオーガモータの上下動に伴い前記振れ止め体が連動可能に、前記振れ止め体を載置する受皿を下端部に配設した掘削用ロッドとからなることを特徴とする掘削用ロッドの振れ止め装置。 - ガイドレールは、一対のレールを平行に配設したことを特徴とする、請求項1に記載の掘削用ロッドの振れ止め装置。
- ガイドレールは、パイプで形成したことを特徴とする、請求項1、2のいずれか1に記載の掘削用ロッドの振れ止め装置。
- 受皿は、円盤状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の掘削用ロッドの振れ止め装置。
- 振れ止め本体のローラーは、各ガイドレールを二点支持して走行可能に、走行方向に対してく字状に配設することを特徴とする請求項1に記載の掘削用ロッドの振れ止め装置。
- 振れ止め本体の一方側には、先端部に掘削用ロッドを垂直に緩く抱持する半円状の抱持部を設けると共に、固定ピンを挿着させる孔を備えた係止部を設けた一対の抱持アームを開閉自在に軸止したホルダーを設け、他方側には、ガイドレールに円滑に昇降可能なローラーを配設すると共にガイドレールからの脱輪防止部を設けた振れ止め体と、
リーダには長手方向にガイドレールを設け、前記リーダの下端部であって前記振れ止め体の下降停止位置にストッパーを設けた杭打機と、
前記リーダに吊り下げられるオーガモータの上下動に伴い前記振れ止め体が連動可能に、前記振れ止め体を載置する受皿を下端部に配設した掘削用ロッドとからなる掘削用ロッドの振れ止め装置を使用し、掘削穴の掘削前は振れ止め体により杭芯セット位置からの掘削用ロッドの振れを阻止し、所定深さ掘削時は、掘削穴により杭芯セット位置からの該掘削用ロッドの振れを阻止することを特徴とする掘削工法。
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